JP2001087128A - 電気炊飯器 - Google Patents

電気炊飯器

Info

Publication number
JP2001087128A
JP2001087128A JP26584299A JP26584299A JP2001087128A JP 2001087128 A JP2001087128 A JP 2001087128A JP 26584299 A JP26584299 A JP 26584299A JP 26584299 A JP26584299 A JP 26584299A JP 2001087128 A JP2001087128 A JP 2001087128A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rice cooker
rice
data
main body
cooking
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP26584299A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3454199B2 (ja
Inventor
Toshiaki Kawai
敏明 河合
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP26584299A priority Critical patent/JP3454199B2/ja
Publication of JP2001087128A publication Critical patent/JP2001087128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3454199B2 publication Critical patent/JP3454199B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Abstract

(57)【要約】 【課題】 マイコン式の制御ユニットを備えた電気炊飯
器において、その炊飯又は保温機能を拡張又は変更でき
るようにする。 【解決手段】 マイコン式の制御ユニットを備えた電気
炊飯器であって、書き換え可能な制御データ記憶手段を
備え、所定の情報源からの炊飯又は保温機能に関するデ
ータを所定のデータ通信システムを介して受信入力し、
上記書き換え可能な制御データ記憶手段のデータを書き
換えることにより、その炊飯又は保温機能を拡張又は変
更することができるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、炊飯又は保温機
能を拡張又は変更できるようにした電気炊飯器に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている電気炊飯器では、そ
の制御部に一般にマイクロコンピュータを備え、吸水、
炊飯量判定、炊き上げ、沸とう維持、炊き上げ検知、む
らし等の複数の炊飯プロセスを有した炊飯工程や、低温
保温(64℃)、つやつや長持ち保温(67℃)、高温
保温(72℃)等の複数の保温プロセスを有した保温工
程の各々をそれらの各プロセス毎に適切な時間内、適切
な加熱温度に適切な電力で高精度にコントロールするこ
とにより、御飯を美味しく炊き上げて適切に保温するこ
とができるようにしたものが多くなっている。
【0003】このような電気炊飯器における炊飯又は保
温機能の制御は、上記マイクロコンピュータの制御プロ
グラム記憶手段(制御データ記憶手段)としてのROM
内に書き込まれたプロセスプログラムに対応して実行さ
れるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、以上のような
従来のマイコン式電気炊飯器は、その何れにあっても、
上記プロセスプログラムの内容はメーカー側で書き込ま
れるようになっており、一旦書き込まれたプログラムデ
ータは書き換え不能である。
【0005】従って、ユーザー側では購入時のプログラ
ムデータの内容によって規定された炊飯又は保温機能の
まま次に買い換えるまで使用せざるを得ないのが実情で
あり、例えば焦げ目炊飯機能のない電気炊飯器に途中で
焦げ目炊飯機能を付加するようなことはできない。
【0006】本願発明は、このような問題を解決するた
めになされたものであり、炊飯器本体のマイクロコンピ
ュータ側制御データ記憶手段に書き換え可能な記憶手段
を採用し、制御プログラムの書き換えを可能にすること
によって、一旦購入した後にも炊飯又は保温機能の拡張
又は変更が可能となるようにした電気炊飯器を提供する
ことを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願各発明は、それぞれ
上記の目的を達成するために、次のような課題解決手段
を備えて構成されている。
【0008】(1) 請求項1の発明 この発明の電気炊飯器は、マイコン式の制御ユニットを
備えた電気炊飯器であって、書き換え可能な制御データ
記憶手段を備え、所定の情報源からの炊飯又は保温機能
に関するデータを所定のデータ通信システムを介して受
信入力し、上記書き換え可能な制御データ記憶手段のデ
ータを書き換えることにより、その炊飯又は保温機能を
拡張又は変更することができるよう構成されている。
【0009】したがって、該構成の場合、所定の情報源
からの炊飯又は保温機能に関するデータを所定のデータ
通信システムを介して受信入力し、書き換え可能な制御
データ記憶手段の記憶データを書き換えることにより、
その炊飯又は保温機能を拡張又は変更することができる
ようになる。
【0010】(2) 請求項2の発明 この発明は、上記請求項1の発明における所定の情報源
が電気炊飯器メーカの開設したホームページであるとと
もに、所定のデータ通信システムがパーソナルコンピュ
ータをデータ端末とするインターネット回線であり、上
記パーソナルコンピュータを介して上記ホームページか
らの炊飯又は保温機能に関するデータを炊飯器本体側の
制御データ記憶手段にダウンロードするように構成され
ている。
【0011】したがって、該構成の場合、電気炊飯器メ
ーカーの開設したホームページからの炊飯又は保温機能
に関するデータをパーソナルコンピュータをデータ端末
とするインターネット回線を介して受信入力し、書き換
え可能な制御データ記憶手段の記憶データを書き換える
ことにより、その炊飯又は保温機能を拡張又は変更する
ことができるようになる。
【0012】(3) 請求項3の発明 この発明は、上記請求項1の発明における所定の情報源
が電気炊飯器メーカの開設したホームページであるとと
もに、所定のデータ通信システムがインターネットテレ
ビジョンをデータ端末とするインターネット回線であ
り、上記インターネットテレビジョンを介して上記ホー
ムページからの炊飯又は保温機能に関するデータを炊飯
器本体側の制御データ記憶手段にダウンロードするよう
に構成されている。
【0013】したがって、該構成の場合、電気炊飯器メ
ーカーの開設したホームページからの炊飯又は保温機能
に関するデータをインターネットテレビジョンをデータ
端末とするインターネット回線を介して受信入力し、書
き換え可能な制御データ記憶手段の記憶データを書き換
えることにより、その炊飯又は保温機能を拡張又は変更
することができるようになる。
【0014】(4) 請求項4の発明 この発明は、上記請求項2の発明におけるパーソナルコ
ンピュータからのデータが、直接炊飯器本体側にダウン
ロードされるように構成されている。
【0015】(5) 請求項5の発明 この発明は、上記請求項3の発明におけるインターネッ
トテレビジョンからのデータが、直接炊飯器本体側にダ
ウンロードされるように構成されている。
【0016】(6) 請求項6の発明 この発明は、上記請求項2の発明におけるパーソナルコ
ンピュータからのデータが、リモートコントローラを介
して炊飯器本体側にダウンロードされるように構成され
ている。
【0017】(7) 請求項6の発明 この発明は、上記請求項3の発明におけるインターネッ
トテレビジョンからのデータが、リモートコントローラ
を介して炊飯器本体側にダウンロードされるように構成
されている。
【0018】(8) 請求項8の発明 この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6又は7
