JP2018000750A - 天板付家具 - Google Patents

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【課題】天板を昇降可能な天板付家具を使用する際に天板の昇降位置にかかわらず使用者がコンセントを有効に利用し得る天板付家具を提供する。【解決手段】本発明に係る天板付家具1は、上面側に開口63を有する天板6と、この天板6を下方から昇降可能に支持する脚たる端部脚2並びに中間脚3と、天板6の上面側に露出する第一のコンセント71と、天板6の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセント72とを具備する天板付家具1であって、第一のコンセント71及び第二のコンセント72は、天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせていることを特徴とする。【選択図】図6

Description

本発明は、オフィス等において好適に用いられている天板付家具に関するものである。
従来、天板を昇降させて天板面の高さを自在に変更可能な天板付家具が知られている。例えば特許文献1には、左右の脚支柱を同期して昇降させて天板面の高さを調整する天板付家具が記載されている。
ところで、多くの天板付家具では、天板上で使用するパーソナルコンピュータ等に接続するためのコンセントが設けられている。そして、床面から延出する配線は当該コンセントに接続される。
特開2016−86914号公報
しかしながら、天板が昇降動作をおこなうために、使用者にとって所定の一箇所に設けられたコンセントが必ずしも使用し易い位置に位置付けられるとは限られない。また勿論、コンセントの取付位置を移動可能に設ける移動機構を設けるという方策も考えられるが、斯かる構成であると、使用者は天板付家具を利用する度に移動機構を調整するという煩雑な操作を強いられることとなる。
すなわち、天板の高さ位置に関わらず、常に使用者にとって取り扱いがし易い位置にコンセントが位置づけられるような天板付家具が求められているのが現状である。
本発明は、上記のような課題を解消することを目的としており、天板を昇降可能な天板付家具を使用する際に天板の昇降位置にかかわらず使用者がコンセントを有効に利用し得る天板付家具を提供することを目的とするものである。
本発明は、かかる目的を達成するために、次のような手段を講じたものである。
すなわち、本発明に係る天板付家具は、上面側に開口を有する天板と、この天板を下方から昇降可能に支持する脚と、天板の上面側に露出する第一のコンセントと、前記天板の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセントとを具備する天板付家具であって、前記第一のコンセント及び前記の第二コンセントは、前記天板の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせてあることを特徴とする。
ここで、「コンセント」とは、電化製品に給電するための給電コンセントに限られることはなく、LANケーブルや電話回線といった情報を転送するための情報コンセントをも含まれる概念である。
このようなものであれば、天板の高さ位置を低く設定しているときには使用者は天板の上面側に露出する第一のコンセントを好適に使用できるとともに、天板の高さ位置を高く設定しているときには第一のコンセントへのアクセスが使用者に取って難しくなったときには第二のコンセントの方が容易にアクセスできるようになる。しかも、天板の昇降動作に斯かる可動域に対応した状態でこれらのコンセントは外部に接続されているため、配線が天板の昇降に伴って不自然に引っ張られることもない。すなわち本発明によれば、天板の昇降位置にかかわらず使用者がコンセントを有効に利用し得る天板付家具を提供することが可能となる。
天板をより好適に利用し得るようにするためには、第一のコンセントを、開口から外方へ露出するアクセス可能状態と開口内に収容され外方からアクセスし得ない非アクセス状態との間で動作可能なものとすることが望ましい。
使用者に取ってより使いやすい第一のコンセントの構成としては、アクセス可能状態で外方へ向けて斜め上方に面する構成を挙げることができる。
そして、第一のコンセント及び第二のコンセントに接続する配線が互いに干渉してしまうことを有効に回避するためには、天板の下面側における開口に臨む位置に配された配線ダクトを有するものとし、配線ダクトを、第一のコンセントに接続する上側配線を収容する上側収容空間と第二のコンセントに接続する下側配線を収容する下側収容空間とを上下方向に仕切るための上下分別機構を有するものとすることが望ましい。
そして配線を外方から目立たないように配する具体的な構成としては、配線ダクトを天板の下面側に取り付けられ脚との間に介在するビーム材の一部と交差するように配されたものとし、前記配線ダクトから延出する前記第二のコンセントに接続する配線の略全てをビーム材の内部に配するという構成を挙げることができる。
配線ダクトに収容する配線をより外方から目立たないようにするためには、配線ダクトを、天板を昇降させるために脚に接続される天板昇降用配線を収容するとともに、配線ダクトから延出する天板昇降用配線の略全てをビーム材の内部に配するようにすれば良い。
本発明は、以上説明した構成であるから、天板を昇降可能な天板付家具を使用する際に天板の昇降位置にかかわらず使用者がコンセントを有効に利用し得る天板付家具を提供することができる。
本発明の一実施形態に係る外観図。 同実施形態に係る正面図。 同背面図。 同側面図。 同実施形態に係る底面側から見た斜視図。 同実施形態に係る構成説明図。 同実施形態に係る中央側断面図。 同実施形態に係る動作説明図。 同実施形態に係る作用説明図。 同上。 同上。
