JP2008073434A

JP2008073434A - システムキッチン

Info

Publication number: JP2008073434A
Application number: JP2006258982A
Authority: JP
Inventors: Hidetsugu Kiyomoto; 英嗣清本; Kazuhiro Hatano; 和広波多野; Keiji Mori; 圭司森
Original assignee: Toyo Kitchen and Living Co Ltd
Current assignee: Toyo Kitchen and Living Co Ltd
Priority date: 2006-09-25
Filing date: 2006-09-25
Publication date: 2008-04-03

Abstract

【課題】構成の異なるシステムキッチンを容易に構築することができ、自由度に富んだシステムキッチンを提供すること。
【解決手段】システムキッチンは、架台１と、架台１の上に載置されるシンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２と、シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２の上に載置されるトップ３（３A、３B）との組合せからなる。シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２の前板２３aの前面２３f及び後面パネル２５の後面２５aは、それぞれ、トップ３の前端面３３の真下及び後端面３４の真下に位置し、かつ、シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２の前後方向の向きを逆にしたとき、後面２５a及び前面２３fが、それぞれ、前端面３３の真下及び後端面３４の真下に位置する。
【選択図】図５

Description

本発明は、システムキッチンに関する。

図８に示すように、従来のシステムキッチンは、台輪１と、台輪１の上に載置されるユニット２と、ユニット２の上に載置されるトップ３との組合せからなり、ユニット２の後面パネル２５はトップ３の後端面３４より面落ちにトップ３の下面３５の下方に入り込んだ状態で床面まで達しており、また、ユニット２の引出し部の前板２３aは、トップ３の下面３５の下方に位置される。

しかし、従来のシステムキッチンによると、ユニット２とトップ３との位置関係が上記のように固定されているため、ユニット２の前後方向の向きを逆にした、構成の異なるシステムキッチンを構築することができず、自由度が乏しかった。

本発明は、上記のような従来技術の問題点を解決し、構成の異なるシステムキッチンを容易に構築することができ、自由度に富んだシステムキッチンを提供することを目的とする。

本発明のシステムキッチンは、架台と、該架台の上に載置されるユニットと、該ユニットの上に載置されるトップとの組合せからなるシステムキッチンであって、前記ユニットの前面及び後面が、それぞれ、前記トップの前端面の真下及び後端面の真下に位置するよう前記ユニットを構成し、かつ、該ユニットの前後方向の向きを逆にしたとき、該ユニットの前記後面及び前記前面が、それぞれ、前記トップの前記前端面の真下及び前記後端面の真下に位置するよう構成したことを特徴とする。

本発明によると、ユニットの前面及び後面が、それぞれ、トップの前端面の真下及び後端面の真下に位置するようユニットを構成し、かつ、ユニットの前後方向の向きを逆にしたとき、ユニットの後面及び前面が、それぞれ、トップの前端面の真下及び後端面の真下に位置するよう構成したため、ユニットの前後方向の向きを逆にして、構成の異なるシステムキッチンを容易に構築することができ、自由度に富んだシステムキッチンを提供可能になる。

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明の第１実施形態に係るシステムキッチンの側面図、図２及び図３は、それぞれ第１使用形態に係るシステムキッチンの分解斜視図、図４及び図５は、それぞれ第２使用形態に係るシステムキッチンの分解斜視図、図６は、第２実施形態に係るシステムキッチンの第１使用形態を表す平面図、図７は、同システムキッチンの第２使用形態を表す平面図をそれぞれ示す。

図１において、第１実施形態に係るシステムキッチンは、架台１と、架台１の上に載置されるユニット２と、ユニット２の上に載置されるトップ３との組合せからなる。

図１〜図５において、架台１は、ユニット２の底部が載置される水平枠部１１と、水平枠部１１の適宜箇所から下方へ延設され、床面１００に載る垂直脚部１２とで構成される。

ユニット２は、シンクユニット２１と加熱機器ユニット２２とで構成される。

トップ３は、シンクユニット２１に載るシンクタンク部３１と、加熱機器ユニット２２に載る加熱機器部３２とからなる。図２及び図３に示した第１使用形態に係るシステムキッチンのトップ３Aは、シンクタンク部３１の向きと加熱機器部３２の向きが同一の向きとなるよう構成されており、シンクタンク部３１及び加熱機器部３２のいずれに対してもキッチン側から使用可能となる。一方、図４及び図５に示した第２使用形態に係るシステムキッチンのトップ３Bは、シンクタンク部３１の向きと加熱機器部３２の向きが互いに逆の向きとなるよう構成されており、シンクタンク部３１に対してはキッチン側又はダイニング側のいずれか一方の側から使用可能となり、加熱機器部３２に対しては他方の側から使用可能となる。