の発明における炊飯又は保温機能に関するデータが、炊
飯又は保温各工程におけるプロセスプログラムを内容と
して構成されている。
【0019】(9) 請求項9の発明 この発明は、上記請求項1,2,3,4,5,6又は7
の発明における炊飯又は保温機能に関するデータが、複
数の種類の米の銘柄又は産地に対応した炊飯又は保温工
程におけるプロセスプログラムを内容として構成されて
いる。
【0020】(10) 請求項10の発明 この発明は、上記請求項8又は9の発明におけるプロセ
スプログラムが、炊飯又は保温各工程中のプロセスにお
ける時間、温度、電力をパラメータとして構成されてい
る。
【0021】(11) 請求項11の発明 この発明は、上記請求項2,3,4,5,6,7,8,
9又は10の発明において、制御データ加工手段を備
え、制御データ記憶手段にダウンロードされた炊飯又は
保温機能に関するデータをユーザ側で所望に加工できる
ように構成されている。
【0022】
【発明の効果】以上の結果、本願発明の電気炊飯器によ
ると、一旦製造販売された製品の炊飯又は保温機能をユ
ーザー段階で必要に応じて任意に拡張又は変更すること
ができ、販売後においても製品性能を改良、向上させる
ことができるようになる。
【0023】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)図1〜図12
は、本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の炊飯器
本体および同炊飯器本体各部の構成と作用をそれぞれ示
している。
【0024】(全体の特徴)先ず本実施の形態の電気炊
飯器は、その炊飯器本体A側において例えば内鍋3とし
て電磁誘導の可能な磁性金属板よりなるものが採用され
ている一方、当該内鍋3に対する炊飯時の加熱手段とし
て合成樹脂製の内ケース4を介して当該内鍋3の底壁部
の全体を包み込むように当該内鍋3の底壁部の中央部側
と側方部側の2ケ所の全周に対応する2組のワークコイ
ルC1,C2が設けられ、また当該内鍋3に対する保温時
の加熱手段として当該内鍋3の底壁部の上記2組のワー
クコイルC1,C2の間と側壁部側の2ケ所に位置して同
じく内鍋3の底壁部全周に対応するように2組の保温ヒ
ータが設けられている。そして、それによって適切な炊
飯と保温機能とを実現できるようになっている。一方、
その操作部は、当該電気炊飯器本体Aの前面側上部に着
脱自在に取り付けられたリモートコントローラ兼用構造
となっており、ハンドヘルド型のワイヤレス式リモート
コントローラ82が炊飯器本体Aの前面側上部に取り付
けられた状態では通常の炊飯器本体A側操作パネルとし
て機能する一方、他方炊飯器本体Aから取り外された状
態では単独の炊飯器用のハンドヘルド型のワイヤレス式
リモートコントローラとして使用できるようになってい
る。
【0025】(炊飯器本体の構成)すなわち、先ず該電
気炊飯器の炊飯器本体Aは、例えば図1に示すように、
内部に誘起されるうず電流によって自己発熱が可能な例
えばステンレス鋼板等の磁性金属板よりなる内鍋(飯器)
3と、該内鍋3を任意にセットし得るように形成された
合成樹脂製の有底筒状の内ケース(保護枠)4と、該内
ケース4を保持する外部筺体である有底筒状の外ケース
1と、該外ケース1と上記内ケース4とを一体化して形
成された炊飯器本体(器体)Aの上部に開閉可能に設け
られた蓋ユニット2とから構成されている。
【0026】上記内ケース4の底壁部(底部)4bの下
方側にはコイル台7が設けられ、その上部には、図1に
示すように、フェライトコア20,20・・・を介し、
上記内鍋3の底壁部(底部)3aの中央部側と側方部側
の両位置に対応して各々リッツ線が同心状に巻成された
2組(複数)のワークコイルC1,C2が、それら相互の
間にヒータ設置用の所定の間隔を置いて、それぞれ内鍋
3の底壁部3aの全体を包み込むように設けられてお
り、通電時には内鍋3にうず電流を誘起して、その全体
を略均一に加熱するようになっている。そして、該ワー
クコイルC1,C2は、それぞれ相互に直列に接続され、
その一端は、例えば図7の制御回路図に示すように整流
回路70および平滑回路71を介した電源ラインに、ま
た他端はIGBT(パワートランジスタ)72のコレク
タにそれぞれ接続されている。
【0027】また、該ワークコイルC1とC2との間に
は、それらの間の空きスペースを利用して保温時におい
て主たる加熱手段として機能する第1の保温ヒータH1
が設けられており、保温時において上記内鍋3の底壁部
3aの全体を有効かつ均一に加熱するようになってい
る。
【0028】また、上記内ケース4およびコイル台7の
下方部側には、図7に示されるようなワークコイル
1,C2、第1の保温ヒータH1、第2の保温ヒータH2
(後述)、蓋ヒータH3(後述)等を駆動制御する上記
IGBT72やヒータ駆動回路、電源電圧整流用のダイ
オードブリッジよりなる整流回路、平滑回路などを備え
た制御回路基板100が設けられている。
【0029】また上記外ケース1は、例えば合成樹脂材
で形成された上下方向に筒状のカバー部材1aと、該カ
バー部材1aの上端部に結合された合成樹脂製の肩部材
5と、上記カバー部材1aの下端部に一体化された合成
樹脂製の底部材1bとからなり、かつ上記内ケース4の
底壁部4aとの間に所定の広さの断熱および通風空間部
を形成した全体として有底の筒状体に構成されている。
【0030】さらに、上記内ケース4下方側のコイル台
7の中央部には、上下方向に同心状に貫通したセンタセ
ンサ収納空間部(センタセンサ嵌装穴)10が形成され
ており、該センタセンサ収納空間部10中に上下方向に
昇降自在な状態で、かつ常時コイルスプリング11によ
り上方に上昇付勢された状態で内鍋温度検知センサS 1
および内鍋検知スイッチLSを備えたセンタセンサ8が
設けられている。
【0031】一方、符号2は蓋ユニットであり、該蓋ユ
ニット2は、その外周面を構成する合成樹脂製の外カバ
ー12と、該外カバー12の外周縁部内側に嵌合された
内枠13と、該内枠13の内周側開口縁部に嵌合された
金属製の内カバー14と、該内カバー14の下方に設け
られ、内鍋3の上端側開口縁部との係合部にポリカバー
パッキン19を設けた金属製の放熱板15とによって内
側が中空の断熱構造体に形成されている。また、上記内
カバー14は上下2枚の金属板14a,14bを閉断面
構造に対向させて一体化することにより、断熱構造体に
形成されている。
【0032】この蓋ユニット2は、上記外ケース1上部
の肩部材5に対してヒンジ機構16を介して回動自在に
取付けられており、その開放端側には、該蓋ユニット2
の所定位置に係合して該蓋ユニット2の上下方向への開
閉を行うロック機構17が設けられている。
【0033】また、図示のように上記蓋ユニット2の略
中央部には、蒸気を逃がすための蒸気放出装置26が設
けられている。
【0034】さらに、符号H2は上記内鍋3の側壁部
(側部)3bに対応して内ケース4の側壁部(側部)4
bの外周に設けられた第2の保温ヒータであり、保温時
において上記内鍋3の側壁部3bを有効に加熱するよう
になっている。また符号H3は上記内カバー14の下方
側金属板14bの上面側に設けられた蓋ヒータであり、
炊飯および保温時において、上記内カバー14の下方側
金属板14bを介して上記放熱板15の全体を加熱する
ことによって内鍋3全体の均一な加熱に寄与するととも
に、放熱板15の下面部に生じる凝縮液滴を速かに蒸発
させて御飯の白ボケを防止する作用を果たす。また、同
じく上記内カバー14の下方側金属板14bの上面側に
は、上記放熱板15部分の温度を蓋温度として検出する
蓋センサーS2が設けられている。
【0035】したがって、該構成では、先ず炊飯時に
は、上記内鍋3は、上記2組のワークコイルC1,C2
駆動によりその底壁部3aから側壁部3b側にかけて略
全体が均一に発熱し、例えば内鍋3内の水に浸された飯
米が断熱部として作用する吸水工程などにおいても内鍋
3の上部側をもムラなく加熱して略全体に均一な吸水性
能を可能にするとともに、炊飯量が多い時などにも内鍋
3の全体を略均一に加熱して加熱ムラなく効率良く炊き
上げることができる。また、沸騰工程以降の水分がなく
なった状態における内鍋3の底壁部3aの局部的な熱の
