JPH10111975A

JPH10111975A - 自動販売機

Info

Publication number: JPH10111975A
Application number: JP26818896A
Authority: JP
Inventors: Hiroshi Etsuno; 浩越野; Masaru Igusa; 勝井草; Atsushi Takayama; 敦高山
Original assignee: Sanden Corp
Current assignee: Sanden Corp
Priority date: 1996-10-09
Filing date: 1996-10-09
Publication date: 1998-04-28

Abstract

(57)【要約】【課題】商品を確実かつ迅速に購入でき、少スペース
化が図られるとともに部品点数を低減できること。【解決手段】選択スイッチボタン装置３は選択ボタン
部材５と、該選択ボタン部材５の押圧による移動によっ
てスイッチ操作されるスイッチ３３とを有し、該選択ボ
タン部材３は商品の形状、意匠を表示するよう少なくと
も前記商品の前記要部を表す形状に近似している形状に
形成した商品表示部７と、前記スイッチ３３の機能を表
示するよう該商品表示部７に隣接し前記商品表示部７の
形状に連続した形状としたスイッチ表示部９とを有して
いる。

Description

【発明の詳細な説明】

【０００１】

【発明の属する技術分野】本発明は飲料製品、煙草、そ
の他の自動販売可能な商品を自動的に販売する自動販売
機に属し、特に、所望する商品を選択して購入できるよ
う前面パネル部分に取り付けられている選択スイッチボ
タン装置を具備している自動販売機に属する。

【０００２】

【従来の技術】従来技術として実開平２−４２１６７号
公報には、購入者が貨幣を投入し複数の商品中より選択
ボタンによって、希望の商品を選択することにより、そ
の商品を自動的に販売するベンディングマシンが開示さ
れている。

【０００３】このベンディングマシンは、図９に示すよ
うに、購入すべき商品又はその商品の容器と同様の形
状、意匠を有する押しボタン１０１と、押しボタン１０
１の後部の本体１０２内部に設けられ、押しボタン１０
１の形状、意匠を照明する点灯手段とを具備している。

【０００４】さらに具体的に説明すると、図９に示すよ
うに、本体１０２の中央部に楔形をした押しボタンパネ
ル１０５が置かれ、その上にはプラスチック製の押しボ
タン１０１群が配列されている。個々の押しボタン１０
１は、缶入り又は瓶入りの飲料製品の容器と同じ大きさ
の円筒を、その全体の側面の約三分の一程度が残るよう
に円筒の中心線に平行に切り取ったカマボコ型をしてい
る。また、押しボタン１０１には、その表面に飲料製品
の容器の意匠の中で最もその飲料製品の特徴を表す部分
と同様の意匠が付されている。

【０００５】なお、押しボタン１０１群の後部には蛍光
灯が設けられており、この蛍光灯が点灯されることによ
り押しボタン１０１群は常時照明されている。

【０００６】購入者が希望する飲料製品を購入するに
は、まずコイン投入孔１０６にコインを投入し、希望す
る飲料製品の押しボタン１０１を押す。釣銭がある場合
には釣銭取り出し口１０７より釣銭を取り出し、飲料製
品取り出し口１０８より飲料製品を取り出す。

【０００７】

【発明が解決しようとする課題】しかしながら、押しボ
タン１０１は、飲料製品を選択するのみであり、押しボ
タン１０１以外の押しボタンパネル１０５に設けた販売
可能表示、売切表示、冷温表示、値段表示、内容量など
の表示を確認して希望する飲料製品を購入しなければな
らず、希望する飲料製品の選択時間や手間に多くの時間
を費やすという問題がある。

【０００８】また、押しボタン１０１と異なる位置に、
販売可能表示、売切表示、冷温表示などの機能を具備さ
せるために、表示を確認しないで押しボタン１０１を押
し続けてしまったり、希望する冷温表示を誤認して飲料
製品を購入してしまったりするという問題がある。

