JP2001084441A - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP2001084441A
JP2001084441A JP25859399A JP25859399A JP2001084441A JP 2001084441 A JP2001084441 A JP 2001084441A JP 25859399 A JP25859399 A JP 25859399A JP 25859399 A JP25859399 A JP 25859399A JP 2001084441 A JP2001084441 A JP 2001084441A
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JP
Japan
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vending machine
product
selection button
illumination lamp
transparent plate
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JP25859399A
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English (en)
Inventor
Takamasa Mizobata
貴昌 溝端
Takayuki Tamura
隆行 田村
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Refrigeration Co
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Publication date
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、自動販売機の夜間点灯に関するも
ので、自動販売機の存在をアピールし、かつ、節電を図
ることを目的とする。 【解決手段】 外扉2の前面側に区画形成された展示室
3に、販売商品を表示する見本商品5と、販売商品の冷
温状態および代価を表示する表示板と購入したい商品を
選択するための商品選択ボタン14と展示室3前面部に
配置する透明板13とからなり、前記透明板13および
商品選択ボタン14に透光性のある蓄光材料を用いたも
のであり、夜間においても顧客に対して自動販売機の存
在をアピールし、集客能力を下げることなく、かつ、節
電を図ることができるという作用を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動販売機の外扉
前面照明度を制御する自動販売機に関する。
【0002】
【従来の技術】最近の自動販売機においては、装置その
ものが大型化するのに比例して見本商品展示部も大型化
し、また、その照明をより強くする傾向があるために、
照明灯の消費電力が少なくない。そこで節電のために、
普段はパネル部を消灯しておくが、自動販売機の前に人
が立ち止まることにより、人体検知センサにより人を検
知したことを示す検知信号が出力されれば、パネル部の
照明灯を点灯させる制御が採用されることがある(特開
平5−325001号公報)。
【0003】以下、図面を参照しながら、従来の自動販
売機について説明する。
【0004】図9は従来例の構成図を示す。図9におい
て、1は商品が収納される本体キャビネット、2は本体
キャビネット1の前面を開閉可能に覆う外扉、3は外扉
2の内側に区画形成された展示室、4は展示室3の前面
を覆う透明板、5は販売商品を表示する見本商品、6は
見本商品5を並べて展示するディスプレイ台、7は商品
を選択する商品選択ボタン、8は硬貨投入口、9は釣銭
返却レバー、10は釣銭返却口、11は商品を取出す商
品取出し口、12はディスプレイ台6に内蔵された照明
灯を示す。
【0005】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作について説明する。
【0006】本体キャビネット1に収納されている多種
類の商品は、硬貨投入口8に代価を投入し、外扉2の展
示室3の外側にそれぞれの見本商品に対応して設けられ
