JP2014236789A - 脚装置及びそれを用いたテーブル - Google Patents

脚装置及びそれを用いたテーブル Download PDF

Info

Publication number
JP2014236789A
JP2014236789A JP2013119737A JP2013119737A JP2014236789A JP 2014236789 A JP2014236789 A JP 2014236789A JP 2013119737 A JP2013119737 A JP 2013119737A JP 2013119737 A JP2013119737 A JP 2013119737A JP 2014236789 A JP2014236789 A JP 2014236789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
horizontal
leg
pedestal
leg device
top plate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013119737A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014236789A5 (ja
Inventor
章吾 皆内
Shogo Minauchi
章吾 皆内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Itoki Corp
Original Assignee
Itoki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Itoki Corp filed Critical Itoki Corp
Priority to JP2013119737A priority Critical patent/JP2014236789A/ja
Publication of JP2014236789A publication Critical patent/JP2014236789A/ja
Publication of JP2014236789A5 publication Critical patent/JP2014236789A5/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
  • Legs For Furniture In General (AREA)

Abstract

【課題】
断面外形状が多角形の金属杆体を用いて構成し、断面が小さくても脚柱に対する横方向強度が高く、また意匠的にも全く新しいシャープ感を醸し出すことが可能な脚装置及びそれを用いたテーブルを提供する。
【解決手段】
脚装置1は、断面外形状が多角形の金属杆体からなる一対の垂直な脚柱6と、脚柱の下端間を連結する断面外形状が多角形の金属杆体からなる横杆7とよりなり、脚柱及び横杆の何れの面も脚柱及び横杆の中心線を含む垂直面と水平面とに対して平行にならないように設定した。脚柱と横杆は断面外形状が長方形の角パイプで形成し、脚柱の下端と横杆の端部をコーナー継手で直角に連結した。テーブルは、脚装置を左右に一対配置し、前後側でそれぞれ対となった左右の脚柱の上端間を支持部材9で連結して脚フレーム2を形成し、脚フレームの支持部材の上面に天板3を載置して固定した。
【選択図】 図2

