JP6310835B2 - Kvmスイッチ - Google Patents

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Description

本発明は、KVMスイッチに関する。
図1は、サーバラックに搭載可能なKVMスイッチの構成図である。このKVMスイッチは、後方の支柱5に固定され、サーバの切り替えを実行する本体部1と、前方の支柱4に固定され、サーバ切り替え用スイッチを備えるスイッチユニット2とを備えている。スイッチユニット2は本体部1から分離され、ケーブル3を介して本体部1に接続されている。スイッチユニット2にサーバの切り替え指示が入力されると、そのサーバの切り替え指示に応じて本体部1がサーバの切り替えを実行する。
また、従来より、サーバラックに収められる表示装置及びキーボードモジュール(即ち、コンソールドロワ)とKVMスイッチとが知られている(例えば、特許文献1参照)。
図2は、コンソールドロワ7及びKVMスイッチ6をサーバラックに収める状態を示す図である。ここでは、コンソールドロワ7の両側面にガイドレール9が取り付けられている。ガイドレール9はネジ止め用のネジ孔(不図示)が形成されている。KVMスイッチ6の両側面には、支柱10にKVMスイッチ6を取り付けるための金具8が設けられている。金具8にはネジ止め用のネジ孔8aが形成されている。ネジ12は、支柱10の貫通孔11を介して金具8のネジ孔8a及びガイドレール9のネジ孔(不図示)に締結される。これにより、コンソールドロワ7及びKVMスイッチ6が支柱10に固定される。
このように、コンソールドロワ7とKVMスイッチ6とをサーバラックに収める場合、コンソールドロワ7に取り付けられたガイドレール9及びKVMスイッチ6に取り付けられた金具8を一緒に支柱10にネジ固定する必要がある。このため、1人の作業員がコンソールドロワ7を支え、別の作業員がKVMスイッチ6を支えながらネジ止めを行う。
特開2006−302245号公報
ところで、図1では、スイッチユニット2はケーブル3を介して本体部1に接続されている。しかし、ケーブル3はスイッチユニット2と本体部1との間で垂れ下がるため、ケーブル3がサーバラックの下部に進入し、下部の装置にひっかかる問題がある。
また、図2のように、コンソールドロワ7とKVMスイッチ6とをサーバラックに収める場合、1人の作業員がコンソールドロワ7を支え、別の作業員がKVMスイッチ6を支えながらネジ止めを行う。そのため、1人の作業員では、コンソールドロワ及びKVMスイッチをサーバラックへ取り付けることができないという問題がある。
本発明は、ケーブルの垂れ下がりを解消することができるKVMスイッチを提供することを目的とする。また、複数の装置のサーバラックへの取り付けを容易にする取付具及びシステムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、明細書に開示されたKVMスイッチは、サーバラックに搭載されるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチであって、サーバ切り替え用のスイッチを備え、前記サーバラックの前方支柱に固定されるスイッチユニットと、前記サーバラックの後方支柱に固定され、前記スイッチユニットにケーブルを介して接続され、前記スイッチユニットからのサーバの切り替え指示に応じてサーバの切り替えを実行する本体部とを備え、前記本体部は、前記ケーブルを保持すると共に水平方向に移動可能な保持部と、前記保持部を搭載し、前記本体部の奥行方向にスライドされる移動部とを備える。
上記目的を達成するため、明細書に開示された取付具は、第1装置が装着された左右のガイドレールと一緒に、当該第1装置と電気的に接続される第2装置をラックの左右の支柱に取り付けるための取付具であって、第1のネジ孔を含み、前記第1のネジ孔を介して第1ネジを使って前記右のガイドレールと一緒に右側の支柱に締結され、前記右のガイドレールを前記右側の支柱に締結する第3ネジと接触しない形状を有する右側取付部と、第2のネジ孔を含み、前記第2のネジ孔を介して第2ネジを使って前記左のガイドレールと一緒に左側の支柱に締結され、前記左のガイドレールを前記左側の支柱に締結する第4ネジと接触しない形状を有する左側取付部とを備える。
上記目的を達成するため、明細書に開示されたシステムは、ラックと、ラックの前面および後面にそれぞれ複数のネジによりネジ止めされる一対のガイドレールと、前記ラックの前面あるいは後面に取り付けられる電子装置と、前記電子装置を前記ラックに取り付ける取付具とを備え、前記取付具は、前記電子装置を第一ネジによって前記ラックの左右一方側にネジ止めする第一のネジ穴を有し、前記ガイドレールの一方を前記ラックの左右一方側に固定する第二ネジの位置に切り欠きが形成されている第一取付部と、前記電子装置を第三ネジによって前記ラックの左右他方側にネジ止めする第二のネジ穴を有し、前記ガイドレールの他方を前記ラックの左右他方側に固定する第二ネジの位置に切り欠きが形成されている第二取付部とを有し、前記電子装置は、前記第一ネジおよび前記第三ネジによって、前記ガイドレールと一緒に前記ラックに固定される。
