JP2001115584A - パネル - Google Patents

パネル

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JP2001115584A
JP2001115584A JP29425499A JP29425499A JP2001115584A JP 2001115584 A JP2001115584 A JP 2001115584A JP 29425499 A JP29425499 A JP 29425499A JP 29425499 A JP29425499 A JP 29425499A JP 2001115584 A JP2001115584 A JP 2001115584A
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JP29425499A
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Yasunori Adachi
保憲 足達
Koichi Nagayoshi
浩一 永良
Takashi Omura
剛史 大村
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Kokuyo Co Ltd
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Kokuyo Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】デスクでパソコン作業を行う際に、ディスプレ
イを有効に活用し、且つディスプレイを好適に退避させ
て天板面を広く活用することを可能にするパネルを提供
する。 【解決手段】デスク2の反使用端側に配置するものであ
って、パネル本体3に設けた第1の鉛直軸6に前方に向
かってアーム7を延長させて取り付け、このアーム7に
薄型のディスプレイ8の被支持部81を支持させて、そ
のディスプレイ8を、デスク2上の使用位置とパネル本
体3に近い退避位置との間で移動させ得るように構成し
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デスクでパソコン
作業を行う際に、ディスプレイを有効に活用し、且つデ
ィスプレイを好適に退避させて天板面を広く活用するこ
とを可能にするパネルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年のオフィスにおけるOA化の目覚ま
しい発展に伴って、各デスク毎にパソコンを配置する形
態が極めて日常的な業務スタイルとなって来た。そし
て、これに伴い、パソコンに付帯するディスプレイも、
従来の広い設置スペースを必要とする大形のCRTか
ら、次第に液晶等を用いた薄形のものへと変遷し、これ
によりデスク上の設置スペースを縮小して次第により広
いワークスペースを確保できるようになって来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
薄型のディスプレイを用いる場合は、ディスプレイが容
易に転倒することがないよう、十分なウェイト及び接地
面積を付与したベース上にディスプレイを取り付けてい
るのが通例である。このため、ディスプレイ自体は薄型
になっても、ベースの存在が制約となって、天板の利用
範囲を十分に拡張することができないという不具合を依
然として抱えている。このような不具合に加え、かかる
従来のものは、単に天板上に載置して利用するだけのも
のであるため、落下や転倒の恐れがあり、また配線の引
き回しを天板上で行わなければならないため、天板上の
利用範囲が更に狭められるという不都合もある。
【0004】
【課題を解決するための手段】かかる問題点を解決する
ために、本発明は、デスクの反使用端側に配置されるパ
ネルに、ディスプレイに対する支持機能を付与して、デ
ィスプレイを天板上に直置きしないように構成すること
としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】そのために、本発明のパネルは、
デスクの反使用端側に配置するにあたり、パネル本体内
に設けた支持部に前方に向かってアームを延長させて取
り付け、このアームに薄型のディスプレイの被支持部を
支持させて、そのディスプレイを、デスク上の使用位置
とパネル本体に近い退避位置との間で移動させ得るよう
に構成していることを特徴とする。
【0006】このような構成のものであれば、ディスプ
レイの下にベースに相当するものがなく、天板面をその
分、開放することができる。このため、使用位置から退
避位置までの何れの位置においても、天板上に有効な利
