JP2001290436A - ディスプレイ装置 - Google Patents

ディスプレイ装置

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JP2001290436A
JP2001290436A JP2000106919A JP2000106919A JP2001290436A JP 2001290436 A JP2001290436 A JP 2001290436A JP 2000106919 A JP2000106919 A JP 2000106919A JP 2000106919 A JP2000106919 A JP 2000106919A JP 2001290436 A JP2001290436 A JP 2001290436A
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Makoto Uehara
誠 植原
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ディスプレイ装置の設置部位にかかわらず、
ディスプレイ装置全体を動かさずに、ディスプレイを任
意の角度に調整でき、また、ディスプレイを前後に移動
できるようにして背面へのアクセスが容易になると共
に、壁面からの突出を最小限に抑えることが可能な薄型
の平面型ディスプレイ装置を提供する。 【解決手段】 ディスプレイ装置1は、ディスプレイ1
0と、台座部11と、支柱12と、支柱12を中心に回
転可能に連結された支持腕13と、支持腕13に回転可
能なヒンジ部14とガイドレール15で構成される。ヒ
ンジ部14には、ディスプレイ10背面に固定された断
面コの字形状のガイドレール15に沿って移動可能な断
面凸形状のスライドブロック16が設けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ディスプレイ装置
に関し、詳しくは、大画面を有する奥行きの薄い平面型
ディスプレイ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、プラズマディスプレイや液晶ディ
スプレイなどの平面ディスプレイ装置は大画面でも奥行
きが薄くできる特徴のため、図28のようにディスプレ
イ装置101を壁面に近接して設置したり、また、図2
9のようにディスプレイ装置102を壁面に取り付けた
りすることができ、室内空間のスペースを有効に利用で
きるようになっていた。
【0003】しかしながら、このようなディスプレイ装
置では視聴者の着座位置に応じて、ディスプレイの向き
を変えようとすると、ディスプレイが壁にぶつかり、好
みの向きに変えることが出来なかった。また、向きを変
えるためにディスプレイ装置を動かすと、無駄なスペー
スが生じたりしてしまった。
【0004】例えば、図30に示すように、ディスプレ
イ装置101ダイニングテーブル103に対向する位置
の部屋の壁際に設置されていた場合、ダイニングテーブ
ル103に着座すれば、ディスプレイ装置101を横向
きになるがほぼ正面に鑑賞することができるが、同じ部
屋のソファ104に座ってディスプレイ装置101を鑑
賞しようとした場合、斜め前方からの鑑賞となり、非常
に見づらくなってしまうという問題があった。また、図
31に示すように、ディスプレイ装置102を壁掛けに
した場合も、図30と同様な問題があった。
【0005】さらに、このようなディスプレイ装置の場
合、ディスプレイ装置を一度設置してしまうと、図32
に示すように、ディスプレイ装置101背面にある電源
端子や外部機器からの接続端子へのアクセスがしずら
く、また、ディスプレイ装置101をメンテナンスする
場合にも、ディスプレイ装置を壁やスタンドから外さな
くてはならなかった。
【0006】また、特開平5−66854号公報に提案
されている表示装置のみを前後方向に移動可能とし、表
示装置が連結された本体の床面に回転機構を取付け、設
置面に対して回転できるようにした情報処理装置が開示
されている。しかしながら、このような情報処理装置を
壁面に近接して設置した状態で、本体を回転しようとす
ると、本体が壁面とぶつかり、所望の角度まで回転でき
なかった。
【0007】また、本体を回転した時に壁面とぶつから