Description

本発明は、脚装置及びそれを用いたテーブルに係わり、更に詳しくは角パイプで構成した汎用の脚装置及びそれを用いたテーブルに関するものである。
通常、テーブルの天板を支持する脚装置は、天板へ取付ける取付板に脚柱を垂下固着した構造のものが一般的である。あるいは、金属パイプを用いて側面視倒コ字形に形成した脚部材を左右に配置して、天板の下面に固定した構造のテーブル、金属角パイプを屈曲させて側面視倒コ字形に形成した脚部材を左右に配置し、両脚部材を連結して一体となった脚フレームを構成し、その上にガラス天板を載置する構造のテーブルも各種提供されている。
特許文献1には、断面長方形の金属製角パイプ状の杆体で形成した構造脚柱を、取付板の下面中央部に溶接によって垂下固着し、天板の隅部に取付板を取付けた際に、構造脚柱の幅広面が天板のコーナー部を向くように約45度偏向させ、その構造脚柱の幅広面の外側に化粧脚柱を取付けた脚装置及びテーブルが開示されている。
特許文献2には、四角形の天板の隅部に丸パイプからなる脚柱を配置し、天板の短辺側の隅部の一対の脚柱の上端部間に、平面視V字形に屈曲した丸パイプからなる支持部を水平に連結し、該支持部に天板を載置して固定する構造のテーブルが開示されている。
特許文献3には、何れも断面形状が四角形の杆体からなる一対の垂直な脚柱と、該脚柱の下端間を連結した横杆とで構成し、前記脚柱及び横杆の面が、前記脚柱及び横杆の中心線を含む垂直面と水平面とに対して平行になっている脚装置が開示されている。
特開平8−117033号公報 特開2006−102423号公報 意匠登録第1276179号公報
しかしながら、脚柱の下端が遊端である脚構造は、横荷重に対して強度が低く、脚柱に過大な横荷重が加わると変形する恐れがある。そのため、脚柱の断面を大きくする等して脚柱の横方向強度を高める工夫がなされているが、意匠的には重たく、シャープ感がなくなる。また、天板の短辺側に位置する二本の脚柱の下端間を横杆で連結すれば、断面が小さな脚柱でも十分な横方向強度を確保できる構造になるが、意匠的には横杆の存在が重くなり、邪魔にもなる。特に、脚柱や横杆に丸パイプを用いた場合には、意匠的な工夫の余地は少ない。そして、断面形状が四角形の杆体からなる脚柱及び横杆の面が、垂直面と水平面とに対して平行になっている場合、横荷重に対して、特に幅広面の法線方向からの荷重に対して強度が弱い。
そこで、本発明が前述の状況に鑑み、解決しようとするところは、断面外形状が多角形の金属杆体を用いて構成し、断面が小さくても脚柱に対する横方向強度が高く、また意匠的にも全く新しいシャープ感を醸し出すことが可能な脚装置及びそれを用いたテーブルを提供する点にある。
本発明は、前述の課題解決のために、断面外形状が多角形の金属杆体からなる一対の垂直な脚柱と、該脚柱の下端間を連結する断面外形状が多角形の金属杆体からなる横杆とよりなり、前記脚柱及び横杆の何れの面も、前記脚柱及び横杆の中心線を含む垂直面と水平面とに対して平行にならないように設定したことを特徴とする脚装置を構成した(請求項1)。
ここで、脚装置において、前記脚柱と横杆は、断面外形状が長方形の角パイプで形成し、該脚柱の下端と横杆の端部をコーナー継手で直角に連結してなることが好ましい(請求項2)。
そして、脚装置において、前記両脚柱の幅広面の法線で張られる角度αが60〜120度の範囲であり、前記横杆の幅広面の法線と水平面で張られる角度をβとしたとき、β=α/2の関係を満たしてなることがより好ましい(請求項3)。
また、脚装置において、前記コーナー継手又は前記横杆の両端部の下側角部に、アジャスターボルトを垂直に螺合してアジャスターを設けてなることも好ましい(請求項4)。
そして、本発明は、前述の脚装置を左右に一対配置し、前後側でそれぞれ対となった左右の脚柱の上端間を支持部材で連結して一体化構造の脚フレームを形成し、該支持部材には脚注の上端からその幅広面の法線に沿って内向きに延びる水平斜杆と、両側の水平斜杆の内側端同士を連結する左右方向に延びる水平連杆とを備え、前後の支持部材の水平連杆の間には所定の間隔を有し、前記脚フレームの支持部材の上面に天板を載置して固定したことを特徴とするテーブルを構成した(請求項5)。
ここで、テーブルにおいて、前記支持部材の水平斜杆と水平連杆は、前記脚柱と同一の角パイプを用い、該脚柱から水平斜杆と水平連杆に外形を連続させてなることが好ましい(請求項6)。
また、テーブルにおいて、前記天板の一側で前記脚装置の上部に、該脚装置を上下反転させた構造の両縦支杆と横支杆からなるパネルフレームを配置し、該パネルフレームの両縦支杆と前記両脚柱を外形が連続するように上下に連結してなることがより好ましい(請求項7)。
更に、テーブルにおいて、前記パネルフレームの横支杆と天板との間にモニター等を取付ける懸架部材を設けるとともに、該パネルフレームとその下方の前記脚装置のうち、少なくともパネルフレームで前記懸架部材の外側位置にパネル板を装着してなることがより好ましい(請求項8)。