用範囲を確保することができる。特に、退避位置はパネ
ル本体に接近した位置に設定してあり、ディスプレイは
薄型のものであるため、天板上をほぼ全面的に開放する
ことが可能となる。以上に加え、ディスプレイはパネル
に固定してあるため、落下や転倒の恐れがなく、またこ
のような構成であれば、パネル本体の内部に配線空間を
設け、アームに沿って引き回したディスプレイの配線を
かかる配線空間に格納することも容易になるため、天板
上にディスプレイの配線が乱雑に引き回される事態も簡
単に防止することができる。更に、アームの取付先であ
る支持部はパネル本体内に設定してあるため、例えばパ
ネルの外面を支持部としてこの支持部にアームを取り付
けディスプレイを支持させる場合に比べて、ディスプレ
イをよりパネル本体に近い位置まで引き寄せることがで
き、パネルを突き合わせたデスク間に配置している場合
には、パネル本体の反対側に開口を設けてアームを対面
側の机側に引き出すことでディスプレイを共用すること
も可能になる。さらにまた、このように支持部がパネル
本体内にあると、パネルの化粧面の損傷が防止され、ま
たパネル面を開放してそのパネル面に付帯して使用され
る他のオプション類との併用が容易になる。
【0007】ディスプレイを移動させるための好適な実
施の態様としては、支持部が第1の鉛直軸であり、この
第1の鉛直軸を介してアームを水平旋回可能に支持して
いるものや、被支持部を、アームの延長端側に設けた第
2の鉛直軸を介して首振り可能に支持しているもの、そ
の被支持部と第2の鉛直軸との間に、第2の鉛直軸と共
に首振り可能に水平軸を設け、この水平軸を介して被支
持部をチルト動作可能に支持しているもの、或いは、ア
ームが、延長方向に伸縮可能であるもの等を挙げること
ができる。
【0008】或いは、ディスプレイの位置を天板の巾方
向に調節したい場合には、パネル本体に、巾方向に沿っ
て水平レールを設け、この水平レールに第1の鉛直軸を
位置変更可能に取り付けるようにしていることが望まし
い。本発明の効果を一層顕著なものにするためには、パ
ネル本体に、パソコン本体その他周辺機器類をも収容す
るようにしていることが有効となる。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図1〜図7を参
照して説明する。図1及び図2は、本実施例のパネル1
をデスク2に適用した状態で示している。このデスク2
は、左右の脚体21に支持させて天板22を配置し、そ
の反使用端側にパネル1を付帯して設けたものである。
【0010】この実施例のパネル1は、床から立ち上が
るパーティションタイプのもので、上枠材31、下枠材
32及び図示しない左右の側枠材を少なくとも備えた枠
体状のパネル本体3と、このパネル本体3の前後面に取
り付けられる化粧板41、42、43と、前記パネル本
体3の上縁及び側縁に取り付けられる化粧カバー51、
52とからなり、上枠材31及び下枠材32に、図3に
示すように少なくとも前面側及び互いの対向面側に連続
溝31c(32c)、31a(32a)を有する押し出
し材が用いられている。
【0011】そして、このパネル本体3の枠材31、3
2等によって包囲される空間に、本発明の支持部たる第
1の鉛直軸6を配置して、この鉛直軸6に前方に向かっ
てアーム7を延長させて取り付け、このアーム7に液晶
タイプの薄型のディスプレイ8の被支持部たるブラケッ
ト81を支持させている。そして、ディスプレイ8を、
図1に示すデスク2上の適宜の使用位置と、図2に示す
パネル本体3に近い退避位置との間で移動させ得るよう
にしている。
【0012】第1の鉛直軸6は、図3〜図5に示すよう
に、上枠材31及び下枠材32の対向隙間に配置される
もので、その上端部及び下端部に形成した細径な段部6
aを第1の軸受部Aを構成する軸受部材61に設けた軸
孔61aに挿入し、その状態で軸受部材61をそれぞれ
対応する上枠材31及び下枠材32の連続溝31a、3
2a内に配置した板ナット31b、32bに挿通孔61
bを介してねじ止めすることによって、この第1の鉛直
軸6を上枠材31及び下枠材32の長手方向に沿って比
較的自由な位置に固定できるようにしている。すなわ
ち、これらの連続溝31a、32aを有してなる前記上
枠材31及び下枠材32が、本発明の水平レールとして
機能するようになっている。その際、鉛直軸6は軸孔6
1aに対して回転可能とされ、且つ軸受部材61には鉛
直軸6に適度な回転抵抗を付与するための回転制御用の
バネ押さえ機構61cが挿入されている。このバネ押さ
え機構61cは、先端を鉛直軸6に弾性的に接触させ得
る位置にバネ61c1が配置され、このバネ61c1の
押し付け力をバネ61c1の後端側にねじこまれるねじ
61c2のねじ込み位置によって調整できるようになっ
