JP2001088707A - 運搬用台車 - Google Patents

運搬用台車

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JP2001088707A
JP2001088707A JP27395099A JP27395099A JP2001088707A JP 2001088707 A JP2001088707 A JP 2001088707A JP 27395099 A JP27395099 A JP 27395099A JP 27395099 A JP27395099 A JP 27395099A JP 2001088707 A JP2001088707 A JP 2001088707A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 テープフィーダ200を載置台7、8との繰
り返しのぶつかりや転倒によって破損させることなく運
搬することができ、且つ運搬時に生ずるキャリアテープ
の緩みを低減することができる運搬用台車を提供する。 【解決手段】 テープフィーダ200のベース先端部分
と係合する第1係合部10と、該テープフィーダのベー
ス後端部分を押さえ付けながら該ベース後端部分と係合
する第2係合部11とで構成される固定部を設け、これ
によりテープフィーダ200を載置台7、8上に固定さ
せるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、物品を運搬するた
めの運搬用台車に係り、詳しくは、電子部品実装装置に
電子部品を供給する供給装置を運搬するための運搬用台
車に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、コンデンサチップなどの電子部品
(以下、チップという)を被実装体としての回路基板に
自動的に装着すべく、チップマウント機などと呼ばれる
電子部品実装装置(以下、単に実装装置という)が用い
られている。この実装装置は、チップを供給する供給装
置が装置本体に着脱可能に搭載され、この供給装置から
真空ノズル等で構成された吸着部にチップを一つずつ供
給する。そして、これを吸着部で吸着した後、X−Yテ
ーブル上で位置決めされている回路基板上の所定位置に
マウントして実装するのである。
【0003】このような実装装置に用いられる供給装置
としては、リールに巻き付けられた保持体としてのキャ
リアテープやキャリアチューブを順次送り出しながら、
これらからチップを一つずつ分離して供給するリール方
式のものが知られている(例えば、テープフィーダ、チ
ューブフィーダなど)。また、バラ状態のチップを例え
ば5千個〜10万個程度収容する収容カセットを有し、
該収容カセットから供給装置本体内に送り込んだチップ
を1個ずつ排出して供給するカセット方式のものも知ら
れている(例えばバルクカセットなど)。
【0004】実装装置が複数配設された回路基板の製造
ラインにおいて、これら供給装置のチップが無くなった
際には、操作者はできる限り迅速に該チップを補給する
必要がある。
【0005】しかしながら、リール方式の供給装置を用
いる場合、装置本体に対するリールの交換作業にはかな
りの時間を要する。また、カセット方式の供給装置を用
いる場合、装置本体に対する収容カセットの交換にはそ
れほど時間を要しないものの、収容カセットからのチッ
プを装置内に滞りなく送り込ませるのに時間を要する。
【0006】そこで、従来より、チップ補給作業時間の
短縮化を図るべく、製造ライン上の供給装置のチップが
無くなった際には、当該供給装置を予め用意しておいた
交換用供給装置と交換する作業が行われている。リール
や収容カセットを交換するよりも、供給装置本体を交換
する方が作業時間が短く済むからである。
【0007】また、このような交換作業の効率化を図る
べく、例えばテープフィーダラックなど、交換用供給装
置を実装装置の近くに多量にストックするための供給装
置用収容棚(以下、単に収容棚という)が実用化されて
いる。更に、製造ラインや工場内のレイアウト変更など
に柔軟に対応すべく、移動用のキャスターを備えたキャ
スター付き供給装置用収容棚(以下、キャスター付き収
容棚という)も実用化されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、回路基板の
製造ラインを設けた工場内において、供給装置を比較的
離れた場所まで運搬したいときがある。例えば、工場内
スペースやレイアウト等の制約によって収容棚が実装装
置から離れた場所に設置されている場合、操作者は交換
用供給装置を収容棚から実装装置まで運搬することにな
る。また例えば、供給装置に新たなリールや収容カセッ
トを装着するための作業場所を収容棚から離れた場所に
設けている場合には、準備した交換用供給装置を該作業
場所から該収容棚まで運搬する必要が生ずる。
【0009】これらの運搬作業においては、作業の効率
化を図るべく、複数の供給装置を一度に運搬することが
