JP2017042454A - マットレス装置 - Google Patents
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Abstract
Description
(1)本発明の第1の観点は、マットレス装置であって、短手方向に延在し、互いに独立して給排気可能な複数の主エアセルを長手方向に並設して有するマットレス本体と、前記マットレス本体の上面にわたって敷設され、ユーザの体圧分布を検出するシート状の体圧センサと、前記体圧分布を表示する表示部、及び前記体圧分布から求められた前記ユーザの前記短手方向と前記長手方向の重心位置を記録する記憶部を有する操作部と、を備え、前記表示部が前記記憶部に記憶された前記重心位置を各々の方向毎に時系列に表示可能であることを特徴とする。
図1は、本実施形態に係るマットレス装置1を模式的に示す図であって、マットレス装置1は、図1に示すように、マットレス本体2と、体位変換エアセル3と、給排気機構4と、体圧センサ5と、操作部6と、を備えている。マットレス本体2の下側には体位変換エアセル3が、マットレス本体2の上側にはシート状の体圧センサ5が、それぞれ敷設される。マットレス本体2及び体位変換エアセル3に対しては給排気機構4が接続されており、操作部6の操作によって、圧縮空気の給排気による与圧/徐圧を施す。マットレス装置1は、ベッド7上に配置され、ユーザ(患者、被介護者などの利用者)の利用に供される。
図1に戻り、マットレス本体2は、中空で膨張可能であってマットレス本体2の短手方向に延在し、長手方向に並設された複数の主エアセル21と、主エアセル21を収納する収納部22から構成されている。なお、図1では、主エアセル21がマットレス装置1の長手方向に16本並設された例を示しているが、その数はこれに限られるものではない。後述するように、例えば30本並設しもよい。
体位変換エアセル3は、マットレス本体2の下に配置されており、中空で膨張可能であってユーザの膝部から大腿部にかけて傾ける下肢用エアセル31と、同じく腰部から肩部にかけて傾ける上体用エアセル32とを備えている。
図1(図2も参照)に戻り、給排気機構4について、説明する。給排気機構4はもちろんマットレス本体2の主エアセル21にも給排気の調整を行なうが(例えば、特開2012−029869号公報参照)、以下では、体位変換エアセル3との関係を中心に説明する。給排気機構4は、エアポンプ42と、マイクロエアセル用分配弁44及びエアチューブ44aと、ポジショニングセル用分配弁43a,43b,43c,43d及びエアチューブ43a1,43b1,43c1,43d1と、を備えている。エアチューブ44aは、エアポンプ42の圧縮空気を排出する出口とマットレス本体2における主エアセル(図2のマイクロエアセル)21の入口とをマイクロエアセル用分配弁44を介して接続する。なお、図1では、説明の便宜を考慮し、図2で説明した4つの系統U1,U2,U3,U4を省略して1つの系統として図示している。
左下肢用エアセル31aと右上体用エアセル32bの膨張を、又は右下肢用エアセル31bと左上体用エアセル32aの膨張を組み合わせることにより、腰痛対策や内蔵機能の維持などのために、ユーザに対して腰ひねり体位を与えることができる。
体圧センサ5は、マットレス本体2のほぼ全面にわたって積層される。マットレス本体2に横臥するユーザの体圧を測定するには種々の手段が知られているが、本実施形態では、ユーザの体圧分布をより一層きめ細かく測定すると同時に、ユーザが横臥した際に不快感を生じて安眠できないような状況を回避するため、ユーザの身体の形状によく追従するシート状の体圧センサ5を用いることとしている。
体圧センサ5によって測定された体圧分布データは、前述したように、操作部6の操作基板64に取得され、給排気機構4の制御基板45に対し必要な命令が出されることとなる。体圧センサ5によって取得された体圧分布データはマットレス本体2の主エアセル21の給排気の調整にももちろん活用されるが(例えば、特開2012−029869号公報参照)、以下では、体圧センサ5と、給排気機構4と、体位変換エアセル3との関係を中心に説明する。
操作部6は、介護者や看護師等の操作者が各種設定値等を所定のスイッチで入力したり、マットレス装置1上のユーザの状態を表示又は報知したりするためのものである。操作部6は、その構造形式としては特に限られないが、利便性などから、例えばタブレットのようなタッチパネル形式とすることが好適である。図8は、タッチパネル62の形式のものとして画面が液晶ディスプレイ(表示部)63で構成されている例を示している。図8(a)はメインメニューを示しており、画面右側には、メインメニュー、マットレス設定、ポジション設定、体動ログ、システム設定、終了メニューのボタンが設けられており、画面中央部には、メニューごとの内容が表示される。