た商品選択ボタン7により商品を選択指定すると選択さ
れた商品が商品取出し口11を通して販売される。な
お、投入硬貨が商品代価以上の場合には釣銭が釣銭返却
口10に排出される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
の構成では、自動販売機が夜間も販売を続けるために、
見本商品5や商品選択ボタン7等の表示部分を照明する
照明灯12を点灯するので使用電力が多くなる問題があ
る。また、夜間の販売において、人体検知センサーによ
り照明灯への通電を制御し、節電を図る方法があるが、
顧客が自動販売機に近づかないと照明灯が点灯しないと
いう不具合が生じてしまう。
【0008】本発明は、上記従来の課題を解決するもの
で、夜間において顧客が自動販売機に近づかなくても顧
客に自動販売機の存在をアピールし、かつ、見本商品や
商品選択ボタン等の表示部分を常に照明することなく節
電を図ることを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明は、外扉の前面側に区画形成された展示室と、
この展示室内に設けられ販売商品を表示する見本商品
と、販売商品の冷温状態および代価を表示する表示板
と、購入したい商品を選択するための商品選択ボタン
と、前記外扉の前面部に配置する透明板とを設けた自動
販売機において、前記見本商品が見られるように透明度
を必要とする前記透明板および前記商品選択ボタンに透
光性のある蓄光顔料を混入した樹脂材料(以下、蓄光材
料という)を用いた自動販売機とする。
【0010】これにより、蓄光材料から明かりが発せら
れるため、展示室内を見ることができ、夜間においても
顧客に対して自動販売機の存在をアピールし、集客能力
を下げることなく、かつ、節電を図ることができる。
【0011】また、本発明は、外扉の前面側に区画形成
された展示室と、この展示室内に設けられ販売商品を表
示する見本商品と、前記展示室内に設けられた照明灯
と、販売商品の冷温状態および代価を表示する表示板
と、購入したい商品を選択するための商品選択ボタン
と、前面部に配置する透明板とを設けた自動販売機にお
いて、前記見本商品が見られるように透明度を必要とす
る前記透明板および前記商品選択ボタンに透光性のある
蓄光顔料を混入した樹脂材料を用い、設置周囲が暗くな
ると作動する第1タイマー手段と、前記第1タイマー手段
が作動するよう設定された第1制御手段とを備えた自動
販売機とする。
【0012】これにより、蓄光材料の蓄光能力が低下し
ても暗くなることが防止され、常に、顧客に対して自動
販売機の存在をアピールし、集客能力を下げることな
く、かつ、節電を図ることができる。
【0013】さらに、本発明は、外扉の前面側に区画形
成された展示室と、この展示室内に設けられ販売商品を
表示する見本商品と、前記展示室内に設けられた照明灯
と、販売商品の冷温状態および代価を表示する表示板
と、購入したい商品を選択するための商品選択ボタン
と、前面部に配置する透明板とを設けた自動販売機にお
いて、前記見本商品が見られるように透明度を必要とす
る前記透明板および前記商品選択ボタンに透光性のある
蓄光顔料を混入した樹脂材料を用い、予め、設定入力さ
れた時刻になると照明灯を一定時間点灯させる第2タイ
マー手段と照明灯のオン/オフ信号を出力する第2制御
手段を備えた自動販売機とする。
【0014】これにより、蓄光材料の蓄光能力が低下し
ても暗くなることが防止され、常に、顧客に対して自動
販売機の存在をアピールし、集客能力を下げることな
く、かつ、節電を図ることができる。
【0015】さらに、本発明は、外扉の前面側に区画形
成された展示室と、この展示室内に設けられ販売商品を
表示する見本商品と、前記展示室内に設けられた照明灯
と、販売商品の冷温状態および代価を表示する表示板
と、購入したい商品を選択するための商品選択ボタン
と、前面部に配置する透明板とを設けた自動販売機にお
いて、前記見本商品が見られるように透明度を必要とす
る前記透明板および前記商品選択ボタンに透光性のある
蓄光顔料を混入した樹脂材料を用い、設置周囲が暗くな
ると作動する第1タイマー手段と、蓄光材料の照度を感
知し照度が下がると照明灯が点灯し、照度が上がれば照
明灯を消灯する照明灯のオン/オフ信号を出力する第3