本発明によれば、ケーブルの垂れ下がりを解消することができる。また、本発明によれば、1人の作業員でも複数の装置をサーバラックへ取り付けることができる。
サーバラックに搭載可能なKVMスイッチの構成図である。 コンソールドロワ及びKVMスイッチをサーバラックに収める状態を示す図である。 第1の実施の形態に係るKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)の斜視図である。 上方から見たKVMスイッチの内部構成を示す図である。 KVMスイッチをサーバラックの前方支柱及び後方支柱に取り付けるための取付金具を示す図である。 ケーブルステイのスライド機構を示す図である。 (A),(B)はケーブルステイのスライド機構の変形例を示す図である。 (A)は、ケーブルクランプの構成図である。(B)は、図8(A)のC方向から見たケーブルクランプ及びケーブルステイの断面図である。 第2の実施の形態に係るサーバラックの前方支柱及び後方支柱とガイドレールとの構成を示す図である。 サーバラックに収められるコンソールドロワ及びKVMスイッチの構成図である。 (A)は、KVMスイッチに取り付けられ、KVMスイッチをラックに搭載するラックマウントパネルの概略構成図である。(B)は、前方から見たラックマウントパネルの正面図である。 (A)は、ラックマウントパネルの左側面を示す拡大斜視図である。(B)は、ラックマウントパネルの右側面を示す拡大斜視図である。 (A)は、ケーブルカバーを第1左側面の第2取付部に取り付ける状態を示す図である。(B)は、2つのケーブルカバーを第1左側面に取り付ける状態を示す図である。 (A)は、右側面の第2取付部を上ネジを使って右側の後方支柱に固定する状態を示す図である。(B)は、第2左側面の取付部を下ネジを使って左側の後方支柱に固定する状態を示す図である。 コンソールドロア及びKVMスイッチをサーバラックに取り付ける方法を示すフローチャートである。 (A)は、独立した取付金具としての右側面、第1左側面及び第2左側面の構成図である。(B)は、独立した取付金具としての右側面、第1左側面及び第2左側面が取り付けられたKVMスイッチを前方から見た状態を示す図である。 ラックマウントパネルの変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を説明する。
(第1の実施の形態)
図3は、第1の実施の形態に係るKVMスイッチ(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)の斜視図である。図4は、上方から見たKVMスイッチの内部構成を示す図である。図5は、KVMスイッチをサーバラックの前方支柱及び後方支柱に取り付けるための取付金具を示す図である。
図3において、KVMスイッチ100は、サーバラックの後方支柱22に取り付けられ、操作対象のサーバを切り替える本体部30と、サーバラックの前方支柱21に取り付けられ、サーバ切り替え用スイッチ31aを備えるスイッチユニット31とを備えている。スイッチユニット31は本体部30から分離可能であり、ケーブル34を介して本体部30に接続されている。スイッチユニット31のサーバ切り替え用スイッチ31aの押下によりサーバの切り替え指示が入力されると、サーバの切り替え指示に応じて本体部30が指示されたサーバに操作対象のサーバ(不図示)を切り替える。
スイッチユニット31の両側面には、図5に示すように、サーバラックの前方支柱21に取り付けるための取付金具24がネジ25によって締結される。図5において、取付金具24は、上面視でL字状に曲げられており、スイッチユニット31の側面に対向する第1取付部24aと、第1取付部24aから90度曲げられ、サーバラックの前方支柱21に取り付けられる第2取付部24bとを備えている。さらに、第1取付部24aには、取付金具24をスイッチユニット31の側面にネジ止めするためのネジ孔24a1が形成されている。第2取付部24bには、取付金具24をサーバラックの前方支柱21にネジ止めするためのネジ孔24b1が形成されている。
また、本体部30の両側面には、図5に示すように、サーバラックの後方支柱22に取り付けるための取付金具26がネジ27によって締結される。図5において、取付金具26は、上面視でL字状に曲げられており、本体部30の側面に対向する第1取付部26aと、第1取付部26aから90度曲げられ、サーバラックの後方支柱22に取り付けられる第2取付部26bとを備えている。さらに、第1取付部26aには、取付金具26を本体部30の側面にネジ止めするためのネジ孔26a1が形成されている。第2取付部26bには、取付金具26を本体部30の後方支柱22にネジ止めするためのネジ孔26b1が形成されている。