【０００９】それ故に、本発明は、選択スイッチボタン
装置の範囲に機能的な自動販売に関する表示情報を組み
込むことによって、ほぼ同一視線で所望する商品を確実
かつ迅速に購入することができる自動販売機を提供する
ことにある。

【００１０】また、本発明の他の課題は、選択スイッチ
ボタン装置に複数の機能表示を備えることによって、少
スペース化が図られ、部品点数を低減できる自動販売機
を提供することにある。

【００１１】

【課題を解決するための手段】本発明によれば、購入者
が貨幣を投入し複数の商品中から所望する商品を選択・
購入するために前面パネルの所定位置に複数配列した選
択スイッチボタン装置を含む自動販売機において、前記
選択スイッチボタン装置は前記前面パネルから要部が外
に露出している選択ボタン部材と、該選択ボタン部材の
押圧による移動によってスイッチ操作されるスイッチと
を有し、該選択ボタン部材は前記商品の形状、意匠を表
示するよう少なくとも前記商品の前記要部を表す形状に
近似している形状に形成した商品表示部と、前記スイッ
チの機能を表示するよう該商品表示部に隣接し前記商品
表示部の形状に連続した形状としたスイッチ表示部とを
有していることを特徴とする自動販売機が得られる。

【００１２】また、本発明によれば、前記選択スイッチ
ボタン装置は、前記選択ボタン部材に押圧方向で対向し
ている保持基板と、該保持基板及び前記選択ボタン部材
間に前記押圧方向で伸縮可能に設けた作動部材と、前記
選択ボタン部材を前記保持基板側へ押圧することによっ
て所望する前記商品を選択するよう前記選択ボタン部材
の所定量の押圧をガイドする保持部材と、前記選択ボタ
ン部材の押圧による移動によってスイッチ操作されるよ
う前記保持基板に設けた前記スイッチとを有しているこ
とを特徴とする自動販売機が得られる。

【００１３】また、本発明によれば、前記保持基板に
は、前記商品を購入可能であることを表示する前記スイ
ッチ表示部の一部を照射する第１の点灯手段と、所望す
る前記商品を購入できないことを表示するよう前記スイ
ッチ表示部の前記一部とは異なる表示部分を表示する第
２の点灯手段とを有していることを特徴とする自動販売
機が得られる。

【００１４】また、本発明によれば、前記商品表示部に
は、縮小された形状意匠、冷温表示、値段表示、内容量
の表示などの前記商品に関する情報表示が付されている
ことを特徴とする自動販売機が得られる。

【００１５】また、本発明によれば、前記スイッチ表示
部は、前記一部に付した第１の表示部と、前記一部とは
異なる表示部分である前記商品の売切を付した第２の表
示部とを有していることを特徴とする自動販売機が得ら
れる。

【００１６】また、本発明によれば、前記商品表示部と
前記スイッチ表示部とは、これらが一体にかつ前記商品
表示部に連続して作られていることを特徴とする自動販
売機が得られる。

【００１７】また、本発明によれば、前記商品表示部と
前記スイッチ表示部とは、これらが同じ材料の別部品に
よって作られていることを特徴とする自動販売機が得ら
れる。

【００１８】また、本発明によれば、前記選択ボタン部
材は透光性を有する部材によって作られており、前記選
択ボタン部材の内面には、前記商品の形状、意匠を表示
した前記商品表示部としてのフレーバーカードが設けら
れていることを特徴とする自動販売機が得られる。

【００１９】また、本発明によれば、前記選択ボタン部
材は透光性を有する部材によって作られており、前記選
択ボタン部材の内面には、前記商品の形状、意匠を表示
した前記商品表示部としてのフレーバーカードが設けら
れており、前記作動部材は可撓性及び透光性を有する部
材によって作られており、前記フレーバーカードを着脱
可能に前記内面へ押し当て保持しているとともに前記保
持基板に接続しており、さらに前記作動部材は前記スイ
ッチの操作軸部を押圧してスイッチング操作させるよう
前記スイッチに対向して設けた押圧部を有していること
を特徴とする自動販売機が得られる。