制御手段とを備えたことを特徴とする自動販売機とす
る。これにより、蓄光材料の蓄光能力が低下しても暗く
なることが防止され、常に、顧客に対して自動販売機の
存在をアピールし、集客能力を下げることなく、かつ、
節電を図ることができる。
【0016】さらに、本発明は、外扉の前面側に区画形
成された展示室と、この展示室内に設けられ販売商品を
表示する見本商品と、前記展示室内に設けられた照明灯
と、販売商品の冷温状態および代価を表示する表示板
と、購入したい商品を選択するための商品選択ボタン
と、前面部に配置する透明板とを設けた自動販売機にお
いて、前記見本商品が見られるように透明度を必要とす
る前記透明板および前記商品選択ボタンに透光性のある
蓄光顔料を混入した樹脂材料を用い、展示室内部の販売
商品を表示する見本商品およびディスプレイ台に反射材
を用いた自動販売機とする。
【0017】これにより、蓄光材料の蓄光能力が低下し
ても暗くなることが防止され、常に、顧客に対して自動
販売機の存在をアピールし、集客能力を下げることな
く、かつ、節電を図ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1記載の発明は、
外扉の前面側に区画形成された展示室に、販売商品を
表示する見本商品と、販売商品の冷温状態および代価を
表示する表示板と購入したい商品を選択するための商品
選択ボタンと展示室前面部に配置する透明板とからな
り、前記透明板および前記商品選択ボタンに透光性のあ
る蓄光材料を用いたものであり、夜間においても顧客に
対して自動販売機の存在をアピールし、集客能力を下げ
ることなく、かつ、節電を図ることができるという作用
を有する。
【0019】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、設置周囲が暗くなると作動する第1
制御手段と、設定された時間の経過後に一定時間照明灯
を点灯させる第1タイマー手段を備えたものであり、蓄
光材料の蓄光能力が低下しても暗くなることが防止さ
れ、常に、顧客に対して自動販売機の存在をアピール
し、集客能力を下げることなく、かつ、節電を図ること
ができるという作用を有する。
【0020】請求項3に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、予め、設定入力された時刻になると
照明灯を点灯させる第2タイマー手段と照明灯のオン/
オフ信号を出力する第2制御手段を備えたものであり、
蓄光材料の蓄光能力が低下しても暗くなることが防止さ
れ、常に、顧客に対して自動販売機の存在をアピール
し、集客能力を下げることなく、かつ、節電を図ること
ができるという作用を有する。請求項4に記載の発明
は、請求項1に記載の発明に、さらに、設置周囲が暗く
なると作動し、かつ、蓄光材料の照度を感知し照度が下
がると照明灯が点灯し、照度が上がれば照明灯を消灯す
る照明灯のオン/オフ信号を出力する第3制御手段と、
設定された時間の経過後に一定時間照明灯を点灯させる
第1タイマー手段とを備えたものであり、蓄光材料の蓄
光能力が低下しても暗くなることが防止され、常に、顧
客に対して自動販売機の存在をアピールし、集客能力を
下げることなく、かつ、節電を図ることができるという
作用を有する。
【0021】請求項5に記載の発明は、請求項1に記載
の発明に、さらに、展示室内部の販売商品を表示する見
本商品およびディスプレイ台に反射材を用いたものであ
り、蓄光材料の蓄光能力が低下しても暗くなることが防
止され、常に、顧客に対して自動販売機の存在をアピー
ルし、集客能力を下げることなく、かつ、節電を図るこ
とができるという作用を有する。
【0022】
【実施例】以下、本発明による自動販売機の実施例につ
いて、図面を参照しながら説明する。なお、従来例と同
一構成については同一符号を付してその詳細な説明を省
略する。 (実施例1)図1は、本発明の実施例1における自動販
売機の斜視図であり、1は商品が収納される本体キャビ
ネット、2は本体キャビネット1の前面を開閉可能に覆
う外扉、3は外扉2の内側に区画形成された展示室、1
3は展示室3の前面部に配置する透明板であり、透光性
のある例えばルミノーバ等の蓄光顔料を混入した樹脂材
料(以下、蓄光材料という )で成形されている。5は