ないように設置した場合、本体と壁面の間に無駄な空間
を設けなければならなかった。
【0008】また、図33に示すように、支柱とヒンジ
A、B及び支持腕で構成される表示装置用のスタンドが
市販されているが、壁面に近接した机などの端に固定し
た時に、ディスプレイを図34のように折りたたんで、
壁面に近づけてもディスプレイは支柱とヒンジAを間に
はさんだところまでしか寄せることが出来なかった。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述の従来
技術の問題点に鑑み、ディスプレイ装置を壁面に近接し
て設置したり、壁掛け設置にしても、ディスプレイ装置
全体を動かさず、視聴者の着座位置や好みに応じて、デ
ィスプレイを任意の角度に調整でき、また、ディスプレ
イを前後に移動できるようにして外部機器からの接続作
業性などの背面へのアクセスを容易にすると共に、ディ
スプレイを壁面に寄せれば、壁面からの突出を最小限に
抑えることが可能な薄型の平面型ディスプレイ装置を提
供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成すべく
成された本発明の構成は以下の通りである。
【0011】すなわち、本発明は、ディスプレイを備え
たディスプレイ装置であって、該ディスプレイ装置全体
を被設置部位に対して支持する支持基部を備えたディス
プレイ装置において、前記支持基部に対して回転可能に
軸支された少なくとも2本の支持腕と、前記支持腕と前
記ディスプレイを連結する連結部材を備え、前記連結部
材は、前記支持腕の端部に軸支された可動部材と、前記
ディスプレイに設けられ、前記可動部材の前記支持腕の
回転面に平行な移動を案内する案内部材とを含むことを
特徴とする。
【0012】この構成により、ディスプレイ装置を壁面
に近接して設置したり、壁掛け設置にした場合に、ディ
スプレイ全体を動かさなくとも、ディスプレイを視聴者
の着座位置や好みに合わせて、任意の角度に調整でき、
また、外部機器からの接続作業性などの背面へのアクセ
スを容易にするとともに、ディスプレイを壁面に寄せれ
ば、壁面からの突出を最小限に抑えることができた。
【0013】また、前記支持基部は、被載置面に当接す
る台座部と、該台座部から上方に延出する支柱とを含
み、前記支持腕は、それぞれの回転軸が軸方向に重なる
ように前記支柱に支持されることが好適である。
【0014】この構成により、ディスプレイ装置を壁面
に近接して設置した場合に、台座部及び支柱を動かさな
くとも、ディスプレイを表示手前に動かすことが可能に
なるので、外部機器からの接続作業性などの背面へのア
クセスが容易になった。
【0015】また、前記支持基部は、立設された被設置
面に対して固定される支持板部と、該支持板部に対して
前記支持腕を軸支する腕支持部とを含み、前記支持腕
は、それぞれの回転軸が軸方向に重なるように前記腕支
持部に支持されることが好適である。
【0016】この構成によれば、ディスプレイ装置を壁
面に固定しても、先の本発明と同様な作用効果が得られ
ると共に、ディスプレイ装置下方の床面が空くので、そ
のスペースが自由に使えるといった効果も得られる。ま
た、ディスプレイを壁面に寄せれば、壁面からの突出を
最小限に抑えることが可能となる。
【0017】この場合、前記可動部材及び前記案内部材
は、前記ディスプレイの背面にあることが好ましく、こ
れにより、ディスプレイ装置が壁面に近接して設置した
り、壁掛け設置にしても、上記の作用効果が得られる。
【0018】また、前記支持基部は、被載置面に対して
当接する台座部と、該台座部から上方に延出する支柱と
を含み、前記支持腕は、それぞれの回転軸が平行、かつ
軸方向に直交する方向に離間するように前記支柱に支持
されることが好適である。
【0019】この構成により、ディスプレイ装置を壁面
に近接して設置した場合に、台座部及び支柱を動かさな
くとも、ディスプレイを表示手前に動かすことが可能に
なるので、外部機器からの接続作業性などの背面へのア
クセスが容易になった。
【0020】また、前記支持基部は、立設された被設置
面に対して固定される支持板部と、該支持板部に対して
前記支持腕を軸支する腕支持部とを含み、前記支持腕
は、それぞれの回転軸が平行、かつ軸方向に直交する方
向に離間するように前記腕支持部に支持されることが好
