JP4665576B2 - テーブル - Google Patents

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Description

本発明は、多用途空間を形成することが可能なテーブルに関するものである。
来客室や会議室と言った、比較的使用頻度の低い専用領域(スペース)を常設しておくことは、それら以外の必要な領域を制限しなければならないために、会社の規模が小さくなるほど負担になる。このため、社員が常時使用する領域つまり執務領域とは空間的に仕切ることができ、しかも接客や社内の会議などに使用することができるスペースを形成し得る家具が求められている。
そこで、パーティションなどの間仕切りに机を連結し得るようにしたものが、例えば特許文献1に示されるように考案されている。この特許文献1の間仕切りは、机との連結部を着脱自在に設けておき、連結部を介して机を連結することにより起立状態を維持するように構成されている。このように、間仕切りに机を連結する構成であれば、机を配置する場所とその周辺の場所とを間仕切りにより区画することができ、脚部を設けなくとも間仕切りを起立させることができる。
特開2003−24154号公報
ところで、上記の構成のものであると、間仕切りにより限られた空間を仕切ることが容易になるものの、例えば会議などで机に向かって着席する場合、間仕切りに近接する席では、間仕切りがあるために圧迫感を受けることがある。このため、机の端の方から順に詰めて着席しようとする場合に、着席する者に着席位置を任せておくと、圧迫感を受けないように間仕切りから必要以上に離れた位置に席を設けるようになるのが一般的である。
しかしながら、このように間仕切りから離れた位置に席を作ると、会議などに出席を予定している人数の席を確保することができなくなる可能性がでてくる。一方、予定している人数の席を確保すると、間仕切りの近くの席に座る者は、着席している間、間仕切りから圧迫感を受けることになり、落ち着かないものとなった。
そこで本発明は、以上のような問題に鑑みて、空間を仕切ることが可能で、しかも仕切る部分の近傍においても圧迫感を受けることが少ないテーブルを提供しようとするものである。
すなわち、本発明のテーブルは、天板部と天板部を支持する脚部とを備えてなり、天板部は、主領域と、主領域の一方の端部に近接して設けられて主領域の端部を明確にする補助領域とを備えてなり、脚部が、主領域とは背向する補助領域近傍において空間を仕切る壁体を備えてなるテーブルであって、主領域が主天板からなり、補助領域が主天板の高さとは異なる高さに設けられる補助天板からなるとともに、前記補助天板の一端縁部を主天板の下方に重ね合わせて配置していることを特徴とする。
このような構成によれば、脚部を構成する壁体により仕切られた空間において、その仕切られる側に位置する補助領域により主領域の端部を的確に把握し得るものとなる。そのため、利用者は、主領域の端部から順に並んで着座するようになり、主領域に対して予定し得る最大の人数により利用することが可能になる。
しかも、主領域の端部に面して着座しても、補助領域が主領域の端部に近接して設けてあるために、主領域の端部であっても脚部を構成する壁体により圧迫感を受けることがない。したがって、補助領域は、利用者に対して、主領域の端部に面して着座することを促進するように作用するとともに、その位置での座り心地を向上させることが可能になる。
加えて、主領域が主天板からなり、補助領域が主天板の高さとは異なる高さに設けられる補助天板からなるので、補助天板と主天板との間に段差が生じ、このテーブルを使用する場合、具体的には多人数で端から詰めて着席する必要がある場合などでは、主天板と補助天板との間にこのような段差が形成されていることにより、主天板のコーナー部の認識が容易になる。