販売商品を表示する見本商品、6は見本商品を並べて展
示するディスプレイ台、14は商品を選択する商品選択
ボタンであり、蓄光材料で成形されている。8は硬貨投
入口、9は釣銭返却レバー、10は釣銭返却口、11は
商品を取出す商品取出し口、12はディスプレイ台に内
蔵された照明灯を示す。
【0023】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作を説明する。
【0024】本体キャビネット1内に多種類の商品を備
えており、販売指令に応じて指定された商品を販売す
る。この多種類の商品は、硬貨投入口8に代価を投入
し、外扉2の展示室3の外側にそれぞれの見本商品5に
対応して設けられた商品選択ボタン7により商品を選択
指定すると、選択された商品が商品取出し口11を通し
て販売される。なお、投入硬貨が商品代価以上の場合に
は、釣銭が釣銭返却口10に排出される。
【0025】以上のように本実施例の自動販売機は販売
する商品が自動販売機内に収納されているため、顧客に
自動販売機の存在をアピールすると同時に中身商品を広
告宣伝し、顧客の商品購入意欲を高めなければならな
い。したがって、透明板13の材料として透光性のある
蓄光材料を用いることにより、夜間でも照明灯12を点
灯することなく顧客に自動販売機の存在をアピールする
と同時に節電を図ることができる。また、商品選択ボタ
ン14の材料として透光性のある蓄光材料を用いること
により、各見本商品5のボタンの位置を明確に顧客に示
すことができる。 (実施例2)図2は、本発明の実施例2における自動販
売機のブロック図である。図3は、同実施例の自動販売
機の要部動作を示すフローチャートである。
【0026】本実施例は、実施例1による自動販売機の
構成図にさらに第1照度検知装置と第1タイマー手段と照
明灯ON/OFF手段と第1制御手段を設けたものであ
り、図2において、15は光センサ等により自動販売機
の周囲の照度を検知する第1照度検知装置、16は照明
灯を点灯するための第1タイマー手段17は照明灯ON
/OFF手段、18は前記第1照度検知装置15と前記
第1タイマー手段17と前記照明灯ON/OFF手段を
制御する第1制御手段である。
【0027】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作を図3のフローチャートをもとにして
説明する。
【0028】照明灯が消灯しているときに、自動販売機
の周囲が暗くなると、第1照度検知装置15により自動
販売機の周囲の照度を検知し(ステップS1)、自動販
売機の周囲が暗くなったと認識すれば、第1制御手段1
8へ第1タイマー手段16が作動する指令を出力して、
第1タイマー手段16が作動し(ステップS2)、設定
時間TSが経過すれば(ステップS3)、照明灯ON/
OFF手段17により、照明灯12が一定時間点灯する
(ステップS4)。
【0029】なお、照明灯を点灯する時間として、第1
制御手段18に透光性のある蓄光材料を用いた透明板1
3および商品選択ボタン14の蓄光能力が回復する時間
が設定されており、第1制御手段18の内部タイマー手
段(図示せず)によりその時間をカウントして一定時間
が経過すれば、照明灯12を点灯するようにしている。
【0030】以上のように本実施例の自動販売機は第1
照度検知装置15と照明灯12を点灯するための第1タ
イマー手段16と照明灯ON/OFF手段17と第1制
御手段18とから構成されているので、透光性のある蓄
光材料を用いた透明板13および商品選択ボタン14へ
の再蓄光が可能となり蓄光能力が低下しても暗くなるこ
とが防止され、夜間でも常に照明灯12を点灯すること
なく顧客に自動販売機の存在をアピールすると同時に節
電を図ることができる。 (実施例3)図4は、本発明の実施例3における自動販
売機のブロック図である。図5は、同実施例の自動販売
機要部動作を示すフローチャートである。本実施例は、
実施例1による自動販売機の構成図にさらに第2タイマ
ー手段と第2制御手段を設けたものであり、図4におい
て、17は照明灯ON/OFF手段、19は24時間タ
イマーで、予め設定入力された時刻になると信号を第2
制御手段に出力する第2タイマー手段、20は前記照明
灯ON/OFF手段17と前記第2タイマー手段19を
制御する第2制御手段である。