集中を防止して焦げ付きの発生を防止することができ
る。次に、保温時には、内鍋3の底壁部3aに対応して
2組のワークコイルC1とC2の間に設けられた上記第1
の保温ヒータH1、内鍋3の側壁部3bに対応して内ケ
ース4の側壁部4bに設けられた第2の保温ヒータ
2、蓋ヒータH3それぞれの駆動により、内鍋3の底壁
部3aから側壁部3bおよび上方部の全体が適切な加熱
量で均一に加熱されて加熱ムラのない保温が実現され
る。
【0036】特に、以上の構成では、内鍋3の底壁部3
aに対応した相互に重合しない位置にワークコイル
1,C2と主たる第1の保温ヒータH1とをそれぞれ設
け、炊飯時には上記ワークコイルC1,C2をワークコイ
ル駆動手段により駆動して炊飯を行うようにするととも
に、保温時には上記主たる第1の保温ヒータH1を保温
ヒータ駆動手段により駆動して合成樹脂製の内ケース4
を介して保温を行うようにしているので、ワークコイル
1,C2のみで内鍋底壁部3aの保温を行うようにした
場合に比べて保温時の消費電力量が少なくて済むように
なるとともに、第1の保温ヒータH1からの熱が内鍋3
の底壁部3aに対し均一に分散され、その加熱量が適切
になって、ご飯の温度ムラが少なくなり、またワークコ
イルC1,C2が駆動されないため、ワークコイルC1
2と内鍋3との間の発振音も生じなくなる。
【0037】一方、符号82はハンドヘルド型のワイヤ
レス式リモートコントローラであり、上記炊飯器本体A
の前面側上部の操作パネル設置部に形成されたリモート
コントローラ嵌合凹部65内に取り外し可能に嵌合され
ている。該リモートコントローラ82は、例えば図3に
示すように、上記炊飯器本体Aのリモートコントローラ
嵌合凹部65に嵌合された状態では上記炊飯器本体Aに
直接操作パネルを設けたのと同様な外観状態を呈する一
方、例えば図4に示すように、上記炊飯器本体Aから取
り外された状態では携帯自由なハンドヘルド型のワイヤ
レス式リモートコントローラ(送信機ユニット)を形成
するようになっており、後者のリモートコントローラ
(送信機ユニット)状態では例えば図6に示すように上
記炊飯器本体Aの前面部中央に若干突出して設けられて
いる赤外線受光部22aとの間で炊飯器制御のための各
種設定・取消等の制御信号の送受信が行えるようになっ
ている。
【0038】すなわち、本実施の形態における上記リモ
ートコントローラ82は、例えば図4に詳細に示すよう
に、通常の操作パネル類似の筺体構造をなし、その上端
面側中央の炊飯器本体A側ロック機構17に対応する凹
部面82a中央部分に送信用の赤外線発光部90を有す
るとともに、前面側中央に液晶表示部(液晶ディスプレ
イ)89が設けられている。該液晶表示部89は、例え
ば上部側に各種炊飯メニュー(白米、早炊き、炊き込
み、おこわ、すしめし、おかゆ、玄米)やコースメニュ
ー(再加熱、おこげ等)、また特別な保温メニユー(つ
やつや長持ち、つやつや高温)、予約時刻、保温時間等
の文字および指示マークを表示する第1の表示部89a
が、他方下部側に午前、午後、あと等の文字に対応して
時刻又は残り時間等を表示する第2の表示部89bが設
けられている。また、同液晶表示部89の周囲の向かっ
て右側には「おこげ」コース選択スイッチを兼ねた炊飯
スイッチ84、タイマー予約スイッチ86が、また同液
晶表示部89の向かって左側には「つやつや長持ち」お
よび「つやつや高温」等の保温機能選択スイッチを兼ね
た保温スイッチ85と取消しスイッチ87が、さらに同
液晶表示部89の向かって下側には右から左に再加熱ス
イッチ88とタイマー時刻設定用の時刻時設定スイッチ
86a、同分設定スイッチ86b、炊飯メニュー選択ス
イッチ83が、それぞれ設けられている。
【0039】そして、これら各スイッチは後述するキー
ボード152に対応したキースイッチ構造となってお
り、各キースイッチによって設定された各種設定内容、
設定状態が内部回路を通してデジタルコードデータに変
換され、該デジタルコードデータに対応した赤外線信号
が上記送信部である赤外線発光部90から発信されて上
記炊飯器本体A側前面部の赤外線受光部22aに向けて
送信される。
【0040】なお、上記リモートコントローラ82には
上記と同様の赤外線補助発光部91がその本体部裏面側
にも設けられており、例えば図5に示すように上記炊飯
器本体A側のリモートコントローラ嵌合凹部65に嵌合
された状態において、その中央部に設けられている赤外
線補助受光部92に直接対応して、受信部93を介して
上記本体側操作パネル状態における信号の送受信を行う
ようになっている。
【0041】(炊飯器本体側制御回路部の構成)次に、
図7は上述のように構成された炊飯器本体A側の炊飯お
よび保温制御用のマイコン制御ユニット23を中心とす
るワークコイルおよび保温ヒータ等制御回路部の構成を
示す。
【0042】図中、符号23が炊飯・保温制御用のマイ
コン制御ユニット(CPU)であり、該マイコン制御ユ
ニット23はマイクロコンピュータを中心とし、例えば
内鍋3および蓋ユニット2側放熱板15部分の温度検知
回路部、ワークコイル駆動制御回路部、発振回路部、リ
セット回路部、第1,第2の保温ヒータおよび蓋ヒータ
等駆動制御回路部、電源回路部等を各々備えて構成され
ている。
【0043】そして、先ず上記内鍋3の底壁部3a側セ
ンタセンサ8の内鍋温度検知センサS1、内鍋検知スイ
ッチLSおよび蓋センサーS2に対応して設けられた温
度検知回路79Aおよび鍋検知回路79Bには、例えば
上記内鍋温度検知センサS1による内鍋3の底壁部3a
の温度検知信号、蓋センサーS2による放熱板温度検知
信号および内鍋検知スイッチLSによる鍋検知信号がそ
れぞれ入力されるようになっている。
【0044】また、上記ワークコイル駆動制御回路部
は、例えばパルス幅変調回路74、同期トリガー回路7
5、IGBT駆動回路77、IGBT72、共振コンデ
ンサ76によって形成されている。そして、上記マイコ
ン制御ユニット23により、上記パルス幅変調回路74
を制御することにより、例えば炊飯工程に応じて上記ワ
ークコイルC1,C2の出力値および同出力値でのONデ
ューティー比(例えばn秒/16秒)をそれぞれ適切に
変えることによって、炊飯工程の各工程における内鍋3
の加熱温度と加熱パターンを炊飯量を考慮して適切に可
変コントロールし、均一な吸水作用と加熱ムラのない御
飯の炊き上げを実現するための適切な出力制御が行われ
るようになっている。
【0045】なお、図中の符号Dは上記IGBT72の
フライホイールダイオードである。また、符号70は、
家庭用AC電源29との間に挿入された上記ワークコイ
ル駆動用のダイオードブリッジを内蔵した電源側整流回
路、71はその平滑回路である。
【0046】一方、符号H1は上述の第1の保温ヒー
タ、H2は第2の保温ヒータ、H3は蓋ヒータであり、第
1の保温ヒータH1は第1のヒータ駆動回路61によ
り、第2の保温ヒータH2,蓋ヒータH3は第2のヒータ
駆動回路62により、それぞれON,OFF駆動される
ようになっている。
【0047】さらに、符号73はブザー等の報知部、2
2は受光部22aを介して上述のリモートコントローラ
82からの炊飯スイッチ84、保温スイッチ85、タイ
マー予約スイッチ86、取消スイッチ87等の各種操作
スイッチの操作信号が入力される受信部(受信回路
部)、40はクロック基準制御信号形成用の発振回路、
64はリセット回路である。
【0048】なお、図7の回路では、繁雑さを避けるた
めに、上記マイコン制御ユニット23側への定電圧電源
回路は省略して示している。
【0049】(リモートコントローラ側送信用制御回路
部の構成)次に図8〜図12は、それぞれ上記リモート
コントローラ82側の送信用制御回路部の構成を示して
いる。
【0050】先ず図8は、当該リモートコントローラ8
2内部の制御回路部の概略的な機能構成を示すブロック
図である。図8中、符号150は不必要な光の干渉を避
けるために不要光源とは異なった所定の周波数のパルス
電流よりなる周波数信号を発生する周波数発生器であ
り、該周波数発生器150からの周波数信号はミキサー
部151に供給される。一方、符号152は上記炊飯ス
イッチ84、タイマー予約スイッチ86、保温スイッチ
85、取消しスイッチ87等の各種キースイッチを備え
たキーボードであり、該キーボード152のキースイッ
チが操作されると、同キーボード152からの情報がエ
