JPH117337A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JPH117337A
JPH117337A JP9172757A JP17275797A JPH117337A JP H117337 A JPH117337 A JP H117337A JP 9172757 A JP9172757 A JP 9172757A JP 17275797 A JP17275797 A JP 17275797A JP H117337 A JPH117337 A JP H117337A
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JP
Japan
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display device
display
gear
contact portion
housing
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Application number
JP9172757A
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English (en)
Inventor
Masahiro Ando
昌弘 安藤
Katsuhide Hasegawa
勝英 長谷川
Shoichi Ibaraki
正一 茨木
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Publication of JPH117337A publication Critical patent/JPH117337A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表示器を最大角度位置から最小角度位置まで
の任意の位置に固定することができる表示装置を提供す
る。 【解決手段】 表示装置は、筐体8の背部に支点27を
中心に支柱20が回動自在なヒンジ部を設け、支柱20
に連結されたスライドレール21を回動かつ伸縮させる
カム23、メインギヤ19、モータ13などの駆動機構
をスタンド本体内に設け、スタンドカバー26に傾斜し
て形成された案内板9を移動するガイドローラ10を筐
体8の先端に設けたので、モータ13への通電によりス
ライドレール21が回動かつ伸縮すると、表示器1を内
蔵する筐体8は案内板9を移動するガイドローラ10に
案内されて最小角度位置から最大角度位置まで移動する
ことになる。筐体8の移動途中で、操作者がスイッチ3
9を押すことにより筐体8を最大角度位置から最小角度
位置までの任意の位置に停止させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、表示角度を変更す
ることができる表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の表示装置を搭載した情報
機器が広く知られている。図41は従来の表示装置が搭
載された情報機器の外観を示す斜視図である。この情報
機器は表示器1a、キーボード2a、コンピュータ本体
3aを有し、キーボード入力およびペン入力のいずれも
使用可能である。キーボード2aを用いて入力操作を行
う場合、使用者は表示器1aの角度をA方向に調整して
見ることができる。図42はペン入力時の様子を示す図
である。ペン入力操作を行う場合、表示器1aをコンピ
ュータ本体3aにほぼ閉じるまで傾け、表示器1aの裏
側から手5aでペン4aによる入力操作を行うことがで
きる。
【0003】このように表示角度を変更できる表示装置
が搭載された他の情報機器を次に示す。図43は表示装
置が搭載された他の情報機器の構成を示す側面図であ
る。図において、1bは表示器、3bはコンピュータ本
体、6bはコンピュータ本体3bに設けられたヒンジ
部、7bは表示器1bに設けられたヒンジ部、8bはヒ
ンジ部6b、7b間に設けられたアームである。
【0004】この情報機器では、ヒンジ部6bおよびヒ
ンジ部7bを支点とするアーム8bを介してコンピュー
タ本体3bに対し表示器1bを起こしたり回動したりし
てその表示角度を調節することが可能である。図43で
はキーボード入力がし易い位置に表示器1bがセットさ
れている。
【0005】ペン入力操作を行う場合、図43に示す状
態から表示器1bを一旦、ほぼ真上まで回動させる。図
44は表示器1bを一旦、ほぼ真上まで回動させた状態
を示す図である。そして、そのまま表示器1bをキーボ
ード3bの上に倒すことにより、ペン入力操作がし易い
位置に表示器1bをセットすることができる。図45は
ペン入力操作し易い位置に表示器1bがセットされた状
態を示す図である。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の情報機器に搭載された表示装置では、見る位置とペ
ン入力を行う位置の2箇所でしか表示器1bを固定する
ことができず、途中の位置で固定できないという問題が
あった。したがって、操作者の目から絶えず見やすい位
置を確保することができなかった。
【0007】また、表示器1bを転回させる場合、転回
される表示器などの安全性を確保するために、コンピュ
ータ本体3bを表示器1bと同等あるいはそれ以上の大
きさにしなければならず、表示装置をコンパクトな形状
にすることができなかった。
【0008】そこで、本発明は、表示器を最大角度位置
から最小角度位置までの任意の位置に固定することがで
きる表示装置を提供することを目的とする。
【0009】また、転回される表示器などの安全性を確
保しつつ、コンパクトな形状にすることができる表示装
置を提供することを他の目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1に記載の表示装置は、基部に連結
された支持部材を介して転回自在な表示器が設けられた
表示装置において、前記表示器に前記支持部材が回動す
るヒンジ部を設け、前記基部に前記支持部材を回動かつ
伸縮させる駆動機構を設け、該支持部材の回動かつ伸縮
にしたがって、前記表示器に形成された接触部が案内さ
れる傾斜部を前記基部に形成し、該傾斜部に案内される
前記接触部の移動により、前記表示器が転回されること
を特徴とする。
【0011】請求項2に記載の表示装置は、請求項1に
係る表示装置において前記接触部が案内される案内面の
有無を検出する案内面検出手段、および該検出結果に応
じて前記駆動機構の作動を停止する停止手段を設けたこ
とを特徴とする。
【0012】請求項3に記載の表示装置では、請求項2
に係る表示装置において前記案内面検出手段は、前記接
触部近傍に設けられた光センサであり、前記接触部の移
動方向に向けて投射された光の反射光を検知することに
より前記案内面の有無を検出することを特徴とする。
【0013】請求項4に記載の表示装置では、請求項2
に係る表示装置において前記案内面検出手段は、前記接
触部近傍に設けられたスイッチであり、該スイッチの作
動により前記案内面の有無を検出することを特徴とす
る。
【0014】請求項5に記載の表示装置では、請求項2
に係る表示装置において前記案内面検出手段は、前記接
触部近傍に設けられた超音波センサであり、前記接触部
の移動方向に向けて投射された超音波の反射波を検知す
ることにより前記案内面の有無を検出することを特徴と
する。
【0015】請求項6に記載の表示装置では、請求項2
に係る表示装置において前記接触部は前記表示器の先端
に設けられたガイドローラであり、前記案内面検出手段
は、該ガイドローラ近傍に設けられた光センサであり、
該ガイドローラの一部に形成された反射面に向けて投射
された光の反射光の変化を検知することにより前記案内
面の有無を検出することを特徴とする。
【0016】請求項7に記載の表示装置は、請求項1に
係る表示装置において前記接触部が案内される案内面に
障害物が有るか無いかを検出する障害物検出手段、およ
び該検出結果に応じて前記駆動機構の作動を停止する停
止手段を設けたことを特徴とする。
【0017】請求項8に記載の表示装置では、請求項7
に係る表示装置において 前記障害物検出手段は、前記
接触部近傍に設けられた光センサであり、前記接触部の
移動方向に向けて投射された光の反射光を検知すること
により前記障害物の有無を検出することを特徴とする。
【0018】請求項9に記載の表示装置では、請求項7
に係る表示装置において前記障害物検出手段は、前記接
触部近傍に設けられたスイッチであり、該スイッチの作
動により前記障害物の有無を検出することを特徴とす
る。
【0019】請求項10に記載の表示装置では、請求項
7に係る表示装置において前記障害物検出手段は、前記
接触部近傍に設けられた超音波センサであり、前記接触
部の移動方向に向けて投射された超音波の反射波を検知
することにより前記障害物の有無を検出することを特徴
とする。
【0020】請求項11に記載の表示装置では、請求項
1に係る表示装置において前記駆動機構はモータにより
