JP4902966B2 - 可動コンソール装置 - Google Patents

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Description

本発明は、棚搭載型の可動コンソール装置に関する。
近年、所定の搭載領域寸法を有する棚に搭載して使用すべく設計されたコンピュータ等の電子機器が、省スペース効果に優れた棚搭載型(いわゆるラックマウント型)電子機器として、種々開発されている。この種のラックマウント型電子機器において、キーボード(入力装置)及びディスプレイ(出力装置)を備えるコンソール部と、別途用意した棚構造体にコンソール部を直動式移動可能に取り付ける取付部とを備え、棚構造体に対して引き出し式に出し入れできるようにした可動コンソール装置(いわゆるコンソールドロア)が知られている(例えば特許文献1参照)。
特許文献1に記載される可動コンソール装置では、コンソール部は、予め定めた寸法の枠体(モジュール)の内側に、キーボード及びディスプレイを個別に収納する収納部を備える。キーボードは、操作者から見て枠体の手前側に、キー群を配備した操作面を露出させて固定的に設置されている。またディスプレイは、操作者から見て枠体の奥側に配置され、蝶番等の枢着支持機構を介して枠体に回動可能に装着されている。可動コンソール装置の非使用時には、ディスプレイは、その表示画面を上に向けた平置き姿勢で収納部に収納され、表示画面がキーボードの操作面に対して略同一高さに並置される。この状態で、コンソール部は全体として、枠体の外形によって規定される予め定めた寸法の板状輪郭を呈し、取付部を介して棚構造体に格納される。他方、可動コンソール装置の使用時には、コンソール部が取付部を介して棚構造体から引き出され、ディスプレイは、枠体に対し回動させられて収納部の外部に延出し、表示画面が操作者から見て適当な対面角度となる使用位置に配置される。
特許文献1には、他の可動コンソール装置として、非使用時に、ディスプレイが表示画面をキーボードの操作面に対向させてキーボード上に重なった状態に置かれる構成も開示されている。この構成では、非使用状態のコンソール部が呈する板状輪郭の高さは、非使用時にキーボードとディスプレイとが並置される上記構成に比べて、2倍となっている。なお今日、ラックマウント型電子機器の分野では、棚構造体に格納される電子機器の高さ寸法が規格化されており、例えばいわゆる「19インチ幅」の棚構造体における単位棚区画の高さを「1U(=44.45mm)」で表記している(EIA(米国電子工業会)による)。さらに従来、非使用時にキーボードとディスプレイとが重ね合わせて配置される上記構成の発展形として、規格単位高さ(1U)の棚区画に格納可能な薄型のコンソール部を備えた可動コンソール装置も開発されている。
特開2000−29565号公報
上記したように、従来の可動コンソール装置は、取付部を介して棚構造体に取り付けられたコンソール部を、手動操作により、棚構造体に完全に格納される所定の格納位置と棚構造体から十分に引き出される所定の引出位置との間で直動式に移動(すなわち出入動作)させている。また、引出位置にあるコンソール部上で、ディスプレイを、やはり手動操作により、収納部に収納される非使用位置と収納部から延出する使用位置との間で回転式に変位(すなわち開閉動作)させている。これらの手動操作は、いずれも操作者の労力を消費するものであり、操作者の年齢、性別、身体機能等に応じて異なる負担が生じている。また、ディスプレイの使用位置は、一般にコンソール部上で1つの位置に設定されているから、ディスプレイを観察する方向によって視認性が著しく変化することになる。
したがって、本発明の目的は、棚搭載型の可動コンソール装置において、コンソール部を棚構造体に対して出入動作させるための操作者の労力を軽減でき、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず容易に操作できる可動コンソール装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、棚搭載型の可動コンソール装置において、コンソール部上でディスプレイを開閉動作させるための操作者の労力を軽減でき、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず容易に操作できる可動コンソール装置を提供することにある。
