JP2005004139A - 平面型表示装置の支持台 - Google Patents
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Abstract
【課題】美観を損なうことなく、平面型表示装置を支持することができる。
【解決手段】本体部2は、プラズマディスプレイ4を内部に収容可能な大きさに形成され、上面にプラズマディスプレイ4が通過可能な開口3を有している。
この本体部2内にラック8a、8bとピニオン16a、16bからなる昇降部が設けられ、この昇降部は、本体部2内にあるモータ18によって駆動される。
本体部2内に定荷重バネ22が設けられ、一端が本体部2内に取り付けられ、他端がプラズマディスプレイ4に結合され、プラズマディスプレイ4の重力よりも小さい一定の上向きの力をプラズマディスプレイ4に常に付与している。
【選択図】 図1
【解決手段】本体部2は、プラズマディスプレイ4を内部に収容可能な大きさに形成され、上面にプラズマディスプレイ4が通過可能な開口3を有している。
この本体部2内にラック8a、8bとピニオン16a、16bからなる昇降部が設けられ、この昇降部は、本体部2内にあるモータ18によって駆動される。
本体部2内に定荷重バネ22が設けられ、一端が本体部2内に取り付けられ、他端がプラズマディスプレイ4に結合され、プラズマディスプレイ4の重力よりも小さい一定の上向きの力をプラズマディスプレイ4に常に付与している。
【選択図】 図1
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプラズマディスプレイのような平面型表示装置の支持台に関し、特に、支持台内に平面型表示装置を収容可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平面型表示装置の支持台としては、例えば特許文献1に開示されたようなものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−184394号公報
【0004】
特許文献1の支持台は、部屋の中間位置にも平面型表示装置を設置可能とするためのもので、第1乃至第3の支柱を備えている。第1の支柱は、一端に床面に当接する当接部を有し、第2の支柱は、一端に天井に当接する当接部を有している。第3の支柱は、一端が第1の支柱の他端に連結され、他端が第2の支柱の他端に連結されている。第3の支柱に、これとほぼ直角に交差してホルダが取り付けられている。このホルダにプラズマディスプレイが取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の支持台では、床側から天井側に向かって、順に第1の支柱、第3の支柱及び第2の支柱が直線状に並んでいるので、室内の美観を損なう。特に、窓際等に、この支持台を設けた場合、窓からの風景をこの支持台が損なう。
【0006】
本発明は、室内の美観を損なうことなく、平面型表示装置を支持することができる支持台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による支持台は、本体部を有している。この本体部は、平面型表示装置全体を内部に収容可能で、上面に平面型表示装置が通過可能な開口を有している。本体部としては、その正面の大きさが、平面型表示装置の正面よりも一回りぐらい大きく、奥行きも平面型表示装置の奥行きよりも一回りぐらい大きい直方体状のものが望ましい。この本体部内に昇降部が設けられている。この昇降部は、平面型表示装置全体が本体部内に収容された下降状態と、平面型表示装置のほぼ全体が本体部の上面から上方に突出している上昇状態との間で、前記平面型表示装置を昇降させる。この昇降部を駆動する駆動部が、本体部内に設けられている。駆動部が回転機機である場合には、昇降部には、回転運動−直線運動変換部を使用する。この本体部内に定荷重バネが設けられている。この定荷重バネの一端が本体部内に取り付けられ、定荷重バネの他端が平面型表示装置に結合されている。この定荷重バネは、平面型表示装置の重力よりも小さい一定の上向きの力を平面型表示装置に常に付与している。
【0008】
このように構成された支持台では、駆動部によって昇降部を昇降させると、平面型表示装置が本体部から上方に突出した上昇状態と、本体部内に収容された下降状態との間で移動する。従って、平板型表示装置を使用しない場合には、本体部内に平面型表示装置を完全に収容することができ、外観は本体部のみが存在する状態になる。よって、室内の美観をこの支持台が損なうことはないし、例えば窓際にこの支持台を配置したとしても、平板型表示装置が不使用の状態では、窓からの景色を平板型表示装置によって阻害されることがない。
