JP4514038B2 - 電動ベッドの動作制御装置 - Google Patents

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本発明は、医療用ベッド又は介護用ベッドの背昇降動作、膝昇降動作及びベッド全体の昇降動作を制御する電動ベッドの動作制御装置に関する。
医療用又は介護用のベッドは、治療又は介護の必要上、又は高齢者若しくは障害者の自立度を維持又は向上させるために、患者の姿勢を変えたり、ベッド全体の高さを変えることができるようにするため、背ボトム及び膝ボトムの傾斜角度を変えたり、ベッドの床の高さを変更できるようになっている。また、動作角度制限又はメモリポジションを設定できるようになっている。このような従来技術として例えば特許第2865161号、特許第2874035号等が挙げられる。
特許第2865161号 特許第2874035号
医療用ベッド又は介護用ベッドの利用者の身体状況は多様であり、その状況に応じて看護及び介護士が注意してベッドを操作している。例えば嚥下障害のある利用者に対しては電動ベッドの背ボトム角度をある一定角度以下、例えば30度以下の範囲で使用するよう配慮したり、呼吸器障害のある利用者に対しては電動ベッドの背ボトム角度をある一定の角度以下、例えば40度以下にすることを禁止したりしている。また、脚に怪我を負った利用者やリュウマチの利用者に対しては電動ベッドの膝ボトム上げ機能を使用しない等の制限を加えている。
しかしながら、上記従来技術においては、このようなベッド動作制限の設定はベッドの動作制御装置に対して例えば専門のオペレータが直接設定するものであり、外部機器を介して離れた場所から介護者等が動作設定することができないという問題点がある。
また、介護用ベッドを利用することによって一人だけで起き上がり又は立ちあがり等することができる自立できるベッド利用者においては、ベッド利用者自身が電動ベッドを操作することになるが、操作するたびに自分の体型に適合した適切な調整を行うことは困難であり、例えば立ち上がり時に端座位の姿勢をとるための電動ベッドの高さ調整などは、非常に手間がかかるという問題点がある。
更に、起き上がり時に身体がずれないように、例えば最初に膝ボトム上げを行い、次いで、背ボトム上げと膝ボトム上げを同時に行い、その後、背ボトム上げを行い、最後に高さ調整するといった一連の動作を操作する際、複数のボタンを続けて操作する必要があるが、これらの操作はベッド利用者ごとにパターン化しているにもかかわらず、単一のボタンで操作できるようにするには予めそのパターンを記憶しておく方法しかなく、あとからベッド利用者に合わせて設定を行うことができないという問題点がある。
また、動作設定用の操作入力装置を使用してベッドの動作設定を行った場合、どのベッド利用者にどのような動作内容を設定したのかを管理する必要があるが、看護又はケアマネージャーをはじめとする介護者の負担が大きいという問題点があり、同様の身体状態にあるベッド利用者に対して同様の動作設定を行う場合、同じ設定を何度も繰り返す必要があり、動作設定操作が煩雑になるという問題点もある。
更に、専用の操作入力装置を用いて動作設定を行う際、電動ベッドの仕様変更及び新機種開発の都度、専用の操作入力装置が必要となり、開発負担が大きくなるという問題点もある。
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、ベッドの動作設定をベッドに据付の制御装置のみならず、外部機器を通じて行うことができる電動ベッドの動作制御装置を提供することを目的とする。また本発明は、動作設定の容易な電動ベッド、例えば通常の操作の中で行われる決まった操作順序のパターンを記憶してそれを少ないボタン操作で実行することができる電動ベッドの動作制御装置を提供することを目的とする。
更に、本発明は、電動ベッドの動作情報の設定、確認及び電動ベッドの利用者情報及び故障等に関する情報を記憶できると共に、記憶した情報を表示する表示装置を設けること等により、ケアマネージャー等によるベッドの管理負担を軽減することができる電動ベッドの動作制御装置を提供することを目的とする。
本願第1発明に係る電動ベッドの動作制御装置は、フレームに取り付けられた背ボトム及び膝ボトムの少なくとも1つのボトムを傾動駆動するボトム駆動部材と、前記フレームを昇降駆動するフレーム駆動部材と、前記ボトム駆動部材又はフレーム駆動部材を駆動してベッドのボトム又はフレームを動作させる信号を生成する操作入力装置と、前記ボトム又はフレームの動作設定に関する動作設定情報及びベッド利用者情報を記憶する記憶装置と、前記操作入力装置からの信号により前記記憶装置の動作設定情報をもとに前記ボトム駆動部材及び/又はフレーム駆動部材を制御する制御部と、を有する電動ベッドの動作制御装置において、前記動作設定情報を送信する外部機器接続されこの外部機器からの動作設定情報を前記動作制御装置又は前記操作入力装置内に設けられた中央演算装置に入力する外部インターフェースを有し、前記中央演算装置は、前記外部機器から前記外部インターフェースを介して受信した動作設定情報を前記記憶装置に記憶させるか、又は新たな動作設定情報を前記外部機器から前記外部インターフェースを介して受信して新たに受信した動作設定情報を前記記憶装置に記憶させることにより修正し、前記記憶装置は、前記ボトム及び/又はフレームの操作履歴情報、動作履歴情報並びにメンテナンス情報も記憶し、前記記憶装置に記憶された前記操作履歴情報、前記動作履歴情報及び前記メンテナンス情報は、前記外部インターフェースに接続された外部機器により読み出すことができ、この外部機器により読み出された情報により、電動ベッドにトラブルが発生した際の原因究明、電動ベッドの動作管理、ベッド利用者の状況に応じた動作設定、及び前記動作設定情報の適否の検証のうちの少なくとも1つを行うことが可能であることを特徴とする。
この場合において、前記制御部、前記記憶装置及び前記外部インターフェースは、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置は、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられていることが好ましい。
また、この場合において、前記制御部及び前記記憶装置は、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置及び前記外部インターフェースを、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けることもできる。