駆動されるギヤおよびカムを有し、前記支持部材は該ギ
ヤおよびカムに連結されて前記基部に対し回動かつ伸縮
することを特徴とする。
【0021】請求項12に記載の表示装置では、請求項
1に係る表示装置において前記接触部は前記表示器の先
端に設けられたガイドローラであることを特徴とする。
【0022】請求項13に記載の表示装置では、請求項
1に係る表示装置において前記傾斜部に前記表示器を転
回前後で支持する段部が形成されたことを特徴とする。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の表示装置の実施の形態に
ついて説明する。
【0024】[第1の実施形態]図1は第1の実施形態
における表示装置の外観を示す正面図である。図2は表
示装置の概略的構造を示す側部断面図である。図におい
て、1はフラットな表示画面を有する表示器である。2
は文字等を入力するキーボード、4は座標等の入力用ペ
ン、8は表示器1を内蔵する筐体、9はスタンドカバー
26に傾斜して形成されたガイドローラ10を案内する
案内板である。
【0025】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0026】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0027】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0028】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバーである。
【0029】27は筐体8に取り付けられたヒンジ部に
より支柱20が回動自在に支持される支点、32は案内
板9や机59などの案内面の有無を検出する赤外光セン
サ、33は赤外光センサ32から発せられる赤外光であ
る。赤外線センサ32はガイドローラ10近傍に取り付
けられており、ガイドローラ10の前方に赤外光を投射
し、案内面で反射される赤外光を受光した場合に案内面
が有ることを検出する。
【0030】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチ、39は筐体8の移動を任意の位置で停止させる
スイッチである。
【0031】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図2において、モータ13は通電されると矢
印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直結
されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と歯
合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メイ
ンギヤ19に直結されたスライドレール21および支柱
20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0032】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23の回転に伴い、カム23に形成されたカム溝に係合
する軸22が移動し始める。
【0033】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図3は支点27がメインギヤ19の軸2
5との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図で
ある。
【0034】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図2に示す状態から図3に
示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体8の
下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく必要
がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害物に
なることなくガイドローラ10により移動可能となる。
【0035】図4はガイドローラ10が案内板9を越え
て机59の上に移動した様子を示す断面図である。この
とき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は最
も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板9
に案内されて前方に移動する。
【0036】図5は表示器1を内蔵する筐体8が最大角
度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段部
12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン等
で力が加わっても、装置が転倒することを防止できる。
【0037】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図2と同様に長くなる。また、スラ
イドレール21によってスイッチ28が押されてオンに
なり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14が
停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0038】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14が停止し、メインギヤ19、カム2
3が停止する。
【0039】最小角度位置から最大角度位置までの間、
スイッチ39により任意の角度位置で停止・作動が可能
である。すなわち、スイッチ30を押すと、最小角度位
置の方向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置
の方向に移動する。
【0040】また、最小角度位置から最大角度位置まで
の移動中、赤外光センサ32により絶えず赤外光33が
ガイドローラ10の案内面である案内板9や机59の面
に投射され、案内面での反射光が赤外光センサ32で受
光される限り、モータ13への通電は継続される。仮
に、赤外光センサ32により案内板9あるいは机59な
どの案内面が検出できない場合、その時点でモータ13
への通電が遮断され、モータギヤ14も停止し、メイン
ギヤ19、カム23も停止し、筐体8の移動が停止す
る。
【0041】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0042】このように、第1実施形態の表示装置は、
筐体8の背部に支点27を中心に支柱20が回動自在な
ヒンジ部を設け、支柱20に連結されたスライドレール
21を回動かつ伸縮させるカム23、メインギヤ19、
モータ13などの駆動機構をスタンド本体内に設け、ス
タンドカバー26に傾斜して形成された案内板9を移動
するガイドローラ10を筐体8の先端に設けたので、モ
ータ13への通電によりスライドレール21が回動かつ
伸縮すると、表示器1を内蔵する筐体8は案内板9を移
動するガイドローラ10に案内されて最小角度位置から
最大角度位置まで移動することになる。筐体8の移動途
中で、操作者がスイッチ39を押すことにより筐体8を
最大角度位置から最小角度位置までの任意の位置に停止
させることができる。
【0043】また、表示器1は操作者の目からほぼ円弧
状に回動するので、絶えず見やすい位置を確保すること
ができる。さらに、ペン入力時にも最適な位置を確保す
ることができる。
【0044】またさらに、最大角度位置から最小角度位
置までガイドローラ10が案内面を移動する時、ガイド
ローラ10の近傍に設けられた赤外線センサ32により
案内面の有無が絶えず検出されるので、机59のどこに
置いても机59の上から落下することなく、表示器1が
内蔵された筐体8を安全に移動できる。
【0045】しかも、赤外線センサ32により非接触で
案内面の有無を検出することができるので、表示器1が
内蔵された筐体8を滑らかに移動させることができる。
【0046】このように、転回される表示器などの安全
性を確保しつつ、表示装置をコンパクトな形状にするこ
とができる。
【0047】[第2の実施形態]第2の実施形態におけ
る表示装置について説明する。図6は第2の実施形態に
おける表示装置の外観を示す正面図である。図7は表示
装置の概略的構造を示す側部断面図である。前記第1の
実施形態と同一の構成要素については同一の番号が付さ
れている。
【0048】図において、1はフラットな表示画面を有
する表示器である。2は文字等を入力するキーボード、
4は座標等の入力用ペン、8は表示器1を内蔵する筐
体、9はスタンドカバー26に傾斜して形成されたガイ
ドローラ10を案内する案内板である。