【0009】
しかも、この支持台では、平板型表示装置に定荷重バネによって上向きの力が常に付与されているので、駆動装置には、平板型表示装置の重量から定荷重バネによる上向きの力を減算した値よりも幾分大きい駆動力を平板型表示装置に付与できるものを使用すれば、平板型表示装置を上昇させることができ、駆動装置には小型のものを使用することができる。
【0010】
この支持台では、複数の定荷重バネを設けることができる。この場合、複数の定荷重バネは、本体部の正面における幅方向に間隔をあけて配置されている。このように構成すると、平面型表示装置の重力の大部分を複数の定荷重バネの上向きの力の合計値が負担するので、駆動装置には益々小型のものを使用することができる。
【0011】
駆動部を回転機機、例えば電気モータとすることができる。この場合、昇降部は、このモータの回転を直線運動に変換する回転運動−直線運動変換部を備えている。この回転運動−直線運動変換部としては、例えば平面型表示装置側に設けたラックと、このラックと噛み合っているピニオンとを使用することができる。モータと回転運動−直線運動変換部との間に回転伝達部が設けられている。この回転伝達部は、同軸に固定された第1及び第2平歯車を有している。第2平歯車がモータによって回転させられる。第2平歯車は、第1平歯車と面接触して、第1平歯車に回転を伝達している。
【0012】
このように構成すると、モータの回転が第2平歯車から第1平歯車に伝達され、さらに回転運動−直線運動変換部に伝達され、平面型表示装置を昇降させることができる。特に第1及び第2平歯車が面接触することによって回転を伝達しているので、例えばモータが停止している状態で、第1平歯車に大きな力が伝達されると、第2平歯車とは無関係に第1平歯車が回転可能になる。従って、例えば手動によって平面型表示装置を昇降させることも可能となる。この場合でも、定荷重バネが使用されているので、小さな力で平面型表示装置を昇降させることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施形態の支持台は、図1に示すように、本体部2を有している。この本体部2は、概略直方体状に形成され、その厚さは正面の大きさと比較して薄く形成されている。この本体部2の上面の正面側には、その幅方向に沿って開口3が形成されている。この開口3から平面型表示装置、例えばプラズマディスプレイ4が矢印で示すように、昇降する。なお、図1に符号5で示したものは、開口3の蓋である。
【0014】
プラズマディスプレイ4は、本体部2よりも高さ、幅及び奥行きがほぼ一回り小さいもので、本体部2内に開口3を介して破線で示すように収容可能である。
【0015】
図2(a)に示すように、プラズマディスプレイ4の背面側のほぼ中央の両側には、その高さ方向に沿って2条の金具6a、6bが取り付けられている。これら金具6a、6bには、ラック8a、8bがそれらの歯が内側をそれぞれ向いて取り付けられている。これら金具6a、6b、ラック8a、8bを図3に示す。
【0016】
図2(a)に示すように、本体部2内のプラズマディスプレイ4の背面側には、プラズマディスプレイ4の背面と間隔をおいて固定板10が配置されている。この固定板10は、本体部2内に固定されている。この固定板10におけるプラズマディスプレイ4の背面のほぼ中央に対応する位置に、ギヤボックス14が金具12a、12bを介して取り付けられている。
【0017】
このギヤボックス14は、図3に示すように、ラック8a、8bに噛み合っているピニオン16a、16bを両外側に有している。ラック8a、8b及びピニオン16a、16bは、回転運動−直線運動変換部を構成しており、これはまた昇降部でもある。後述するように、ギヤボックス14内には、駆動部、例えば電気モータ18が配置されている。このモータ18の回転がピニオン16a、16bに、これらが互いに反対方向に回転するように、回転伝達部20を介して伝達される。
【0018】
従って、プラズマディスプレイ4が本体部2内に完全に収容されている下降状態において、モータ18を或る方向に回転させると、ギヤボックス14が本体部2に固定されているので、ラック8a、8bが設けられているプラズマディスプレイ4が本体部2内から開口3から本体部2の上方に突出し、最終的に上昇状態となる。この上昇状態から、モータ18を逆方向に回転させると、ラック8a、8bと共にプラズマディスプレイ4が下降し、最終的に下降状態となる。
【0019】
このように、本体部2の上面からプラズマディスプレイ4が昇降するので、プラズマディスプレイ4で視聴を行わない場合、プラズマディスプレイ4を本体部2内に収容した下降状態とすると、支持台2の上面には何も存在せず、外観を良好にすることができる。また、本体部2を屋内の窓際に配置していても、窓を通して見る景色をプラズマディスプレイ4が阻害することもない。
