JP3962868B2 - ベッドおよびベッドに使用される床ずれ防止装置 - Google Patents

ベッドおよびベッドに使用される床ずれ防止装置 Download PDF

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Description

本発明は、寝具用のベッドおよびこのベッドに使用される床ずれ防止装置に関する。
人が一定の姿勢で横臥を続けると、背、尻、かかとなどの身体の突出した部分に体重がかかり、体重によって圧迫されて血行が妨げられてそれらの部分に床ずれが発生することはよく知られている。
床ずれを防ぐには、ときどき寝返りをするなど、体重がかかる部分を移動させることが有効である。しかし、重病人や寝たきり老人(以下、臨床患者という。)は、自分自身で寝返りをするのが困難なことがある。そして、床ずれが進行し、褥瘡になる場合がある。褥瘡が発生しやすいのは、仙骨すなわち背骨の背側で腰椎の下部である。仙骨は、褥瘡が発生した場合、最も症状が深刻化する部分である。
褥瘡などの床ずれを防止するには2通りの方法がある。
i)体の支点(接地する部分が全て支点となる)を常に変える方法。すなわち、一点に体重による体圧が集中しないように体圧を分散させることである。
Ii)装置の形状
規則的に支点が変わるだけでは床ずれなどの褥瘡は防げない。このために、支点の変換を行うこと、体圧の分散を行うことが行われている。
特許文献1には、間隔を置いて配設した多数の突出部から成る第1の身体支持部と、前記多数の突出部間の間隔部に配設した多数の突出部から成る第2の身体支持部とを設け、前記第2の身体支持部を構成する多数の突出部を上下動させて前記第2の身体支持部を前記第1の身体支持部の上下に移動することにより、身体を前記第1の身体支持部と、前記第2の身体支持部とによって適宜時間毎に交互に支持するようにした身体支持装置が記載されている。
特許文献2には、互に平行で一平面上に配列する複数個の体重支持用の第1のフレームが設けられている本体フレームと、該本体フレームの前記第1のフレームと互に干渉しない位置に設けられ非稼動時には前記第1のフレームの形成する平面内に位置する複数個の体重支持用の第2のフレームを支持フレームに支持してなる移動フレームと、前記支持フレームをその4隅において前記本体フレームと一体をなす取付けフレームに揺動可能に支持し、前記移動フレームを前記本体フレームに対して三次元的に傾動可能な傾動手段と、該傾動手段と時差作動させる駆動手段とが設けてある床ずれ防止ベッドが記載されている。
特許文献3には、液体を注入して膨らませるようになした寝床用マットにおいて、流体注入口及び流体排出口以外は閉塞された複数の区画と、各々の区画に独立して流体を注入する電動ポンプと流体を排出する排出口、並びに圧力制御装置を連結し、各々の区画を交互に膨らませたりしぼませたりすることを可能にした褥瘡防止マットが記載されている。
特許文献4には、寝具としての就寝者の下に配置され、付加された荷重に応じた出力を発生する多数の荷重検出素子と、前記多数の荷重検出素子から送信される出力信号に基づいて前記寝具上の就寝者の寝姿あるいは人体の部位別荷重の検出を行なう外部装置とを備えてなる寝具用荷重検出センサにおいて、前記多数の荷重検出素子のぞれぞれを前記外部装置に順次切換えて送信するためのスイッチング手段と、前記多数の荷重検出素子のそれぞれと前記スイッチング手段とを接続する電気配線と、前記外部装置からの荷重検出素子の選択信号に基づき、前記スイッチング手段を順次オン、オフするスイッチ制御部からなる信号処理部とを備える寝具用荷重検出センサが記載されている。
特許文献5には、介護用のベッドや寝具においてベッド面や寝具面の形状を自在に変化させる押し上げ機構を有し、介護に必要な体位変換が行える形状可変介護用ベッドが記載されている。
特開昭53−83394号公報 実公平6−5786号公報 実開平4−99926号公報 特開2000−329630号公報 特開2000−325408号公報
従来の装置にあっては、支点を変えるのに交互に行うなど規則的に行っている。床ずれ、更には褥瘡を防止するために支点を変えることは有効であるが、規則的に支点が変わるだけでは床ずれ、更には褥瘡を防ぐことはできない。規則的に支点を変えただけでは腰骨側面に褥瘡が生じることがある。
従って、床ずれ、更には褥瘡を防ぐためには、規則的に支点を変えるだけでは充分でなく、不規則に支点を変えたり、統一的に連動させるようにすることが大切である。