以上にしてなる請求項1に係る発明の脚装置は、断面外形状が多角形の金属杆体からなる一対の垂直な脚柱と、該脚柱の下端間を連結する断面外形状が多角形の金属杆体からなる横杆とよりなり、前記脚柱及び横杆の何れの面も、前記脚柱及び横杆の中心線を含む垂直面と水平面とに対して平行にならないように設定したので、断面が小さくても脚柱に対する横方向強度が高く、また意匠的にも全く新しいシャープ感を醸し出すことができる。
請求項2によれば、前記脚柱と横杆は、断面外形状が長方形の角パイプで形成し、該脚柱の下端と横杆の端部をコーナー継手で直角に連結してなるので、脚柱と横杆を曲げ加工する必要がなく、所定形状に形成したコーナー継手を用いて連結することにより、脚柱と横杆の角度を正確に設定することができるとともに、外形を段差なく連続させることができる。
請求項3によれば、前記両脚柱の幅広面の法線で張られる角度αが60〜120度の範囲であり、前記横杆の幅広面の法線と水平面で張られる角度をβとしたとき、β=α/2の関係を満たしてなると、脚柱と横杆が適度な捩れ具合になり、また両脚柱が横断面においてハ字状になって横荷重に対して両者が補完するように働き、断面が小さな角パイプを用いても横方向強度が高くなり、また横杆の捩れ具合も脚柱に同調して意匠的に統一された外観となる。
請求項4によれば、前記コーナー継手又は前記横杆の両端部の下側角部に、アジャスターボルトを垂直に螺合してアジャスターを設けてなるので、什器の脚として用いる際に、不陸を調整できる。
請求項5に係る発明のテーブルは、前述の脚装置を左右に一対配置し、前後側でそれぞれ対となった左右の脚柱の上端間を支持部材で連結して一体化構造の脚フレームを形成し、該支持部材には脚注の上端からその幅広面の法線に沿って内向きに延びる水平斜杆と、両側の水平斜杆の内側端同士を連結する左右方向に延びる水平連杆とを備え、前後の支持部材の水平連杆の間には所定の間隔を有し、前記脚フレームの支持部材の上面に天板を載置して固定したので、左右の脚装置を支持部材で連結した脚フレームは強度が高く、その上に天板を取付ける作業も簡単に行うことができ、また支部部材で天板の撓みを防止できるので、天板の支持強度が高く、更に支部部材を利用して付属部品を取付けることもできる。
請求項6によれば、テーブルにおいて、前記支持部材の水平斜杆と水平連杆は、前記脚柱と同一の角パイプを用い、該脚柱から水平斜杆と水平連杆に外形を連続させてなるので、強度が高く、外形的にもスッキリとした脚フレームとなる。
請求項7によれば、テーブルにおいて、前記天板の一側で前記脚装置の上部に、該脚装置を上下反転させた構造の両縦支杆と横支杆からなるパネルフレームを配置し、該パネルフレームの両縦支杆と前記両脚柱を外形が連続するように上下に連結してなるので、天板の一側に様々な用途に利用できるパネルフレームを設けることができ、しかも脚装置とパネルフレームの外形が統一され、また部品の共通化によりコスト上昇を抑制できる。
請求項8によれば、テーブルにおいて、前記パネルフレームの横支杆と天板との間にモニター等を取付ける懸架部材を設けるとともに、該パネルフレームとその下方の前記脚装置のうち、少なくともパネルフレームで前記懸架部材の外側位置にパネル板を装着してなるので、懸架部材にモニターを取付けて天板上のパソコンやタブレット等の電子情報機器からの情報を映し出してミーティングを行うことができ、あるいは遠隔地にいる参加者の映像を映し出して双方向通信によりテレビ会議を行うこともでき、しかもモニターの位置は天板の一側部であるので邪魔にならない。
本発明に係るテーブルの全体斜視図である。 同じくテービルの下方から見た斜視図である。 (a)は脚装置の脚柱部分の横断面図、(b)は脚装置の横杆部分の縦断面図である。 本発明の脚装置を用いて構成した脚フレームの全体斜視図である。 同じく脚フレームの分解斜視図である。 脚装置を構成する脚柱と横杆の連結構造を示す分解斜視図である。 脚柱の上端に取付ける連結金具の斜視図である。 連結金具に取付ける受金具の斜視図である。 脚装置の下端に設けるアジャスターの分解斜視図である。 左右一対の脚装置を支持部材で連結する構造を示す分解斜視図である。 アジャスターを示す部分断面図である。 同じくアジャスターの部分分解斜視図である。 天板の一側にパネルフレームを取付ける構造を示す分解斜視図である。 パネルフレームの横支杆と天板との間に懸架部材を取付けた状態の部分斜視図である。 同じく懸架部材を天板に支持する構造を示す部分分解斜視図である。
次に、添付図面に示した実施形態に基づき、本発明を更に詳細に説明する。図1及び図2は本発明に係る脚装置を用いたテーブルを示し、図3〜図15はその詳細を示し、図中符号1は脚装置、2は脚フレーム、3は天板、4はアジャスター、5はパネルフレーム、6は脚柱、7は横杆、8はコーナー継手、9は支持部材をそれぞれ示している。