(1)体圧センサ5によって得られた重心位置の移動が設定値(2〜5cm程度)以上となったとき、または最大体圧値が設定値(2〜5mmHg程度)増加したとき、調整がスタートする。いずれのときも、基準値は前回調整完了時点の値となる。
(2)体圧の最大値P0を測定する。
(3)主エアセル21のかたさを1段階だけソフト側に内圧を調整する。
(4)体圧の最大値P1を測定する。
・P1<P0の場合は、(5)へ移行。
・P1≧P0の場合は、(6)へ移行。
(5)P1≧P0となるまで、(2)、(3)、(4)をくり返す。そして、主エアセル21のかたさを1段階だけハードに内圧を調整して完了。(1)へ戻る。
(6)体圧の最大値P0を測定する。
(7)主エアセル21のかたさを1段階だけハードに内圧を調整する。
(8)体圧の最大値P1を測定する。
・P1≦P0の場合は、(9)へ移行。
・P1>P0の場合は、(10)へ移行。
(9)P1>P0となるまで、(6)、(7)、(8)をくり返す。そして、主エアセル21のかたさを1段階だけソフトに内圧を調整して完了。(1)へ戻る。
(10)調整完了。
(1)体位変換(体位変換エアセル3の給排気)動作が止まってから、保持時間T0[分]のカウントをスタートする。
(2)体圧の最大値P[mmHg]を測定する。
(3)保持時間T1[分]=−1.5×最大値P[mmHg]+120
(4)保持時間T1>保持時間T0のとき、(2)、(3)、(4)をくり返す。
(5)保持時間T1≦保持時間T0のとき、次の体位変換(ポジショニングセルの給排気)動作を行う。(1)へ戻る。
2…マットレス本体
21…マイクロエアセル(主エアセル)
22…収納部
22a…側面
22b…底面
22c…凸部
22d…切込み
22e…切欠き
3…ポジショニングセル(体位変換エアセル)
31…下肢用エアセル
31a…左下肢用エアセル
31b…右下肢用エアセル
32…上体用エアセル
32a…左上体用エアセル
32b…右上体用エアセル
4…給排気機構
41…ポンプケース
42…エアポンプ
43(43a,43b,43c,43d)…ポジショニングセル用分配弁
43a1,43b1,43c1,43d1…エアチューブ
431…ロータリーハブ
432…ディストリビューターバルブ
433…モータ
44…マイクロエアセル用分配弁
44a…エアチューブ
441…ロータリーハブ
442…ディストリビューターバルブ
443…モータ
45…制御基板
451…圧力センサ
46,47…フォトインタラプタ
48…ブロワー
49…スイッチング電源
5…体圧センサ
51…第1層
52…第2層
53…第3層
54…周縁部
55…外部端子
6…操作部
61…リモコンケース
62…タッチパネル
63…液晶ディスプレイ(表示部)
64…操作基板
641…記憶部
65…LED
66…タクトスイッチ
7…ベッド
8…ヒーター
Claims (2)
- マットレス装置であって、
短手方向に延在し、互いに独立して給排気可能な複数の主エアセルを長手方向に並設して有するマットレス本体と、
前記マットレス本体の上面にわたって敷設され、ユーザの体圧分布を検出するシート状の体圧センサと、
前記体圧分布を表示する表示部、及び前記体圧分布から求められた前記ユーザの前記短手方向と前記長手方向の重心位置を記録する記憶部を有する操作部と、を備え、
前記表示部が前記記憶部に記憶された前記重心位置を各々の方向毎に時系列に表示可能であることを特徴とするマットレス装置。 - 前記マットレス本体の下に配置され、互いに独立して給排気可能な左下肢用エアセル、右下肢用エアセル、左上体用エアセル及び右上体用エアセルを含む体位変換エアセルをさらに備え、
前記重心位置の空間的及び時間的な変動に応じて、前記ユーザを体位変換するときは、前記体位変換エアセルに含まれる各エアセルのうち少なくとも1つを作動させることを特徴とする請求項1に記載のマットレス装置。
Priority Applications (1)
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JP2015168354A JP2017042454A (ja) | 2015-08-27 | 2015-08-27 | マットレス装置 |
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