【００２０】さらに、本発明によれば、前記選択ボタン
部材の内面には、前記作動部材を前記内面へ押し付けて
保持する保持押圧部材が設けられており、該保持押圧部
材は、前記第１の点灯手段の照明を前記スイッチ表示部
の前記一部へ導く第１の透光孔と、前記第２の点灯手段
の照明を前記スイッチ表示部の前記一部とは異なる部分
へ導く第２の透光孔とを有していることを特徴とする自
動販売機が得られる。

【００２１】

【作用】本発明の自動販売機では、購入者によって選択
スイッチボタン装置３の選択ボタン部材が押圧方向に押
されると、作動部材によってスイッチがスイッチング操
作して所望する商品を購入することができる。この際、
購入者は、選択ボタン部材の表示情報のみを確認するだ
けで確実に所望する商品を購入することができる。

【００２２】また、購入したい商品が売切の場合には、
第２の点灯手段が点灯しているので、第２の表示部へ導
かれた照明によって選択ボタン部材の表示情報のみを確
認するだけで確実に売切であることを迅速に確認でき
る。

【００２３】

【発明の実施の形態】図１及び図２は、本発明の自動販
売機の一実施の形態例を示している。

【００２４】図１及び図２を参照して、自動販売機は、
扉の一部分である前面パネル１と、前面パネル１の所定
位置に配列した複数の選択スイッチボタン装置３とを含
む。

【００２５】図１に示した前面パネル１の実施の形態例
では、選択スイッチボタン装置３が行列方向に４つ、合
計で１６個設けられている。なお、前述した主点灯手段
は、例えば、行方向もしくは列方向に一本づつの螢光灯
を前面パネル１の内側に設置して選択スイッチボタン装
置３を照明するようにしている。

【００２６】選択スイッチボタン装置３は、前面パネル
１上に要部が露出している選択ボタン部材５を有してい
る。選択ボタン部材５は、商品の形状、意匠を表示する
よう少なくとも商品の一側面の形状に近似している形状
に形成した商品表示部７と、スイッチ手段の機能を表示
するよう商品表示部７に隣接し商品表示部７の形状に連
続した形状としたスイッチ表示部９とを有している。

【００２７】商品表示部７には、図２に図示したよう
に、縮小された形状意匠、冷温表示、値段表示、内容量
の表示などの商品に関する情報表示が付されている。ス
イッチ表示部９には、一部に付した第１の表示部９ａ
と、一部とは異なる表示部分である商品の売切を付した
第２の表示部９ｂとを有している。

【００２８】なお、この実施の形態例では、商品表示部
７とスイッチ表示部９とはこれらが同じ材料により一体
に作られているが、商品表示部７とスイッチ表示部９と
が一体のものにかぎらず、これらが同じ材料であって別
部品によって作られていてもよい。

【００２９】選択スイッチボタン装置３のそれぞれは、
図３乃至図５に詳細に示すように、前面パネル１内側に
選択ボタン部材５の押圧操作による移動によってスイッ
チ操作されるスイッチ３３を含んでいる。

【００３０】さらに、選択スイッチボタン装置３のそれ
ぞれは、選択ボタン部材５に対して押圧方向で対向して
いる保持基板３５と、保持基板３５及び選択ボタン部材
５間に押圧方向で伸縮可能に設けたシリコンラバーのよ
うな透光性を有するゴム材によって形成されている作動
部材３７と、選択ボタン部材５を保持基板３５側へ押圧
することによって所望する商品を選択するよう選択ボタ
ン部材５を押圧方向へガイドする保持部材３８とを有し
ている。