本発明は、支点の変換および体圧の分散を容易に行うことに汎用対応可能な床ずれ防止装置およびこれを組み込んだベッドを提供することを目的とする。
本発明は、更に臨床患者の体圧のかかり状態を画面に表示できるようにして体圧状況を容易に監視できるようにする。更には、床ずれ、褥瘡が生じた場合にあっても、例えば仙骨部に褥瘡が生じたような場合にあっても、仙骨が常に浮いている状態を保持する制御を行うに便利な床ずれ防止およびこれに使用するベッドを提供する。
本発明によって構成される床ずれ防止装置あるいはこれを使用したベッドは、次のような構成を備える。
ベッドの上面部と下面部との間にベッド表面積の大きな領域を占めて空間部を形成し、該空間部を単位領域ごとに格子状に区画したベッドである。このベッドには、セル本体と、該セル本体内に、モータと、該モータの出力を減速する減速装置と、減速したモータの回転運動を直動運動に変換する回転・直動変換器と、該回転・直動変換器の出力軸に連結された荷重保持体と、および荷重保持体に負荷される荷重を検出する荷重検出部とを一体的にして設けてセル駆動体を構成して配設される。
各荷重検出部からの荷重を入力し、組み込まれた予め定められた床ずれ防止モードに従って各モータの駆動制御を行う制御装置が設けられる。
各セル駆動体は、セル本体に4方面に側板を備え、隣接するセル駆動体はそれぞれの隣接する側板が接触して配置される。
または、前記空間部には該空間部を格子状に区画し、高さが前記荷重保持体の最下位置よりも低くされた格子状区画枠体が設けられ、該格子状区画枠体の各ます枠にセル駆動体が配設される。
制御装置は、各セル駆動体にかかる段階づけられた内の最高位の荷重の継続時間である制限時間を予め5分以内に制限して各セル駆動体のモータを駆動制御することを行う。
本発明によれば、各支点は、1個1個が独立制御されるセル駆動体によって形成される。従って、各セル駆動体は、独立に制御され、体圧に対応して各種の運動が可能となって、汎用性のある、すなわち規則的にも不規則的にも、更には全体として統一的にも運動させることができるようになるから支点の変換および体圧の分散をいろいろな形で容易に行うことができる床ずれ防止装置、これを組み込んだベッドを提供することができる。
更には、具体的な効果としては、例えば仙骨部に褥瘡が生じたような場合にあっても、仙骨が常に浮いている状態を支点制御によって容易に形成することができるから褥瘡を悪化させず、治癒させることができるようになる。
本発明の床ずれ防止装置は、セル本体と、該セル本体内に、モータと、該モータの出力を減速する減速装置と、減速したモータの回転運動を直動運動に変換する回転・直動変換器と、該回転・直動変換器の出力軸に連結された荷重保持体と、および荷重保持体に負荷される荷重を検出する荷重検出部を一体的にして設けてセル駆動体を構成し、複数のセル駆動体を格子状に配設してあり、かつ各荷重検出部からの荷重信号を入力し、組み込まれた予め定められた床ずれ防止モードに従って各モータの駆動制御を行う制御装置を設けている。
予め定められた床ずれ防止モードには、各荷重保持体からの荷重の大きさによって形成される荷重分布を隣接し、並設する荷重保持体の高さ位置、すなわち荷重を連係させて決める運動、各荷重保持体に負荷される荷重の大きさをアトランダムに決める運動、骨突出部位に位置する荷重保持体の高さ位置を重点的に決める運動を行うモードなどが含まれている。
各セル駆動体の配置に一対一に対応する色表示部を有する画面表示装置を設け、前記制御装置は、各セル駆動体の荷重保持体にかかる荷重の大きさに依存して異色表示信号に変換し、前記画面表示装置の色表示部に荷重の変化を一対一の対応で異色表示させることを行う。
また、本発明によれば、駆動源を有し、セル本体と、該セル本体内に、前記駆動源によって高さ方向に直動駆動される荷重保持体と、および荷重保持体に負荷される荷重を検出する荷重検出部とを設けて構成したセル駆動体を有し、複数のセル駆動体を格子状に配設し、かつ各荷重検出部からの荷重信号を入力し、前記駆動源を制御して各セル駆動体の荷重保持体の直動駆動を行う制御装置を有し、各セル駆動体の配置に一対一に対応する色表示部を有する画面表示装置を設け、前記制御装置は、荷重検出器によって検出され荷重検出信号を荷重の大きさに依存して異色信号に変換し、前記画面表示装置の色表示部に荷重の変化を一対一の対応で異色表示させ、かつ最高位の色表示部の色表示が予め決められた制限時間内に多色に変わるように各荷重保持体の高さ位置を変える制御を行う床ずれ防止装置が提供される。
