JP2001093284A - 半導体記憶装置 - Google Patents

半導体記憶装置

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JP2001093284A
JP2001093284A JP26614999A JP26614999A JP2001093284A JP 2001093284 A JP2001093284 A JP 2001093284A JP 26614999 A JP26614999 A JP 26614999A JP 26614999 A JP26614999 A JP 26614999A JP 2001093284 A JP2001093284 A JP 2001093284A
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Japan
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bit lines
bar
semiconductor memory
bit line
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Atsushi Kawasumi
篤 川澄
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 ビット線のレベルがビット線間のカップリングノイズに
よりレベル変動を起こすことを防止して、所定の書き込
みマージンを確保すること。 【課題】 【解決手段】 メモリセルcellが選択されていない
時、recover バー信号がローでNOR回路4、5がロー
になってPMOSトランジスタT4,T5がオンにな
り、ビット線BL,BLバーをプリチャージする。その
後、カラム選択信号によりNMOSトランジスタT1,
T2がオンになってメモリセルが選択されると、recove
r バー信号がハイになると共に、書き込みパルス信号と
書き込みデータがNAND回路1、2に入力され、例え
ばデータ線50、50バーをロー、ハイレベルにするた
め、NOR回路5はローのままであるが、NOR回路4
はハイになる。これによって、T4をオンのままにして
ビット線BLバーをVDDレベルに固定する。T3はオ
フになって前記ビット線BLはローレベルとなるが、こ
の時カップリングノイズにより、BLバーのレベルは変
動しない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はSRAM等の半導体
記憶装置に係り、特にデータ書き込み時のビット線対
(負荷)のレベル制御に関する。
【0002】
【従来の技術】図7はSRAM等の従来の半導体記憶装
置の構成例を示した回路図である。一
【外1】 複数のメモリセルcellが接続され、各ビット線B
L,BLバーはNMOSト
【外2】 う)に接続されている。
【0003】前記複数のメモリセルcellには、書き
込み対象メモリセルcellを選択するワード線WLが
接続されている。
【0004】一対のビット線BL,BLバーにはPMO
SトランジスタT3,T4が接続され、メモリセルce
llが選択されていない期間、ビット線BL,BLバー
をVDDレベルにプリチャージしている。
【0005】書き込みデータ線50、50バーの終端に
はNAND回路1、2が接続されており、NAND回路
1には書き込みパルス信号100及びインバータ3によ
り極性反転された書き込みデータ200が入力され、N
AND回路2には書き込みパルス信号100及び書き込
みデータ200が入力されるようになっている。
【0006】
【外3】 (以下recoverバーと言う)信号がローレベルで、NM
OSトランジスタT3,T4がオン状態となり、ビット
線BL,BLバーをVDDレベルにプリチャージしてい
る。
【0007】その後、カラム選択信号(colum select)
によりNMOSトランジスタT1,T2が選択されてオ
ンすると共に、ワード線WLが選択されて、データを書
き込むメモリセルcellが選択される。
【0008】これとほぼ同時に、図8(B)に示すよう
に書き込みデータ及びその反転データがNAND回路
1、2に入力される。これと共に、図8(A)に示すよ
うに書き込みパルス信号100がハイレベルになると同
時に、recoverバー信号がハイレベルになって、PMO
SトランジスタT3,T4をオフにする。