【００３１】スイッチ３３は、選択ボタン部材５を押圧
することによってスイッチ操作するものである。作動部
材３７は、スイッチ３３の操作軸部３３ａを押圧してス
イッチング操作させるようスイッチ３３に対向して設け
た押圧部３７ａと、保持基板３５に取り付けた取付部３
７ｃの近傍に形成されている伸縮自在な弾性部３７ｂと
を有している。

【００３２】保持部材３８は、前面パネル１に形成され
ている開口部１ａに嵌め込まれている。保持部材３８に
は、前面パネル１の内側で対向している保持板５１に係
合しているフック部３８ａを有している。

【００３３】保持基板３５には、プリント回路基板３９
が一体に設けられている。この回路基板３９には、商品
を購入可能であることを表示するスイッチ表示部９の一
部を照射する赤色ＬＥＤのような第１の点灯手段４１
と、所望する商品を購入できないこと知らせるよう表示
するスイッチ表示部９の一部とは異なる表示部分を表示
する赤色ＬＥＤのような第２の点灯手段４３とを有して
いる。

【００３４】なお、回路基板３９には、ダイオード４５
のほか図示しない電子部品が搭載されている。さらに、
保持基板３５の裏面には自動販売機の制御機構と回路基
板３９の回路との間で信号の送受を行うためにコネクタ
４９が接続設置されている。

【００３５】なお、選択スイッチボタン装置３は、図５
に示したように、螢光灯のような主点灯手段７１によっ
て光が照射されている。

【００３６】選択ボタン部材５は、透光性を有する部材
によって作られている。この実施の形態例では、図６及
び図７にも示すように、商品として飲料缶を想定してい
るので飲料缶を一側から見た要部が半円形状に形成され
ている。この選択ボタン部材５の要部の内面に商品を縮
小した形態や冷温表示、値段表示、内容量など文字の情
報表示を印刷して付すことができる。また、同様に、半
円形状である選択ボタン部材５のスイッチ表示部９の内
面には、第１の表示部９ａを透光部分とし、第２の表示
部９ｂを売切の文字情報を印刷して付すことができる。

【００３７】上述した印刷による形態や情報表示による
他、実施の形態例として、図３に示したように、選択ボ
タン部材５の内面に商品の形状、意匠を表示した商品表
示部７としてのフレーバーカード５５を設けることがで
きる。

【００３８】このフレーバーカード５５を用いるには、
選択ボタン部材５を透光性を有する部材によって作り、
選択ボタン部材５の内面に商品の形状、意匠を表示した
商品表示部としてのフレーバーカード５５を当接させる
ようにして設ける。

【００３９】このとき使用する作動部材３７は、フレー
バーカード５５を他のフレーバーカードと交換ができる
ように着脱可能に内面へ押し当て保持しているとともに
選択ボタン部材５及び保持基板３５を相互に接続した可
撓性及び透光性を有する部材によって作る。

【００４０】そして、選択ボタン部材５の内面には、作
動部材３７を内面へ押し付けて保持する保持押圧部材６
１が設けられている。保持押圧部材６１は、第１の点灯
手段４１の照明をスイッチ表示部９の第１の表示部９ａ
へ導く第１の透光孔６１ａと、第２の点灯手段４３の照
明をスイッチ表示部９の第１の透光孔６１ａとは異なる
第２の表示部９ｂへ導く第２の透光孔６１ｂとを有して
いる。

【００４１】また、保持押圧部材６１は、樹脂製のリフ
レクトケース形状に形成されており、第１及び第２の点
灯手段４１、４３の照明を拡散させないように、確実に
第１及び第２の透光孔６１ａ、６１ｂへ導入させる役目
を果たす。

【００４２】次に、本発明の自動販売機を、図３及び図
８に基づいて説明する。まず、購入者が所望する商品
（飲料製品、煙草、その他、自動販売に適する商品）を
購入するには、まず、図１に示したコイン投入孔１１に
コインを投入し、希望する商品の選択スイッチボタン装
置３を押す。この際、釣銭がある場合には釣銭取り出し
口１３より釣銭を取り出し、商品取り出し口１５より商
品を取り出すようにしたものである。