ているものである。勿論、第1の鉛直軸6をこれ以外の
構造によって固定しても良いのは言うまでもない。
【0013】アーム7は、板状のアーム本体71を主体
として構成され、このアーム本体71の付け根側に軸孔
72aを有する固定部72が一体的に設けてあるもの
で、その軸孔72aは一端側が開放され、その一端側に
軸孔72aの孔径を絞り込むためのねじを通すことので
きるねじ孔72bが設けてある。そして、前記第1の鉛
直軸6を取り付ける際に、この鉛直軸6を前記軸孔72
aに通しておき、図示しないねじをねじ孔72bに通し
て締めつけることによって、固定部72を鉛直軸6に抱
きつかせて固定し、アーム本体71を鉛直軸6と共に一
体的に図6に示すように水平旋回できるようにしてい
る。
【0014】また、このアーム本体71の延長端側に、
第2の軸受部Bを構成する鉛直方向の軸孔73aを有す
る軸受部材73を一体的に設け、この軸受部材73の軸
孔73aに、上端部に水平軸74を一体的に有してなる
第2の鉛直軸75を図6に示すように首振り可能に挿入
している。そして、ディスプレイ8の背面に被支持部た
る一対の部分L字形をなすブラケット81を水平方向に
離間させて固定し、これらのブラケット81に設けた孔
81aに前記水平軸74を構成する本体部74aの両端
側に形成した細径なねじ部74bを通して、そのねじ部
74bにダブルナット76をねじ込んで所定位置で締め
つけることにより、ブラケット81を図7に示すように
水平軸74回りにチルト動作し得るように取り付けてい
る。その際、ブラケット81と水平軸74の本体部74
aとの間には皿バネ77が介在され、皿バネ77を適度
に圧縮した状態で前記ダブルナット76を固定すること
により、水平軸74回りのブラケット81のチルト動作
に一定の回転抵抗を付与している。
【0015】なお、図1及び図2に示すパネル本体3に
は、ディスプレイ8を支持する以外に、パソコン本体9
1や他の周辺機器類をも収容するようにしている。すな
わち、この実施例では、ディスプレイ8に対して正面視
左隣にパソコン本体91が、更にその左隣にCD−RO
Mドライバ92が、また前記ディスプレイ8の右隣にス
ピーカ93がそれぞれ収容され、各々上枠材31及び下
枠材32の対面位置にある連続溝31a、32aを利用
して固定してある。
【0016】そして、本実施例は、上下の枠材31、3
2の前面側にも存在する連続溝31c、32cを利用す
る等して面ファスナ等の固定要素33を取り付け、この
固定要素33を介して予め固定してあるパネル41と略
面一なる位置に化粧パネル42、43を着脱可能に取り
付けて、パソコン本体91やCD−ROMドライバ9
2、スピーカ93等を隠蔽し、パネル本体3の前面側の
外観を整えるようにしている。その際、CD−ROMド
ライバ92の図示しない出入口や、パソコン本体91の
スイッチ91a、ディスク出入口91b等は、外部に開
放しておく必要があるため、CD−ROMドライバ92
は下端側に図示しないヒンジを設けて図2に矢印で示す
ように選択的に前傾させることによって出入口を適宜開
口させることができるようにしておき、またパソコン本
体91のスイッチ91aやディスク出入口91bの開口
も前面側を向く位置に配置した上で、対応する化粧パネ
ル42の一部に開口42a、42bを設けてそれらを前
面側に表出させるようにしている。勿論、この実施例で
は、ディスプレイ8を支持するための鉛直軸6が配設さ
れた空間を隠蔽するパネル43にも、アーム7と干渉し
ない程度の開口43aを設け、またスピーカ93の前面
側を開放するための開口43bも設けて、それ以外の部
位を隠蔽するようにしている。
【0017】以上のようにして、本実施例のパネル1
は、デスク2の反使用端側に配置するにあたり、パネル
本体3に設けた支持部たる鉛直軸6に前方に向かってア
ーム7を延長させて取り付け、このアーム7に薄型のデ
ィスプレイ8のブラケット81を支持させて、そのディ
スプレイ8を、デスク2上の使用位置とパネル本体1に
近い退避位置との間で移動させ得るようにしたものであ
る。
【0018】このため、ディスプレイ8の下にベースに
相当するものを配置する必要がなく、ディスプレイ8を
天板面に直接接地させることがないため、天板面をその
分、確実に開放することができる。したがって、ディス
プレイ8の使用位置から退避位置までの何れの配置位置
においても、天板2上に有効な利用範囲を確保すること
ができる。特に、退避位置はパネル本体3に接近した位
置に設定してあり、ディスプレイ8は薄型のものである
ため、天板2上をほぼ全面的に開放することができ、退
避の実効を図ることが可能となる。以上に加え、ディス
プレイ8はパネル1に固定してあるため、落下や転倒の