【0009】この時、NAND回路1の出力がローレベ
ルになって、図8(D)に示すようにビット線BLがロ
ーレベルになり、NAND回路2の出力がハイレベルV
DD−Vtn(Vtnはカラム選択のNMOSのバック
バイアス込の閾値)になって、図8(E)に示すように
ビット線BLバーがハイレベルになる。これにより、前
記選択されたメモリセルcellにデータが書き込まれ
る。
【0010】ところで、一対のビット線BL,BLバー
は隣接して配置されているため、製造技術が進歩するこ
とにより、メモリセルcellの面積は次第に縮小し、
ビット線間のスペースも次第に小さくなる趨勢にある。
【0011】このため、図9に示すようにビット線の容
量中のビット線間の結合容量の占める割合は、一対のビ
ット線間のスペースが狭くなるにつれて、次第に増加す
る傾向にある。尚、図9の横軸はメモリセルcellの
サイズを示し、縦軸はビット線の容量中のビット線間の
結合容量の占める割合を示している。集積化が進み、メ
モリセルcellのサイズが小さくなる程、ビット線間
のスペースも狭くなる。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来のS
RAMにおいて、データがメモリセルに書き込まれる
時、データの書き込みはNMOSトランジスタT1(又
はT2)越しに行われるのため、ビット線BL,BLバ
ーの内、ハイレベルになるビット線はフローティング状
態、上記例では、ビット線BLバーがフローティング状
態になる。
【0013】それ故、LSIの高集積化により一対のビ
ット線対BL,BLバーの線間容量が増加した場合、デ
ータの書き込み時に一方のビット線がローレベルになる
と、カップリングノイズによりハイレベルVDD−Vt
nであるべきビット線のレベルが変動して、このビット
線のレベルが低くなってしまうため、書き込みマージン
が減少してしまうという問題が発生し、特に高速動作に
は向かず、場合によっては誤書き込みなどが発生する恐
れがあった。
【0014】本発明は、上述の如き従来の課題を解決す
るためになされたもので、その目的は、書き込み時にビ
ット線のレベルがビット線間のカップリングノイズによ
りレベル変動を起こすことを防止して、所定の書き込み
マージンを確保することができる半導体記憶装置を提供
することである。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明の特徴は、入力アドレスによって選
択されるワード線と一対のビット線の交差点に位置する
メモリセルにデータを書き込む半導体記憶装置におい
て、選択されたメモリセルにデータを書き込む際に、一
対のビット線の中でハイレベルになる側のビット線をハ
イレベルに固定するレベル固定手段を具備することにあ
る。
【0016】請求項2の発明の前記レベル固定手段は、
アドレス選択信号と書き込みデータの論理を取って制御
信号を発生する論理回路を有し、前記制御信号により前
記一対のビット線をプリチャージするトランジスタのオ
ン、オフを制御する。
【0017】請求項3の発明の前記レベル固定手段が有
する論理回路は、アドレス選択信号と書き込みデータの
NOR論理を取る。
【0018】請求項4の発明の特徴は、前記一対のビッ
ト線を選択するカラム選択信号として、前記レベル固定
手段で生成される制御信号を用いることにある。
【0019】請求項5の発明の特徴は、前記選択された
メモリセルにデータを書き込む際に、一対のビット線の
中でローレベルになる側のビット線を、基準電位を用い
てローレベルとにするレベル付与手段を設けたことにあ
る。
【0020】請求項6の発明の特徴は、前記レベル付与
手段では、カラム選択信号で前記一対のビット線を選択
するトランスファーゲートのソースを前記基準電位に固
定することにある。
【0021】請求項7の発明の前記レベル固定手段は、
書き込みサイクル時のみ活性化して、一対のビット線の
中でハイレベルになる側のビット線をハイレベルに固定
する。
【0022】請求項8の発明の前記レベル固定手段は、
アドレス選択信号、書き込みデータ及び読み出し信号の
論理を取って制御信号を発生する論理回路を有し、前記
制御信号により前記一対のビット線をプリチャージする
トランジスタのオン、オフを制御する。
【0023】上記発明によれば、データ書き込み時、ハ
イレベルになる側のビット線をVDDのハイレベルに固
定することにより、他方のビット線がローレベルになる