【0020】
ギヤボックス14内の構成を概略的に図4に示す。ラック8aと噛み合っているピニオン16aは、ギアボックス14内において、回転伝達部20の第1の平歯車20aと噛み合っている。第1の平歯車20aは、第2の平歯車20bと同一軸20cに挿通されている。但し、第1及び第2の平歯車20a、20bは、軸20cにそれぞれ独立して回転可能に取り付けられている。これら第1及び第2の平歯車20a、20bは、面接触しており、それらの間には第2の平歯車20bの回転を第1の平歯車20aに伝達可能に回転伝達体、例えばグリス20dが塗布されている。第2の平歯車20bは、他の平歯車20eと噛み合っている。この平歯車20eは、ウオームギア20fと共に回転するように構成され、このウオームギア20fはモータ18のウオーム20gと噛み合っている。
【0021】
従って、通常状態では、第2の平歯車20bの回転が第1の平歯車20aに伝達されるが、例えば大きな力が第1の平歯車20aに伝わったときには、グリス20dによる拘束が解かれ、第1の平歯車20aが第2の平歯車20bとは独立して回転可能になる。
【0022】
第1及び第2の平歯車20a、20b及びグリス20dを用いていない場合、ウオーム20gを手動で回転させることができないので、プラズマディスプレイ4を手動で上昇または降下させることは不可能である。しかし、この支持台では、プラズマディスプレイ4を手動で上昇または下降させようとプラズマディスプレイ4に力を加えると、これが第1の平歯車20aに伝達され、グリス20dによる第1及び第2の平歯車20a、20bの拘束が破れ、プラズマディスプレイ4は手動で上昇または下降が可能となる。従って、例えばプラズマディスプレイ4を上昇状態とした後、手でプラズマディスプレイ4を下方に押すと、手動で下降状態とすることができる。
【0023】
なお、上記の説明では、ラック8a側についてのみ説明したが、実際には、第1の平歯車20aには、図示していないもう1つの平歯車を介してラック8bが結合されている。
【0024】
モータ18の駆動開始及び停止、回転方向の変更は、例えば図示していない遠隔制御用送信機によって行うことができる。
【0025】
一般に、プラズマディスプレイ4は比較的重いものである。従って、モータ18のみでプラズマディスプレイ4を昇降させようとすると、モータ18には大きな駆動力を生じるものが必要になる。そのため、モータ18に大型のものを使用する必要が生じ、ギヤボックス14が大型になり、本体部2も大型になる可能性がある。
【0026】
そこで、この実施の形態では、複数、例えば4つの定荷重バネ22を設けて、モータ18に小型のものを使用できるにしてある。
【0027】
そのため、定荷重バネ22は、図5に示すように、本体部2内部において、プラズマディスプレイ4の背面側上部に、図2(a)に示すように等間隔にラック8a、8bの両側に配置されている。
【0028】
これら定荷重バネ22は、いずれもドラム22aに巻回されている。このドラム22aの軸が、固定板10に取り付けられている。これらドラム22aから引き出された定荷重バネ22の引き出し端部には、副板22bが取り付けられている。この副板22bが、図5に示すように、プラズマディスプレイ4の下部に設けた取付板24に結合されている。
【0029】
定荷重バネ22は、ドラム22aからの引き出し量が変化しても、牽引力(ドラム22aへ巻き取られようとする力)が一定になるように構成されている公知のものである。従って、ドラム22aに巻き取られている各定荷重バネ22の量が変化しても、プラズマディスプレイ4を上方に常に一定の力で牽引している。各定荷重バネ22それぞれの牽引力は、プラズマディスプレイ4の重力よりも小さく、また各定荷重バネ22の牽引力の合計値も、プラズマディスプレイ4の重力よりもわずかに小さく選択されている。
【0030】
このように各定荷重バネ22が、プラズマディスプレイ4の重力の大部分を負担しているので、プラズマディスプレイ4を昇降させるために、モータ18が発生する必要のある駆動力は、プラズマディスプレイ4の重力よりもかなり小さくすることができる。従って、モータ18や、モータ18が収容されているギヤボックス14を小型化することができる。
【0031】
上記の実施の形態では、平面型表示装置としてプラズマディスプレイ4を使用したが、これに限ったものではなく、他の平面型表示装置、例えば液晶表示装置等を使用することもできる。上記の実施の形態では、ラックとピニオンとからなる昇降部を用いたが、これに限ったものではなく、公知の種々の昇降機構を使用することができる。