補助領域の認識性を高くするためには、補助領域は、形状、材質、色、質感及び高さの少なくとも一つが主領域とは異なるものであることが好ましい。具体的には、主領域が主天板からなり、補助領域が主天板の高さとは異なる高さに設けられる補助天板からなるものが挙げられる。特に、前記補助天板が、前記主天板よりも該主天板の厚み分だけ低い位置に取り付けてあるものであれば、打ち合わせなどを行う場合に、例えば資料を主天板の上に置き、飲み物などを補助天板に置けば、飲み物を倒して資料などを汚すと言った不都合を引き起こすことなく打ち合わせなどを行うことができる。
また、上記構成において、補助天板は、その幅を主天板の幅より大なる寸法に設定してあるものが好適である。このように、補助天板の幅を変えることにより、補助天板を可能な限り大きくして、使い勝手を向上させるものである。
主天板の端部に対する認識性を高くするためには、主天板と補助天板との境界部分に、凹部が形成されてなるものが好ましい。
テーブルが配置される空間の間仕切りをより明確にするためには、脚部が、天板部よりも上方の位置において空間を仕切る上部壁体を備えてなるものが好ましい。また、上部壁体の部分を有効利用するためには、脚部が、上部壁体と重なるように配置される書き込み可能なボードを着脱可能に備えてなるものが望ましい。このような構成の場合、ボードとしては、ホワイトボードが挙げられる。さらに、上部壁体の部分を有効利用できる構成としては、脚部または上部壁体が、映写スクリーンを着脱可能に備えてなるものも挙げられる。
より多様な使用の態様に対応可能にするには、前記上部壁体が、昇降可能であるものが好ましい。このようにすれば、前記上部壁体を下降させて全体を天板部の下方に収納し、間仕切りを取り除く使用態様を実現できる。
さらに多様な使用の態様に対応可能にするには、前記上部壁体が書き込み可能なボードであるボードであるものや、前記上部壁体が映写スクリーンであるものや、前記上部壁体が表示ディスプレイ装置であるものが好ましい。なお、「表示ディスプレイ装置」とは、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイ等、ディスプレイ画面を有する表示装置全般を含む概念である。
間仕切りの効果を高くするためには、壁体の幅寸法が、主領域の幅寸法より大なるものが好適である。
より多様な使用の態様に対応可能にするには、前記天板の主領域が略矩形状をなすものであって、該主領域の前記壁体に対する姿勢を、短辺が前記壁体に対向する第1の取付姿勢と、長辺が前記壁体に対向する第2の取付姿勢とに選択的に変更できるものも好ましい。
本発明は、以上説明したような構成であるので、以下に記載するような効果を奏する。
すなわち、本発明のテーブルは、脚部を構成する壁体により仕切られた空間において、その仕切られる側に位置する補助領域により主領域の端部を的確に把握し得るものとなるため、利用者は、主領域の端部から順に並んで着座するようになり、主領域に対して予定し得る最大の人数により利用することができる。
しかも、主領域の端部に面して着座しても、補助領域が主領域の端部に近接して設けてあるために、主領域の端部であっても脚部を構成する壁体により圧迫感を受けることがなく、補助領域は、利用者に対して、主領域の端部に面して着座することを促進するように作用するとともに、その位置での座り心地を向上させることができる。
以下、本発明の一実施形態を、図1から図4を参照して説明する。
この実施形態のテーブル100は、天板部1と天板部1を支持する脚部2とを備えており、例えば執務領域(空間)から切り離して形成される多用途領域(空間)を形成するように設置されるものである。
天板部1は、主領域を構成する主天板11と、補助領域を構成する補助天板12とからなるものである。この実施形態では、天板部1は、補助天板12の高さ、形状及びその幅寸法を主天板11とは相違させることにより、主領域の一方の端部つまり主天板11のコーナー部11aが明確に把握し得るように構成したものである。主天板11は、平面視ほぼ長方形の平板で構成され、そのコーナー部11aが丸められた形状をしている。そして、主天板11は、補助天板12に比較して、十分に大なる奥行き寸法を有しているものである。この主天板11は、その幅寸法が後述する脚部2の下部壁体22の幅より小であり、下部壁体22に対して幅方向の中央を一致させて配置されるものである。