本体部30は、図4に示すように、ケーブル34を支持するケーブルステイ32(移動部)を内蔵している。ケーブルステイ32は、上面視でコの字形状であり、本体部30の両側面に平行に延出する一対の腕部32a(第1腕部)と、腕部32aの前端同士を連結する棒状の連結部32bと備えている。スイッチユニット31が本体部30に収納された場合に、連結部32bはスイッチユニット31と平行に位置する。ケーブルステイ32は、図4のA方向(即ち、本体部30の奥行方向)にスライド可能である。ケーブルステイ32の連結部32bには、ケーブル34を把持するケーブルクランプ33(保持部)が設けられている。ケーブルクランプ33は、図4のB方向(即ち、水平方向)にスライド可能である。
図4に示すように、スイッチユニット31は、ケーブル34を接続するためのポート31aを有し、本体部30は、ケーブル34を接続するためのポート30aを有している。本体部30は、ケーブル34を保持する保持部30bを備えている。さらに、本体部30の背面には、不図示のサーバと接続するための複数のシリアルポート35と、不図示の電源ケーブルが接続される電源投入口36とが設けられている。本体部30は、ケーブルステイ32のスライドを最適な位置で止めるダンパ37(移動停止部)を備えている。
図6は、ケーブルステイ32のスライド機構を示す図である。
図6では、ケーブルステイ32のスライド機構は、ケーブルステイ32の腕部32aと、ダンパ37とを備える。ダンパ37は歯車状に形成されており、ケーブルステイ32の腕部32aの上面にダンパ37と係合する凹凸部32a1が形成されている。また、ケーブルステイ32の腕部32aの後端には、ダンパ37との接触によりケーブルステイ32の引き出しを停止するストッパー32a2が形成されている。ケーブルステイ32は奥行方向(A方向)にスライドする。ダンパ37が腕部32aの上面に形成された凹凸部32a1と係合することにより、ケーブル34を固定するケーブルクランプ33が設けられた連結部32bを最適な位置で止めることができる。
図7(A),(B)はケーブルステイ32のスライド機構の変形例を示す図である。図7(A)は、上方から見た本体部30及びケーブルステイ32の一部を示す。図7(B)は、斜め前方から見た本体部30及びケーブルステイ32の一部を示す。
図7(A)に示すように、ケーブルステイ32のスライド機構は、ケーブルステイ32の腕部32aと、ダンパ38(移動停止部)とを備える。ダンパ38は、本体部30の側面に設けられ、突起38a1を有する弾性部材(例えば、板ばね)で形成される。ケーブルステイ32の腕部32aの側面に、ダンパ38の突起38a1と係合する凹凸部32a3が形成されている。また、ケーブルステイ32の腕部32aの後端には、ダンパ38との接触によりケーブルステイ32の引き出しを停止するストッパー32a4が形成されている。ケーブルステイ32は奥行方向(A方向)にスライドする。ダンパ38が腕部32aの側面に形成された凹凸部32a3と係合することにより、ケーブルステイ32を最適な位置で止めることができる。
図7(B)に示すように、ケーブルステイ32のスライド機構は、ケーブルステイ32の腕部32aと、本体部30の側面に形成された貫通孔39(第1貫通孔)とを備える。図7(B)の場合、ケーブルステイ32の腕部32aの側面に等間隔で複数のネジ孔32a5が形成されている。ケーブルステイ32は奥行方向(A方向)にスライドする。ネジ40を貫通孔39を介して1つのネジ孔32a5に締結することで、ケーブルステイ32を最適な位置で止めることができる。
図8(A)は、ケーブルクランプの構成図である。図8(B)は、図8(A)のC方向から見たケーブルクランプ及びケーブルステイの断面図である。
ケーブルクランプ33は、例えば、樹脂で構成されている。ケーブルクランプ33の上面には、ケーブル34を固定するための複数のフック部41が形成されている。各フック部41は、側面視で逆L字形状であり、ケーブルクランプ33の上面から垂直に延びる垂直部41aと、垂直部41aの上端から水平に延びる水平部41bとを備えている。ケーブル34を固定する際には、複数のフック部41をたわませて、ケーブル34をフック部41の水平部41bとケーブルクランプ33の上面との間に挟む。
また、ケーブルステイ32の連結部32bの側面(例えば、スイッチユニット31に対向する面)には、等間隔で複数の貫通孔32b1(第2貫通孔)が形成されている。ケーブルクランプ33は、ケーブルステイ32の連結部32bの側面に沿って延びる腕部42(第2腕部)を備えており、腕部42の先端には、突起43(図8(B)参照)が形成されている。突起43は、連結部32bの側面上の貫通孔32b1に係合し、ケーブルクランプ33は連結部32bの所定の位置に固定される。また、腕部42を撓ませて、突起43を貫通孔32b1から取り外すと、ケーブルクランプ33は、図8(A)のB方向(即ち、水平方向)にスライド可能である。
