JPWO2016051507A1 - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
表示装置では、光学部材からの光が表示部材に送られ、情報が表示される。表示部材と光学部材は筐体に収納されており、前記光学部材よりも前記表示部材が前方側に設置されている。筐体の一面には開口が形成されており、開口の開放されている面積は巻取型カバーの移動により変化する。そして、表示部材の起立状態においては、巻取型カバーは表示部材側に巻き取られる。
Description
本発明は、カバーの開閉機構を有する表示装置に関する。
車両の運転席付近に搭載されるヘッドアップディスプレイ装置が知られている。特許文献1は、画像を表示するためのコンバイナと、カバーとを備える車載用のヘッドアップディスプレイ装置を記載している。このヘッドアップディスプレイ装置では、コンバイナを使用していない場合、カバーはコンバイナの上方を覆っている。一方、コンバイナを使用している場合、カバーはコンバイナの上方のスペースから退避し、コンバイナが起立して露出する。
特許文献1のカバーは一枚の板状であり、コンバイナの収納時と露出時とでカバーを移動させる必要があるため、カバーを配置するエリアとして少なくてもカバーの2倍程度の面積を必要とする。自動車の運転席の前、例えばダッシュボードの上の面積は限られているので、このような大きさの面積を占有するカバーは好ましくない。
本発明が解決しようとする課題としては、上記のものが例として挙げられる。本発明は、カバーの占有面積が小さく、全体として小型化が可能な表示装置を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、表示装置であって、情報を表示する表示部材と、前記表示部材に光を送る光学部材と、前記表示部材および前記光学部材を収納する筺体と、前記筺体の一面に形成された開口と、前記開口が開放されている面積を可変するように移動可能な巻取型カバーと、を備え、前記光学部材よりも前記表示部材が前方側に設置され、前記表示部材の起立状態において、前記巻取型カバーが前記表示部材側に巻き取られることを特徴とする。
本発明の1つの好適な実施形態では、表示装置は、情報を表示する表示部材と、前記表示部材に光を送る光学部材と、前記表示部材および前記光学部材を収納する筺体と、前記筺体の一面に形成された開口と、前記開口が開放されている面積を可変するように移動可能な巻取型カバーと、を備え、前記光学部材よりも前記表示部材が前方側に設置され、前記表示部材の起立状態において、前記巻取型カバーが前記表示部材側に巻き取られることを特徴とする。
上記の表示装置では、光学部材からの光が表示部材に送られ、情報が表示される。表示部材と光学部材は筐体に収納されており、光学部材よりも表示部材が前方側に設置されている。筐体の一面には開口が形成されており、開口の開放されている面積は巻取型カバーの移動により変化する。そして、表示部材の起立状態においては、巻取型カバーは表示部材側に巻き取られる。
この表示装置では、巻取型カバーが筐体内で表示部材側に巻き取られる構造となっているため、表示部材の起立状態においてカバーを収納するスペースを小さくすることができ、全体を小型化することができる。
上記の表示装置の一態様は、前記巻取型カバーを移動させる駆動力を有する駆動手段と、前記駆動力を前記巻取型カバーに伝達する伝達手段と、備え、前記駆動手段の少なくとも一部は、前記光学部材と前記筺体の間の空間に配置される。さらに好適には、前記伝達手段の少なくとも一部は、前記光学部材と前記筺体の間の空間に配置される。
この態様では、駆動手段の発生する駆動力が伝達手段を通じて巻取型カバーに伝達され、巻取型カバーが移動する。光学部材の幅は表示部材の幅より小さく、表示部材と筐体との間に空間ができるので、その空間の一部に駆動手段及び伝達手段を配置することにより、装置全体をより小型化できる。
上記の表示装置の他の一態様では、前記駆動手段は回転による駆動力を有するモータを備え、前記伝達手段は、前記モータの回転を伝える複数のギアと、一対のリンクがその中点を軸として回転自在に連結された複数のリンク機構が連結されて構成された伸縮自在なアーム部材と、を備え、前記アーム部材は前記巻取型カバーの一方の側面側に配置され、前記アーム部材の一端は前記巻取型カバーの前記一方の側面と連結され、前記アーム部材の他端は前記筺体に回転可能に支持され、前記アーム部材の他端と前記中点との間のリンクは前記複数のギアのうち1のギアと連結されている。
