JP6327599B2 - テーブルシステム - Google Patents

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Description

本発明は、テーブルシステムに関するものである。
オフィスや公共施設等における執務空間では、ディスプレイを用いてのミーティング等が一般的に行われている。例えば、特許文献1及び特許文献2には、このようなディスプレイを用いたミーティング等を可能とするために、天板の上方にディスプレイを支持可能なテーブル什器が開示されている。
ところが、このようなテーブル什器では、天板上の作業面を広く確保するために、ディスプレイの支持部が、天板の縁部近くに配置されている。このため、ディスプレイを設置した場合には、ディスプレイを含めたテーブル什器の重心が偏る。よって、大型のディスプレイを設置することが難しい。そこで、例えば、特許文献3及び特許文献4には、テーブル什器とは別体の什器(ディスプレイ支持什器)にディスプレイを設置し、この什器をテーブル什器に連結する構成が提案されている。
特開2013−102994号公報 特許第4281952号公報 特許第4547570号公報 特許第4665576号公報
上述のようなテーブル什器とは別体のディスプレイ支持什器によってディスプレイを支持する構成を採用することによって、テーブル什器を介することなくディスプレイからの垂直荷重を床面にて受けることができる。このため、ディスプレイを安定して支持することが可能となる。
しかしながら、例えば作業者が寄りかかる等によって、ディスプレイ支持什器が傾いた場合には、ディスプレイ支持什器の転倒方向(ディスプレイの前後方向)にモーメントが発生し、このモーメントをテーブル什器とディスプレイ支持什器との連結部分で受けることになる。従来においては、テーブル什器とディスプレイ支持什器との連結は、ビス等の簡易的なものであることから、今後さらなるディスプレイの大型化が進むとなると、上記モーメントに対する強度的な不安が生じる。
本発明は、上述する問題点に鑑みてなされたもので、テーブル什器にディスプレイ支持什器が連結されてなるテーブルシステムにおいて、ディスプレイ支持什器の転倒方向に作用するモーメントに対する強度的な不安を解消することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するための手段として、以下の構成を採用する。
第1の発明は、作業面を形成する天板及び当該天板を支持する複数の脚部を有するテーブル什器と、上記天板より上方においてディスプレイを支持すると共に上記テーブル什器と連結されるディスプレイ支持什器とを有するテーブルシステムであって、上記テーブル什器は、上記天板の下面側に設けられると共に上記天板の側面側が開口端とされる凹所を有し、上記ディスプレイ支持什器は、脚部と、当該脚部側から上方に向けて延設されると共に上記ディスプレイが固定される縦腕部と、上記脚部側から側方に向けて延設されて上記テーブル什器の上記凹所に挿入されると共に上記天板に固定される横腕部とを備えるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、ディスプレイ支持什器が脚部側から側方に向けて延設される横腕部を有しており、この横腕部がテーブル什器に形成された凹所に挿入された状態でテーブル什器とディスプレイ支持什器とが連結される。このような横腕部を設けることによって、横腕部の延在方向の複数個所においてテーブル什器とディスプレイ支持什器とを連結することができ、単にテーブル什器と横腕部を有していないディスプレイ支持什器とを並べてビス等で連結する場合と比較して、連結箇所を増設することができる。このため、1つの連結箇所に作用する応力を低減させることができる。さらに、横腕部は脚部から側方に向けて延設されていることから、ディスプレイ支持什器を転倒させようとするモーメントの中心から遠く離間した位置(すなわちモーメントが小さい位置)においてテーブル什器とディスプレイ支持什器とを連結することができ、連結部に作用する応力を低減させることができる。さらに横腕部を設けることによって、ディスプレイ支持什器とテーブル什器との接触面積が増加し、連結箇所に局所的に大きな応力が作用することを抑止することができる。したがって、本発明によれば、テーブル什器にディスプレイ支持什器が連結されてなるテーブルシステムにおいて、ディスプレイ支持什器の転倒方向に作用するモーメントに対する強度的な不安を解消することができる。
第2の発明は、上記第1の発明において、上記テーブル什器が、箱状の引出し本体と当該引出し本体をスライド可能に支持する支持手段とを有する引出し機構を複数備え、上記凹所は、上記引出し本体の1つの取り外すことによって形成された引出し収容空間であるという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、別途凹所を形成することなく、元々設置されている引出し機構の引出し収容空間を利用してテーブル什器とディスプレイ支持什器とを連結することができる。また、テーブル什器をディスプレイ支持什器から離間させて使用する場合には、凹所に引出し本体を収容することができるため、テーブル什器の使い勝手を高めることができる。
