JP2018000749A - 天板付家具 - Google Patents

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Abstract

【課題】配線ダクト内に収容される複数種類の配線同士の干渉を有効に回避することにより、配線の取り回しに掛かる作業を有効に低減することができる天板付家具を提供する。【解決手段】天板付家具は、上面側に開口を有する天板と、この天板を下方から支持するための脚と、天板の下面側における開口に臨む位置に配された配線ダクト5とを具備する天板付家具であって、配線ダクト5が、開口を挿通するか或いは開口から露出する装置に接続する上側配線を収容する上側収容空間Uと開口からアクセスし得ない装置に接続する下側配線を収容する下側収容空間Dとを上下方向に仕切るための上下分別機構54を有することを特徴とする。【選択図】図9

Description

本発明は、オフィス等において好適に用いられている天板付家具に関するものである。
従来、天板に設けられた開口から電源コンセントやデータ転送用のケーブル等各種の配線を接続できるように構成された天板付家具が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、多くの天板付家具では、天板上で使用するパーソナルコンピュータ等に接続するための配線を収容しておくための配線収容部が設けられている。そして、当該配線収容部は勿論、外部に対する接続に加え、天板付家具自体が有する機能を動作させるための配線、例えば照明を点灯させるための配線や天板昇降機構を作動させるための配線も同じ配線ダクト内に収容され、取り回されている。
特開2016−86914号公報
しかしながら、同じ配線ダクト内にいろんな配線を配すると、配線がこんがらがってしまう。予め収容されている配線と新たに取り回すべく配線ダクト内に収容させる配線とが干渉し合う場合は、新たに収容する配線のみならず予め収容されている配線をも整理し直さなければならないのが現状である。
本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、配線ダクト内に収容される複数種類の配線同士の干渉を有効に回避することにより、配線の取り回しに掛かる作業を有効に低減することができる天板付家具を提供することを目的とするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る天板付家具は、上面側に開口を有する天板と、この天板を下方から支持するための脚と、前記天板の下面側における前記開口に臨む位置に配された配線ダクトとを具備する天板付家具であって、前記配線ダクトが、前記開口を挿通するか或いは前記開口から露出する装置に接続する上側配線を収容する上側収容空間と前記開口からアクセスし得ない装置に接続する下側配線を収容する下側収容空間とを上下方向に仕切るための上下分別機構を有することを特徴とする。
このようなものであれば、必要な各種配線同士を上下方向に仕切りながら配することができるので、何れかの配線を後から配線ダクト内に配するときでも既存の配線もろとも整理し直すといった煩雑さ作業を有効に回避することができる。すなわち本発明によれば、配線ダクト内に収容される複数種類の配線同士の干渉を有効に回避することにより、配線の取り回しに掛かる作業を有効に低減することができる天板付家具を提供することができる。
上下分別機構を簡素な構成にて実現するためには、上下分別機構を、配線ダクトの底壁に取り付けられたチャネル材とすることが望ましい。
また、配線の分別を更に好適に行い得るようにするためには、チャネル材を、下側収容空間を縦方向に仕切るための縦仕切部を有するものとすることが望ましい。
そして、上下分別機構を有効に利用するための具体的な一例としては、天板の上面側に露出する第一のコンセントと、天板の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセントとを具備するものであり、上側収容空間に第一のコンセントに接続する配線を収容し、下側収容空間に第二のコンセントに接続する配線を収容するという構成を挙げることができる。
特に、下側空間を有効に利用するための一例としては、下側収容空間が、天板を昇降させるために脚に接続される天板昇降用配線を収容している構成を挙げることができる。