【００４３】選択スイッチボタン装置３は、選択ボタン
部材５が購入者によって押圧方向に押されると、作動部
材３７の弾性部３７ｂを屈曲させながら保持基板３５の
方向へ近付く。このとき、図８に示すように、作動部材
３７の押圧部３７ａがスイッチ３３の操作軸部３３ａを
押圧してスイッチング操作させると、購入者が所望する
商品を購入することができる。この際、購入者は、選択
ボタン部材５の表示情報のみを確認するだけで確実に所
望する商品を購入することができる。選択ボタン部材５
は、購入者による押圧が解除させると、作動部材３７の
弾性部３７ｂの復元力によって元の位置、即ち図１の位
置に戻る。

【００４４】なお、購入したい商品が売切の場合には、
第２の点灯手段４３が点灯しているので、第２の透光孔
６１ｂから第２の表示部９ｂへ導かれた照明によって選
択ボタン部材５の表示情報のみを確認するだけで確実に
売切であることを迅速に確認できる。第２の点灯手段４
３が点灯していないときには暗いために売切の表示が見
えないようになっている。

【００４５】なお、上述した実施の形態例では、選択ス
イッチボタン装置３を、前面パネル１の縦方向に対して
横方向に配列したが、前面パネル１のスペースが十分に
確保されていることから前面パネル１の縦方向に対して
縦方向に選択スイッチボタン装置３を配列してもよい。

【００４６】

【発明の効果】以上説明したように、本発明の自動販売
機によれば、選択ボタン部材を商品形状に近似した形状
とし、選択ボタン部材５に各種の表示情報を集約させた
ことから、選択ボタン部材５の狭い範囲の表示情報のみ
を確認するだけで確実に所望する商品を選択して購入す
ることができる。

【００４７】また、購入したい商品が売切の場合には、
選択ボタン部材５の表示情報のみを確認するだけで確実
に売切であることを迅速に確認できる。

【００４８】さらに、選択ボタン部材５を商品形状に近
似した形状とし、選択ボタン部材５に各種の表示情報を
集約させたことから、部品点数やスペースを削減するこ
とができ、前面パネルのデザインの自由度が広がる。

【図面の簡単な説明】

【図１】本発明の自動販売機の一実施の形態例における
前面パネル部分を示す正面図である。

【図２】図１に示した選択スイッチボタン装置の選択ボ
タン部材を示す正面図である。

【図３】図２に示した選択スイッチボタン装置のIII-II
I 線断面図である。

【図４】図２に示した選択ボタン部材及びスイッチを裏
面から見た状態を示す裏面図である。

【図５】図４に示した選択ボタン部材のV-V 線断面図で
ある。

【図６】図２に示した選択ボタン部材の裏面図である。

【図７】図２示した選択ボタン部材と前面パネルとを示
した断面図である。

【図８】図３に示した選択スイッチボタン装置の押圧状
態を示した断面図である。

【図９】従来の自動販売機の外観形状を示す斜視図であ
る。

【符号の説明】

１前面パネル３選択スイッチボタン装置５選択ボタン部材７商品表示部９スイッチ表示部９ａ第１の表示部９ｂ第２の表示部３３スイッチ３５保持基板３７作動部材３７ａ押圧部３７ｂ弾性部３８保持部材４１第１の点灯手段４３第２の点灯手段５５フレーバーカード６１保持押圧部材６１ａ第１の透光孔６１ｂ第２の透光孔１０１押しボタン１０２本体１０５押しボタンパネル

