JPH087730Y2 - イメージスキャナ - Google Patents

イメージスキャナ

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JPH087730Y2
JPH087730Y2 JP1990096361U JP9636190U JPH087730Y2 JP H087730 Y2 JPH087730 Y2 JP H087730Y2 JP 1990096361 U JP1990096361 U JP 1990096361U JP 9636190 U JP9636190 U JP 9636190U JP H087730 Y2 JPH087730 Y2 JP H087730Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、原稿を正しい姿勢で読取るイメージスキャ
ナに関する。
(従来の技術) イメージスキャナは、手書きの絵や図形等の画像をイ
メージ的に読取る装置である。
現在開発されているイメージスキャナには、イメージ
セサンと原稿との相対位置を機械式に移動させる機械移
動式と、イメージスキャナを手に持ち原稿上を移動させ
る手動移動式のものとがある。イメージセンサにあって
は、いずれも2次元的に延在するものが一般的に採用さ
れている。
また、前者の機械移動式には、原稿固定型と原稿移動
型とがある。
第7図は、従来のイメージスキャナの一例を示すもの
で、スキャナ本体1の上面には、ガラスからなる読取り
面2が設けられている。読取り面2の周囲には、原稿位
置合わせ用の目盛り2a,2bが設けられている。各目盛り2
a,2bの交差する部分Aは、読取りのスタート位置である
原点とされている。読取り面2の下方には、受光素子3a
及び発光素子3bを有したイメージセンサ3が矢印a,b方
向に移動自在となるように配されている。
なお、図中符号4は各種機能キーが設けられている操
作パネル、符号5は電源スイッチをそれぞれ示してい
る。また、符号6は原稿押え部を示しており、これは矢
印c,d方向に回動自在となるようにスキャナ本体1の上
面に取付けられている。
更に、符号8は、ディスプレイ8a、キーボード8b、コ
ンピュータ本体8cを有するホストコンピュータを示すも
ので、ホストコンピュータ8はケーブル9によってスキ
ャナ本体1に接続されている。
そして、原稿7を読取り面2にセットする場合は、原
稿7の角部7Aを読取り面2の原点Aに合わせた後、原稿
押え部6を矢印c方向に回動させて閉じる。次いで、操
作パネル4の読取りスタートスイッチを操作する。これ
により、矢印b方向の終端に待機しているイメージセン
サ3が矢印a方向に移動しつつ、原稿7の画像をデータ
として読取る。
読取られた画像データは、コード化された後、ケーブ
ル9を介してホストコンピュータ8側に送られる。ホス
トコンピュータ8側では、その画像データに基づいて、
ディスプレイ8aに画像を表示させる。
(考案が解決しようとする課題) しかしながら、上述した従来のイメージスキャナで
は、たとえば原稿7を読取り面2に対し傾けてセットし
た場合、又は原稿押え部6を矢印c方向に回動させて閉
じる際に原稿7が読取り面2に対し傾けられた場合、イ
メージセンサ3と原稿7の画像との水平方向における相
対位置が傾いてしまう。
また、コピー原稿にあっては、原稿7が読取り面2に
対し正しくセットされた場合であっても、画像が紙面に
対して傾いて複写されている場合には、上記同様にイメ
ージセンサ3と原稿7の画像との水平方向における相対
位置が傾いてしまう。
このように、相対位置が傾いてしまった場合には、イ
メージセンサ3によって読取られた画像がディスプレイ
8aに傾いた状態で表示されてしまう。
このような場合には、たとえばマウスによるトリミン
グ等の編集が極めて困難となってしまう。つまり、マウ
ス等によるトリミング等における範囲指定は方形状であ
るため、たとえば画像のエッジ部分の処理が大変となる
ためである。
また、イメージセンサ3によって読取られた画像がデ
ィスプレイ8a上に表示されるまでの間、スキャニングや
信号処理等が行われるため、原稿の画像が正しい姿勢で
読取られたかどうかを確認するために、非常に時間が掛
かってしまう。
このように、イメージセンサ3による読取り状態の確
認に手間取ってしまった場合、無駄な時間を費やすこと
になるため、操作性が非常に悪かった。
本考案は、イメージセンサによって読みとられるべき
イメージセンサと原稿上の画像との水平方向における相
対する位置合わせを容易とすることで、操作性の向上を