この態様では、駆動手段はモータを備え、伝達手段は複数のギアと、伸縮自在なアーム部材とを備える。駆動手段による駆動力は、複数のギアとアーム部材とを介して巻取型カバーに伝達される。
上記の態様の好適な例では、前記1のギアは扇型ギアであり、前記扇型ギアの径が前記アーム部材の他端と前記中点との間のリンクと連結されている。他の好適な例では、前記巻取型カバーの他方の側面には前記アーム部材と平行にもう1つのアーム部材が配置され、前記もう1つのアーム部材の一端は前記巻取型カバーの前記他方の側面と連結され、前記もう1つのアーム部材の他端は前記筺体に回転可能に支持されている。さらに他の好適な例では、前記1つのアーム部材の他端と前記もう1つのアーム部材の他端は同期して回転するようにシャフトで連結されている。
上記の表示装置の他の一態様では、前記アーム部材の前記一端と前記他端の距離は、前記開口が開放されている面積が大きくなるにつれて大きくなる。これにより、開口が大きく開放されるほど巻取型カバーが表示部材側に大きく巻き取られる。
上記の表示装置の他の一態様では、前記巻取型カバーの両方の側面は、前記筺体に形成されたガイド溝に沿って移動し、前記ガイド溝は、前記アーム部材が伸縮する方向と平行な方向に形成されている。この態様では、アーム部材が伸びることにより巻取型カバーがガイド溝に沿って移動して開口を開放する。また、アーム部材が縮むことにより巻取型カバーがガイド溝に沿って移動して開口を閉鎖する。
上記の表示装置の他の一態様では、前記巻取型カバーは、前記開口が開放されている面積が大きくなるにつれて、収納されている前記表示部材と前記筺体の1つの内面の間の空間を通って移動する。この態様では、巻取型カバーが表示部材と筐体の1つの内面との間を大きく移動することにより、開口がより大きく開放される。
上記の表示装置の他の一態様では、前記巻取型カバーの少なくとも一部は、前記表示部材の下方に巻き取られる。これにより、表示装置内のスペースを効率的に利用して巻取型カバーを巻き取ることができる。
好適な例では、この表示装置が自動車へ設置された状態において、前記巻取型カバーがフロントガラス側に巻き取られる。
以下、図面を参照して本発明の好適な実施例について説明する。
[基本構造]
図1は、本発明の実施例に係るヘッドアップディスプレイ(以下、「HUD」と呼ぶ。)1の外観を示す斜視図である。詳しくは、図1(A)は、カバーが閉じられた状態を示し、図1(B)はカバーが開いている状態を示し、図1(C)はカバーが開いてコンバイナが起立した状態を示す。
図1は、本発明の実施例に係るヘッドアップディスプレイ(以下、「HUD」と呼ぶ。)1の外観を示す斜視図である。詳しくは、図1(A)は、カバーが閉じられた状態を示し、図1(B)はカバーが開いている状態を示し、図1(C)はカバーが開いてコンバイナが起立した状態を示す。
図1(A)に示すように、HUD1では、筐体2の上面2aに開口2xが形成されており、開口2xはカバー3により閉じられている。カバー3は複数の短冊状のカバー板3xが連結されてなる巻取型カバーである。筐体2の開口2xが閉じられた状態では、カバー3を構成するカバー板3xが筐体2の上面2aの直下に一列に整列し、筐体2の開口2xが塞がれている。この状態がHUD1の収納状態(非表示状態)である。
図1(A)に示すように、筐体2の内部には、カバー3が移動するためのレール5が設けられている。後述するカバー移動機構により、カバー3がレール5に沿って移動して筐体2の前面2bの方向に移動すると、図1(B)に示すように筐体2の開口2xが開放される。開口2xの下方には、画像を表示するためのコンバイナ4が設けられており、カバー3の移動により開口2xが開放されると、コンバイナ4が露出する。カバー3は、筐体2の前面2bの内面に沿って下方へ移動し、さらにコンバイナ4の下方へ回り込む。より詳細には、カバー3はまず筐体2の前方側へ移動し、次に筐体2の前面2bの内面に沿って折れ曲がって下方へ移動し、さらに前面2bの下端付近で筐体2の後方側へ折れ曲がってコンバイナ4の下方へ回り込む。こうして、カバー3の少なくとも一部は、コンバイナ4の下方に巻き取られる。
図1(B)のように筐体2の開口2xが開放された状態で、後述するコンバイナ起立機構が動作し、図1(C)に示すようにコンバイナ4が起立する。この状態が、HUD1により画像を表示する表示状態となる。なお、コンバイナ4は本発明の表示部材の一例である。
このように、本実施例では、HUD1の表示状態では、図1(C)に示すように巻取型のカバー3が筐体2の前面2bの内側及びコンバイナ4の下方に折れ曲がって収納される。これにより、表示状態におけるカバー3の収納のためのスペースを小さくすることができる。