ンコーダ153に入力され、該エンコーダ153でコー
ド化(符号化)される。そして、ミキサ151は、上記
周波数発生器150からの周波数信号のバースト信号の
形で上記コード化された情報のみを通過させ、発光ダイ
オード(LED)よりなる発光部90に所定デューティ
ー比のパルス電流を流して赤外線を発光させる。
【0051】次に、専用の集積回路を使ったリモートコ
ントローラ送信機の具体的な回路構成例を図9に示す。
これは回路規模が非常に小さく、例えばキーボード15
2が1つ、送信制御回路を形成する16ビットのICが
1つ(156)、外付の抵抗が3つ(R1〜R3)、コン
デンサが5つ(C1〜C5)、発振手段としての水晶共振
子が1つ(157)、上記IC156からの送信制御信
号に基いてON,OFF作動し、後述する赤外線発光ダ
イオード90,90を駆動する駆動トランジスタが1つ
(Q)、送信動作表示用の可視光線発光ダイオード(L
ED)が1つ(155)、および送信用の赤外線発光ダ
イオード(LED)が2つ(90,90)用いられてい
る。また動作電圧として直流6〜9ボルトで動作し、3
0までの異なった機能の制御を行なうことができるよう
になっているとともに、送信中であることの可視光表示
をすることができるようになっている。クロック周波数
は、例えば455kHzである。また符号化された出力
信号は、例えば41kHzである。さらに、スタンバイ
モードの電力消費は、もれ電流で約5マイクロアンペア
程度しかないように設計されているので、送信機として
のリモートコントローラにオン−オフスイッチは不要で
ある。
【0052】そして、その集積回路(IC)156の構
成は、例えば図10のブロック図に示すようになってい
る。今、キーボード152のキーが押されたとすると、
電源オン−オフ回路が動作し、短かい時間(約10ミリ
秒)だけストローブカウンタ166およびコードカウン
タ167のリセットが可能となる。そして、所定の立上
り時間の後、直ちにキーボード152の6つのXライン
6を走査するために、ストローブカウンタ166は3ラ
イン−6ラインデコーダ171に対して連続的に変化す
る3ビットの2進計数を送出する。キーボード152の
キースイッチが押されるとXライン6からの信号は対応
する5つのYライン5を通って、キーボード152から
5ライン−3ラインエンコーダ168へと伝わり、これ
がそのYライン5固有の3ビットのコード信号を作る。
押されたキースイッチに対応するXライン6固有の3ビ
ットのストローブ信号とともに、これらの3ビットの信
号が並列入力−直列出力(PISO)シフトレジスタ1
64にロードされる。このシフトレジスタ164は、デ
ータを直列に(1ビットずつ)出力ゲートに出力し、こ
れが赤外線発光ダイオード(LED)90,90を変調
する。これは2進カウンタの制御によって2回行なわれ
る。そして、キーボード152を再び走査する。キーボ
ード152のキースイッチが押されないと、送信回路は
スタンバイモードに入る。一方、同じキースイッチが押
されているか、あるいは別のキースイッチが押されてい
ると、同様の動作を繰り返す。
【0053】(炊飯器本体側受信部の回路の構成)一
方、図11および図12は、上述のリモートコントロー
ラ(送信機ユニット)82と組合せて使われる炊飯器本
体側受信部(受信機ユニット)22側の受信回路の構成
を示している。
【0054】先ず図11は、同受信部22側の概略的な
機能構成を示すブロック図であり、上述の受光部22a
を介して受光された赤外線は受信部22に入力された
後、デコーダ172に入力されて、図示のようにデコー
ドされ、図7のマイコン制御ユニット23を介して炊飯
器を制御する。
【0055】次に図12は、該受信部22の具体的な回
路構成を示す。すなわち、上記受光部22aからの赤外
線は、ホトダイオード173で検出され、前置増幅器1
74で増幅される。L1,R4,C6よりなる入力同調部
は所望の周波数のみを通し、テレビ、照明、または他の
光源による電気的雑音による妨害を少なくするため、他
のすべての周波数を除去する。上記前置増幅器174の
出力は差動増幅器(差動入力差動出力増幅器)175に
加えられる。そして、該差動増幅器175の出力は、直
接復調器に結合される。
【0056】復調器は、電圧制御発振器(VCO)17
7の周波数を1/2分周する分周カウンタ178、およ
び位相検出器179によって構成されている。回路の帯
域幅は、位相同期ループ(PLL)を構成している電圧
制御発振器(VCO)177、分周カウンタ178、お
よび位相検出器179,180で決まる。PLL発振器
181は、例えば周波数40kHz±10%の入力信号
が受信されされるまでは、自走周波数40kHzで発振
している。PLL発振器181は入力信号に同期し、電
圧制御発振器(VCO)177と分周カウンタ178の
周波数と位相を上記差動増幅器175の周波数と位相に
合うよう調整する。復調されたパルスは、パルス整形回
路182によって波形整形される。そして、該波形整形
されたパルスは、パルス増幅器183で増幅されてIC
の4番端子から出力される。
【0057】該受信部22の入力信号は、上記リモート
コントローラ送信機からのコード信号を含んだ正確な周
波数(40kHz)のパルス列である。したがって、上
記受信部22の復調器は、もともと送信側に発生された
のと同様な直列2値データ出力を発生する。この2値デ
ータは直列入力−並列出力シフトレジスタに加えられ、
キーボード152のキースイッチによって選択された上
記30の制御機能の内の一つを実行するためにデコード
される。ここで選択機能とは、例えば上記炊飯スイッチ
84の操作に対応してワークコイルC1,C2の電源を入
れる、炊飯メニュー選択スイッチ83の操作に対応して
炊飯メニューを選択する等の各制御機能を意味する。
【0058】上述のリモートコントローラ(送信機ユニ
ット)82は一度の送信サイクルの間にコードデータを
2回送るので、受信部22は、その最初のコードデータ
を記憶しておき、二度目の送信によって受信されたコー
ドデータと比較を行なうことにより、データ誤りを検出
することができるようにしている。
【0059】なお、図12中において、符号C7,C8
10,C11はデカップリングコンデンサ、C9はカップ
リングコンデンサ、C12は出力3波用コンデンサ、18
4は抵抗R5、コンデンサC13、C14よりなるループフ
ィルタである。
【0060】以上のように、本実施の形態では、電気炊
飯器の操作手段をワイヤレス式のリモートコントローラ
82によって構成し、炊飯器本体Aから離れた状態で、
任意に炊飯又は保温機能の制御操作を行えるようにして
いる。
【0061】したがって、該構成によると、例えば炊飯
器本体に固定された操作パネルを有し、その設置部が例
えば炊飯器本体肩部の傾斜面、同本体の前面、蓋ユニッ
トの天面のいずれかに限定され、かつ操作部がパネルシ
ートもしくは樹脂スイッチを介して操作され、さらにそ
の操作基板が本体内に固定され、しかも操作部と制御部
との間での情報のやり取りが幅広のワイヤーハーネスを
介して行われていた複雑な構成の従来のものに比べて、
次のようなメリットが生じる。
【0062】(1) 炊飯器本体側に複雑な操作パネル
面、ワイヤーハーネス、操作機構、操作基板等を設ける
必要がなくなるので、炊飯器本体側の構造がシンプルと
なり、設計、製造が容易で、低コストなものになる。ま
た、コンパクトで、デザイン上の自由度が大きくなる。
【0063】(2) 自由な場所にあって、しかも手元
で操作できるので、操作が容易になる。さらに液晶表示
部もリモートコントローラ側に付いているので、設定内
容等の確認もしやすい。
【0064】(実施の形態2)次に図13〜図18は、
本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の炊飯器本体
および同炊飯器本体要部の構成をそれぞれ示している。
【0065】該電気炊飯器の構成では、上述の実施の形
態1のものと同様のリモートコントロール方式の操作制
御手段を備えた電気炊飯器において、さらに炊飯器本体
A側の制御回路をパーソナルコンピュータと接続できる
ようにし、例えばメーカー側が開設したインターネット
ホームページ上の新規な炊飯メニュー、炊飯又は保温機
能等をインターネット回線を介してユーザー側炊飯器本
体内の書き換え可能な制御データ記憶手段に必要に応じ