本発明のさらに他の目的は、棚搭載型の可動コンソール装置において、コンソール部上で使用位置にあるディスプレイの視認性を向上させることができる可動コンソール装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、キーボード及びディスプレイを備えるコンソール部と、コンソール部を棚構造体に格納位置と引出位置との間で移動可能に取り付ける取付部とを具備する、棚搭載型の可動コンソール装置において、コンソール部を棚構造体に対して格納位置と引出位置との間で自動的に移動させる駆動部を具備し、駆動部は、コンソール部を格納位置と引出位置との間で移動させている間に障害物の存在を検出して検出信号を発する検出部と、検出信号に基づきコンソール部の移動を制御する制御部とを備え、取付部は、コンソール部のキーボードとディスプレイとを、格納位置と引出位置との間で個別に移動可能に棚構造体に取り付け、駆動部は、キーボードとディスプレイとを個別に、格納位置と引出位置との間で自動的に移動させることを特徴とする可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項1に記載の可動コンソール装置において、駆動部に駆動指令を与えるための操作部をさらに具備し、操作部がコンソール部に設置される可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、コンソール部が、ディスプレイを非使用位置と使用位置との間で変位可能に支持するディスプレイ支持機構を備える、請求項1又は2に記載の可動コンソール装置において、ディスプレイを非使用位置と使用位置との間で自動的に変位させる第2駆動部を具備する、可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の可動コンソール装置において、第2駆動部は、コンソール部の格納位置から引出位置への移動動作に依存して、ディスプレイを非使用位置と使用位置との間で変位させるための駆動力を獲得する、可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項又はに記載の可動コンソール装置において、第2駆動部は、ディスプレイの使用位置を調整できる、可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項に記載の可動コンソール装置において、第2駆動部は、ディスプレイの調整した使用位置を記憶する記憶部と、記憶した使用位置を再現する制御部とを備える、可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1項に記載の可動コンソール装置において、第2駆動部は、ディスプレイを非使用位置と使用位置との間で変位させている間に障害物の存在を検出して検出信号を発する検出部と、検出信号に基づきディスプレイの変位を制御する制御部とを備える、可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、請求項のいずれか1項に記載の可動コンソール装置において、第2駆動部に駆動指令を与えるための操作部をさらに具備し、操作部がコンソール部に設置される、可動コンソール装置を提供する。
請求項に記載の発明は、ディスプレイ支持機構がさらに、使用位置にあるディスプレイを、非使用位置と使用位置との間の変位方向とは異なる方向へ回転可能に支持する、請求項のいずれか1項に記載の可動コンソール装置において、ディスプレイを使用位置において自動的に回転させる第3駆動部を具備する、可動コンソール装置を提供する。
請求項10に記載の発明は、請求項に記載の可動コンソール装置において、第3駆動部は、ディスプレイを使用位置において回転させている間に障害物の存在を検出して検出信号を発する検出部と、検出信号に基づきディスプレイの回転を制御する制御部とを備える、可動コンソール装置を提供する。
請求項11に記載の発明は、請求項又は10に記載の可動コンソール装置において、第3駆動部に駆動指令を与えるための操作部をさらに具備し、操作部がコンソール部に設置される、可動コンソール装置を提供する。
請求項1に記載の発明によれば、駆動部によりコンソール部を格納位置と引出位置との間で自動的に移動させるようにしたから、コンソール部を棚構造体に対して出入動作させるための操作者の労力を著しく軽減できる。したがって、可動コンソール装置は、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず、容易かつ正確に操作できるものとなる。
また、コンソール部の移動に障害が生じたときに、コンソール部を停止させたり逆方向へ移動させたりすることができるので、可動コンソール装置の安全性が向上する。
また、キーボード及びディスプレイのいずれか一方のみを使用したいときに、使用しないキーボード又はディスプレイを棚構造体に格納したままにすることができる。しかも、駆動部を設置したキーボード及びディスプレイの少なくとも一方については、棚構造体に対する出入動作を迅速かつ正確に行うことができる。
請求項に記載の発明によれば、操作者が駆動部に駆動指令を容易に与えることができる。