上記のHUD1が自動車のダッシュボードに設置される場合、車種によってそれぞれ異なるが一般的にダッシュボード付近は手前側に計器などが多くあり空間に余裕が無いが、奥のフロントウィンドウ側には比較的空間に余裕があるので、その空間を利用してカバー3を効率的に収納することができる。なお、HUD1が自動車のダッシュボードに設置される場合、図1における「前方」は自動車のフロントガラス側となり、「後方」は座席側となる。よって、開口2xを開放する際にはカバー3は自動車のフロントガラス側に巻き取られる。
[カバーの収納構造]
次に、カバーの収納のためのスペースについて、比較例を参照して詳しく説明する。
図2(A)は、第1比較例として、カバースライド方式のHUD50の構造を模式的に示す。なお、図2(A)はHUD50を側方から見た図である。第1比較例は、引用文献1のように、板状のカバーを水平移動させる構造のHUDである。図2(A)に示すように、HUD50の筐体51内部にはコンバイナ52が設けられており、コンバイナ52の上方に開口51xが形成されている。収納状態では、破線で示す板状のカバー53が開口51xを塞いでいる。一方、表示状態では、実線で示す板状のカバー53が矢印に示すように水平移動し、開口51xを開放する。なお、開口51xが開放された後、コンバイナ52が起立する。
次に、カバーの収納のためのスペースについて、比較例を参照して詳しく説明する。
図2(A)は、第1比較例として、カバースライド方式のHUD50の構造を模式的に示す。なお、図2(A)はHUD50を側方から見た図である。第1比較例は、引用文献1のように、板状のカバーを水平移動させる構造のHUDである。図2(A)に示すように、HUD50の筐体51内部にはコンバイナ52が設けられており、コンバイナ52の上方に開口51xが形成されている。収納状態では、破線で示す板状のカバー53が開口51xを塞いでいる。一方、表示状態では、実線で示す板状のカバー53が矢印に示すように水平移動し、開口51xを開放する。なお、開口51xが開放された後、コンバイナ52が起立する。
図2(A)に示す第1比較例では、板状のカバー53が水平移動して開口51xを開放するため、筐体51はカバー53の面積の2倍以上の奥行き(前後方向の長さ)を必要とし、筐体51が大型化してしまうという欠点がある。
図2(B)は、第2比較例として、カバー昇降方式のHUD55の構造を模式的に示す。図2(B)もHUD55を側方から見た図である。図2(B)に示すように、HUD55の筐体56内部にはコンバイナ57が設けられており、コンバイナ57の上方に開口56xが形成されている。収納状態では、破線で示す板状のカバー58が開口56xを塞いでいる。一方、表示状態では、実線で示す板状のカバー58が矢印に示すように前方へスライドした後、さらに下降し、筐体56の前面56bの内側に入り込んで開口56xを開放する。なお、開口56xが開放された後、コンバイナ57が起立する。
図2(B)に示す第2比較例では、板状のカバー58が下方に移動して垂直方向に配置されることにより開口56xを開放するため、筐体55はカバー58の長さ以上の高さ(垂直方向の長さ)を必要とし、筐体56が大型化してしまうという欠点がある。
図2(C)は、実施例に係るHUD1の構造を模式的に示す。図2(C)もHUD1を側方から見た図である。図2(C)に示すように、HUD1の筐体2内部にはコンバイナ4が設けられており、コンバイナ4の上方に開口2xが設けられている。収納状態では、破線で示す巻取型のカバー3がレール5に沿って1枚の板状に整列し、開口56xを塞ぐ。一方、表示状態では、巻取型のカバー3は矢印に示すように前方へスライドして筐体2の前面2bの内側へ入り込んだ後、さらに筐体2の後方へ折れ曲がってコンバイナ4の下方に入り込んで開口2xを開放する。なお、開口2xが開放された後、コンバイナ4が起立する。
このように、図2(C)に示す本実施例では、巻取型のカバー3が折れ曲がって筐体内部に沿って移動して収納されることにより開口2xを開放するため、筐体2を小型化することが可能となる。
[詳細構造]
図3、図4(A)、4(B)は、HUD1の詳細な構造を示す斜視図であり、特に筐体の下方に配置された光学部材6を示している。光学部材6は、光源、光学素子などを含み、図3に示すように、情報を表示するための光Lをコンバイナ4に照射する。運転者などの観察者は、光学部材6側からコンバイナ4で反射された光を見ることにより、表示内容を視認する。
