JP2001085264A - 積層セラミックコンデンサの製造方法 - Google Patents

積層セラミックコンデンサの製造方法

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JP2001085264A
JP2001085264A JP26183499A JP26183499A JP2001085264A JP 2001085264 A JP2001085264 A JP 2001085264A JP 26183499 A JP26183499 A JP 26183499A JP 26183499 A JP26183499 A JP 26183499A JP 2001085264 A JP2001085264 A JP 2001085264A
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layer
sheet
conductive layer
pattern
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Masayuki Yoshida
政幸 吉田
Shunji Aoki
俊二 青木
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TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部電極が形成されたセラミックグリーンシ
ートを複数枚積層するとき、段差が生じないようにし
て、小型化、大容量化に適し、電気的特性のばらつきの
小さい積層セラミックコンデンサを得る。 【解決手段】 導電層2が表面に形成された導電処理支
持体としてのPETフィルム1上に、感光性高分子材料
をバインダとして用いたレジストとして機能する未焼成
セラミックグリーンシート3を設け、このシート3を露
光及び現像処理することで導電層2が露出する内部電極
形成パターン10を形成する。そして、内部電極層12
となる導体粉末を前記内部電極パターン10の露出した
導電層2に泳動電着して前記内部電極形成パターン内に
内部電極層12を形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パターンニングさ
れた誘電体層の内部電極パターンに、粉体泳動電着法に
より内部電極を形成することで、誘電体層を多層化する
ときに段差が生じない積層セラミックコンデンサの製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、積層コンデンサ等のような内部電
極を有するセラミック積層電子部品の製造に際しては、
金属−セラミック一体焼成技術が用いられている。すな
わち、セラミックグリーンシート(未焼成セラミック誘
電体シート)上に導電ペースト(素材と同時焼成可能な
金属材料)を複数個並べてパターン印刷し、内部電極を
形成する。次に、内部電極が形成されたセラミックグリ
ーンシートを複数枚積層し、上下に内部電極の印刷され
ていないセラミックグリーンシートを適宜の枚数積層
し、セラミック積層体を得る。あるいは、セラミックペ
ーストと導電ペーストとを順次所定の形状に印刷し、セ
ラミック積層体を得る。しかる後、上記のようにして得
られたセラミック積層体を厚み方向に加圧し、セラミッ
ク層同士を密着させる。その後、セラミック積層体を個
品に切断し、焼成し、焼結体を得て、得られた焼結体の
外表面に、適宜の外部電極を形成し、セラミック積層電
子部品を得る。
【0003】図6(A)は従来技術による積層セラミッ
クコンデンサの構造例を示す分解斜視図であり、誘電体
の上に内部電極が重ねて形成されるため、内部電極の存
在する所とその他の部分で内部電極の肉厚相当の段差が
発生することが判る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】近年、電子部品におい
ては一層の小型化が求められており、セラミック積層電
子部品においても小型化及び薄型化が強く求められてい
る。セラミック積層電子部品の小型化及び薄型化を進め
る場合、内部電極間に挟まれているセラミック層の厚み
を薄くすることが必要となり、従って、より薄いセラミ
ックグリーンシートを用いてセラミック積層体を作製し
