JP6123248B2 - 家具システム - Google Patents

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Description

本発明は、会議用の環境を構築するための家具システムに関するものである。
従来、オフィス等でテレビ会議を行う場合には、テレビ会議用のモニターを載せるためのモニター載置台を会議用のテーブルの近くに移動させるようにしていた(例えば、特許文献1を参照)。
ところが、このようなモニター載置台は、テーブルとは別に用意する必要があり、また、このモニター載置台をテーブルに隣接させると、その隣接端縁付近においてモニター載置台の脚とテーブルの脚とが入り交じって煩雑な印象を与えるだけでなく、これらの脚に使用者が足を引っかけてしまうおそれがある。
そして、このような事情は、テレビ会議用のモニターに限らず、ホワイトボード等の書き込み可能なディスプレイについても同様である。
特開2011−083548号公報
本発明は、テーブルの脚と入り交じって煩雑になることなしにディスプレイを支持できる家具システムを提供することを目的とする。
本発明は、以上のような課題を解決するために、次のような構成を採用したものである。すなわち、本発明に係る家具システムは、メイン天板の端縁付近にメインのオプション取付部を有したメインテーブルと、前記メイン天板の端縁に内向端縁を隣接させ得るサブ天板を備え該サブ天板の外向端縁付近にサブのオプション取付部を有してなるサブテーブルと、前記メインテーブル及び前記サブテーブルのいずれか一方のオプション取付部に選択的に取り付けられるディスプレイ支持台とを具備してなることを特徴とする。
ここで、「ディスプレイ支持台」とは、情報を表示し得るディスプレイを支持することができるものであればどのようなものであってもよく、この「ディスプレイ」とは、例えば、モニター、ホワイトボード、掲示用ボード等、種々の情報の表示、情報の記入や削除、情報を記載した用紙等の貼付等ができるものであればどのようなものであってもよい。
このようなものであれば、ディスプレイ支持台をメインテーブルまたはサブテーブルのオプション取付部に取り付けて、メインテーブルからディスプレイを視認可能な環境を構築することによって、従来のようなモニター設置台を特別に設ける必要がなくなる。そのため、従来生じていたモニター設置台とテーブルの脚とが入り交じって煩雑になるという問題を好適に解消することができる。
前記メインテーブルは、前記メイン天板の端縁付近を支持ブロックを介して脚により支持したものであり、前記支持ブロックに前記メインのオプション取付部を設けているものである。
前記サブテーブルの好適な一態様としては、前記サブ天板の外向端縁付近を支持ブロックを介して支持する外脚と、前記メイン天板の下方に侵入させることが可能な内脚とを備えたものであり、前記支持ブロックにサブのオプション取付部を設けているものが挙げられる。
前記メインテーブルの支持ブロックと、前記サブテーブルの支持ブロックとは、同一の構造をなすものが好ましい。
前記メインテーブルが、前記メイン天板の下に前記端縁に直交する幕板を備えたものである場合、前記サブテーブルは、前記幕板を挟んでその両側に配置可能な対をなす内脚を備えたものが好ましい。
本発明は、以上のような構成であるから、テーブルの脚と入り交じって煩雑になることなしにディスプレイを支持できる家具システムを提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる家具システムにおいてディスプレイ支持台をメインテーブルに取り付けた場合の外観図。 同実施形態の家具システムの平面図。 同実施形態の家具システムの正面図。 同実施形態の家具システムの右側面図。 同実施形態の家具システムの左側面図。 同実施形態の支持ブロックへの取付状態を示す平面図。 同実施形態の支持ブロックへの取付状態を示す分解斜視図。 同実施形態にかかる家具システムにおいてディスプレイ支持台をサブテーブルに取り付けた場合の平面図。 同実施形態の家具システムの正面図。 図8のX−X線断面図。 同実施形態のサブテーブルを一部省略して示す斜視図。
以下、本発明をテレビ会議用の家具システムSに適用した場合の一実施形態につき、図面を参照して説明する。