図3、図4(A)、4(B)は、HUD1の詳細な構造を示す斜視図であり、特に筐体の下方に配置された光学部材6を示している。光学部材6は、光源、光学素子などを含み、図3に示すように、情報を表示するための光Lをコンバイナ4に照射する。運転者などの観察者は、光学部材6側からコンバイナ4で反射された光を見ることにより、表示内容を視認する。
図4(A)に示されるように、光学部材6の横方向の幅X1は、コンバイナ4の幅X2及び筐体2の幅X3より短いため、筐体2の下方では、光学部材6の左右の側方にスペースが生じる。このスペースに、カバー3を移動させるための機構(「カバー移動機構」と呼ぶ。)、及び、コンバイナ4を起立させるための機構(「コンバイナ起立機構」と呼ぶ。)を設けることができる。
図5(A)、5(B)、図6は、カバー移動機構及びコンバイナ起立機構を示す斜視図である。図5(A)、5(B)はHUD1を斜め上方から見た斜視図であり、図6はHUD1を斜め下方から見た斜視図である。
まず、カバー移動機構について説明する。カバー移動機構は、モータ21と、一対のパンタグラフ22a、22bと、ギア23〜25と、扇形ギア26と、シャフト27と、レール5とにより構成される。
パンタグラフ22a、22bの各々は、一対のリンクがその中点を軸として回転可能に連結されたリンク機構を複数個連結して構成される。パンタグラフ22a、22bは、筐体2の左右の側面に沿って平行に配置されている。パンタグラフ22a、22bの一端、具体的には筐体2の前方型の端部22xは、それぞれ巻取型のカバー3の端部の側面に連結されている。また、パンタグラフ22a、22bの他端、具体的には筐体2の後方側の端部22yは、同期して回転するようにシャフト27により連結されている。
モータ21の回転は、ギア23〜25を介して扇形ギア26に伝達される。扇形ギア26の1つの径は、パンタグラフ22aの最も後方側のリンク機構の端部とその中点との間に連結されている。
モータ21が一方向に回転すると、その回転がギア23〜25及び扇形ギア26に伝達され、パンタグラフ22aが伸びる。パンタグラフ22bは、パンタグラフ22aが伸びるのに伴って同じ方向に延びる。これにより、パンタグラフ22aの前方側の端部22xが筐体2の前方へ移動し、カバー3がレール5に沿って筐体2の前面2bの内側へ、さらにはコンバイナ4の下方へと回り込む。
一方、モータ21が逆方向に回転すると、その回転がギア23〜25及び扇側ギア26に伝達され、パンタグラフ22aが縮む。パンタグラフ22bは、パンタグラフ22bが縮むのに伴って同じ方向に縮む。これにより、パンタグラフ22aの前方側の端部22xが筐体2の後方へ移動し、カバー3がレール5に沿って移動して開口2xを塞ぐ。こうして、モータ21の回転により巻取型のカバー3が移動し、筐体2の開口2xが開閉される。
なお、上記の構成において、モータ21は本発明の駆動手段の一例であり、パンタグラフ22a、22bは本発明のアーム部材の一例であり、パンタグラフ22a、22b及びギア23〜26は本発明の伝達手段の一例であり、レール5は本発明のガイド溝の一例である。
次に、コンバイナ起立機構について説明する。コンバイナ起立機構は、モータ11と、ギア13、14と、ベルト15、17と、プーリ16、18とにより構成される。モータ11の回転はギア13、14に伝達され、ベルト15を介してプーリ16に伝達される。プーリ16はベルト17によりプーリ18に連結されており、プーリ16の回転はベルト17を通じてプーリ18に伝達される。プーリ18はコンバイナ4のベース19に固定されており、プーリ17が回転することにより、コンバイナ4が起立する。モータ11を逆方向に回転させると、プーリ18が逆方向に回転し、コンバイナ4は筐体2の後方へ倒れて開口2xの下方で横方向に配置される。このように、モータ11を駆動することにより、コンバイナ4を起立させたり、倒したりすることができる。
HUD1の制御部(図示せず)は、HUD1を収納状態から表示状態にする際には、モータ21を駆動してカバー3を筐体2内に収納した後、モータ11を駆動してコンバイナ4を起立させる。一方、HUD1を表示状態から収納状態にする場合には、制御部は、モータ11を逆方向に駆動してコンバイナ4を倒して筐体2内部に移動させた後、モータ21を逆方向に駆動してカバー3により開口2xを塞ぐ。
本発明は、カバーの開閉機構を有する表示装置に利用することができる。
1 ヘッドアップディスプレイ(HUD)
2 筐体
3 カバー
4 コンバイナ
5 レール
6 光学部材
2 筐体
3 カバー
4 コンバイナ
5 レール