望ましい。
【0010】ところが、通常、供給装置は実装装置本体
に対して本棚に並べられる本のような連立した装着が可
能となるように細長い形状となっている。このように細
長い供給装置を立てたままの状態にして台車で運搬する
と、運搬時に生ずる振動により容易に転倒させ、この転
倒の衝撃により破損してしまうおれれがある。また、供
給装置は様々な部材を側面から突出させていることが多
く、横に寝た状態でも安定性が悪い。このため、供給装
置を横に寝かせた状態で運搬しても、振動によって跳ね
させたり揺動させたりして台車の載置台に繰り返しぶつ
けることになる。そして、この繰り返しのぶつかりによ
って供給装置を破損するおそれがある。更に、リール方
式の交換用供給装置の場合には、この繰り返しのぶつか
りによってリールを回転させてしまい、この回転により
キャリアテープやキャリアチューブの緩み等を生ずるこ
とがある。このように緩みを生ずると、使用に先立って
緩みを直すなど交換用供給装置の微調整を強いられるこ
とになる。
【0011】これらの理由により、従来、供給装置を運
搬する際には、供給装置を一つあるいは二つずつ手に持
って移動する手運搬を行っており、多大な労力を必要と
していた。
【0012】なお、上述のキャスター付き収容棚は、例
えば数十〜百数十個など、多量の供給装置を収容し得る
ように大型に構成されており、狭い通路内での移動には
適していなかった。また、移動時に収容棚内で供給装置
を転倒させて破損してしまうことがあった。なかでも、
重いリールの装着によりバランス性が悪くなっているリ
ール方式の供給装置を転倒させ易かった。そもそも、従
来のキャスター付き収容棚は供給装置の運搬を前提とし
た設計がなされておらず、上記キャスターはあくまでも
レイアウト変更等の理由により供給装置の保管場所が変
更された際に、収容棚の移動を容易化するために設けら
れたものである。
【0013】本発明は、以上の背景に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的とするところは、供給装置を載
置台との繰り返しのぶつかりや転倒によって破損させる
ことなく運搬することができ、且つリール方式の供給装
置を運搬する場合でも運搬時に生ずる保持体の緩みを低
減することができる運搬用台車を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、電子部品を被実装体に実
装する電子部品実装装置に対して着脱可能に構成され、
該電子部品実装装置に該電子部品を供給する供給装置を
運搬するための運搬用台車であって、複数の移動用車輪
と、該供給装置を載置する載置台と、該供給装置の台部
を該載置台上に固定する固定部とを備えることを特徴と
するものである。
【0015】この運搬用台車においては、供給装置の台
部を固定部によって載置台上に固定することで、該供給
装置を転倒させることなく運搬することができる。ま
た、このように固定することにより、細長い供給装置を
運搬する場合でも該供給装置を転倒させることなく立て
たままの状態で運搬することができる。そして、このこ
とにより、寝かせた状態で運搬することにより生ずる供
給装置と載置台との繰り返しのぶつかりを回避すること
ができる。
【0016】また、請求項2の発明は、請求項1の運搬
用台車において、上記載置台上に複数の上記固定部を配
設するか、あるいは一つの該固定部により複数の上記供
給装置を上記載置台上に固定させるようにしたことを特
徴とするものである。
【0017】この運搬用台車においては、複数の供給装
置を載置台上に固定して、同時に複数の供給装置を運搬
することができる。
【0018】また、請求項3の発明は、請求項2の運搬
用台車において、上記載置台を鉛直方向に複数段設置し
たことを特徴とするものである。
【0019】この運搬用台車においては、載置台を鉛直
方向に複数段備えることで、床上における運搬用台車の
平面スペースを増やすことなく、該載置台を一段しか備
えない場合よりも多くの供給装置を運搬することができ
る。
【0020】また、請求項4の発明は、請求項3の運搬
用台車において、上記載置台を鉛直方向に移動可能に設
けたことを特徴とするものである。
【0021】この運搬用台車においては、載置台を鉛直
方向に移動させることで、最上段以外の載置台に供給装
置を載置する場合に、該供給装置の高さに合わせて該載
置台の鉛直方向における載置スペースを調整することが
できる。
【0022】また、請求項5の発明は、請求項2、3又
は4の運搬用台車において、上記台部の前端部分及び後
端部分を上記載置台上に固定させるように上記固定部を
構成したことを特徴とするものである。
【0023】この運搬用台車においては、供給装置の台
部の前端部分及び後端部分を固定部によって載置台上に
固定する。このような固定においては、供給装置の台部
における側端部分を固定する必要がなくなり、供給装置
の側方に固定部を存在させなくすることができる。そし
て、このことにより、載置台上における供給装置の載置