【0032】
上記の実施の形態では、4つの定荷重バネ22を設けたが、その個数は任意に変更することができる。また、上記の実施の形態では、モータ18によって2つのピニオン16a、16bを駆動したが、いずれか一方だけを駆動するように構成し、他方を自由回転するように構成することもできる。上記の実施の形態では、回転伝達体20では、第1及び第2の平歯車20a、20bの間にグリス20dを設けて、このグリス20aによって第2の平歯車20bの回転を第1の平歯車20aに伝達したが、例えば第1及び第2の平歯車20a、20bを直接に面接触させ、この面接触の程度、即ち摩擦結合の程度を調整する手段も設けて、第2の平歯車20bの回転を第1の平歯車20aに伝達しても良い。この場合、摩擦結合の程度を調整することによって、第1の平歯車20aが第2の平歯車20bと独立して回転を開始するように、プラズマディスプレイ4に加える必要のある力の大きさを調整することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明による支持台では、平面型表示装置を本体部内に昇降させることができるので、平面型表示装置を不使用の際には、本体部内に平面型表示装置を収容することで、部屋の美観を損なうことがないし、また窓際にこの支持台を配置しても、平面型表示装置を不使用の場合には、本体部内に平面型表示装置を収容することで、窓の外の風景が平面型表示装置によって阻害されることはない。しかも、この支持台では、定荷重バネを用いて、平面型表示装置の重力を支持しているので、平面型表示装置を昇降させるために駆動部が発生する駆動力を少なくすることができ、駆動部に小型のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の平面型表示装置の支持台の斜視図である。
【図2】図1の支持台の横断面平面図及びそれの一部の拡大図である。
【図3】図1の支持台の部分省略縦断正面図である。
【図4】図1の支持台において使用されるギヤボックスの概略構成図である。
【図5】図1の支持台の縦断側面図である。
【符号の説明】
2 本体部
4 プラズマディスプレイ(平面型表示装置)
8a 8b ラック(昇降部)
16a 16b ピニオン(昇降部)
18 モータ(駆動部)
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばプラズマディスプレイのような平面型表示装置の支持台に関し、特に、支持台内に平面型表示装置を収容可能なものに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、平面型表示装置の支持台としては、例えば特許文献1に開示されたようなものがある。
【0003】
【特許文献1】
特開平11−184394号公報
【0004】
特許文献1の支持台は、部屋の中間位置にも平面型表示装置を設置可能とするためのもので、第1乃至第3の支柱を備えている。第1の支柱は、一端に床面に当接する当接部を有し、第2の支柱は、一端に天井に当接する当接部を有している。第3の支柱は、一端が第1の支柱の他端に連結され、他端が第2の支柱の他端に連結されている。第3の支柱に、これとほぼ直角に交差してホルダが取り付けられている。このホルダにプラズマディスプレイが取り付けられている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
特許文献1の支持台では、床側から天井側に向かって、順に第1の支柱、第3の支柱及び第2の支柱が直線状に並んでいるので、室内の美観を損なう。特に、窓際等に、この支持台を設けた場合、窓からの風景をこの支持台が損なう。
【0006】
本発明は、室内の美観を損なうことなく、平面型表示装置を支持することができる支持台を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明による支持台は、本体部を有している。この本体部は、平面型表示装置全体を内部に収容可能で、上面に平面型表示装置が通過可能な開口を有している。本体部としては、その正面の大きさが、平面型表示装置の正面よりも一回りぐらい大きく、奥行きも平面型表示装置の奥行きよりも一回りぐらい大きい直方体状のものが望ましい。この本体部内に昇降部が設けられている。この昇降部は、平面型表示装置全体が本体部内に収容された下降状態と、平面型表示装置のほぼ全体が本体部の上面から上方に突出している上昇状態との間で、前記平面型表示装置を昇降させる。この昇降部を駆動する駆動部が、本体部内に設けられている。駆動部が回転機機である場合には、昇降部には、回転運動−直線運動変換部を使用する。この本体部内に定荷重バネが設けられている。この定荷重バネの一端が本体部内に取り付けられ、定荷重バネの他端が平面型表示装置に結合されている。この定荷重バネは、平面型表示装置の重力よりも小さい一定の上向きの力を平面型表示装置に常に付与している。