一方、補助天板12は、主天板11の長手方向の一方のコーナー部11a側の縁部11bに連続するようにして設けられるもので、この実施形態においては、主天板11の長手方向において、主天板11から遠ざかる方向に幅が広がる平面視ほぼ台形形状の平板で構成される。そして、補助天板12は、主天板11と重なる側の縁部12bの幅寸法が主天板11の幅寸法より小なるものの、後述する脚部2の上部壁体24側の縁部12cにおいてはその幅寸法が主天板11より十分に大なるものにしてある。このように、補助天板12の形状は、主天板11の形状とは全く異なるものにしてある。
この実施形態においては、主天板11と補助天板12との床面からの高さが異なる構成である。具体的には、補助天板12が主天板11よりも主天板11の厚み分だけ低い位置に取り付けてある。つまり、補助天板12の上面12aが主天板11の上面11cより下側に位置して、言い換えれば補助天板12の上面12aの上に主天板11が密着して重ね合わされており、補助天板12と主天板11との間には段差が形成されるものである。また、この実施形態においては、主天板11と補助天板12との境界部分RB、つまり主天板11と補助天板12との重ね合わせ部分の側方に主天板11と補助天板12との幅の相違に基づいて平面視天板部1の内方に向けて凹部3が形成される。
脚部2は、円柱脚体21と、天板部1の下側に位置して主天板11とは背向する補助天板12近傍において空間を仕切る壁体としての下部壁体22と、円柱脚体21と下部壁体22とを連結する支持フレーム23と、下部壁体22の上側、言い換えれば天板部1よりも上方の位置において空間を仕切る上部壁体24とを備えてなる。この実施形態においては、下部壁体22と上部壁体24とで空間を仕切るものである。
円柱脚体21は、円柱21aと、その円柱21の下端に固定される円板21bとからなる。円柱脚体21は、天板部1の補助天板12が配置される縁部11bとは異なる縁部11dの近傍において支持フレーム23に連結されて、主天板11の幅方向のほぼ中央位置において主天板11を支持するものである。このように、下部壁体22とは反対側において主天板11の縁部近傍を円柱脚体21により支持することにより、主天板11の下方に空間を仕切るものをなくすことができるため、主天板11に沿って補助天板12側に移動する際などに利用者の脚の下肢部に対する障害物が少なくなり、使い勝手を向上させるものである。
下部壁体22は、主天板11の幅寸法より大なる幅寸法を有している。この下部壁体22は、左右で対をなす縦部材22aと、縦部材22aの上端を連結する上横部材22bと、縦部材22aの下端を連結する下横部材22cと、縦部材22aと上横部材22bと下横部材22cとで支持されるパネル部材22dと、それぞれの縦部材22aに取り付けられる棚板受け部材22eと、棚板22fと、高さ調整部材22gと、ボード部25とを備えてなる。この下部壁体22は、円柱脚体21に対して他方の脚体として機能するとともに、棚の後板として機能する。棚板22fは、補助天板12と同等のもので、棚板受け部材22eにより高さを変更し得るように取り付けられる。
ボード部25は、横部材22bの補助天板12側の面に下端が固定される2本の取付柱25aと、その取付柱25aの上端部分に固定される上レール部材25bと、天板部1より上の高さ位置に固定される下レール部材25cと、上レール部材25bと下レール部材25cとに支持されるボードたるホワイトボード25dとを備えている。この実施形態においては、上レール部材25bと下レール部材25cとは、2枚のホワイトボード25dを支持することができるように、長手方向に延びる平行な2本の溝を備える構成である。このような構成の上レール部材25bと下レール部材25cとは、ホワイトボード25dを持ち上げることによりホワイトボード25dが上レール部材25bと下レール部材25cとの間から取り外せるようにその間隔を設定して取付柱25aに固定してあり、左右方向に摺動移動し得るようにもなっている。このために、ホワイトボード25dの上縁には、両端部より若干低くなった低縁部25daを設けてある。この低縁部25daは、上レール部材25bの長さより長くしてあり、取り外そうとするホワイトボード25dがいずれか一方の側端側に完全に偏っていない、言い換えれば低縁部25da以外の上縁が上レール部材25bにかかっていない限り、ホワイトボード25dを取り外すことができるように設定してある。また、ホワイトボード25dは、表裏二面において書き込みが可能な構成である。