更に、この場合において、前記制御部は、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置、前記記憶装置及び前記外部インターフェースを、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けてもよい。
この場合において、前記動作設定情報は、前記ボトム及び前記フレームの動作範囲、動作パターン、動作速度、設定位置及び動作禁止の1又は複数の情報であることが好ましい。
この場合において、前記操作履歴情報は、前記操作入力装置が生成したボトムを動作させる信号による前記ボトム駆動部材の操作開始時及び操作終了時刻、並びに前記操作入力装置が生成したフレームを動作させる信号による前記フレーム駆動部材の操作開始時刻及び操作終了時刻、ボトム又はフレームの上げ若しくは下げ動作の種類、並びに前記操作入力装置における操作されたボタンの種類のうちの1又は複数の情報であり、前記動作履歴情報は、ボトムの駆動開始時刻及びボトムの駆動終了時刻又はボトムの駆動時間、ボトム又はフレームの上げ若しくは下げ動作の種類、並びに、フレームの駆動開始時刻及び駆動終了時刻又はフレームの駆動時間のうちの1又は複数の情報であり、前記メンテナンス情報は、動作制御装置及び各駆動部材のシリアルナンバー、動作制御装置の通電時間、各駆動部材の動作時間、トラブル発生時の時間、エラーコード、トラブル発生箇所、トラブル発生時の操作状況、トラブル発生時の動作状況、トラブル発生時の動作制御装置の通電時間、並びに各駆動部材の動作時間のうちの1又は複数の情報であることが好ましい。
また、この場合において、前記動作パターンは前記操作入力装置に設けられた複数の動作スイッチを所望のパターンに従って操作することにより、この操作順序が記憶されて特定の1個の動作スイッチが操作されたときに前記操作順序に従った動作が行われるものであることが好ましい。
また、この場合に、前記外部機器により読み出された前記操作動作履歴及びメンテナンス情報は、前記外部機器又はこれに接続された表示装置に表示されるものとすることが好ましい。
更に、この場合に、前記外部機器により読み出された前記操作動作履歴は、前記外部機器又はこれに接続されたコンピュータにより分析及び加工され、グラフ表示、統計表示又はアニメーション表示されることが好ましい。
本願の第2発明に係る電動ベッドの操作履歴情報表示装置は、本願第1発明に係る電動ベッドの動作制御装置の前記外部インターフェースに接続され、前記記憶装置の動作設定情報を入力又は修正すると共に前記記憶装置に記憶された情報を分析及び加工する演算部と、この演算部により得られたデータをグラフ表示する、統計表示する又はアニメーション表示する表示画面とを有することを特徴とする。
本願第1発明に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、外部機器を接続する外部インターフェースを有するので、外部インターフェースを介して外部機器を接続し、外部から動作設定情報を入力又は修正することができるので、介護者又はケアマネージャーはベッド利用者の意に反してもボトム又はフレームの動作範囲、動作禁止情報をはじめとする動作設定情報を設定して、例えば被介護者の状況に応じた介護を行うことができる。
上述の電動ベッドの動作制御装置において、前記制御部、記憶装置及び外部インターフェース、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられている場合においては、電動ベッドの操作性が向上し、ベッド利用者又は介護者は容易にベッドを操作することができる。
上述の電動ベッドの動作制御装置において、前記制御部及び記憶装置、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置及び外部インターフェース、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられている場合においては、接続部分がスイッチボックスと同様に手の届きやすい位置に配置されることになり、外部機器を接続する際の作業性が向上する。
又は、上述の電動ベッドの動作制御装置において、前記制御部、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置、記憶装置及び外部インターフェース、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられている場合においては、外部機器から動作設定情報を設定する機能並びに操作動作履歴情報、メンテナンス情報及び動作設定情報を記憶する機能を有しない電動ベッドに対し、前記スイッチボックスの付け替えのみで、容易にこれらの機構を付加することができるので、カスタマイズ性が向上する。
本願の請求項5に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記動作設定情報を、前記ボトム及び前記フレームの動作範囲、動作パターン、動作速度、設定位置及び動作禁止の1又は複数の情報とするので、電動ベッドの動作設定が容易となり、被介護者の状況に応じてベッドを適切に動作させ、又は動作を制限することができる。
本願第1発明に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記記憶装置を、操作動作履歴及びメンテナンス情報も記憶するものとするので、上記動作設定時に電動ベッドの機種を判別することが可能になるとともに、トラブルが発生した場合の原因の究明及び電動ベッドの動作管理に役立てることができる。
本願の請求項に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記操作動作履歴を、前記ボトム駆動部材及びフレーム駆動部材の操作開始時及び操作終了時、ボトムの駆動開始時及びボトムの駆動終了時又はボトムの駆動時間、ボトムの上げ又は下げ動作の種類、フレームの駆動開始時及び駆動終了時又はフレームの駆動時間、フレームの上げ又は下げ動作の種類、前記操作入力装置における操作されたボタンの種類の1又は複数の情報とし、メンテナンス情報は、動作制御装置及び各駆動部材のシリアルナンバー、動作制御装置の通電時間、各駆動部材の動作時間に加え、トラブル発生時の時間、エラーコード、発生箇所、トラブル発生時の操作状況、トラブル発生時の動作状況、トラブル発生時の通電時間又は動作時間の1又は複数の情報とするので、操作動作履歴及びメンテナンス情報をより詳細に記憶することができ、ベッド管理が容易となる。