図ることを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本考案のイメージスキャナは、上記目的を達成するた
めに、原稿上の画像を移動しつつイメージ的に読取るイ
メージセンサを有したイメージスキャナにおいて、前記
イメージセンサの移動方向に沿って設けられるととも
に、鏡面上に基準線を有した短冊状の鏡体と、この鏡体
の鏡面上に映し出された前記原稿上の画像と前記基準線
との位置により、前記イメージセンサと前記原稿上の画
像との水平方向における相対位置を確認するのぞき窓
と、前記鏡体の端部に設けられ、前記のぞき窓からの相
対位置の確認が行われた後、前記鏡体の鏡面を反転させ
る鏡体反転手段とを具備することを特徴とする。
(作用) 本考案のイメージスキャナでは、のぞき窓からの確認
によって、イメージセンサの移動方向に沿って設けられ
た短冊状の鏡体の鏡面上の基準線と原稿上の画像との位
置合わせを行うことにより、イメージセンサと原稿上の
画像との水平方向における相対位置を合せるようにし
た。また、鏡体反転手段によってのぞき窓からの相対位
置の確認が行われた後、鏡体の鏡面を反転させるように
した。
これにより、通常のイメージスキャナの読取り面の周
囲に設けられている原稿位置合わせ用の目盛りに原稿を
合わせるものとは異なり、原稿上の画像のイメージセン
サの移動方向における水平位置を合わせることができる
とともに、画像の読取り時には鏡体の鏡面が反転される
ので、イメージセンサからの光の反射による誤読取りが
防止される。
したがって、イメージセンサによるスキャニングの前
に、原稿上の画像とホストコンピュータ側のディスプレ
イへの表示状態とを適切なものとすることができる。
このため、通常、イメージスキャナの読取り面の周囲に
設けられている原稿位置合わせ用の目盛りに原稿を合わ
せるものとは異なり、原稿上の画像のイメージゼンサの
移動方向における水平位置を合わせることができる。
これにより、イメージセンサによるスキャニングの前
に、原稿上の画像とホストコンピュータ側のディスプレ
イへの表示状態を適切なものとすることができる。
したがって、短時間の間に原稿の読取られるべき状態
を確認することができるため、原稿のセットのし直しが
容易となる。
(実施例) 以下、本考案の実施例の詳細を図面に基づいて説明す
る。なお、以下に説明する図において第7図と共通する
部分には同一符号を付し重複する説明を省略する。
第1図は、本考案のイメージスキャナの一実施例を示
すもので、スキャナ本体1の上面には、読取り面2が設
けられている。読取り面2の周囲には、目盛り2a,2bが
設けられている。各目盛り2a,2bの交差する部分には、
原点Aが設けられている。読取り面2の下方には、受光
素子3a及び発光素子3bを有したイメージセンサ3が矢印
a,b方向に移動自在となるように配されている。イメー
ジンセンサ3の下方には、鏡面上に平行に描かれた基準
線10a,10a,…を有する画像位置合わせ用の鏡体10が配さ
れている。
イメージセンサ3と鏡体10との間には、イメージセン
サ3による原稿7の画像の読取り時において、発光素子
3bからの光が鏡体10の鏡面から反射するのを阻止する液
晶シャッタ12が配されている。
スキャナ本体1の上面の読取り面2の近傍には、操作
パネル4及び原稿押え部6が設けられている。
スキャナ本体1の右側面には、電源スイッチ5及びの
ぞき窓13が設けられている。そして、のぞき窓13から鏡
体10の各基準線10aと原稿7上の画像との位置関係をの
ぞくことができるようになっている。
スキャナ本体1には、ケーブル9を介して、ディスプ
レイ8a、キーボード8b及びコンピュータ本体8cを有する
ホストコンピュータ8が接続されている。
第2図は、イメージスキャナ及びホストコンピュータ
の構成を示すものである。
同図に示すように、イメージスキャナには、イメージ
センサ3の所定動作を促すスキャナ起動スイッチ4aが設
けられている。また、イメージスキャナには、イメージ
センサ駆動回路3c及び液晶シャッタ12の動作をコントロ
ールする光シャッタ駆動回路12aが設けられている。更
に、イメージスキャナには、コード化等の処理を施す画
像データ処理部15が設けられている。更にまた、イメー
ジスキャナには、メモリ16内等の情報に基づいて所定の
制御動作を行うCPU14が設けられている。
一方、ホストコンピュータ8には、ケーブル9を介し
て得られたコード化済みの画像データに対し、ディスプ