本発明に係るテーブルは、図1及び図2に示すように、脚装置1,1を左右に一対配置し、前後側でそれぞれ対となった左右の脚柱6,6の上端間を支持部材9で連結して一体化構造の脚フレーム2を形成し、該脚フレーム2の支持部材9の上に天板3を載置して固定した構造であり、天板3の一側部に前記脚装置1に連続するようにパネルフレーム5を立設した構成である。
具体的には、前記脚装置1は、断面外形状が多角形の金属杆体からなる一対の垂直な脚柱6,6と、該脚柱6,6の下端間を連結する断面外形状が多角形の金属杆体からなる横杆7とよりなり、前記脚柱6及び横杆7の何れの面も、前記脚柱6,6及び横杆7の中心線を含む垂直面と水平面とに対して平行にならないように設定したことを特徴とする。ここで、垂直面とは、水平面に対して直交する面であり、鉛直面と同じ意味である。特に、前述の脚柱6,6及び横杆7の中心線を含む面を垂直面Vとする。また、水平面は床面を意味している。ここで、断面外形状が多角形の金属杆体は、金属角パイプあるいは中実の金属角棒であり、スチール製でもアルミニウム製でも構わない。金属杆体の断面外形状は、四角形が最も実用的であり、角数が増えると円形に近くなるので、本発明の特徴がなくなる。また、多角形でも正多角形ではなく偏平な多角形が良い。
更に詳しくは、前記脚装置1を構成する脚柱6と横杆7は、断面外形状が長方形の角パイプで形成し、該脚柱6の下端と横杆7の端部をコーナー継手8で直角に連結している。ここで、前記コーナー継手8は、ロストワックス法により製造した鋳造部品である。
ここで、図3に示すように、前記両脚柱6,6の幅広面の法線で張られる角度αが60〜120度の範囲であり、前記横杆7の幅広面の法線と水平面Hで張られる角度をβとしたとき、β=α/2の関係を満たすように、脚柱6と横杆7の捩れ具合を調整する。本実施形態では、α=90度、β=45度に設定している。角度αが60度よりも小さいと、脚柱6と横杆7の幅広面が垂直面Vに接近するので、該垂直面Vに直交する方向からの横荷重に対して強度が低下する。また、角度αが120度よりも大きいと、脚柱6の幅広面が垂直面Vと直交する面に接近するとともに、横杆7の幅広面が水平面Hに接近するので、垂直面Vに沿った方向からの横荷重に対して強度が低下する。
そして、前記コーナー継手8又は前記横杆7の両端部の下側角部に、アジャスターボルト10を垂直に螺合してアジャスター4を設けている。本実施形態では、図11及び図12に示すように、前記コーナー継手8の下側角部に螺孔11を鉛直方向に形成し、該螺孔11にアジャスターボルト10を螺合するとともに、該アジャスターボルト10の接地部とコーナー継手8の間に円筒状のスペーサ部材12を介在させてボルトを隠蔽している。尚、前記アジャスター4は、床面の不陸を調整する機能というよりも、良好な接地部を形成するために設けたという意味合いが強い。
前記脚フレーム2は、図2及び図4に示すように、前記脚装置1,1を左右に一対配置し、前後側でそれぞれ対となった左右の脚柱6,6の上端間を支持部材9で連結して一体化構造としたものであり、該支持部材9には脚注6の上端からその幅広面の法線に沿って内向きに延びる水平斜杆13と、両側の水平斜杆13,13の内側端同士を連結する左右方向に延びる水平連杆14とを備え、前後の支持部材9,9の水平連14,14杆の間には所定の間隔を有している。
前記支持部材9の水平斜杆13と水平連杆14は、前記脚柱6と同一の角パイプを用い、該脚柱6から水平斜杆13と水平連杆14に外形を連続させている。つまり、前記支持部材9の水平斜杆13と水平連杆14の幅広面は、鉛直方向を向いている。そして、前記水平斜杆13と水平連杆14は、180−α/2の角度、本実施形態では135度の角度で屈曲している。このような支持部材9を作製するには、1本の角パイプを屈曲しても良く、また直線状の杆体部材を所定角度で突き合わせ溶接しても良い。
更に詳しくは、前記コーナー継手8は、図5及び図6に示すように、本体部15の両端部に90度の角度を設けて嵌合部16,16を段落ち状に形成したものである。前記コーナー継手8は、中央面に対して鏡面対称形であるので、全ての箇所で同一部材を用いることができる。前記アジャスター4を構成する螺孔11は後加工で形成する。そして、前記コーナー継手8の嵌合部16,16の一方を前記脚柱6の下端に嵌入し、他方を前記横杆7の一端に嵌入する。そして、前記脚柱6の下端部と横杆7の一端部の側面に形成した孔17,17内に露出した前記嵌合部16を溶接して一体化し、それから溶接部をサンダー仕上げをする。前記脚柱6と横杆7の外形は、前記コーナー継手8の本体部15の外形に段差無く連続するようにしている。