本願の請求項に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記動作パターンは前記操作入力装置に設けられた複数の動作スイッチを所望のパターンに従って操作することにより、この操作順序が記憶されて特定の1個の動作スイッチが操作されたときに前記操作順序に従った動作が行われるものとするので、操作に手間がかからず、操作性が著しく向上する。
本願第1発明に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記記憶装置に記憶された前記操作履歴情報、動作履歴情報及びメンテナンス情報を、前記外部インターフェースに接続された外部機器により読み出すことができるようにするので、必要な情報を外部機器を介して確認することができるので、介護者又はケアプランナーはトラブルが生じた場合の直前の動作内容(操作内容)又は患者がどのようなベッド操作を行ったかの動作履歴を必要に応じて容易に確認することができる。また、ケアプラン及び前記動作設定の適否の判断も容易となる。また、メンテナンス情報から電動ベッドの機種を判別することができ、膝ボトムが動作しない電動ベッドに対して動作設定を行ってしまう等の失敗の軽減に役立てることができる。
本願の請求項に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記外部機器により読み出された前記操作履歴情報、動作履歴情報及びメンテナンス情報を、前記外部機器又はこれに接続された表示装置に表示するようにするので、前記操作履歴情報、動作履歴情報及びメンテナンス情報をより速やかに把握することができるようになり、介護者等によるベッド管理も容易となる。
本願の請求項に係る電動ベッドの動作制御装置によれば、前記外部機器により読み出された前記操作履歴情報及び動作履歴情報を、前記外部機器又はこれに接続されたコンピュータにより分析及び加工し、グラフ表示、統計表示又はアニメーション表示するようにするので、介護者又はケアプランナーは記憶装置に記憶された必要な情報を例えばイメージとして捕らえることができ、その内容の把握がより容易となる。
本願の第2発明に係る操作履歴情報表示装置によれば、電動ベッドにおける記憶装置に記憶された情報を分析、加工してグラフ表示、統計表示又はアニメーション表示として表示画面に表示することができるので、介護者、ケアプランナー等が操作動作履歴情報を例えばイメージとして捕らえることができ、内容の把握、管理及び活用がより容易となる。また、トラブルが発生した場合の原因の解析等も容易となる。
以下、本発明の実施の形態について添付の図面を参照して具体的に説明する。本発明の動作制御装置が適用される電動ベッドは、フレームに、患者の上半身に相当する部分がのる背ボトム、腰に相当する部分がのる腰ボトム、大腿部に相当する部分がのる膝ボトム、脛に相当する部分がのる足ボトム等が設けられ、これらの背ボトム、腰ボトム、膝ボトム、足ボトム上に、マットレスが設置されている。各ボトムのうち、背ボトム、膝ボトム及び足ボトムは、そのフレームに対する角度を変更可能にフレームに設けられており、背ボトム及び膝ボトムはアクチュエータにより回動駆動される。通常、足ボトムは、膝ボトムの回動に連動して回動する。腰ボトムは通常フレームに固定されている。フレームはリンク機構により昇降するようになっており、このフレームの昇降もアクチュエータにより駆動される。なお、電動ベッドは、上記構造に限らず、種々のものがある。例えば、背ボトムのみ上げ及び下げ駆動されるようになっているものもある。この場合は、以下の説明において、膝ボトムの駆動部は存在しない。
図1は、本発明の第1実施形態における操作入力装置16a、動作制御装置17a及び外部機器18の接続関係を示す模式図である。図1において、操作入力装置16aは図示省略したスイッチボックス内に設けられており、動作制御装置17aは図示省略したベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられている。操作入力装置16aと動作制御装置17aには夫々MPU(中央演算装置)19a及び20aが設けられている。動作制御装置17aの電源5から操作入力装置16aのMPU19aに必要な電源が供給される。操作入力装置16aのMPU19aと動作制御装置17aのMPU20aとは夫々シリアルI/Oを介して接続されている。動作制御装置17aのMPU20aにはシリアルI/O及び外部インターフェース21を介して外部機器18として例えばパーソナルコンピュタ、PDA等が接続されている。また動作制御装置17aには不揮発性半導体記憶素子(EEPROM)22aが設けられている。
図2は、図1の動作制御装置17aのブロック図である。図2において、動作制御装置17aの駆動部12は背ボトムの背上げ及び背ボトム下げ動作用の駆動部であり、膝ボトム用の駆動部も同様の構成を有するが、図2には図示していない。駆動部13はフレームの昇降駆動用のものである。MPU(中央演算装置)としての制御部20aに、操作入力装置16aと、外部インターフェース21が接続されるシリアル/パラレル信号入出力端子2と、不揮発性半導体記憶素子(EEPROM)22aとが接続されている。電源5からは操作入力装置16a、MPU20a及びチョッパ部6、7に給電されている。チョッパ部6、7は電源5からの電流をパルス電流に変換し、MPU20aからの制御信号により所定期間、このパルス電流を出力する。チョッパ部6、7からの出力電流は、電流検出部8、9により検出される。この電流検出部8、9により検出された電流は、リレー部10、11に入力される。MPU20aはリレー部10、11にアクチュエータのモータの回転方向を指示する信号を出力し、電流検出部8、9から出力された電流値に対応する回転数の信号を駆動部12、13に出力する。駆動部12、13は、駆動部のアクチュエータのモータをMPU20aから指示された方向に、MPU20aから指示された回転数だけ、回転させる。
これにより、駆動部12は、そのアクチュエータのピストンロッドが所定長進出し、又は退入し、背ボトムが傾動する。膝ボトムも同様に、MPU20aからの指示により、所定のパターンで膝上げ動作及び膝下げ動作をする。