なければならない。
【0005】しかしながら、セラミックグリーンシート
の厚みを薄くするにも限度があり、薄くなり過ぎた場合
にはセラミックグリーンシートを単体で扱うことができ
なくなる。加えて、セラミック積層体を得た段階で、内
部電極が重なり合っている部分では、内部電極が存在し
ない部分に比べて厚みが大きくなり(例えばグリーンシ
ート厚2〜3μmに対して内部電極厚1.5〜2μ
m)、両者の間で段差が生じがちであり、その段差に起
因してシート積層時の積層ずれが発生する。また、焼結
に先立ってシートと内部電極を接着させるために大きな
プレス圧(1ton/cm程度)が必要となり、厚み方向
にセラミック積層体を加圧した段階で、上記段差が生じ
ているため、内部電極の重なり合っている部分において
のみ上下の層が加圧され、他の領域では十分に加圧され
なくなったり、あるいは加圧後の変形が著しくなったり
する。その結果、焼結体においてデラミネーションと称
されている層間剥離現象が生じがちであった。また、加
圧後の変形に起因して焼成後の容量ばらつきが大きくな
る。さらに、セラミックグリーンシート中の溶剤によ
り、内部電極が膨潤し、所望の形状の内部電極を正確に
形成することができないこともあった。また、Ni等の
導体粉末をペースト化してスクリーン印刷法にて形成す
る内部電極は、内部電極パターンの寸法精度を高めるこ
とには限界があり、例えば設計値に対してばらつきを2
0μm以下にすることが困難であった。そのために、焼
成後の積層セラミックコンデンサあるいはセラミック積
層電子部品は容量ばらつきが大きくなる、あるいは電気
的特性のばらつきが大きくなる傾向にある。
【0006】本発明は、上記の点に鑑み、本出願人が特
開平5−174649号公報において提案した、異質部
材を有するセラミックグリーンシートの構成を応用し、
内部電極が形成されたセラミックグリーンシートを複数
枚積層するとき、段差が生じないようにして、小型化、
大容量化に適し、電気的特性のばらつきの小さい積層セ
ラミックコンデンサの製造方法を提供することを目的と
する。
【0007】本発明のその他の目的や新規な特徴は後述
の実施の形態において明らかにする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の積層セラミックコンデンサの製造方法は、
導電層が表面に形成された導電処理支持体に未焼成セラ
ミック誘電体層を設けて前記導電層が露出する内部電極
形成パターンを残して前記導電層を覆い、内部電極とな
る導体粉末を前記内部電極パターンの露出した導電層に
泳動電着して前記内部電極形成パターン内に内部電極を
形成することを特徴としている。
【0009】前記積層セラミックコンデンサの製造方法
において、前記未焼成セラミック誘電体層が感光性高分
子材料をバインダとして用いたレジストとして機能する
ものであり、露光及び現像処理によって前記導電層が露
出する内部電極形成パターンを形成するとよい。
【0010】前記未焼成セラミック誘電体層を泳動電着
により前記導電層上に形成するとよい。
【0011】前記導電層上にレジスト層を設け、該レジ
スト層の露光及び現像処理によって前記内部電極形成パ
ターンの反転パターンを当該レジスト層で形成し、前記
反転パターンの露出した導電層上に前記未焼成セラミッ
ク誘電体層を泳動電着で形成後、前記レジスト層を除去
することで前記内部電極形成パターンを形成するように
してもよい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る積層セラミッ
クコンデンサの製造方法の実施の形態を図面に従って説
明する。
【0013】図1は本発明の第1の実施の形態を示す。
この図において、導電処理工程#1では、フレキシブル
な支持体としてのPETフィルム1の表面にスパッタ、
蒸着、無電解メッキ技術等により、後工程で内部電極の
泳動電着を行うための導電処理を施し、PETフィルム
1の表面に電着内部電極層が剥がれやすいステンレス
鋼、Cr,Cr系合金、Ti,Ti系合金、ITO等の
導電層2を成膜する。
【0014】次いで、感光シート・フォトパターン法に
より導電層2が露出する内部電極形成パターン10を残
してセラミックグリーンシート3で覆われるようにす
る。つまり、シート形成工程#2、露光工程#3、現像