間隔を短くしてより多くの供給装置を載置・固定するこ
とができるようになる。
【0024】また、請求項6の発明は、請求項5の運搬
用台車であって、上記固定部が、上記載置台上の面方向
に延在するように配設され、上記台部の前端部分又は後
端部分のうちの一方と係合するレール状の第1係合部
と、該載置台上で該第1係合部に対して所定の間隙を介
して平行配設され、該前端部分又は後端部分のうちのも
う一方と係合するレール状の第2係合部と、該第2係合
部を係合位置まで移動させたり、該係合位置から退避さ
せたりするための係合部移動手段とを備え、これら第1
係合部及び第2係合部により複数の上記供給装置を該載
置台上に固定することを特徴とする運搬用台車。
【0025】この運搬用台車において、操作者は、まず
第2係合部を係合部移動手段によって係合位置から退避
させておく。次いで、この状態で、複数の供給装置に対
してその前端部分又は後端部分のうちの一方を第1係合
部に係合させる第1係合操作を連続して行う。更に、第
2係合部を係合部移動手段によって係合位置まで移動さ
せ、この移動により供給装置のもう一方の端部分と第2
係合部とを係合させる第2係合操作を行って、これら複
数の供給装置を載置台上に固定する。このようにして供
給装置を固定すると、複数の供給装置に対する第2係合
操作を一括して行うことができる。そして、このことに
より、運搬用台車に対する供給装置の固定作業効率を更
に向上させることができる。また、レール状の第1係合
部及び第2係合部を延在させている載置台上の範囲内に
おいて、供給装置を任意の位置に固定することができる
ようになり、載置台上の所定位置に厳密に固定する必要
がなくなる。そして、このことによっても、運搬用台車
に対する供給装置の固定作業効率を更に向上させること
ができる。
【0026】また、請求項7の発明は、請求項6の運搬
用台車であって、上記係合部移動手段が、回動軸を中心
にして上記第2係合部を回動させるための回動手段と、
該第2係合部を上記係合位置に向けて回転させるように
付勢する付勢手段と、該第2係合部に固定された把手部
材とを備えることを特徴とするものである。
【0027】この運搬用台車においては、付勢手段が第
2係合部を付勢して係合位置まで回転させ、この回転に
より台部の前端部分又は後端部分と該第2係合部とを係
合させる。また、第2係合部に固定された把手部材が操
作者に把持・操作されることにより、該第2係合部を係
合位置から退避させるように回転させ、この回転により
台部の前端部分又は後端部分と該第2係合部との係合状
態を解放する。このような把手部材の操作では、第2係
合部をてこの原理で回転せしめることができる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用した運搬用台
車(以下、単に台車という)の一実施形態について説明
する。まず、本実施形態に係る台車の構成を説明する前
に、電子部品実装装置について説明しておく。図1は、
電子部品実装装置であるチップマウント機の概略構成の
一例を示す斜視図である。図において、このチップマウ
ント機300は、カセット方式の供給装置である扁平状
のバルクカセット100をカセット移動台301上に複
数連立させて固定している。このカセット移動台301
は、図示しない駆動機構により図中X方向に移動される
ようになっている。
【0029】カセット移動台301の前方側には、回転
吊柱302を基軸にして回転する回転テーブル303が
配設されていおり、円軌道上にチップ吸着ユニット30
4を固定している。このチップ吸着ユニット304は、
その下端側にチップを保持するための吸着ノズル304
aを備えている。吸着ノズル304aは、回転テーブル
303の回転により図中Aの位置まで移動した状態にお
いて、その直下に位置するバルクカセット100のチッ
プ供給部105上に保持された電子部品(以下、チップ
という)を吸着する。カセット移動台301は図中X方
向に移動されることで、複数のバルクカセット100の
うち、チップ吸着対象となるものを吸着ノズルの吸着位
置(図中Aの位置)まで移動させる。
【0030】回転テーブル303の下方には、図示しな
い駆動機構により図中X方向及びY方向に移動されるX
−Yテーブル305が配設されており、その上面には被
実装体としての回路基板306が固定されている。吸着
ノズル304aに吸着されたチップは、回転テーブル3
03の回転や、X−Yテーブル305の移動によりこの
回路基板306上の所定位置に移動された後、ここにマ
ウントされる。
【0031】次に、本実施形態に係る台車の運搬物であ
る供給装置について説明しておく。図2はバルクカセッ
トの一例を示す斜視図である。図において、バルクカセ
ット100の最も上方側には、補給用のチップを収容す
る収容カセット100が、バルクカセット100本体か
ら斜め上方に突出するように装着されている。この収容
カセット100は、バルクカセット100本体内のチッ
プ収容部102と係合するようになっており、内部に収