レイ8aが表示可能となるように処理を施す画像データ処
理部8eが設けられている。また、ホストコンピュータ8
には、ディスプレイ駆動回路8d及びメモリ8g内の情報等
に基づいて所定の制御動作を行うCPU8fが設けられてい
る。
このような構成のイメージスキャナは、次のような動
作を行う。
まず、原稿7の角部7Aを読取り面2の原点Aに合わせ
る。このとき、のぞき窓13から鏡体10の各基準線10aと
原稿7上の画像との位置関係をのぞきながら、原稿7の
位置合わせを行う。
原稿7のセットが完了した後、スキャナ駆動スイッチ
4aを操作すると、イメージセンサ駆動回路3cによってコ
ントロールされるイメージセンサ3により、原稿7の画
像がスキャンされる。
このとき、スキャナ起動スイッチ4aの操作に連動して
液晶シャッタ駆動回路12aが駆動され、液晶シャッタ12
が鏡体10の鏡面を覆う。これにより、イメージセンサ3
による原稿7の画像の読取り時において、鏡体10の鏡面
からの発光素子3bからの光の反射が阻止される。
スキャンされた画像データは、画像データ処理部11に
よって符号化された後、ケーブル9を介してホストコン
ピュータ8側に送られる。ホストコンピュータ8側で
は、画像データ処理部8eによりケーブル9を介して得ら
れた画像データを、ホスト側用のデータに変換する。次
いで、ディスプレイ駆動回路8dは、画像データ処理部8e
によって処理されたデータに基づきディスプレイ8aに画
像を表示させる。
このように、この実施例では、原稿上の画像のイメー
ジセンサの移動方向における水平位置を、のぞき窓から
のぞき込むとともに、鏡体に設けられた基準線に合わせ
るようにした。これにより、イメージセンサによるスキ
ャニングの前に、表示されるべき原稿上の画像の水平位
置を適切なものとすることができる。
したがって、短時間の間に原稿の読取られるべき状態
を確認することができるため、原稿のセットのし直しが
容易となる。
また、読取り状態の確認が容易且つ正確に行われるた
め、イメージセンサによって読取られた画像をディスプ
レイに所望の姿勢で表示することが可能となり、たとえ
ばマウスによるトリミング等の編集を極めて容易に行う
ことができる。
第3図は、第1図のイメージスキャナの構成を変えた
場合の他の実施例を示すものである。
同図に示すように、イメージスキャナのスキャナ本体
1の上面には、読取り面2が設けられている。読取り面
2の周囲には、目盛り2a,2bが設けられている。各目盛
り2a,2bの交差する部分は、読取りスタートの原点Aと
されている。読取り面2の下方には、受光素子3a及び発
光素子3bを有したイメージセンサ3が配されている。イ
メージセンサ3の下方には、基準線10b,10bを有した短
冊状の鏡体10c,10c,…が配されている。
各鏡体10cの一端部には、ピニオンギヤ10dが取付けら
れている。各鏡体10cのピニオンギヤ10dは、イメージセ
ンサ3の移動方向である矢印a,b方向に沿って配された
ラックギヤ10eに噛合っている。
そして、イメージセンサ3による原稿7の画像の読取
り時においては、ラックギヤ10eの矢印a又はb方向へ
の移動により、これに噛合っているピニオンギヤ10dを
介して各鏡体10cが回転し、無反射面たる裏側がイメー
ジセンサ3側に向く。これにより、イメージセンサ3に
よる原稿7の画像の読取り時において、発光素子3bから
の光の反射による誤読取りが防止される。
スキャナ本体1の上面の読取り面2の近傍には、操作
パネル4及び原稿押え部6が設けられている。
スキャナ本体1の右側面には、電源スイッチ5及びの
ぞき窓13が設けられている。
スキャナ本体1には、ケーブル9を介して、ディスプ
レイ8a、キーボード8b及びコンピュータ本体8cを有する
ホストコンピュータ8が接続されている。
第4図は、イメージスキャナ及びホストコンピュータ
の構成を示すものである。
同図に示すように、イメージスキャナには、スキャナ
起動スイッチ4aが設けられている。また、イメージスキ
ャナには、イメージセンサ3の動作をコントロールする
イメージセンサ駆動回路3c及びラックギヤ10eの動作を
コントロールするギヤ駆動回路10fが設けられている。
更に、イメージスキャナには、画像データ処理部11、メ
モリ14、CPU15が設けられている。
一方、ケーブル9を介してデータが転送されるホスト
コンピュータ8には、ディスプレイ8aが表示可能となる
ように処理を施す画像データ処理部8eが設けられてい
る。また、ホストコンピュータ8には、ディスプレイ駆
動回路8d、メモリ8g、CPU8fが設けられている。