この家具システムSは、図1〜図5、図8及び図9に示すように、メイン天板11の端縁111付近にメインのオプション取付部121を有したメインテーブルT1と、前記メイン天板11の端縁111に内向端縁311を隣接させ得るサブ天板31を備え該サブ天板31の外向端縁312付近にサブのオプション取付部321を有してなるサブテーブルT2と、前記メインテーブルT1及び前記サブテーブルT2のいずれか一方のオプション取付部121,321に選択的に取り付けられるモニター用のディスプレイ支持台D1とを具備してなる。
メインテーブルT1は、図1〜図5に示すように、前記メイン天板11の端縁111付近を支持ブロック12を介して脚13により支持したものであり、前記支持ブロック12に前記メインのオプション取付部121を設けている。詳述すれば、メイン天板11は、平面視長方形状をなすもので、長手方向両端に位置する短寸な端縁118にそれぞれ対をなすメインのオプション取付部121を設けている。具体的には、メイン天板11の各コーナー部112付近を支持ブロック12を介して脚13によりそれぞれ支持しており、一方の短寸な端縁118の両側に位置する一対の前記支持ブロック12により前記ディスプレイ支持台D1を支持している。
前記メイン天板11は、図1〜図5に示すように、例えば、幅寸法が約2400mm、奥行き寸法が約1200mmの平面視長方形状のもので、長手方向両端に位置する短寸な端縁118と、これら端縁118に直交する長尺な端縁119とを備えており、この長尺な端縁119に沿って使用者が着座し得るようになっている。前記メイン天板11の中央には、配線挿通用の窓113が形成されており、その窓113の下方には配線ダクト114が設けられている。さらにこの配線ダクト114の下面には、前記短寸な端縁118に直交する板状の幕板115が懸吊支持されている。
前記支持ブロック12は、図1〜図7に示すように、平面視において左右対称形状をなすもので、内方端122aが直角をなす平面視直角三角形の内方領域122及び外方端123aが鋭角をなす平面視二等辺三角形の外方領域123を連続させた異形菱形状の底壁5と、この底壁5の内方領域122周縁から起立させた内側壁6と、前記底壁5の外方領域123周縁から起立させた外側壁7とを備えたアルミダイキャスト製のものである。
前記内方領域122は、図6及び図7に示すように、主として、隣接する前記支持ブロック12同士を連結するための連結フレーム14を取り付けるためのものである。前記内側壁6には、前記連結フレーム14の端部14aを嵌合させるための嵌合突部61が突設されており、これら嵌合突部61の中心部分には、内方に向かって漸次降下する方向に傾斜したボルト挿通孔61aが設けられている。
前記外方領域123は、図6及び図7に示すように、主として、前記脚13と前記メイン天板11とを結合するとともに、オプションを取り付ける役割を担うものである。前記底壁5の下面55における外方端部には、脚取付用のボルト挿通孔51aを備えた嵌合突部51が下方に向けて突設されている。前記底壁5の上面54には、天板取付用のボス52及びオプション取付用のボス53が上方に向けて突設されている。また、前記外側壁7の上縁には、隙間形成用の切り欠き71が設けられている。
すなわち、前記内側壁6の上端面62、前記外側壁7の上端面72、及び前記天板取付用のボス52の上端面52aは、前記メイン天板11の下面116に当接すべく面一に形成されている。そして、この支持ブロック12をメイン天板11に取り付けた状態で前記切り欠き71の存在により、前記メイン天板11の下面116と前記切り欠き71との間に隙間10が形成されるようになっている。また、前記オプション取付用のボス53の上端面53aは、前記隙間10の下辺と同一の高さに設定されている。
前記メインのオプション取付部121は、図1〜図7に示すように、この支持ブロック12の底壁5と、この底壁5に突設されたオプション取付用のボス53と、このボス53の上端面53aに下縁71aを一致させて前記外側壁7に形成された隙間形成用の切り欠き71とを主体として構成されている。以上のような支持ブロック12は、下面側から前記天板取付用のボス52に挿入した図示しないボルトをメイン天板11に埋設された図示しないナットに螺着することによりメイン天板11の下面116に取り付けられている。
前記各脚13は、図1〜図5及び図7に示すように、横断面視長円形をなすパイプ状のもので、上端近傍部に図示しないナット板が固設されている。この脚13は、上端部13aを前記支持ブロック12の嵌合突部51に下側から嵌合させた状態で、前記ボルト挿通孔51aを通して前記ナット板に螺合させた図示しないボルトにより前記支持ブロック12に結合されている。この脚13の下端部には、天板面117の高さ位置を微調整するためのアジャスタが取り付けられている。