て任意にダウンロードすることにより、製造、販売時以
降において随時炊飯又は保温機能を拡張又は変更できる
ようにしたことを特徴とするものである。
【0066】そのために、本実施の形態の構成では、例
えば炊飯器本体側制御回路部の制御データ記憶手段に書
き換え可能な記憶手段を採用する一方、図13および図
14に示すように、上述の実施の形態1のものと全く同
一の炊飯器本体Aの前面側下部に、図15に示すような
パーソナルコンピュータPC側データ出力端子50のプ
ラグターミナル50aを挿入接続することができるコネ
クタ95aを備えた嵌合部95を設け、該嵌合部95の
コネクタ95aを介して操作基板80側のマイコン制御
ユニット23側データ入力回路136に上記ホームペー
ジ上の炊飯メニュー等拡張又は変更データを入力できる
ように構成している。
【0067】上記嵌合部95には、図示のように、樹脂
ヒンジ構造の蓋96が設けられており、その上端側前部
のツマミ96aを握って開閉操作できるようになってい
る。そして、必要がない時には、図16のように蓋96
を閉じ、見映えの良い状態を確保する。
【0068】この場合、上記新たな炊飯、保温メニュー
等の入力は、追加方式でも良いし、また古いメニューを
消して新たなメニューに更新する更新方式も可能であ
る。
【0069】このような構成を採用した場合、例えば炊
飯メニューの内容として「炊き込みごはん」等を紹介
し、その具体的なレシピ内容をのせると同時に、そのレ
シピに合った炊飯工程を選択できるようにして、そのレ
シピがより良く炊けるようなプログラム設定を紹介す
る。プログラムメニューは、例えば炊飯工程を吸水、炊
飯量判定、炊き上げ、沸とう維持、炊き上げ検知、むら
し等の複数のプロセス、また保温工程を低温(64
℃)、つやつや長持ち(67℃)、つやつや高温(72
℃)などの複数のプロセスに分け、予じめ炊飯器本体に
セットされたモードを各々選び出し、炊飯又は保温メニ
ューに最も合ったプロセスプログラムの炊飯又は保温パ
ターンを、ユーザ側で自由に選び出せるようにする。な
お、この場合、上記プロセスプログラムは、上記炊飯又
は保温各工程中のプロセスにおける時間、温度、電力を
パラメータとして構成されている。
【0070】したがって、このような構成を採用した場
合、例えば電気炊飯器メーカーの開設したホームページ
からの炊飯又は保温機能に関するデータをパーソナルコ
ンピュータをデータ端末とするインターネット回線を介
して受信入力し、上記書き換え可能な制御データ記憶手
段の記憶データを書き換えることにより、その炊飯又は
保温機能を任意に拡張又は変更することができるように
なる。
【0071】その結果、一旦製造販売された製品の炊飯
又は保温機能をユーザー段階で必要に応じて任意に拡張
又は変更することができ、販売後においても製品性能を
改良、向上させることができるようになる。
【0072】(変形例1)なお、以上の場合において、
上記所定のデータ通信システムを例えばインターネット
テレビジョンをデータ端末とするインターネット回線に
変更し、インターネットテレビジョンを介して上記ホー
ムページからの炊飯又は保温機能に関するデータを炊飯
器本体側の制御データ記憶手段にダウンロードするよう
に構成しても同様の作用効果を得ることができる。
【0073】(変形例2)また、以上の場合において、
上記炊飯又は保温機能に関するデータを、例えば具体的
に複数の種類の米の銘柄又は産地に対応した炊飯又は保
温各工程におけるプロセスプログラムを内容とすること
もできる。
【0074】そのようにすると、全国的に人気の高い
「コシヒカリ」その他の銘柄に対応した適切な炊飯又は
保温各工程のプロセスプログラムで、炊飯又は保温を行
うことができ、より美味しい御飯を提供することができ
る。また、同じ「コシヒカリ」であっても、例えば新潟
の「魚沼産」のものとその他の地域のものとでは、含水
量その他の特質に差があるので、それらにも対応してプ
ロセスプログラムを変えることができるようにすること
が好ましく、本例の構成では、そのような場合にも対応
することができるようになり、より美味しい御飯を提供
することができる。
【0075】(変形例2)さらに、以上の各場合におい
て、上記ダウンロードされる制御データの加工手段を設
け、上述のようにして制御データ記憶手段にダウンロー
ドされた炊飯又は保温機能に関するデータを、さらにユ
ーザ側で好みに応じて所望に加工できるように構成する
ことも可能である。
【0076】このような構成を採用すると、よりユーザ
の好みに応じた高性能の炊飯又は保温機能を有する電気
炊飯器を提供することができるようになる。
【0077】(実施の形態3)次に、図19は、本願発
明の実施の形態3に係る電気炊飯器のリモートコントロ
ーラの構成を示している。
【0078】この実施の形態では、上記実施の形態1の
ものと同様のリモートコントローラ82の裏面側に、炊
飯スイッチ84とタイマー予約スイッチ86、取消しス
イッチ87に加えて、時計部94のみを設けて構成され
ており、該裏面側を使用して操作するようにすれば、必
要最少限度の簡単操作機能を実現できるようにしたこと
を特徴としている。
【0079】このような構成を採用すると、年寄りなど
にも操作しやすい簡単操作のリモートコントローラと高
機能なリモートコントローラとを1つのリモートコント
ローラ82の裏側と表側との2つの操作面を使い分ける
ことにより、両立させることができるようになる。
【0080】(実施の形態4)次に図20〜図28は、
本願発明の実施の形態4に係る電気炊飯器の炊飯器本体
および同電気炊飯器に関連する要部の構成をそれぞれ示
している。
【0081】該電気炊飯器の構成では、上述の実施の形
態1,2のものと同様にリモートコントロール方式の操
作制御手段を設けているが、同リモートコントローラと
電気炊飯器本体との間で双方向での送受信を可能とする
一方、さらにリモートコントローラ側の制御回路をパー
ソナルコンピュータと接続できるようにし、例えばメー
カー側が開設したインターネットホームページ上の新規
な炊飯メニュー、炊飯機能等を上記リモートコントロー
ラを介してユーザー側炊飯器本体内の書き換え可能な制
御データ記憶手段に必要に応じて任意にダウンロードす
ることにより、製造・販売時以降において随時炊飯機能
を拡張又は変更できるようにしたことを特徴とするもの
である。
【0082】そのために、本実施の形態の構成では、先
ず例えば図20および図21に示すように、炊飯器本体
Aの前面側操作パネル面97下部に送受光部22A,2
2Bを設ける一方、扁平箱型構造のリモートコントロー
ラ110側にも対応する送受光部132B,132Aを
設けて双方向での送受信を行えるようにしているととも
に、さらに図22および図23に示すようにパーソナル
コンピュータPC側データ出力端子131のプラグター
ミナル131aを挿入接続することができるコネクタ1
30aを備えた嵌合部130を設け、該嵌合部130の
コネクタ130aを介してリモートコントローラ110
のマイコン制御ユニットのデータ入力回路に上記ホーム
ページ上の炊飯メニュー等拡張又は変更データを入力で
きるように構成している。そして、入力されたデータ
は、最終的に該リモートコントローラ110から炊飯器
本体側の制御データ記憶手段にダウンロードされるよう
になっている。
【0083】この場合、上記新たな炊飯、保温メニュー
等の入力は、追加方式でも良いし、また古いメニューを
消して新たなメニューに更新する更新方式等の他の方式
も可能である。
【0084】そして、上記リモートコントローラ110
は、具体的には次のように構成されている。
【0085】すなわち、同リモートコントローラ110
は、先ずキーボード式操作スイッチとしてのメニュー選
択スイッチ121、保温スイッチ122、炊飯開始スイ
ッチ123、タイマー設定スイッチ124、タイマー時
アップ・ダウンスイッチ124a、タイマー分アップ・
ダウンスイッチ124b、取消スイッチ125、時刻設
定スイッチ126、再加熱スイッチ127、キッチンタ
イマースイッチ128、ダウンロードスイッチ129の
各々および液晶ディスプレイ120を備えた本体部11
1と該本体部111に対してヒンジ構造により開閉可能
に取り付けられた蓋体部112とからなり、蓋体部11
2側には上記炊飯開始スイッチ123、タイマー設定ス
