JP2001083891A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

Info

Publication number
JP2001083891A
JP2001083891A JP25952099A JP25952099A JP2001083891A JP 2001083891 A JP2001083891 A JP 2001083891A JP 25952099 A JP25952099 A JP 25952099A JP 25952099 A JP25952099 A JP 25952099A JP 2001083891 A JP2001083891 A JP 2001083891A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
display
display device
storage
storage shelf
held
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP25952099A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Uehara
誠 植原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Canon Inc filed Critical Canon Inc
Priority to JP25952099A priority Critical patent/JP2001083891A/ja
Publication of JP2001083891A publication Critical patent/JP2001083891A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 収納スペースを確保しつつ、ディスプレイの
高さや角度調整を調整自在とする利便性に優れたディス
プレイ装置を提供する。 【解決手段】 側板3、底板4、天板5、背面板6、及
び棚板7によって構成された、前面側が開放された収納
棚に対して、ディスプレイ2をスライド自在かつ回動自
在として、所望のスライド方向の位置かつ所望の回動角
度で保持できるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像などを表示す
るためのディスプレイ装置に関するものであり、特に、
奥行きの薄い平面型ディスプレイを備えた装置に好適な
ディスプレイ装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、プラズマディスプレイや液晶ディ
スプレイなどの平面ディスプレイ装置が開発されてい
る。
【0003】このような平面ディスプレイ装置は、奥行
きが薄く、重量が軽くできる特徴があるため、壁際や壁
掛けなど設置場所を任意に選択し、スペースを有効活用
できるという利点がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ような従来技術の場合には、下記のような問題が生じて
いた。
【0005】壁際や壁掛け式に設置した状態では、ディ
スプレイ装置背面にある電源端子や外部機器からの接続
端子へのアクセスがしづらく、また、ディスプレイ装置
をメンテナンスする場合にも、ディスプレイ装置を壁や
スタンドから外さなければならず煩わしかった。
【0006】また、ビデオ装置などの種々のAV機器や
ビデオテープなどの種々の記録メディアは、通常、ディ
スプレイの近くに配置される。
【0007】従って、それらの収納家具や収納ユニット
をディスプレイの近くに設置する必要がある。
【0008】そこで、例えば、図13に示すように、デ
ィスプレイ装置20と収納家具21などとを並べて設置
することが考えられる。
【0009】このようにした場合には、ディスプレイ装
置20の設置高さを、視聴者や設置条件に合わせて自由
に選択できるが、設置面積が広くなりすぎ、薄型のディ
スプレイのメリットである省スペース化が活かされなく
なってしまうという問題があった。
【0010】また、図14に示すように、収納家具21
の上に設置することも考えられるが、この場合には、設
置面積は広くならないがディスプレイ装置20の設置高
さが高くなりすぎて視聴しづらくなったり、高さを調整
するために収納家具21を選択する際に高さや収納能力
に制約が生じてしまうという問題があった。
【0011】また、図15に示すように、従来のテレビ
台22の上にディスプレイ装置20を置くことも考えら
れるが、この場合には、ディスプレイ装置20の設置高
さは良いが、収納能力がテレビ台22では不足してしま
うという問題が生じていた。
【0012】そこで、前述のような収納家具にテレビ受
像機を設置した場合のテレビ受像機の高さ調整を可能に
する技術が、特開平08−317823号公開公報に開