容しているチップ(図示せず)を重力落下でこのチップ
収容部102内に補給する。このような補給によりチッ
プ収容部102内にバラバラの状態で収容されたチップ
は、チップ収容部102に連結しているチャンバ部10
3に送られ、ここで高圧エアーの吹き付けにより分離配
列される。そしてシュート部104を経由して、シュー
ト部104の末端に連結されたチップ供給部105に一
つずつ排出される。このチップ供給部105は、バルク
カセット100本体の先端付近に位置しており、シュー
ト部104から排出されたチップをチップマウント機の
吸着ノズルに供給する。なお、収容カセット101は補
給用シャッタ101aを備えており、この補給用シャッ
タ101aから補給用のチップが送り込まれる。
【0032】バルクカセット100の側面には、クラン
クレバー106が設けられている。このクランクレバー
106はバルクカセット100の裏面から突出する図示
しないクランプ爪を備えており、レバー操作によりこれ
を図示しないチップマウント機のカセット移動台に係合
させることで、バルクカセット100本体をこのカセッ
ト移動台上に固定する。
【0033】図3はリール方式の供給装置であるテープ
フィーダの一例を示す斜視図である。図示のように、テ
ープフィーダ200も前述のバルクカセット100と同
様に扁平状に形成されている。このテープフィーダ20
0の台部であるベース201上には、チップ供給ユニッ
ト202が設けられている。また、ベース201の後端
側にはリールホルダ203が設けられており、ここに巻
軸とキャリアテープとからなるリール204がセットさ
れる。また、チップ供給ユニット202の上方には巻取
りリール205が設けられており、チップの供給に伴っ
てリールから送り出されるキャリアテープを巻き取るよ
うになっている。
【0034】このキャリアテープは、初期状態で例えば
2000個のチップを保持しており、巻き取りリール2
05の回転に伴ってチップ供給ユニット202内を通過
する際に、保持していたチップが一つずつピックアップ
される。ピックアップされたチップは、チップ供給ユニ
ット202の先端付近に設けられたチップ供給部204
aに排出された後、チップマウント機の吸着ノズルに供
給される。
【0035】次に、本実施形態に係る台車について詳述
する。図4はこの台車の概略構成を示す斜視図である。
図において、この台車1は、合成樹脂からなる4本の支
柱パイプ2を備えている。これら支柱パイプ2の上端側
の間には、合成樹脂からなる4本の上梁パイプ3a、
b、c、dが4つの継ぎ手5によって水平に連結され、
これらにより各支柱パイプ2を連結するフープ状の上段
梁部3が形成されている。また、各支柱パイプ2の下方
側の間には、合成樹脂からなる4本の下梁パイプ4a、
b、c、dが4つの継ぎ手6によって水平に連結され、
これらにより下段梁部4が形成されている。
【0036】各支柱パイプ2の下端には、それぞれ移動
用車輪としてのキャスター9が設けられており、これに
より台車1全体が移動可能となっている。
【0037】上段梁部3の両端には把持用パイプ12が
それぞれ設けられており、操作者はこれら把持用パイプ
12の一方を把持しながら床面を移動することにより、
該床面上で台車1全体を移動させる。
【0038】上段梁部3、下段梁部4の上には、それぞ
れステンレス鋼板で加工された上載置台7、下載置台8
が載せられている(以下、これらを単に載置台ともい
う)。これら載置台の上には、固定部としての第1係合
部10、第2係合部11が配設されている。第1係合部
10は、載置台7、8の長手方向に延在するようにレー
ル状に構成され、テープフィーダ200のベース201
の先端部分と係合する。また、第2係合部11は、この
第1係合部10に対して所定の間隔をおいて平行配設さ
れ、テープフィーダ200のベース201の後端部分を
押さえ付けるように該後端部分と係合する。
【0039】図5は、台車1の上載置台7上に固定され
たテープフィーダ200を示す側面図である。図示のよ
うに、扁平状に形成されたテープフィーダ200は、そ
のベース201の先端が台車1の係合部と係合せしめら
れ、且つベース201の後端がこれを押さえ付ける第2
係合部11と係合せしめられることで、載置台7、8上
に立った状態で固定される。このように立った状態で固
定されながら運搬されると、運搬時に振動が付与されて
も、載置台7、8上で転倒したり揺動したりするような
ことはない。従って、この揺動によって載置台7、8に
繰り返しぶつかるようなこともない。一方、載置台7、
8上に固定されない状態で運搬されると、バランス性の
悪い扁平形状であることに加えて、重いリールを搭載し
て更に不安定となっているため、運搬時に付与される振
動によって容易に転倒してしまう。また、図3に示した
ような特殊な扁平形状に形成されているので、横に寝た
状態でもバランス性が悪い。このため、横に寝かされた
状態で運搬されても、運搬時に生ずる振動の付与によっ
て容易にバランスを崩し、跳ねたり揺れたりしてリール