前記制御装置は、前記色表示部の色表示部に接触信号を入力することによって対応するセル駆動体の荷重保持部の位置を制御することができる。
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例であるベッドの全体図であり、図2は装置駆動図であり、図3はセル駆動体の構成を示す図である。
図1において、ベッド100の上面部1と下面部2との間にベッド表面積の大きな領域を占めて(全部を占める場合を含む。)空間部3が形成されている。この空間部3は、格子状に区画され、単位領域4が形成される。
各単位領域には独立構成体として構成されるセル駆動体5がそれぞれ配設される。ここで重要なことはセル駆動体5は独立構成体であるために1つ1つが単位領域4から抜き出せ得る、すなわちベッドの使用時であって、人が横臥していないときに、取り出せ得る構成とされていることである。6は、ベッド1の上に置かれた枕である。
セル駆動体5は、図2に示されるように配置される。すなわち、各セル駆動体5は、セル本体に4方面に側板17を備え、隣接するセル駆動体はそれぞれの隣接する側板17が接触して配置される。これによって、単位領域が区画され、形成される。
各荷重保持体18に亘ってそれらの上面にシート、薄いマットあるいは布団10が敷かれ、その上に人9が横臥する。
空間部3を格子状に区画し、高さが荷重保持体の最下位置よりも低くされた格子状区画枠体を設け、この区画枠体の各ます枠に各セル駆動体5を配設する構成としてもよい。この構成によっても各セル駆動体5の独立性は阻害されることがない。
図3において、セル駆動体5は、底板12と側板17とからなるセル本体11と、セル本体11の内部であって底板12上に設けた駆動源となるモータ13と、その出力軸14に設けた減速装置15と、減速された回転運動を直動運動に変換して直動体19に伝達するねじ部を有するナット機構16と、体重を部分的に受ける荷重保持体18と、直動体19を直動方向に保持する保持体20と、および荷重保持体18、直動体19、減速装置15あるいは出力軸14のいずれかに設けた荷重検出器(図示せず)を有する。荷重検出器によって荷重保持体18にかかる荷重を検出して、荷重検出信号を発生させる。
荷重検出信号は、モータ13自体の駆動状態を見て検出するようにしてもよい。この場合にはモータ13自体が荷重検出装置としての機能を果す。
多数の荷重検出器、すなわち多数の荷重検出素子のそれぞれと信号処理部とを接続する電気配線を一本にまとめる。各荷重検出素子と信号処理部との間に電気スイッチを設け、電気スイッチを順次オン、オフさせることにより、荷重検出素子が1つずつ信号処理部に接続される。これにより、荷重検出信号がシリアル化されて出力されることになる。
モータ13によって、荷重保持体18の高低制御を行うが、これは荷重保持体18にかかる荷重制御を行うためである。高低制御は、最高高さ、中間高さ、最低高さに段階づけて充分であるが、最高高さと最低高さ間を任意に変えるようにしてもよい。従って、荷重検出に代えて、高低検出を行う方式によって装置の簡素化を行うことができ、高低の検出は荷重検出の概念に含まれるとして扱うこととする。
図4は、制御装置(コンピュータ)を示す。
制御装置40は、計測・認識部41、制御部(処理部)42、荷重分布・重心表示部3、時間管理部44、データ管理部45、セル駆動部46を有し、制御装置40には、入出力部47、セル切換器50を介してベッド100内に整列させた各セル駆動体5が接続され、更に画面表示装置51、制御方式支持装置52およびデータベース53と接続されている。各セル駆動体5の荷重信号は、セル切換器50を介して制御装置40に取り込まれる。
計測・認識部41は、荷重計測部、荷重保持体高さ計測部、最大荷重セル認識部、重心計算部を有する。
制御部42は、停止セル決定部、荷重保持体次回押上最上位高さ決定部、蠕動運動制御決定部を有する。
(1)計測・認識部41
取り込まれた信号ははじめに、時間管理部44の掌握する時間によって計測・認
識部41で管理され、荷重計算、荷重保持体高さ、最大荷重セルの検出、重心の計
算がなされる。これらの計算結果を時間管理の下にデータ管理部45、制御部42
、荷重分布・重心表示部43に引き渡される。
(2)制御部42
計測・認識部41あるいはデータ管理部45からの荷重情報、制御方式指示装置