上記のように、ユニット２は、シンクユニット２１と加熱機器ユニット２２とからなる。図２及び図３に示した第１使用形態に係るシステムキッチンでは、シンクユニット２１の向きと加熱機器ユニット２２の向きが同一の向きとなるよう配置されており、シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２のいずれに対してもキッチン側から使用可能となる。一方、図４及び図５に示した第２使用形態に係るシステムキッチンでは、シンクユニット２１の向きと加熱機器ユニット２２の向きが互いに逆の向きに配置されており、シンクユニット２１に対してはキッチン側又はダイニング側のいずれか一方の側から使用可能となり、加熱機器ユニット２２に対しては他方の側から使用可能となる。

シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２は、それぞれ引出しユニットで構成される。引出しユニット２１、２２は、引出し部２３とボックス部２４と後面パネル２５を有する。

引出し部２３は上下二段からなり、各段の引出し部２３は、前板２３aと底板２３bと左右側板２３cと背板２３dとを有する。前板２３aには、操作部２３eが設けられている。前板２３aの前面２３fは、図２及び図３に示す第１使用形態ではトップ３の前端面３３の真下に、一方、図４及び図５に示す第２使用形態ではトップ３の後端面３４の真下にそれぞれ位置する。左右側板２３cには、ボックス部２４の左右側板２４aの内面に設けられたスライドレール２４bと係合する係合部（図示せず。）が設けられている。

後面パネル２５は、ボックス部２４の背板２４cに取着される。後面パネル２５の後面２５aは、図２及び図３に示す第１使用形態ではトップ３の後端面３４の真下に、一方、図４及び図５に示す第２使用形態ではトップ３の前端面３３の真下にそれぞれ位置する。図１に示すように、後面パネル２５の上面２５bとトップ３の下面３５との間に形成される隙間S1の上下方向の寸法は、上段の引出し部２３の前板２３aの上面２３gとトップ３の下面３５との間に形成される隙間S2の上下方向の寸法と同一に設定される。このように後面パネル２５側に隙間S1を形成したことにより、後面パネル２５が外観上引出し部２３の前板２３aに似た感じを使用者に与えることとなり、前後を感じさせず意匠性に優れる。なお、図２〜図５において、符号４は、スペーサを表す。

第１実施形態に係るシステムキッチンは、通常のシステムキッチンと同様に、キッチン側から使用する場合は、図２及び図３に示すようなトップ３（３A）を使用すると共に、図２及び図３に示すように加熱機器ユニット２２をシンクユニット２１と同一の向きで配置し、架台１の上にシンクユニット２１と加熱機器ユニット２２を載置し、シンクユニット２１と加熱機器ユニット２２の上にトップ３Aを載置するようにする。

一方、第１実施形態に係るシステムキッチンを、シンクユニット２１に対してはキッチン側又はダイニング側のいずれか一方の側から使用し、かつ、加熱機器ユニット２２に対しては他方の側から使用できる仕様とする場合には、図４及び図５に示すようなトップ３（３B）を使用すると共に、図４及び図５に示すように加熱機器ユニット２２をシンクユニット２１とは逆向きで配置し、架台１の上にシンクユニット２１と加熱機器ユニット２２を載置し、シンクユニット２１と加熱機器ユニット２２の上にトップ３Bを載置するようにする。ここで、トップ３Bはトップ２Aと同一の外形形状を有している。

以上説明したように、第１実施形態に係るシステムキッチンは、架台１と、架台１の上に載置されるシンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２と、シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２の上に載置されるトップ３（３A、３B）との組合せからなるシステムキッチンであって、シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２の前板２３aの前面２３f及び後面パネル２５の後面２５aが、それぞれ、トップ３の前端面３３の真下及び後端面３４の真下に位置するようシンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２を構成し、かつ、シンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２の前後方向の向きを逆にしたとき、後面２５a及び前面２３fが、それぞれ、前端面３３の真下及び後端面３４の真下に位置するよう構成される。このため、本実施形態によると、加熱機器ユニット２２の前後方向の向きを逆にして、構成の異なるシステムキッチンを容易に構築することができ、自由度に富んだシステムキッチンを提供可能になる。なお、加熱機器ユニット２２の代わりにシンクユニット２１の向きを逆にしてもよい。