このような構成のイメージスキャナは、次のような動
作を行う。
まず、原稿7の角部7Aを読取り面2の原点Aに合わせ
る。このとき、のぞき窓13から各鏡体10cの基準線10bと
原稿7上の画像との位置関係をのぞきながら、原稿7の
位置合わせを行う。
原稿7のセットが完了した後、スキャナ起動スイッチ
4aを操作すると、イメージセンサ3により、原稿7の画
像がスキャンされる。このとき、スキャナ起動スイッチ
4aの操作に連動してギヤ駆動回路10fが駆動され、ラッ
クギヤ10eがたとえば矢印a方向に移動する。
これにより、イメージセンサ3による原稿7の画像の
読取り時においては、ラックギヤ10eに噛合っているピ
ニオンギヤ10dを介して各鏡体10cが回転し、無反射面た
る裏側がイメージセンサ3側に向く。これにより、イメ
ージセンサ3による原稿7の画像の読取り時において、
発光素子3bからの光の反射による誤読取りが防止され
る。
スキャンされた画像データは、画像データ処理部11に
よって符号化された後、ケーブル9を介してホストコン
ピュータ8側に送られる。ホストコンピュータ8側で
は、画像データ処理部8eによりケーブル9を介して得ら
れた画像データを、ホスト側用のデータに変換する。次
いで、ディスプレイ駆動回路8dは、画像データ処理部8e
によって処理されたデータに基づきディスプレイ8aに画
像を表示させる。
このように、この実施例では、イメージセンサによる
画像の読取り時において、各鏡体の反射面側を裏返すよ
うにしたので、第1図の光シャツタが不要となる。
第5図は、第3図のイメージスキャナの構成を変えた
場合の更に他の実施例を示すものである。
同図に示すように、イメージスキャナのスキャナ本体
1の上面には、読取り面2が設けられている。読取り面
2の周囲には、目盛り2a,2bが設けられている。各目盛
り2a,2bの交差する部分は、読取りスタートの原点Aと
されている。読取り面2の下方には、受光素子3a及び発
光素子3bを有したイメージセンサ3が配されている。イ
メージセンサ3の下方には、基準線10b,10bを有した短
冊状の鏡体10cが配されている。
鏡体10cの一端部には、ピニオンギヤ10dが取付けられ
ている。鏡体10cのピニオンギヤ10dは、イメージセンサ
3の移動方向である矢印a,b方向に沿って配されたラッ
クギヤ10eに噛合っている。
そして、イメージセンサ3による原稿7の画像の読取
り時においては、ピニオンギヤ10dの回転により、鏡体1
0cが矢印a又はb方向へ移動する。なお、イメージセン
サ3による原稿7の画像の読取り時においては、鏡体10
cが矢印b方向に待機し、これにより発光素子3bからの
光の反射による誤読取りが防止される。
スキャナ本体1の上面の読取り面2の近傍には、モニ
タ起動スイッチ等を有する操作パネル4及び原稿押え部
6が設けられている。
スキャナ本体1の右側面には、電源スイッチ5及びの
ぞき窓13が設けられている。
スキャナ本体1には、ケーブル9を介して、ディスプ
レイ8a、キーボード8b及びコンピュータ本体8cを有する
ホストコンピュータ8が接続されている。
第6図は、イメージスキャナ及びホストコンピュータ
の構成を示すものである。
同図に示すように、イメージスキャナには、スキャナ
起動スイッチ4a及び鏡体10cを移動させる際に操作すギ
ヤ駆動スイッチ4eが設けられている。また、イメージス
キャナには、イメージセンサ3の動作をコントロールす
るイメージセンサ駆動回路3c及びラックギヤ10gの動作
をコントロールするギヤ駆動回路10hが設けられてい
る。更に、イメージスキャナには、画像データ処理部1
1、メモリ14、CPU15が設けられている。
一方、ケーブル9を介してデータが転送されるホスト
コンピュータ8には、ディスプレイ8aが表示可能となる
ように処理を施す画像データ処理部8eが設けられてい
る。また、ホストコンピュータ8には、ディスプレイ駆
動回路8d、メモリ8g、CPU8fが設けられている。
このような構成のイメージスキャナは、次のような動
作を行う。
まず、原稿7の角部7Aを読取り面2の原点Aを合わせ
る。このとき、ギヤ駆動スイッチ4eを操作して、鏡体10
cを原稿7の画像位置下方まで移動させる。このとき、
のぞき窓13から鏡体10cの基準線10bと原稿7上の画像と
の位置関係をのぞきながら、原稿7の位置合わせを行
う。
原稿7のセットが完了した後、スキャナ起動スイッチ
4aを操作すると、イメージセンサ3により、原稿7の画
像がスキャンされる。
このとき、ギヤ駆動スイッチ4eを操作し、鏡体10cを