【0031】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作を図5のフローチャートをもとにして
説明する。
【0032】照明灯が消灯しているとき、照明灯が点灯
する時刻を第2制御手段20へ設定入力する。第2制御手
段20によって、第2タイマー手段19が作動する指令
が出力され、第2タイマー手段19が作動し(ステップ
S1)、第2タイマー手段19は設定された時刻TSに
なると、第2制御手段20に信号を送り(ステップS
2)、第2制御手段20は照明灯ON/OFF手段17
により、一定時間点灯する(ステップS3)。
【0033】なお、照明灯を点灯する時間として、制御
手段20に透光性のある蓄光材料を用いた透明板13お
よび商品選択ボタン14の蓄光能力が回復する時間が設
定されており、制御手段20の内部タイマー手段により
その時間をカウントして一定時間が経過すれば、照明灯
を点灯するようにしている。
【0034】以上のように本実施例の自動販売機は、設
定された時刻に照明灯を点灯するための第2タイマー手
段19と第2制御手段20とから構成されているので、
透光性のある蓄光材料を用いた透明板13および商品選
択ボタン14への再蓄光が可能となり蓄光能力が低下し
ても暗くなることが防止され、夜間でも常に照明灯を点
灯することなく顧客に自動販売機の存在をアピールする
と同時に節電を図ることができる。
【0035】また、定休日等で顧客が全く集まらない日
には、蓄光材料に再蓄光させる必要が無いので第2タイ
マー手段19により照明灯を点灯する必要も無くなる。
このように、設置環境に応じ、照明灯の点灯時刻を自由
に設定することができる。 (実施例4)図6は、本発明の実施例4における自動販
売機のブロック図である。図7は、同実施例の自動販売
機の要部動作を示すフローチャートである。
【0036】本実施例は、実施例1による自動販売機の
構成図にさらに第1照度検知装置15と第1タイマー手段
16と第2照度検知装置21と第3制御手段22と照明灯
ON/OFF手段17を設けたものであり、図6におい
て、15は自動販売機の周囲の照度を検知する第1照度
検知装置、16は照明灯を点灯するための第1タイマー
手段、17は照明灯ON/OFF手段、21は蓄光材料
の照度を検知する第2照度検知装置、22は前記第1検知
装置15と前記第1タイマー手段16と前記照明灯ON
/OFF手段17と第2照度検知装置21を制御する第3
制御手段である。
【0037】以上のように構成された自動販売機につい
て、以下その動作を図7のフローチャートをもとにして
説明する。
【0038】夕暮れ時に、照明灯が消灯しているとき
に、自動販売機の周囲が暗くなると、第1照度検知装置
15により自動販売機の周囲の照度を検知し(ステップ
S1)、第3制御手段22へタイマー手段が作動する指
令を出力して、第1タイマー手段16が作動し(ステッ
プS2)、設定時間TSが経過すれば(ステップS
3)、照明灯ON/OFF手段17により、照明灯が一
定時間点灯する(ステップS4)。
【0039】その後、再び蓄光材料が暗くなると、第2
照度検知装置21により蓄光材料の照度を検知し(ステ
ップS5)、第3制御手段22により照明灯12を点灯
し、ステップS4に戻る。また、自動販売機の周囲が明
るく(夜明け)なると(ステップS1)〜(ステップS
5)の動作が完了する(ステップS6)。
【0040】以上のように本実施例の自動販売機は自動
販売機の周囲の照度を検知する第1照度検知装置15と
照明灯を点灯するための第1タイマー手段16と蓄光材
料の照度を検知する第2照度検知装置21と第3制御手段
22とから構成されているので、透光性のある蓄光材料
を用いた透明板13および商品選択ボタン14の蓄光能
力が低下し、暗くなるたびに再蓄光が可能となり、自動
販売機そのものが暗くなることが無くなり、自動販売機
の存在を常に顧客にアピールできると同時に節電を図る
ことができる。 (実施例5)図8は、本発明の実施例5における自動販
売機の斜視図であり、1は商品が収納される本体キャビ
ネット、2は本体キャビネット1の前面を開閉可能に覆
う外扉、3は外扉2の内側に区画形成された展示室、1
3は透光性のある蓄光材料で成形されている展示室3の
前面部に配置している透明板、14は蓄光材料で成形さ