【0049】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0050】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0051】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0052】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバー、27は筐体8に取り付けられたヒンジ部
により支柱20が回動自在に支持される支点である。
【0053】34、35はそれぞれ筐体8の左側および
右側に設けられている案内板9や机59などの案内面を
検出するためのスイッチである。36はスイッチ34、
35を押すための板はねであり、ガイドローラ10と同
軸に取り付けられている。板ばね36は屈折したその先
端部36aで案内板9や机59などの案内面に接触し、
この状態でスイッチ34、35を押圧してオンにする。
板ばね36の先端部36aが案内面に接触しなくなる
と、スイッチ34、35は開放されてオフになり、モー
タ13への通電が遮断される。
【0054】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチ、39は筐体8の移動を任意の位置で停止させる
スイッチである。
【0055】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図7において、モータ13は通電されると矢
印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直結
されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と歯
合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メイ
ンギヤ19に直結されたスライドレール21および支柱
20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0056】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23は矢印C方向に回転し始める。カム23の回転に伴
い、カム23に形成されたカム溝に係合する軸22が移
動し始める。
【0057】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図8は支点27がメインギヤ19の軸2
5との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図で
ある。
【0058】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図7に示す状態から図8に
示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体8の
下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく必要
がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害物に
なることなくガイドローラ10により移動可能となる。
【0059】図9はガイドローラ10が案内板9を越え
て机59の上に移動した様子を示す断面図である。この
とき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は最
も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板9
に案内されて前方に移動する。
【0060】図10は表示器1を内蔵する筐体8が最大
角度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段
部12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン
等の力が加わっても、装置が転倒することを防止でき
る。
【0061】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図7と同様に長くなる。また、スラ
イドレール21によってスイッチ28が押されてオンに
なり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14が
停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0062】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム2
3も停止する。
【0063】最小角度位置から最大角度位置までの間、
スイッチ39により任意の角度位置で停止・作動が可能
である。すなわち、スイッチ30を押すと、最小角度位
置の方向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置
の方向に移動する。
【0064】最小角度位置から最大角度位置までの移動
中、スイッチ34、35と連動する板ばね36はガイド
ローラ10の案内面である案内板9や机59の有無を検
出する。仮に、案内板9あるいは机59などの案内面が
検出できない場合、その時点でモータ13の通電が遮断
され、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム
23も停止し、筐体8の移動が停止する。
【0065】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0066】図11は板ばね36およびスイッチ34、
35により案内面を検出できない様子を示す断面図であ
る。筐体8の先端が机59の角に達し、板はね36によ
りスイッチ34、35を押すことができないので、モー
タ13への通電が遮断される。
【0067】このように、第2実施形態の表示装置で
は、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる
他、ガイドローラ10近傍に設けられた板ばね36およ
びスイッチ34、35からなる機械式スイッチにより案
内面の有無を検出するので、表面が乱反射するような材
質でできている場合でも案内面の有無を確実に検出でき
る。
【0068】[第3の実施形態]図12は第3の実施形
態における表示装置の外観を示す正面図である。図13
は表示装置の概略的構造を示す側部断面図である。前記
第1の実施形態と同一の構成要素については同一の番号
が付されている。
【0069】図において、1はフラットな表示画面を有
する表示器である。2は文字等を入力するキーボード、
4は座標等の入力用ペン、8は表示器1を内蔵する筐
体、9はスタンドカバー26に傾斜して形成されたガイ
ドローラ10を案内する案内板である。
【0070】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0071】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0072】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0073】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバーである。
【0074】27は筐体8に取り付けられたヒンジ部に
より支柱20が回動自在に支持される支点である。37
は案内板9や机59などの案内面の有無を検出する超音
波センサである。超音波センサ37はガイドローラ10
の近傍に取り付けられており、ガイドローラ10の前方
に超音波を投射し、その反射波を受信することにより案
内面の有無を検出する。
【0075】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチ、39は筐体8の移動を任意の位置で停止させる
スイッチである。
【0076】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図13において、モータ13は通電されると
矢印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直
結されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と
歯合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メ
インギヤ19に直結されたスライドレール21および支
柱20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0077】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23の回転に伴い、カム23に形成されたカム溝に係合
する軸22が移動し始める。
【0078】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図14は支点27がメインギヤ19の軸