6 光学部材
Claims (12)
- 情報を表示する表示部材と、
前記表示部材に光を送る光学部材と、
前記表示部材および前記光学部材を収納する筺体と、
前記筺体の一面に形成された開口と、
前記開口が開放されている面積を可変するように移動可能な巻取型カバーと、
を備え、
前記光学部材よりも前記表示部材が前方側に設置され、
前記表示部材の起立状態において、前記巻取型カバーが前記表示部材側に巻取られることを特徴とする表示装置。 - 前記巻取型カバーを移動させる駆動力を有する駆動手段と、
前記駆動力を前記巻取型カバーに伝達する伝達手段と、
を備え、
前記駆動手段の少なくとも一部は、前記光学部材と前記筺体の間の空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記伝達手段の少なくとも一部は、前記光学部材と前記筺体の間の空間に配置されることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- 前記駆動手段は回転による駆動力を有するモータを備え、
前記伝達手段は、
前記モータの回転を伝える複数のギアと、
一対のリンクがその中点を軸として回転自在に連結された複数のリンク機構が連結されて構成された伸縮自在なアーム部材と、
を備え、
前記アーム部材は前記巻取型カバーの一方の側面側に配置され、
前記アーム部材の一端は前記巻取型カバーの前記一方の側面と連結され、
前記アーム部材の他端は前記筺体に回転可能に支持され、
前記アーム部材の他端と前記中点との間のリンクは前記複数のギアのうち1のギアと連結されていることを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記1のギアは扇型ギアであり、
前記扇型ギアの径が前記アーム部材の他端と前記中点との間のリンクと連結されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記巻取型カバーの他方の側面には前記アーム部材と平行にもう1つのアーム部材が配置され、
前記もう1つのアーム部材の一端は前記巻取型カバーの前記他方の側面と連結され、
前記もう1つのアーム部材の他端は前記筺体に回転可能に支持されていることを特徴とする請求項5に記載の表示装置。 - 前記1つのアーム部材の他端と前記もう1つのアーム部材の他端は同期して回転するようにシャフトで連結されていることを特徴とする請求項6に記載の表示装置。
- 前記アーム部材の前記一端と前記他端の距離は、前記開口が開放されている面積が大きくなるにつれて大きくなることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- 前記巻取型カバーの両方の側面は、前記筺体に形成されたガイド溝に沿って移動し、
前記ガイド溝は、前記アーム部材が伸縮する方向と平行な方向に形成されていることを特徴とする請求項4に記載の表示装置。 - 前記巻取型カバーは、前記開口が開放されている面積が大きくなるにつれて、収納されている前記表示部材と前記筺体の1つの内面の間の空間を通って移動することを特徴とする請求項4に記載の表示装置。
- 前記巻取型カバーの少なくとも一部は、前記表示部材の下方に巻き取られることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
- この表示装置が自動車へ設置された状態において、前記巻取型カバーがフロントガラス側に巻き取られることを特徴とする請求項1に記載の表示装置。
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JP2013054311A (ja) * | 2011-09-06 | 2013-03-21 | Yazaki Corp | 車両用表示装置 |
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Legal Events
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170317 |
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180306 |
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A02 | Decision of refusal |
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