示されている。
【0013】これによれば、収納庫内部に収めたモータ
ーと棚に取り付けたワイヤによって棚を昇降自在にし、
テレビ受像機を視聴者の最適な高さに調整する収納庫が
開示されている。
【0014】しかしながら、このような収納庫では、テ
レビ受像機の高さを調整する範囲内では他の棚が設置で
きず、無駄な空間ができてしまい、収納容量が減ってし
まうという問題がある。
【0015】さらに、特開平9−212101号公開公
報には、平面ディスプレイを使用したテレビ受像機を収
納庫に固定し、その前面に飾り枠を取り付け、インテリ
ア性を重視すると共に、その収納棚の一部にAV機器な
どを収納する棚を設けた収納庫に関する技術が開示され
ている。
【0016】しかしながら、このような収納庫では、テ
レビ受像機が収納庫に固定されるため、視聴者の好みに
合わせて、テレビ受像機の高さを調整することができ
ず、また、外部機器からの配線やメンテナンスの際のテ
レビ受像機背面へのアクセスがしづらくなってしまうと
いう問題がある。
【0017】本発明は上記の従来技術の課題を解決する
ためになされたもので、その目的とするところは、収納
スペースを確保しつつ、ディスプレイの高さや角度調整
を調整自在とする利便性に優れたディスプレイ装置を提
供することにある。
【0018】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明にあっては、前面が開放された収納棚と、該収
納棚の開放された前面の一部を占有するように配置され
るディスプレイと、を備えたディスプレイ装置であっ
て、前記ディスプレイは、前記収納棚の収納部を妨げな
い領域内でスライド自在かつ任意の位置で保持可能に設
けられると共に、スライド方向に対して保持された状態
で、前記収納棚に対して回動自在かつ任意の回動角度の
位置で保持可能に設けられることを特徴とする。
【0019】従って、ディスプレイをスライドする場合
でも、収納部が妨げられることはなく、また、ディスプ
レイを見やすい位置に調整することができ、かつ、ディ
スプレイを回動させることにより、その裏面へのアクセ
スが容易となる。
【0020】前記収納棚の側板、及び、ディスプレイの
うちの一方にガイド部を設け、かつ、他方にロック機構
を設けて、前記ディスプレイを前記ガイド部に沿ってス
ライド自在とすると共に、前記ロック機構によって、前
記ディスプレイを任意の回動角度の位置で保持可能とす
るとよい。
【0021】前記ガイド部は、前記収納棚の側板の前面
側に設けられたガイドレールであるとよい。
【0022】前記ロック機構は前記ディスプレイの上端
部付近あるいは下端部付近に設けられるとよい。
【0023】これにより、ディスプレイを回動させる場
合でも、収納部が妨げられることはない。
【0024】前記ディスプレイは、前記収納棚の収納部
を妨げない領域内で回動自在であって、かつ、回動可能
角度範囲が90度以上であるとよい。
【0025】これにより、ディスプレイの裏面へのアク
セスが容易となる。
【0026】前記収納棚の開放された前面領域におい
て、スライドする前記ディスプレイによって常に占有さ
れる領域は有しないとよい。
【0027】これにより、収容部の全ての部分が開放可
能となる。
【0028】また、前面が開放された収納棚と、該収納
棚の開放された前面の一部を占有するように配置される
ディスプレイと、を備えたディスプレイ装置であって、
前記ディスプレイは前記収納棚の収納部を妨げない領域
内でスライド自在かつ任意の位置で保持可能に設けられ
ことを特徴とする。
【0029】従って、収納部が確保されつつ、ディスプ
レイを自由な高さに調整できる。
【0030】また、前面が開放された収納棚と、該収納
棚の開放された前面の一部を占有するように配置される
ディスプレイと、を備えたディスプレイ装置であって、
前記ディスプレイは、前記収納棚に対して回動自在かつ
任意の回動角度の位置で保持可能に設けられることを特
徴とする。
【0031】従って、ディスプレイを自由な角度に調整
できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照して、この発明
の好適な実施の形態を例示的に詳しく説明する。ただ
し、この実施の形態に記載されている構成部品の寸法、
材質、形状、その相対配置などは、特に特定的な記載が
ない限りは、この発明の範囲をそれらのみに限定する趣
旨のものではない。
【0033】(第1の実施の形態)図1〜図5を参照し
て、第1の実施の形態に係るディスプレイ装置について
説明する。
【0034】図1は本発明の第1の実施の形態に係るデ
ィスプレイ装置の外観斜視図であり、図2はその側面方
向から見た概略構成断面図であり、図3はそのロック機
構周辺の詳細断面図である。
【0035】本実施の形態に係るディスプレイ装置1
は、概略、PDPなどの薄型のディスプレイ2と、ディ
スプレイ2を囲うように配置される側板3と、底板4