図5、図7及び図8に示すように、前記脚装置1の両脚柱6,6の上端は、内側を向いた幅広面側を45度の角度で切断している。そして、前記脚柱6の上端部に、側面視略L字形の連結金具18の一端部を嵌合し、水平に延びた他端部に受金具19を外被して溶接一体化する。前記受金具19は、脚柱6と同じ角パイプを加工して形成し、端部に45度の傾斜縁を形成し、前記脚柱6の傾斜縁と接合し、全周を溶接して一体化する。それから、図10に示すように、各脚注6の上端に固定した前記受金具19に、前記支持部材9の水平斜杆13の端部下側に形成した切欠部20を上方から接合して前記連結金具18にネジ止めする。ここで、前記受金具19の端部には、前記切欠部20を接合して、外形が角パイプと同じになるように上半分を切欠し、前記連結金具18の端部を露出させている。尚、本実施形態では、前記連結金具18を鋼板で作製した2部材を組み合わせて形成したが、前記受金具19とともに、コーナー継手8のようにロストワックス法により製造した一つの鋳造部品に置き換えても良い。しかし、前記脚装置1と支持部材9とは、在庫や搬送時の嵩だかを減らすために、着脱可能にする必要がある。
そして、このように構成した脚フレーム2の両支持部材9,9の幅広面の上面に天板3を載置し、該支持部材9を下方から貫通させたネジを天板3に螺合して連結する。
それから、図1、図13〜図15に示すように、前記天板3の一側で前記脚装置1の上部に、該脚装置1を上下反転させた構造の両縦支杆21,21と横支杆22からなるパネルフレーム5を配置し、該パネルフレーム5の両縦支杆21,21と前記両脚柱6,6を外形が連続するように上下に連結する。そして、前記パネルフレーム5の横支杆22と天板3との間にモニター等を取付ける懸架部材23を設けるとともに、該パネルフレーム5とその下方の前記脚装置1のうち、少なくともパネルフレーム5で前記懸架部材23の外側位置にパネル板24を装着する。本実施形態では、前記パネルフレーム5の下方の脚装置1にもパネル板25を装着している。
更に詳しくは、前記パネルフレーム5の縦支杆21は、前記脚装置1の脚柱6に対応し、前記パネルフレーム5の横支杆22は、前記脚装置1の横杆7に対応し、脚装置1と同様に縦支杆21と横支杆22とをコーナー継手8で連結している。前記天板3には、一側部で前記脚装置1の両脚柱6,6に対応する位置に開口26,26を形成するとともに、その間に短辺側に沿ってスリット孔27を形成している。
そして、図13に示すように、前記開口26に支持金具28を挿入して、該支持金具28の底面板を前記受金具19の上面にネジ止めして立起させる。前記懸架部材23の上端は、図13に示すように、前記パネルフレーム5の横支杆22の下面部分に溶接して予め一体化している。そして、前記パネルフレーム5の両縦支杆21,21の下端部を前記支持金具28,28に嵌挿すると同時に、前記懸架部材23の下端を前記スリット孔27内嵌合する。それから、前記天板3の下方から前記スリット孔27に鍔付きの保持金具29を嵌合して前記懸架部材23の下端を隠蔽し、該天板3の下面に鍔部をネジ止めして取付ける。前記パネルフレーム5の抜止めは、該パネルフレーム5に装着するパネル板24を支持するための金具を縦支杆21に取付けることによって達成している。
前記パネル板24は、外側パネル板と内側パネル板とからなり、外側パネル板は前記懸架部材23の外側に位置し、内側パネル板は前記懸架部材23の内側に位置し、内側パネル板の中央部に設けた開口部により前記懸架部材23を露出させている。そして、前記懸架部材23の露出部に、液晶ディスプレイ等からなるモニターMを取付けることができるようになっている。また、前記脚装置1に装着する前記パネル板25も外側パネル板と内側パネル板とからなり、両脚柱6,6と横杆7で囲まれる空間に金具で取付ける。
また、図1、図2、図13〜図15に示すように、前記パネルフレーム5より内側の天板3には、ダクト開口30を開設し、該ダクト開口30に開閉可能なダクトカバー31を設けている。また、前記ダクト開口30の下方の天板3の下面には、配線ダクト32を取付けている。また、前記支持部材9よりも外側の天板3の下面に、コード受けや物品の収納として利用可能な収納部33を取付けている。また、前記両支持部材9,9を利用して、配線ダクトや他の付属部品を取付けることも可能である。また、前記支持部材9の水平連杆14が後退した位置にあるので、その前方に引出しユニットを装着することも可能である。
1 脚装置、 2 脚フレーム、
3 天板、 4 アジャスター、
5 パネルフレーム、 6 脚柱、
7 横杆、 8 コーナー継手、
9 支持部材、 10 アジャスターボルト、
11 螺孔、 12 スペーサ部材、
13 水平斜杆、 14 水平連杆、
15 本体部、 16 嵌合部、
17 孔、 18 連結金具、
19 受金具、 20 切欠部、
21 縦支杆、 22 横支杆、
23 懸架部材、 24 パネル板、
25 パネル板、 26 開口、
27 スリット孔、 28 支持金具、
29 保持金具、 30 ダクト開口、
31 ダクトカバー、 32 配線ダクト、
33 収納部、
H 水平面、
V 垂直面、
M モニター。