れている商品を選択する商品選択ボタン、23は反射材
で形成されている販売商品を表示する見本商品、24は
反射材で形成されている見本商品を並べて展示する見本
商品棚、8は硬貨投入口、9は釣銭返却レバー、10は
釣銭返却口、11は商品を取出す商品取出し口、12は
見本商品棚24に内蔵された照明灯を示す。
【0041】以上のように本実施例の自動販売機は販売
する商品が自動販売機内に収納されているため、顧客に
自動販売機の存在をアピールすると同時に中身商品を広
告宣伝し、顧客の商品購入意欲を高めなければならな
い。したがって、透明板13の材料として透光性のある
蓄光材料を用い、見本商品23および見本商品棚24の
材料に反射材を用いることにより、夜間でも照明灯12
を点灯することなく顧客に自動販売機の存在をアピール
すると同時に節電を図ることができる。また、蓄光材料
を用いた透明板13から発する光が反射材に当たり、そ
の光を反射させ再び蓄光材料に集めることにより、蓄光
材料の照度を持続させることができる。
【0042】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明は、
透明板の材料として透光性のある蓄光材料を用いること
により、夜間でも照明灯を点灯することなく顧客に自動
販売機の存在をアピールすると同時に節電を図ることが
できる。また、商品選択ボタンの材料として透光性のあ
る蓄光材料を用いることにより、各見本商品のボタンの
位置を明確に顧客に示すことができる。
【0043】また、請求項2に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、第1照度検知装置により自動販
売機の周囲の照度を検知し、照明灯を点灯するための第
1タイマー手段と第1制御手段によって一定の時間の経過
後に照明灯を点灯するので、透光性のある蓄光材料を用
いた透明板および商品選択ボタンへの再蓄光が可能とな
り、蓄光能力が低下しても暗くなることが防止され、夜
間でも常に照明灯を点灯することなく顧客に自動販売機
の存在をアピールすると同時に節電を図ることができ
る。
【0044】また、請求項3に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、設定された時刻に照明灯を点灯
するための第2タイマー手段と第2制御手段により、照
明灯の点灯時刻を自由に設定することができるので、透
光性のある蓄光材料を用いた透明板および商品選択ボタ
ンへの再蓄光が可能となり蓄光能力が低下しても暗くな
ることが防止され、夜間でも常に照明灯を点灯すること
なく顧客に自動販売機の存在をアピールすると同時に節
電を図ることができる。また、定休日等で顧客が全く集
まらない日には、蓄光材料に再蓄光させる必要が無いの
で第2タイマー手段により照明灯を点灯する必要も無く
なる。
【0045】また、請求項4に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、自動販売機の周囲の照度を検知
する第1照度検知装置と照明灯を点灯するための第1タイ
マー手段と蓄光材料の照度を検知する第2照度検知装置
と第3制御手段により、透光性のある蓄光材料を用いた
透明板および商品選択ボタンの蓄光能力が低下し、暗く
なるたびに再蓄光が可能となり、自動販売機そのものが
暗くなることが無くなるので、自動販売機の存在を常に
顧客にアピールできると同時に節電を図ることができ
る。
【0046】また、請求項5に記載の発明は、請求項1
に記載の発明に加えて、見本商品および見本商品棚の材
料に反射材を用いることにより、夜間でも照明灯を点灯
することなく顧客に自動販売機の存在をアピールすると
同時に節電を図ることができる。また、蓄光材料から発
する光が反射材に当たり、その光を反射させ再び蓄光材
料に集めることにより、蓄光材料の照度を持続させるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1における自動販売機の斜視図
【図2】本発明の実施例2における自動販売機のブロッ
ク図
【図3】本発明の実施例2における自動販売機の照明制
御を示すフローチャート
【図4】本発明の実施例3における自動販売機のブロッ
ク図