前記連結フレーム14は、図1〜図7に示すように、角柱パイプ状のもので、端部14a近傍に軸心を傾斜させたナット14bが固設されている。前記連結フレーム14は、両端部14aを隣接する前記支持ブロック12の嵌合突部61に嵌合させた状態で、前記内側壁6の内側から、前記ボルト挿通孔61aを通して前記ナット14bに螺合させた図示しないボルトにより前記支持ブロック12に結合されている。
前記ディスプレイ支持台D1は、図1〜図4に示すように、前記短寸な端縁118を支持する2つの支持ブロック12に取り付けられる支持台本体21と、この支持台本体21に着脱可能に設けられディスプレイであるモニターMの背面M1にビス止めされる対をなすブラケット22とを具備してなる。
前記支持台本体21は、図1〜図4及び図7に示すように、対応する支持ブロック12のオプション取付部121に取り付けられる対をなすアーム部8と、これら両アーム部8の内方端に剛結され上方に伸びる対をなす支柱91と、これら支柱91の上端部間を連結する第1の横架材92と、前記支柱91の中間部間を連結する第2の横架材93とを具備してなる。前記アーム部8は、内方端が前記支柱91の外側壁に形成された図示しない角孔に挿入された上で溶接等により該支柱91に剛結された金属パイプ製の連結部分81と、この連結部分81の外方端部下面及び内向面に溶接等により剛結されたL形をなす板金製のベース部分82と、このベース部分82の上面からメインテーブルT1方向に延出する上取付板83と、この上取付板83と平行に設けられ基端屈曲部84aを前記ベース部分82に溶接等により剛結された下取付板84と、前記連結部分81、ベース部分82、上取付板83及び下取付板84の各端面を覆う端板85とを備えたものである。前記ベース部分82、上取付板83及び端板85は、板金素材に打ち抜き加工及び折り曲げ加工を施すことにより一体に作られたものである。前記上取付板83は、前記支持ブロック12とメイン天板11との間に形成される隙間10に挿入可能な寸法に設定されており、その挿入端部には前記オプション取付用のボス53に対応させてねじ孔83aが形成されている。前記下取付板84は、前記支持ブロック12の底壁5下面55に添接し得るように位置づけられており、前記ねじ孔83a及びオプション取付用のボス52に対応するボルト挿通孔84bを備えている。そして、このボルト挿通孔84bを挿通させた図示しないボルトを、前記オプション取付用のボス53を通して前記ねじ孔83aに螺着することにより、前記ディスプレイ支持台D1が前記メインテーブルT1に取り付けられるようになっている。前記支柱91は、金属製の角柱パイプ状のもので、バックパネル取付部91aを備えている。前記第1の横架材92は、金属製の円形パイプ状のもので、両端部92aが前記支柱91に溶接等により剛結されている。前記第2の横架材93は、金属製の角柱パイプ状のもので、横方向に伸びる長孔状のビス挿通孔93aを備えている。
前記各ブラケット22は、図1〜図4に示すように、平面視L字形をなす板金製のもので、前面にビス孔221aを有したモニター取付部221を有し、後縁に、前記第1の横架材92に掛けるための掛け止め部222と、前記第2の横架材93に取り付けるためのビス止め部223とを有している。これらブラケット22は、ディスプレイであるモニターMの背面M1に予めビス止めされるものである。詳述すれば、これらブラケット22は、前記掛け止め部222を第1の横架材92に掛けた上で、前記ビス止め部223が第2の横架材93に当接するまでモニターMとともに回動させ、その位置で前記ビス止め部223を第2の横架材93にビス止めすることによってこのディスプレイ支持台D1にモニターMを取り付けることができるようになっている。このようにしてモニターMが取り付けられたディスプレイ支持台D1の背面側には、バックパネル23が取り付けられている。このバックパネル23は、平面視コ字状をなす吸音材入りのもので、前記バックパネル取付部91aに着脱可能に取り付けられている。なお、前記モニターMは、例えば、32インチ〜40インチの液晶ディスプレイを想定している。
以上の実施形態は、メインテーブルT1にモニター用のディスプレイ支持台D1を取り付けた場合について説明したが、メインテーブルT1に隣接配置可能なサブテーブルT2にディスプレイ支持台D1を取り付けて使用することもできる。