そして、配線ダクトに収容されている配線が外方から目立たないように配されるようにするためには、配線ダクトを天板の下面側に取り付けられ脚との間に介在するビーム材の一部と交差するように配されたものとし、ビーム材を配線ダクトから延出する配線を内部に挿通させるためのビーム側開口を有するものとすることが望ましい。
そして、配線ダクトから延出する配線をより外方から目立たないようにするためには、ビーム材を、配線ダクトに交差する第一ビーム材とこの第一ビーム材に直交して配される第二ビーム材とを有した平面視概略格子形状をなすものとし、第一ビーム材及び第二ビーム材に配線を連通させるための連通開口を有しするものとすることが望ましい。
本発明は、以上説明した構成であるから、配線ダクト内に収容される複数種類の配線同士の干渉を有効に回避することにより、配線の取り回しに掛かる作業を有効に低減することができる天板付家具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る外観図。 同実施形態に係る正面図。 同背面図。 同側面図。 同実施形態に係る底面側から見た斜視図。 同実施形態に係る構成説明図。 同実施形態に係る中央側断面図。 同実施形態に係る動作説明図。 同実施形態に係る作用説明図。 同上。 同上。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図11を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の天板付家具1は、床面から立設する端部脚2及び中間脚3と、この中間脚3の上端に取り付けられた天板支持体としての役割を奏するビーム材4と、このビーム材4に取り付けられた配線ダクト5と、ビーム材4の上側に固定支持されている天板6とを主体としたものである。また端部脚2、中間脚3は操作ユニット9を介して使用者に操作されることにより天板6が昇降するよう伸縮可能な構成を備えている。なお本実施形態では天板付家具1に使用される後述する各配線について、図示及び説明の便宜上図1〜図7に至るまでは省略するとともに、特に図9〜図11に具体的に図示するものとする。
また天板付家具1は、使用者が各種の電化製品を好適に利用できるよう、天板6の上面側から使用可能な第一のコンセント71と、天板6の下面側における縁部近傍に設けられた第二のコンセント72とを更に有している。そしてこれら第一のコンセント71、第二のコンセント72に加え、上述した操作ユニット9が具備する各配線はビーム材4、配線ダクト5及び中間脚3に沿って集約された状態で床面へ案内されている。
ここで、本実施形態に係る天板付家具1は、上面側に開口63を有する天板6と、この天板6を下方から支持するための脚と、天板6の下面側における開口63に臨む位置に配された配線ダクト5とを具備する天板付家具1であって、配線ダクト5が、開口63を挿通するか或いは開口63から露出する装置に接続する上側配線を収容する上側収容空間Uと開口63からアクセスし得ない装置に接続する下側配線を収容する下側収容空間Dとを上下方向に仕切るための上下分別機構54を有することを特徴とする。
以下、天板付家具1の各構成要素の構成について説明する。
端部脚2は、図1〜図6に示すように、天板6の四隅にそれぞれ配されて天板6を下側から支持するものであり、本実施形態では電動によるテレスコピック状に伸縮可能な構成とすることにより、天板6を昇降可能に支持し得るものとしている。そしてこの端部脚2は、長手方向一端側、他端側のそれぞれ二つの端部脚2同士が下端部において端部ベース2Bに連結されることにより、これら二つの端部脚2及び端部ベース2Bで端部脚ユニット2Uが構成されている。
中間脚3は、図1〜図6に示すように、天板6の長手方向における中間部分において天板6の端縁から退避した箇所に複数配されたものである。当該中間脚3は、天板6の長手方向中間部分にそれぞれ配されて天板6を下側から支持するものであり、上記端部脚2同様テレスコピック状に延出及び短縮可能、すなわち伸縮可能として天板6を昇降可能に支持し得るものである。この中間脚3は、天板6の短寸方向に並ぶ二本の端部脚2同士が中間ベース3Bにより連結されるとともに、下側が案内装置3Cに覆われるように構成することで、これら中間脚3、中間ベース3B及び案内装置3Cにより、中間脚ユニット3Uが構成されている。また中間ベース3Bは、案内装置3C内に案内された配線を床面へ誘導するための床側開口3B1を有している。そして案内装置3Cは、中間脚3の非動作部分である下側部分を外方から被覆する形状をなすものであり、上方に向けて長穴状に開口する配線導入口3C1(図6、図10)と、中間脚3間に形成される案内空間Xを外方から仕切る仕切壁3C2とを有している。