52から制御モード情報を受け取り、停止セルの決定、荷重保持体の次回の押上高
さ、蠕動運動制御などの決定を行う。この情報は直ちにセル駆動部46へと導かれ
、駆動データとして管理される。また、制御部42および計測・認識部41の情報
は荷重分布・重心表示部43およびデータ管理部45へと導かれる。
(3)荷重分布・重心表示部43
計測・認識部41、制御部42およびデータベース53からの情報を用い、種々
の荷重分布や重心位置を表示するための処理を行い、画面表示装置51にそれらの
情報を送る。
(4)セル駆動部46
制御部42から受け取った駆動情報を各セル駆動体5に送りセルの上下運動を実
行させるとともに、これらの情報をデータ管理部45へと送られる。
(5)時間管理部44
各セル駆動体5の荷重情報、制御情報などは全て時間管理部44が統括する時間
によって管理される。
(6)データ管理部45
ある期間内の各セルの荷重情報、制御情報などを、月、日、時刻などのラベルを
受け、時間系列で管理できるように処理し、データベース53へ送る。データベー
ス53には、患者データとともに時間データ、計測データ、制御データなどが逐次
記録される。
次に、各セル駆動体の制御方法について説明する。
1)任意に他のセルよりも突出するセルの位置を順次変更していく方法
各セルの荷重分布を計測し、CRTモニターに表示させる。荷重の高い点を順次移
動させる。
以下、同様の動作を繰り返し行う。
図5は、褥瘡の発生箇所を示す図である。
褥瘡が発生しやすいのは、仙骨すなわち背骨の背側で腰椎の下部である。(図5(a)参照)。仙骨は、褥瘡が発生した場合、最も症状が深刻化する部位である。褥瘡は、仙骨以外にも発生する(図5(b)参照)。
褥瘡を予防するには、2通りの方法がある。
i)体の支点(接地する部分が全て支点となる)を常に変える方法。
褥瘡は、骨突出部位に生じる。突出部位には体圧が大きくかかるからである。従って、支点を常に移動させ、特定の部位に体圧がかかる状態を防がなければならない。なお、同一支点に体圧がかかる状態は、例えば設定時間としての5分を限度として支点を変える制御を行う。
ii)接地面の体圧を分散させる方法。
一点に体圧が集中しないように体圧を分散させることができれば、予防ができる。また、仙骨や坐骨のように突出している部位の体圧が、体圧の平均よりも低圧となるようにするのがよい。
2)1サイクルに1回荷重を計測し、それを基に動作を決定する方式(図15参照)。
(1)各セルの荷重分布を計測・表示後、荷重がPlimit(任意の値)を超えたセ
ルAを最下点に移動し、1サイクルの間停止させる。
(2)セルAが停止している間に荷重分布を再計測・表示し、赤色表示されたセルBを
1サイクルの間最下点において停止させる。
(3)セルBが停止している間に荷重分布を再計測・表示し、赤色表示されたセルCを
1サイクルの間最下点において停止させる。
以下、同様の動作を繰り返し行う。
3)セルの次回押し上げ最上位y(k+1)を荷重値から決定する制御(図16参照)。
各セルの荷重分布を計測・表示後、高荷重点(セルA)を次の1サイクルの間低い範
囲内で駆動し、青色に表示されたセルBを次の1サイクルの間高い範囲内で駆動する。
以下、同様の動作を繰り返し行う。
4)蠕動運動による体位置制御(1)(図17参照)。
各セルの荷重分布を計測・表示後、荷重分布がベッドに対し左右のどちらかに偏って
いる(布団の縁によって寝ている)場合、荷重分布がベッドの中心に移動するようにセ
ルを蠕動運動させる。
5)蠕動運動による体位置制御(2)(図18参照)。
各セルの荷重分布を計測・表示後、荷重分布がベッドに対し傾いている(布団に斜めに寝ている)場合、荷重分布の傾きをなくすようにセルを左右から蠕動運動させる。
図6は、操作画面部を示す。コントロール画面31およびデータ画面32が一緒に、または別個に画面部30に表示される。
メインメニュー(常に表示)
●初期化:
セルを上下動の真ん中にセットする。
●測定:
現在の荷重圧を測定する。
●グラフ:
必要とするグラフおよびデータを選択し、データ画面に表示する。
メインウィンドウ(常に表示)
コントロール画面、各種データ、グラフを表示する。
コントロール画面(常に表示)
現在の荷重分布を表示し、画面下にある制御モードで選択した制御動作のON−
OFFを行う。
データ画面
1時間前、昨日、1週間前等の各種データを「全セル、個別セル」に分け表示す
る。
図7は、セル駆動体5の上に人9が横臥している状況を示す。