・定着(除去・乾燥)工程#4を順次実行する。
【0015】前記シート形成工程#2ではシート形成装
置5にてフレキシブルな支持体としてのPETフィルム
1の導電層2上に、感光性高分子材料と可塑剤と有機溶
剤とセラミック誘電体粉末を混合した塗料を塗布しシー
ト3に形成する。このシート3がセラミックグリーンシ
ートであり、積層セラミックコンデンサとして焼成後は
誘電体層となるものである。
【0016】露光工程#3では、そのシート3の面にフ
ォトマスク6を被せ、露光装置7からフォトマスク6を
通して紫外線(UV,DUV)を照射、露光し、現像・
定着(除去・乾燥)工程#4の現像装置(除去装置)8
でアルカリ水溶液や溶剤等によりシート3の露光しない
部分を除去し、定着装置(乾燥装置)9で不要なアルカ
リ水溶液や溶剤等を除去して、導電層2が露出した内部
電極形成パターン10が形成される(パターン10は同
時に多数個形成する)。この場合、精密感光技術により
パターン精度を±3μm程度にすることができる。な
お、感光性高分子材料の選択によっては露光した部分を
除去して内部電極形成パターン10を形成することもで
きる。
【0017】ここでパターンニングされたセラミックグ
リーンシート3は内部電極形成パターン10の空間が形
成されているため、その底にフィルム1の導電層2が露
出している。従って、このパターンニングされたシート
3つまり誘電体層を内部電極の泳動電着の際のレジスト
層(マスク)に見立てて、内部電極となる導体粉末(N
i,Pd,Cu等の金属粉末)を泳動電着する。泳動電
着法は、付着させたい粒子をコロイドにして電気を流し
て帯電した粒子を通電している電極に吸着、凝集させる
方法であり、電極部分にのみ粒子を付着させることが可
能である。従って、内部電極形成パターン10の露出し
た導電層2を、内部電極となる導体粉末をコロイドにし
て分散した溶液に接触させて、溶液と導電層2を異なる
極性に荷電すると溶液中の帯電した導体粉末が内部電極
形成パターン10の底に露出した導電層2に泳動電着す
る。Ni泳動電着工程#5は、泳動電着装置11によっ
て、内部電極となる導体粉末としてNi粉末を加えコロ
イドにした溶液に内部電極形成パターン10の露出した
導電層2を接触させ、誘電体層とほぼ同じ高さになるま
でNi粉末を泳動電着し内部電極層12を作製すること
を示す。
【0018】その後、誘電体層であるシート3と内部電
極形成パターン10に作製した内部電極層12を平板金
型で挟持し加圧してもよい。この加圧は厚みをより平坦
化するために効果があるが、加圧しても加圧しなくて
も、この時点で誘電体層と内部電極層が混在する平坦な
シート(内部電極形成誘電体層)が作製される。材質等
が異なると積層したり加圧したときの寸法変化が一律で
はなく、最終的には多層積層体が得られた時点で内部構
造に完全に段差が生じないよう寸法変化を考慮すること
が望ましい。
【0019】接着層形成工程#6において、誘電体層と
内部電極層が混在する平坦な内部電極形成誘電体層のシ
ートや誘電体層のみのシートを適宜組み合わせて積層す
るとき、相互のシートを接着し易くするための接着層1
4なるものを付与することができる。接着層14は例え
ばバインダ樹脂をスプレーして付与する。図1は誘電体
層と内部電極層が混在する平坦なシート側を下方に向け
て、下方から接着層14を付与したことを示す。接着層
14は必ずしも必要なく接着層形成工程#6は省略する
ことも可能である。
【0020】一方、シート形成工程#8で、PETフィ
ルム21の表面に剥離を容易とするためにシリコン塗装
層22を形成し、その上にシート形成装置24により高
分子材料と可塑剤と有機溶剤とセラミック誘電体粉末を
混合した塗料を塗布しシート23(未焼成セラミック誘
電体層としてのセラミックグリーンシート)に形成す
る。
【0021】二層化工程#7では、Ni泳動電着工程#
5(必要に応じて接着層形成工程#6の処理を施す)で
得られた誘電体層と内部電極層が混在する平坦な内部電
極形成誘電体層シートと誘電体層のみのシートを組み合
わせた二層化シートを作製する。つまり、熱転写装置1
6を用い、前記シート23の面にPETフィルム1上に
形成した誘電体層と内部電極層が混在する平坦なシート
3の面を熱転写法により圧着すると、接着層14が付与