また、駆動部13は、そのアクチュエータのピストンロッドが所定長進出し、又は退入し、フレームの高さを、MPU20aから指示された長さだけ、高くし、又は低くする。位置センサ14はアクチュエータのピストンロッドの移動量に伴う摺動抵抗の変化により、このピストンロッドの位置を検出し、このピストンロッドの位置により、背ボトム及び膝ボトムの傾斜角度を検出する。この検出結果は、MPU20aに入力され、MPU20aにおいて、駆動部12、13の駆動量のフィードバック制御に使用される。
次に、動作設定情報書き込み時の動作制御装置17a内のMPU20aの動作について図3の処理フロー図に基づいて説明する。動作設定情報とは、前記ボトム及び前記フレームの動作範囲、動作パターン、動作速度、設定位置及び動作禁止の1又は複数の情報である。
動作範囲とは、前記操作入力装置により前記ボトム及び前記フレームを動作させる範囲を制限する機能であり、夫々の可動部位について上限値、下限値のいずれか又は両方を設定するものである。例えば、背ボトムが0゜から80゜まで動作する電動ベッドにおいて、動作範囲の上限値が40゜、下限値が10゜と設定された場合、前記操作入力装置による背ボトムの操作は10゜から40゜に制限される。但し、動作範囲で設定された通りに操作を限定する使用方法に加え、動作範囲の上限値、下限値に到達したところで一旦停止させ、その後、再度ボタンを操作することで電動ベッドの最大動作範囲まで動作するものとしても良い。例えば、背ボトムの上限値が40゜と設定された場合、前記操作入力装置により背ボトムを上げると40゜で一旦停止するが、再度、操作することで背ボトムの最大動作範囲である80゜まで動作させることができるといった使用方法である。
動作パターンとは、一つ又は複数の続いた操作に関する情報であり、前記操作入力装置のボタンの種類、操作時間、前記ボトム又は前記フレームの上げ下げの種類、前記ボトム又は前記フレームの駆動開始時及び駆動終了時の1又は複数の情報から構成される。前記操作入力装置のボタン操作は、一つのボタン操作又は複数のボタン同時操作からなる。前記操作入力装置に動作パターン用のボタンを設け、そのボタンを操作することで設定された内容の動作を実行することができる。例えば、背ボトムを0゜から30゜まで上げ、その後、背ボトムを30゜から60゜、ベッド高さを30cmから50cmまで同時に上げるという動作パターンを設定した場合、操作入力装置に設けた動作パターン操作用のボタンを押しつづけることで設定された一連の動作パターンの操作を行うことができる。
動作速度とは、前記操作入力装置により前記ボトム及びフレームを操作する際の前記ボトム又は前記フレームの動作する速度を設定するものである。例えば、背ボトムの通常速度として2゜/秒を3゜/秒に設定するなどである。
設定位置とは、前記ボトム又は前記フレームの夫々の位置を設定するものであり、前記操作入力位置に設定位置操作ボタンを設けて、そのボタンを操作することで設定された位置まで各部位を動作させることができる。例えば、設定位置が背ボトム40゜、膝ボトム20゜、ベッド高さ30cmと設定された場合、操作入力装置に設けられた設定位置操作ボタンを操作することで一つのボタンを押し続けるのみで一つ又は複数の部位を設定された位置まで操作することができる。
動作禁止とは、前記ボトム又は前記フレームの一つ又は複数について電気操作入力装置による操作を禁止するものである。例えば、背ボトムが動作禁止に設定された場合、前記操作入力装置では背ボトムを操作することができなくなる。
MPU20aは、動作制御装置の電源投入後に、半導体記憶素子22aに書き込まれている動作設定情報をMPU20a内のRAMに格納し、その動作設定内容に基づいて各駆動部材の動作を制御する。
図3は、図1の動作制御装置17a内のMPU20aの処理フローを示す図である。図3において、MPU20aは先ず外部インターフェース21によって接続された外部機器18の接続確認を行い(ステップS1)、外部機器18に対して動作設定情報の入力を要求し(ステップS2)、外部機器18から動作設定情報のデータを受信する(ステップS3)。次いでMPU20aは受信した動作設定情報のデータをMPU20a内のRAMに格納した後(ステップS4)、データをチェックする(ステップS5)。データチェックの結果、データが正常である場合は、受信したデータが動作設定に関するものであれば(ステップS6)、MPU20a内のRAMへ格納したデータを書き込んで(ステップS8)動作を終了する。一方、受信したデータが動作設定のリセットに関するものであれば、半導体記憶素子22aを初期状態へセットして(ステップS7)動作を終了する。また、データチェックの結果(ステップS5)、データが正常でなかった場合はエラーとし、ステップS2まで戻り、その後、同様の動作を一定回数繰り返す。
MPU20aは、また外部インターフェース21を介して入力された出力要求信号に基づいて外部インターフェース21を介して外部機器18に対して半導体記憶素子22aに記憶されたデータを出力する。
半導体記憶素子22aは、動作設定情報及びベッド利用者情報の他、操作動作履歴情報、メンテナンス情報等を記憶するもであり、制御部としてのMPU20aは、これらの情報を外部機器からの要求信号に応じて外部インターフェース21を介して外部機器18に出力する。操作動作履歴とは、ボトム駆動部材及びフレーム駆動部材の操作開始時及び操作終了時、ボトムの駆動開始時及びボトムの駆動終了時又はボトムの駆動時間、ボトムの上げ又は下げ動作の種類、フレームの駆動開始時及び駆動終了時又はフレームの駆動時間、フレームの上げ又は下げ動作の種類、前記操作入力装置における操作されたボタンの種類等の操作履歴をいう。メンテナンス情報とは、動作制御装置及び各駆動部材のシリアルナンバー、動作制御装置の通電時間、各駆動部材の動作時間に加え、トラブル発生時の時間、エラーコード、発生箇所、トラブル発生時の操作状況、トラブル発生時の動作状況、トラブル発生時の通電時間又は動作時間等の情報をいう。
以下、上述の如く構成された本実施形態に係る電動ベッドの動作制御装置の動作を説明する。患者又は介護者が、操作入力装置16aにより、背ボトム及び膝ボトムを傾斜する方向又はその逆の水平に戻る方向に傾動させる動作をし、又はフレームを昇降駆動した場合には、その信号が操作入力装置16aから動作制御装置17a内MPU20aに入力され、MPU20aは、チョッパ部6、7及びリレー部10、11に制御信号を出力して、駆動部12、13を所定方向に所定時間駆動して、背上げ、背下げ、膝上げ、膝下げ、フレーム上げ又はフレーム下げ動作を行う。
このとき、MPU20aは、ボトム駆動装置及びフレーム駆動装置の操作開始時及び操作終了時と、ボトムの駆動開始時、ボトムの駆動終了時又はボトムの駆動時間及びボトムの上げ又は下げ動作の種類と、フレーム動作の駆動開始時、駆動終了時及びフレーム動作の上げ又は下げ動作の種類とを、半導体記憶素子22aに入力して記憶させる。