ビーム材4は、図2〜図8、図10及び図11に示すように、端部脚2及び中間脚3の上端に固定されることにより天板6を直接的に支持するためのものであり、端部脚2及び中間脚3に直接接続し且つ配線ダクト5に交差するように設けられている第一ビーム材41と、この第一ビーム材41に交差して天板6の長手方向に沿って設けられる第二ビーム材42とを有している。そしてこれら平面視概略格子形状をなす第一、第二ビーム材41、42は、それぞれ内部に配線を挿通し得るように、立面側に連通開口41a、42aを有している。また第一ビーム材41は更に、配線ダクト5からの配線を導入すべくその中央部分にビーム側開口たる中間開口41bと、端部脚2及び中間脚3との接続箇所近傍に設けられた脚用開口41cと、長手方向両端の一部を凹ませて形成した端部開口41dとを更に有している。
配線ダクト5は、図2〜図11に示すように、天板6の下面側において複数の中間脚3の間を通り延出するものである。この配線ダクト5は、天板6の長手方向に沿って延びる板金素材を概略コの字状に折り曲げ成形したダクト本体51と、このダクト本体51の端部に固定され上記ビーム材4に固定される端取付板52及び中間取付板53と、ダクト本体51の底壁51aに組み付けられダクト本体51内を上下に仕切るための上下分別機構54とを有している。ダクト本体51には、中間脚3に臨む底壁51aの一部分を凹ませて形成した連通凹部51bが形成されている。この連通凹部51bにより、配線ダクト5内の配線は好適に中間脚3側へ案内される。そして端取付板52及び中間取付板53は、それぞれダクト本体51の両端に固定されつつ第一ビーム材41の中央部分に固定されたものである。これにより配線ダクト5は、中間脚3に支持された第一ビーム材41と平面視交差するように配される。端取付板52及び中間取付板53には、第一ビーム材41の中間開口41bに連通するビーム用開口52a、53aが設けられている。中間取付板53には、第一ビーム材41を介して連続する他のダクト本体51へ連通するための連通孔53bが設けられている。上下分別機構54は、天板6の開口63に臨む位置に例えば4つ配された板金素材をチャネル状に折り曲げてなるものであり、開口63を挿通するか或いは開口63から露出する第一のコンセント71に接続する上側配線を収容する上側収容空間Uと開口63からアクセスし得ない装置である第二のコンセント72のコードや操作ユニット9の操作板91に接続する操作コード92といった下側配線を収容する下側収容空間Dとを上下方向に仕切るためのものである。またこのチャネル材である上下分別機構54は、ダクト本体51内を更に縦方向に仕切るための縦仕切部54aを有している。なお当該上下分別機構54は、図示の通り開口63に臨む位置に限られず、使用者の手が開口63へ差し入れられたときに触れ得る位置に配置されていればよい。
天板6は、図1〜図5及び図8に示すように、本実施形態では端部脚2に支持される対をなす端天板61と、専ら中間脚3に支持される中間天板62とを有している。これら端天板61及び中間天板62はそれぞれ平面視中央部分に配線ダクト5を露出させるための開口63を有している。この天板6は、例えば本実施形態では図1〜図5に示すような、一般的な成人が椅子に着席姿勢で適切に利用できる高さ位置から、図8に示すような起立姿勢で肘をついて利用できる高さ位置の間で昇降可能に構成される。