恐れがなく、またこのような構成であれば、パネル本体
3の内部に配線空間を設け、アーム7に沿って引き回し
たディスプレイ8の配線をかかる配線空間に格納するこ
とも容易になるため、天板2上にディスプレイ8の配線
が乱雑に引き回される事態も簡単に防止して本実施例の
効果をより実効あるものにすることができる。更に、ア
ーム7の取付先である支持部たる第1の鉛直軸6はパネ
ル本体3内に設定してあるため、例えばパネルの外面を
支持部としてこの支持部にアームを取り付けてディスプ
レイを支持させる場合に比べてディスプレイ8の前後方
向への可動範囲を広くとることが容易となり、パネル1
の反対側の面に開口を設ければ突き合わせた対面側の机
との間でディスプレイ8の共用化を図ることも可能にな
る。さらにまた、第1の鉛直軸6がパネル本体3内にあ
ることで、パネル1の化粧面の損傷が防げ、またパネル
面を開放してディスプレイ8を他のオプション類と共に
併用し易いものとなる。
【0019】特に、この実施例では、支持部を第1の鉛
直軸6とし、この第1の鉛直軸6を介してアーム7を水
平旋回可能に支持しているため、ディスプレイ8の水平
面内における旋回位置を自由に変えることができる。ま
た、このような鉛直軸6を採用すると、パネル43の開
口43aを大きくするか、或いはパネル43を取り去る
かにより、必要に応じて鉛直軸6に沿ったアーム7の取
り付け高さも変更することができ、ディスプレイ8の高
さ調節も行うことが可能となる。
【0020】また、本実施例は、ディスレプイ8に付帯
させて被支持部たるブラケット81を設け、このブラケ
ット81を、アーム7の延長端側に設けた第2の鉛直軸
75を介して首振り可能に支持しているため、上記ディ
スプレイ8の旋回位置に応じて、或いは着座位置に応じ
て、図6に示すようにディスプレイ8の向きをより見易
い方向に微調整することが可能となる。
【0021】その際、ブラケット81と第2の鉛直軸7
5との間に、第2の鉛直軸75と共に首振り可能に水平
軸74を設けておき、この水平軸74を介してブラケッ
ト81を図7に示すようにチルト動作可能に支持してい
るため、ディスプレイ8の角度調節も自在に行って体格
や映り込み等に配慮したより的確な調節機能を実現する
ことができる。
【0022】さらに、パネル本体3の上枠材31及び下
枠材32に、それらが水平レールとして機能するように
巾方向に沿って連続溝31a、32aを設け、これらの
連続溝31a、32aを利用して枠材32、32間に第
1の鉛直軸6を位置変更可能に取り付けるようにしてい
るため、鉛直軸6を前記上枠材31や下枠材32に沿っ
て異なる位置に取り付ければ、天板2の巾方向に沿った
ディスプレイ8の配置も大巾に変更することができる。
【0023】更にまた、この実施例では、パネル本体3
に、パソコン本体91その他周辺機器類をも収容するよ
うにしているため、このパネル1をデスク2に使用すれ
ば、天板2の利用範囲のみならず下肢空間等も極力狭め
ずに済み、作業環境をより一層好ましいものにすること
ができる。なお、各部の具体的な構成は、図示実施例の
ものに限定されるものではない。例えば、図8に示すよ
うに、アーム7の一部に、延長方向に伸縮可能な適宜の
継手部等を設けておけば、ディスプレイ8の位置を特に
奥行方向に有効に調整することが可能となる。また、パ
ネル本体の反対側に開口を設け、鉛直軸を中心にアーム
を回転させてパネル本体の反対側にディスプレイを配置
するようにすれば、突き合わせた机間でディスプレイを
共用するようなことも可能である。
【0024】その他、パネルをデスクトップタイプのも
のとして構成するなど、本発明の趣旨を逸脱しない範囲
で種々変形が可能である。
【0025】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実
施され、以下に記載される効果を奏する。すなわち、本
発明のパネルは、デスクの反使用端側に配置するにあた
り、パネル本体内に設けた支持部にアームを介して薄型
のディスプレイを支持させ、これによりディスプレイ
を、使用位置と退避位置の間で移動させ得るようにした
ものである。
【0026】このため、ディスプレイの真下及びその周
辺領域を確実に開放して、天板の利用範囲を有効に確保
し、ディスプレイをどこに配置して、そのディスプレイ
に極力邪魔されずにデスクワーク等を行うことが可能と
なる。特に、退避位置では、薄型のディスプレイを極力
パネル本体に接近させて配置することができるので、天
板上のほぼ全域を広く開放してワークスペースとするこ
とができる。更に、ディスプレイをパネルに固定してい
るため、落下や転倒の恐れがなく、またアームに沿って
配線類を好適にパネル内に引き込むことで天板上の配線