この場合に、MPU20aは、操作入力装置16aから入力される信号の入力時、即ち、ボトム駆動装置である駆動部12への操作開始信号の入力時及び操作終了信号の入力時と、ボトムの駆動開始信号の入力時、ボトムの駆動終了信号の入力時又はボトムの駆動時間、及びこの駆動信号がボトムの上げを要求しているのか又は下げを要求しているのかの情報と、フレーム駆動装置である駆動部13への操作開始信号の入力時、操作終了信号の入力時、及びこの駆動信号がフレームの上げを要求しているのか又は下げを要求しているのかの情報とに関する信号を、半導体記憶素子22aに出力し、これらの情報を半導体記憶素子22aに記憶させる。この場合に、背ボトムと膝ボトムの双方について、そのボトムの駆動信号である情報を記憶素子22aに記憶させる。半導体記憶素子22aは最新のデータから遡ってその容量分又はそれ以下の所定容量のデータを記憶部に保存格納する。
本実施形態によれば、外部機器18から外部インターフェース21を介して動作設定情報を入力し、設定することができるので、介護者又はケアマネージャーがベッド利用者の意に反しても電動ベッドにおける背ボトム、膝ボトム又はフレームの動作範囲、動作禁止情報等の動作設定情報を設定してベッド利用者の状況に応じた介護をすることができる。
また、本実施形態によれば、従来、ベッド利用者に口頭で注意して動作範囲を限定していたのを、介護者がベッドの動作を外部から所定範囲に設定することができるので、ベッドの動作範囲の限定を徹底することができる。また最初はベッドの操作範囲を大きくしておき、その後段階的に小さくすることによってリハビリにも応用することができる。
また、本実施形態によれば、トラブルが発生した場合には、外部機器18からの要求信号により、MPU20aは、半導体記憶素子22aに記憶されている操作履歴情報等のデータを外部機器18に出力するので、このデータをもとに、トラブルの原因を解析することができる。
また、ケアマネージャー等は、トラブルが生じてはいないが、電動ベッドの動作履歴を知る必要が生じた場合には、同様に外部機器18から要求信号を入力し、データを受け取って、分析に供する。これにより、ケアマネージャーは、利用者(患者又は介護者)がいつどのようにベッドを利用したかを知ることができ、自ら作成したケアプラン及び動作設定の内容が適正なものか否かを検証することができる。
更に、本実施形態によれば、外部機器を常時接続する必要がなく、介護者、看護者による設定後に第3者によって不意に設定し直されることがない。また各ベッド利用者の設定内容を容易に管理することができるとともに、設定内容を取り出して他のベッドに移すことにより、同様の設定内容を繰り返して他のベッドに利用することが容易となる。
次に、本発明の第2実施形態について説明する。図4は、本発明の第2実施形態に係る電動ベッドの動作制御装置における各機器の接続状況を示す模式図である。図4において、本実施形態装置が図1の第1実施形態装置と異なるところは、外部機器18を接続する外部インターフェース21を操作入力装置16に設けた点であり、外部インターフェース21及びこの外部インターフェース21に接続された外部機器18はシリアルI/Oを介して操作入力装置16bのMPU19bに接続されている。なお、図4において、操作入力装置16bは図示省略したスイッチボックス内に設けられており、動作制御装置17bは図示省略したベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられている。
本実施形態における動作制御装置17bは、第1実施形態における動作制御装置17aにおけるシリアル/パラレル信号入出力端子2及び外部インターフェース21を除いたものであり、それ以外の部分は同様の構成であり、同様に作用するので、説明を省略する。
本実施形態における操作入力装置16b内のMPU19bの動作及び動作制御装置17b内のMPU20bの動作を図5に基づいて説明する。図5は、本実施形態における操作入力装置16b内のMPU19bの動作及び動作制御装置17b内のMPU20bの動作を示す動作フロー図である。図5において、MPU19bは先ず外部機器18の接続確認を行い(ステップS11)、外部機器18に対して動作設定情報の入力を要求し(ステップS12)、外部機器18から動作設定情報のデータを受信する(ステップS13)。次いでMPU19bは受信した動作設定情報のデータをMPU19b内のRAMに格納した後(ステップS14)、データをチェックする(ステップS15)。データチェックの結果、データが正常である場合は、データを動作制御装置17bのMPU20bに送信する(ステップS16)。
動作制御装置17bのMPU20bは、操作入力装置16bのMPU19bからのデータを受信した後(ステップS17)、データをMPU20bのRAMに格納した後(ステップS18)、データを確認し(ステップS19)、確認した結果、データが正常であるときは受信したデータ内容を確認し(ステップ21)、動作設定に関するものであればMPU20b内のRAMへ格納したデータを書き込んで(ステップS22)、動作を終了する。一方、受信したデータがリセットに関するものであれば、半導体記憶素子22bを初期状態へセットして(ステップS23)動作を終了する。また、データ確認の結果(ステップS19)、データが正常でなかった場合はエラーとし、外部機器18に対してデータの再送信を要求し(ステップS20)、その後ステップ16まで戻り、同様の動作を一定回数繰り返す。
このようにして設定された動作設定情報の下、本実施形態の電動ベッドの動作制御装置は操作入力装置16bからの入力信号に基づいて第1実施形態に準じて同様に動作する。
本実施形態によれば、外部機器18を接続する外部インターフェース21を操作入力装置である操作入力装置16bに設けたので、外部インターフェース21がスイッチボックスと同様に手の届きやすい位置に配置されることになり、外部機器を接続する際の作業性が向上する。また、外部機器との接続の際にベッドの下に潜り込む必要がないので、安全性が向上する。
次に、本発明の第3実施形態について説明する。図6は、本発明の第3実施形態に係る電動ベッドの動作制御装置の各機器の接続状況を示す模式図である。図6において、本実施形態装置が図4の第2実施形態と異なるところは、半導体記憶素子22cを操作入力装置16c内に設けた点である。なお、図6において、操作入力装置16cは図示省略したスイッチボックス内に設けられており、動作制御装置17cは図示省略したベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられている。