やチップ供給ユニット202などを載置台7、8に繰り
返しぶつけることになる。
【0040】図6は台車1の載置台7、8上にそれぞれ
配設された第1係合部10を示す斜視図である。図示の
ように、この第1係合部10は、例えばステンレス鋼板
等からなる細長い短冊状の板部材がその短辺方向におい
て途中で折れ曲がったような形状になっている。そし
て、折れ曲がった部分から先を載置台7、8の斜め上方
に向けて突出させるような姿勢で、4本のボルト10a
により載置台7、8上に固定されている。このように、
一部を載置台7、8の上面から斜め方向に突出させてい
る第1係合部10は、突出させている部分の下面10b
とこれに対向する載置台7、8の載置面とにより、テー
プフィーダ200のベース201先端部分との係合面を
形成している。
【0041】なお、本実施形態の台車においては、これ
ら係合面に挟まれて形成される係合空間を図5に示した
ベース201の先端部分の形状に合わせるべく、第1係
合部10の折り曲げ加工角度θを120[°]にしてい
るが、θはこれに限定されるものではない。
【0042】また、1枚の板状部材を折り曲げ加工する
のでははなく、2枚の板状部材を溶接することで図6に
示したようないわゆる「く」の字型の第1係合部10を
形成してもよい。
【0043】また、上記係合空間を図5に示したベース
201の先端部分の形状に合わせるべく、第1係合部1
0をこのような「く」の字型の形状に加工しているが、
第1係合部10の加工形状はこれに限定されるものでは
ない。例えば、第1係合部10を使用するテープフィー
ダ200のベース201の先端形状に合わせて、「L」
字型、「C」字型、「E」字型、「S」字型、くさび型
等に加工してもよい。
【0044】図7(a)及び(b)は、それぞれ第1係
合部10と載置台7、8とにより形成された係合面にテ
ープフィーダ200のベース201の先端部分を係合さ
せるための第1係合操作を説明するための側面図であ
る。操作者は、まず、図7(a)に示すようにベース2
01の先端部分を斜め下方に向けた状態でテープフィー
ダ200を手に持つ。そして、テープフィーダ200を
図中矢印B方向に動かして、ベース201の先端部分を
第1係合部10の下面10bと載置台7、8の載置面と
で形成される係合面に突き当てる。更に、このように突
き当てた部分を中心にしてテープフィーダ200を全体
的に図中矢印C方向に向けて回転させる。そして、この
回転により、図7(b)に示すようにベース201の底
面全体を載置台7、8の載置面に載せ、第1係合部10
の下面10bと該載置面とで形成される係合面にベース
201の先端部分を係合させる。操作者は以上のような
簡単な第1係合操作により、第1係合部10と載置面と
により形成された係合面にテープフィーダ200のベー
ス201の先端部分を係合させ、これを載置台7、8上
に固定することができる。
【0045】図8は台車1の載置台7、8上に配設され
た第2係合部11を示す斜視図である。この第2係合部
11は、レール状に形成され、第1係合部10(図示せ
ず)と所定の間隔をおいて平行な状態を維持するように
載置台7、8(図示せず)上に固定されている。また、
図8に示されるように、例えばステンレス鋼板等からな
る短冊状の押付部材11aと、これを載置台7、8上に
固定するための4つのばね蝶番11bと、該押付部材1
1aに固定された把手部材11cと、載置台7、8上で
スライド可能に設けられたスライド部材11dとを備え
ている。
【0046】4つのばね蝶番11bは、それぞれ付勢手
段としてのばねと、回動手段としての蝶番とを備えてい
る。そして、図中矢印で示されるように短冊状の押付部
材11aを横にした状態で回動させ得るように該押付部
材11aと載置台7、8上とをそれぞれ連結しており、
該押付部材11aの長手方向に沿って配設されている。
【0047】押付部材11aは、これら4つのばね蝶番
11bの回動軸11b−1を中心に付勢されて図中反時
計回りに回転移動するようになっている。そして、図中
Dの位置まで回転移動すると、図示しないテープフィー
ダ200のベース201の後端部分に接触し、この後端
部分を図示しない第1係合部10や載置台7、8に向け
て斜め下方向に押さえ付けながら、該後端部分と係合す
る。このような押さえ付けと係合とにより、図示しない
テープフィーダ200は、そのベース201の後端部分
が載置台7、8上に固定される。図8に示したような4
つのばね蝶番11bは広く市販されており、本実施形態
の台車1はこのような汎用のばね蝶番が使用されること
で、第2係合部11の製造コストが低減されている。
【0048】把手部材11cは、その下端に設けられた
ボルト部とナットとからなる図示しないボルト螺合部
と、把持部11c−1とを備えている。この下端は押付
部材11aの片側端部近傍に貫通した状態で上記ボルト
螺合部のボルト部に図示しない上記ナットが締め付けら
れることで、把手部材11c全体を該片側端部近傍に固
定している。このような構成の把手部材も広く市販され