【0008】
このように構成された支持台では、駆動部によって昇降部を昇降させると、平面型表示装置が本体部から上方に突出した上昇状態と、本体部内に収容された下降状態との間で移動する。従って、平板型表示装置を使用しない場合には、本体部内に平面型表示装置を完全に収容することができ、外観は本体部のみが存在する状態になる。よって、室内の美観をこの支持台が損なうことはないし、例えば窓際にこの支持台を配置したとしても、平板型表示装置が不使用の状態では、窓からの景色を平板型表示装置によって阻害されることがない。
【0009】
しかも、この支持台では、平板型表示装置に定荷重バネによって上向きの力が常に付与されているので、駆動装置には、平板型表示装置の重量から定荷重バネによる上向きの力を減算した値よりも幾分大きい駆動力を平板型表示装置に付与できるものを使用すれば、平板型表示装置を上昇させることができ、駆動装置には小型のものを使用することができる。
【0010】
この支持台では、複数の定荷重バネを設けることができる。この場合、複数の定荷重バネは、本体部の正面における幅方向に間隔をあけて配置されている。このように構成すると、平面型表示装置の重力の大部分を複数の定荷重バネの上向きの力の合計値が負担するので、駆動装置には益々小型のものを使用することができる。
【0011】
駆動部を回転機機、例えば電気モータとすることができる。この場合、昇降部は、このモータの回転を直線運動に変換する回転運動−直線運動変換部を備えている。この回転運動−直線運動変換部としては、例えば平面型表示装置側に設けたラックと、このラックと噛み合っているピニオンとを使用することができる。モータと回転運動−直線運動変換部との間に回転伝達部が設けられている。この回転伝達部は、同軸に固定された第1及び第2平歯車を有している。第2平歯車がモータによって回転させられる。第2平歯車は、第1平歯車と面接触して、第1平歯車に回転を伝達している。
【0012】
このように構成すると、モータの回転が第2平歯車から第1平歯車に伝達され、さらに回転運動−直線運動変換部に伝達され、平面型表示装置を昇降させることができる。特に第1及び第2平歯車が面接触することによって回転を伝達しているので、例えばモータが停止している状態で、第1平歯車に大きな力が伝達されると、第2平歯車とは無関係に第1平歯車が回転可能になる。従って、例えば手動によって平面型表示装置を昇降させることも可能となる。この場合でも、定荷重バネが使用されているので、小さな力で平面型表示装置を昇降させることが可能になる。
【0013】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施形態の支持台は、図1に示すように、本体部2を有している。この本体部2は、概略直方体状に形成され、その厚さは正面の大きさと比較して薄く形成されている。この本体部2の上面の正面側には、その幅方向に沿って開口3が形成されている。この開口3から平面型表示装置、例えばプラズマディスプレイ4が矢印で示すように、昇降する。なお、図1に符号5で示したものは、開口3の蓋である。
【0014】
プラズマディスプレイ4は、本体部2よりも高さ、幅及び奥行きがほぼ一回り小さいもので、本体部2内に開口3を介して破線で示すように収容可能である。
【0015】
図2(a)に示すように、プラズマディスプレイ4の背面側のほぼ中央の両側には、その高さ方向に沿って2条の金具6a、6bが取り付けられている。これら金具6a、6bには、ラック8a、8bがそれらの歯が内側をそれぞれ向いて取り付けられている。これら金具6a、6b、ラック8a、8bを図3に示す。
【0016】
図2(a)に示すように、本体部2内のプラズマディスプレイ4の背面側には、プラズマディスプレイ4の背面と間隔をおいて固定板10が配置されている。この固定板10は、本体部2内に固定されている。この固定板10におけるプラズマディスプレイ4の背面のほぼ中央に対応する位置に、ギヤボックス14が金具12a、12bを介して取り付けられている。
【0017】
このギヤボックス14は、図3に示すように、ラック8a、8bに噛み合っているピニオン16a、16bを両外側に有している。ラック8a、8b及びピニオン16a、16bは、回転運動−直線運動変換部を構成しており、これはまた昇降部でもある。後述するように、ギヤボックス14内には、駆動部、例えば電気モータ18が配置されている。このモータ18の回転がピニオン16a、16bに、これらが互いに反対方向に回転するように、回転伝達部20を介して伝達される。