このように、ケーブルステイ32に取り付けられているケーブルクランプ33のフック部41にケーブル34を挟むことより、ケーブル34の垂れ下がりを防止している。また、ケーブルクランプ33は、ケーブル34の余長調整のために、ケーブルステイ32上をスライド可能である。ケーブルステイ32の連結部32bには、ケーブルクランプ33の突起43が係合する複数の貫通孔32b1が形成されているので、ケーブル34の余長調整のために、ケーブルクランプ33を任意の位置で止めることができる。
第1の実施の形態によれば、本体部30は、ケーブル34を保持すると共に水平方向に移動可能なケーブルクランプ33と、ケーブルクランプ33を搭載し、本体部30の奥行方向に移動可能なケーブルステイ32とを備えるので、ケーブル34の垂れ下がりを解消することができる。
(第2の実施の形態)
第2の実施の形態は、コンソールドロワとKVMスイッチとをサーバラックに収める場合を説明する。
図9は、サーバラックの前方支柱及び後方支柱とガイドレールとの構成を示す図である。
サーバラックは、2本の前方支柱21と、2本の後方支柱22とを備えている。各前方支柱21には、部材装着用の複数の貫通孔21aが垂直に等間隔で形成されている。同様に、各後方支柱22には、部材装着用の複数の貫通孔22aが垂直に等間隔で形成されている。ガイドレール101は、右のガイドレール101x及び左のガイドレール101yを含む。以下、右のガイドレール101x及び左のガイドレール101yで共通する構成については、ガイドレール101として説明する。
各々のガイドレール101は、1つの前方支柱21と1つの後方支柱22との間に固定される。ガイドレール101は、2枚のレールが重なるように形成されており、図9のD方向(即ち、奥行方向)に伸縮可能である。ガイドレール101の先端には、前方支柱21と対向し、奥行方向と垂直である取付部101aが形成されている。ガイドレール101の後端には、後方支柱22と対向し、奥行方向と垂直である取付部101bが形成されている。
取付部101aは、2つのネジ102によって前方支柱21にガイドレール101を固定するための、上下方向に並んだ2つのネジ孔101cを備えている。さらに、取付部101aは、2つのネジ孔101cの間に、ネジ孔101eを備えている。ネジ孔101eは、後述するコンソールドロア110(図10参照)を前方支柱21にネジ止めする際に利用される。
取付部101bは、2つのネジ103(上ネジ103aおよび下ネジ103b)によって後方支柱22にガイドレール101を固定するための、上下方向に並んだ3つのネジ孔101dを備えている。尚、ガイドレール101を後方支柱22に固定する場合には、上及び下のネジ孔101dが使用され、中央のネジ孔101dは使用されない。
また、ガイドレール101の変形例として、予め中央のネジ孔101dに仮止めピン(不図示)が差し込まれたガイドレール101を用いることができる。この場合、仮止めピンを後方支柱22の貫通孔22aに押し込むことで、ガイドレール101を後方支柱22に仮り止めできる。
図10は、サーバラックに収められるコンソールドロワ及びKVMスイッチの構成図である。図10のコンソールドロワおよびKVMスイッチは1U(ユニット)の装置である。
図10において、コンソールドロア110は、不図示のキーボード、マウス、モニタを一体化した引出し式のコンソールユニットであり、サーバラックに搭載された不図示のサーバ装置などを操作するために用いられる。コンソールドロア110は、一対のガイドレール101(右のガイドレール101x及び左のガイドレール101y)を介してサーバラックに搭載されている。コンソールドロア110は、一対のガイドレール101にスライド可能に係合して保持されている。
コンソールドロア110の背面側には複数のケーブルで構成されるケーブル群113が接続されている。ケーブル群113は中継器111に接続されている。KVMスイッチ114の背面側と中継器111との間には複数のケーブルで構成されるケーブル群115が接続されている。また、コンソールドロア110の背面側には、ケーブル群113を保持するためのキャリア112が連結されている。キャリア112は、コンソールドロア110の移動に応じて伸縮可能である。
コンソールドロア110は、KVMスイッチ114と同じ高さに搭載されている。KVMスイッチ114は、コンソールドロア110の背面側に搭載されている。KVMスイッチ114は、後述するラックマウントパネル120により、後方支柱22に固定されている。コンソールドロア110は、ケーブル群113、中継器111及びケーブル群115を介してKVMスイッチ114に電気的に接続される。