請求項に記載の発明によれば、第2駆動部によりディスプレイを非使用位置と使用位置との間で自動的に変位させるようにしたから、ディスプレイをコンソール部上で開閉動作させるための操作者の労力を著しく軽減できる。したがって、可動コンソール装置は、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず、容易かつ正確に操作できるものとなる。
請求項に記載の発明によれば、第2駆動部に電動機を用いる必要が無くなるので、可動コンソール装置の構成の簡素化及び軽量化を実現できる。
請求項に記載の発明によれば、ディスプレイを、操作者が所望する回転角度(使用位置)に配置して、使用することができる。
請求項に記載の発明によれば、操作者がディスプレイの所望の使用位置を一度指令すれば、その後はその使用位置を正確に再現することができる。
請求項に記載の発明によれば、ディスプレイの変位に障害が生じたときに、ディスプレイを停止させたり逆方向へ変位させたりすることができるので、可動コンソール装置の安全性が向上する。
請求項に記載の発明によれば、操作者が第2駆動部に駆動指令を容易に与えることができる。
請求項に記載の発明によれば、コンソール部上で使用位置にあるディスプレイの視認性を、著しく向上させることができる。しかも、第3駆動部によりディスプレイを自動的に回転させるようにしたから、ディスプレイをコンソール部上で回転させるための操作者の労力を著しく軽減できる。したがって、可動コンソール装置は、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず、容易かつ正確に操作できるものとなる。
請求項10に記載の発明によれば、ディスプレイの回転に障害が生じたときに、ディスプレイを停止させたり逆方向へ変位させたりすることができるので、可動コンソール装置の安全性が向上する。
請求項11に記載の発明によれば、操作者が第3駆動部に駆動指令を容易に与えることができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図面を参照すると、図1〜図3は、本発明の一実施形態による可動コンソール装置10を、異なる使用段階のそれぞれにおいて、(a)装置単体、及び(b)棚構造体12に取り付けた状態で示す。
可動コンソール装置10は、キーボード(入力装置)14及びディスプレイ(出力装置)16を共通の枠体18に組み込んでなるコンソール部20と、別途用意した棚構造体12(4本の支柱のみ図示する)にコンソール部20を直線移動可能に取り付ける取付部22とを備える。可動コンソール装置10は、所定の搭載領域寸法(例えばいわゆる「19インチ幅」)を有する棚構造体12に対し、取付部22を介して所望高さ位置に取り付けた状態で、コンソール部20を引き出し式に出し入れできるように構成される(図1及び図2)。
コンソール部20は、例えば棚構造体12上に設定される規格単位高さ(1U=44.45mm)の棚区画に格納可能な薄型構造を有し、高さ1U以下の枠体18の内側に、キーボード14及びディスプレイ16を重ね合わせて配置することができる。キーボード14は低背構造を有し、多数のキースイッチを所定配列に設置した操作面24を上向きに露出させた平置き姿勢で、枠体18の底部に配置される(図3)。ディスプレイ16はLCD(液晶ディスプレイ)等の薄型表示素子を有し、操作者から見てキーボード14の奥側に隣接する位置で、枠体18に対し回動可能に支持される。
枠体18は、互いに平行な一対の側壁18aを有する。それら側壁18aは、後述するように、取付部22を構成するスライドレール機構の、コンソール部20側の基板レールを兼ねる。
可動コンソール装置10の非使用時に、ディスプレイ16は、その表示画面26をキーボード14の操作面24に対向させてキーボード14上に重ねられる非使用位置に配置される。また、可動コンソール装置10の使用時には、ディスプレイ16は、非使用位置から、キーボード14及び枠体18に対し回動させられて枠体18の外部に延出し、表示画面26が操作者から見て適当な対面角度となる使用位置に配置される。この状態で、キーボード14の操作面24が開放される(図3)。このようなディスプレイ16の非使用位置と使用位置との間の開閉動作を可能にするために、蝶番や支持ピン等を含むディスプレイ支持機構(後述する)が、ディスプレイ16と枠体18との間に設置されている。なおコンソール部20には、ディスプレイ16を非使用位置及び使用位置にそれぞれ係止するためのラッチ機構(図示せず)を装備できる。
取付部22は、枠体18の両側壁18aに装着される一対のスライドレール機構28を備える。各スライドレール機構28は、入れ子式に摺動可能な複数のレールから構成される。それらスライドレール機構28は、コンソール部20の枠体18の両側壁18aをそれぞれの最内側の基板レールとして、互いに平行に延設され、それぞれの中間レール28a及び最外側レール28bが、コンソール部20に対して所定距離範囲に渡り伸縮するようになっている(図2(a))。各スライドレール機構28の最外側レール28bは、棚構造体12に固定される。なお取付部22は、各スライドレール機構28を最収縮位置(すなわちコンソール部20の格納位置)及び最伸長位置(すなわちコンソール部20の引出位置)にそれぞれ係止するためのラッチ機構(図示せず)を備えることができる。