Claims (8)

  1. 断面外形状が多角形の金属杆体からなる一対の垂直な脚柱と、該脚柱の下端間を連結する断面外形状が多角形の金属杆体からなる横杆とよりなり、前記脚柱及び横杆の何れの面も、前記脚柱及び横杆の中心線を含む垂直面と水平面とに対して平行にならないように設定したことを特徴とする脚装置。
  2. 前記脚柱と横杆は、断面外形状が長方形の角パイプで形成し、該脚柱の下端と横杆の端部をコーナー継手で直角に連結してなる請求項1記載の脚装置。
  3. 前記両脚柱の幅広面の法線で張られる角度αが60〜120度の範囲であり、前記横杆の幅広面の法線と水平面で張られる角度をβとしたとき、β=α/2の関係を満たしてなる請求項2記載の脚装置。
  4. 前記コーナー継手又は前記横杆の両端部の下側角部に、アジャスターボルトを垂直に螺合してアジャスターを設けてなる請求項2又は3記載の脚装置。
  5. 前記請求項1〜4何れか1項に記載の脚装置を左右に一対配置し、前後側でそれぞれ対となった左右の脚柱の上端間を支持部材で連結して一体化構造の脚フレームを形成し、該支持部材には脚注の上端からその幅広面の法線に沿って内向きに延びる水平斜杆と、両側の水平斜杆の内側端同士を連結する左右方向に延びる水平連杆とを備え、前後の支持部材の水平連杆の間には所定の間隔を有し、前記脚フレームの支持部材の上面に天板を載置して固定したことを特徴とするテーブル。
  6. 前記支持部材の水平斜杆と水平連杆は、前記脚柱と同一の角パイプを用い、該脚柱から水平斜杆と水平連杆に外形を連続させてなる請求項5記載のテーブル。
  7. 前記天板の一側で前記脚装置の上部に、該脚装置を上下反転させた構造の両縦支杆と横支杆からなるパネルフレームを配置し、該パネルフレームの両縦支杆と前記両脚柱を外形が連続するように上下に連結してなる請求項5又は6記載のテーブル。
  8. 前記パネルフレームの横支杆と天板との間にモニター等を取付ける懸架部材を設けるとともに、該パネルフレームとその下方の前記脚装置のうち、少なくともパネルフレームで前記懸架部材の外側位置にパネル板を装着してなる請求項5〜7何れか1項に記載のテーブル。
JP2013119737A 2013-06-06 2013-06-06 脚装置及びそれを用いたテーブル Pending JP2014236789A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013119737A JP2014236789A (ja) 2013-06-06 2013-06-06 脚装置及びそれを用いたテーブル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013119737A JP2014236789A (ja) 2013-06-06 2013-06-06 脚装置及びそれを用いたテーブル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014236789A true JP2014236789A (ja) 2014-12-18
JP2014236789A5 JP2014236789A5 (ja) 2016-07-21