図11(A)は、KVMスイッチ114に取り付けられ、KVMスイッチをラックに搭載するラックマウントパネル120の概略構成図である。図11(B)は、前方から見たラックマウントパネル120の正面図である。図12(A)は、ラックマウントパネル120の左側面を示す拡大斜視図である。図12(B)は、ラックマウントパネル120の右側面を示す拡大斜視図である。
図11(A)に示すように、ラックマウントパネル120は、KVMスイッチ114を搭載する底面121(底部)と、底面121の右端から垂直に又はKVMスイッチ114の右側面と平行に立設される右側面122(右側取付部)と、底面121の左端から垂直に又はKVMスイッチ114の左側面と平行に立設される第1左側面123(側面取付部)、第2左側面124(左側取付部)及び第3左側面125と、底面121の前端から垂直に立設される前面129と、前面129に隣接し底面121と平行に前方に突設する突出面128とを備えている。ラックマウントパネル120は、1枚の金属板をプレス加工することにより形成してもよい。底面121には、KVMスイッチ114をネジ止めするための複数のネジ孔130が設けられている。
図11(A)、(B)及び図12(B)に示すように、右側面122は、KVMスイッチ114の右側面に取り付けられる第1取付部122aと、第1取付部122aから90度折り曲げられて右側に延設され、後方支柱22に取り付けられる第2取付部122bとを備えている。
第1取付部122aは、右側面122をKVMスイッチ114の右側面にネジ140で締結するための複数のネジ孔122a1を備えている。第2取付部122bは、後方支柱22の貫通孔22aを介して右のガイドレール101xに締結するためのネジ孔122b1と、右のガイドレール101xの取付部101bの中央のネジ孔101dに設けられた仮り止め用のピン160(図14(A),(B)参照)を固定するための孔122b2とを備えている。尚、第2取付部122bは、使用するガイドレールに応じて孔122b2を備えていなくてもよい。
第1取付部122aの高さは、後方支柱22に垂直に配列される3つの貫通孔22aの高さに対応し、第2取付部122bの高さは、後方支柱22に垂直に配列される2つの貫通孔22aの高さに対応する。即ち、第2取付部122bには、後方支柱22に垂直に配列される3つの貫通孔22aに対応する3つの孔は形成されず、2つの貫通孔22aに対応するネジ孔122b1,孔122b2を備え、ネジ孔122b2に対応する貫通孔22aの直下の貫通孔22aに対応する位置に切り欠き131(第1の切り欠き)が形成されている(図11(B)、図12(B)参照)。
第2取付部122bは上ネジ103aを使って後方支柱22及び右のガイドレール101xの取付部101b(図9参照)に締結される。この場合、ネジ孔122b1の位置は、右のガイドレール101xの取付部101bの最上のネジ孔101dの位置に対応し、切り欠き131の位置が右のガイドレール101xの取付部101bの最下のネジ孔101dの位置に対応する。従って、切り欠き131の位置は、最上のネジ孔101dがネジ止めされる貫通孔22aの二つ下の貫通孔22aの位置に対応する。
図11(A)及び図12(A)に示すように、第1左側面123は、KVMスイッチ114の左側面に取り付けられる第1取付部123aと、第1取付部123aの上端から90度折り曲げられて左側に水平に延設され、ケーブル群115がサーバラック内の上方の装置側にはみ出ることを回避するための後述するケーブルカバー150(上蓋)を取り付けるための第2取付部123bとを備えている。
第1取付部123aは、左側面123をKVMスイッチ114の左側面にネジ141で締結するための複数のネジ孔123a1を備えている。第2取付部123bは、ケーブルカバー150を取り付けるための複数のネジ孔123b1を備えている。
図13(A)は、ケーブルカバー150を第1左側面123の第2取付部123bに取り付ける状態を示す図である。ケーブルカバー150は、棒状の部材であり、第2取付部123bに取り付けるためのネジ孔150aを備えている。ネジ151をネジ孔150aを介してネジ孔123b1に締結することで、ケーブルカバー150は、第2取付部123bに取り付けられる。ケーブルカバー150は、ケーブル群115がKVMスイッチ114が設置される場所の上方に侵入することを防止する。図13(B)は、2つのケーブルカバーを第1左側面123に取り付ける状態を示す図である。この場合、第1左側面123の底部には、第2取付部123bと対向するように第3取付部(不図示)が形成される。そして、図13(A)と同様に、ケーブルカバー150は、第2取付部123bに取り付けられる。ケーブルカバー152は、ネジ151で第3取付部に取り付けられる。このように、ケーブルカバー150,152をケーブル群115の上下に設けることで、ケーブル群115がKVMスイッチ114が設置される場所の上下に侵入することを防止してもよい。