第3の発明は、上記第2の発明において、上記テーブル什器の上記脚部同士の間に上記引出し収容空間が設けられているという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、引出し収容空間に引出し本体を収容して使用する場合に、脚部と引出し本体とを一体的とすることができ、テーブル什器の体裁を良好に収めることが可能となる。
第4の発明は、上記第1〜第3いずれかの発明において、上記脚部から側方に向けて延設される角材からなる上記横腕部を2本有し、各横腕部が上記凹所の水平方向の各端部に配置されているという構成を採用する。
このような構成を採用する本発明によれば、凹所の水平方向の2つの端部の各々に横腕部が近接あるいは当接して配置される。このため、横腕部が凹所に挿入されている状態で、テーブル什器が水平方向に移動することを抑制することができる。
本発明によれば、ディスプレイ支持什器が横腕部を備えていることから、ディスプレイ支持什器とテーブル什器との連結箇所を増設し、ディスプレイ支持什器を転倒させようとするモーメントの中心から遠く離間した位置においてテーブル什器とディスプレイ支持什器とを連結することができ、ディスプレイ支持什器とテーブル什器との接触面積を増加させることができ、これによってディスプレイ支持什器の転倒方向に作用するモーメントに対する強度的な不安を解消することが可能となる。
全ての引出しが収容された状態における本発明の一実施形態におけるテーブルシステムの斜視図である。 全ての引出しが引き出された状態における本発明の一実施形態におけるテーブルシステムの斜視図である。 本発明の一実施形態におけるテーブルシステムが備えるモニタースタンドの要部を示す正面図である。 本発明の一実施形態におけるテーブルシステムが備えるモニタースタンドの要部を示す側面図である。 本発明の一実施形態におけるテーブルシステムが備えるバックパネルの全体図である。 本発明の一実施形態におけるテーブルシステムが備えるアンダーカバーの全体図である。
以下、図面を参照して、本発明に係るテーブルシステムの一実施形態について説明する。なお、以下の図面においては、各部材を認識可能な大きさとするために、各部材の縮尺を適宜変更している。
本実施形態においては、第一テーブル什器100、第二テーブル什器200(テーブル什器)及びモニタースタンド300(ディスプレイ支持什器)を備えるテーブルシステム1について説明する。図1は、全ての引出し本体21が収容された状態における本実施形態のテーブルシステム1の斜視図である。また、図2は、引出し本体21が引き出された状態における本実施形態のテーブルシステム1の斜視図である。なお、以下においては、説明の便宜上、図1及び図2の矢印に示すように、第一テーブル什器100、第二テーブル什器200及びモニタースタンド300が連結される方向を左右方向とし、これと直交する水平方向を前後方向とする。
第一テーブル什器100は、天板11、脚部12、引出し機構13及びダクト14を備えている。天板11は、上面が作業面11aとされた板状部材である。この天板11は、平面視形状が正方形(矩形)とされており、作業面11aがコンセント等の設けられていない平面とされている。このような天板11は、上方から見て、4つの辺が各々前側、後側、左側、右側に向くように配置されている。なお、天板11の裏面(下面)側には、脚部12等をビス止めするためのビス穴が複数設けられている。
脚部12は、4か所に設けられており、図1及び図2に示すように天板11の角部に設けられている。各脚部12の下端部には、前後方向に向けて配置される回転軸によって回転可能に支持されたローラが設けられている。これによって、第一テーブル什器100は左右方向に移動可能とされている。なお、以下の説明では、天板11の前側を向く辺と右側向く辺とによって形成される角部に設けられた脚部12を第1脚部12aと称し、右側を向く辺と後側を向く辺とによって形成される角部に設けられた脚部12を第2脚部12bと称し、後側を向く辺と左側を向く辺とによって形成される角部に設けられた脚部12を第3脚部12cと称し、左側を向く辺と前側を向く辺とによって形成される角部に設けられた脚部12を第4脚部12dと称する。
引出し機構13は、脚部12同士の間に配置されている。本実施形態においては、全ての脚部12同士の間に引出し機構13が設置されている。なお、以下の説明では、第1脚部12aと第2脚部12bとの間に設置された引出し機構13を第1引出し機構13aと称し、第2脚部12bと第3脚部12cとの間に設置された引出し機構13を第2引出し機構13bと称し、第3脚部12cと第4脚部12dとの間に設置された引出し機構13を第3引出し機構13cと称し、第4脚部12dと第1脚部12aとの間に設置された引出し機構13を第4引出し機構13dと称する。