イッチ124、取消スイッチ125を上面側から操作す
ることができる操作軸123a,124a,125aを
備えた当該各操作スイッチ123,124,125に対
応した操作部123A,124A,125Aとともに上
記液晶ディスプレイ120に対応した開口部112aが
設けられている。また、上記液晶ディスプレイ120は
例えば図24、図25に示すように、現在時刻/炊き
あがり時刻の表示、午前/午後の表示、タイマー表
示(1,2)、白米炊飯/おこわ/早炊き/玄米/す
しめし/おかゆ/炊き込み等のメニュー表示、保温時
間の表示、炊飯終了までの時間表示(あと〇〇分)、
保温/再加熱の表示、つやつや長持ち/つやつや高
温の表示、おこげ表示・・・等の各種の表示を文字部
139と対応させて行うようになっている。また上記パ
ソコン側プラグターミナル131aとの接続機能を有す
る嵌合部130は、上記本体部111側の送受光部13
2B,132Aと反対側の端面に設けられている。
【0086】したがって、以上のような構成のリモート
コントローラ110では、例えば図22に示すように、
上記蓋体部112を閉じ、本体部111を覆った状態で
は、上記開口部112aを通して下面側の液晶ディスプ
レイ120の各種の表示の全てを見ることができるとと
もに、操作部123A,124A,125Aを介して必
要最少限の操作機能である炊飯開始スイッチ123、タ
イマー設定スイッチ124、取消スイッチ125の操作
が可能となり、簡単機能のリモコン状態が実現される。
【0087】他方、図23のように蓋体部112が開放
されると、上述の全ての操作スイッチ121〜129の
操作が可能な高機能状態のリモートコントローラとな
る。
【0088】以上のリモートコントローラ110を用い
て炊飯操作を行う場合、次の(1)〜(7)のようなプ
ロセスの作用となる。
【0089】(1) 初期状態 この状態においては、何らかの操作スイッチが操作され
てデータが入力されるのを待つ。
【0090】(2) 現在時刻の設定 次に、タイマー等クロック時間の基準となる現在時刻を
設定する。
【0091】(3) 待機状態 次に、メニュー選択スイッチによるメニューの選択、設
定、タイマー予約スイッチによるタイマー予約炊飯の選
択、設定又は取消スイッチによる選択、設定の取消し等
の操作データの入力を待つ。
【0092】(4) 炊飯等開始指令 上記(1)〜(3)までの蓄積データを上記炊飯器本体
側の制御ユニットにシリアルに転送して、同炊飯器本体
側のマイコン制御ユニットをセットして炊飯を開始す
る。この炊飯の開始は、もちろんタイマー予約の場合に
はタイマー予約時間の到来時になされる。
【0093】また、上記データの転送がなされたことを
確認するために、炊飯器本体側のブザーでピッーと音を
発生させる。
【0094】(5) 残時間表示 炊飯開始後、あと何分で炊き上がるかを、炊飯器本体側
マイコン制御ユニットとの間でのデータの送受信によ
り、リモートコントローラ110側液晶ディスプレイ1
20上に表示する。
【0095】(6) 炊飯完了報知 炊き上げが完了し、かつむらし工程が終了すると、ピ
ッ,ピッ,ピッと数回上述のブザーで報知して保温工程
に移行する。
【0096】(7) 保温中の表示 保温工程に移行すると、上記リモートコントローラ11
0の液晶ディスプレイ部120中に「保温中(低温)」
又は「保温中(つやつや長持ち)」等の表示を行う。
【0097】そして、本実施の形態の場合、図26に示
すように、パーソナルコンピュータPCからのホームペ
ージ情報をリモートコントローラ110を介して炊飯器
本体側の書き換え可能な制御データ記憶手段にダウンロ
ードすることにより炊飯メニュー等を拡張又は変更する
ことができるようになっている。
【0098】したがって、例えば図28に示すような
「カレーレシピ」等の新しいメニューの取り込みも可能
となる。
【0099】すなわち、先ず上記ダウンロードスイッチ
(プログラムスイッチ)129をON(ステップS1
するとともに液晶ディスプレイ120中に所定の所望の
炊飯メニュー(図28)を選択表示(ステップS2
し、次に設定スイッチがON(ステップS3)される
と、その炊飯メニューのプログラムが設定(ステップS
4)されるようにし、その後、炊飯開始スイッチ121
がON(ステップS5)されると、対応するメニューの
炊飯モードが実行(ステップS6)されるようにするこ
とができる。
【0100】さらに本実施の形態の場合、上記リモート
コントローラ110そのものに単体としてのタイマー機
能が具備されている。
【0101】したがって、上述の時、分の各アップダウ
ンスイッチ124a,124bを使用して所定のタイマ
ー時間のセットを行ない、その後タイマー動作をスター
トしてブザーを鳴らして報知するキッチンタイマーとし
てのタイマー単独での使用も可能となる。
【0102】(変形例)なお、この実施の形態の場合に
おいても、上述した実施の形態2における変形例1〜3
の構成が、必要に応じて全く同様に採用されることは勿
論である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本願発明の実施の形態1に係る電気炊飯器の炊
飯器本体部の構成を示す断面図である。
【図2】同炊飯器本体部の底部側から見た一部切欠図で
ある。
【図3】同炊飯器本体部の正面図である。
【図4】同炊飯器本体部に対して着脱可能に構成された
操作パネル兼用型リモートコントローラの斜視図であ
る。
【図5】同リモートコントローラの炊飯器本体への取付
状態を示す要部の断面図である。
【図6】上記炊飯器本体部の上記リモートコントローラ
を取り外した状態における正面図である。
【図7】上記炊飯器本体部側の炊飯および保温制御回路
の電気回路図である。
【図8】上記リモートコントローラ内の送信回路の概略
的なシステム構成を示す機能ブロック図である。
【図9】同リモートコントローラ内の送信回路の詳細な
構成を示す電気回路図である。
【図10】同図9の回路のIC回路部の詳細を示すブロ
ック図である。
【図11】上記リモートコントローラの送信部に対応し
て設けられた炊飯器本体側受信部の受信回路の構成を示
す機能ブロック図である。
【図12】同図11の受信回路の詳細を示す電気回路図
である。
【図13】本願発明の実施の形態2に係る電気炊飯器の
炊飯器本体部の構成を示す断面図である。
【図14】同炊飯器本体部の正面図である。
【図15】同炊飯器本体部のパソコンコネクタ部に接続
されるパソコン側ターミナルプラグの斜視図である。
【図16】同炊飯器本体部に対して着脱可能に構成され
た操作パネル兼用型リモートコントローラを炊飯器本体
に取付けた状態を示す炊飯器本体部の正面図である。
【図17】同炊飯器本体部側の炊飯および保温制御回路
の構成を示す電気回路図である。
【図18】同炊飯器本体部とパーソナルコンピュータと
を接続したホームページデータダウンロード状態におけ
る正面図である。
【図19】本願発明の実施の形態3に係る電気炊飯器の
操作パネル兼用型リモートコントローラの裏面構造を示
す正面図である。
【図20】本願発明の実施の形態4に係る電気炊飯器の
炊飯器本体部の構成を示す正面図である。
【図21】同炊飯器本体部と対応して使用されるハンド
ヘルド型リモートコントローラの送受光部端側から見た
斜視図である。
【図22】同リモートコントローラのパーソナルコンピ
ュータとの接続端側から見た斜視図である。
【図23】同リモートコントローラの蓋部を開放した状
態の図22と同様の斜視図である。
【図24】同リモートコントローラの蓋部を閉めた図2
2の状態における正面図である。
【図25】同リモートコントローラの蓋部を開放した状
態における正面図である。
【図26】同リモートコントローラとパーソナルコンピ
ュータとを接続したホームページデータダウンロード状
態の斜視図である。
【図27】同リモートコントローラを使用したメニュー
拡張炊飯の実行プログラムを示すフローチャートであ
る。
【図28】同図27のプログラムの実行時における表示
状態を示す液晶ディスプレイ部の正面図である。
【符号の説明】
1は外ケース、2は蓋ユニット、3は内鍋、4は内ケー
ス、22は受信部、22aは受光部、22Aは発光部、
22Bは受光部、82はリモートコントローラ、90は
発光部、110はリモートコントローラ、111は本体
部、112は蓋部、132Aは受光部、132Bは発光
部である。