と、天板5と、背面板6と、少なくとも1つ以上の棚板
7、及び左右の側板3に配置されたガイド部としてのガ
イドレール8と、で構成されている。
【0036】なお、側板3、底板4、天板5、背面板
6、及び棚板7によって、前面側が開放された収納棚が
構成されており、この収納棚の前面の一部を占有するよ
うにディスプレイ2が配置されている。
【0037】また、収納棚は、一般的な家具と同様の材
質(木板や合板など)で作られている。
【0038】ディスプレイ2の筐体11の内部には、図
3に示すように、表示デバイス9と、ディスプレイ2背
面の左右上端付近にロック機構を有するロック装置10
が収納されている。
【0039】ロック装置10は、一般にノートパソコン
などで使用されているようなロック装置と同じで、概
略、段つきに加工された軸10aと巻線バネ10bと固
定金具10cとで構成されており、軸10aの細くなっ
た部分は断面形状がD型に加工され、軸受け部12の同
形状に加工された穴12aに挿入され、ネジなど(不図
示)で固定されている。
【0040】また、巻線バネ10bは、図2において反
時計方向に軸10aに巻きつけてあり、ディスプレイ2
が反時計方向に回動しようとした時に、保持トルクが発
生するように設定してある。
【0041】軸受け部12は、図4に示すように、金属
などの材料で出来た四角いブロックの両脇にガイド溝1
2bが設けられており、側板3にネジなど(不図示)で
固定されたガイドレール8に挿入されている。
【0042】ガイドレール8は、板金などの金属材料で
構成され、四角いパイプの一辺にスリット8aが設けら
れている形状である。
【0043】このスリット8aに、軸受け部12のガイ
ド溝12bが係合し、スリット8aに沿って移動可能と
なっている。
【0044】また、軸受け部12には、ディスプレイ2
と軸受け部12の重量和と略同等の張力を有する定テン
ションバネ13aが取り付けられており、この定テンシ
ョンバネ13aはガイドローラー14を用いて、90度
方向が変えられ、側板3の上端奥に取り付けられた巻き
取り部13に接続されている。
【0045】次に、本実施の形態に係るディスプレイ装
置の動作について説明する。
【0046】図1の状態からディスプレイ2を時計方向
に回動すると、ディスプレイ2に接続された軸10aが
同方向に回動し、軸10aに巻きついていた巻線バネ1
0bが解かれるように広がることで、スムーズにディス
プレイ2が回動可能になる。
【0047】回動動作を止めると、ディスプレイ2が自
重で反時計方向に回動し始めると同時に、軸10aに巻
線バネ10bが巻きつき、ロック装置10の保持トルク
が発生し、ディスプレイ2が視聴者の所望の位置で保持
される。
【0048】ディスプレイ2を反時計方向に回動すると
きは、ディスプレイ2の自重に、作業者の操作力が加わ
り、軸10aに巻き付いている巻線バネ10bのトルク
に打ち勝ち、ディスプレイ2を回動することが可能とな
る。
【0049】回動動作を止めると、ディスプレイ2の回
動動作を止めたときと同様に、ロック装置10の保持ト
ルクでディスプレイ2を任意の位置で保持できる。
【0050】このロック装置10の保持トルク値は、デ
ィスプレイ2の重量とサイズを基に決定すれば良い。
【0051】このロック装置10の取付位置は、ディス
プレイ2の上端の左右両側面付近にすることで、ディス
プレイ2の回動時に棚板7に対して干渉したり、邪魔に
なることはなく、収納部の妨げになることはない。
【0052】このように、ディスプレイ2は収納棚の収
納部を妨げない領域内で回動自在に構成されるので、外
部機器などをコンパクトに収納することができると共
に、任意の回動角度で保持することができ、ディスプレ
イ2を側板3から外さなくとも、ディスプレイ2の背面
へのアクセスがし易くなり、外部機器からの配線接続処
理やメンテナンスなどの作業がし易くなると共に、ディ
スプレイ2背面の棚板7に収納したものの出し入れがし
易くなる。
【0053】特に、ロック装置10の回動角度を90度
以上に設定しておけば、より一層効果的である。
【0054】また、ロック装置10は、図5に示すよう
に、ディスプレイ2の下端に取り付けても良く、上端に
取り付けた場合と同様の効果が得られる。
【0055】次に、ディスプレイ2を上下移動すると、
ディスプレイ2に接続された軸受け部12が、ガイドレ
ール8に沿って移動するが、この際、図に示すようにデ
ィスプレイ2が収納部を妨げることはない。
【0056】そして、この時、軸受け部12に接続され
た定テンションバネ13aは、巻き取り部13に巻き取
られ、上下移動動作終了後、定テンションバネ13aの
張力でディスプレイ2を視聴者の所望する高さに調整し
た後、その高さに保持することが可能となる。
【0057】なお、収納棚の前面領域において、スライ
ドするディスプレイ2によって常に占有される領域がな
いようにするのが望ましく、これはディスプレイ2の移