されている場合は接着層14を介して、接着層14が無
い場合はシート3やシート23が含有するバインダ樹脂
を介して一体化する。その後、PETフィルム1と導電
層2を一体に剥離するとPETフィルム21上に二層化
シート15が得られる。
【0022】図6のように、積層セラミックコンデンサ
は内部電極と誘電体が相互に積層された構成が基本であ
り、従って、予め、図6(B)に示した誘電体層(シー
ト3)と内部電極層12が混在する平坦な内部電極形成
誘電体層のシートと、誘電体層のみのシート23を組み
合わせた二層化シート15を作製すると、後の工程では
二層化シートを積層すれば積層セラミックコンデンサの
基本構成(内層)が完成することになる。
【0023】それ以後は、現状量産積層工程#9におい
て、誘電体層と内部電極が混在する平坦なシートと誘電
体層のみのシートを組み合わせた前記二層化シート15
を所定枚数積層し、さらに図6(B)の天板として上下
に誘電体層のみのシートを適宜の枚数積層し、加熱圧着
する。すなわち、加熱圧着装置30の切断部31にて、
二層化シート15及び天板となるシートから不要な支持
体としてのPETフィルム21あるいは1を剥がすとと
もに、多数個の内部電極が配列されたカード形状に切断
し、これを位置合わせ部32で位置合わせして所要枚数
積層し、加熱圧着部33で加熱圧着する。その後、積層
セラミックコンデンサのチップ個品に切断してから焼成
(セラミックグリーンシートと内部電極として電着され
た導体粉末とを同時焼成)することによって、誘電体層
と内部電極層が混在する平坦なシートとが積層されてな
る段差レスの焼結体が得られる。これに所要の外部電極
を形成して製品とする。
【0024】この第1の実施の形態によれば、次の通り
の効果を得ることができる。
【0025】(1) フレキシブルな支持体としてのPE
Tフィルム1上に導電処理を施し、導電層2の上に誘電
体層と内部電極層を形成するが、バインダとしての感光
性高分子材料を含むセラミックグリーンシート3に対し
て露光工程#3でフォトマスクを通して紫外線を照射、
露光し、現像・定着(除去・乾燥)工程#4で誘電体層
が欠落した内部電極形成パターン10を作製し、この内
部電極形成パターンの露出した導電層2に対して、内部
電極となる導体粉末をコロイドにした溶液を接触させ泳
動電着しており、PETフィルム上の導電層2と導体粉
末を荷電して付着させるので、導体粉末が導電層2に付
着する厚みを制御することができる。この結果、誘電体
層と内部電極層との厚みの差による段差をなくして積層
ズレを極めて小さくできる。また、導体ペーストによる
内部電極形成に比べて、内部電極層を薄く形成でき、薄
型化、大容量化にも適する。さらに、積層時に大きな加
圧が不要になり、加圧変形が少なくなることによって、
焼成後の積層セラミックコンデンサの容量のばらつきが
小さくなる。
【0026】(2) 感光性高分子材料をバインダ樹脂あ
るいはレジスト剤として含むセラミックグリーンシート
3に対して、露光工程#3で露光し、現像・定着(除去
・乾燥)工程#4により現像してパターンニングしてお
り、内部電極形成パターン10を微細加工できるため、
誘電体層に形成する内部電極形成パターン精度が向上す
る。この内部電極形成パターン10の精度によって泳動
電着で形成する内部電極層12のパターン精度が決まる
ため、内部電極層のパターン精度も向上する(例えば、
従来技術のスクリーン印刷法は100μmライン幅程度
でばらつきが20%程度あるが、本例の製造方法では、
30μmライン幅を作製することが可能でありばらつき
は10%以下にできる)。その結果、焼成後の積層セラ
ミックコンデンサの容量ばらつきが小さくなる。
【0027】(3) 総じて、比較的簡単な工程によっ
て、より小型で高精度な特性を有する積層セラミックコ
ンデンサを提供できる。
【0028】図2は本発明の第2の実施の形態を示す。
この場合、導電処理工程#1乃至接着層形成工程#6ま
で(接着層形成工程#6を省略したときはNi泳動電着
工程#5まで)は第1の実施の形態と同じであり、それ
以後の工程が異なっている。つまり、接着層形成工程#
6で得られた誘電体層と内部電極層12が混在する平坦
な内部電極形成誘電体層のシートとシート形成工程#8
で得られた誘電体層のみのシート23とを、精密積層工