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 マイコン式の制御ユニットを備えた電気
    炊飯器であって、書き換え可能な制御データ記憶手段を
    備え、所定の情報源からの炊飯又は保温機能に関するデ
    ータを所定のデータ通信システムを介して受信入力し、
    上記書き換え可能な制御データ記憶手段のデータを書き
    換えることにより、その炊飯又は保温機能を拡張又は変
    更することができるようにしたことを特徴とする電気炊
    飯器。
  2. 【請求項2】 所定の情報源が電気炊飯器メーカの開設
    したホームページであるとともに、所定のデータ通信シ
    ステムがパーソナルコンピュータをデータ端末とするイ
    ンターネット回線であり、上記パーソナルコンピュータ
    を介して上記ホームページからの炊飯又は保温機能に関
    するデータを炊飯器本体側の制御データ記憶手段にダウ
    ンロードするように構成されていることを特徴とする請
    求項1記載の電気炊飯器。
  3. 【請求項3】 所定の情報源が電気炊飯器メーカの開設
    したホームページであるとともに、所定のデータ通信シ
    ステムがインターネットテレビジョンをデータ端末とす
    るインターネット回線であり、上記インターネットテレ
    ビジョンを介して上記ホームページからの炊飯又は保温
    機能に関するデータを炊飯器本体側の制御データ記憶手
    段にダウンロードするように構成されていることを特徴
    とする請求項1記載の電気炊飯器。
  4. 【請求項4】 パーソナルコンピュータからのデータ
    が、直接炊飯器本体側にダウンロードされるように構成
    されていることを特徴とする請求項2記載の電気炊飯
    器。
  5. 【請求項5】 インターネットテレビジョンからのデー
    タが、直接炊飯器本体側にダウンロードされるように構
    成されていることを特徴とする請求項3記載の電気炊飯
    器。
  6. 【請求項6】 パーソナルコンピュータからのデータ
    が、リモートコントローラを介して炊飯器本体側にダウ
    ンロードされるように構成されていることを特徴とする
    請求項2記載の電気炊飯器。
  7. 【請求項7】 インターネットテレビジョンからのデー
    タが、リモートコントローラを介して炊飯器本体側にダ
    ウンロードされるように構成されていることを特徴とす
    る請求項3記載の電気炊飯器。
  8. 【請求項8】 炊飯又は保温機能に関するデータは、炊
    飯又は保温各工程におけるプロセスプログラムを内容と
    するものであることを特徴とする請求項1,2,3,
    4,5,6又は7記載の電気炊飯器。
  9. 【請求項9】 炊飯又は保温機能に関するデータは、複
    数の種類の米の銘柄又は産地に対応した炊飯又は保温工
    程におけるプロセスプログラムを内容とするものである
    ことを特徴とする請求項1,2,3,4,5,6又は7
    記載の電気炊飯器。
  10. 【請求項10】 プロセスプログラムは、炊飯又は保温
    各工程中のプロセスにおける時間、温度、電力をパラメ
    ータとして構成されていることを特徴とする請求項8又
    は9記載の電気炊飯器。
  11. 【請求項11】 制御データ加工手段を備え、制御デー
    タ記憶手段にダウンロードされた炊飯又は保温機能に関
    するデータをユーザ側で所望に加工できるように構成さ
    れていることを特徴とする請求項2,3,4,5,6,
    7,8,9又は10記載の電気炊飯器。
JP26584299A 1999-09-20 1999-09-20 電気炊飯器 Expired - Lifetime JP3454199B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26584299A JP3454199B2 (ja) 1999-09-20 1999-09-20 電気炊飯器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP26584299A JP3454199B2 (ja) 1999-09-20 1999-09-20 電気炊飯器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001087128A true JP2001087128A (ja) 2001-04-03
JP3454199B2 JP3454199B2 (ja) 2003-10-06