サブテーブルT2は、図8〜図11に示すように、前記サブ天板31の外向端縁312付近を支持ブロック32を介して支持する外脚33と、前記メイン天板11の下方に侵入させることが可能な内脚34とを備えたものであり、前記支持ブロック32にサブのオプション取付部321を設けている。詳述すれば、前記サブテーブルT2は、前記メインテーブルT1の短寸な端縁118と同一長さの内向端縁311及び外向端縁312を有する平面視長方形状のサブ天板31を備えたものである。このサブ天板31の天板面314の高さは、メイン天板11の天板面117の高さに合致させてある。そして、このサブテーブルT2は、前記サブ天板31の外向端縁312付近を支持ブロック32を介して外脚33により支持したものである。これら支持ブロック32及び外脚33は、前記メイン天板11の端縁111付近を支持する支持ブロック12及び脚13と同一のものである。よって、同一または対応する部分には、同一の符号を付して、説明を省略する。また、前記支持ブロック32に対する前記ディスプレイ支持台D1の取り付け態様も前記メインテーブルT1の支持ブロック12に対する前記ディスプレイ支持台D1の取り付け態様と同じである。
前記支持ブロック32間には、図8〜図11に示すように、連結フレーム35が架設されており、この連結フレーム35の中間部にサブ天板31の下面313を支持する天板支持フレーム36が剛結されている。また、前記天板支持フレーム36の下面には、先端を前記内脚34の上端部34bにそれぞれ剛結した対をなす延出フレーム37が剛結されている。これら延出フレーム37間の距離371は、対をなす内脚34を前記幕板115の両側に位置させることができるように設定されている。前記内脚34同士は、前記幕板115と干渉しない高さ位置において、連結部材38により連結されている。前記外脚33及び内脚34の下端部にはそれぞれ、ロック可能なアジャストグリップ付きのキャスタ33a,34aが設けられており、前記サブテーブルT2を必要に応じて移動させることができるようになっている。すなわち、このサブテーブルT2は、前記連結フレーム35、天板支持フレーム36、延出フレーム37、内脚34及び連結部材38を溶接により一体的に形成した可動ユニットである。
また、この実施形態においては、図1〜図3及び図5に示すように、前記メインテーブルT1の他方の端縁111にホワイトボード用のディスプレイ支持台D2を取り付けている。このディスプレイ支持台D2は、他方の短寸な端縁118を支持する2つの支持ブロック12に取り付けられる支持台本体41と、この支持台本体41に着脱可能に設けられディスプレイであるホワイトボードWをスライド可能に保持するブラケット42とを具備してなる。
前記支持台本体41は、図1〜図3及び図5に示すように、前述した支持台本体41と同一であるため、同一または対応する部分に同一の符号を付して説明を省略する。換言すれば、ホワイトボード用のディスプレイ支持台D2は、ホワイトボードWを取り付ける部材であるブラケット42以外は前記モニター用のディスプレイ支持台D1と共通である。
前記ブラケット42は、図1〜図3及び図5に示すように、平面視L字形をなす一対のブラケット本体421と、これらブラケット本体421の上端間を連結する上横架材422と、前記ブラケット本体421の下端間を連結する下横架材423とを具備してなる。前記ブラケット本体421は、後縁に、前記第1の横架材92に掛けるための掛け止め部421aと、第2の横架材93に取り付けるためのビス止め部421bとを有している。前記上横架材422には、前記ホワイトボードWの上端部をスライド可能に保持する上レール部材424が取り付けられているとともに、前記下横架材423には、前記ホワイトボードWの下端部をスライド可能に保持する下レール部材425が取り付けられている。このブラケット42は、前記掛け止め部421aを第1の横架材92に掛けた上で、前記ビス止め部421bが前記第2の横架材93に当接するまで回動させ、その位置で前記ビス止め部421bを第2の横架材93にビス止めすることによって、このディスプレイ支持台D2に取り付けることができるようになっている。そして、前記上レール部材424と下レール部材425との間に2枚のホワイトボードWを引き戸的に介在させることができるようになっている。すなわち、これらのホワイトボードWは、比較的軽量なもので、前記上レール部材424と下レール部材425との間に着脱可能に設けられるものである。このようにして前記ホワイトボードWが保持されたディスプレイ支持台D2の背面側には、バックパネル43が取り付けられている。このバックパネル43は、吸音材入りのもので、前記バックパネル取付部91aに着脱可能に取り付けられている。