適である。
【0021】この構成によれば、ディスプレイ装置を壁
面に固定しても、先の本発明と同様な作用効果が得られ
ると共に、ディスプレイ装置下方の床面が空くので、そ
のスペースが自由に使えるといった効果も得られる。ま
た、ディスプレイを壁面に寄せれば、壁面からの突出を
最小限に抑えることが可能となる。
【0022】この場合、前記可動部材及び前記案内部材
は、前記ディスプレイの背面にあることが好ましく、こ
れにより、ディスプレイ装置が壁面に近接して設置した
り、壁掛け設置にしても、上記の作用効果が得られる。
【0023】また、前記案内部材及び可動部材を前記デ
ィスプレイの背面に設けてもよい。
【0024】また、ディスプレイを備えたディスプレイ
装置であって、該ディスプレイ装置全体を被設置部位に
対して支持する支持基部を備えたディスプレイ装置にお
いて、前記支持基部に一端を回転可能に支持され、前記
ディスプレイに設けられた案内部材に沿って移動可能な
可動部材を他端に有する少なくとも2本の支持腕を備
え、前記少なくとも2本の支持腕のなす角度を変更する
ことにより前記支持基部に対する前記ディスプレイの距
離及び角度の少なくともいずれか一方を変更するように
してもよい。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を、図面
により詳細に説明する。
【0026】(第一の実施形態)図1は、本発明の第一
の実施の形態を示すディスプレイ装置1の外観背面斜視
図であり、図2はディスプレイ装置1のディスプレイ1
0を表示手前側に引き出した状態の外観背面斜視図であ
り、図3は図1の状態のディスプレイ装置1の上面図で
あり、図4は図2の状態のディスプレイ装置1の上面図
であり、図5は図4の状態のディスプレイ装置1のディ
スプレイ10を回転した状態の上面図である。
【0027】本発明のディスプレイ装置1は、PDPな
どの表示デバイス(不図示)と表示デバイスを駆動する
ための回路部(不図示)とを樹脂や金属板金などで形成
したカバーに収納した薄型のディスプレイ10と、床な
ど被設置部位に設面する台座部(支持基部)11と、台
座部11から上方に延出する支柱12と、支柱12を中
心に回転可能に連結された支持腕13と、支持腕13に
回転可能なヒンジ部(可動部材)14とスライド可能な
ガイドレール15で概略構成されている。なお、ヒンジ
部14は、図6に示すように、スライドブロック16と
支持腕13及び連結ピン17で構成されている。
【0028】図1,図6及び図7に示すように、ディス
プレイ10の背面の略中央を左右に横断するように金属
板金などで作られた概略コ字の断面形状のガイドレール
(案内部材)15がネジなど(不図示)によってディス
プレイ10の背面に取付けられている。そして、前記ガ
イドレール15に沿って移動可能な凸型の断面形状のス
ライドブロック16が挿入されている。スライドブロッ
ク16の先端部16aには、連結穴16bが開けられて
おり、支持腕13の凹型になった先端部13aが挿入さ
れ、ツバ付きの連結ピン17が先端部13a上面の連結
穴から挿入した後で、抜け止めのネジ18で固定されて
いる。なお、支持腕13は、金属製の角型パイプと金属
を削り出したブロックを溶接などで接合したもので作成
すれば良く、また、スライドブロック16と連結ピン1
7も金属を削り出したもので作成すれば良い。
【0029】支持腕13と支柱12の取り付け方法は、
図8及び図9に示すように、左右の支持腕13は、それ
ぞれ上下逆に幅が狭くなった部分13bが形成され、支
柱12に挿入される取り付け穴13cが形成されてい
る。支柱12の支持腕13が取り付けられる部分12a
は、一段細くなっており、その段差部分12bで支持腕
13が支えられている。支柱12の先端には、ネジ部1
2cが形成されており、支持腕13が支柱12からの抜
け止めのためのキャップ19が装着される。キャップ1
9の内側には、支柱12のネジ部12cに対応するネジ
部19aが形成され、支柱にねじ込まれている。ネジの
深さL1は、支柱12のネジ部12cのネジ長L2より
も深くなっており、キャップ19をねじ込むと、支柱1
2の段差部12bとキャップ19の間の支持腕13が挟
み込まれ、固定される。
【0030】なお、支柱12も支持腕13同様に、金属
パイプと金属の削り出しのブロックを溶接したものなど