25との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図
である。
【0079】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図13に示す状態から図1
4に示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体
8の下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく
必要がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害
物になることなくガイドローラ10により移動可能とな
る。
【0080】図15はガイドローラ10が案内板9を越
えて机59の上に移動した様子を示す断面図である。こ
のとき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は
最も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板
9に案内されて前方に移動する。
【0081】図16は表示器1を内蔵する筐体8が最大
角度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段
部12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン
等の力が加わっても、装置が転倒することを防止でき
る。
【0082】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図13と同様に長くなる。また、ス
ライドレール21によってスイッチ28が押されてオン
になり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14
が停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0083】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム2
3も停止する。
【0084】最小角度位置から最大角度位置までの間、
スイッチ39により任意の角度位置で停止・作動が可能
である。すなわち、スイッチ30を押すと、最小角度位
置の方向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置
の方向に移動する。
【0085】最小角度位置から最大角度位置までの移動
中、超音波センサ37により絶えず超音波がガイドロー
ラ10の案内面である案内板9や机59の面に投射さ
れ、その反射を超音波センサ37で受信することにより
案内面の有無を検出する。仮に、超音波センサ37によ
り案内板9あるいは机59などの案内面が検出できない
場合、その時点でモータ13の通電が遮断され、モータ
ギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム23も停止
し、筐体8の移動が停止する。
【0086】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0087】このように、第3実施形態の表示装置で
は、前記第1実施形態と同様の効果を得ることができる
他、案内面が光を吸収してしまうような材質である場合
にも非接触で案内面の有無を検出することができる。
【0088】[第4の実施形態]図17は第4の実施形
態における表示装置の外観を示す正面図である。図18
は表示装置の概略的構造を示す側部断面図である。図に
おいて、1はフラットな表示画面を有する表示器であ
る。2は文字等を入力するキーボード、4は座標等の入
力用ペン、8は表示器1を内蔵する筐体、9はスタンド
カバー26に傾斜して形成されたガイドローラ10を案
内する案内板である。
【0089】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0090】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0091】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0092】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバーである。
【0093】27は筐体8に取り付けられたヒンジ部に
より支柱20が回動自在に支持される支点である。
【0094】38はガイドローラ10に取り付けられた
反射板、132は反射板38で反射される光を検出する
赤外光センサである。ガイドローラ10の側面には反射
板38がその中心から扇形に形成されており、ガイドロ
ーラ10の側面に向けて赤外光センサ132から赤外光
を投射した場合、ガイドローラ10が回転していると、
その側面からの反射光は反射板38によって変化した状
態で赤外光センサ132に受光される。したがって、赤
外光センサ132で反射光の変化が検出される場合には
モータ13への通電が継続され、反射光の変化が検出さ
れなくなった場合、モータ13への通電が遮断される。
【0095】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチ、39は筐体8の移動を任意の位置で停止させる
スイッチである。
【0096】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図18において、モータ13は通電されると
矢印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直
結されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と
歯合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メ
インギヤ19に直結されたスライドレール21および支
柱20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0097】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23の回転に伴い、カム23に形成されたカム溝に係合
する軸22が移動し始める。
【0098】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図19は支点27がメインギヤ19の軸
25との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図
である。
【0099】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図18に示す状態から図1
9に示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体
8の下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく
必要がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害
物になることなくガイドローラ10により移動可能とな
る。
【0100】図20はガイドローラ10が案内板9を越
えて机59の上に移動した様子を示す断面図である。こ
のとき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は
最も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板
9に案内されて前方に移動する。
【0101】図21は表示器1を内蔵する筐体8が最大
角度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段
部12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン
等の力が加わっても、装置が転倒することを防止でき
る。
【0102】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図18と同様に長くなる。また、ス
ライドレール21によってスイッチ28が押されてオン
になり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14
が停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0103】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム2
3も停止する。
【0104】最小角度位置から最大角度位置までの間、
スイッチ39により任意の角度位置で停止・作動が可能
である。すなわち、スイッチ30を押すと、最小角度位
置の方向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置
の方向に移動する。