第1引出し機構13aは、支持レール20(支持手段)と、引出し本体21とから構成されている。支持レール20は、天板11の裏面に固定されており、引出し本体21をスライド可能に支持する。この支持レール20は、1つの引出し本体21に対して2つ設けられており、一方の支持レール20が引出し本体21の引出し方向と直交する方向(前後方向)における一方の端部を支持し、他方の支持レール20が引出し本体21の他方の端部を支持する。
第2引出し機構13b、第3引出し機構13c及び第4引出し機構13dは、引出し本体21及び支持レール20の向きが異なる。例えば、第2引出し機構13bの引出し本体21は、前面パネルが後側を向けて配置される。第3引出し機構13cの引出し本体21は、前面パネルが左側を向けて配置される。第4引出し機構13dの引出し本体21は、前面パネルが前側を向けて配置される。他の構成については、 第2引出し機構13b、第3引出し機構13c及び第4引出し機構13dは、第1引出し機構13aと同様の構成をしている。
図1に戻り、ダクト14は、上方から見て天板11の中央に配置されるように、天板11の下面に固定されている。このダクト14は、引出し本体21等を介して送り配線された配線を支持可能とされている。
第二テーブル什器200は、第一テーブル什器100と略同一の構成を有している。ここでは、第二テーブル什器200の第一テーブル什器100と異なる点のみについて説明する。
第二テーブル什器200の各脚部12の下端部には、第一テーブル什器100の各脚部12の下端部に設けられているローラに替わり、アジャスタが設けられている。これは、第一テーブル什器100は、テーブルシステム1の使用態様に柔軟に対応するために、第二テーブル什器200及びモニタースタンド300に対して移動可能とされているのに対して、第二テーブル什器200は、あまり移動させることがないモニタースタンド300と連結されており、移動することを前提としていないためである。
また、第二テーブル什器200においては、第一テーブル什器100における第3引出し機構13cの引出し本体21が取り外されている。このように、第3引出し機構13cの引出し本体21が取り外されることによって、後述するモニタースタンド300の固定用アーム33が挿入される凹所201(図3参照)が形成される。この凹所201は、第二テーブル什器200の脚部12同士の間に設けられるものであり、天板11の下面側に設けられ、下方に向けて開放されると共に天板11の側面側が開口端とされている。
図3及び図4は、モニタースタンド300の全体図であり、図3がコンソールボックス32、バックパネル37及びアンダーカバー38を除いた正面図(図1における右側から見た図)であり、図4がコンソールボックス32を含む側断面図(図1における後側から見た図)である。このようなモニタースタンド300は、脚部30と、配線トレイ31と、コンソールボックス32と、固定用アーム33(横腕部)と、支持用アーム34(縦腕部)と、水平支持部35と、ブラケット36と、バックパネル37と、アンダーカバー38とを備えている。
脚部30は、床面に対して当接される2つで一対の脚体部30aと、これらの脚体部30a同士を接続する接続部30bとを備えている。脚体部30aは、脱着可能な蓋部30cが設けられた中空体であり、内部に配線を通すことが可能に構成されている。蓋部30cは、各脚体部30aの他の脚体部30a側の側壁として設けられている。この蓋部30cは、下端に貫通孔30dが設けられると共に上端が配線トレイ31よりも低い位置において脚体部30aの内部が露出するような長さに設定されている。これによって、脚体部30aの下端と、配線トレイ31の接続位置近傍において、脚体部30aの内部に配線の引き込みが可能とされている。接続部30bは、脚体部30aの上端部同士を連結している。この接続部30bは、コンソールボックス32と、固定用アーム33と、支持用アーム34とが固定される基台としても機能する。
配線トレイ31は、接続部30bよりも下方において、一端が一方の脚体部30aに、他端が他方の脚体部30aに接続されることによって、水平姿勢にて支持されている。この配線トレイ31は、延在方向と直交する断面の形状が凹状とされており、脚体部30aの内部から引き出された配線の一部を収容かつ案内する。このような配線トレイ31によって、配線が絡まる等の不具合を防止することができる。
コンソールボックス32(図1及び図2参照)は、固定用アーム33を介して接続部30b上に配置されており、電子機器を収容するための箱部材である。このコンソールボックス32は、前面パネル32aが開閉可能とされており、前面パネル32aを開放することによって、内部に電子機器を設置したり、内部に設置された電子機器を操作したりすることが可能とされている。なお、このようなコンソールボックス32に収容される電子機器としては、例えば、床から引き出されたLAN配線を、第一テーブル什器100あるいは第二テーブル什器200にて作業を行う複数の作業者の各パーソナルコンピュータに分岐するためのハブやルータ等が考えられる。
固定用アーム33は、脚部30から側方に向けて延設される角材からなる部位であり、第二テーブル什器200の第3引出し機構13cの引出し本体21が取り外されることによって形成された凹所201に挿入されている。この固定用アーム33は、引出し本体21の奥行と略同一の長さを有しており、先端側と中央部とにおいてボルト33aによって、第二テーブル什器200の天板に対して固定されている。また、この固定用アーム33は、根元側にコンソールボックス32がボルト33bによって固定されている。