可動コンソール装置10は、コンソール部20から機能的に独立して取付部22に支持される補助機能部30を、任意選択的に備えることができる。補助機能部30は例えば、コンソール部20のキーボード14及びディスプレイ16を、棚構造体12に多段平積み形態で搭載される図示しない複数の電子機器(サーバ等)に、切換可能に接続するための図示しないスイッチ装置や、他の電源回路等を収納できる。この場合、図示のように、コンソール部20と補助機能部30との間に、両者間に架線される電源・信号ケーブル(図示せず)を特定の架線方向へ案内して保持する折り畳み式のケーブルホルダ32が設置される(各図(b)では図示省略する)。
このように、可動コンソール装置10は、任意の設置床面に直立状に設置される棚構造体12に対し、取付部22を介して所望高さ位置に水平に取り付けられる。この取付位置で、コンソール部20は、棚構造体12に完全に格納される所定の格納位置(図1)と、棚構造体12から十分に引き出される所定の引出位置(図2)との間で、水平方向へ直線往復移動できるように構成される。そして、本発明の特徴的構成として、可動コンソール装置10は、コンソール部20を棚構造体12に対して、格納位置(図1)と引出位置(図2)との間で自動的に移動させる駆動部34を備える。
図4及び図5に示すように、駆動部34は、コンソール部20に設置される駆動源としての電動機36と、電動機36の出力軸に固定されるピニオン38と、ピニオン38に噛合可能に取付部22に設置されるラック40とを備える。電動機36は、コンソール部20の奥側に隣接して設置されるケーシング42に固定して収容される。ケーシング42は、後述するディスプレイ支持機構を介してコンソール部20に連結されており、したがって電動機36は、ケーシング42と共に、取付部22に沿ってコンソール部20と一体的に移動できるようになっている。他方、ラック40は、取付部22のスライドレール機構28の最外側レール28bに固定される。
上記構成において、電動機36が作動すると、そのトルクがピニオン38を介してラック40に伝達され、それにより、電動機36がケーシング42と共に、取付部22のスライドレール機構28に沿って直線移動する。そしてこの直動力が、ケーシング42を介してコンソール部20に伝達され、その結果、コンソール部20が、前述したようにスライドレール機構28の伸縮を伴いつつ、棚構造体12上で直線移動する(図1〜図3)。
上記した駆動部34の構成要素は、一対のスライドレール機構28のうち、少なくとも一方のスライドレール機構28に関連して設置される。例えば、1つの電動機36を駆動源として、図示しない減速機構や軸を介し、一対のスライドレール機構28の双方に関連してラック40及びピニオン38を設置することができる。このような構成によれば、コンソール部20を両スライドレール機構28に沿って、円滑に平行移動させることができる。
上記構成を有する可動コンソール装置10は、駆動部34によりコンソール部20を格納位置と引出位置との間で自動的に移動させるようにしたから、コンソール部20を棚構造体12に対して出入動作させるための操作者の労力を著しく軽減できる。したがって、可動コンソール装置10は、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず、容易かつ正確に操作できるものとなる。
可動コンソール装置10においては、図4に示すように、取付部22が、コンソール部20のキーボード14とディスプレイ16とのそれぞれを、格納位置(図1)と引出位置(図2)との間で個別に移動可能であるように、棚構造体12に取り付ける構成とすることができる。この場合、キーボード14とディスプレイ16とのそれぞれに、専用のスライドレール機構28が設置される。そして、駆動部34は、キーボード14とディスプレイ16との少なくとも一方を、格納位置と引出位置との間で自動的に移動させるように構成することができる。図5では、ディスプレイ16を駆動する駆動部34の構成が示されているが、同様の構成を有する駆動部34をキーボード14のために設置できる。
このような構成によれば、キーボード14及びディスプレイ16のいずれか一方のみを使用したいときに、使用しないキーボード14又はディスプレイ16を棚構造体12に格納したままにすることができる。しかも、駆動部34を設置したキーボード14及びディスプレイ16の少なくとも一方については、棚構造体12に対する出入動作を迅速かつ正確に行うことができる。