で作成すれば良く、キャップ19も同様に金属の削り出
しで形成すれば良い。さらに、キャップ19の外周には
ローレットなどの滑り止め部19bが形成されている。
【0031】また、台座部11は金属を削り出したもの
やダイキャスト等の金属を成型したものなどで形成すれ
ば良く、支柱12と台座部11はネジなどで固定する
か、溶接などで固定しても良い。
【0032】次に、本実施の形態に係るディスプレイ装
置の動作について説明する。
【0033】まず、キャップ19を緩め、ディスプレイ
10を表示側手前に引くと、ガイドレール15内に装着
された左右のスライドブロック16がディスプレイ10
の中央の方にそれぞれ移動する。すると、スライドブロ
ック16に連結された支持腕13が支柱12を中心に回
転する。所望の位置までディスプレイ10を引き出した
後、そのままディスプレイ10を支柱12を中心に所望
の角度まで回転させ、キャップ19をねじ込むと、ディ
スプレイ10は固定される。ディスプレイ10を別な位
置や角度に調整したければ、前記動作を同じ手順で行え
ば良い。そうすれば、図10に示すように、壁面に近接
し、なおかつ、ダイニングテーブル103に対向する位
置にディスプレイ装置1を設置した時も、図11に示す
ように、ソファ104に着座してディスプレイ装置1を
鑑賞する場合、前記のような動作をしてディスプレイ装
置1のディスプレイ10を回転して角度を調整すれば、
ディスプレイ10が鑑賞しやすくなり、また、図12,
図13及び図14に示すように、ディスプレイ装置1が
壁面から離れるので、ディスプレイ装置1の背面にある
コネクタ20への外部機器の接続やメンテナンスの作業
性が向上する。
【0034】(第二の実施形態)次に本発明の第二の実
施形態を、図面により詳細に説明する。
【0035】図15は、本発明の第二の実施の形態を示
すディスプレイ装置1の側面断面図であり、図16は図
15のディスプレイ装置のディスプレイを表示手前側に
引き出した状態の側面断面図であり、図17はディスプ
レイ装置を壁面などの被設置部位に取り付ける部分の詳
細斜視図である。なお、第二の実施形態においては、第
一の実施の形態と同一であるものについては、同一の符
号を付してその説明を省略する。
【0036】図15に示すように、ディスプレイ装置1
は、PDPなどの表示デバイス(不図示)と表示デバイ
スを駆動するための回路部(不図示)とを樹脂や金属板
金などで形成したカバーに収納した薄型のディスプレイ
10と、壁面などに取り付ける取付板(支持板部)21
と、取付板21に取り付けられたL字型の支持軸(腕支
持部)22と、支持軸22を中心に回転可能に連結され
た支持腕13と、支持腕13に回転可能なヒンジ部14
とスライド可能なガイドレール15で概略構成されてい
る。なお、ヒンジ部14は、第一の実施形態と同様であ
る。
【0037】また、ディスプレイ装置1の背面に取付け
られたガイドレール15及びスライドブロック16の構
造は、第一の実施形態と同様であるので、説明を省略す
る。
【0038】支持腕13と支持軸22の取り付け方法
は、図17に示すように、左右の支持腕13は、それぞ
れ上下逆に幅が狭くなった部分13bが形成され、支持
軸22に挿入される取り付け穴13cが形成されてい
る。支持軸22の支持腕13が取り付けられる部分22
aは、一段細くなっており、その段差部分22bで支持
腕13が支えられている。支柱軸22の先端には、ネジ
部22cが形成されており、支持腕13が支持軸22か
らの抜け止めのためのキャップ19が装着される。キャ
ップ19の内側には、支持軸22のネジ部22cに対応
するネジ部19a(図8参照)が形成され、支持軸22
にねじ込まれる。ネジの深さL1(図8参照)は、支持
軸22のネジ部22cのネジ長L2よりも深くなってお
り、キャップ19をねじ込むと、支持軸22の段差部2
2bとキャップ19の間の支持腕13が挟み込まれ、固
定される。
【0039】なお、支持軸22も支持腕13同様に、金
属パイプと金属の削り出しのブロックを溶接したものな
どで作成すれば良く、キャップ19も同様に金属の削り
出しで形成すれば良い。さらに、キャップ19の外周に
はローレットなどの滑り止め部19bが形成されてい
る。
【0040】また、取付板21は金属板で形成すれば良