動量を、ディスプレイ2の高さHの2倍以上に設定する
ことで達成できる。
【0058】そうすれば、ディスプレイ2の背面に収納
されたものは、ディスプレイ2を回動しなくても上下に
移動するだけで、容易に出し入れ可能になる。
【0059】(第2の実施の形態)図6〜図11には、
第2の実施の形態が示されている。本実施の形態では、
上記第1の実施の形態で示したロック機構の配置構成が
異なる場合について示している。
【0060】なお、説明簡単のため、同一の機能を果た
す構成部分については同一の符号を付して説明する。
【0061】図6は本発明の第2の実施の形態に係るデ
ィスプレイ装置の外観斜視図であり、図7はその側面方
向から見た概略構成断面図であり、図8はそのロック機
構周辺の詳細断面図である。
【0062】本実施の形態に係るディスプレイ装置1
は、概略、PDPなどの薄型のディスプレイ2と、ディ
スプレイ2の背面を支える側板3と、底板4と、天板5
と、背面板6と、少なくとも1つ以上の棚板7、及び左
右の側板3の前面端部に配置されたガイドレール8と、
で構成されている。
【0063】なお、側板3、底板4、天板5、背面板
6、及び棚板7によって、前面側が開放された収納棚が
構成されており、この収納棚の前面の一部を占有するよ
うにディスプレイ2が配置されている。
【0064】また、収納棚は、一般的な家具と同様の材
質(木板や合板など)で作られている。
【0065】ディスプレイ2の筐体11の内部には、図
8に示すように、表示デバイス9と、ディスプレイ2背
面の左右上端付近にロック機構を有するロック装置10
が収納されている。
【0066】ロック装置10は、一般にノートパソコン
などで使用されているようなロック装置と同じで、概
略、段つきに加工された軸10aと巻線バネ10bと固
定金具10cとで構成されており、軸10aの細くなっ
た部分は断面形状がD型に加工され、軸受け部12の同
形状に加工された穴12aに挿入され、ネジなど(不図
示)で固定されている。
【0067】また、巻線バネ10bは、図7において反
時計方向に軸10aに巻きつけてあり、ディスプレイ2
が反時計方向に回動しようとした時に、保持トルクが発
生するように設定してある。
【0068】軸受け部12は、図12に示すように、金
属などの材料で出来た四角いブロックの両脇にガイド溝
12bが設けられており、側板3の前面端部にネジなど
(不図示)で固定されたガイドレール8に挿入されてい
る。
【0069】ガイドレール8は、板金などの金属材料で
形成され、四角いパイプの一辺にスリット8aが設けら
れている形状である。
【0070】このスリット8aに、軸受け部12のガイ
ド溝12bが係合し、スリット8aに沿って移動可能と
なっている。
【0071】また、軸受け部12には、ディスプレイ2
と軸受け部12の重量和と略同等の張力を有する定テン
ションバネ13aが取り付けられており、この定テンシ
ョンバネ13aはガイドローラー14を用いて、90度
方向が変えられ、側板3の上端奥に取り付けられた巻き
取り部13に接続されている。
【0072】次に、本実施の形態に係るディスプレイ装
置の動作について説明する。
【0073】図6の状態からディスプレイ2を時計方向
に回動すると、ディスプレイ2に接続された軸10aが
同方向に回動し、軸10aに巻きついていた巻線バネ1
0bが解かれるように広がることで、スムーズにディス
プレイ2が回動可能になる。
【0074】回動動作を止めると、ディスプレイ2が自
重で反時計方向に回動し始めると同時に、軸10aに巻
線バネ10bが巻きつき、ロック装置10の保持トルク
が発生し、ディスプレイ2が視聴者の所望の位置で保持
される。
【0075】ディスプレイ2を反時計方向に回動すると
きは、ディスプレイ2の自重に、作業者の操作力が加わ
り、軸10aに巻き付いている巻線バネ10bのトルク
に打ち勝ち、ディスプレイ2を回動することが可能とな
る。
【0076】回動動作を止めると、ディスプレイ2の回
動動作を止めたときと同様に、ロック装置10の保持ト
ルクでディスプレイ2を任意の位置で保持できる。
【0077】このロック装置10の保持トルク値は、デ
ィスプレイ2の重量とサイズを基に決定すれば良い。
【0078】このロック装置10の取付位置は、ディス
プレイ2の上端の左右両側面付近にすることで、ディス
プレイ2の回動時に側板3や天板5が干渉したり、邪魔
にならなく、収納部の妨げになることはない。
【0079】このように、ディスプレイ2は収納棚の収
納部を妨げない領域内で回動自在に構成されるので、外
部機器などをコンパクトに収納することができると共
に、任意の回動角度で保持することができ、図9に示す
ように、ディスプレイ2を側板3から外さなくとも、デ
ィスプレイ2の背面へのアクセスがし易くなり、外部機
器からの配線接続処理やメンテナンスなどの作業がし易
くなると共に、ディスプレイ2背面の棚板7に収納した
ものの出し入れがし易くなる。
