JP6692127B2 - 天板昇降式什器 - Google Patents

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Description

本発明は、昇降式の天板を備えたデスク装置、テーブル装置、カウンター装置等の天板昇降式什器に関する。
オフィスや公共施設等においては、各種作業等を行うことのできる天板を備えたデスク装置、テーブル装置、カウンター装置等の天板付什器が用いられている。
このような天板付什器においては、使用者の体格、性別、好み等によって、作業のしやすい天板の高さは個々に異なる。そこで、例えば特許文献1、2に開示されているように、天板の高さを上下に変更可能とする昇降機能を備えた天板付什器が多用されている。
また、会議やミーティング等では、複数の出席者がその回りを囲めるような大きな天板を有した天板付什器が使用されることがある。このような天板付什器においても、会議の内容や出席者の体格等に応じて、天板の高さを上下に変更可能とすることが望まれている。
さらに、出席者がホワイトボードやモニター等の情報を表示する表示装置を囲んで会議することは利便性が高い。そこで、床面に設置される円柱脚体及び下部壁体と、円柱脚体と下部壁体とを連結する支持フレームと、円柱脚体及び支持フレームに支持された天板部と、下部壁体に片持ち状に支持され天板部の下面に沿って配置された補助天板と、下部壁体の上方に設けられた上部壁体と、上部壁体に設置されたホワイトボードと、を備えたテーブルが提案されている(下記特許文献3参照)。
しかしながら、特許文献3に記載のテーブルでは、モニターが下部壁体及び上部壁体からなる壁体に設置されているため、円柱脚体に支持された天板とモニターが設置された壁体とを備えた大掛かりな構成になってしまうという問題点がある。このため、什器自体で表示装置を支持することが望まれていた。
そこで、床面に設置される天板支持体と、天板支持体に支持された天板と、天板の縁部に設けられたフレームを介して設置されたモニターと、を備えたテーブル什器が提案されている(下記特許文献4参照)。
特許第3391285号公報 特開2014−217740号公報 特許第4665576号公報 特開2015−80629号公報
特許文献4に記載されたテーブル什器では、モニターが設置されるのは天板を支持する天板支持体からオーバーハングした天板の縁部であるため、モニターの自重によっては天板支持体に大きなモーメントが作用する。このため、表示装置をより安定的に支持することができる什器が望まれている。
また、昇降機能を備えた天板付什器においては、表示装置の荷重により脚に鉛直方向に対して斜めの力が作用すると、脚が鉛直方向に円滑に昇降しない可能性がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、表示装置を安定的に支持可能であるとともに、天板を円滑に上下昇降可能な天板昇降式什器を提供するものである。
上記目的を達成するために、本発明は以下の手段を採用している。
すなわち、本発明に係る天板昇降式什器は、上面が作業面とされた天板と、床面上に設けられ、上下方向に伸縮することで前記天板を昇降可能に支持する少なくとも1以上の脚部と、前記脚部の前記上下方向の伸縮にともない昇降可能に、少なくとも1の前記脚部に支持され、情報を表示する表示装置を前記天板の上方に配置する支持部と、前記支持部に支持され、該支持部を挟んで前記表示装置と反対側に設けられたパネルと、を備え、平面視において、前記支持部は、支持された前記脚部と重なるように配置され、前記脚部として、前記上下方向と交差する所定方向に離間して配置された第一の脚部及び第二の脚部を備え、前記第一の脚部は、前記天板における前記所定方向の一方の端部に設けられ、前記支持部を支持し、前記第二の脚部は、前記天板における前記所定方向の他方の端部から前記一方の端部側にセットバックした位置に配置され、平面視において、前記表示装置及び前記パネルを支持する前記支持部の重心位置は、前記支持部を支持する前記脚部の図心位置に重なるように配置されていることを特徴とする。
このように構成された天板昇降式什器では、支持部は脚部に支持された天板の上方に配置されるとともに脚部に支持されているため、支持部及び支持部に支持された表示装置の荷重は脚部に作用する。平面視において支持部は脚部と重なるように配置されているため、支持部及び表示装置の荷重により脚部に作用するモーメントが抑えられる。よって、脚部が、表示装置を安定的に支持することができる。