程#10における積層機40により、それぞれPETフ
ィルム1,21が付いた状態にてカード形状に切断しか
つ相互の誘電体層同士が対面する向きで加熱圧着し、そ
の後PETフィルム1,21をそれぞれ引き剥がして、
Ni粉末を泳動電着した内部電極層12を設けたカード
状セラミックグリーンシート15Aを得、これを必要枚
数積層して積層体全体を加熱圧着する。以後の処理は第
1の実施の形態と同じである。
【0029】この第2の実施の形態の場合、誘電体層と
内部電極層が混在する平坦な内部電極形成誘電体層のシ
ート(PETフィルム付き)と誘電体層のみのシート
(PETフィルム付き)とを加熱圧着後に外側のPET
フィルム1,21を引き剥がすため、PETフィルムを
剥離する際のセラミックグリーンシート15Aの変形が
無く、とくにセラミックグリーンシートが薄い場合に有
効である。その他の作用効果は前述の第1の実施の形態
と同様である。
【0030】図3は本発明の第3の実施の形態を示す。
この場合、二層化工程#7に代えて誘電体コート工程#
11で二層化シートを作製する。すなわち、導電処理工
程#1乃至Ni泳動電着工程#5までは第1の実施の形
態と同じであり、Ni泳動電着工程#5からPETフィ
ルム1上に形成したシート3の空間に内部電極層12を
電着した構成体が得られるが、該構成体の表面に誘電体
コート工程#11のシート形成装置50でシート形成工
程#8と同様に高分子材料と可塑剤と有機溶剤と誘電体
粉末を混合した塗料を塗布しシート23Aとして形成す
る。その結果、PETフィルム1上に二層化シートが得
られる。
【0031】それ以後は、現状量産積層工程#9におい
て、誘電体層と内部電極層が混在する平坦なシート上に
誘電体層のみのシート23Aをコートした二層化シート
を所定枚数積層し、さらに天板として上下に誘電体層の
みのシートを適宜の枚数積層し、加熱圧着する。すなわ
ち、加熱圧着装置30の切断部31にて、二層化シート
及び天板となるシートから不要な支持体としてのPET
フィルム1を剥がすとともに、多数個の内部電極が配列
されたカード形状に切断し、これを位置合わせ部32で
位置合わせして所要枚数積層し、加熱圧着部33で加熱
圧着する。その後、積層セラミックコンデンサのチップ
個品に切断してから焼成することによって、誘電体層と
内部電極形成層が混在する平坦なシートが積層されてな
る段差レスの焼結体が得られる。これに所要の外部電極
を形成して製品とする。
【0032】この第3の実施の形態によっても前述の第
1の実施の形態と同様な作用効果が得られる。さらに、
支持体はPETフィルム1のみでよいから、フィルム使
用量が少ない利点もある。
【0033】図4は本発明の第4の実施の形態を示す。
この図において、導電処理工程#1では、PETフィル
ム1の表面にスパッタ、蒸着、無電解メッキ技術等によ
り後工程の泳動電着のための導電処理を施し、フィルム
表面に後工程で形成する電着内部電極層が剥がれ易いス
テンレス鋼、Cr、Cr系合金、Ti、Ti系合金、I
TO等の導電層2を成膜する。
【0034】次いで、フォトパターン・粉体電着法によ
り導電層2が露出する内部電極形成パターン10を残し
てセラミックグリーンシート60で覆われるようにす
る。
【0035】まず、レジストコート工程#20ではレジ
スト形成装置61にてフィルム1の導電層2全面に感光
性レジスト(フォトレジスト)層62を形成する。
【0036】露光工程#21は第1の実施の形態と同様
の装置を用いるが、第1の実施の形態におけるフォトマ
スク6とは光の通過と阻止パターンが逆である。つま
り、露光装置63でレジスト層の残す部分(内部電極形
成パターン10に対応)のみに紫外線(UV,DUV)
をフォトマスク64を通して照射、露光し、現像・定着
(除去・乾燥)工程#22の現像装置(除去装置)65
でアルカリ水溶液や溶剤等によりレジスト層62の露光
しない部分を除去し、定着装置(乾燥装置)66で不要
なアルカリ水溶液や溶剤等を除去して、内部電極形成パ
ターン10に一致するレジスト層62のパターンを形成
し、その他の部分の導電層2を露出させる。なお、感光
性高分子材料の選択によっては露光した部分を除去して
内部電極形成パターン10に一致したレジスト層62を
形成することもできる。
【0037】ここで、レジスト層62が除去された部分