駆動部34は、他の構成を採用することもできる。例えば図6に示すように、駆動部34を、ケーシング42に固定的に収容される電動機36と、電動機36の出力軸に固定される巻取車44と、巻取車44と取付部22との間に架線されるワイヤ46とから構成できる。図示の例では、スライドレール機構28の最外側レール28bの長手方向両端に、それぞれ固定ピン48が設けられ、それぞれの一端で巻取車44に巻き取られる一対のワイヤ46が、それぞれの他端で異なる固定ピン48に固定されている。
この構成では、電動機36が作動すると、その回転方向に応じて第1又は第2のワイヤ46が巻取車44に巻き取られ、それにより、電動機36がケーシング42と共に、取付部22のスライドレール機構28に沿って直線移動する。そしてこの直動力が、ケーシング42を介してコンソール部20に伝達され、その結果、コンソール部20が、前述したようにスライドレール機構28の伸縮を伴いつつ、棚構造体12上で直線移動する(図1〜図3)。このような構成を有する駆動部34においても、一対のスライドレール機構28の双方に関連して、ワイヤ46を架線することができる。
可動コンソール装置10では、コンソール部20に、ディスプレイ16を非使用位置と使用位置との間で変位可能に支持するディスプレイ支持機構50が装備される(図3)。ディスプレイ支持機構50は、図示しない蝶番や支持ピンを含んで構成され、ディスプレイ16を枠体18に対して、前述した非使用位置と使用位置との間で所定軸線中心に回転式に開閉動作できるように支持する。そして、可動コンソール装置10は、ディスプレイ16を非使用位置と使用位置との間で自動的に変位させる第2駆動部52を備えることができる。
図5及び図6に示すように、第2駆動部52は、コンソール部20に設置される駆動源としての第2の電動機54を備える。電動機54は、前述した駆動部34の電動機36と同様に、コンソール部20の奥側に隣接して設置されるケーシング42に固定して収容される。電動機54は、その出力軸が直接的に、キーボード14の奥側に隣接するディスプレイ16の下端領域に連結される。或いは図7に示すように、電動機54の出力軸を、歯車列56を介してディスプレイ16に連結することもできる。
上記構成において、電動機54が作動すると、そのトルクがディスプレイ16に伝達され、それにより、ディスプレイ16が軸線16a(図5)を中心に回転変位する。その結果、ディスプレイ16は、非使用位置(図2)と使用位置(図3)との間でキーボード14に対して開閉動作する。
上記した第2駆動部52の構成要素は、ディスプレイ16の少なくとも一方の側面に関連して設置される。例えば、1つの電動機54を駆動源として、図示しない減速機構や軸を介し、ディスプレイ16の両側面から回転軸線16a周りのトルクを加えるように構成することができる。このような構成によれば、ディスプレイ16を、捩れを生じることなく円滑に開閉動作させることができる。
上記構成を有する可動コンソール装置10は、第2駆動部52によりディスプレイ16を非使用位置と使用位置との間で自動的に変位させるようにしたから、ディスプレイ16をコンソール部20上で開閉動作させるための操作者の労力を著しく軽減できる。したがって、可動コンソール装置10は、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず、容易かつ正確に操作できるものとなる。
第2駆動部52は、他の構成を採用することもできる。例えば図8に示すように、ぜんまい部材58を駆動源とする第2駆動部52を採用できる。この場合、ぜんまい部材58は、前述した駆動部34のラック40に噛合可能な従動歯車60と、従動歯車60に一方向クラッチ(図示せず)を介して連結されるぜんまい軸62とを備え、ケーシング42内に固定的に設置される(図8(a))。ぜんまい軸62は、多角形輪郭の外周面62a(図8(b))を有し、従動歯車60の回転により巻き締められた渦巻ばね(図示せず)が復元する際に、従動歯車60の逆回転に伴って回転する。他方、ディスプレイ16には、軸線16aを中心とする軸部64が設けられ、軸部64の末端に、ぜんまい軸62を固定的に受容可能な座部66が形成される。座部66は、ぜんまい軸62の外周面62aに少なくとも部分的に密接する多角形輪郭の凹所66a(図8(b))を有する。
上記構成においては、前述したように駆動部34の駆動によりコンソール部20が格納位置(図1)から引出位置(図2)へ移動する間に、ぜんまい部材58がその従動歯車60とラック40との噛合により渦巻ばねを巻き締めて、ばね力を蓄える。コンソール部20が引出位置に到達すると、ぜんまい部材58は、十分なばね力を蓄えた状態で、ぜんまい軸62がディスプレイ16の軸部64の座部66に受容されると同時に、従動歯車60がラック40から脱離する。この状態で、ぜんまい部材58の復元動作によるばね力が、回転駆動力として、ぜんまい軸62からディスプレイ16の軸部64に伝達され、それにより、ディスプレイ16が非使用位置(図2)から使用位置(図3)へと自動的に変位する。