時に発生するビット線間のカップリングノイズの影響を
受けずに、ハイレベルになる側のビット線は一定のハイ
レベルを維持する。このため、ビット線間の結合容量が
大きくなっても、書き込みマージンの減少をなくして、
所定の書き込みマージンを確保することができる。
【0024】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1は本発明の半導体記憶装置の
第1の実施の形態を示した回路図である。但し、従来例
に対応する部分には同一符号を付して説明する。
【0025】メモリセルアレイを形成する複数のメモリ
セルcellが一対のビット線BL,BLバーの間に接
続されている。一対のビット線BL,BLバーはカラム
アドレスで選択されるトランスファーゲートを構成する
NMOSトランジスタT1,T2を介して書き込みデー
タ線50、50バーに接続されている。前記複数のメモ
リセルcellには、書き込み対象メモリセルcell
を選択するワード線WLが接続されている。
【0026】一対のビット線BL,BLバーにはプリチ
ャージ用のPMOSトランジスタT3,T4が接続され
ている。これらPMOSトランジスタT3,T4のゲー
トにはNOR回路4、5に接続され、NOR回路4の一
方の入力には書き込みデータ線50が接続され、他方の
入力にはインバータ6を介してrecover バー信号が入力
されている。NOR回路5の一方の入力には書き込みデ
ータ線50バーが接続され、他方の入力にはインバータ
7を介してrecover バー信号が入力されている。
【0027】書き込みデータ線50、50バーの終端に
はNAND回路1、2が接続されており、NAND回路
1には書き込みパルス信号100及びインバータ3によ
り極性反転された書き込みデータ200が入力され、N
AND回路2には書き込みパルス信号100及び書き込
みデータ200が入力されるようになっている。
【0028】次に本実施の形態の動作について説明す
る。まず、“0”データの書き込みについて説明する。
メモリセルcellが選択されていない期間、図2
(C)に示すようにrecover バー信号がローレベルで、
これがインバータ6、7により反転されハイレベルとな
ってNOR回路4、5に入力される。NOR回路4、5
の出力はローレベルになってPMOSトランジスタT
3,T4のゲートに入力され、これらトランジスタをオ
ンさせる。これにより、ビット線BL,BLバーをVD
Dレベルにプリチャージしている。
【0029】その後、カラム選択信号(colum select)
300がハイレベルになることによりNMOSトランジ
スタT1,T2が選択されてオンすると共に、ワード線
WLが選択されて、データを書き込むメモリセルcel
lが選択される。
【0030】次に、図2(B)に示すように書き込みデ
ータ200及びその反転データがNAND回路1、2に
入力される。この時、図2(A)に示すように書き込み
パルス信号100がハイレベルになると共に、図2
(C)に示すようにrecoverバー信号がハイレベルにな
るため、NOR回路4、5の入力の一方がローレベルに
なる。
【0031】この時、NAND回路1の出力はローレベ
ルになり、NAND回路2の出力はハイレベルになる。
これにより、書き込みデータ線50はローレベルにな
り、書き込みデータ線50バーはハイレベルになる。こ
のため、図2(G)に示すようにNOR回路4の出力は
ハイレベルとなってPMOSトランジスタT3をオフす
るが、図2(F)に示すようにNOR回路5の出力はロ
ーレベルのままであるので、PMOSトランジスタT4
はオン状態を維持する。
【0032】これにより、図2(D)に示すようにビッ
ト線BLがローレベルになり、図2(E)に示すように
ビット線BLバーはVDDのハイレベルのままである。
この電圧差によって前記選択されたメモリセルcell
にデータが書き込まれる。
【0033】このデータ書き込み時、図2(F)に示す
ようにNOR回路5の出力がローレベルのままで、トラ
ンジスタT4がオンしているため、ビット線BLバーは
一定のハイレベルVDDに固定されている。
【0034】従って、ビット線BLがローレベルになっ
た時、ビット線BL,BLバー間にカップリングノイズ
が発生しても、ビット線BLバーは影響を受けず、ハイ
レベルVDDの一定値を保持している。
【0035】ところで、書き込みデータが“1”の場
合、NAND回路1の出力がハイレベルになり、NAN