支持フレーム23は、下部壁体22の横部材22bに一方の端部が連結される2本の長尺部材23aと、長尺部材23aの他方の端部を連結する連結部材23bとを備えてなる。長尺部材23aは、連結部材23bに垂直に取り付けられて、主天板11及び補助天板12をその奥行き方向に沿って支持するもので、主天板11の幅寸法にあわせた間隔をあけて平行に配置される。また、長尺部材23aは、補助天板12の上面12aが、下部脚体22の横部材22bの上面22baとほぼ面一になるように、その取付高さを調整してある。これに対応して、連結部材23bは、その上面つまり主天板11を支持する面が、長尺部材23aの上面つまり補助天板12を支持する面より、補助天板12の厚み分だけ高くなるようにしてある。
上部壁体24は、パネル部材24aと、そのパネル部材24aの縁部に取り付けられる枠部材24bとを備えてなる。この上部壁体24は、下部壁体22より僅かに小なる幅寸法のもので、枠部材24bの縦枠24baを下部壁体22の縦部材22aに固定して、下部壁体22の横部材22bの幅方向のほぼ中央に位置するように取り付けられるものである。パネル部材24aは、室内の空間を仕切った際に、その周囲部分が暗くならないように、またその一方で主天板11に面して着席している利用者の注意力が散漫にならないように、半透明の例えば乳白色のプラスチック板素材を用いるものである。なお、このような上部壁体24は、このようなプラスチック板素材を用いたパネル部材24aを使用するもの以外に、オフィスなどで多用されるパーティションなど間仕切りに用いられる家具において用いられる構造を適用するものであってよい。
このような構成において、このテーブル100は、室内に種々の状況に合わせて使用が可能な領域を形成するために配置される。具体的には、例えば室内を執務領域とそれ以外の多用途領域とに仕切る場合に、テーブル100の主天板11及び補助天板12が多用途領域に位置するように、すなわち下部壁体22及び上部壁体24の天板部1が無い方の面を執務領域に対面させて配置するものである。そして下部壁体22及び上部壁体24により室内が仕切られた状態で、接客、会議、食事などの異なる状況において、執務領域とは隔離された状態で主天板11及び補助天板12を使用し得るものである。この場合に、上部壁体24は半透明の素材により構成されているので、周囲の光を完全に遮ることなく、しかもテーブル100を使用している利用者を明確に認識することが不可能にして、採光と間仕切りとを両立させるものである。
この実施形態においては、主天板11と補助天板12とは、その縁部11b、12bを重ね合わせて支持フレーム23に支持されている。また、補助天板12の幅がその縁部12bから遠ざかるにしたがって大きくなることにより、主天板11と補助天板12との境界部分RBには凹部3が形成される。このように凹部3が形成されることによって、主領域したがって主天板11のコーナー部11aをより一層容易に認識することができるようになっている。
上述したように、補助天板12は、その上面12aが、主天板11の上面11cより主天板11の厚み分だけ下側に位置している。これによって、補助天板12と主天板11との間に段差が生じているため、テーブル100を使用する場合、具体的には多人数で端から詰めて着席する必要がある場合などでは、主天板11と補助天板12との間にこのような段差が形成されていることにより、主天板11のコーナー部11aの認識が容易になり、主天板11のコーナー部11aに面して着席するように利用者を誘導することができる。しかも、主天板11と補助天板12との境界部分RBに主天板11と補助天板12との幅の相違に基づいて凹部3が形成されるので、より明確に主天板11のコーナー部11aを認識することができる。加えて、主天板11のコーナー部11aに面して着席しても、補助天板12があることにより、上部壁体24が着座位置の近傍にあっても、精神的に圧迫感を受けることを軽減することができる。