【0018】
従って、プラズマディスプレイ4が本体部2内に完全に収容されている下降状態において、モータ18を或る方向に回転させると、ギヤボックス14が本体部2に固定されているので、ラック8a、8bが設けられているプラズマディスプレイ4が本体部2内から開口3から本体部2の上方に突出し、最終的に上昇状態となる。この上昇状態から、モータ18を逆方向に回転させると、ラック8a、8bと共にプラズマディスプレイ4が下降し、最終的に下降状態となる。
【0019】
このように、本体部2の上面からプラズマディスプレイ4が昇降するので、プラズマディスプレイ4で視聴を行わない場合、プラズマディスプレイ4を本体部2内に収容した下降状態とすると、支持台2の上面には何も存在せず、外観を良好にすることができる。また、本体部2を屋内の窓際に配置していても、窓を通して見る景色をプラズマディスプレイ4が阻害することもない。
【0020】
ギヤボックス14内の構成を概略的に図4に示す。ラック8aと噛み合っているピニオン16aは、ギアボックス14内において、回転伝達部20の第1の平歯車20aと噛み合っている。第1の平歯車20aは、第2の平歯車20bと同一軸20cに挿通されている。但し、第1及び第2の平歯車20a、20bは、軸20cにそれぞれ独立して回転可能に取り付けられている。これら第1及び第2の平歯車20a、20bは、面接触しており、それらの間には第2の平歯車20bの回転を第1の平歯車20aに伝達可能に回転伝達体、例えばグリス20dが塗布されている。第2の平歯車20bは、他の平歯車20eと噛み合っている。この平歯車20eは、ウオームギア20fと共に回転するように構成され、このウオームギア20fはモータ18のウオーム20gと噛み合っている。
【0021】
従って、通常状態では、第2の平歯車20bの回転が第1の平歯車20aに伝達されるが、例えば大きな力が第1の平歯車20aに伝わったときには、グリス20dによる拘束が解かれ、第1の平歯車20aが第2の平歯車20bとは独立して回転可能になる。
【0022】
第1及び第2の平歯車20a、20b及びグリス20dを用いていない場合、ウオーム20gを手動で回転させることができないので、プラズマディスプレイ4を手動で上昇または降下させることは不可能である。しかし、この支持台では、プラズマディスプレイ4を手動で上昇または下降させようとプラズマディスプレイ4に力を加えると、これが第1の平歯車20aに伝達され、グリス20dによる第1及び第2の平歯車20a、20bの拘束が破れ、プラズマディスプレイ4は手動で上昇または下降が可能となる。従って、例えばプラズマディスプレイ4を上昇状態とした後、手でプラズマディスプレイ4を下方に押すと、手動で下降状態とすることができる。
【0023】
なお、上記の説明では、ラック8a側についてのみ説明したが、実際には、第1の平歯車20aには、図示していないもう1つの平歯車を介してラック8bが結合されている。
【0024】
モータ18の駆動開始及び停止、回転方向の変更は、例えば図示していない遠隔制御用送信機によって行うことができる。
【0025】
一般に、プラズマディスプレイ4は比較的重いものである。従って、モータ18のみでプラズマディスプレイ4を昇降させようとすると、モータ18には大きな駆動力を生じるものが必要になる。そのため、モータ18に大型のものを使用する必要が生じ、ギヤボックス14が大型になり、本体部2も大型になる可能性がある。
【0026】
そこで、この実施の形態では、複数、例えば4つの定荷重バネ22を設けて、モータ18に小型のものを使用できるにしてある。
【0027】
そのため、定荷重バネ22は、図5に示すように、本体部2内部において、プラズマディスプレイ4の背面側上部に、図2(a)に示すように等間隔にラック8a、8bの両側に配置されている。
【0028】
これら定荷重バネ22は、いずれもドラム22aに巻回されている。このドラム22aの軸が、固定板10に取り付けられている。これらドラム22aから引き出された定荷重バネ22の引き出し端部には、副板22bが取り付けられている。この副板22bが、図5に示すように、プラズマディスプレイ4の下部に設けた取付板24に結合されている。
【0029】
定荷重バネ22は、ドラム22aからの引き出し量が変化しても、牽引力(ドラム22aへ巻き取られようとする力)が一定になるように構成されている公知のものである。従って、ドラム22aに巻き取られている各定荷重バネ22の量が変化しても、プラズマディスプレイ4を上方に常に一定の力で牽引している。各定荷重バネ22それぞれの牽引力は、プラズマディスプレイ4の重力よりも小さく、また各定荷重バネ22の牽引力の合計値も、プラズマディスプレイ4の重力よりもわずかに小さく選択されている。