【0105】最小角度位置から最大角度位置までの移動
中、ガイドローラ10に取り付けられた反射板38が回
転し、赤外光センサ132により絶えず案内板9や机5
9などの案内面の有無が検出される。仮に、ガイドロー
ラ10が机59の端に来てガイドローラ10と共に反射
板38が回転しなくなった場合、赤外光センサ132に
より反射光の変化が検出できず、その時点でモータ13
に逆電圧が加えられ、モータ13が逆回転する。数回転
したところでモータ13は停止し、モータギヤ14も停
止し、メインギヤ19、カム23も停止し、筐体8は少
し戻った位置で移動を停止する。図22はガイドローラ
10が机59の端からはみ出してしまった状態を示す断
面図である。
【0106】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0107】このように、第4の実施形態の表示装置で
は、ガイドローラ10の停止を検出することで案内面の
有無を確実に検出することができる。
【0108】[第5の実施形態]図23は第5の実施形
態における表示装置の外観を示す正面図である。図24
は表示装置の概略的構造を示す側部断面図である。前記
第1実施形態と同一の構成要素については同一の番号が
付されている。
【0109】図において、1はフラットな表示画面を有
する表示器である。2は文字等を入力するキーボード、
4は座標等の入力用ペン、8は表示器1を内蔵する筐
体、9はスタンドカバー26に傾斜して形成されたガイ
ドローラ10を案内する案内板である。
【0110】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0111】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0112】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0113】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバー、27は筐体8に取り付けられたヒンジ部
により支柱20が回動自在に支持される支点である。
【0114】233は案内板9や机59などの上に置か
れている障害物232を検出する一対の赤外光センサで
あり、一方から投射された赤外光を他方で検出すること
により障害物232の有無を検出することが可能であ
る。
【0115】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチである。
【0116】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図24において、モータ13は通電されると
矢印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直
結されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と
歯合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メ
インギヤ19に直結されたスライドレール21および支
柱20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0117】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23の回転に伴い、カム23に形成されたカム溝に係合
する軸22が移動し始める。
【0118】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図25は支点27がメインギヤ19の軸
25との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図
である。
【0119】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図24に示す状態から図2
5に示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体
8の下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく
必要がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害
物になることなくガイドローラ10により移動可能とな
る。
【0120】図26はガイドローラ10が案内板9を越
えて机59の上に移動した様子を示す断面図である。こ
のとき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は
最も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板
9に案内されて前方に移動する。
【0121】図27は表示器1を内蔵する筐体8が最大
角度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段
部12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン
等の力が加わっても、装置が転倒することを防止でき
る。
【0122】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図24と同様に長くなる。また、ス
ライドレール21によってスイッチ28が押されてオン
になり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14
が停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0123】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム2
3も停止する。
【0124】スイッチ30を押すと、最小角度位置の方
向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置の方向
に移動する。
【0125】最小角度位置から最大角度位置までの移動
中、赤外光センサ232により絶えず障害物232が案
内板9や机59のなどの上に有るか無いかを検出する。
仮に、赤外光センサ233により案内板9あるいは机5
9などの上に障害物232が検出された場合、つまり、
一対の赤外光センサ233間で障害物232により赤外
光が遮断された場合、その時点でモータ13の通電が遮
断され、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カ
ム23も停止し、筐体8の移動が停止する。図28は赤
外光センサ233により案内板9あるいは机59の上に
障害物232が検出された様子を示す断面図である。
【0126】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0127】このように、第5実施形態の表示装置は、
筐体8の背部に支点27を中心に支柱20が回動自在な
ヒンジ部を設け、支柱20に連結されたスライドレール
21を回動かつ伸縮させるカム23、メインギヤ19、
モータ13などの駆動機構をスタンド本体内に設け、ス
タンドカバー26に傾斜して形成された案内板9を移動
するガイドローラ10を筐体8の先端に設けたので、モ
ータ13への通電によりスライドレール21が回動かつ
伸縮すると、表示器1を内蔵する筐体8は案内板9を移
動するガイドローラ10に案内されて最小角度位置から
最大角度位置まで移動することになる。
【0128】また、表示器1は操作者の目からほぼ円弧
状に回動するので、絶えず見やすい位置を確保すること
ができる。さらに、ペン入力時にも最適な位置を確保す
ることができる。
【0129】また、最大角度位置から最小角度位置まで
ガイドローラ10が移動する時、一対の赤外線センサ2
33により障害物232が有るか無いかを絶えず検出す
るので、障害物232と衝突して移動できなくなった
り、障害物232を転倒させてしまうおそれを回避でき
る。
【0130】さらに、赤外線センサ233により非接触
で検出するので、筐体8を滑らかに移動させることがで
きる。
【0131】[第6の実施形態]図29は第6の実施形
態における表示装置の外観を示す正面図である。図30
は表示装置の概略的構造を示す側部断面図である。前記
第1実施形態と同一の構成要素については同一の番号が
付されている。
【0132】図において、1はフラットな表示画面を有
する表示器である。2は文字等を入力するキーボード、
4は座標等の入力用ペン、8は表示器1を内蔵する筐
体、9はスタンドカバー26に傾斜して形成されたガイ
ドローラ10を案内する案内板である。
【0133】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0134】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0135】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0136】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバー、27は筐体8に取り付けられたヒンジ部