図11(A)及び図12(A)に戻り、第3左側面125は、底面121の左端から垂直に立設され、KVMスイッチ114の左側面にネジ141で締結するためのネジ孔125a1を備えている。
図11(A)及び(B)に示すように、第2左側面124は、第1左側面123及び第3左側面125から左側に張り出して設けられている。図11(B)に示すように、第2左側面124と、第1左側面123及び第3左側面125との間には、ケーブル群115を配置するためのケーブル配置領域126が形成されている。中継器111に接続されたケーブル群115は、ケーブル配置領域126上を通って、KVMスイッチ114の背面側に引き出される。ケーブル配置領域126は、底面121の一部であるので、ケーブル群115がKVMスイッチ114が設置される場所の下方に侵入することを防止する。
図12(A)に示すように、第2左側面124は、底面121の左端から垂直に立設される壁部124aと、壁部124aから90度折り曲げられて左側に延設され、後方支柱22に取り付けられる取付部124bとを備えている。取付部124bは、左のガイドレール101yの取付部101bの中央のネジ孔101dに設けられた仮り止め用のピン160(図14(A),(B)参照)を固定するための孔124b1と、後方支柱22の貫通孔22aを介して左のガイドレール101yに締結するためのネジ孔124b2とを備えている。尚、取付部124bは、孔124b1を備えていなくてもよい。
取付部124bの高さは、後方支柱22に垂直に配列される2つの貫通孔22aの高さに対応する。取付部124bは、第2取付部122bよりも1つの貫通孔22aの高さ分だけ低く形成されている(図11(B)参照)。つまり、図11(B)に示すように、孔124b1の高さは、孔122b2の高さと同一であり、ネジ孔124b2の高さは切り欠き131の高さと同様である。また、取付部124bのネジ孔122b1に対応する高さに、切り欠き135(第2の切り欠き)が形成されている(図11(B)参照)。
取付部124bは下ネジ103bを使って後方支柱22及び左のガイドレール101yの取付部101b(図9参照)に締結される。この場合、ネジ孔124b2の位置は、左のガイドレール101yの取付部101bの最下のネジ孔101dの位置に対応し、切り欠き135の位置が左のガイドレール101yの取付部101bの最上のネジ孔101dの位置に対応する。すなわち、切り欠き135の位置は、ネジ孔124b2がネジ止めされる貫通孔22aの二つ上の貫通孔22aの位置に対応する。
図14(A)は、右側面122の第2取付部122bを上ネジ103aを使って右側の後方支柱22に固定する状態を示す図であり、図14(B)は、第2左側面124の取付部124bを下ネジ103bを使って左側の後方支柱22に固定する状態を示す図である。
図14(A)に示すように、上ネジ103aで、第2取付部122bを右側の後方支柱22に固定する。このとき、上ネジ103aは、右側の後方支柱22の貫通孔22aを介して、右のガイドレール101xの取付部101bの最上のネジ孔101dに締結されるので、右のガイドレール101xが右側の後方支柱22に固定される。また、図14(B)に示すように、下ネジ103bで、取付部124bを左側の後方支柱22に固定する。このとき、下ネジ103bは、左側の後方支柱22の貫通孔22aを介して、左のガイドレール101yの取付部101bの最下のネジ孔101dに締結されるので、左のガイドレール101yが左側の後方支柱22に固定される。
図14(A)では、下ネジ103bは、右のガイドレール101xの取付部101b(不図示)を右側の後方支柱22に固定するために使用されており、第2取付部122bを右側の後方支柱22に固定するためには使用されていない。同様に、図14(B)では、上ネジ103aは、左のガイドレール101yの取付部101b(不図示)を左側の後方支柱22に固定するために使用されており、取付部124bを左側の後方支柱22に固定するためには使用されていない。
このように、ラックマウントパネル120では、取付部124bを左側の後方支柱22に固定するための下ネジ103bの配置と、第2取付部122bを右側の後方支柱22に固定するための上ネジ103aの配置とを左右で異ならせることができる。つまり、KVMスイッチ114を左右の後方支柱22に固定するためのネジ103(上ネジ103a及び下ネジ103b)の配置を左右で異ならせることができる。結果として、KVMスイッチ114をサーバラックに取り付ける場合に、取付強度を向上させることができる。
図15は、コンソールドロア110及びKVMスイッチ114をサーバラックに取り付ける方法を示すフローチャートである。
まず、作業員は、ネジ102及び103を使ってガイドレール101(右のガイドレール101x及び左のガイドレール101y)を前方支柱21と後方支柱22とに固定する(ステップS1)。