は導電層2が露出している。従って、泳動電着工程#2
3では、泳動電着装置70によって、残ったレジスト層
62をマスクとして、図4では強調して大きく示すセラ
ミック誘電体粉末71及びバインダ樹脂粉末72と導電
層2とを異なる極性に荷電することで、誘電体粉末71
及びバインダ樹脂粉末72をレジスト層62が除去され
た導電層2に泳動電着させる。泳動電着は泳動電着装置
70によりセラミック誘電体粉末71及びバインダ樹脂
粉末72を溶液中に分散、懸濁された状態にして直流電
流を流すことで帯電した誘電体粉末及びバインダ樹脂粉
末を電極(導電層2)方向に移動させて吸着、凝集させ
ることによって実行可能である。そして、誘電体粉末7
1及びバインダー樹脂粉末72を最終的にレジスト層6
2以下の高さの範囲で所定肉厚となるまで電着させるこ
とで、誘電体粉末71及びバインダ樹脂粉末72が集合
したシート、つまりセラミックグリーンシート60が得
られる。なお、セラミック誘電体とバインダ樹脂を一粒
子化した粉末を泳動電着してシート60を作製してもよ
い。
【0038】その後、レジスト剥離工程#24で溶剤
系、アルカリ系剥離剤を用いた剥離装置75によりレジ
スト層62のみを剥離、除去して内部電極形成パターン
10に対応させて導電層2を露出させる。この工程は現
像・定着工程#22と同様の装置を用いることができる
が、レジスト剥離工程#24は露光されたレジスト層6
2を除去することで相違があり、除去の溶剤とか設定条
件に相違が生じるが、PETフィルム1上に内部電極形
成パターン10が構成されたセラミックグリーンシート
が得られることに相違はない。この場合も、精密感光技
術によりパターン精度を±3μm程度にすることができ
る。
【0039】このようにパターンニングされたセラミッ
クグリーンシート60をマスクとして、Ni泳動電着工
程#5で露出した導電層2上に内部電極層12となる導
体粉末を泳動電着すればよい。
【0040】Ni泳動電着工程#5以下の工程は第1、
第2又は第3の実施の形態と同様の工程とすればよい。
【0041】この第4の実施の形態では、感光性レジス
ト層62の露光、現像処理によって内部電極形成パター
ン10の精度が決まるため、第1の実施の形態とほぼ同
様の内部電極のパターン精度が得られる。また、導体粉
末の泳動電着法により内部電極層12が形成され、かつ
セラミックグリーンシート60の空間(欠落部)に内部
電極層12が位置することになるため、各層のセラミッ
クグリーンシートを完全段差レスで多層に積層可能であ
り、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することが
できる。また、セラミックグリーンシート60を泳動電
着するため薄型化でき、積層セラミックコンデンサの小
型化、大容量化にも適する。
【0042】図5は本発明の第5の実施の形態を示す。
この図において、導電処理工程#1では、PETフィル
ム1の表面にスパッタ、蒸着、無電解メッキ技術等によ
り後工程の泳動電着のための導電処理を施し、フィルム
表面に後工程で形成する電着内部電極層が剥がれ易いス
テンレス鋼、Cr、Cr系合金、Ti、Ti系合金、I
TO等の導電層2を成膜する。
【0043】次いで、感光性粉体電着・フォトパターン
法により導電層2が露出する内部電極形成パターン10
を残してセラミックグリーンシート80で覆われるよう
にする。つまり、泳動電着工程#30で泳動電着装置9
0を用い、図5では強調して大きく示すセラミック誘電
体粉末91及び感光性高分子粉末92(感光性レジスト
及びバインダとしての機能を持つ)と導電層2とを異な
る極性に荷電させ、誘電体粉末91及び感光性高分子粉
末92を導電層2に泳動電着させる。この泳動電着工程
#30は第4の実施の形態で説明した泳動電着工程#2
3と同様であるが、フレキシブルな支持体としてのPE
Tフィルムに成膜した導電層2の上に、マスクなしで誘
電体層であるセラミックグリーンシート80を形成する
ことに相違がある。ここでは、泳動電着装置90により
セラミック誘電体粉末91及び感光性高分子粉末92を
溶液中に分散、懸濁された状態にして直流電流を流すこ
とで帯電した誘電体粉末91及び感光性高分子粉末92
を電極(導電層2)方向に移動させて吸着、凝集させる
ことによって実行可能である。そして、誘電体粉末91