図8は、コントロール画面の表示例を示す。画像表示装置21は、各セル駆動体5の配置に一対一に対応する色表示部23を備えるコントロール画面22を有する。検出された荷重に対応して異色によって、本例の場合、高い場合が赤色によって、中間が黄色によって、そして低い場合が青色によって表示されるようになっている。
このように、制御装置(40)は、各セル駆動体5の荷重保持体5にかかる荷重の大きさに依存して異色表示信号に変換し、画面表示装置21の色表示部23に荷重の変化に一対一対の対応で異色表示させることを行う。荷重の大きさは、モータ13に負荷される大きさを計測することによって計測しても、荷重保持体18に荷重計測素子を設けておいて、直接的に計測してもよい。
図8にあっては、1時間前と昨日の荷重分布状況を示している。
〈初期化重圧の測定〉
セルの上下動により初期化重圧を測定し結果をコントロール画面に表示する(ON−OFFは画面で行う)。
〈荷重圧の測定〉
セルの上下動により荷重圧を測定し結果を常時コントロール画面に表示する(ON−OFFは画面で行う)。
〈セル高低差表示〉
〈全セル〉〈個別セル〉
最初にどちらを表示するか選択。
〈荷重分布〉 全セル時のみ
〈表示1〉 現時点との比較表示。
〈表示2〉 時間毎の変化。
〈重心の移動〉 全セル時のみ
〈荷重値の変化〉
〈荷重×時間〉
過去の日付、時間選択およびセルの指定はデータ画面上で行う(1時間前、昨日、3
日前、1週間前等)
制御装置(40)は、位置検出素子を含む位置検出部からの高さの位置を入力し、コンピュータ処理部に組み込まれた予め定められた床ずれ防止モードに従って、各モータ13の駆動制御を行う。
図9から図13は、各モードによって各セル駆動体5が操作、作動されて個別支点としての作用、全体としての統一された作用を示す図である。
図9は、任意に他のセル駆動体の荷重保持体の高さよりも突出するセル駆動体の荷重保持体の位置を順次変更していく方法を示す。
装置作動開始し(S1)、各セル駆動体が押し上げ最上位に来たとき電圧を測定する(S2)。1サイクルの中で1回だけ最大荷重を測定する。
電圧値にもとづいて荷重計測を行う(S3)。荷重分布画面表示を行う(S4)。荷重の大きさを段階づけてあり、○以上は赤表示し、○〜△間は黄表示し、△以下は青表示を行う。
荷重の高い部分があるか、すなわち表示で赤があるかを判定し(S5)、NOであれば一定時間継続作動させ(S6)、YESであれば荷重の高い支点を順次移動させる制御を行う(S7)。このようにして、任意に他のセル駆動体の荷重保持体の高さよりも突出するセル駆動体の荷重保持体の位置を順次変更していく。
図14に図9の制御に伴って、制御例を示す。最高位に置く荷重保持体を順次任意に変更している。
図10は、1サイクルに1回荷重を計測し、それをもとに動作を決定する方法を示す。図9の例と異なる部分はステップS7に代えてステップS8にしたことにある。すなわちステップS8にあっては、荷重が任意の値を超えたセル駆動体の荷重保持体の最下点に移動させ、停止させることを行っている。このステップは移動後、1サイクルの間最下点で停止させるものである。最下点での停止に代えて、ベッド100の空間部3から当該セル駆動体を取り出してしまうこともあり得る。
図15は、図10の制御に伴って、荷重がPlimitを超えた部分のセル駆動体(赤表示のもの)を次回に最下位に1サイクル分移動させ、停止させる制御例を示す。
図11は、セル駆動体の次回押し上げ最高位を荷重値から決定する制御方法を示す。図9、図10と異なる点はステップ7、ステップS8に代えてステップS9を設けたことにある。ステップS9にあっては、赤いセル駆動体を低い範囲内で駆動し、他の青色に表示されたセル駆動体を高い範囲内で駆動することを行う。これらを次の1サイクルの間で行う。
図16は、図11の制御に伴って、セル駆動体の次回押し上げ最上位y(k+1)を荷重値から決定する制御を示す。
図12は、蠕動(ぜんどう)運動による体位置制御方法(1)を示す。
前例とS1−4、S6は同じであり、荷重分布が偏っているかを判定するステップS10、およびステップS11が設けてある。ステップS10で、荷重分布がベッド100に対し左右どちらかに偏っているかどうかを見ている。ステップS11にあってはセル駆動体を蠕動運動させる制御を行っている。荷重分布がベッド100の中心に移動するように格子状配列の中で並設されたセル駆動体について蠕動運動させる制御を行っている。