Family

ID=17422836

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP26584299A Expired - Lifetime JP3454199B2 (ja) 1999-09-20 1999-09-20 電気炊飯器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3454199B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174965A (ja) * 2001-12-12 2003-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯装置及び炊飯装置と通信する携帯電話携帯情報端末及びこれらの機能を実現するコンピュータプログラムとコンピュータプログラムを記録した媒体
JP2006129953A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Paramount Bed Co Ltd 電動ベッドの動作制御装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003174965A (ja) * 2001-12-12 2003-06-24 Matsushita Electric Ind Co Ltd 炊飯装置及び炊飯装置と通信する携帯電話携帯情報端末及びこれらの機能を実現するコンピュータプログラムとコンピュータプログラムを記録した媒体
JP2006129953A (ja) * 2004-11-02 2006-05-25 Paramount Bed Co Ltd 電動ベッドの動作制御装置
JP4514038B2 (ja) * 2004-11-02 2010-07-28 パラマウントベッド株式会社 電動ベッドの動作制御装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3454199B2 (ja) 2003-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103108576B (zh) 多功能烹调器
KR20020032579A (ko) 가열 조리가 요구되는 요리 메뉴를 간단하게 설정 가능한전자 레인지
WO2012139392A1 (zh) 一种与人互动烹饪的智能炉具及工作方法
JPH11137421A (ja) 電気炊飯器
JP2013123570A (ja) 電気炊飯器
JP3454199B2 (ja) 電気炊飯器
KR100660693B1 (ko) 전기압력보온밥솥의 취사조절장치 및 그 방법
JP6257496B2 (ja) 加熱調理器
JP4029821B2 (ja) 誘導加熱調理器
JP2006150056A (ja) 炊飯器
JP4296932B2 (ja) 電気機器
JP2006305048A (ja) 電気炊飯器
JP3558042B2 (ja) 電気炊飯器
JP2005182482A (ja) 電気機器
JP2643827B2 (ja) 電気炊飯器
JP2006325664A (ja) 電気炊飯器
JP3546811B2 (ja) 調理家電機器の予約時刻設定システム
JP2018088991A (ja) 炊飯器
JP2022177497A (ja) 加熱調理システム
JPH1099193A (ja) 電気炊飯器
JPH1085125A (ja) 電気炊飯器
KR930006562B1 (ko) 음식물의 조리방법 및 장치
JP2008110220A (ja) 電気炊飯器
JP2006230515A (ja) システムキッチン
JPH08299166A (ja) 蒸らし煮装置

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3454199

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090725

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

R371 Transfer withdrawn

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R371

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100725

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110725

Year of fee payment: 8

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120725

Year of fee payment: 9

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130725

Year of fee payment: 10

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

EXPY Cancellation because of completion of term