Claims

【特許請求の範囲】

【請求項１】購入者が貨幣を投入し複数の商品中から
所望する商品を選択・購入するために前面パネルの所定
位置に複数配列した選択スイッチボタン装置を含む自動
販売機において、前記選択スイッチボタン装置は前記前
面パネルから要部が外に露出している選択ボタン部材
と、該選択ボタン部材の押圧による移動によってスイッ
チ操作されるスイッチとを有し、該選択ボタン部材は前
記商品の形状、意匠を表示するよう少なくとも前記商品
の前記要部を表す形状に近似している形状に形成した商
品表示部と、前記スイッチの機能を表示するよう該商品
表示部に隣接し前記商品表示部の形状に連続した形状と
したスイッチ表示部とを有していることを特徴とする自
動販売機。
【請求項２】請求項１記載の自動販売機において、前
記選択スイッチボタン装置は、前記選択ボタン部材に押
圧方向で対向している保持基板と、該保持基板及び前記
選択ボタン部材間に前記押圧方向で伸縮可能に設けた作
動部材と、前記選択ボタン部材を前記保持基板側へ押圧
することによって所望する前記商品を選択するよう前記
選択ボタン部材の所定量の押圧をガイドする保持部材
と、前記選択ボタン部材の押圧による移動によってスイ
ッチ操作されるよう前記保持基板に設けた前記スイッチ
とを有していることを特徴とする自動販売機。
【請求項３】請求項１記載の自動販売機において、前
記保持基板には、前記商品を購入可能であることを表示
する前記スイッチ表示部の一部を照射する第１の点灯手
段と、所望する前記商品を購入できないことを表示する
よう前記スイッチ表示部の前記一部とは異なる表示部分
を表示する第２の点灯手段とを有していることを特徴と
する自動販売機。
【請求項４】請求項１記載の自動販売機において、前
記商品表示部には、縮小された形状意匠、冷温表示、値
段表示、内容量の表示などの前記商品に関する情報表示
が付されていることを特徴とする自動販売機。
【請求項５】請求項１記載の自動販売機において、前
記スイッチ表示部は、前記一部に付した第１の表示部
と、前記一部とは異なる表示部分である前記商品の売切
を付した第２の表示部とを有していることを特徴とする
自動販売機。
【請求項６】請求項１記載の自動販売機において、前
記商品表示部と前記スイッチ表示部とは、これらが一体
にかつ前記商品表示部に連続して作られていることを特
徴とする自動販売機。
【請求項７】請求項１記載の自動販売機において、前
記商品表示部と前記スイッチ表示部とは、これらが同じ
材料の別部品によって作られていることを特徴とする自
動販売機。
【請求項８】請求項１記載の自動販売機において、前
記選択ボタン部材は透光性を有する部材によって作られ
ており、前記選択ボタン部材の内面には、前記商品の形
状、意匠を表示した前記商品表示部としてのフレーバー
カードが設けられていることを特徴とする自動販売機。
【請求項９】請求項１記載の自動販売機において、前
記選択ボタン部材は透光性を有する部材によって作られ
ており、前記選択ボタン部材の内面には、前記商品の形
状、意匠を表示した前記商品表示部としてのフレーバー
カードが設けられており、前記作動部材は可撓性及び透
光性を有する部材によって作られており、前記フレーバ
ーカードを着脱可能に前記内面へ押し当て保持している
とともに前記保持基板に接続しており、さらに前記作動
部材は前記スイッチの操作軸部を押圧してスイッチング
操作させるよう前記スイッチに対向して設けた押圧部を
有していることを特徴とする自動販売機。
【請求項１０】請求項９記載の自動販売機において、
前記選択ボタン部材の内面には、前記作動部材を前記内
面へ押し付けて保持する保持押圧部材が設けられてお
り、該保持押圧部材は、前記第１の点灯手段の照明を前
記スイッチ表示部の前記一部へ導く第１の透光孔と、前
記第２の点灯手段の照明を前記スイッチ表示部の前記一
部とは異なる部分へ導く第２の透光孔とを有しているこ
とを特徴とする自動販売機。