により支柱20が回動自在に支持される支点である。
【0137】234は案内板9や机59の上の障害物2
32を検出するスイッチ、235はスイッチ234を押
すための検出棒である。検出棒235は筐体8の先端に
取り付けられたレバーであり、障害物232に非接触で
あるとスイッチ234を押圧してオンにする一方、障害
物232に接触するとスイッチ234を開放してオフに
する。スイッチ234がオフになるとモータ13への通
電が遮断される。ここで、障害物232と接触するレバ
ーの弾性力は調節可能である。
【0138】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチである。
【0139】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図30において、モータ13は通電されると
矢印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直
結されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と
歯合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メ
インギヤ19に直結されたスライドレール21および支
柱20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0140】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23の回転に伴い、カム23に形成されたカム溝に係合
する軸22が移動し始める。
【0141】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図31は支点27がメインギヤ19の軸
25との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図
である。
【0142】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図30に示す状態から図3
1に示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体
8の下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく
必要がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害
物になることなくガイドローラ10により移動可能とな
る。
【0143】図32はガイドローラ10が案内板9を越
えて机59の上に移動した様子を示す断面図である。こ
のとき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は
最も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板
9に案内されて前方に移動する。
【0144】図33は表示器1を内蔵する筐体8が最大
角度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段
部12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン
等の力が加わっても、装置が転倒することを防止でき
る。
【0145】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図30と同様に長くなる。また、ス
ライドレール21によってスイッチ28が押されてオン
になり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14
が停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0146】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム2
3も停止する。
【0147】スイッチ30を押すと、最小角度位置の方
向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置の方向
に移動する。
【0148】最小角度位置から最大角度位置までの移動
中、検出棒35およびスイッチ34により絶えず障害物
232が案内板9や机59の上に有るか無いかを検出す
る。仮に、検出棒235およびスイッチ234により案
内板9あるいは机59の上に障害物が検出された場合、
つまり、検出棒235が障害物232と接触してスイッ
チ234がオフした場合、その時点でモータ13の通電
が遮断され、モータギヤ14も停止し、メインギヤ1
9、カム23も停止し、筐体8の移動が停止する。図3
4は検出棒235およびスイッチ234により案内板9
あるいは机59の上に障害物が検出された様子を示す断
面図である。
【0149】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0150】このように、第6実施形態の表示装置で
は、前記第5実施形態と同様の効果を挙げることができ
る他、筐体8の移動に際して障害物とならない程度の軽
いものがある場合、検出棒235としてのレバーの弾性
力を調節することで筐体8の移動を停止させることなく
継続できる。
【0151】[第7の実施形態]図35は第7の実施形
態における表示装置の外観を示す正面図である。図36
は表示装置の概略的構造を示す側部断面図である。前記
第1実施形態と同一の構成要素については同一の番号が
付されている。
【0152】図において、1はフラットな表示画面を有
する表示器である。2は文字等を入力するキーボード、
4は座標等の入力用ペン、8は表示器1を内蔵する筐
体、9はスタンドカバー26に傾斜して形成されたガイ
ドローラ10を案内する案内板である。
【0153】10は筐体8の左右の下部に取り付けられ
たガイドローラ、11はガイドローラ10の回転軸、1
2はスタンドカバー26に形成された筐体8のストッパ
ーとなる段部、13はスタンド本体内に設けられたメイ
ンギヤ19およびカム23を駆動するモータである。
【0154】14はモータ13に直結されたモータギ
ヤ、17はカム23を駆動するギヤ、18はギヤ17の
回転軸、15はギヤ17と噛み合うギヤ、16はギヤ1
5の回転軸である。
【0155】19はスライドレール21を有するメイン
ギヤ、20はスライドレール21の他端に固定され、表
示器1を動かすための支柱、21はメインギヤ19およ
び支柱20を連結するスライドレールである。
【0156】22はカム23のカム溝に係合されるスラ
イドレール軸、23は支柱20を伸縮させるためのカ
ム、24はカム23のカム軸、25はメインギヤ19の
回転軸、26はモータ13や駆動系を内蔵するスタンド
本体のカバー、27は筐体8に取り付けられたヒンジ部
により支柱20が回動自在に支持される支点である。
【0157】236は案内板9や机59の上の障害物を
検出するための超音波センサである。超音波センサ23
6は筐体8の前方に向けて超音波を送信する送信部およ
びその反射波を受信する受信部からなり、筐体8の左右
および中央の3箇所に設けられている。受信する反射波
の強度が小さい場合、障害物232が無いとしてモータ
13への通電は継続される一方、反射波の強度が大きい
場合、障害物232が有るとしてモータ13への通電は
遮断される。
【0158】30は筐体8を最小角度位置に移動させる
スイッチ、31は筐体8を最大角度位置に移動させるス
イッチである。
【0159】上記構成を有する表示装置の動作について
説明する。図36において、モータ13は通電されると
矢印B方向に回転し始める。この回転はモータ13に直
結されたモータギヤ14に伝えられ、モータギヤ14と
歯合するメインギヤ19がD方向に回転し始めると、メ
インギヤ19に直結されたスライドレール21および支
柱20が回転軸25を中心に回動を始める。
【0160】このとき、モータギヤ14と噛み合うギヤ
15が回転し始めるので、ギヤ15と噛み合うギヤ17
も回転し始める。この回転はカム23に伝えられ、カム
23の回転に伴い、カム23に形成されたカム溝に係合
する軸22が移動し始める。
【0161】したがって、モータ13が回転すると、メ
インギヤ19の軸25に対して支点27が伸縮するよう
な動きをする。図37は支点27がメインギヤ19の軸
25との距離を縮めるように移動する様子を示す断面図
である。
【0162】図において、表示器1を内蔵する筐体8を
下方で支持するガイドローラ10は、案内板9に回転し
ながら案内される。ここで、図36に示す状態から図3
7に示す状態に移行するまでの間にキーボード2を筐体
8の下を通過させてスタンド本体の内側に収納しておく