第一のコンセント71は、図1、図6、図7及び図9に示すように、上述した天板6に設けられた開口63を開閉し得るように構成されたものであり、開口63を開閉可能に回転動作する開閉蓋71cと、この開閉蓋71cに取り付けられ開口63を開成するアクセス可能状態において斜め上方に面するように配されたコンセント本体71aと、これら開閉蓋71c及びコンセント本体71aを回転動作可能に支持しつつ天板6の下面側に固定される取付部材71dと、コンセント本体71aに給電するためのコード71bとを有している。なお本実施形態では図9の図示を、一部の開閉蓋71cの図示を略することにより非アクセス状態にあるコンセント本体71aを敢えて図示するようにしている。すなわち本実施形態では第一のコンセント71を、通常は開口63内に収容され直接アクセスし得ない非アクセス状態としつつ、コンセント本体71aに直接アクセスするときのみ図7に想像線で示すようにコンセント本体71aが開口63から外方へ露出するアクセス可能状態とすることができる。これにより、使用者はアクセス可能状態においてコンセント本体71aに容易にアクセスし得るのみならず、コンセント本体71aへのアクセスが済めばコンセント本体71aに使用者側の電源コードを接続したまま非アクセス状態として第一のコンセント71を利用すれば良い。すなわち、第一のコンセント71は非アクセス状態でも、開閉蓋71cと開口63との隙間から天板面上へ電源コードを持ち出して利用することができる。このとき、天板6と開閉蓋71cとは面一に保たれるので、天板6の利便性がより向上したものとなっている。更に同図に示すように第一のコンセント71のコンセント本体71aはアクセス可能状態で外方へ向けて斜め上方に面するように設定し、使用者へのアクセスの便を有効に高めている。そしてこの第一のコンセント71はダクト本体51に取り付けられた上下分別機構54の上側に配されている。これにより、当該第一のコンセント71のコード71bは上下分別機構54により仕切られた上側収容空間Uに収容されることとなる。
第二のコンセント72は、図2、図3、図5〜図7に示すように、天板6の下面側の縁部近傍において外方に面するように設けられたものである。この第二のコンセント72は、第二ビーム材42の端部近傍に固定されたタップ72aと、このタップ72aからビーム、配線ダクト5及び中間脚3を伝って床面側に延びるコード72bとを有している。すなわち当該コード72bは、配線ダクト5内において上下分別機構54により仕切られた下側収容空間Dに収容される。
操作ユニット9は、図2〜図7及び図11に示すように、端部脚2、中間脚3をそれぞれ伸縮させるためにこれら端部脚2、中間脚3に電気的に接続する天板昇降用配線たる操作コード92と、この操作コード92に接続され天板6を昇降させるための使用者からの操作を受け付ける操作板91とを有している。なお本実施形態では、操作板91は両端の端天板61の隅部分にそれぞれ対角となるように対をなして設けられている。そしてそれぞれの操作板91は近接する端部脚2及び中間脚3にそれぞれ操作コード92を介して有線にて接続するとともに、他方の操作板91に接続される端部脚2及び中間脚3と同期できるよう、他方の操作板に対して有線又は無線による接続がなされている。これにより、一の操作板91のみに操作がなされていても、計八本の脚すなわち端部脚2、中間脚3がそれぞれ同期しながら伸縮可能となっている。なお操作コード92、操作板91、端部脚2、中間脚3を関連づけるための具体的な配線態様は既存の種々の態様を適宜利用し得るため、本実施形態では詳細な説明を省略し、あくまで操作コード92と配線ダクト5、ビーム材4との関係について詳述する。またこの操作コード92は操作板91及び各端部脚2、中間脚3に接続する部分の略すべてがビーム材4、配線ダクト5及び、中間脚ユニット3Uに形成された案内空間X内に配されている。換言すれば、当該操作コード92は、配線ダクト5から延出する部分の略全てがビーム材4の内部に配されている。
そして本実施形態の天板付家具1は、少なくとも上記第一のコンセント71、第二のコンセント72及び操作ユニット9における操作コード92の一部を配線ダクト5から例えば一の中間脚3へと集約しながら案内するための配線集約装置8を有している。
この配線集約装置8は、本実施形態では硬質環状の集約パーツ81と、これら集約パーツ81をそれぞれ相対動作可能に接続する接続要素82とを有することで全体として可撓性を有するように構成されたものである。配線集約装置8は、配線ダクト5内に収容された複数の配線である少なくとも第一のコンセント71、第二のコンセント72のコード72b及び操作コード92を可撓性を有した状態で集約し得るものであり当該配線の端部を配線ダクト5から床面まで天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせた状態で下方に垂下させ得るものである。