このように、第2駆動部52が、コンソール部20の格納位置から引出位置への移動動作に依存して、ディスプレイ16を非使用位置と使用位置との間で変位させるための駆動力を獲得する構成を採用すれば、第2駆動部52に電動機を用いる必要が無くなるので、可動コンソール装置10の構成の簡素化及び軽量化を実現できる。なおこの構成では、手動操作により、ディスプレイ16を使用位置(図3)から非使用位置(図2)へ変位させることができる。
可動コンソール装置10においては、駆動部34によりコンソール出入動作の自動化を達成しているので、安全性を確保するために、駆動部34の緊急停止機能を備えることが望ましい。この場合、駆動部34は、コンソール部20を格納位置と引出位置との間で移動させる間に移動障害を検出して検出信号を発する検出部68と、検出信号に基づきコンソール部20の移動を制御する制御部70とを備えて構成される(図5)。
例えば図9に示すように、駆動部34は、電動機36の負荷電流の変化を監視する検出部68と、検出部68が電動機36の負荷電流の異常を検出したときに、電動機36を停止又は逆転させる制御部70とを備えることができる。この構成では、電動機36が正転してコンソール部20を格納位置(図1)から引出位置(図2)に向けて移動している間(図9(a))に、コンソール部20が障害物に衝突する等に起因して電動機36の負荷電流が上昇すると、検出部68から検出信号が出力される。そして制御部70は、この検出信号に基づき、図示制御回路中のスイッチ(又はリレー)72、74を適宜動作させて、電動機36を停止する(図9(b))か、又は逆転させる(図9(c))。
或いは図10に示すように、駆動部34は、反射型光センサ76等の非接触型の検出部68を備えることもできる。図示の例では、反射型光センサ76は、コンソール部20のキーボード14及びディスプレイ16の、引き出し方向先端面に設置されている。この構成においても、電動機36(図5)が正転してコンソール部20を格納位置から引出位置に向けて移動している間に、非接触型の検出部68(図5)が障害物の存在を検出すると、制御部70(図5)は、電動機36を停止するか、又は逆転させることができる。
上記した安全対策は、第2駆動部52によりディスプレイ開閉動作を自動化する構成においても、採用できる。この場合、第2駆動部52は、ディスプレイ16を非使用位置と使用位置との間で変位させる間に変位障害を検出して検出信号を発する検出部78と、検出信号に基づきディスプレイ16の変位(例えば電動機54の動作)を制御する制御部80とを備えて構成される(図7)。なお、第2駆動部52の検出部78及び制御部80は、前述した駆動部34の検出部68及び制御部70と同様の構成を有することができる。
可動コンソール装置10の第2駆動部52は、ディスプレイ16の使用位置(図3)を調整できるようにすることが有利である。例えば、第2駆動部52の駆動源として電動機54を用いた構成では、公知のエンコーダ等の位置/速度検出器を電動機54に併設することにより、電動機54の位置/速度制御を実行することができる。それにより、ディスプレイ16を、操作者が指令した所望の回転角度(使用位置)に配置して、使用することができる。
さらにこの構成では、第2駆動部52に、ディスプレイ16の調整後の使用位置を記憶する記憶部82を装備することが望ましい(図7)。このようにすれば、例えば前述した制御部80が、記憶部82に記憶した使用位置に基づいて電動機54を制御することで、操作者が所望の使用位置を一度指令すれば、その後はその使用位置を正確に再現することができる。
可動コンソール装置10においては、さらに、前述したディスプレイ支持機構50が、使用位置にあるディスプレイ16を、非使用位置と使用位置との間の変位方向(図2〜図3)とは異なる方向へ回転可能に支持する構成とすることができる。例えば図11に示すように、ディスプレイ16をキーボード14から独立して引出位置に配置できる構成では、使用位置に配置したディスプレイ16を、ディスプレイ16の面前以外の様々な方角から観察できることが要求される場合がある。そこで、図12に示すように、使用位置にあるディスプレイ16を、枠体18上で、前述した回転軸線16aに略直交する鉛直方向の軸線16bを中心として、回転可能(すなわち観察角度調整可能)な構成とすることが望ましい。それにより、コンソール部20上で使用位置にあるディスプレイ16の視認性を、著しく向上させることができる。
この構成では、ディスプレイ16を使用位置において自動的に回転させる第3駆動部84を装備することが有利である。このような構成によれば、ディスプレイ16をコンソール部20上で回転させるための操作者の労力を著しく軽減できる。したがって、可動コンソール装置10は、操作者の年齢、性別、身体機能等に関わらず、容易かつ正確に操作できるものとなる。