く、支持軸22と取付板21はネジなどで固定するか、
溶接などで固定しても良い。なお、取付板の四隅には、
取付穴21aが開けられており、ネジなどによって壁な
どに取り付けられる。
【0041】次に、本実施の形態に係るディスプレイ装
置の動作について説明する。
【0042】まず、キャップ19を緩め、ディスプレイ
10を表示側手前に引くと、ガイドレール15内に装着
された左右のスライドブロック16がそれぞれディスプ
レイ10の中央の方に移動する。すると、スライドブロ
ック16に連結された支持腕13が支持軸22を中心に
回転する。所望の位置までディスプレイ10を引き出し
た後、そのままディスプレイ10を支持軸22を中心に
所望の角度まで回転させ、キャップ19をねじ込むと、
ディスプレイ10は固定される。ディスプレイ10を別
な位置や角度に調整したければ、前記動作を同じ手順で
行えば良い。そうすれば、図18に示すように、壁面に
近接し、なおかつ、ダイニングテーブル103に対向す
る位置にディスプレイ装置1を設置した時も、図19に
示すように、ソファ104に着座してディスプレイ装置
1を鑑賞する場合、前記のような動作をしてディスプレ
イ10の角度を調整すれば、ディスプレイ10が鑑賞し
やすくなり、また、図15,図16及び図20に示すよ
うに、ディスプレイ装置1が壁面から離れるので、ディ
スプレイ装置1の背面にあるコネクタ20への外部機器
の接続やメンテナンスの作業性が向上する。また、ディ
スプレイ10を壁面に寄せるように動かせば、壁面から
ディスプレイ10までの距離は支持軸22の外径とガイ
ドレール15厚みをあわせた寸法のみで済むため、壁面
からの突出を最小限に抑えることが可能となる。
【0043】(第三の実施形態)次に本発明の第三の実
施形態を図面により詳細に説明する。
【0044】図21は、本発明の第三の実施の形態を示
すディスプレイ装置1の外観背面斜視図であり、図22
はディスプレイ装置1のディスプレイ10を表示手前側
に引き出した状態の外観背面斜視図であり、図23は図
21のディスプレイ装置1の上面図であり、図24は図
22の状態のディスプレイ装置1の上面図である。な
お、第三の実施形態においては、第一及び第二の実施形
態と同一であるものについては、同一の符号を付してそ
の説明を省略する。
【0045】本発明のディスプレイ装置1は、PDPな
どの表示デバイス(不図示)と表示デバイスを駆動する
ための回路部(不図示)とを樹脂や金属板金などで形成
したカバーに収納した薄型のディスプレイ10と、床な
どに設面する台座部11と、台座部11から上方に延出
する支柱12と、支柱12に設けられた第一のヒンジ部
23と、第一のヒンジ部23に回転可能に連結された支
持腕13と、支持腕13に回転可能な第二のヒンジ部1
4とスライド可能なスライド部15で概略構成されてい
る。なお、第二のヒンジ部14は、第一の実施形態と同
様である。
【0046】第一のヒンジ部23は、図25に示すよう
に、支柱12に支持腕受け部24が左右に設けられてお
り、その支持腕受け部24を挟み込むように、支持腕1
3の凹型になった先端部13aが挿入され、ツバ付きの
連結ピン17が先端部13a上面の連結穴から挿入した
後で、抜け止めのネジ18で固定されている。なお、支
持腕13及び支柱12は、金属製の角型パイプと金属を
削り出したブロックを溶接などで接合したもので作成す
れば良く、また、連結ピン17も金属を削り出したもの
で作成すれば良い。
【0047】また、ディスプレイ1の背面に取り付けら
れたガイドレール15及びスライドブロック16の構造
は、第一の実施形態と同様であるので、説明を省略す
る。
【0048】台座部11は、第一の実施形態と同様に、
金属を削り出したものやダイキャスト等の金属を成型し
たものなどで形成すれば良く、支柱12と台座部11は
ネジなどで固定するか、溶接などで固定しても良い。
【0049】次に、本実施の形態に係るディスプレイ装
置の動作について説明する。
【0050】まず、ディスプレイ10を表示側手前に引
くと、ガイドレール15内に装着された左右のスライド
ブロック16がそれぞれディスプレイ10の中央の方に
移動する。すると、スライドブロック16に連結された
左右の支持腕13が支柱12に設けられた第一のヒンジ
部23を中心にそれぞれ回転する。
【0051】そうすれば、図26に示すように、壁面に