このような固定用アーム33は、図1及び図2等に示すように、前後方向に離間して平行に2本備えられている。これらの固定用アーム33は、凹所201に挿入されている状態にて、図3に示すように、凹所201の水平方向の各端部に配置されており、第二テーブル什器200とモニタースタンド300とが図1及び図2に示す前後方向に相対的に水平移動することを防止する。
支持用アーム34は、下端が固定用アーム33の根元端と一体化され、脚部30側から上方に向けて延設される角材からなる部位である。この支持用アーム34は、各固定用アーム33に接続されており、固定用アーム33と一体化されることによって、略L字状の部材を形成している。これらの支持用アーム34は、水平支持部35及びブラケット36を介し、本発明のディスプレイに相当するモニターM(図1及び図2参照)を支持する。
水平支持部35は、2本の支持用アーム34同士に接続された角材であり、上下方向に離間して2本備えられている。ブラケット36は、モニターMの背面に装着され、図4に示す係止金具36aによって水平支持部35に係止される。より詳細には、図4に示すように、ブラケット36の上端側と下端側との各々に水平支持部35に上方から係止可能な係止金具36aが取り付けられており、これらの係止金具36aが水平支持部35に上方から係止されることによってブラケット36が水平支持部35に対して取り付けられる。また、ブラケット36には、図4に示すように、抜け止め用のビス36bが着脱自在に設けられている。この抜け止め用のビス36bは、ブラケット36を水平支持部35に対して着脱するときには取り外され、ブラケット36が水平支持部35に固定されているときには取り付けられてブラケット36の脱落を防止する。より詳細には、抜け止め用のビス36bは、ブラケット36が水平支持部35に取り付けられたときに水平支持部35の下方に配置されるように設けられており、ブラケット36が上方へ移動しようとしたときに水平支持部35と当接することによってブラケット36の移動を規制し、これによってブラケット36の脱落を防止する。
図5は、バックパネル37を示す図であり、(a)が正面図、(b)が平面図、(c)が(a)のA−A断面図である。これらの図に示すように、バックパネル37は、パネル本体37aと、取付金具37bとから構成されている。パネル本体37aは、支持用アーム34の背面側を覆う板部材であり、支持用アーム34の側方及び背面を覆うように、上方から見て略コの字状に成形されている。取付金具37bは、バックパネル37の支持用アーム34側の面に対して2つ固定されており、支持用アーム34に係止されることによってバックパネル37を支持用アーム34に対して取り付けるための部材である。
図6は、アンダーカバー38を示す図であり、(a)が正面図、(b)が平面図、(c)が(a)のA−A断面図である。これらの図に示すように、アンダーカバー38は、カバー本体38aと、取付金具38bとから構成されている。カバー本体38aは、脚部30の背面側を覆う板部材であり、脚部30の側方及び背面を覆うように、上方から見て略コの字状に成形されている。取付金具38bは、アンダーカバー38の脚部30側の面に対して2つ固定されており、脚部30に対して固定される。取付金具38bが脚部30に固定されることで、アンダーカバー38全体が脚部30に対して固定される。
以上のような本実施形態のテーブルシステム1によれば、モニタースタンド300が脚部30側から側方に向けて延設される固定用アーム33を有しており、この固定用アーム33が第二テーブル什器200に形成された凹所201に挿入された状態で第二テーブル什器200とモニタースタンド300とが連結される。このような固定用アーム33を設けることによって、固定用アーム33の延在方向の複数個所(本実施形態では2か所)において第二テーブル什器200とモニタースタンド300とを連結することができ、単に第二テーブル什器200と固定用アーム33を有していないモニタースタンドとを並べてビス等で連結する場合と比較して、連結箇所を増設することができる。このため、1つの連結箇所に作用する応力を低減させることができる。
また、本実施形態のテーブルシステム1では、固定用アーム33が脚部30から側方に向けて延設されていることから、モニタースタンド300を転倒させようとするモーメントの中心から遠く離間した位置(すなわちモーメントが小さい位置)において第二テーブル什器200とモニタースタンド300とを連結することができ、連結部(すなわちボルト33a)に作用する応力を低減させることができる。さらに固定用アーム33を設けることによって、第二テーブル什器200とモニタースタンド300との接触面積が増加し、連結箇所に局所的に大きな応力が作用することを抑止することができる。
したがって、本実施形態のテーブルシステム1によれば、モニタースタンド300の転倒方向に作用するモーメントに対する強度的な不安を解消することができる。