図17は、図12に示す方法によって蠕動運動による体位置制御(1)を行っている状態を示す。
図13は、蠕動運動による体位置制御方法(2)を示す。前例に比べてステップS12、S13が設けられている。ステップS12で荷重分布が傾いているかを判断している。荷重分布がベッド100に対して傾いている(布団に斜めに寝ている)かどうかを見ている。ステップS13で並設したセル駆動体を蠕動運動させる制御を行っている。
図18は、図13に示す方法によって蠕動運動による体位置制御(2)を行っている状態を示す。左右の双方から体をベッド中央に動かすように並設されたセル駆動体を蠕動運動させている。
図19は、荷重分布を時間(期間)毎に計測してデータベースに記録し、時間を追って荷重分布の変化状態を示す例である。この例は、昨日の荷重分布(2h毎)を示す。
図20は、セル駆動体No.×についての荷重変化状態をデータベースに記録し、当該セル駆動体についての荷重値の変化として表示している。
図21は、各セル駆動体についての荷重の変化状態をデータベースに記録し、制御装置(40)の演算処理部によって重心の位置を求め、重心の位置の移動として表示している。
図21は、セル駆動体毎に荷重×時間を計算してデータベースに記録し、現在、昨日、3日前の荷重×時間の状況変化を表示している。
以上の構成によれば、次に示す床ずれ防止装置が提供される。
ベッドの上面部と下面部との間にベッド表面積の大きな領域を占めて形成された空間部を区分した単位領域ごとに、上昇位置とそれより低下した沈下位置との間に、昇降可能に設置された荷重保持体である昇降移動体が設けられ、該昇降移動体を上昇位置と沈下位置とに往復駆動するセル駆動体である昇降駆動装置が設けられ、該昇降駆動装置を制御して、前記昇降移動体を昇降させる制御装置が設けられた床ずれ防止装置において、前記昇降移動体は、身体の各部からの圧迫による荷重を検知して検知信号を前記制御装置に送信する荷重検知装置を備え、前記制御装置は、前記空間部を区分した単位領域ごとに配置された昇降移動体の位置、および荷重の分布状態に対応して、少なくとも人間の仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を記憶する記憶装置を備え、かつ前記荷重検知装置からの検知荷重信号に基づいて昇降移動体に対する荷重の分布状態を演算処理によって求め、該荷重の分布状態から仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を中心にして不作動とする昇降移動体群を決定し、出力することを特徴とする床ずれ防止装置。
上記の床ずれ防止装置において、前記不作動とする昇降移動体群はπの字状の内側であって両足の間に配置された昇降移動体からなることを特徴とする床ずれ防止装置。
上記の床ずれ防止装置において、前記空間部を区分した単位領域ごとに配置された昇降移動体の配置位置を表示する画像表示装置を備え、前記制御装置は決定された不作動とする昇降移動体群を他の昇降移動体群と識別した状態で表示することを特徴とする床ずれ防止装置。
ベッドの上面部と下面部との間にベッド表面積の大きな領域を占めて形成された空間部を区分した単位領域ごとに、上昇位置とそれより低下した沈下位置との間に、昇降可能に設置された昇降移動体が設けられ、該昇降移動体を上昇位置と沈下位置とに往復駆動する昇降駆動装置が設けられ、該昇降駆動装置を制御して、前記昇降移動体を昇降させる制御装置が設けられた床ずれ防止装置において、前記制御装置は、前記空間部を区分した単位領域ごとに配置された昇降移動体の位置、および少なくとも人間の仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を人間の身体の大きさに相当する形で複数記憶する記憶装置を備え、かつ選択された入力信号に基づいて仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を中心にして不作動とする昇降移動体群を決定し、出力することを特徴とする床ずれ防止装置。