必要がある。これにより、筐体8はキーボード2が障害
物になることなくガイドローラ10により移動可能とな
る。
【0163】図38はガイドローラ10が案内板9を越
えて机59の上に移動した様子を示す断面図である。こ
のとき、支点27とメインギヤ19の軸25との距離は
最も短くなる。ガイドローラ10は回転を続け、案内板
9に案内されて前方に移動する。
【0164】図39は表示器1を内蔵する筐体8が最大
角度位置にある状態を示す断面図てある。このとき、段
部12は筐体8の上部を係止するので、表示器1にペン
等の力が加わっても、装置が転倒することを防止でき
る。
【0165】この状態では、支点27とメインギヤ19
の軸25との距離は図36と同様に長くなる。また、ス
ライドレール21によってスイッチ28が押されてオン
になり、モータ13の通電が遮断されてモータギヤ14
が停止し、メインギヤ19、カム23も停止する。
【0166】この状態でスイッチ30が押されると、再
び最小角度位置に向かって筐体8が移動を開始する。そ
して、最小角度位置まで来ると、ガイドローラ10によ
りスイッチ29が押されてモータ13の通電が遮断さ
れ、モータギヤ14も停止し、メインギヤ19、カム2
3も停止する。
【0167】スイッチ30を押すと、最小角度位置の方
向に移動し、スイッチ31を押すと最大角度位置の方向
に移動する。
【0168】最小角度位置から最大角度位置までの移動
中、超音波センサ236により絶えず障害物232が案
内板9や机59の上に有るか無いかを検出する。仮に、
超音波センサ236により案内板9あるいは机59の上
の障害物232が検出された場合、その時点でモータ1
3の通電が遮断され、モータギヤ14も停止し、メイン
ギヤ19、カム23も停止し、筐体8の移動が停止す
る。図40は超音波センサ235により案内板9あるい
は机59の上に障害物が検出された様子を示す断面図で
ある。
【0169】そして、スイッチ31が押されても、筐体
8は最大角度位置の方向に移動しない。一方、スイッチ
30が押された場合、筐体8は最小角度位置の方向に移
動する。
【0170】このように、第7実施形態の表示装置で
は、前記第5実施形態と同様の効果を挙げることができ
る他、障害物232が光を吸収してしまうような材質で
ある場合にも非接触で障害物を検出することができる。
【0171】尚、上記第1乃至第7の実施形態で使用さ
れる表示器のサイズとしては、5インチクラスの小型表
示器から15インチクラス、40インチクラスの大型表
示器など種々の大きさのものが採用可能である。
【0172】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の表示装置によれ
ば、駆動機構を作動させて支持部材を回動かつ伸縮させ
ると、支持部材が回動するヒンジ部が設けられた表示器
に形成された接触部が基部に形成された傾斜部に案内さ
れ、傾斜部に案内された接触部の移動により表示器が転
回されるので、移動途中で駆動機構の作動を停止させる
ことにより表示器を最大角度位置から最小角度位置まで
の任意の位置に固定することができる。
【0173】また、操作者の目からほぼ円弧状に表示器
を回動させることができ、絶えず見やすい位置を確保で
きる。さらに、ペン入力時にも最適な位置を確保するこ
とができる。
【0174】請求項2に記載の表示装置によれば、前記
接触部が案内される案内面の有無を検出する案内面検出
手段、および該検出結果に応じて前記駆動機構の作動を
停止する停止手段を設けたので、最大角度位置から最小
角度位置まで移動する時、絶えず案内面が有ることを検
出することができ、机のどこに置いても机の上から落下
することなく安全に移動させることができる。したがっ
て、転回される表示器などの安全性を確保しつつ、コン
パクトな形状にすることができる。
【0175】請求項3に記載の表示装置によれば、前記
案内面検出手段は、前記接触部近傍に設けられた光セン
サであり、前記接触部の移動方向に向けて投射された光
の反射光を検知することにより前記案内面の有無を検出
するので、非接触で案内面の有無を検出することがで
き、表示器を滑らかに移動させることができる。
【0176】請求項4に記載の表示装置によれば、前記
案内面検出手段は、前記接触部近傍に設けられたスイッ
チであり、該スイッチの作動により前記案内面の有無を
検出するので、表面が乱反射するような材質でできてい
る場合でも案内面の有無を検出できる。
【0177】請求項5に記載の表示装置によれば、前記
案内面検出手段は、前記接触部近傍に設けられた超音波
センサであり、前記接触部の移動方向に向けて投射され
た超音波の反射波を検知することにより前記案内面の有
無を検出するので、案内面が光を吸収してしまうような
材質である場合にも非接触で案内面の有無を検出するこ
とができる。
【0178】請求項6に記載の表示装置によれば、前記
接触部は前記表示器の先端に設けられたガイドローラで
あり、前記案内面検出手段は、該ガイドローラ近傍に設
けられた光センサであり、該ガイドローラの一部に形成
された反射面に向けて投射された光の反射光の変化を検
知することにより前記案内面の有無を検出するので、ガ
イドローラの停止を検出することで案内面の有無を確実
に検出することができる。
【0179】請求項7に記載の表示装置によれば、前記
接触部が案内される案内面に障害物が有るか無いかを検
出する障害物検出手段、および該検出結果に応じて前記
駆動機構の作動を停止する停止手段を設けたので、移動
時、障害物と衝突して移動できなくなったり、障害物を
転倒させてしまうことを防止できる。したがって、転回
される表示器などの安全性を確保しつつ、コンパクトな
形状にすることができる。
【0180】請求項8に記載の表示装置によれば、前記
障害物検出手段は、前記接触部近傍に設けられた光セン
サであり、前記接触部の移動方向に向けて投射された光
の反射光を検知することにより前記障害物の有無を検出
するので、非接触で障害物の有無を検出することがで
き、表示器を滑らかに移動させることができる。
【0181】請求項9に記載の表示装置によれば、前記
障害物検出手段は、前記接触部近傍に設けられたスイッ
チであり、該スイッチの作動により前記障害物の有無を
検出するので、表面が乱反射するような材質でできてい
る場合でも障害物の有無を検出できる。
【0182】請求項10に記載の表示装置によれば、前
記障害物検出手段は、前記接触部近傍に設けられた超音
波センサであり、前記接触部の移動方向に向けて投射さ
れた超音波の反射波を検知することにより前記障害物の
有無を検出するので、案内面が光を吸収してしまうよう
な材質である場合にも非接触で障害物の有無を検出する
ことができる。
【0183】請求項11に記載の表示装置によれば、前
記駆動機構はモータにより駆動されるギヤおよびカムを
有し、前記支持部材は該ギヤおよびカムに連結されて前
記基部に対し回動かつ伸縮するので、モータへの通電を
停止することにより表示器を任意の位置に固定すること
ができる。
【0184】請求項12に記載の表示装置によれば、前
記接触部は前記表示器の先端に設けられたガイドローラ
であるので、表示器を滑らかに移動させることができ
る。
【0185】請求項13に記載の標示装置によれば、前
記傾斜部に前記表示器を転回前後で支持する段部が形成
されたので、転回前後の位置で表示器を確実に係止させ
ておくことができ、表示器を見ながらのキー入力および
ペン入力の操作性を向上できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態における表示装置の外観を示す
正面図である。
【図2】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図3】支点27がメインギヤ19の軸25との距離を
縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図4】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59の
上に移動した様子を示す断面図である。
【図5】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置にあ
る状態を示す断面図てある。
【図6】第2の実施形態における表示装置の外観を示す
正面図である。
【図7】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図8】支点27がメインギヤ19の軸25との距離を
縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図9】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59の
上に移動した様子を示す断面図である。
【図10】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置に
ある状態を示す断面図てある。
【図11】板ばね36およびスイッチ34、35により
案内面を検出できない様子を示す断面図である。