このような構成の家具システムSであれば、図1〜図5に示すように、メインテーブルT1に直接ディスプレイ支持台D1を取り付けてテレビ会議用の環境を構築したり、図8〜図10に示すようにサブテーブルT2にディスプレイ支持台D1を取り付け、そのサブテーブルT2をメインテーブルT1の端縁111に隣接配置させてテレビ会議用の環境を構築したりすることができる。サブテーブルT2にディスプレイ支持台D1を取り付けた場合には、天板面を実質的に拡大することができるだけでなく、そのサブテーブルT2を適宜移動させて他のテーブルの所望の端縁に隣接させて使用することも可能である。
以上に述べたように、本実施形態にかかる家具システムSは、メイン天板11の端縁111付近にメインのオプション取付部121を有したメインテーブルT1と、前記メイン天板11の端縁111に内向端縁311を隣接させ得るサブ天板31を備え該サブ天板31の外向端縁312付近にサブのオプション取付部321を有してなるサブテーブルT2と、前記メインテーブルT1及び前記サブテーブルT2のいずれか一方のオプション取付部121,312に選択的に取り付けられるディスプレイ支持台D1とを具備してなる。そのため、メインテーブルT1に直接ディスプレイ支持台D1を取り付けてテレビ会議用の環境を構築したり、サブテーブルT2にディスプレイ支持台D1を取り付け、そのサブテーブルT2をメインテーブルT1の端縁111に隣接配置させてテレビ会議用の環境を構築したりして、会議用にメインテーブルT1からモニターMを視認可能とすることができ、従来のようなモニター設置台を特別に設ける必要がなくなる。したがって、従来問題となっていたモニター設置台とテーブルの脚とが入り交じって煩雑になるという問題を好適に解消することができる。
前記メインテーブルT1は、前記メイン天板11の端縁111付近を支持ブロック12を介して脚13により支持したものであり、前記支持ブロック12に前記メインのオプション取付部121を設けているので、脚13を取り付けるための支持ブロック12を利用してモニターMを取り付けることができ、部品点数や取付工数の削減が可能になる。また、前記支持ブロック12が脚13の上端部13aに取り付けられているため、ディスプレイ支持台D1,D2の下方に比較的大きな空間を形成することができる。換言すれば、メイン天板11の前記ディスプレイ支持台D1,D2が取り付けられる端縁111に設けられた対をなす脚13間及びその周辺には、ディスプレイ支持台D1,D2を取り付けたことによる部材の出っ張り等が最小限に抑えられているため、使用者がディスプレイ支持台D1,D2に足を引っかけてしまうおそれ等がない。同様に、前記サブテーブルT2は、前記サブ天板31の外向端縁312付近を支持ブロック32を介して外脚33により支持したものであり、前記支持ブロック32に前記サブのオプション取付部321を設けているので、外脚33を取り付けるための支持ブロック32を利用してモニターMを取り付けることができ、部品点数や取付工数の削減が可能になるとともに、前記支持ブロック32が外脚33の上端部に取り付けられているため、ディスプレイ支持台D1の下方に比較的大きな空間を形成することができ、使用者がディスプレイ支持台D1に足を引っかけてしまうおそれ等がないという効果が得られる。
特に、本実施形態の支持ブロック12,32のオプション取付部121,321にディスプレイ支持台D1,D2を取り付ける場合、図示しないボルトを前記ボルト挿通孔84bを挿通させてねじ孔83aに螺着させるだけなので、取り付け及び取り外し作業を容易に行うことができる。