また、補助天板12が主天板11より一段下がっていることにより、打ち合わせなどを行う場合に、例えば資料を主天板11の上に置き、飲み物などを補助天板12に置けば、飲み物を倒して資料などを汚すと言った不都合を引き起こすことなく打ち合わせなどを行うことができる。また、このように補助天板12を活用することにより、主天板11を効率よく、しかも最大限に広く使用することができる。
さらに、ホワイトボード25dは、二枚が重なり合って、しかもスライド移動及び取り外し可能に支持されて上部壁体24の天板部1側に配置されているので、会議などの場合に多くの情報を書き込むことができる。また、ホワイトボード25dは表裏二面に書き込みが可能であり、しかも取り外しが可能であるので、不意の来客時などには、裏返すことによって、それまでの使用において書き込んだ書き込みを消すことなく隠すことができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。
上記実施形態においては、主領域を構成する主天板11と補助領域を構成する補助天板12とを異なる形状で、かつ床面からの異なる高さ位置に配置したものを説明したが、両者の色、質感あるいは材質が異なるもので構成するものであってよい。具体的には、例えば、主天板11を灰色に着色し補助天板12を黒色に着色する、主天板11を木質調に構成し補助天板12を金属あるいはプラスチックを連想させる質感とする、主天板11を木製として補助天板12を金属製とする、などである。なお、色、質感あるいは材質については、例示したものに限定されるものではなく、主領域と補助領域との区別が容易につくように、設定すればよい。また、このような高さ、形状、色、質感あるいは材質の相違は、単独であるいは高さと形状、高さと形状と色と、と言うようにそれぞれを組み合わせて適用するものであってよい。
この場合に、上記実施形態において説明したもののように、主天板11と補助天板12とが別体ではなく、主領域と補助領域とを構成する主天板と補助天板とが一体のものであってもよい。このように、主領域と補助領域とを一体にしたものにおいて、両者の境界部分に平面視で凹部を形成しておき、主領域の端部を明確にすればよい。また、このような主天板と補助天板とが一体のものでは、形状、色、質感を異ならせるものが製造を容易にするものである。
また、例えば会議などに利用する頻度が少ない部署に設置されるものでは、ボード部25のホワイトボード25dを1枚構成にする、あるいはボード部25自体を省略する構成にするものであってもよい。ボード部25を省略した構成にあっては、補助天板12の上方に棚を設ける構成であってもよい。さらに、例えば執務領域との間の距離を大きく取れる場合などにおいては、上部壁体24及びボード部25がない構成にするものであってもよい。このように上部壁体24及びボード部25を省略した構成の者であっても、下部壁体22がその幅寸法を主天板11の幅寸法より大きく設定されていることにより、領域を仕切る機能自体は上記実施形態のものと変わらないものである。
さらに、ホワイトボードを利用して形成した前記ボード部25に代えて、黒板を利用して形成したボード部を脚部2に備えるようにしてももちろんよい。
加えて、前記ボード部25のホワイトボード25dの表面に、映写スクリーンとしても兼用できるようにすべくエンボス加工を施す態様ももちろん考えられる。