また、図7は本実施形態における操作入力装置16cを示す説明図である。図7において、この操作入力装置16cは前面の上部に、情報表示画面30が設けられている。情報表示画面30の下方には、背ボトム上げボタン31及び背ボトム下げボタン32と、ベッド高さ上げボタン33及びベッド高さ下げボタン34と、メモリ上げボタン35及びメモリ下げボタン36と、表示切替ボタン37及びメモリボタン38が設けられている。
以下、操作入力装置16cの各ボタンの機能を説明する。図8は、操作入力装置16cの各ボタンの機能を示す説明図である。図8において、操作入力装置16cが標準状態の場合、背ボトム上げボタン31は背ボトム上げ動作を行い、背ボトム下げボタン32は背ボトム下げ操作を行う。ベッド高さ上げボタン33はベッド高さ上げ操作を行い、ベッド高さ下げボタン34はベッド高さ下げ操作を行う。また、メモリ上げボタン35はメモリ設定上げ動作を行い、メモリ下げボタン36はメモリ設定下げ動作を行う。
操作入力装置16cが標準状態の場合において表示切替ボタン37を例えば3秒間長押しすると(ステップS37)、操作入力装置16cの表示画面は履歴情報表示モードに移行し、例えば操作入力装置16cに設けられた表示画面に操作履歴情報を表示する。操作履歴表示モードで、背ボトム下げボタン32を押すと操作履歴をスクロールし、1つ古い情報を要求して操作履歴表示画面に表示する(ステップS39)。一方、背ボトム上げボタン31を押すと操作履歴をスクロールし、1つ新しい情報を要求して操作表示画面に表示する(ステップS40)。
操作履歴表示モードで表示切替ボタン37を押すと(ステップS41)、エラー履歴表示画面に移行し、このエラー履歴表示画面で、背ボトム下げボタン32を押すとエラー履歴をスクロールし、1つ古い情報を要求して操作履歴表示画面に表示する(ステップS42)。一方、背ボトム上げボタン31を押すとエラー履歴をスクロールし、1つ新しい情報を要求してエラー履歴表示画面に表示する(ステップS43)。
エラー履歴表示画面で表示切替ボタン37を押すと(ステップS44)、通電時間・動作時間表示画面に移行し、通電時間・動作時間を表示する(ステップS45)。この通電時間・動作時間表示画面で表示切替ボタン37を押すと(ステップS46)、操作履歴表示画面に戻る。
履歴情報表示モード中において、表示切替ボタン37を長押し(約3秒)するか(ステップS47)又は30秒間操作がない場合は(ステップS48)、標準状態に戻る。
標準状態において、メモリボタン38を例えば3秒長押しすると(ステップS49)、操作入力装置16cは背ボトムが最低角度の0度及びベッドの床高(以下、ベッド高さという)が最低の25cmであることを確認し(ステップS50)、メモリ設定モードに移行する。背ボトムが0度及びベッドの床高が25cmでない場合は背ボトム下げボタン32、ベッド高さ上げボタン33又はベッド高さ下げボタン34を操作して背ボトム角度を0度及びベッドの高さを25cmとする(ステッS51)。背ボトム角度が0度及びベッドの高さが25cmの場合、メモリ上げ動作記憶状態に移行する(ステップS52)。
メモリ上げ動作記憶状態において背ボトム上げボタン31を押して背ボトム角度を例えば20度に設定する(ステップS53)。このときベッド高さは25cmである。次に、背ボトム上げボタン31を押して(ステップS54)背ボトム角度を40度に設定する。
この状態で、背ボトム上げボタン31とベッド高さ上げボタン33を同時に押して(ステップ55、ステップS56)背ボトム角度を60度、ベッド高さを45cmに設定する。
この状態で、メモリボタン38を単押しすると(ステップS57)ステップS53乃至ステップS56までの一連のメモリ上げ動作が記憶装置22cに記憶され、以降、例えばメモリボタン38を1回押すだけで、上記一連のメモリ上げ動作が行われる。なお、このとき、メモリボタン38を単押ししたこと(ステップS57)によって、メモリ下げ動作記憶状態に以降する(ステップS58)。
メモリ下げ動作記憶状態で背ボトム下げボタン32及びベッド高さ下げボタン34を同時に押して(ステップS59、ステップS60)背ボトム角度を40度、ベッド高さを25cmに設定する。次いで、背ボトム下げボタン32を押して(ステップS61)背ボトム角度を0度に設定する。このとき、ベッド高さは25cmのままである。この状態で、メモリボタン38を単押しすると(ステップS62)ステップS59乃至ステップS61までの一連のメモリ下げ動作が記憶装置22cに記憶され、以降、例えばメモリボタン38を1回押すだけで、上記一連のメモリ下げ動作が行われる。このとき、メモリボタン38を単押ししたことによって操作入力装置16cは標準状態に戻る。
メモリ設定モード中にメモリボタン38を約3秒長押しするか(ステップS63)、又は30秒間操作が行われないとき(ステップS64)は操作入力装置16cはメモリ設定モードに入ってからの記憶情報を破棄し、標準状態(ベッド操作モード)に移行する。
次に、図10乃至図12に基づいて本実施形態における操作入力装置16cに設けられた表示画面の動作を説明する。図10乃至図12は、夫々本実施形態における操作入力装置16cに設けられた表示画面に表示される操作履歴表示画面、エラー履歴表示画面及び通電時間/動作時間表示画面の1例を示す図であり、各表示画面の切り替えは表示切り替えボタン37を押すことによって行う。
図10は操作履歴表示画面を示す説明図である。図10において、表示回数/全記憶回数として3/120と表示され、この表示が120回の記憶情報中の第3番目の記憶内容であることを表示している。また操作時間として2004/09/21 10:30と表示されており、この操作が2004年の9月21日の10:30に操作されたものであることを表示している。操作ボタンとして、背ボトム上と表示され、操作が背ボトム部分を上昇させる操作であることを表示している。更にベッド姿勢として背ボトム75°、膝ボトム10°、高さ30cmと夫々表示されており、操作後のベッド姿勢が表示されている。
また、図11は、エラー履歴表示画面を示す説明図である。図11において、エラー発生時間として、例えば2004年9月21日10時30分と表示され、エラーの発生日時が表示されている。エラーコードとしてE1が、エラー発生個所として、背ボトム用アクチュエータと表示されており、エラー箇所は背ボトム用アクチュエータであり、そのエラーコードはE1であることが表示されている。また、操作入力装置の操作状況として背ボトム下と、エラー発生状況として動作中と表示されていることから、背ボトム部分を下げる操作中にエラーが発生したことが分かる。エラー個所の動作時間として1時間30分と表示されていることから、背ボトム用アクチュエータの累積動作時間が1時間30分であることが分かる。