【図12】第3の実施形態における表示装置の外観を示
す正面図である。
【図13】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図14】支点27がメインギヤ19の軸25との距離
を縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図15】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59
の上に移動した様子を示す断面図である。
【図16】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置に
ある状態を示す断面図てある。
【図17】第4の実施形態における表示装置の外観を示
す正面図である。
【図18】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図19】支点27がメインギヤ19の軸25との距離
を縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図20】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59
の上に移動した様子を示す断面図である。
【図21】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置に
ある状態を示す断面図てある。
【図22】ガイドローラ10が机59の端からはみ出し
てしまった状態を示す断面図である。
【図23】第5の実施形態における表示装置の外観を示
す正面図である。
【図24】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図25】支点27がメインギヤ19の軸25との距離
を縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図26】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59
の上に移動した様子を示す断面図である。
【図27】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置に
ある状態を示す断面図てある。
【図28】赤外光センサ233により案内板9あるいは
机59の上に障害物232が検出された様子を示す断面
図である。
【図29】第6の実施形態における表示装置の外観を示
す正面図である。
【図30】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図31】支点27がメインギヤ19の軸25との距離
を縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図32】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59
の上に移動した様子を示す断面図である。
【図33】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置に
ある状態を示す断面図てある。
【図34】検出棒235およびスイッチ234により案
内板9あるいは机59の上に障害物が検出された様子を
示す断面図である。
【図35】第7の実施形態における表示装置の外観を示
す正面図である。
【図36】表示装置の概略的構造を示す側部断面図であ
る。
【図37】支点27がメインギヤ19の軸25との距離
を縮めるように移動する様子を示す断面図である。
【図38】ガイドローラ10が案内板9を越えて机59
の上に移動した様子を示す断面図である。
【図39】表示器1を内蔵する筐体8が最大角度位置に
ある状態を示す断面図てある。
【図40】超音波センサ235により案内板9あるいは
机59の上に障害物が検出された様子を示す断面図であ
る。
【図41】従来の表示装置が搭載された情報機器の外観
を示す斜視図である。
【図42】ペン入力時の様子を示す図である。
【図43】表示装置が搭載された他の情報機器の構成を
示す側面図である。
【図44】表示器1bを一旦、ほぼ真上まで回動させた
状態を示す図である。
【図45】ペン入力操作し易い位置に表示器1bがセッ
トされた状態を示す図である。
【符号の説明】
1 表示器 8 筐体 9 案内板 13 モータ 19 メインギヤ 20 支柱 21 スライドレール 23 カム 27 支点 32、132、233 赤外光センサ 34、35、234 スイッチ 36 板ばね 37、236 超音波センサ 38 反射板 232 障害物 235 検出棒

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 基部に連結された支持部材を介して転回
    自在な表示器が設けられた表示装置において、 前記表示器に前記支持部材が回動するヒンジ部を設け、 前記基部に前記支持部材を回動かつ伸縮させる駆動機構
    を設け、 該支持部材の回動かつ伸縮にしたがって、前記表示器に
    形成された接触部が案内される傾斜部を前記基部に形成
    し、 該傾斜部に案内される前記接触部の移動により、前記表
    示器が転回されることを特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 前記接触部が案内される案内面の有無を
    検出する案内面検出手段、および該検出結果に応じて前
    記駆動機構の作動を停止する停止手段を設けたことを特
    徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 【請求項3】 前記案内面検出手段は、前記接触部近傍
    に設けられた光センサであり、前記接触部の移動方向に
    向けて投射された光の反射光を検知することにより前記
    案内面の有無を検出することを特徴とする請求項2記載
    の表示装置。
  4. 【請求項4】 前記案内面検出手段は、前記接触部近傍
    に設けられたスイッチであり、該スイッチの作動により
    前記案内面の有無を検出することを特徴とする請求項2
    記載の表示装置。
  5. 【請求項5】 前記案内面検出手段は、前記接触部近傍
    に設けられた超音波センサであり、前記接触部の移動方
    向に向けて投射された超音波の反射波を検知することに
    より前記案内面の有無を検出することを特徴とする請求
    項2記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記接触部は前記表示器の先端に設けら
    れたガイドローラであり、 前記案内面検出手段は、該ガイドローラ近傍に設けられ
    た光センサであり、該ガイドローラの一部に形成された
    反射面に向けて投射された光の反射光の変化を検知する
    ことにより前記案内面の有無を検出することを特徴とす
    る請求項2記載の表示装置。
  7. 【請求項7】 前記接触部が案内される案内面に障害物
    が有るか無いかを検出する障害物検出手段、および該検
    出結果に応じて前記駆動機構の作動を停止する停止手段
    を設けたことを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  8. 【請求項8】 前記障害物検出手段は、前記接触部近傍
    に設けられた光センサであり、前記接触部の移動方向に
    向けて投射された光の反射光を検知することにより前記
    障害物の有無を検出することを特徴とする請求項7記載
    の表示装置。
  9. 【請求項9】 前記障害物検出手段は、前記接触部近傍
    に設けられたスイッチであり、該スイッチの作動により
    前記障害物の有無を検出することを特徴とする請求項7
    記載の表示装置。
  10. 【請求項10】 前記障害物検出手段は、前記接触部近
    傍に設けられた超音波センサであり、前記接触部の移動
    方向に向けて投射された超音波の反射波を検知すること
    により前記障害物の有無を検出することを特徴とする請
    求項7記載の表示装置。
  11. 【請求項11】 前記駆動機構はモータにより駆動され
    るギヤおよびカムを有し、前記支持部材は該ギヤおよび
    カムに連結されて前記基部に対し回動かつ伸縮すること
    を特徴とする請求項1記載の表示装置。
  12. 【請求項12】 前記接触部は前記表示器の先端に設け
    られたガイドローラであることを特徴とする請求項1記
    載の表示装置。
  13. 【請求項13】 前記傾斜部に前記表示器を転回前後で
    支持する段部が形成されたことを特徴とする請求項1記
    載の表示装置。
JP9172757A 1997-06-16 1997-06-16 表示装置 Pending JPH117337A (ja)

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