【0080】特に、図9に示すようにロック装置10の
回動角度を90度以上に設定しておけば、より一層効果
的である。
【0081】次に、ディスプレイ2を上下移動すると、
ディスプレイ2に接続された軸受け部12が、ガイドレ
ール8に沿って移動するが、この際、図に示すようにデ
ィスプレイ2が収納部を妨げることはない。
【0082】そして、この時、軸受け部12に接続され
た定テンションバネ13aは、巻き取り部13に巻き取
られ、上下移動動作終了後、定テンションバネ13aの
張力でディスプレイ2を視聴者の所望する高さに調整し
た後、その高さに保持することが可能となる。
【0083】なお、収納棚の前面領域において、スライ
ドするディスプレイ2によって常に占有される領域がな
いようにするのが望ましく、これはディスプレイ2の移
動量を、ディスプレイ2の高さHの2倍以上に設定する
ことで達成できる。
【0084】また、ロック装置10は表示部下端に取り
付けても良く、その場合のディスプレイ2の移動量は、
図11に示すように、ディスプレイ2の高さHと同じ長
さ以上あれば良い。
【0085】そうすれば、ディスプレイ2が移動上端に
きた時に、ディスプレイ2の背面がほぼ全開し、ディス
プレイ2の背面に収納されたものは、ディスプレイ2を
回動しなくとも、容易に出し入れ可能になる。
【0086】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、収納ス
ペースを確保しつつ、ディスプレイの高さや角度調整を
調整自在であるので、ディスプレイに接続する外部機器
などをコンパクトに収納できつつ、ディスプレイを見や
すい位置に調整することができ、かつ、ディスプレイの
背面への外部機器からの接続作業性やメンテナンス性が
向上し、利便性に優れる。
【0087】ロック機構をディスプレイの上端部付近あ
るいは下端部付近に設けることによって、ディスプレイ
を回動させる場合でも、収納部を妨げないようにするこ
とができる。
【0088】ディスプレイの回動可能角度範囲を90度
以上とすることで、背面へのアクセスを効果的に容易に
することができる。
【0089】収納棚の開放された前面領域において、ス
ライドするディスプレイによって常に占有される領域は
有しないようにすることで、収容部の全ての部分が開放
可能となり、収納部へのものの出し入れが容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ
装置の外観斜視図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ
装置の側面方向から見た概略構成断面図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ
装置のロック機構周辺の詳細断面図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ
装置の軸受け部周辺の詳細図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態に係るディスプレイ
装置(ロック装置が下側に装着した形態)の側面方向か
ら見た概略構成断面図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態に係るディスプレイ
装置の外観斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施の形態に係るディスプレイ
装置の側面方向から見た概略構成断面図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態に係るディスプレイ
装置のロック機構周辺の詳細断面図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態に係るディスプレイ
装置のディスプレイがガイド上端で回動した状態を示す
概略構成断面図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態に係るディスプレ
イ装置(ロック装置が下側に装着した形態)の側面方向
から見た概略構成断面図である。
【図11】図10に示すディスプレイ装置のディスプレ
イがガイド上端に移動した状態を示す概略構成図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施の形態に係るディスプレ
イ装置の軸受け部周辺の詳細図である。
【図13】収納庫の横にディスプレイ装置を置いた状態
を示す概略構成図である。
【図14】収納庫の上にディスプレイ装置を置いた状態
を示す概略構成図である。
【図15】テレビ台の上にディスプレイ装置を置いた状