その後、作業員は、中継器111及びコンソールドロア110をガイドレール101に装着する(ステップS2)。このとき、作業員は、コンソールドロア110を支えながら作業を行う。なお、キャリア112及びケーブル群113は、中継器111とコンソールドロア110との間に予め装着されている。
次に、作業員は、ケーブル群115を中継器111に装着する(ステップS3)。そして、作業員は、KVMスイッチ114をラックマウントパネル120に装着する(ステップS4)。
KVMスイッチ114が装着されたラックマウントパネル120を後方支柱22に固定する際に、作業員は、図14(A)に示す右側の後方支柱22にガイドレールを固定している上ネジ103aと、図14(B)に示す左側の後方支柱22にガイドレールを固定している下ネジ103bとを一旦はずす(ステップS5)。このとき、図14(A)に示す右のガイドレール101xは下ネジ103bによって固定されており、図14(B)に示す左のガイドレール101yは上ネジ103aによって固定されているので、他の作業員がコンソールドロア110やガイドレール101を支える必要がない。
そして、作業員は、KVMスイッチ114が装着されたラックマウントパネル120を支えながら、図14(A)に示すように、第2取付部122bを右側の後方支柱22に上ネジ103aで締結し、図14(B)に示すように、取付部124bを左側の後方支柱22に下ネジ103bで締結する(ステップS6)。このとき、第2取付部122bを右側の後方支柱22に締結する上ネジ103aは、同時に、右のガイドレール101xの取付部101bを右側の後方支柱22に締結する。つまり、上ネジ103aは、第2取付部122b及び右のガイドレール101xの取付部101bを右側の後方支柱22に共締めする。また、取付部124bを左側の後方支柱22に締結する下ネジ103bは、同時に、左のガイドレール101yの取付部101bを左側の後方支柱22に締結する。つまり、下ネジ103bは、取付部124b及び左のガイドレール101yの取付部101bを左側の後方支柱22に共締めする。従って、1人の作業員が、2つ以上の部材(コンソールドロワ及びKVMスイッチ又はサーバ)をサーバラックへ取り付けることができる。
その後、作業員は、ケーブル群115をKVMスイッチ114に取り付けて(ステップS7)、ケーブルカバー150を第2取付部123bに取り付けて(ステップS8)、本処理を終了する。
第2の実施の形態では、KVMスイッチ114が一枚の板金で形成された図11(A)図示のラックマウントパネル120に装着されたが、例えば、図16(A)、(B)に示すように、ラックマウントパネル120の右側面122、第1左側面123及び第2左側面124が独立した取付金具として構成されてもよい。図16(A)は、独立した取付金具としての右側面122、第1左側面123及び第2左側面124の構成図であり、図16(B)は、独立した取付金具としての右側面122、第1左側面123及び第2左側面124が取り付けられたKVMスイッチ114を前方から見た状態を示す図である。
図16(A)の右側面122は、独立した取付金具であるため、ラックマウントパネル120の底面121から立設されていない点で図11(A)の右側面122と異なる。これ以外の構成については、図16(A)の右側面122は、図11(A)の右側面122と同様であるので、その説明は省略する。
図16(A)の第1左側面123も、独立した取付金具であるため、ラックマウントパネル120の底面121から立設されていない点で図11(A)の第1左側面123と異なる。これ以外の構成については、図16(A)の第1左側面123は、図11(A)の第1左側面123と同様であるので、その説明は省略する。
図16(A)の第2左側面124は、底面121aから立設されており、この金具は正面から見てL字状に形成されている。図16(A)の斜線部132は、KVMスイッチ114が取り付けられる領域である。斜線部132には、KVMスイッチ114をネジ止めするためのネジ孔130が形成されている。図16(B)に示すように、底面121aは、KVMスイッチ114の底面の一部と重なる。第2左側面124の壁部124aと斜線部132との間には、ケーブル群115が配置されるケーブル配置領域126が形成されている。これ以外の構成については、図16(A)の第2左側面124は、図11(A)の第2左側面124と同様であるので、その説明は省略する。
尚、第2の実施の形態では、コンソールドロワ110とKVMスイッチ114とがサーバラックに収められる場合を説明したが、この他の装置をラックに収めてもよく、例えばコンソールドロワ110と不図示のサーバとがサーバラックに収められてもよい。この場合、サーバをラックに搭載する際に、ラックマウントパネル120又は上記取付金具(即ち、図16(A)の右側面122、第1左側面123及び第2左側面124)を適用できる。