しかして本実施形態に係る天板付家具1は、配線ダクト5から垂下した配線集約装置8を複数の中間脚3の間の案内空間Xに沿って垂下するように案内する案内装置3Cを中間脚ユニット3Uの一部として具備するものである。更に本実施形態に係る天板付家具1は、第一のコンセント71及び第二のコンセント72は、天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせた状態で外部に接続され得るように構成している。
すなわち図4に示した状態から天板6を上昇させると図8に示す状態となるが、配線集約装置8が配線余長を有している配線をすべて集約しながら可撓変形するために、配線同士が無理に引っ張られることも互いに干渉し合うこともなく全ての配線が好適に案内される。
また本実施形態では、配線ダクト5には第一のコンセント71のコード71bの他、第二のコンセント72のコード及び天板6昇降用配線たる操作コード92を収容しているが、図9に示すように、第一のコンセント71のコードは上下分別機構54の上側の上側収容空間Uに配される一方、第二のコンセント72のコード及び操作コード92は上下分別機構54の下側の下側収容空間Dに配される。これにより、それぞれの配線が整理され不要に干渉し合うことは無い。特に本実施形態では、チャネル状をなす上下分別機構54は配線ダクト5を縦方向にも仕切る縦仕切部54bを有しているので、各配線はさらに好適に分別整理され得る。
更に本実施形態では、配線ダクト5から延出する第二のコンセント72のコード、及び天板昇降用配線たる操作コード92の略全てがビーム材4の内部に配されている。
すなわち図10に示すように、配線集約装置8に集約された配線はダクト本体51の連通凹部51bを通って配線ダクト5内に案内される。そして配線ダクト5内に案内された第二のコンセント72のコードや操作コード92は中間取付板53のビーム用開口53a及び第一ビーム材41の中間開口41bを通って第一ビーム材41の内部に案内される。また天板昇降用配線、すなわち操作コード92は脚用開口41cを通って殆ど外部に露出することなく中間脚3へ接続される。
そして図11に示すように、配線ダクト5から延出し第一ビーム材41内に案内された第二のコンセント72のコード72bは、第一ビーム材41の連通開口41aを経て第二ビーム材42の連通開口42aを通り、タップ72aへと到達する。また天板昇降用配線、すなわち操作コード92は脚用開口41cを通って殆ど外部に露出することなく端部脚2へ接続される。また、操作板91に接続する操作コード92は端部開口41dを通って殆ど露出することなく操作板91に接続される。
以上のように、本実施形態に係る天板付家具1は、配線ダクト5が、開口63を挿通するか或いは開口63から露出する装置に接続する上側配線を収容する上側収容空間Uと開口63からアクセスし得ない装置に接続する下側配線を収容する下側収容空間Dとを上下方向に仕切るための上下分別機構54を有することを特徴とする。
斯かる構成とすることにより本実施形態では、必要な各種配線同士を上下方向に仕切りながら配することが可能となり、何れかの配線を後から配線ダクト5内に配するときでも既存の配線もろとも整理し直すといった煩雑さ作業を有効に回避せしめている。すなわち本実施形態によれば、配線ダクト5内に収容される複数種類の配線同士の干渉を有効に回避することで、配線の取り回しに掛かる作業を有効に低減できる天板付家具1が実現されている。
また本実施形態では、上下分別機構54を、配線ダクト5の底壁51aに取り付けられたチャネル材とすることで上記効果を簡素な構成にて実現するとともに、既存の構成からの仕様変更の必要性も有効に低減せしめている。
また、配線の分別を更に好適に行い得るようにするために本実施形態では、チャネル材たる上下分別機構を横方向に複数ならべ、当該チャネル材の立壁を下側収容空間Dを縦方向に仕切るための縦仕切部54aとしている。
そして、上下分別機構54を有効に利用して利便性の高い天板付家具1とするために本実施形態では、天板6の上面側に露出する第一のコンセント71と、天板6の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセント72とを具備するものとし、上側収容空間Uに第一のコンセント71に接続する配線を収容し、下側収容空間Dに第二のコンセント72に接続する配線を収容するという構成を適用している。