態を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 2 ディスプレイ 3 側板 4 底板 5 天板 6 背面板 7 棚板 8 ガイドレール 8a スリット 9 表示デバイス 10 ロック装置 10a ロック装置の軸 10b 巻線バネ 10c 固定金具 11 筐体 12 軸受け部 12a 軸受け部の穴 12b ガイド溝 13 巻き取り部 13a 定テンションバネ 14 ガイドローラー 20 ディスプレイ装置 21 収納庫 22 テレビ台

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】前面が開放された収納棚と、 該収納棚の開放された前面の一部を占有するように配置
    されるディスプレイと、を備えたディスプレイ装置であ
    って、 前記ディスプレイは、前記収納棚の収納部を妨げない領
    域内でスライド自在かつ任意の位置で保持可能に設けら
    れると共に、スライド方向に対して保持された状態で、
    前記収納棚に対して回動自在かつ任意の回動角度の位置
    で保持可能に設けられることを特徴とするディスプレイ
    装置。
  2. 【請求項2】前記収納棚の側板、及び、ディスプレイの
    うちの一方にガイド部を設け、かつ、他方にロック機構
    を設けて、 前記ディスプレイを前記ガイド部に沿ってスライド自在
    とすると共に、 前記ロック機構によって、前記ディスプレイを任意の回
    動角度の位置で保持可能とすることを特徴とする請求項
    1に記載のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】前記ガイド部は、前記収納棚の側板の前面
    側に設けられたガイドレールであることを特徴とする請
    求項2に記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】前記ロック機構は前記ディスプレイの上端
    部付近あるいは下端部付近に設けられることを特徴とす
    る請求項2または3に記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】前記ディスプレイは、前記収納棚の収納部
    を妨げない領域内で回動自在であって、かつ、回動可能
    角度範囲が90度以上であることを特徴とする請求項1
    〜4のいずれか一つに記載のディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】前記収納棚の開放された前面領域におい
    て、スライドする前記ディスプレイによって常に占有さ
    れる領域は有しないことを特徴とする請求項1〜5のい
    ずれか一つに記載のディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】前面が開放された収納棚と、 該収納棚の開放された前面の一部を占有するように配置
    されるディスプレイと、を備えたディスプレイ装置であ
    って、 前記ディスプレイは前記収納棚の収納部を妨げない領域
    内でスライド自在かつ任意の位置で保持可能に設けられ
    ることを特徴とするディスプレイ装置。
  8. 【請求項8】前面が開放された収納棚と、 該収納棚の開放された前面の一部を占有するように配置
    されるディスプレイと、を備えたディスプレイ装置であ
    って、 前記ディスプレイは、前記収納棚に対して回動自在かつ
    任意の回動角度の位置で保持可能に設けられることを特
    徴とするディスプレイ装置。
JP25952099A 1999-09-13 1999-09-13 ディスプレイ装置 Withdrawn JP2001083891A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25952099A JP2001083891A (ja) 1999-09-13 1999-09-13 ディスプレイ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25952099A JP2001083891A (ja) 1999-09-13 1999-09-13 ディスプレイ装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001083891A true JP2001083891A (ja) 2001-03-30

Family

ID=17335248

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25952099A Withdrawn JP2001083891A (ja) 1999-09-13 1999-09-13 ディスプレイ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001083891A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004139A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Berutekku Kk 平面型表示装置の支持台