さらに、平面視において支持部は支持された脚部と重なるように配置されているため、支持部の荷重が脚部に鉛直下向きに作用する。よって、鉛直下向きに対して交差する方向の力、つまり脚部の上下方向の伸縮の妨げとなる力の発生が抑えられるため、脚部が上下方向に円滑に伸縮することで、天板を円滑に上下昇降させることができる。
また、第一の脚部が天板における所定方向の一方の端部の下方に配置されるため、第一の脚部に支持された支持部及び支持部に支持された表示装置は一方の端部の上方に配置される。よって、天板の上方では一方の端部から他方の端部にわたって所定方向に開放されているため、天板上を広く使用することができる。
また、第二の脚部が天板における所定方向の他方の端部から一方の端部側にセットバックした位置に配置されるため、天板の下方において、第二の脚部から天板の他方の端部にわたって所定方向に開放することができる。
また、平面視において表示装置及びパネルを支持する支持部の重心位置は支持部を支持する脚部の図心位置に重なるように配置されているため、支持部、表示装置及びパネルの荷重により脚部に作用するモーメントがより一層抑えられる。よって、脚部が、表示装置及びパネルを安定的に支持することができる。
さらに、平面視において表示装置及びパネルを支持する支持部の重心位置は支持部を支持する脚部の図心位置に重なるように配置されているため、表示装置及びパネルを支持する支持部の荷重が脚部に鉛直下向きに作用する。よって、鉛直下向きに対して交差する方向の力、つまり脚部の上下方向の伸縮の妨げとなる力の発生がより一層抑えられるため、脚部が上下方向に円滑に伸縮することで、天板を円滑に上下昇降させることができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記支持部と前記脚部との連結部は、前記脚部の直上に配置されていることが好ましい。
このように構成された天板昇降式什器では、支持部と脚部との連結部は脚部の直上に配置されているため、支持部と脚部との連結部に作用するモーメントが抑えられる。よって、脚部が、表示装置をより安定的に支持することができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記天板には、上下方向に貫通する貫通部が形成され、前記支持部の下部は、前記貫通部に配置されているようにしてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、支持部の下部は天板に形成された上下方向に貫通する貫通部に配置されているため、支持部を天板と干渉することなく配置することができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記支持部は、前記天板の下面に固定されているようにしてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、支持部は天板の下面に固定されているため、脚部とともに天板でも支持部を支持することできる。よって、支持部をより一層安定的に支持することができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器は、前記脚部には、配線を挿通可能な配線挿通孔が形成されているようにしてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、脚部には配線を挿通可能な配線挿通孔が形成されているため、表示装置の配線を配線挿通孔に通して脚部の内部に導入することができる。よって、配線を体裁よく収容することができる。
本発明に係る天板昇降式什器によれば、表示装置を安定的に支持することができるとともに、天板を円滑に上下昇降させることができる。
本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の斜視図であって、表示装置を省略して、天板及びパネルを二点鎖線で示したものである。 図2における要部の拡大図である。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の要部において、表示装置を分解した斜視図である。 図1のA−A矢視図である。 図5のB部を拡大して断面で示した断面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明による天板昇降式什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、本発明の第一実施形態に係る天板昇降式什器の斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の斜視図であって、表示装置を省略して、天板及びパネルを二点鎖線で示したものである。