また、本実施形態のテーブルシステム1においては、第二テーブル什器200が、箱状の引出し本体21とこの引出し本体21をスライド可能に支持する支持レール20とを有する引出し機構13を複数備え、凹所201は、引出し本体21の1つの取り外すことによって形成された引出し収容空間からなる。このため、別途凹所を形成することなく、元々設置されている引出し機構13の引出し収容空間を利用して第二テーブル什器200とモニタースタンド300とを連結することができる。また、第二テーブル什器200をモニタースタンド300から離間させて使用する場合には、凹所201に引出し本体21を収容することができるため、第二テーブル什器200の使い勝手を高めることができる。
また、本実施形態のテーブルシステム1においては、第二テーブル什器200の脚部12同士の間に引出し収容空間が設けられている。このため、引出し収容空間に引出し本体21を収容して使用する場合に、脚部12と引出し本体21とを一体的とすることができ、第二テーブル什器200の体裁を良好に収めることが可能となる。
また、本実施形態のテーブルシステム1においては、脚部30側から側方に向けて延設される角材からなる固定用アーム33を2本有し、各固定用アーム33が凹所201の水平方向の各端部に配置されている。このため、固定用アーム33が凹所201に挿入されている状態で、第二テーブル什器200がモニタースタンド300に対して水平方向に移動することを抑制することができる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されないことは言うまでもない。上述した実施形態において示した各構成部材の諸形状や組み合わせ等は一例であって、本発明の趣旨から逸脱しない範囲において設計要求等に基づき種々変更可能である。
例えば、上記実施形態においては、本発明の横腕部が角材からなる固定用アーム33であり、このような固定用アーム33が水平方向に離間して2本備えられた構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、1枚のプレート状の横腕部を用いることも可能である。
また、上記実施形態においては、引出し機構13の引出し本体21を取り外すことによって凹所201を形成する構成について説明した。しかしながら、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、天板11を削る等によって別途凹所を設けるようにしても良い。
1……テーブルシステム、11……天板、11a……作業面、12……脚部、12a……第1脚部、12b……第2脚部、12c……第3脚部、12d……第4脚部、13……引出し機構、13a……第1引出し機構、13b……第2引出し機構、13c……第3引出し機構、13d……第4引出し機構、14……ダクト、20……支持レール(支持手段)、21……引出し本体、30……脚部、30a……脚体部、30b……接続部、30c……蓋部、30d……貫通孔、31……配線トレイ、32……コンソールボックス、32a……前面パネル、33……固定用アーム(横腕部)、33a……ボルト、33b……ボルト、34……支持用アーム(縦腕部)、35……水平支持部、36……ブラケット、36a……係止金具、36b……ビス、37……バックパネル、37a……パネル本体、37b……取付金具、38……アンダーカバー、38a……カバー本体、38b……取付金具、100……第一テーブル什器、200……第二テーブル什器(テーブル什器)、201……凹所、300……モニタースタンド(ディスプレイ支持什器)、M……モニター(ディスプレイ)

Claims (3)

  1. 作業面を形成する天板及び当該天板を支持する複数の脚部を有するテーブル什器と、前記天板より上方においてディスプレイを支持すると共に前記テーブル什器と連結されるディスプレイ支持什器とを有するテーブルシステムであって、
    前記テーブル什器は、前記天板の下面側に設けられると共に前記天板の側面側が開口端とされる凹所を有し、
    前記ディスプレイ支持什器は、脚部と、当該脚部側から上方に向けて延設されると共に前記ディスプレイが固定される縦腕部と、前記脚部側から側方に向けて延設されて前記テーブル什器の前記凹所に挿入されると共に前記天板に固定される横腕部と
    を備え、
    前記テーブル什器が、箱状の引出し本体と当該引出し本体をスライド可能に支持する支持手段とを有する引出し機構を複数備え、
    前記凹所は、前記引出し本体の1つの取り外すことによって形成された引出し収容空間である
    ことを特徴とするテーブルシステム。
  2. 前記テーブル什器の前記脚部同士の間に前記引出し収容空間が設けられていることを特徴とする請求項記載のテーブルシステム。
  3. 前記脚部から側方に向けて延設される角材からなる前記横腕部を2本有し、各横腕部が前記凹所の水平方向の各端部に配置されていることを特徴とする請求項1または2記載のテーブルシステム。
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