JP2006030567A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Takachiho Koeki Kk ディスプレイ昇降装置
JP2006227077A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Ikegami Tsushinki Co Ltd ラックマウント
WO2016185882A1 (ja) * 2015-05-19 2016-11-24 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 表示装置および施工方法
JP2020043946A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 大建工業株式会社 壁面収納装置

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005004139A (ja) * 2003-06-16 2005-01-06 Berutekku Kk 平面型表示装置の支持台
JP2006030567A (ja) * 2004-07-15 2006-02-02 Takachiho Koeki Kk ディスプレイ昇降装置
JP2006227077A (ja) * 2005-02-15 2006-08-31 Ikegami Tsushinki Co Ltd ラックマウント
WO2016185882A1 (ja) * 2015-05-19 2016-11-24 ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社 表示装置および施工方法
CN107533820A (zh) * 2015-05-19 2018-01-02 索尼半导体解决方案公司 显示装置和施工方法
US10818206B2 (en) 2015-05-19 2020-10-27 Sony Semiconductor Solutions Corporation Display apparatus and construction method
CN107533820B (zh) * 2015-05-19 2021-06-01 索尼半导体解决方案公司 显示装置和施工方法
JP2020043946A (ja) * 2018-09-18 2020-03-26 大建工業株式会社 壁面収納装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6997525B2 (en) Audio visual system
JP3119144U (ja) 電子デバイス掛け留め機構
US7527155B2 (en) Apparatus and system for vertically storing computing devices
US20200124947A1 (en) Gimbal photographing device
KR20060028124A (ko) 디스플레이 장치용 월 마운트
KR19980018535A (ko) 화상투사용 스크린을 구비한 스피커장치
JP2001083891A (ja) ディスプレイ装置
JPH10177355A (ja) 薄型ディスプレイ保持機構
JP2005184506A (ja) テレビスタンド
JP2008220533A (ja) 薄型テレビのスライド保持機能付き家具
JP2012247675A (ja) 表示装置
JP2001290436A (ja) ディスプレイ装置
US7552980B2 (en) Electronic component furniture construction and methods and apparatus therefor
JP3780378B1 (ja) テレビ取付装置およびこれを備えた収納棚
CN220366200U (zh) 一种移动式数字化展示终端
EP1890072A2 (en) Apparatus for supporting display device
CN111627336B (zh) 显示装置
JP3514567B2 (ja) 棚板装置
JPH11128034A (ja) プレゼンテーション装置
JP3925871B2 (ja) 薄型テレビ用ラック
JPH05250071A (ja) 窓口装置
JPH0544852Y2 (ja)
JP2004153410A (ja) 平面ディスプレイ装置
KR100402641B1 (ko) 영상 표시 장치의 설치 구조
JPH09168432A (ja) 可動表板の駆動装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061205