【図5】本発明の実施例3における自動販売機の照明制
御を示すフローチャート
【図6】本発明の実施例4における自動販売機のブロッ
ク図
【図7】本発明の実施例4における自動販売機の照明制
御を示すフローチャート
【図8】本発明の実施例5における自動販売機の斜視図
【図9】従来の自動販売機の斜視図
【符号の説明】
1 本体キャビネット 2 外扉 3 展示室 4 透明板 5 見本商品 7 商品選択ボタン 12 照明灯 13 蓄光材料を用いた透明板 14 蓄光材料を用いた商品選択ボタン 16 第1タイマー手段 17 照明灯ON/OFF手段 18 第1制御手段 18 第2タイマー手段 19 第2制御装置 21 第3制御装置

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外扉の前面側に区画形成された展示室
    と、この展示室内に設けられ販売商品を表示する見本商
    品と、販売商品の冷温状態および代価を表示する表示板
    と、購入したい商品を選択するための商品選択ボタン
    と、前記外扉の前面部に配置する透明板とを設え、前記
    見本商品が見られるように透明度を必要とする前記透明
    板および前記商品選択ボタンに透光性のある蓄光顔料を
    混入した樹脂材料を用いたことを特徴とする自動販売
    機。
  2. 【請求項2】 外扉の前面側に区画形成された展示室
    と、この展示室内に設けられ販売商品を表示する見本商
    品と、前記展示室内に設けられた照明灯と、販売商品の
    冷温状態および代価を表示する表示板と、購入したい商
    品を選択するための商品選択ボタンと、前面部に配置す
    る透明板とを設え、前記見本商品が見られるように透明
    度を必要とする前記透明板および前記商品選択ボタンに
    透光性のある蓄光顔料を混入した樹脂材料を用い、設置
    周囲が暗くなると作動する第1タイマー手段と、前記第1
    タイマー手段が作動するよう設定された第1制御手段と
    を備え、前記第1制御手段に照明灯が点灯するまでの時
    間を入力することにより、設定された時間の経過後に一
    定時間照明灯を点灯させることを特徴とする自動販売
    機。
  3. 【請求項3】 設定入力された時刻になると一定時間照
    明灯を点灯させる第2タイマー手段と照明灯のオン/オ
    フ信号を出力する第2制御手段とを備え、定期的に照明
    灯を点灯することにより、透光性のある蓄光顔料を混入
    した樹脂材料を用いた透明板および商品選択ボタンへの
    再蓄光が可能となり蓄光能力が低下しても暗くなること
    が防止されるようにすることを特徴とする請求項1に記
    載の自動販売機。
  4. 【請求項4】 設置周囲が暗くなると作動し設定された
    時間の経過後に照明灯を点灯させる第1タイマー手段
    と、蓄光顔料を混入した樹脂材料の照度を感知し照度が
    下がると照明灯が点灯し、照度が上がれば照明灯を消灯
    する照明灯のオン/オフ信号を出力する第3制御手段と
    を備え、透光性のある蓄光顔料を混入した樹脂材料を用
    いた透明板および商品選択ボタンへの再蓄光が可能とな
    り蓄光能力が低下しても暗くなることが防止されるよう
    にすることを特徴とする請求項1に記載の自動販売機。
  5. 【請求項5】 展示室内部の見本商品およびディスプレ
    イ台に反射材を用いて、蓄光顔料を混入した樹脂材料お
    よび照明灯の光を前記見本商品および前記ディスプレイ
    台に反射させ、蓄光顔料に光を集めることを特徴とする
    請求項1に記載の自動販売機。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004126786A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Konami Co Ltd 通信装置、プログラム、ならびに通信方法
CN108765707A (zh) * 2018-08-16 2018-11-06 浙江怡家电子科技股份有限公司 一种客房用的小型自动售货机

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