図1、図2に示すように、デスク装置(天板昇降式什器)1は平面視長方形状に形成された天板部20と、床面Fに設置される天板支持体10と、天板支持体10に取り付けられたモニターフレーム(支持部)40と、モニターフレーム40に取り付けられたモニター(表示装置)M及びパネルPと、を備えている。
以下において、天板部20の長手方向を幅方向と称し、幅方向と直交する水平方向を前後方向と称し、デスク装置1が設置される床面Fに直交する方向を上下方向と適宜称する。
(天板部)
天板部20は、上面21fが作業面とされた天板21を備えている。天板21は、平面視略長方形状をなすとともに、天板21の幅方向の端部(幅方向の他方の端部)21Qが外方に向かって凸となるように湾曲した形状をなしている。これにより、端部21Qに沿って、多くの利用者を配置可能としている。天板21の幅方向の端部(幅方向の一方の端部)21P側には、後述するモニターM及びパネルPが配置されている。
(天板支持体)
天板支持体10は、天板21の幅方向(所定方向)に離間して配置された一対の脚部11A,11B(順に、第一の脚部、第二の脚部)と、一対の脚部11A,11Bどうしを連結する連結体30と、を有している。
天板支持体10、モニターフレーム40、モニターM、パネルP及び脚部11A及び脚部11Bは、天板21の幅方向の中央から幅方向両側に均等に延びるように、配置されている。
脚部11Aは、端部21Pの下方に配置されている。脚部11Bは、天板21の幅方向の他方の端部21Qから、端部21P側(天板21の幅方向内方側)にセットバックした位置に配置されている。
各脚部11A,11Bは、それぞれ床面Fに沿って設けられるベース部材12と、ベース部材12上に設けられて上下方向に延び、天板部20を支持する脚部材13とを備えている。
ベース部材12は、デスク装置1の前後方向に延びている。各ベース部材12の下面には、前後方向の両端部に床面Fに接地する接地部材12dが設けられ、接地部材12dによってベース部材12の高さおよび水平レベルを調整できるようになっている。
脚部材13は、各ベース部材12の前後方向の中央設けられている。各脚部材13は、ベース部材12上に固定された第一筒部13xと、第一筒部13x内に上下方向に移動可能に挿入された第二筒部13yと、第二筒部13y内に上下方向に移動可能に挿入された第三筒部13zと、を有している。第一筒部13x、第二筒部13y、第三筒部13zは、それぞれ角筒状をなしている。各脚部材13は、第一筒部13xに対し、第二筒部13y、第三筒部13zが上下方向に沿って出没することで、上下方向の長さが調整可能となっている。
図2に示すように、脚部材13の第三筒部13zの上端には、デスク装置1の前後方向に延びる支持フレーム23が設けられている。
図3は、図2における要部の拡大図である。
図3に示すように、支持フレーム23は、天板21を支持する天板部23aと、天板部23aの一方の端部(デスク装置1の幅方向内方側の端部)から下方に折曲された内板部23bと、天板部23aの他方の端部(デスク装置1の幅方向外方側の端部)から下方に折曲された外板部23cとを有している。
支持フレーム23の天板部23aには、後述するモニターフレーム40を取り付けるための取付孔(連結部)23xが形成されている。取付孔23xは、デスク装置1の前後方向に離間して一対形成されている。
また、支持フレーム23の天板部23aには、後述するモニターMの配線(不図示)が挿通される配線挿通孔23sが形成されている。配線挿通孔23sは、デスク装置1の前後方向の略中央に形成されている。
図2、図3に示すように、連結体30は、一対の脚部材13,13の支持フレーム23,23どうしを連結する一対の外側連結杆31,31及び内側連結体32を有している。
一方の外側連結杆31は、支持フレーム23,23の一方の端部側どうし連結している。他方の外側連結杆31は、支持フレーム23,23の他方の端部側どうし連結している。