D回路2の出力がローレベルになる。このため、ビット
線BLがハイレベルで、ビット線BLバーがローレベル
になるが、この場合は、NOR回路4の出力がローレベ
ルままで、NOR回路5の出力がハイレベルになる。
【0036】これにより、トランジスタT3がオンのま
まで、ビット線BLはハイレベルVDDに固定され、ト
ランジスタT4はオフになり、ビット線BLバーはロー
レベルになる。
【0037】本実施の形態によれば、データの書き込み
時、ビット線BL、BLバーのいずれか一方がハイレベ
ルに、他方がローレベルになるが、ハイレベルになる側
のビット線をVDDのハイレベルに固定するため、ビッ
ト線BL、BLバーの結合容量が大きくても、ハイレベ
ル側のビット線BLのレベルはカップリングノイズの影
響を受けず一定のハイレベルを保持する。このため、L
SIの集積化が進み、ビット線BL、BLバーの間隔が
狭まって結合容量が大きくなっても、所定以上の書き込
みマージンを得ることができ、誤書き込みなどがない信
頼性の高い高集積の半導体記憶装置を得ることができ
る。
【0038】図3は本発明の半導体記憶装置の第2の実
施の形態を示した回路図である。本例の構成は図1に示
した第1の実施の形態とほぼ同様であるが、一対のビッ
ト線BL,BLバーをPMOSトランジスタT4,T5
を用いてプリチャージするための制御信号として、reco
verバー信号の代わりに、カラム選択信号300を用い
ているところが異なるだけである。
【0039】カラム選択信号300は、アドレスが選択
されていない期間はローレベルで、アドレスが選択され
た書き込み時にはハイレベルになるため、recoverバー
信号と同様の制御を行うことができ、アドレスが選択さ
れていない期間はPMOSトランジスタT3,T4はオ
ンしていて、一対のビット線BL,BLバーをプリチャ
ージしている。
【0040】その後、カラム選択信号300がハイレベ
ルになって、NMOSトランジスタT1,T2をオンす
ることにより、メモリセルcellへのデータの書き込
み動作が開始される。
【0041】アドレスが選択されてデータを書き込む時
の動作は、図1に示した第1の実施の形態のそれと全く
同様で、同様の効果がある。
【0042】図4は本発明の半導体記憶装置の第3の実
施の形態を示した回路図である。本例の構成は、図1に
示した第1の実施の形態とほぼ同様であるが、一対のビ
ット線BL,BLバーに接続されているカラム選択のト
ランスファーゲートを構成するNMOSトランジスタT
1,T2をアドレスだけでなく、書き込みデータに応じ
て制御されるように、そのゲートがNOR回路4、5の
出力に接続されているところと、一対のビット線BL,
BLバーをPMOSトランジスタT4,T5を用いてプ
リチャージするための制御信号として、recoverバー信
号の代わりに、カラム選択信号300を用いているとこ
ろが異なるだけである。
【0043】次に本実施の形態の動作について説明す
る。アドレスが選択されていない期間、カラム選択信号
300がローレベルで、これがインバータ6、7により
反転されハイレベルとなりNOR回路4、5に入力され
る。このため、NOR回路4、5の出力はローレベルに
なってPMOSトランジスタT3,T4のゲートに入力
され、これらトランジスタをオンさせる。これにより、
ビット線BL,BLバーをVDDレベルにプリチャージ
している。
【0044】アドレスが選択されてデータを書き込む
時、カラム選択信号300がハイレベルになると、書き
込み先のメモリセルcellが選択されると共に、デー
タの書き込み動作が開始される。
【0045】書き込み動作が開始されると、書き込みデ
ータ200及びその反転データがNAND回路1、2に
入力されると共に、書き込みパルス信号100がハイレ
ベルになるため、例えば、書き込みデータ線50をロー
レベルに、書き込みデータ線50バーをハイレベルにす
る。これにより、NOR回路4はハイレベルになり、N
OR回路5はローレベルのままである。
【0046】従って、PMOSトランジスタT4がオン
のままで、NMOSトランジスタT2もオフのままで、
前記ビット線BLバーは書き込みデータ線50バーのレ
ベルと切り離された形で、PMOSトランジスタT4に
よりVDDのハイレベルに固定される。一方、PMOS
トランジスタT3はオフになり、NMOSトランジスタ
T1はオンになるため、前記ビット線BLはローレベル
になる。
【0047】尚、書き込みデータ200によっては、書