ており、台車1はこのような汎用の把手部材が使用され
ることで、第2係合部11の製造コストが更に低減され
ている。
【0049】スライド部材11dは、例えばステンレス
等の材料で長方形に形成され、且つ図中E方向にスライ
ド可能なスライド部11d−1を備えている。また、こ
のスライド部11d−1の上面から下面に向けて貫通
し、且つスライド部11b−1の長手方向に延在するよ
うに設けられた2つの長穴11d−2を備えている。更
に、これら長穴11d−2を通して載置台7、8の図示
しない雌ネジ部に螺合する2つのボルト11d−3も備
えている。
【0050】操作者は上述のような第1係合操作により
テープフィーダ200のベース201の先端部分を載置
台7、8上に固定した後、次に説明するような第2係合
操作を行ってベース201の後端部分を載置台7、8に
固定する。
【0051】図9(a)から(d)は、この第2係合操
作を説明するための側面図である。図9(a)に示すよ
うに、スライド部材11d−1はその一端部分を押付部
材11aの下方に位置させるようにスライド移動される
と、ばね蝶番11bに付勢されて図中反時計回りに回転
しようとする押付部材11aを受け止める。そして、こ
のように受け止めることにより、押付部材11aをその
回転軌道上の所定位置(図中一点鎖線Fで示される位
置)に固定する。押付部材11aがこのような所定位置
に固定されることにより、第2係合部11(押付部材1
1a)がベース201の後端部分との係合位置から退避
する、そして、第2係合部11がこのように退避するこ
とで、上述の第1係合操作においてベース201の後端
部分が第2係合部11と接触することなく載置台7、8
上におかれる。
【0052】操作者は、まず、把手部材11cを把持し
ながら図中白抜き矢印で示した方向に引っ張る。する
と、図9(b)に示すように、押付部材11aを図中一
点鎖線Gで示される位置まで回転させ、スライド部材1
1d−1と押付部材11aとの接触状態を解放すること
ができる。次に、このように接触状態を解放した状態を
維持するように把手部材11cを引っ張りながら、スラ
イド部材11d−1を図中H方向にスライドさせる。す
ると、図中反時計回りへの押付部材11aの移動軌道上
からスライド部材11d−1を退避させることができ
る。そして、このように退避させた状態で、図9(c)
に示すように把手部材11cに付与している引っ張り力
を弱め、押付部材11aをばね蝶番11bの付勢力にま
かせて図中反時計回りに回転させると、押付部材11a
を図中一点鎖線Dで示した押付位置まで移動させること
ができる。更に、この押付位置で、ベース201の後端
部分を押さえ付けながら押付部材11aと係合(第2係
合)させて載置台7、8上に固定することができる。
【0053】操作者はこのような第2係合操作と、この
第2係合操作に先立って実施した上述の第1係合操作と
により、複数のテープフィーダ200を載置台7、8上
に固定する場合には、複数のテープフィーダ200に対
して第1係合操作を連続して行った後、第2係合操作を
一括して行うことができる。そして、このことにより、
テープフィーダ200の固定作業効率を向上させる結
果、テープフィーダ200の運搬作業効率を向上させる
ことができる。
【0054】なお、テープフィーダ200を載置台7、
8から降ろすべく、把手部材11cを引っ張ってベース
201の後端部分と押付部材11aと係合の解放してい
る際に、台車1に衝撃を加えると、テープフィーダ20
0を転倒によって載置台7、8から落下させて破損する
おそれがある。このため、図4の一点鎖線で示すよう
に、載置台の両脇に落下防止用のアームを設けておくと
よい。
【0055】図10は上載置台7に載置・固定された状
態の複数のテープフィーダ200を示す平面図である。
図示のように、1つの第1係合部10と第2係合部11
との組み合わせにより、上載置台7上に複数のテープフ
ィーダ200を固定することができる。また、図示して
いないが、下載置台8上にも同様に複数のテープフィー
ダ200を固定することができる。操作者は、このよう
に載置台7、8上に複数のテープフィーダ200を載置
・固定して運搬することにより、テープフィーダ200
の運搬作業効率を更に向上させることができる。
【0056】また、床上における平面スペースが同一の
台車であっても、本実施形態の台車1のように載置台が
複数段設けられているものを用いれば、一段しか設けら
れていないものを用いる場合よりも多くのテープフィー
ダ200を運搬することができる。そして、このことに
より、通路内における台車1の移動性が損なわれること
なく、テープフィーダ200の運搬作業効率を更に向上
させることができる。
【0057】また、図10に示したように、載置台上で
レール状の第1係合部10、第2係合部11が延在して
いる範囲L内において、テープフィーダ200を任意の
位置に固定することができ、載置台上の所定位置に厳密
に固定する必要がなくなる。そして、このことによって