【0030】
このように各定荷重バネ22が、プラズマディスプレイ4の重力の大部分を負担しているので、プラズマディスプレイ4を昇降させるために、モータ18が発生する必要のある駆動力は、プラズマディスプレイ4の重力よりもかなり小さくすることができる。従って、モータ18や、モータ18が収容されているギヤボックス14を小型化することができる。
【0031】
上記の実施の形態では、平面型表示装置としてプラズマディスプレイ4を使用したが、これに限ったものではなく、他の平面型表示装置、例えば液晶表示装置等を使用することもできる。上記の実施の形態では、ラックとピニオンとからなる昇降部を用いたが、これに限ったものではなく、公知の種々の昇降機構を使用することができる。
【0032】
上記の実施の形態では、4つの定荷重バネ22を設けたが、その個数は任意に変更することができる。また、上記の実施の形態では、モータ18によって2つのピニオン16a、16bを駆動したが、いずれか一方だけを駆動するように構成し、他方を自由回転するように構成することもできる。上記の実施の形態では、回転伝達体20では、第1及び第2の平歯車20a、20bの間にグリス20dを設けて、このグリス20aによって第2の平歯車20bの回転を第1の平歯車20aに伝達したが、例えば第1及び第2の平歯車20a、20bを直接に面接触させ、この面接触の程度、即ち摩擦結合の程度を調整する手段も設けて、第2の平歯車20bの回転を第1の平歯車20aに伝達しても良い。この場合、摩擦結合の程度を調整することによって、第1の平歯車20aが第2の平歯車20bと独立して回転を開始するように、プラズマディスプレイ4に加える必要のある力の大きさを調整することができる。
【0033】
【発明の効果】
以上のように、本発明による支持台では、平面型表示装置を本体部内に昇降させることができるので、平面型表示装置を不使用の際には、本体部内に平面型表示装置を収容することで、部屋の美観を損なうことがないし、また窓際にこの支持台を配置しても、平面型表示装置を不使用の場合には、本体部内に平面型表示装置を収容することで、窓の外の風景が平面型表示装置によって阻害されることはない。しかも、この支持台では、定荷重バネを用いて、平面型表示装置の重力を支持しているので、平面型表示装置を昇降させるために駆動部が発生する駆動力を少なくすることができ、駆動部に小型のものを使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の1実施形態の平面型表示装置の支持台の斜視図である。
【図2】図1の支持台の横断面平面図及びそれの一部の拡大図である。
【図3】図1の支持台の部分省略縦断正面図である。
【図4】図1の支持台において使用されるギヤボックスの概略構成図である。
【図5】図1の支持台の縦断側面図である。
【符号の説明】
2 本体部
4 プラズマディスプレイ(平面型表示装置)
8a 8b ラック(昇降部)
16a 16b ピニオン(昇降部)
18 モータ(駆動部)
Claims (3)
- 平面型表示装置全体を内部に収容可能で、上面に前記平面型表示装置が通過可能な開口を有する本体部と、
この本体部内に設けられ、前記平面型表示装置全体が前記本体部内に収容された下降状態と、前記平面型表示装置のほぼ全体が前記本体部の上面から上方に突出している上昇状態との間で、前記平面型表示装置を昇降させる昇降部と、
前記本体部内に設けられ、前記昇降部を駆動する駆動部と、
前記本体部内に設けられ、一端が前記本体部内に取り付けられ、他端が前記平面型表示装置に結合され、前記平面型表示装置の重力よりも小さい一定の上向きの力を前記平面型表示装置に常に付与する定荷重バネとを、
具備する平面型表示装置の支持台。 - 請求項1記載の平面型表示装置の支持台において、前記定荷重バネが複数設けられ、複数の定荷重バネは、前記本体部の正面における左右方向に間隔をあけて配置されている平面型表示装置の支持台。
- 請求項1記載の平面型表示装置の支持台において、前記駆動部はモータであって、前記昇降部は、このモータの回転を直線運動に変換する回転運動−直線運動変換部を備え、前記モータと前記回転運動−直線運動変換部との間に回転伝達部が設けられ、この回転伝達部は、同軸に固定された第1及び第2平歯車を有し、第2平歯車が前記モータによって回転させられ、第2平歯車が第1平歯車と面接触して第1平歯車に回転を伝達している平面型表示装置の支持台。
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