き込みデータ線50をハイレベルに、書き込みデータ線
50バーをローレベルにする。この場合、NOR回路5
はハイレベルとなるが、NOR回路4はローレベルのま
まになる。
【0048】これにより、PMOSトランジスタT3が
オンのままで、NMOSトランジスタT1はオフのまま
であるため、ビット線BLは書き込みデータ線50のレ
ベルと切り離された形で、PMOSトランジスタT3に
よりVDDのハイレベルに固定される。一方、PMOS
トランジスタT4はオフになり、NMOSトランジスタ
T2はオンになるため、前記ビット線BLバーはローレ
ベルになる。
【0049】本実施の形態も、ハイレベル側のビット線
のレベルはビット線間のカップリングノイズの影響を受
けず、第1の実施の形態と同様の効果がある。
【0050】図5は本発明の半導体記憶装置の第4の実
施の形態を示した回路図である。本例の構成は、図4に
示した第3の実施の形態とほぼ同様であるが、トランス
ファーゲートを構成するNMOSトランジスタT1,T
2のソースは、書き込みデータ線50、50バーの代わ
りに基準電位のVSSに接続されているところが異なる
だけである。
【0051】従って、選択されたメモリセルcellに
データを書き込む際に、例えば書き込みデータ線50、
50バーがローレベル、ハイレベルになった時、第3の
実施の形態と同様、PMOSトランジスタT4はオンの
ままで、NMOSトランジスタT2はオフのままである
が、PMOSトランジスタT3はオフになり、NMOS
トランジスタT1はオンになるため、ビット線BLはV
SSのローレベルになり、ビット線BLバーはVDDの
ハイレベルに固定される。
【0052】逆に、書き込みデータ線50、50バーが
ハイレベル、ローレベルになった時、第3の実施の形態
と同様、PMOSトランジスタT4はオフになり、NM
OSトランジスタT2はオンになると共に、PMOSト
ランジスタT3はオンのままで、NMOSトランジスタ
T1はオフのままであるため、ビット線BLはVDDの
ハイレベルになり、ビット線BLバーはVSSのローレ
ベルに固定される。
【0053】本実施の形態によれば、データ書き込み
時、ビット線BL(又はBLバー)はNMOSトランジ
スタT1(又はT2)により基準電位VSSを印加する
ことにより、ローレベルにするため、僅かなパワーで早
くビット線BL(又はBLバー)をローレベルにするこ
とができる。他の効果は第3の実施の形態と同様であ
る。
【0054】図6は本発明の半導体記憶装置の第5の実
施の形態を示した回路図である。本例の構成は、図3に
示した第2の実施の形態とほぼ同様である、異なる点は
ビット線BL、BLバーのレベル制御をアドレスの選択
信号と相補の書き込みデータ
【外4】 行っているところにある。
【0055】WRITEバーがローレベルのとき、つま
り書き込み動作のときは、NOR回路8,10はインバ
ーター動作をAND回路9,11はバッファ動作をする
ので第2の実施と同じ動作をする。WRITEがハイレ
ベルのときはNOR回路AND回路8,9,10の出力
はすべてローレベルになるのでPMOSトランジスタT
4,T5はオフする。
【0056】これにより、ビット線BL,BLバーに繋
がる負荷が切られるため、メモリセルcellからの読
み出しデータを電圧センス型のセンスアンプ(図示せ
ず)でも、正常にセンスして読み出すことができる。
【0057】尚、上記NOR回路4、5にカラム選択信
号300の代わりに、recoverバー信号を入力しても、
同様の作用効果がある。
【0058】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、請求項1乃
至4の発明によれば、データ書き込み時、ハイレベルに
なる側のビット線をVDDのハイレベルに固定するた
め、書き込み時にビット線のレベルがビット線間のカッ
プリングノイズによりレベル変動を起こすことを防止し
て、所定の書き込みマージンを確保することができる。
【0059】請求項5又は6の発明によれば、データ書
き込み時、ローレベルになる側のビット線を基準電位を
用いてローレベルにすることにより、ローレベルにする
ための回路を簡単化でき、僅かなパワーでビット線をロ
ーレベルにすることができる。
【0060】請求項7又は8の発明によれば、読み出し
時、ビット線対から負荷を切り離すため、電圧センス型
のセンスアンプでも、正常に読み出しデータをセンスす