も、テープフィーダ200の固定作業効率を更に向上さ
せる結果、その運搬作業効率を更に向上させることがで
きる。
【0058】図1に示したように、下段梁部4の各下梁
パイプ4a、b、c、dと、各支柱パイプ2とを連結す
る4つの継ぎ手6は、それぞれその本体を支柱パイプ2
上に固定するための締付ボルト6aを備えている。下段
梁部4は、各継ぎ手6の締付ボルト6aが緩められるこ
とで、図中矢印で示されるように支柱パイプ2に沿った
鉛直方向への移動が可能となる。この移動により、支柱
パイプ2に対する下載置台8の鉛直方向の相対位置が変
更可能となっている。操作者は、下載置台8を鉛直方向
に移動させることで、テープフィーダ200の高さに合
わせて下載置台8の鉛直方向における載置スペースを調
整することができる。そして、このことにより、下載置
台8が鉛直方向における所定位置に固定されている場合
よりも、高さの異なるテープフィーダ200に対して柔
軟に対応することができるようになる。
【0059】以上、本実施形態の台車1によれば、テー
プフィーダ200を載置台7、8上に固定して転倒させ
ることがないので、テープフィーダ200を転倒により
破損することなく運搬することができる。また、テープ
フィーダ200と載置台7、8との繰り返しのぶつかり
を回避するので、テープフィーダ200をこのような繰
り返しのぶつかりによって破損することなく運搬するこ
とができる。また、テープフィーダ200と載置台7、
8との繰り返しのぶつかりを回避するので、このような
繰り返しのぶつかりによって生ずるキャリアテープの緩
みを防止して、運搬時に生ずる該キャリアテープの緩み
を低減することができる。
【0060】なお、本実施形態の台車1においては、図
9(d)に示したように、ベース201の後端部分を図
9図中斜め下方向に押さえ付けながら該後端部分と係合
するように第2係合部11を構成しているが、押さえ付
けることなく係合するように第2係合部11を構成して
もよい。また、押さえ付けるように構成する場合、後端
部分に対する第2係合部11の押さえ付け方向は図9
(d)において水平方向や垂直方向であってもよい。
【0061】また、第1係合部10をベース201の先
端部分と係合させ、且つ第2係合部11をベース201
の後端部分と係合させるようにしているが、この逆、即
ち、第1係合部10をベース201の後端部分と係合さ
せ、且つ第2係合部11をベース201の先端部分と係
合させるようにしてもよい。
【0062】また、1つの第1係合部10と第2係合部
11との組み合わせにより、即ち、1つの固定部によ
り、複数のテープフィーダ200を固定させるようにし
ているが、例えば該組み合わせを複数設けるなどして、
複数の固定部により個々のテープフィーダ200をそれ
ぞれ個別に固定させるようにしてもよい。このように複
数の固定部を設けた場合には、載置台7、8上に固定さ
れている複数のテープフィーダ200のうち、目的のテ
ープフィーダ200のみを固定状態から解放して取り出
すことができ、取り出し時に生ずる他のテープフィーダ
200の転倒を防止することができる。但し、この場合
には、上述の第2係合操作をそれぞれのテープフィーダ
200に対して個別に実施する必要がある。
【0063】また、供給装置としてテープフィーダ20
0を載置台上に固定して運搬する台車1について説明し
たが、例えばバルクカセットなど他の供給装置を載置台
上に固定して運搬する台車についても本発明の適用が可
能である。
【0064】また、扁平形状を立てた状態でチップマウ
ント機300に装着される供給装置を運搬する台車1に
ついて説明したが、横に寝かせた状態で装着される供給
装置を運搬する台車についても本発明の適用が可能であ
る。
【0065】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、供給装置を載
置台上に固定して転倒させることがないので、該供給装
置を転倒により破損することなく運搬することができる
という優れた効果がある。また、供給装置と載置台との
繰り返しのぶつかりを回避するので、該供給装置をこの
ような繰り返しのぶつかりによって破損することなく運
搬することができるという優れた効果がある。また、供
給装置と載置台との繰り返しのぶつかりを回避するの
で、リール方式の供給装置を運搬する場合でも、このよ
うな繰り返しのぶつかりによって生ずる保持体の緩みを
防止して、運搬時に生ずる該保持体の緩みを低減するこ
とができるという優れた効果がある。
【0066】請求項2の発明によれば、同時に複数の供
給装置を運搬することができるので、供給装置の運搬作
業の効率化を図ることができるという優れた効果があ
る。
【0067】請求項3の発明によれば、床上における運
搬用台車の平面スペースを増やすことなく、載置台を一
段しか備えない場合よりも多くの供給装置を運搬するこ
とができるので、通路内における移動性を損なうことな
く、運搬作業の効率をより向上させることができるとい
う優れた効果がある。
【0068】請求項4の発明によれば、最上段以外の載