前記サブテーブルT2は、前記サブ天板31の外向端縁312付近を支持ブロック32を介して支持する外脚33と、前記メイン天板11の下方に侵入させることが可能な内脚34とを備えたものであり、前記支持ブロック32にサブのオプション取付部321を設けているので、そのサブテーブルT2をメインテーブルT1の端縁111に隣接配置させてテレビ会議用の環境を構築することができる。特に、本実施形態においては、メインテーブルT1の端縁111とサブテーブルT2の内向端縁311とを同一寸法に設定しており、メイン天板11の天板面117とサブ天板31の天板面314とを同一高さになるように設定しているため、サブテーブルT2をメインテーブルT1に隣接させると会議用として使用できる天板面を実質的に拡大させることができる。換言すれば、サブテーブルT2をメインテーブルT1にくっつけることで、メインテーブルT1が広がったように見える。また、本実施形態のサブテーブルT2の外脚33は、前記メインテーブルT1の脚13と同一のものを使用しているため、サブテーブルT2をメインテーブルT1に隣接させたときに、全体として1つのテーブルのような外観とすることができる。すなわち、サブテーブルT2の内脚34はメインテーブルT1のメイン天板11下方に配置され、メインテーブルT1の脚13及びサブテーブルT2の外脚33だけが外方に露出することになるので、これらメインテーブルT1及びサブテーブルT2の周辺のレイアウトをすっきりとでき、取り回しを行いやすくできる。
さらに、サブテーブルT2は、キャスタ33a,34aを備えた可動タイプのものであるため、このサブテーブルT2を適宜移動させて、他のテーブルの所望の端縁に隣接させて使用したり、メインテーブルT1から離れた場所に保管しておいたりすることもできる。特に、サブテーブルT2のオプション取付部321にディスプレイ支持台D1を取り付けた場合には、モニターMが必要な場合にはサブテーブルT2をメインテーブルT1に隣接させ、一方、モニターMが不要な場合にはディスプレイ支持台D1をサブテーブルT2に取り付けたままの状態で別の場所に移動させることができるため、モニターM及びモニター用のディスプレイ支持台D1の取り付け作業や取り外し作業の手間が省け、簡単に会議用の環境を変化させることができる。
本実施形態では、前記メインテーブルT1の支持ブロック12と、前記サブテーブルT2の支持ブロック32とが同一の構造をなすものであるので、ディスプレイ支持台D1をメインテーブルT1に取り付ける場合とサブテーブルT2に取り付ける場合とで、同一の取り付け方ができる。
また、本実施形態の支持ブロック12,32はそれぞれ、メインテーブルT1のメイン天板11のコーナー部112及びサブテーブルT2のサブ天板31のコーナー部112に設けられた強度を有するものであるため、前記ディスプレイ支持台D1をメインテーブルT1またはサブテーブルT2にしっかりと取り付けることができるだけでなく、ディスプレイ支持台D1をメインテーブルT1またはサブテーブルT2に取り付けるための格別な部品を別途設ける必要がない。換言すれば、本実施形態の支持ブロック12,32は、前記ディスプレイ支持台D1の取付以外の他の用途でも用いられるものであるため、部品点数及び工数を削減することができる。なお、これらの支持ブロック12,32にディスプレイ支持台D1を取り付ける場合には、前記隙間形成用の切り欠き71と支持ブロック12,32の底壁5とを利用していたが、前記支持ブロック12,32に他のオプションを取り付ける場合には、前記隙間形成用の切り欠き71のみを使用すればよい。換言すれば、本実施形態のディスプレイ支持台D1は、他のオプションの取り付け方法とは異なり、前記支持ブロック12,32を上取付板83及び下取付板84で上下から挟持するようにして取り付けているので、確実かつ強固に、安定して支持ブロック32、12に取り付けておくことができる。
前記メインテーブルT1、前記メイン天板11の下に前記端縁111に直交する幕板115を備えたものであり、前記サブテーブルT2が、前記幕板115を挟んでその両側に配置可能な対をなす内脚34を備えたものであるので、このサブテーブルT2の内脚34が幕板115と干渉するのを抑制できる。詳述すれば、サブテーブルT2の内脚34は、1本でもよいが、本実施形態のようにメインテーブルT1がメイン天板11の幅方向に沿った幕板115を備えている場合、前記内脚が幕板115に干渉してしまうという問題が生じる。一方、サブテーブルT2が内脚34を2本備えたものであれば、比較的重量のあるモニターMを取り付けたものであっても安定して自立させることができるとともに、これら内脚34と幕板115との干渉を抑制することができるが、下肢空間が狭まってしまうという問題が生じる。ところが、本実施形態のサブテーブルT2のように、内脚34を2本備えており、それら2本の内脚34の離間距離371を前記幕板115の両側に位置させることができるよう、できる限り近づけているため、上述した両方の問題を一気に解消することができる。