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の半導体記憶装置の第1の実施の形態を
示した回路図である。
【図2】図1に示した装置の動作を示したタイミングチ
ャートである。
【図3】本発明の半導体記憶装置の第2の実施の形態を
示した回路図である。
【図4】本発明の半導体記憶装置の第3の実施の形態を
示した回路図である。
【図5】本発明の半導体記憶装置の第4の実施の形態を
示した回路図である。
【図6】本発明の半導体記憶装置の第5の実施の形態を
示した回路図である。
【図7】SRAM等の従来の半導体記憶装置の構成例を
示した回路図である。
【図8】図7に示した装置の動作を示したタイミングチ
ャートである。
【図9】ビット線の容量中のビット線間の結合容量の占
める割合を示した特性図である。
【符号の説明】
1、2 NAND回路 3、6、7、12、13 インバータ 4、5、8、10 NOR回路 9、11 AND回路 cell メモリセル T1,T2 NMOSトランジスタ T3,T4 PMOSトランジスタ

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力アドレスによって選択されるワード
    線と一対のビット線の交差点に位置するメモリセルにデ
    ータを書き込む半導体記憶装置において、 選択されたメモリセルにデータを書き込む際に、一対の
    ビット線の中でハイレベルになる側のビット線をハイレ
    ベルに固定するレベル固定手段を、 具備することを特徴とする半導体記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記レベル固定手段は、アドレス選択信
    号と書き込みデータの論理を取って制御信号を発生する
    論理回路を有し、 前記制御信号により前記一対のビット線をプリチャージ
    するトランジスタのオン、オフを制御することを特徴と
    する請求項1記載の半導体記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記レベル固定手段が有する論理回路
    は、アドレス選択信号と各ビット線に印加されるデータ
    のNOR論理を取ることを特徴とする請求項2記載の半
    導体記憶装置。
  4. 【請求項4】 前記一対のビット線を選択するカラム選
    択信号として、前記レベル固定手段で生成される制御信
    号を用いることを特徴とする請求項1乃至3いずれかに
    記載の半導体記憶装置。
  5. 【請求項5】 前記選択されたメモリセルにデータを書
    き込む際に、一対のビット線の中でローレベルになる側
    のビット線を、基準電位を用いてローレベルにするレベ
    ル付与手段を設けたことを特徴とする請求項1乃至4い
    ずれかに記載の半導体記憶装置。
  6. 【請求項6】 前記レベル付与手段では、カラム選択信
    号で前記一対のビット線を選択するトランスファーゲー
    トのソースを前記基準電位に固定することを特徴とする
    請求項5記載の半導体記憶装置。
  7. 【請求項7】 前記レベル固定手段は、書き込みサイク
    ル時のみ活性化して、一対のビット線の中でハイレベル
    になる側のビット線をハイレベルに固定することを特徴
    とする請求項1乃至6いずれかに記載の半導体記憶装
    置。
  8. 【請求項8】 前記レベル固定手段は、アドレス選択信
    号、書き込みデータ及び読み出し信号の論理を取って制
    御信号を発生する論理回路を有し、前記制御信号により
    前記一対のビット線をプリチャージするトランジスタの
    オン、オフを制御することを特徴とする請求項7記載の
    半導体記憶装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005332499A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置

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JP2005332499A (ja) * 2004-05-20 2005-12-02 Fujitsu Ltd 半導体記憶装置

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