また、図11(A)のラックマウントパネル120では、右側に右側面122が形成され、左側に第1左側面123、第2左側面124及び第3左側面125が形成されているが、例えば、図17に示すように、ラックマウントパネル120の右側に第1左側面123、第2左側面124及び第3左側面125と同様の機能を有する第1右側面123x、第2右側面124x及び第3右側面125xが形成され、左側に右側面122と同様の機能を有する左側面122xが形成されてもよい。この場合、ケーブル配置領域126は、KVMスイッチ114の右側面と第2右側面124xとの間に形成される。また、図16(A)と同様に、第1右側面123x、第2右側面124x及び左側面122xがそれぞれ独立した取付金具であってもよい。
第2の実施の形態によれば、右側面122の第2取付部122bが、上ネジ103aを使って右のガイドレール101xと一緒に右側の後方支柱22に締結され、第2左側面124の取付部124bが、下ネジ103bを使って左のガイドレール101yと一緒に左側の後方支柱22に締結される。そして、切り欠き(131,135)によって、右側面122の第2取付部122bが、右のガイドレール101xを右側の後方支柱22に締結する下ネジ103bに接触しないように構成されており、第2左側面124の取付部124bが、左のガイドレール101yを左側の後方支柱22に締結する上ネジ103aに接触しないように構成されている。
従って、右のガイドレール101xは下ネジ103bによって固定され、左のガイドレール101yは上ネジ103aによって固定されており、KVMスイッチ114を後方支柱に取り付ける際にこれらのネジを取り外す必要がないので、KVMスイッチ114を左右の後方支柱22に取り付ける際に作業員がコンソールドロア110やガイドレール101を支える必要がない。また、KVMスイッチ114を左右の後方支柱22に取り付ける際には、右のガイドレール101xを右側の後方支柱22に締結する下ネジ103bや左のガイドレール101yを左側の後方支柱22に締結する上ネジ103aがKVMスイッチ114の取り付けの邪魔にならないので、1人の作業員が、2つ以上の部材(コンソールドロワ及びKVMスイッチ又はサーバ)をサーバラックへ取り付けることができる。
尚、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲内で種々変形して実施することが可能である。
21 前方支柱
22 後方支柱
30 本体部
31 スイッチユニット
32 ケーブルステイ
33 ケーブルクランプ
34 ケーブル
37 ダンパ
100 KVMスイッチ
101 ガイドレール
120 ラックマウントパネル
121 底面
122 右側面
123 第1左側面
124 第2左側面
125 第3左側面

Claims (6)

  1. サーバラックに搭載されるKVM(K:キーボード、V:ビデオ、M:マウス)スイッチであって、
    サーバ切り替え用のスイッチを備え、前記サーバラックの前方支柱に固定されるスイッチユニットと、
    前記サーバラックの後方支柱に固定され、前記スイッチユニットにケーブルを介して接続され、前記スイッチユニットからのサーバの切り替え指示に応じてサーバの切り替えを実行する本体部とを備え、
    前記本体部は、前記ケーブルを保持すると共に水平方向に移動可能な保持部と、前記保持部を搭載し、前記本体部の奥行方向にスライドされる移動部とを備えることを特徴とするKVMスイッチ。
  2. 前記移動部は、前記本体部の両側面に平行に延出する一対の第1腕部と、前記第1腕部の前端同士を連結する連結部と備え、
    前記本体部は、前記第1腕部の奥行方向の移動を停止する移動停止部を備えることを特徴とする請求項1に記載のKVMスイッチ。
  3. 前記第1腕部は凹凸部を有し、前記移動停止部は前記凹凸部に係合することを特徴とする請求項2に記載のKVMスイッチ。
  4. 前記第1腕部は複数のネジ孔を有し、
    前記本体部の側面には第1貫通孔が形成され、
    ネジを前記第1貫通孔を介して前記複数のネジ孔の1つに締結することで、前記第1腕部の奥行方向の移動を停止することを特徴とする請求項2に記載のKVMスイッチ。
  5. 前記連結部の側面には、複数の第2貫通孔が形成されており、
    前記保持部は、水平方向に移動可能に前記連結部上に設けられ、前記連結部の側面に沿って延びる第2腕部を備え、前記第2腕部の先端には、前記第2貫通孔に係合する突起が形成されていることを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載のKVMスイッチ。
  6. 前記保持部の上面には、前記ケーブルを固定するためのフック部が形成されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載のKVMスイッチ。
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