ベッドの上面部と下面部との間にベッド表面積の大きな領域を占めて形成された空間部を区分した単位領域ごとに、上昇位置とそれより低下した沈下位置との間に、昇降可能に設置された昇降移動体が設けられ、該昇降移動体を上昇位置と沈下位置とに往復駆動する昇降駆動装置が設けられ、該昇降駆動装置を制御して、前記昇降移動体を昇降させる制御装置が設けられた床ずれ防止装置において、前記昇降移動体は、身体の各部からの圧迫による荷重を検知して検知信号を前記制御装置に送信する荷重検知装置を備え、前記制御装置は、前記空間部を区分した単位領域ごとに配置された昇降移動体の位置、および荷重の分布状態に対応して、少なくとも人間の寛骨(仙骨、腸骨、坐骨、恥骨、尾骨)部に相当する部分に配置された昇降移動体を記憶する記憶装置を備え、かつ前記荷重検知装置からの検知荷重信号に基づいて昇降移動体に対する荷重の分布状態を演算処理によって求め、該荷重の分布状態から寛骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を中心にして昇降に伴う支点変化作動を行わせる昇降移動体群を決定し、出力することを特徴とする床ずれ防止装置。
上記の床ずれ防止装置において、前記支点変化作動を行わせる昇降移動体群について一部領域にある昇降移動体を不作動状態とする決定を行うことを特徴とする床ずれ防止装置。
ベッドの上面部と下面部との間にベッドの表面積の大きな領域を占めて空間部を形成し、該空間部を区分した単位領域ごとに、上昇位置とそれより低下した沈下位置との間に、昇降可能に設置された昇降移動体が設けられ、該昇降移動体を上昇位置と沈下位置とに往復駆動する昇降駆動装置が設けられたベッドにおいて、人間の仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を中心にして隣接する複数の昇降移動体がπの字状の内側であって両足の間に配置されたものが不作動とされ、もしくは不作動のダミー体に取り替えられていることを特徴とするベッド。
ベッドの上面部と下面部との間にベッド表面積の大きな領域を占めて形成された空間部を区分した単位領域ごとに、上昇位置とそれより低下した沈下位置との間に、昇降可能に設置された昇降移動体の配置位置を表示する画像表示装置を備え、前記空間部を区分した単位領域ごとに配置された昇降移動体の位置、および荷重の分布状態に対応して、少なくとも人間の仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を記憶する記憶装置を備え、かつ前記荷重検知装置からの検知荷重信号に基づいて昇降移動体に対する荷重の分布状態を演算処理によって求め、該荷重の分布状態から仙骨部に相当する部分に配置された昇降移動体を中心にして不作動とする昇降移動体群を決定し、前記画像表示装置に決定された不作動とする昇降移動体群を他の昇降移動体群と識別した状態で表示させる処理装置を備えることを特徴とする床ずれ防止装置に使用する画像装置。
本発明の実施例になるベッドの全体図。 セル駆動体の駆動状況を示す図。 セル駆動体の構成を示す図。 制御装置の構成を示す図。 床ずれ状況を示す図。 画面表示装置の操作画面部を示す図。 人の横臥状況を示す図。 コントロール画面表示例図。 制御モード(1)の例を示すフローチャート図。 制御モード(2)の例を示すフローチャート図。 制御モード(3)の例を示すフローチャート図。 制御モード(4)の例を示すフローチャート図。 制御モード(5)の例を示すフローチャート図。 制御モード(1)によって制御される例を示す画面図。 制御モード(2)によって制御される例を示す画面図。 制御モード(3)によって制御される例を示す画面図。 制御モード(4)によって制御される例を示す画面図。 制御モード(5)によって制御される例を示す画面図。 荷重分布を時間を追って示す図。 荷重値の変化を時間を追って示す図。 重心の移動を時間を追って示す図。 荷重×時間を示す図。
符号の説明
1…ベッドの上面部、2…ベッドの下面部、3…空間部、4…単位領域、5…セル駆動体(セル)、11…セル本体、12…底板、13…モータ、14…出力軸、15…減速装置、16…ナット機構、17…側板、18…荷重保持体、19…直動体、20…保持体、100…ベッド。

Claims (10)

  1. ベッドの上面部と下面部との間の空間部を格子状に区画した単位領域を形成し、セル本体と、該セル本体内に、モータと、該モータの出力を減速する減速装置と、減速したモータの回転運動を直動運動に変換する回転・直動変換器と、該回転・直動変換器の出力軸に連結された荷重保持体と、および該荷重保持体に負荷される荷重を検出する荷重検出部とを一体的にして設けて各独立構成のセル駆動体を構成し、該セル駆動体を前記単位領域に配設してベッドの使用時であって、人が横臥していないときに、各セル駆動体を独立して抜き出し可能とし、かつ