ここで、ディスプレイ支持機構50、第2駆動部52及び第3駆動部84の一構成例を、図13及び図14を参照して説明する。
図示の例では、ディスプレイ16は、フロントカバー86a及びリアカバー86bを有するハウジング86に収容されており、ハウジング86の一縁に沿って、ディスプレイ支持機構50を構成するT形の回転筒88が設置されている。回転筒88は、その長手方向両端88aで、枠体18(図12)に固定される一対の軸部材90に、それぞれ回転可能に軸支されるとともに、その長手方向中央で側方へ突出する枝部分88bが、ハウジング86に回転可能に連結される。そして、一方の軸部材90に、第2駆動部52の電動機54が収容され、電動機54の出力軸が、回転筒88に固定的に連結される。したがって、第2駆動部52の電動機54が作動すると、回転筒88が、ハウジング86及びディスプレイ16と一体的に、軸線16aを中心に回転する。
第3駆動部84は、ハウジング86の内部に固定的に収容される駆動源としての電動機92と、電動機92の出力軸に固定される第1かさ歯車94と、第1かさ歯車94に噛合する第2かさ歯車96aを先端に有してハウジング86に固定されるトルク伝達部材96とを備える。ハウジング86のリアカバー86bには、回転筒88に隣接する一側壁に貫通孔98が形成され、この貫通孔98に、トルク伝達部材96の軸部分96bが固定的に受容される。トルク伝達部材96は、第2かさ歯車96aをハウジング86の内部に配置する一方で、軸部分96bを、リアカバー86bの貫通孔98を通してハウジング86の外部に突出させる。トルク伝達部材96の軸部分96bは、回転筒88の枝部分88bに、がたつき無く回転可能に受容される。
上記構成において、第3駆動部84の電動機92が作動すると、そのトルクが、第1かさ歯車94及びトルク伝達部材96を介してハウジング86に伝達され、それにより、ハウジング86が軸線16bを中心に回転する。その結果、ディスプレイ16は、使用位置において、枠体18上で軸線16b周りに回転して適当な観察角度に配置される。なお、回転筒88及びトルク伝達部材96は、ディスプレイ16への電源及び信号ケーブル100を敷設可能な中空構造を有することが望ましい。
上記した第3駆動部84においても、前述した第1及び第2駆動部34、52における安全対策と同様の安全対策を施すことができる。この場合、第3駆動部84は、ディスプレイ16を使用位置において回転させる間に回転障害を検出して検出信号を発する検出部102と、検出信号に基づきディスプレイ16の回転(すなわち電動機92の動作)を制御する制御部104とを備えて構成される(図13)。なお、第3駆動部84の検出部102及び制御部104は、前述した第1駆動部34の検出部68及び制御部70と同様の構成を有することができる。さらに第3駆動部84は、第2駆動部52と同様の構成により、ディスプレイ16の回転角度の調整、記憶、再現を実行できるようにすることが有利である。
可動コンソール装置10はさらに、第1駆動部34、第2駆動部52及び第3駆動部84の少なくとも1つに駆動指令を与えるための操作部106を備えることができる。この場合、操作部106は、コンソール部20に設置されることが有利である(図4)。図示の例では、ディスプレイ16の上端縁に設けた凹所108に、手動入力装置としての操作部106が、着脱自在に設置されている。
例えば図15に示すように、操作部106は、個々の動作指令のオンオフスイッチ110や、装置の動作状態を表示するLED112等を、操作及び観察し易い位置に配設したリモートコントロールスイッチの形態を有する。この場合、操作部106は、磁石114等により、ディスプレイ16の凹所108に着脱自在に保持される。なお、操作部106の信号伝送方式としては、ケーブル116等を用いる有線方式(図15(a))、並びに発光部118及び受光部120等を配設する無線方式(図15(b))の、いずれかを採用できる。
上記した本発明の実施形態による可動コンソール装置10は、コンソール部20を格納位置と引出位置との間で移動させる第1駆動部34、ディスプレイ16を非使用位置と使用位置との間で移動させる第2駆動部52、及びディスプレイ16を使用位置において回転させる第3駆動部84の、全てを備えることができるものである。しかし本発明は、これに限定されず、使用者の要求に応じて、第1〜第3駆動部34、52、84のうち、少なくともいずれか1つの駆動部を備える構成とすることができる。