外側連結杆31の端部31aが支持フレーム23の内板部23bに当接するようにして、外側連結杆31は溶接等により支持フレーム23に連結されている。外側連結杆31の上面31tには、天板21を取付けるための取付孔31xが複数形成されている。取付孔31xから挿通された螺子(不図示)が、天板21に螺合されている。これにより、天板21は、外側連結杆31に取り付けられている。
内側連結体32は、支持フレーム23,23におけるデスク装置1の前後方向中央どうし連結している。
内側連結体32の端部32aが支持フレーム23の内板部23bに当接するようにして、内側連結体32は溶接等により支持フレーム23に連結されている。
内側連結体32の上面32tには、天板21を取付けるための取付孔32xが複数形成されている。取付孔32xから挿通された螺子(不図示)が、天板21に螺合されている。これにより、天板21は、内側連結体32に取り付けられている。
内側連結体32の上面32tには、配線が挿通される開口部32kが複数形成されている。開口部32kには、配線カバー33が開閉可能に取り付けられている。
(モニターフレーム)
図4は、本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の要部において、表示装置を分解した斜視図である。図5は、図1のA−A矢視図である。図6は、図5のB部を拡大して断面で示した断面図である。
図3、図4、図5及び図6に示すように、モニターフレーム40は、上下方向に延びる一対の縦フレーム41,41と、一対の縦フレーム41,41どうしを連結する横フレーム42,42とを有している。これら縦フレーム41及び横フレーム42は、管状に形成されている。モニターフレーム40は、平面視において、脚部11Aと重なるように配置されている。
ここで、天板21には、モニターフレーム40との干渉を避けるように、平面視における縦フレーム41及び横フレーム42に対応する部分には上下方向に貫通する凹部(貫通部)21k(図1、図2参照。以下同じ。)が形成されている。凹部21kは、天板21の端部21Pから反対側の端部21Q側に向かって凹むように形成されている。モニターフレーム40の縦フレーム41の下端部は凹部21kに配置されている。
縦フレーム41,41は、デスク装置1の前後方向に離間して配置されている。各縦フレーム41の下端部には、デスク装置1の幅方向内方に向かって延びる取付プレート(連結部)43が設けられている。
ここで、天板21の下面側には、取付プレート43との干渉を避けるように、凹部21kに連続して裏側凹部21mが形成されている。取付プレート43は、裏側凹部21mに配置されている。
取付プレート43における縦フレーム41の直下には、取付孔(連結部)43xが形成されている。支持フレーム23の天板部23aの取付孔23xから挿通された螺子(連結部)23zが、取付プレート43の取付孔43xに螺合されている。これにより、モニターフレーム40は、脚部11Aに取り付けられている。このように、モニターフレーム40は、支持フレーム23の天板部23aで、脚部11Aに連結されている。
また、取付プレート43において、縦フレーム41よりも延出する部分には、取付孔43yが複数形成されている。取付孔43yから挿通された螺子(不図示)が、天板21に螺合されている。これにより、モニターフレーム40は、天板21の下面に取り付けられている。
また、モニターフレーム40の下部には、一対の縦フレーム41,41の外周面を覆うようにフレームカバー46が設けられている。
(モニター)
モニターMは、電力及び情報の供給により文字や映像を映し出すものである。モニターMは、デスク装置1の前後方向に離間して配置された一対のモニターブラケット51,51を介して、モニターフレーム40に取り付けられている。
モニターブラケット51は、モニターMの裏側(デスク装置1の幅方向外方)に沿って配置される取付板部51aを有している。取付板部51aから挿通された螺子51zが、モニターMに螺合されている。これにより、モニターブラケット51は、モニターMに取り付けられている。
さらに、モニターブラケット51は、取付板部51aの両端部からデスク装置1の幅方向外方にそれぞれ屈曲された屈曲板部51b,51bと、一方の屈曲板部51bの端部からモニターフレーム40の横フレーム42に沿って配置される支持板部51cとを有している。
さらに、モニターブラケット51は、支持板部51cの上端部及び下端部からそれぞれデスク装置1の幅方向外方に向かって延びる延出板部51d,51dと、各延出板部51dの端部から垂下する折返板部51eとを有している。