一方、本発明に係るテーブルとしては、図5に示すように、上述した実施形態における脚部2が、上部壁体24と重なるように配置される映写スクリーンを着脱可能に備えてなるものももちろん含まれる。このようなものの具体例として、例えば、前記上部壁体24に、巻き取り可能な映写スクリーンSCを取付可能なフック状の映写スクリーン取付部7を形成しておくものが考えられる。さらに、前記上部壁体24に巻き取り可能な映写スクリーンを固着しておくもの等も考えられる。
さらに、本発明に係るテーブルとしては、上述した実施形態における脚部2、具体的には前記上部壁体24または下部壁体22に、液晶ディスプレイやプラズマディスプレイに代表される表示ディスプレイ装置を着脱可能に取り付け可能なディスプレイ装置取付部を備えたものももちろん含まれる。このようなディスプレイ装置取付部として、例えば、図6に示すように、前記上部壁体24に当接した状態に固定して取り付けられ下方から表示ディスプレイ装置を支持する取付金具81を利用して形成したディスプレイ装置取付部8が考えられる。また、図示はしないが、下端部を下部壁体22に支持させ上端部に表示ディスプレイ装置DPを取り付けるディスプレイ取付具等を利用して形成したもの等が考えられる。
さらに、本発明に係るテーブルとしては、上記実施形態に述べたような、上部壁体及びボード部がそれぞれ別体をなすとともに、これら上部壁体及びボード部の下端を下部壁体にそれぞれ支持させる態様のもの以外に、図7に示すように、上部壁体そのものを書き込み可能なボード、例えばホワイトボードとして使用可能に構成する態様のものももちろん含まれる。前記ホワイトボードには、板面にエンボス加工を施し、該板面を映写スクリーンとしても兼用可能なものももちろん含まれる。
また、下部壁体に映写スクリーンとして使用可能な上部壁体を支持させるものももちろん含まれる。
加えて、図8に全体斜視図、図9に分解斜視図をそれぞれ示すように、上部壁体240が、全体が天板部の下方に位置する収納位置と、この収納位置よりも上方に位置する使用位置との間で昇降可能な構成を有するものももちろん含まれる。なお、前記図8において、上部壁体240を前記収納位置に配した状態を実線、上部壁体240を前記使用位置に配した状態を想像線によりそれぞれ示している。
具体的には、例えば、前記図9、及び図8における要部の平断面図である図10に示すように、上部壁体240を、左右1対をなす支柱2401a、前記支柱2401aの上端部間を接続する上枠2401b、及び前記支柱2401aの下部間を接続する下枠2401cからなる枠部材2401と、支柱2401a間に位置して支柱2401aに左右両端を支持させてなる面板部2402とを具備するものにしているとともに、上部壁体240と下部壁体22との間に介在し、前記上部壁体240を高さ位置を変更可能に支持する上部壁体支持機構9を設ける態様が考えられる。
さらに詳述すると、上部壁体支持機構9は、例えば、前記支柱2401aに高さ方向に離間させて複数設けた支持具挿通孔91と、前記下部壁体22に設けた雌ねじ孔92と、前記支持具挿通孔91を通過し前記雌ねじ孔92に螺着してなる雄ねじ部931を有する支持具93と、前記下部壁体22の縦部材22a及び上横部材22bに連通して設けられ上部壁体240を挿入可能なスリット22sとを具備する。
前記上部壁体240の高さ位置を変更する際には、まず、前記支持具93の雄ねじ部931を前記雌ねじ孔92に螺着した状態を解消し、次いで、上部壁体240を昇降させる。それから、前記支持具93の雄ねじ部931を、前記支持具挿通孔91に挿通させ、そして、前記雄ねじ部931を前記雌ねじ孔92に螺着するようにしている。
そして、本発明に係るテーブルとしては、平面図を図11に示すように、前記天板の主領域の前記壁体に対する姿勢を、短辺が前記壁体に対向する第1の取付姿勢Xと、長辺が前記壁体に対向する第2の取付姿勢Yとに選択的に変更できるものも含まれうる。なお、前記図11において、前記天板の主領域が前記第1の取付姿勢Xにある状態を実線、前記天板の主領域が前記第2の取付姿勢Yにある状態を想像線によりそれぞれ示している。