置台に供給装置を載置する場合に、該供給装置の高さに
合わせて該載置台の鉛直方向における載置スペースを調
整することができるので、高さの異なる供給装置にも柔
軟に対応することができるという優れた効果がある。
【0069】請求項5の発明によれば、載置台により多
くの供給装置を載置・固定することができるようになる
ので、運搬作業の効率を更に向上させることができると
いう優れた効果がある。
【0070】請求項6の発明によれば、運搬用台車に対
する供給装置の固定作業効率を更に向上させることがで
きるので、供給装置の運搬作業効率を更に向上させるこ
とができるという優れた効果がある。
【0071】請求項7の発明によれば、第2係合部をて
この原理で回転せしめて該第2係合部と台部との係合状
態を解放することができるので、該係合状態を解放する
ための作業効率を向上させて、供給装置の運搬作業効率
を更に向上させることができるという優れた効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】チップマウント機の概略構成の一例を示す斜視
図。
【図2】バルクカセットの一例を示す斜視図。
【図3】テープフィーダの一例を示す斜視図。
【図4】実施形態に係る台車の概略構成を示す斜視図。
【図5】同台車の載置台上に固定されたテープフィーダ
を示す側面図。
【図6】同載置台上に配設された第1係合部を示す斜視
図。
【図7】(a)及び(b)は、それぞれ同第1係合部と
同載置台とにより形成された係合面に同テープフィーダ
のベースの先端部分を係合させるための第1係合操作を
説明するための側面図。
【図8】同載置台上に配設された第2係合部を示す斜視
図。
【図9】(a)から(d)は、それぞれ同第2係合部と
同テープフィーダのベースの後端部分とを係合させるた
めの第2係合押付操作を説明するための側面図。
【図10】同載置台上に載置・固定された状態の複数の
テープフィーダを示す平面図。
【符号の説明】
1 台車 2 支柱パイプ 3 上梁パイプ 4 下梁パイプ 5、6 継ぎ手 7 上載置台 8 下載置台 9 キャスター 10 第1係合部 10a ボルト 11 第2係合部 11a 押付部材 11b ばね蝶番 11c 把手部材 11d スライド部材 12 把持用パイプ 100 バルクカセット 200 テープフィーダ 201 ベース 202 チップ供給ユニット 203 リールホルダ 204 リール 205 巻き取りリール

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】電子部品を被実装体に実装する電子部品実
    装装置に対して着脱可能に構成され、該電子部品実装装
    置に該電子部品を供給する供給装置を運搬するための運
    搬用台車であって、複数の移動用車輪と、該供給装置を
    載置する載置台と、該供給装置の台部を該載置台上に固
    定する固定部とを備えることを特徴とする運搬用台車。
  2. 【請求項2】請求項1の運搬用台車において、上記載置
    台上に複数の上記固定部を配設するか、あるいは一つの
    該固定部により複数の上記供給装置を上記載置台上に固
    定させるようにしたことを特徴とする運搬用台車。
  3. 【請求項3】請求項2の運搬用台車において、上記載置
    台を鉛直方向に複数段設置したことを特徴とする運搬用
    台車。
  4. 【請求項4】請求項3の運搬用台車において、上記載置
    台を鉛直方向に移動可能に設けたことを特徴とする運搬
    用台車。
  5. 【請求項5】請求項2、3又は4の運搬用台車におい
    て、上記台部の前端部分及び後端部分を上記載置台上に
    固定させるように上記固定部を構成したことを特徴とす
    る運搬用台車。
  6. 【請求項6】請求項5の運搬用台車であって、上記固定
    部が、上記載置台上の面方向に延在するように配設さ
    れ、上記台部の前端部分又は後端部分のうちの一方と係
    合するレール状の第1係合部と、該載置台上で該第1係
    合部に対して所定の間隙を介して平行配設され、該前端
    部分又は後端部分のうちのもう一方と係合するレール状
    の第2係合部と、該第2係合部を係合位置まで移動させ
    たり、該係合位置から退避させたりするための係合部移
    動手段とを備え、これら第1係合部及び第2係合部によ
    り複数の上記供給装置を該載置台上に固定することを特
    徴とする運搬用台車。
  7. 【請求項7】請求項6の運搬用台車であって、上記係合
    部移動手段が、回動軸を中心にして上記第2係合部を回
    動させるための回動手段と、該第2係合部を上記係合位
    置に向けて回転させるように付勢する付勢手段と、該第
    2係合部に固定された把手部材とを備えることを特徴と
    する運搬用台車。
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