モニターMに螺子止めされたモニターブラケット51を、モニターブラケット51の延出板部51d,51dが、それぞれ横フレーム42,42の上面42tに載るように、上方から下方に移動させる。これにより、モニターブラケット51の支持板部51c、延出板部51d及び折返板部51eで形成された空間部に横フレーム42が入り込み、モニターMがモニターブラケット51を介してモニターフレーム40に取り付けられている。
(パネル)
パネルPは、図示しないL金具等を介して、モニターフレーム40におけるデスク装置1の幅方向外方に取り付けられている。
上記のデスク装置1では、平面視において、モニターM及びパネルPを支持するモニターフレーム40の重心位置は、脚部11Aの図心位置に重なるように配置されている。
さらに、デスク装置1は、脚部材13の動作を制御する制御ユニット(不図示。以下同じ。)と、制御ユニットに昇降動作信号を入力するための操作部19(図1参照。以下同じ。)と、を備えている。
制御ユニットは、例えば、天板21の下面等に固定されている。この制御ユニットには、デスク装置1が配置される執務空間に設けられた商用電源に接続される電源ケーブル(不図示。以下同じ。)が接続されている。
操作部19は、天板21の下面に設けられている。操作部19は、制御ユニットに、配線ケーブル(不図示。以下同じ。)を介して電気的に接続されている。
利用者が操作部19に対して所定の操作を入力すると、操作部19から配線ケーブルを介し、制御ユニットに操作信号が送信される。制御ユニットは、操作部19から操作信号を受信すると、受信した信号に基づいて脚部材13に昇降動作を実行させる指令信号を出力する。各脚部材13は、指令信号を受信すると、その指令信号に応じて、例えば各脚部材13に内蔵された伸縮駆動装置(不図示)によって伸縮駆動され、これによって天板部20の高さの調整がなされる。
このように構成されたデスク装置1では、モニターフレーム40は天板支持体10に支持された天板21の上方に配置されているため、モニターフレーム40及びモニターフレーム40に支持されたモニターMの荷重は天板支持体10に作用する。平面視においてモニターフレーム40は天板支持体10の脚部11Aと重なるように配置されているため、モニターフレーム40及びモニターMの荷重により脚部11Aに作用するモーメントが抑えられる。よって、天板支持体10が、モニターMを安定的に支持することができる。
さらに、平面視においてモニターフレーム40は天板支持体10の脚部11Aと重なるように配置されているため、モニターフレーム40の荷重が脚部11Aに鉛直下向きに作用するため、鉛直下向きに対して交差する方向の力、つまり脚部11Aの上下方向の伸縮の妨げとなる力の発生が抑えられるため、脚部11Aが上下方向に円滑に伸縮することで、天板21を円滑に上下昇降させることができる。
また、モニターフレーム40は脚部11Aの直上で脚部11Aに連結されているため、モニターフレーム40と脚部11Aとの連結部分に作用するモーメントが抑えられる。よって、天板支持体10が、モニターMをより安定的に支持することができる。
また、脚部11Aが天板21における幅方向の端部21Pの下方に配置されるため、脚部11Aに支持されたモニターフレーム40及びモニターフレーム40に支持されたモニターMは端部21Pの上方に配置される。よって、天板21の上方では端部21Pから端部21Qにわたって天板21の幅方向に開放されているため、天板21上を広く使用することができる。
また、脚部11Bが天板21における天板21の幅方向の端部21Qから端部21P側にセットバックした位置に配置されるため、天板21の下方において、脚部11Bから天板21の端部21Qにわたって天板21の幅方向に開放することができる。よって、当該空間に利用者の下肢等を配置することができるため、使い勝手を良好とすることができる。
また、平面視において、モニターM及びパネルPを支持するモニターフレーム40の重心位置Mは、脚部11Aの図心位置Mに重なるように配置されているため、モニターフレーム40、モニターM及びパネルPの荷重により脚部11Aに作用するモーメントがより一層抑えられる。よって、脚部11Aが、モニターM及びパネルPを安定的に支持することができる。さらに、脚部11Aの上下方向の伸縮の妨げとなる力の発生がより一層抑えられるため、脚部11Aが上下方向に円滑に伸縮することで、天板21を円滑に上下昇降させることができる。