Family

ID=52134550

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013119737A Pending JP2014236789A (ja) 2013-06-06 2013-06-06 脚装置及びそれを用いたテーブル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014236789A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017000551A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社岡村製作所 天板昇降式什器

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0378424U (ja) * 1989-11-28 1991-08-08
JP2006280797A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Kurogane Kosakusho Ltd デスクシステム
JP2012100871A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Uchida Yoko Co Ltd ディスプレイ用スタンド

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0378424U (ja) * 1989-11-28 1991-08-08
JP2006280797A (ja) * 2005-04-04 2006-10-19 Kurogane Kosakusho Ltd デスクシステム
JP2012100871A (ja) * 2010-11-10 2012-05-31 Uchida Yoko Co Ltd ディスプレイ用スタンド

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017000551A (ja) * 2015-06-12 2017-01-05 株式会社岡村製作所 天板昇降式什器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3202842U (ja) 振れ止め金具
KR20180087650A (ko) 가구용 골격 조립구조
JP2014236789A (ja) 脚装置及びそれを用いたテーブル
JP6039450B2 (ja) 薄型ディスプレイ用のガラス板取付構造
JP2014236789A5 (ja)
CN208764054U (zh) 一种可快速拆装的led拼接屏框架结构
JP7027772B2 (ja) 天板の支持装置
JP2005042411A (ja) 電算機の床面固定構造体
JP2011177586A (ja) 机上パネルの取付装置
JP4274065B2 (ja) 支持部材の取付装置
US10687621B2 (en) Spacer assembly
JP6795949B2 (ja) テーブル
JP4291031B2 (ja) 連結デスク等における仕切パネルの取付構造
JP7048133B1 (ja) ジョイント部材、組み立てフレーム、及び、組み立てキット
JP2016043028A (ja) 机装置
KR102218709B1 (ko) 구조보강 및 확장성이 뛰어난 테이블 구조체
JP3196058U (ja) 表示ボード移動架台
JPH1057158A (ja) 棚付き机
JP6123248B2 (ja) 家具システム
JP6867810B2 (ja) 構造体
JP3345797B2 (ja) テーブル等の脚
US10774861B2 (en) Mounting system applied to cabinets with feet
JP3189558U (ja) ディスプレイ用アルミフレームスタンド
JPH04166104A (ja) 天板付家具
KR20240016471A (ko) 조립식 가구

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20160603

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170404

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170525

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20171003

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20180403