特に、下側収容空間Dを有効に利用するための一例として本実施形態では、下側収容空間Dが、天板6を昇降させるために脚に接続される天板昇降用配線たる操作コード92を収容している構成を適用している。
そして、配線ダクト5に収容されている配線が外方から目立たないように配されるようにするために本実施形態では、配線ダクト5を天板6の下面側に取り付けられ脚との間に介在するビーム材4の一部と交差するように配されたものとし、ビーム材4を配線ダクト5から延出する配線を内部に挿通させるためのビーム側開口たる中間開口41bを設けている。
そして、配線ダクト5から延出する配線をより外方から目立たないようにするために本実施形態では、ビーム材4を、配線ダクト5に交差する第一ビーム材41とこの第一ビーム材41に直交して配される第二ビーム材42とを有した平面視概略格子形状をなすものとし、第一ビーム材41及び第二ビーム材42に配線を連通させるための連通開口41a、42aを有したものとしている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば上記実施形態では長手方向において端部脚と端部脚との間に二箇所に中間脚を配した天板付家具を開示したが、上記実施形態に係る天板付家具は、中間脚の数や天板の大きさを限定するものではない。特に上記実施形態に係る天板付家具は、導入しようとするオフィスの規模に応じて中間脚の数を調整し、当該中間脚の数に応じてビーム、配線ダクト、中間天板の数を適宜調整することにより任意の大きさに設定することができる。
また、ビームや脚の昇降機能、更には操作ユニットの具体的な形状や仕様といったその他の詳細な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1・・・天板付家具
2・・・脚(端部脚)
3・・・脚(中間脚)
5・・・配線ダクト
6・・・天板
63・・・開口
54・・・上下分別機構
U・・・上側収容空間
D・・・下側収容空間

Claims (7)

  1. 上面側に開口を有する天板と、
    この天板を下方から支持するための脚と、
    前記天板の下面側における前記開口に臨む位置に配された配線ダクトと
    を具備する天板付家具であって、
    前記配線ダクトが、前記開口を挿通するか或いは前記開口から露出する装置に接続する上側配線を収容する上側収容空間と前記開口からアクセスし得ない装置に接続する下側配線を収容する下側収容空間とを上下方向に仕切るための上下分別機構を有することを特徴とする天板付家具。
  2. 前記上下分別機構が、前記配線ダクトの底壁に取り付けられたチャネル材である請求項1記載の天板付家具。
  3. 前記チャネル材が前記下側収容空間を縦方向に仕切るための縦仕切部を有している請求項2記載の天板付家具。
  4. 天板の上面側に露出する第一のコンセントと、
    前記天板の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセントとを具備するものであり、
    前記上側収容空間に前記第一のコンセントに接続する配線を収容し、前記下側収容空間に前記第二のコンセントに接続する配線を収容している請求項1〜3の何れかに記載の天板付家具。
  5. 前記下側収容空間が、前記天板を昇降させるために前記脚に接続される天板昇降用配線を収容している請求項1〜4の何れかに記載の天板付家具。
  6. 前記配線ダクトが前記天板の下面側に取り付けられ前記脚との間に介在するビーム材の一部と交差するように配されたものであり、
    前記ビーム材が前記配線ダクトから延出する配線を内部に挿通させるためのビーム側開口を有している請求項1〜5の何れかに記載の天板付家具。
  7. 前記ビーム材が、前記配線ダクトに交差する第一ビーム材とこの第一ビーム材に直交して配される第二ビーム材とを有した平面視概略格子形状をなすものであり、前記第一ビーム材及び前記第二ビーム材に配線を連通させるための連通開口を有している請求項6記載の天板付家具。
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