及び感光性高分子粉末92を所定の厚みになるまで電着
させることで、誘電体粉末91及び感光性高分子粉末9
2が混合してシート状になった感光性のセラミックグリ
ーンシート80が得られる。なお、セラミック誘電体と
感光性高分子材料を一粒子化した粉末を用いてシート8
0を作製してもよい。
【0044】その後、第1の実施の形態における露光工
程#3と同様の構成である露光工程#31にて、誘電体
粉末91及び感光性高分子粉末92が混合してシート状
になった感光性のセラミックグリーンシート80に対
し、フォトマスク94を被せ露光装置93で内部電極形
成パターン10以外の領域に紫外線(UV,DUV)を
照射、露光し、シート80の上に露光像を感光させる。
そして、第1の実施の形態における現像・定着(除去・
乾燥)工程#4と同様の構成である現像・定着(除去・
乾燥)工程#32の現像装置(除去装置)95でアルカ
リ水溶液や溶剤等によりシート80の露光しない部分を
除去し、定着装置(乾燥装置)96で不要なアルカリ水
溶液や溶剤等を除去し導電層2が露出した内部電極形成
パターン10が構成される。この場合も、精密感光技術
によりパターン精度を±3μm程度にすることができ
る。
【0045】なお、感光性高分子材料粉末92の選択に
よっては露光した部分を除去して内部電極形成パターン
10を形成することもできる。
【0046】このようにパターンニングされたセラミッ
クグリーンシート80をマスクとして、Ni泳動電着工
程#5で露出した導電層2上に内部電極層12となる導
体粉末を泳動電着すればよい。
【0047】Ni泳動電着工程#5以下の工程は第1、
第2又は第3の実施の形態と同様の工程とすればよい。
【0048】この第5の実施の形態においても、感光性
高分子材料を混入した感光性セラミックグリーンシート
80の露光、現像処理によって内部電極形成パターン1
0の精度が決まるため、第1の実施の形態とほぼ同様の
内部電極のパターン精度が得られる。また、導体粉末の
泳動電着法により内部電極層12が形成され、かつセラ
ミックグリーンシート80の空間(欠落部)に内部電極
層12が位置することになるため、各層のセラミックグ
リーンシートを完全段差レスで多層に積層可能であり、
第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができ
る。また、第5の実施の形態の場合、内部電極層作製の
ための大部分の工程が湿式となり第4の実施の形態と比
べて製造工程数が少なくなる利点もある。さらに、セラ
ミックグリーンシート80を泳動電着するため薄型化で
き、積層セラミックコンデンサの小型化、大容量化にも
適する。
【0049】以上本発明の実施の形態について説明して
きたが、本発明はこれに限定されることなく請求項の記
載の範囲内において各種の変形、変更が可能なことは当
業者には自明であろう。
【0050】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る積層
セラミックコンデンサの製造方法によれば、導電層が表
面に形成された導電処理支持体に未焼成セラミック誘電
体層を設けて前記導電層が露出する内部電極形成パター
ンを残して前記導電層を覆い、内部電極となる導体粉末
を前記内部電極パターンの露出した導電層に泳動電着し
たので、内部電極となる導体粉末が導電層に付着する厚
みを制御して誘電体層と内部電極との厚みの差による段
差をなくし積層ズレを極めて小さくすることが可能であ
る。また、導体ペーストによる内部電極形成に比べて、
内部電極を薄く形成でき、薄型化、大容量化にも適す
る。さらに、積層時に大きな加圧が不要になり、加圧変
形が少なくなることによって、焼成後の積層セラミック
コンデンサの容量のばらつきが小さくなる。
【0051】また、感光性のセラミックグリーンシート
を露光、現像処理するか、あるいは感光性レジストを露
光、現像処理することで内部電極形成パターンを形成し
ているため、内部電極形成パターンを微細加工でき、前
記セラミック誘電体層に形成する内部電極形成パターン
精度が向上する。この内部電極形成パターン精度によっ
て泳動電着で形成する内部電極のパターン精度が決まる
ため、内部電極のパターン精度も向上する(例えば、従
来技術のスクリーン印刷法は100μmライン幅程度で
ばらつきが20%程度あるが、本発明の製造方法では、