矢印b方向に移動させて退避させる。
これにより、イメージセンサ3による原稿7の画像の
読取り時において、発光素子3bからの光の鏡体10cから
の反射が阻止されるので、反射光による誤読取りが防止
される。
スキャンされた画像データは、画像データ処理部11に
よって符号化された後、ケーブル9を介してホストコン
ピュータ8側に送られる。ホストコンピュータ8側で
は、画像データ処理部8eによりケーブル9を介して得ら
れた画像データを、ホスト側用のデータに変換する。次
いで、ディスプレイ駆動回路8dは、画像データ処理部8e
によって処理されたデータに基づきディスプレイ8aに画
像を表示させる。
このように、この実施例においては、鏡体をイメージ
センサの移動方向に沿って移動させるようにしたので、
第3図のイメージセンサに比べ、短冊状の鏡体が1個で
済む。
なお、以上の各実施例において、鏡体の基準線と原稿
上の画像との位置合わせを行う際にのぞき込むのぞき窓
を、スキャナ本体の右側面に設けられた場合について説
明したが、この例に限らずスペースの許せる場所であれ
ばよい。
(考案の効果) 以上説明したように、本考案のイメージスキャナによ
れば、短時間の間に原稿の読取られるべき状態を確認す
るようにしたので、原稿のセットのし直しが容易とな
り、ディスプレイ上での画像の表示状態を確認しながら
原稿のセットを行うことが可能となるため、操作性の向
上を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案のイメージスキャナの一実施例を示す斜
視図、第2図はその構成を示すブロック図、第3図は第
1図のイメージスキャナの構成を変えた場合の他の実施
例を示す斜視図、第4図はその構成を示すブロック図、
第5図は第3図のイメージスキャナの構成を変えた場合
の更に他の実施例を示す斜視図、第6図はその構成を示
すブロック図、第7図は従来のイメージスキャナを示す
斜視図である。 1……スキャナ本体、2……読取り面、2a,2b……目盛
り、3a……受光素子、3b……発光素子、3……イメージ
センサ、4a……スキャナ起動スイッチ、4b……モニタ起
動スイッチ、8……ホストコンピュータ、9……ケーブ
ル、10……鏡体、10a……基準線、10e……ラックギヤ、
10f……ギヤ駆動回路、12……液晶シャッタ、13……の
ぞき窓、12a……光シャッタ駆動回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】原稿上の画像を移動しつつイメージ的に読
    取るイメージセンサを有したイメージスキャナにおい
    て、 前記イメージセンサの移動方向に沿って設けられるとと
    もに、鏡面上に基準線を有した短冊状の鏡体と、 この鏡体の鏡面上に映し出された前記原稿上の画像と前
    記基準線との位置により、前記イメージセンサと前記原
    稿上の画像との水平方向における相対位置を確認するの
    ぞき窓と、 前記鏡体の端部に設けられ、前記のぞき窓からの相対位
    置の確認が行われた後、前記鏡体の鏡面を反転させる鏡
    体反転手段と を具備することを特徴とするイメージスキャナ。
JP1990096361U 1990-09-13 1990-09-13 イメージスキャナ Expired - Lifetime JPH087730Y2 (ja)

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JP1990096361U JPH087730Y2 (ja) 1990-09-13 1990-09-13 イメージスキャナ

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JP1990096361U JPH087730Y2 (ja) 1990-09-13 1990-09-13 イメージスキャナ

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JPS57157679A (en) * 1981-03-25 1982-09-29 Nec Corp Scanner for facsimile
JPS6268364A (ja) * 1985-09-20 1987-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 画像読み取り装置

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