本実施形態のように、メインテーブルT1のメイン天板11の一方の端縁111またはサブテーブルT2のサブ天板31の外向端縁312にモニター用のディスプレイ支持台D1を介してモニターMを支持させ、メインテーブルT1の他方の端縁111にホワイトボード用のディスプレイ支持台D2を介してホワイトボードWを支持させるようにすれば、周囲が気にならない適度な遮蔽性を有したテレビ会議用の空間を構築することができる。
また、本実施形態のディスプレイ支持台D1,D2のアーム部8には、ディスプレイ支持台D1,D2自体の荷重や、このディスプレイ支持台D1,D2に取り付けられるモニターMやホワイトボードW等の荷重がかかるが、ひねりの力がかかる部位に補強等を適宜行うことで荷重を分散させるようにしているため、比較的重量のあるモニターMやホワイトボードWを設置した場合にもしっかりと保持できる。
さらに、本実施形態のようなバックパネル23,43を備えたものであれば、モニターMやホワイトボードWの背面側を好適に隠蔽して外観を良好なものとすることができるとともに、モニターMから発せられる音を外部に漏れるのを抑制することができる。
なお、本発明は以上に述べた実施形態に限られない。
本発明の家具システムは、テレビ会議用のものには限られず、種々の用途に適用可能である。
オプション取付部は、支持ブロックに設けられたものには限られず、脚や天板に設けられたものであってもよい。また、ディスプレイ支持台が、複数のオプション取付部を利用して取り付けられるものではなく、単一のオプション取付部を利用して取り付けられるものであってもよい。
また、メインテーブルのオプション取付部とサブテーブルのオプション取付部とは、同一のものであっても、互いに異なるものであってもよい。
メインテーブルのメイン天板は、少なくとも1つサブテーブルを隣接させることができるようなものであればどのようなものであってもよく、上述した平面視長方形状のものの他に、平面視正方形状のものや、平面視長円形状のもの、その他種々のものが考えられる。例えば、支持ブロックが、平面視正方形状の天板の四隅に取り付けられたものであれば、4辺の所望の箇所にディスプレイ支持台を取り付けることができるとともに、これら4辺の所望の箇所にサブテーブルを隣接配置させることができる。
サブテーブルは、上述したものに限られず種々変更可能である。例えば、サブテーブルが、サブ天板の下方に配線ダクトを備えたものであれば、サブテーブルにモニターを支持するディスプレイ支持台を取り付けた場合等にその配線をまとめておくことができる。
その他、本発明の趣旨を損ねない範囲で種々に変更してよい。
S…家具システム
T1…メインテーブル
11…メイン天板
111…端縁
115…幕板
12…支持ブロック
121…オプション取付部
13…脚
T2…サブテーブル
31…サブ天板
311…内向端縁
312…外向端縁
32…支持ブロック
321…オプション取付部
33…外脚
34…内脚
D1…ディスプレイ支持台

Claims (4)

  1. メイン天板の端縁付近にメインのオプション取付部を有したメインテーブルと、前記メイン天板の端縁に内向端縁を隣接させ得るサブ天板を備え該サブ天板の外向端縁付近にサブのオプション取付部を有してなるサブテーブルと、前記メインテーブル及び前記サブテーブルのいずれか一方のオプション取付部に選択的に取り付けられるディスプレイ支持台とを具備してなるものであり、
    前記メインテーブルが、前記メイン天板の端縁付近を支持ブロックを介して脚により支持したものであり、前記支持ブロックに前記メインのオプション取付部を設けていることを特徴とする家具システム。
  2. 前記サブテーブルが、前記サブ天板の外向端縁付近を支持ブロックを介して支持する外脚と、前記メイン天板の下方に侵入させることが可能な内脚とを備えたものであり、前記支持ブロックにサブのオプション取付部を設けている請求項記載の家具システム。
  3. 前記メインテーブルの支持ブロックと、前記サブテーブルの支持ブロックとが同一の構造をなすものである請求項記載の家具システム。
  4. 前記メインテーブルが、前記メイン天板の下に前記端縁に直交する幕板を備えたものであり、前記サブテーブルが、前記幕板を挟んでその両側に配置可能な対をなす内脚を備えたものである請求項または記載の家具システム。
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