    各荷重検出部からの荷重を入力し、組み込まれた予め定められた床ずれ防止モードに従って各モータの駆動制御を行う制御装置を設けたこと
    を特徴とするベッド。
  2. 請求項1において、各セル駆動体は、セル本体に4方面に側板を備え、隣接するセル駆動体はそれぞれの隣接する側板が接触して配置されることを特徴とするベッド。
  3. 請求項1において、前記空間部には該空間部を格子状に区画し、高さが前記荷重保持体の最下位置よりも低くされた格子状区画枠体が設けられ、該格子状区画枠体の各ます枠にセル駆動体が配設されることを特徴とするベッド。
  4. 請求項1において、前記制御装置は、各セル駆動体にかかる段階づけられた内の最高位の荷重の継続時間は設定時間以内に制限して各セル駆動体のモータを駆動制御することを特徴とするベッド。
  5. 請求項4において、予め定められた床ずれ防止モードには、各荷重保持体に負荷される荷重によって形成される荷重分布を並設する荷重保持体に負荷される荷重の大きさと連係させて決める運動、各荷重保持体に負荷される荷重の大きさをアトランダムに決める運動、骨突出部位に位置する荷重保持体に負荷される荷重を重点的に決める運動のいずれかを含むことを特徴とするベッド。
  6. 請求項1から5のいずれかにおいて、各セル駆動体の配置に一対一に対応する色表示部を有する画面表示装置を設け、前記制御装置は、各セル駆動体の荷重保持体に負荷される荷重の大きさに依存して異色表示信号に変換し、前記画面表示装置の色表示部に荷重の変化を一対一の対応で異色表示させて荷重の分布状態を色表示させることを特徴とするベッド。
  7. ベッドの上面部と下面部の間の空間部を格子状に単位領域を形成し、
    セル本体と、該セル本体内に、モータと、該モータの出力を減速する減速装置と、減速したモータの回転運動を直動運動に変換する回転・直動変換器と、該回転・直動変換器の出力軸に連結された荷重保持体と、および該荷重保持体に負荷される荷重を検出する荷重検出部を一体的にして設けて各独立構成のセル駆動体を構成し、複数のセル駆動体を格子状に配設してベッドの使用時であって、人が横臥していないときに、各セル駆動体を独立して1つ1つのセル駆動体を前記単位領域から抜き出し可能とし、かつ1つ1つのセル駆動体の前記荷重保持体の高さ方向の位置を変え得、
    各荷重検出部からの荷重信号を入力し、組み込まれた予め定められた床ずれ防止モードに従って各モータの駆動制御を行う制御装置を設けたこと
    を特徴とするベッドに使用する床ずれ防止装置。
  8. 請求項7において、各セル駆動体の配置に一対一に対応する色表示部を有する画面表示装置を設け、前記制御装置は、各セル駆動体の荷重保持体にかかる荷重の大きさに依存して異色表示信号に変換し、前記画面表示装置の色表示部に荷重の変化を一対一の対応で異色表示させることを特徴とするベッドに使用する床ずれ防止装置。
  9. 駆動源を有し、ベッドの上面部と下面部の間の空間部を格子状に単位領域と形成し、セル本体と、該セル本体内に、前記駆動源によって高さ方向に直動駆動される荷重保持体と、および荷重保持体に負荷される荷重を検出する荷重検出部とを設けて構成した、各独立構成のセル駆動体を有し、複数のセル駆動体を格子状に配設してベッドの使用時であって、人が横臥していないときに、各セル駆動体を独立して1つ1つのセル駆動体を前記単位領域から抜き出し可能とし、かつ1つ1つのセル駆動体の前記荷重保持体の高さ方向の位置を変え得、
    各荷重検出部からの荷重を入力し、前記駆動源を制御して各セル駆動体の荷重保持体の直動駆動を行う制御装置を有し、
    各セル駆動体の配置に一対一に対応する色表示部を有する画面表示装置を設け、
    前記制御装置は、荷重検出器によって検出され荷重検出信号を荷重の大きさに依存して異色信号に変換し、前記画面表示装置の色表示部に荷重の変化を一対一の対応で異色表示させ、かつ段落付けられた内の最高位の色表示部の色表示が予め決められた制限時間内に他色に変わるように各荷重保持体に負荷される荷重を変える制御を行うこと
    を特徴とする床ずれ防止装置。
  10. 請求項9において、前記制御装置は、前記色表示部の色表示部に接触信号を入力することによって対応するセル駆動体の荷重保持部の位置を制御することを特徴とする床ずれ防止装置。
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