近接して設置した時も、ディスプレイ装置1が壁面から
離れるので、ディスプレイ装置1の背面にあるコネクタ
20への外部機器の接続やメンテナンスの作業性が向上
する。
【0052】この時、支柱12は図27に示すように第
二の実施形態のように取付板に取り付け、ディスプレイ
装置1を壁面などに取り付けても良く、そうすれば、デ
ィスプレイ装置1が壁面から離れるので、ディスプレイ
装置1の背面にあるコネクタ20への外部機器の接続や
メンテナンスの作業性が向上する。また、ディスプレイ
10を壁面に寄せるように動かせば、壁面からディスプ
レイ10までの距離は第一のヒンジ部23の外径とガイ
ドレール15厚みをあわせた寸法のみで済むため、壁面
からの突出を最小限に抑えることが可能となる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ディスプレイを備えたディスプレイ装置であって、該デ
ィスプレイ装置全体を被設置部位に対して支持する支持
基部を備えたディスプレイ装置において、前記支持基部
に対して回転可能に軸支された少なくとも2本の支持腕
と、前記支持腕と前記ディスプレイを連結する連結部材
を備え、前記連結部材は、前記支持腕の端部に軸支され
た可動部材と、前記ディスプレイに設けられ、前記可動
部材の前記支持腕の回転面に平行な移動を案内する案内
部材とを含むようにしたので、ディスプレイ装置を壁面
に近接して設置したり、壁掛け設置にした場合に、ディ
スプレイ全体を動かさなくとも、ディスプレイを視聴者
の着座位置や好みに合わせて、任意の角度に調整でき、
また、外部機器からの接続作業性などの背面へのアクセ
スが容易になるとともに、ディスプレイを壁面に寄せれ
ば、壁面からの突出を最小限に抑えることができた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るディスプレイ装置の第一の実施形
態を示す外観背面斜視図である。
【図2】図1のディスプレイ装置を表示手前に引き出し
た状態の外観背面斜視図である。
【図3】図1のディスプレイ装置の上面図である。
【図4】図2のディスプレイ装置の上面図である。
【図5】図4のディスプレイ装置のディスプレイを回転
した状態の上面図である。
【図6】ヒンジ部詳細図である。
【図7】図6のヒンジ部の側面断面図である。
【図8】第一の実施形態の支柱及び支持腕の取りつけ形
態を示す断面図である。
【図9】図8の外観斜視図である。
【図10】第一の実施形態のディスプレイ装置を部屋に
配置した例を示す図である。
【図11】図10のディスプレイ装置を回転した時の状
態を示す図である。
【図12】第一の実施形態のディスプレイ装置の側面図
である。
【図13】図12のディスプレイを表示手前に引き出し
た状態を示す側面図である。
【図14】図11のディスプレイ装置の背面へアクセス
する状態を示す図である。
【図15】本発明に係るディスプレイ装置の第二の実施
形態を示す側面図である。
【図16】図15のディスプレイ装置のディスプレイを
表示手前に引き出した状態を示す側面図である。
【図17】第二の実施形態のディスプレイ装置の取付板
周辺の詳細図である。
【図18】第二の実施形態のディスプレイ装置を部屋に
配置した例を示す図である。
【図19】図18のディスプレイ装置を回転した時の状
態を示す図である。
【図20】図19のディスプレイ装置の背面へアクセス
する状態を示す図である。
【図21】本発明に係るディスプレイ装置の第三の実施
形態を示す側外観斜視図である。
【図22】図21のディスプレイを表示手前に引き出し
た状態を示す外観斜視図である。
【図23】図21のディスプレイ装置の上面図である。
【図24】図22のディスプレイ装置の上面図である。
【図25】第三の実施形態のディスプレイ装置の支柱部
分の詳細図である。
【図26】第三の実施形態のディスプレイ装置の背面へ
アクセスする状態を示す図である。
【図27】第三の実施形態のディスプレイ装置を壁掛け
設置にした時に背面へアクセスする状態を示す図であ
る。
【図28】従来の薄型ディスプレイ装置を壁際に設置し
た状態を示す図である。
【図29】従来の薄型ディスプレイ装置を壁掛け設置に
した状態を示す図である。
【図30】従来の薄型ディスプレイ装置を部屋の壁際に