30μmライン幅を作製することが可能でありばらつき
は10%以下にできる)。その結果、焼成後の積層セラ
ミックコンデンサの容量ばらつきが小さくなる。また、
比較的簡単な工程によって、より小型で高精度な積層セ
ラミックコンデンサを安定に供給できる利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る積層セラミックコンデンサの製造
方法の第1の実施の形態を示す工程図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態を示す工程図であ
る。
【図3】本発明の第3の実施の形態を示す工程図であ
る。
【図4】本発明の第4の実施の形態を示す工程図であ
る。
【図5】本発明の第5の実施の形態を示す工程図であ
る。
【図6】本発明の第1の実施の形態の場合の積層構造の
例を従来技術の場合と対比して示す分解斜視図である。
【符号の説明】
1,21 PETフィルム 2 導電層 3,23,60,80 セラミックグリーンシート 5,24,50 シート形成装置 6,64,94 フォトマスク 7,63,93 露光装置 8,65,95 現像装置 9,66,96 定着装置 10 内部電極形成パターン 11,70,90 泳動電着装置 12 内部電極層 14 接着層 15 二層化シート 16 熱転写装置 22 シリコン塗布層 30 加熱圧着装置 31 切断部 32 位置合わせ部 33 加熱圧着部 40 積層機 61 レジスト形成装置 62 感光性レジスト層 71,91 誘電体粉末 72 バインダ樹脂粉末 92 感光性高分子粉末 #1 導電処理工程 #2,#8 シート形成工程 #3,#21,#31 露光工程 #4,#22,#32 現像・定着工程 #5 Ni泳動電着工程 #6 接着層形成工程 #7 二層化工程 #9 現状量産積層工程 #10 精密積層工程 #11 誘電体コート工程 #20 レジストコート工程 #23,#30 泳動電着工程 #24 レジスト剥離工程
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5E001 AB03 AC01 AC04 AD02 AD04 AH00 AH03 AH05 AH06 AH07 AH09 AJ01 AJ02 5E082 AB03 BC38 BC39 BC40 EE05 EE18 EE23 EE37 EE39 EE41 FF15 FG06 FG26 FG51 FG54 KK01 LL01 LL02 LL03 MM06 MM22 MM24

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 導電層が表面に形成された導電処理支持
    体に未焼成セラミック誘電体層を設けて前記導電層が露
    出する内部電極形成パターンを残して前記導電層を覆
    い、内部電極となる導体粉末を前記内部電極パターンの
    露出した導電層に泳動電着して前記内部電極形成パター
    ン内に内部電極を形成することを特徴とする積層セラミ
    ックコンデンサの製造方法。
  2. 【請求項2】 前記未焼成セラミック誘電体層が感光性
    高分子材料をバインダとして用いたレジストとして機能
    するものであり、露光及び現像処理によって前記導電層
    が露出する内部電極形成パターンを形成する請求項1記
    載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
  3. 【請求項3】 前記未焼成セラミック誘電体層を泳動電
    着により前記導電層上に形成する請求項2記載の積層セ
    ラミックコンデンサの製造方法。
  4. 【請求項4】 前記導電層上にレジスト層を設け、該レ
    ジスト層の露光及び現像処理によって前記内部電極形成
    パターンの反転パターンを当該レジスト層で形成し、前
    記反転パターンの露出した導電層上に前記未焼成セラミ
    ック誘電体層を泳動電着で形成後、前記レジスト層を除
    去することで前記内部電極形成パターンを形成する請求
    項1記載の積層セラミックコンデンサの製造方法。
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