具体的には、図示はしないが、脚部に形成したねじ挿通孔と、天板の主領域の裏面側に形成した雌ねじ穴と、前記ねじ挿通孔及び雌ねじ穴が重合した状態で前記ねじ挿通孔を通過し前記雌ねじ穴に螺着してなる雄ねじ部材を利用して形成し、前記天板の主領域が前記第2の取付姿勢をとるように支持可能な天板支持機構を上述した実施形態におけるテーブルにさらに設ける態様が考えられる。また、これも図示はしないが、脚部と天板の主領域との間に、天板の主領域を回転可能に支持するとともに、天板の主領域を前記第1の取付姿勢又は前記第2の取付姿勢のいずれか一方に選択的にロック可能な天板支持機構を上述した実施形態におけるテーブルにさらに設ける態様も考えられる。
その他、各部の具体的構成についても上記実施形態に限られるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
本発明の実施形態の斜視図。 同実施形態の正面図。 同実施形態の平面図。 同実施形態の側面図。 本発明の他の実施形態の全体斜視図。 本発明のさらに他の実施形態の全体斜視図。 本発明のさらに他の実施形態の全体斜視図。 本発明のさらに他の実施形態の全体斜視図。 同実施形態の分解斜視図。 図8における要部の平断面図 本発明のさらに他の実施形態の平面図。
符号の説明
1…天板部
2…脚部
11…主天板
11a…端部
12…補助天板
22…下部壁体

Claims (16)

  1. 天板部と天板部を支持する脚部とを備えてなり、
    天板部は、主領域と、主領域の一方の端部に近接して設けられて主領域の端部を明確にする補助領域とを備えてなり、
    脚部が、主領域とは背向する補助領域近傍において空間を仕切る壁体を備えてなるテーブルであって、
    主領域が主天板からなり、補助領域が主天板の高さとは異なる高さに設けられる補助天板からなるとともに、前記補助天板の一端縁部を主天板の下方に重ね合わせて配置していることを特徴とするテーブル。
  2. 補助領域は、形状、材質、色、質感及び高さの少なくとも一つが主領域とは異なるものである請求項1記載のテーブル。
  3. 前記補助天板が、前記主天板よりも該主天板の厚み分だけ低い位置に取り付けてある請求項1又は2記載のテーブル。
  4. 補助天板は、その幅を主天板の幅より大なる寸法に設定してある請求項3記載のテーブル。
  5. 主天板と補助天板との境界部分に、凹部が形成されてなる請求項3または4記載のテーブル。
  6. 脚部が、天板部よりも上方の位置において空間を仕切る上部壁体を備えてなる請求項1、2、3、4または5記載のテーブル。
  7. 脚部が、上部壁体と重なるように配置される書き込み可能なボードを着脱可能に備えてなる請求項6記載のテーブル。
  8. ボードが、ホワイトボードである請求項7記載のテーブル。
  9. 脚部が、上部壁体と重なるように配置される映写スクリーンを着脱可能に備えてなる請求項6記載のテーブル。
  10. 脚部が、上部壁体と重なる位置に表示ディスプレイ装置を着脱可能に支持するディスプレイ装置支持部を備えてなる請求項6記載のテーブル。
  11. 前記上部壁体が、昇降可能である請求項6、7、8、9または10記載のテーブル。
  12. 前記上部壁体が、書き込み可能なボードである請求項6、7、8、9、10または11記載のテーブル。
  13. 前記上部壁体が、映写スクリーンである請求項6、7、8、9、10または11記載のテーブル。
  14. 前記上部壁体が、表示ディスプレイ装置である請求項6、7、8、9、10または11記載のテーブル。
  15. 壁体の幅寸法が、主領域の幅寸法より大なる請求項1、2または3記載のテーブル。
  16. 前記天板の主領域が略矩形状をなすものであって、該主領域の前記壁体に対する姿勢を、短辺が前記壁体に対向する第1の取付姿勢と、長辺が前記壁体に対向する第2の取付姿勢とに選択的に変更できる請求項1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14または15記載のテーブル。
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