更に、図12は、通電時間/動作時間表示画面を示す説明図である。図12において、お客様通電時間、コントロールボックス、背ボトム用アクチュエータ、膝ボトム用アクチュエータ、高さ用アクチュエータの動作時間の表示部が夫々表示されている。
操作入力装置16cの記憶情報の表示画面は操作履歴情報を分析し、加工し、グラフ表示し、又はアニメーション表示することができる。図13乃至図15は表示画面の1例を示す図である。即ち、図10等に示した数値表示情報をグラフ表示することによって各動作部位の時系列変化を表示することができる。図13は、図10の数値表示をグラフ表示として表示した表示画面を示す図である。図13において、図10の数値表示がグラフに表示されている。これによって、例えば、夜何時から朝何時まではどのようなベッド姿勢を取っていたかが一目で、容易に把握することができる。なお、操作性を考慮して、1日ごとの表示やPCのマウスのドラッグ操作により任意にグラフを拡大表示することもできる。
また、数値表示情報に基づいて統計表示することにより、各操作ボタンの使用回数、時間別、例えば3時間間隔での各操作ボタンの使用回数、1日の平均使用回数、1度の平均操作量等を算出して表示することができる。図14は、数値表示を統計表示として表示した表示画面を示す図である。このように統計表示することにより、ベッド利用者の操作傾向を容易に把握することができる。
更に、数値表示情報に基づいてベッドをアニメーションとして表示したベッド画像のアニメーション表示とすることができる。図15は、操作履歴情報をアニメーションとして表示したものである。このとき操作ボタンも併せて表示することができる。図15において、ベッドの姿勢情報が図案化して示されている。これによって、ベッド利用者がどのように操作したのか、どのような姿勢で過ごしていたのかがより具体的に把握できる。また、操作性を考慮して動作速度の切り替えや1日ごとの切り替え、時間の選択を行うこともできる。
本実施形態における動作制御装置17cは、第1実施形態における動作制御装置17aにおけるシリアルI/O、パラレルI/O、シリアル/パラレル信号入力2、外部インターフェース21及び半導体記憶素子22cを省略したものであり、その他の部分は同様の構成であり、同様に作用するので、説明を省略する。
また本実施形態における動作設定情報書き込み時の操作入力装置16c内のMPU19cの動作は、上記第1実施形態におけるMPU20aの動作と同様であり、図3の処理フローに基づいて実施形態1におけるMPU20aと同様に動作する。
このような構成の本実施形態に係る電動ベッドの動作制御装置は操作入力装置16cからの入力信号に基づいて第1実施形態又は第2実施形態に準じて同様に動作する。
本実施形態によれば、半導体記憶素子22cを操作入力装置16cに設けたので、動作履歴情報、メンテナンス情報及び動作設定情報の記憶装置を有しない電動ベッドに対し、操作入力装置16cの付け替えのみで、容易に記憶装置を付加することができ、電動ベッド有効利用範囲が拡大する。
本実施形態によれば、操作入力装置16cにデータ表示装置としての表示画面を設けたことにより、必要に応じて容易に電動ベッドの動作履歴を知ることができる。また、プリンタ等の外部機器を設ける必要がなくなる。なお、半導体記憶素子22cに記憶できる動作履歴の量は、記憶素子22の記憶容量に依存する。
通常操作入力装置は、ベッド利用者又は介護者が操作しやすい位置に置かれるので、本実施形態によれば、履歴情報を受信する際の外部機器との接続が容易になる。また外部機器との接続の際に、ベッドの下に潜り込む必要がないので、安全性が向上する。
本実施形態によれば、操作入力装置16cに動作パターン設定ボタンを設けたことにより、何度も異なる操作が必要であった従来技術に比べ、専用のボタンで一連の操作が可能となるので、操作性が向上する。
上記実施形態において、背ボトムとベッド高さの組み合わせを操作する場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、背ボトム操作、ベッド高さ操作に膝ボトム操作を組み合わせて操作することができる。また、複数ボタンの同時押しも可能である。
本発明において、記憶装置に記憶されたデータの表示画面を操作入力装置16cではなく外部インターフェース21によって接続された外部機器18としてのパーソナルコンピュータ等に独立した装置として設けることもできる。
本発明は、操作入力装置又は外部機器からベッドの動作情報を設定することができ、操作履歴情報、メンテナンス情報等の記憶装置における記憶データを操作入力装置又は外部機器に取り出すことができる電動ベッドの動作制御装置である。従って、ベッド利用者の意志に関わらず、介護者等が動作設定情報を設定することができるとともに、動作履歴情報の管理及びその利用を促進することができ、病院、介護施設等の各種ベッド利用機関において特に有用である。
本発明の第1実施形態における各機器の接続状態を示す図である。 本発明の第1実施形態におけるベッドコントローラのブロック図である。 本発明の第2実施形態におけるMPUの処理フローを示す図である。 本発明の第2実施形態おける各機器の接続状態を示す図である。 本発明の第2実施形態における操作入力装置内及び動作制御装置内のMPUの処理フローを示す図である。 本発明の第3実施形態おける各機器の接続状態を示す図である。 本発明の第3実施形態における操作入力装置の説明図である。 本発明の第3実施形態における操作入力装置による表示方法を示す図である。 本発明の第3実施形態における動作パターン設定方法を示す図である。 本発明の第3実施形態における操作履歴表示画面の1例を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるエラー履歴表示画面の1例を示す図である。 本発明の第3実施形態における通電時間/動作時間表示画面に1例を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるグラフ表示画面の1例を示す図である。 本発明の第3実施形態における統計表示画面の1例を示す図である。 本発明の第3実施形態におけるアニメーション表示画面の1例を示す図である。