設置した状態の一例を示す図である。
【図31】従来の薄型ディスプレイ装置を部屋の壁に設
置した状態の一例を示す図である。
【図32】従来の薄型ディスプレイ装置を部屋の壁際に
設置した状態の一例を示す図である。
【図33】従来の市販されている支持腕を使ったディス
プレイ装置の一例を示す斜視図である。
【図34】図33のディスプレイ装置の上面図である。
【符号の説明】
1 ディスプレイ装置 10 ディスプレイ 11 台座部 12 支柱 13 支持腕 13a 支持腕の先端部 13b 支持腕の幅が細くなった部分 13c 取りつけ穴 14 ヒンジ部 15 ガイドレール 16 スライドブロック 16a スライドブロックの先端部 16b スライドブロックの連結穴 17 連結ピン 18 抜け止めのネジ 19 キャップ 19a キャップ内側のネジ部 19b キャップの滑り止め部 20 コネクタ 21 取付板 21a 取付穴 22 L字型の支柱 22a 支柱の支持腕が取り付けられる部分 22b 支柱の段差部分 22c 支柱のネジ部 23 第一のヒンジ部 24 支持腕受け部 101,102 従来のディスプレイ装置 103 ダイニングテーブル 104 ソファ

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ディスプレイを備えたディスプレイ装置
    であって、該ディスプレイ装置全体を被設置部位に対し
    て支持する支持基部を備えたディスプレイ装置におい
    て、 前記支持基部に対して回転可能に軸支された少なくとも
    2本の支持腕と、 前記支持腕と前記ディスプレイを連結する連結部材を備
    え、 前記連結部材は、前記支持腕の端部に軸支された可動部
    材と、前記ディスプレイに設けられ、前記可動部材の前
    記支持腕の回転面に平行な移動を案内する案内部材とを
    含むことを特徴とするディスプレイ装置。
  2. 【請求項2】 前記支持基部は、被載置面に当接する台
    座部と、該台座部から上方に延出する支柱とを含み、 前記支持腕は、それぞれの回転軸が軸方向に重なるよう
    に前記支柱に支持されることを特徴とする請求項1記載
    のディスプレイ装置。
  3. 【請求項3】 前記支持基部は、立設された被設置面に
    対して固定される支持板部と、該支持板部に対して前記
    支持腕を軸支する腕支持部とを含み、 前記支持腕は、それぞれの回転軸が軸方向に重なるよう
    に前記腕支持部に支持されることを特徴とする請求項1
    記載のディスプレイ装置。
  4. 【請求項4】 前記支持基部は、被載置面に対して当接
    する台座部と、該台座部から上方に延出する支柱とを含
    み、 前記支持腕は、それぞれの回転軸が平行、かつ軸方向に
    直交する方向に離間するように前記支柱に支持されるこ
    とを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
  5. 【請求項5】 前記支持基部は、立設された被設置面に
    対して固定される支持板部と、該支持板部に対して前記
    支持腕を軸支する腕支持部とを含み、 前記支持腕は、それぞれの回転軸が平行、かつ軸方向に
    直交する方向に離間するように前記腕支持部に支持され
    ることを特徴とする請求項1記載のディスプレイ装置。
  6. 【請求項6】 前記案内部材及び可動部材を前記ディス
    プレイの背面に設けたことを特徴とする請求項1乃至5
    のいずれに記載のディスプレイ装置。
  7. 【請求項7】 ディスプレイを備えたディスプレイ装置
    であって、該ディスプレイ装置全体を被設置部位に対し
    て支持する支持基部を備えたディスプレイ装置におい
    て、 前記支持基部に一端を回転可能に支持され、前記ディス
    プレイに設けられた案内部材に沿って移動可能な可動部
    材を他端に有する少なくとも2本の支持腕を備え、 前記少なくとも2本の支持腕のなす角度を変更すること
    により前記支持基部に対する前記ディスプレイの距離及
    び角度の少なくともいずれか一方を変更することを特徴
    とするディスプレイ装置。
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