処理も好適に行うことが可能となる。更に、アームの取
付先である支持部はパネル本体内に設定してあるため、
例えばパネルの外面を支持部としてこの支持部にアーム
を取り付けてディスプレイを支持させる場合に比べてデ
ィスプレイの前後方向への可動範囲を広くとることが容
易となり、突き合わせた対面側の机との間でディスプレ
イの共用化を図ることも可能になる。さらにまた、支持
部がパネル本体内にあることで、パネルの化粧面の損傷
が防止げ、またパネル面を開放してディスプレイを他の
オプション類と併用し易いものとなる。
【0027】特に、支持部を第1の鉛直軸とし、この第
1の鉛直軸を介してアームを水平旋回可能に支持するよ
うにした場合には、ディスプレイの水平面内における旋
回位置に大きな自由度を持たせることができ、必要に応
じて鉛直軸に対するアームの取り付け高さを変更するこ
とで、ディスプレイの高さ調節も有効に行うことが可能
となる。
【0028】また、ディスレプイに設定した被支持部
を、アームの延長端側に設けた第2の鉛直軸を介して首
振り可能に支持しておけば、旋回位置等に応じてディス
プレイの向きを有効に微調整することが可能となる。そ
の際に、被支持部と第2の鉛直軸との間に水平軸を設
け、この水平軸を介してブラケットをチルト動作可能に
支持しておけば、構造の複雑化を招くことなく、ディス
プレイの角度に対する調節機能も簡易に付与することが
できる。
【0029】加えて、アームを延長方向に伸縮可能とし
ておけば、ディスプレイの奥行方向の配置にも有効な自
由度を与えることができる。さらに、パネル本体に水平
レールを設け、その水平レールに沿って第1の鉛直軸を
位置変更可能に取り付けるようにしておけば、天板の巾
方向に沿ったディスプレイの配置の自由度も大きく確保
することができる。
【0030】更にまた、パネル本体に、パソコン本体そ
の他周辺機器類をも収容するようにしておけば、天板の
利用範囲のみならず下肢空間等も極力狭めることなく、
作業環境を良好なものにすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例をデスクに適用した状態で示
す斜視図。
【図2】図1の部分分解図。
【図3】同実施例におけるディスプレイの支持構造を示
す要部斜視図。
【図4】同要部正面図。
【図5】図3の分解斜視図。
【図6】同実施例の作用説明図。
【図7】同実施例の作用説明図。
【図8】本発明の他の実施例を示す図。
【符号の説明】
1…パネル 2…デスク 3…パネル本体 6…支持部(第1の鉛直軸) 7…アーム 8…ディスプレイ 74…水平軸 75…第2の鉛直軸 81…被支持部(ブラケット) 91…パソコン本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大村 剛史 大阪市東成区大今里南6丁目1番1号 コ クヨ株式会社内

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】デスクの反使用端側に配置されるものであ
    って、パネル本体内に設けた支持部に前方に向かってア
    ームを延長させて取り付け、このアームに薄型のディス
    プレイの被支持部を支持させて、そのディスプレイを、
    デスク上の使用位置とパネル本体に近い退避位置との間
    で移動させ得るように構成していることを特徴とするパ
    ネル。
  2. 【請求項2】支持部が第1の鉛直軸であり、この第1の
    鉛直軸を介してアームを水平旋回可能に支持しているこ
    とを特徴とする請求項1記載のパネル。
  3. 【請求項3】被支持部を、アームの延長端側に設けた第
    2の鉛直軸を介して首振り可能に支持していることを特
    徴とする請求項1又は2記載のパネル。
  4. 【請求項4】被支持部と第2の鉛直軸との間に、第2の
    鉛直軸と共に首振り可能に水平軸を設け、この水平軸を
    介して被支持部をチルト動作可能に支持していることを
    特徴とする請求項3記載のパネル。
  5. 【請求項5】アームが、延長方向に伸縮可能なものであ
    ることを特徴とする請求項1、2、3又は4記載のパネ
    ル。
  6. 【請求項6】パネル本体に、巾方向に沿って水平レール
    を設け、この水平レールに支持部を位置変更可能に取り
    付けるようにしていることを特徴とする請求項1、2、
    3、4又は5記載のパネル。
  7. 【請求項7】パネル本体に、パソコン本体その他周辺機
    器類をも収容するようにしていることを特徴とする請求
    項1、2、3、4、5又は6記載のパネル。
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