符号の説明
2:シリアル/パラレル信号入出力端子
5:電源
6、7:チョッパ部
8、9:電流検出部
10、11:リレー部
12、13:駆動部
14、15:位置センサ
16a、16b、16c:操作入力装置
17a、17b、17c:動作制御装置
18:外部機器
20a、20c:MPU
21:外部インターフェース
22a、22c:不揮発性半導体記憶素子
30:情報表示画面
31:背ボトム上げボタン
32:背ボトム下げボタン
33:ベッド高さ上げボタン
34:ベッド高さ下げボタン
35:メモリ上げボタン
36:メモリ下げボタン
37:表示切り替えボタン
38:メモリボタン

Claims (10)

  1. フレームに取り付けられた背ボトム及び膝ボトムの少なくとも1つのボトムを傾動駆動するボトム駆動部材と、前記フレームを昇降駆動するフレーム駆動部材と、前記ボトム駆動部材又はフレーム駆動部材を駆動してベッドのボトム又はフレームを動作させる信号を生成する操作入力装置と、前記ボトム又はフレームの動作設定に関する動作設定情報及びベッド利用者情報を記憶する記憶装置と、前記操作入力装置からの信号により前記記憶装置の動作設定情報をもとに前記ボトム駆動部材及び/又はフレーム駆動部材を制御する制御部と、を有する電動ベッドの動作制御装置において、
    前記動作設定情報を送信する外部機器接続されこの外部機器からの動作設定情報を前記動作制御装置又は前記操作入力装置内に設けられた中央演算装置に入力する外部インターフェースを有し、
    前記中央演算装置は、前記外部機器から前記外部インターフェースを介して受信した動作設定情報を前記記憶装置に記憶させるか、又は新たな動作設定情報を前記外部機器から前記外部インターフェースを介して受信して新たに受信した動作設定情報を前記記憶装置に記憶させることにより修正し、
    前記記憶装置は、前記ボトム及び/又はフレームの操作履歴情報、動作履歴情報並びにメンテナンス情報も記憶し、
    前記記憶装置に記憶された前記操作履歴情報、前記動作履歴情報及び前記メンテナンス情報は、前記外部インターフェースに接続された外部機器により読み出すことができ、この外部機器により読み出された情報により、電動ベッドにトラブルが発生した際の原因究明、電動ベッドの動作管理、ベッド利用者の状況に応じた動作設定、及び前記動作設定情報の適否の検証のうちの少なくとも1つを行うことが可能であることを特徴とする電動ベッドの動作制御装置。
  2. 前記制御部、前記記憶装置及び前記外部インターフェースは、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置は、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  3. 前記制御部及び前記記憶装置は、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置及び前記外部インターフェースは、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  4. 前記制御部は、前記ベッドに取り付けられた制御ボックス内に設けられ、前記操作入力装置、前記記憶装置及び前記外部インターフェースは、前記制御ボックスに接続されたスイッチボックス内に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  5. 前記動作設定情報は、前記ボトム及び前記フレームの動作範囲、動作パターン、動作速度、設定位置及び動作禁止の1又は複数の情報であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  6. 前記操作履歴情報は、前記操作入力装置が生成したボトムを動作させる信号による前記ボトム駆動部材の操作開始時及び操作終了時刻、並びに前記操作入力装置が生成したフレームを動作させる信号による前記フレーム駆動部材の操作開始時刻及び操作終了時刻、ボトム又はフレームの上げ若しくは下げ動作の種類、並びに前記操作入力装置における操作されたボタンの種類のうちの1又は複数の情報であり、
    前記動作履歴情報は、ボトムの駆動開始時刻及びボトムの駆動終了時刻又はボトムの駆動時間、ボトム又はフレームの上げ若しくは下げ動作の種類、並びに、フレームの駆動開始時刻及び駆動終了時刻又はフレームの駆動時間のうちの1又は複数の情報であり、
    前記メンテナンス情報は、動作制御装置及び各駆動部材のシリアルナンバー、動作制御装置の通電時間、各駆動部材の動作時間、トラブル発生時の時間、エラーコード、トラブル発生箇所、トラブル発生時の操作状況、トラブル発生時の動作状況、トラブル発生時の動作制御装置の通電時間、並びに各駆動部材の動作時間のうちの1又は複数の情報であることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  7. 前記動作パターンは前記操作入力装置に設けられた複数の動作スイッチを所望のパターンに従って操作することにより、この操作順序が記憶されて特定の1個の動作スイッチが操作されたときに前記操作順序に従った動作が行われるものであることを特徴とする請求項5に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  8. 前記外部機器により読み出された前記操作動作履歴及びメンテナンス情報は、前記外部機器又はこれに接続された表示装置に表示されることを特徴とする請求項1乃至7のいずれか1項に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  9. 前記外部機器により読み出された前記操作履歴情報及び前記動作履歴情報は、前記外部機器又はこれに接続されたコンピュータにより分析及び加工され、グラフ表示、統計表示又はアニメーション表示されることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の電動ベッドの動作制御装置。
  10. 前記請求項1に記載の電動ベッドの動作制御装置の前記外部インターフェースに接続され、前記記憶装置の動作設定情報を入力又は修正すると共に前記記憶装置に記憶された情報を分析及び加工する演算部と、この演算部により得られたデータをグラフ表示する、統計表示する又はアニメーション表示する表示画面とを有することを特徴とする操作履歴情報表示装置。
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