本発明の一実施形態による可動コンソール装置を格納位置で示す図で、(a)装置単体の平面図、及び(b)棚構造体に取り付けた状態の斜視図である。 図1の可動コンソール装置を引出位置で示す図で、(a)装置単体の平面図、及び(b)棚構造体に取り付けた状態の斜視図である。 図1の可動コンソール装置をディスプレイ使用位置で示す図で、(a)装置単体の平面図、及び(b)棚構造体に取り付けた状態の斜視図である。 本発明の他の実施形態による可動コンソール装置を格納位置で示す斜視図である。 図1及び図4の可動コンソール装置における第1及び第2駆動部を概略で示す斜視図である。 第1駆動部の変形例を概略で示す斜視図である。 第2駆動部の変形例を概略で示す斜視図である。 第2駆動部の他の変形例を概略で示す図で、(a)全体構成の斜視図、及び(b)軸部の拡大図である。 駆動部の安全対策を示す回路図で、(a)電動機正転状態、(b)電動機停止状態、及び(c)電動機逆転状態をそれぞれ示す。 駆動部の安全対策の変形例を示す斜視図である。 図4の可動コンソール装置を、棚構造体上でのディスプレイ使用位置で示す斜視図である。 図11の可動コンソール装置のディスプレイ回転動作を説明する斜視図である。 図11の可動コンソール装置の第3駆動部を示す正面図である。 図13の第3駆動部を明示する分解斜視図である。 図4の可動コンソール装置が有する操作部の図で、(a)有線方式、及び(b)無線方式のそれぞれを示す。
符号の説明
10 可動コンソール装置
12 棚構造体
14 キーボード
16 ディスプレイ
18 枠体
20 コンソール部
22 取付部
28 スライドレール機構
34 駆動部
50 ディスプレイ支持機構
52 第2駆動部
68、78、102 検出部
70、80、104 制御部
82 記憶部
84 第3駆動部
106 操作部

Claims (11)

  1. キーボード及びディスプレイを備えるコンソール部と、該コンソール部を棚構造体に格納位置と引出位置との間で移動可能に取り付ける取付部とを具備する、棚搭載型の可動コンソール装置において、
    前記コンソール部を棚構造体に対して前記格納位置と前記引出位置との間で自動的に移動させる駆動部を具備し、
    前記駆動部は、前記コンソール部を前記格納位置と前記引出位置との間で移動させている間に障害物の存在を検出して検出信号を発する検出部と、該検出信号に基づき前記コンソール部の移動を制御する制御部とを備え
    前記取付部は、前記コンソール部の前記キーボードと前記ディスプレイとを、前記格納位置と前記引出位置との間で個別に移動可能に棚構造体に取り付け、前記駆動部は、該キーボードと該ディスプレイとを個別に、該格納位置と該引出位置との間で自動的に移動させること
    を特徴とする可動コンソール装置。
  2. 前記駆動部に駆動指令を与えるための操作部をさらに具備し、該操作部が前記コンソール部に設置される、請求項1に記載の可動コンソール装置。
  3. 前記コンソール部が、前記ディスプレイを非使用位置と使用位置との間で変位可能に支持するディスプレイ支持機構を備える、請求項1又は2に記載の可動コンソール装置において、該ディスプレイを該非使用位置と該使用位置との間で自動的に変位させる第2駆動部を具備する、可動コンソール装置。
  4. 前記第2駆動部は、前記コンソール部の前記格納位置から前記引出位置への移動動作に依存して、前記ディスプレイを前記非使用位置と前記使用位置との間で変位させるための駆動力を獲得する、請求項に記載の可動コンソール装置。
  5. 前記第2駆動部は、前記ディスプレイの前記使用位置を調整できる、請求項又はに記載の可動コンソール装置。
  6. 前記第2駆動部は、前記ディスプレイの前記調整した使用位置を記憶する記憶部と、該記憶した使用位置を再現する制御部とを備える、請求項に記載の可動コンソール装置。
  7. 前記第2駆動部は、前記ディスプレイを前記非使用位置と前記使用位置との間で変位させている間に障害物の存在を検出して検出信号を発する検出部と、該検出信号に基づき該ディスプレイの変位を制御する制御部とを備える、請求項のいずれか1項に記載の可動コンソール装置。
  8. 前記第2駆動部に駆動指令を与えるための操作部をさらに具備し、該操作部が前記コンソール部に設置される、請求項のいずれか1項に記載の可動コンソール装置。
  9. 前記ディスプレイ支持機構がさらに、前記使用位置にある前記ディスプレイを、前記非使用位置と前記使用位置との間の変位方向とは異なる方向へ回転可能に支持する、請求項のいずれか1項に記載の可動コンソール装置において、該ディスプレイを該使用位置において自動的に回転させる第3駆動部を具備する、可動コンソール装置。
  10. 前記第3駆動部は、前記ディスプレイを前記使用位置において回転させている間に障害物の存在を検出して検出信号を発する検出部と、該検出信号に基づき該ディスプレイの回転を制御する制御部とを備える、請求項に記載の可動コンソール装置。
  11. 前記第3駆動部に駆動指令を与えるための操作部をさらに具備し、該操作部が前記コンソール部に設置される、請求項又は10に記載の可動コンソール装置。
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