また、モニターフレーム40の下部は天板21に形成された上下方向に貫通する凹部21kに配置されているため、モニターフレーム40を天板21と干渉することなく配置することができる。
また、モニターフレーム40は天板21の下面に固定されているため、天板支持体10とともに天板21でもモニターフレーム40を支持することできる。よって、モニターフレーム40をより一層安定的に支持することができる。
また、天板支持体10には配線を挿通可能な配線挿通孔23sが形成されているため、モニターMの配線を配線挿通孔23sに通して天板支持体10の内部に導入することができる。よって、配線を体裁よく収容することができる。
なお、上述した実施の形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の主旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態では、天板付き什器として、デスク装置1を例示したが、これに限らず、デスク以外の例えばカウンター、テーブル等であってもよい。
また、上記に示す実施形態では、デスク装置1において支持フレーム23を支持する脚部11Aは天板21の幅方向の端部21Pに設けられているが、本発明はこれに限られない。平面視において、支持部が脚体と重なるように配置されていれば天板の端部に限られず、天板の中央側等に設けられていてもよい。
また、上記に示す実施形態では、脚部は一対設けられているが、本発明はこれに限られない。3以上の脚部を有していてもよいし、1の脚部で構成されていてもよく、平面視において、支持部がいずれか一の脚部と重なるように配置されていればよい。
また、上記に示す実施形態では、表示装置としてモニターを例に挙げて説明したが、本発明はこれに限られない。表示装置は、情報を表示するものであれば、コンピュータのディスプレイや、ホワイトボード、電子黒板等が採用される。
1…デスク装置(天板昇降式什器)
10…天板支持体
11A…脚部(第一の脚部)
11B…脚部(第二の脚部)
12…ベース部材
13…脚部材
20…天板部
21…天板
21k…凹部(貫通部)
23…支持フレーム
23s…配線挿通孔
30…連結体
31…外側連結杆
32…内側連結体
40…モニターフレーム(支持部)
46…フレームカバー
51…モニターブラケット
F…床面
M…モニター(表示装置)
P…パネル

Claims (5)

  1. 上面が作業面とされた天板と、
    床面上に設けられ、上下方向に伸縮することで前記天板を昇降可能に支持する少なくとも1以上の脚部と、
    前記脚部の前記上下方向の伸縮にともない昇降可能に、少なくとも1の前記脚部に支持され、情報を表示する表示装置を前記天板の上方に配置する支持部と、
    前記支持部に支持され、該支持部を挟んで前記表示装置と反対側に設けられたパネルと、を備え、
    平面視において、前記支持部は、支持された前記脚部と重なるように配置され、
    前記脚部として、前記上下方向と交差する所定方向に離間して配置された第一の脚部及び第二の脚部を備え、
    前記第一の脚部は、前記天板における前記所定方向の一方の端部に設けられ、前記支持部を支持し、
    前記第二の脚部は、前記天板における前記所定方向の他方の端部から前記一方の端部側にセットバックした位置に配置され
    平面視において、前記表示装置及び前記パネルを支持する前記支持部の重心位置は、前記支持部を支持する前記脚部の図心位置に重なるように配置されていることを特徴とする天板昇降式什器。
  2. 前記支持部と前記脚部との連結部は、前記脚部の直上に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式什器。
  3. 前記天板には、上下方向に貫通する貫通部が形成され、
    前記支持部の下部は、前記貫通部に配置されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
  4. 前記支持部は、前記天板の下面に固定されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
  5. 前記脚部には、配線を挿通可能な配線挿通孔が形成されていることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
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