図６及び図７において、第２実施形態に係るシステムキッチンは、架台（図６及び図７には現れない。）と、架台の上に載置されるユニット２と、ユニット２の上に載置されるトップ３との組合せからなる。

ユニット２は、シンクユニット２１と、加熱機器ユニット２２と、左右両端部に位置する引出しユニット２６、２６とで構成される。

トップ３は、シンクユニット２１に載るシンクタンク部３１と、加熱機器ユニット２２に載る加熱機器部３２と、引出しユニット２６、２６に載るカウンター部３６、３６とからなる。

図６図示の第１使用形態では、シンクタンク部３１、シンクユニット２１、加熱機器部３２、加熱機器ユニット２２、引出しユニット２６、２６のいずれもキッチン側から使用可能に配置される。

一方、図７図示の第２使用形態では、引出しユニット２６、２６をその前後方向の向きを第１実施形態とは反対に配置し、シンクタンク部３１、シンクユニット２１、加熱機器部３２、加熱機器ユニット２２についてはキッチン側から使用可能とし、かつ、引出しユニット２６、２６についてはダイニング側から使用可能とする。

各引出しユニット２６は、第１実施形態に係るシンクユニット２１及び加熱機器ユニット２２と同様に構成され、引出し部２３とボックス部２４と後面パネル２５を有する。引出しユニット２６は、図１に示した側面と同様な側面を有し、引出し部２３の前板２３aの前面２３fは、第１使用形態ではトップ３の前端面３３の真下に、一方、第２使用形態ではトップ３の後端面３４の真下にそれぞれ位置する。また、後面パネル２５の後面２５aは、第１使用形態ではトップ３の後端面３４の真下に、一方、第２使用形態ではトップ３の前端面３３の真下にそれぞれ位置する。また、第１実施形態と同様、後面パネル２５の上面２５bとトップ３の下面３５との間に形成される隙間S1の上下方向の寸法は、上段の引出し部２３の前板２３aの上面２３gとトップ３の下面３５との間に形成される隙間S2の上下方向の寸法と同一に設定されており、後面パネル２５が外観上引出し部２３の前板２３aに似た感じを使用者に与えることとなり、前後を感じさせず意匠性に優れる。

以上説明したように、第２実施形態に係るシステムキッチンは、架台と、架台の上に載置されるシンクユニット２１、加熱機器ユニット２２及び引出しユニット２６、２６と、シンクユニット２１、加熱機器ユニット２２及び引出しユニット２６、２６の上に載置されるトップ３との組合せからなるシステムキッチンであって、引出しユニット２６の前板２３aの前面２３f及び後面パネル２５の後面２５aが、それぞれ、トップ３の前端面３３の真下及び後端面３４の真下に位置するよう引出しユニット２６を構成し、かつ、引出しユニット２６の前後方向の向きを逆にしたとき、後面２５a及び前面２３fが、それぞれ、前端面３３の真下及び後端面３４の真下に位置するよう構成される。このため、本実施形態によると、引出しユニット２６の前後方向の向きを逆にして、構成の異なるシステムキッチンを容易に構築することができ、自由度に富んだシステムキッチンを提供可能になる。

本発明の一実施形態に係るシステムキッチンの側面図である。第１使用形態に係るシステムキッチンの分解斜視図である。同じく第１使用形態に係るシステムキッチンの分解斜視図である。第２使用形態に係るシステムキッチンの分解斜視図である。同じく第２使用形態に係るシステムキッチンの分解斜視図である。他の実施形態に係るシステムキッチンの第１使用形態を表す平面図である。同システムキッチンの第２使用形態を表す平面図である。従来のシステムキッチンの側面図である。

符号の説明

１架台
２ユニット
２１シンクユニット
２２加熱機器ユニット
２３f 前板２３aの前面（ユニット２の前面）
２５a 後面パネル２５の後面（ユニット２の後面）
２６引出しユニット
３、３A、３B トップ
３３トップ３の前端面
３４トップ３の後端面

Claims

架台と、該架台の上に載置されるユニットと、該ユニットの上に載置されるトップとの組合せからなるシステムキッチンであって、前記ユニットの前面及び後面が、それぞれ、前記トップの前端面の真下及び後端面の真下に位置するよう前記ユニットを構成し、かつ、該ユニットの前後方向の向きを逆にしたとき、該ユニットの前記後面及び前記前面が、それぞれ、前記トップの前記前端面の真下及び前記後端面の真下に位置するよう構成したことを特徴とするシステムキッチン。
前記ユニットは引出しユニットにより構成されることを特徴とする請求項１に記載のシステムキッチン。