以下、本発明の一実施形態を、図1〜図11を参照して説明する。
図1に示すように、本実施形態の天板付家具1は、床面から立設する端部脚2及び中間脚3と、この中間脚3の上端に取り付けられた天板支持体としての役割を奏するビーム材4と、このビーム材4に取り付けられた配線ダクト5と、ビーム材4の上側に固定支持されている天板6とを主体としたものである。また端部脚2、中間脚3は操作ユニット9を介して使用者に操作されることにより天板6が昇降するよう伸縮可能な構成を備えている。なお本実施形態では天板付家具1に使用される後述する各配線について、図示及び説明の便宜上図1〜図7に至るまでは省略するとともに、特に図9〜図11に具体的に図示するものとする。
また天板付家具1は、使用者が各種の電化製品を好適に利用できるよう、天板6の上面側から使用可能な第一のコンセント71と、天板6の下面側における縁部近傍に設けられた第二のコンセント72とを更に有している。そしてこれら第一のコンセント71、第二のコンセント72に加え、上述した操作ユニット9が具備する各配線はビーム材4、配線ダクト5及び中間脚3に沿って集約された状態で床面へ案内されている。
ここで、本実施形態に係る天板付家具1は、上面側に開口63を有する天板6と、この天板6を下方から昇降可能に支持する脚たる端部脚2並びに中間脚3と、天板6の上面側に露出する第一のコンセント71と、天板6の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセント72とを具備する天板付家具1であって、第一のコンセント71及び第二のコンセント72は、天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせていることを特徴とする。
以下、天板付家具1の各構成要素の構成について説明する。
端部脚2は、図1〜図6に示すように、天板6の四隅にそれぞれ配されて天板6を下側から支持するものであり、本実施形態では電動によるテレスコピック状に伸縮可能な構成とすることにより、天板6を昇降可能に支持し得るものとしている。そしてこの端部脚2は、長手方向一端側、他端側のそれぞれ二つの端部脚2同士が下端部において端部ベース2Bに連結されることにより、これら二つの端部脚2及び端部ベース2Bで端部脚ユニット2Uが構成されている。
中間脚3は、図1〜図6に示すように、天板6の長手方向における中間部分において天板6の端縁から退避した箇所に複数配されたものである。当該中間脚3は、天板6の長手方向中間部分にそれぞれ配されて天板6を下側から支持するものであり、上記端部脚2同様テレスコピック状に延出及び短縮可能、すなわち伸縮可能として天板6を昇降可能に支持し得るものである。この中間脚3は、天板6の短寸方向に並ぶ二本の端部脚2同士が中間ベース3Bにより連結されるとともに、下側が案内装置3Cに覆われるように構成することで、これら中間脚3、中間ベース3B及び案内装置3Cにより、中間脚ユニット3Uが構成されている。また中間ベース3Bは、案内装置3C内に案内された配線を床面へ誘導するための床側開口3B1を有している。そして案内装置3Cは、中間脚3の非動作部分である下側部分を外方から被覆する形状をなすものであり、上方に向けて長穴状に開口する配線導入口3C1(図6、図10)と、中間脚3間に形成される案内空間Xを外方から仕切る仕切壁3C2とを有している。
ビーム材4は、図2〜図8、図10及び図11に示すように、端部脚2及び中間脚3の上端に固定されることにより天板6を直接的に支持するためのものであり、端部脚2及び中間脚3に直接接続し且つ配線ダクト5に交差するように設けられている第一ビーム材41と、この第一ビーム材41に交差して天板6の長手方向に沿って設けられる第二ビーム材42とを有している。そしてこれら平面視概略格子形状をなす第一、第二ビーム材41、42は、それぞれ内部に配線を挿通し得るように、立面側に連通開口41a、42aを有している。また第一ビーム材41は更に、配線ダクト5からの配線を導入すべくその中央部分にビーム側開口たる中間開口41bと、端部脚2及び中間脚3との接続箇所近傍に設けられた脚用開口41cと、長手方向両端の一部を凹ませて形成した端部開口41dとを更に有している。
配線ダクト5は、図2〜図11に示すように、天板6の下面側において複数の中間脚3の間を通り延出するものである。この配線ダクト5は、天板6の長手方向に沿って延びる板金素材を概略コの字状に折り曲げ成形したダクト本体51と、このダクト本体51の端部に固定され上記ビーム材4に固定される端取付板52及び中間取付板53と、ダクト本体51の底壁51aに組み付けられダクト本体51内を上下に仕切るための上下分別機構54とを有している。ダクト本体51には、中間脚3に臨む底壁51aの一部分を凹ませて形成した連通凹部51bが形成されている。この連通凹部51bにより、配線ダクト5内の配線は好適に中間脚3側へ案内される。そして端取付板52及び中間取付板53は、それぞれダクト本体51の両端に固定されつつ第一ビーム材41の中央部分に固定されたものである。これにより配線ダクト5は、中間脚3に支持された第一ビーム材41と平面視交差するように配される。端取付板52及び中間取付板53には、第一ビーム材41の中間開口41bに連通するビーム用開口52a、53aが設けられている。中間取付板53には、第一ビーム材41を介して連続する他のダクト本体51へ連通するための連通孔53bが設けられている。上下分別機構54は、天板6の開口63に臨む位置に例えば4つ配された板金素材をチャネル状に折り曲げてなるものであり、開口63を挿通するか或いは開口63から露出する第一のコンセント71に接続する上側配線を収容する上側収容空間Uと開口63からアクセスし得ない装置である第二のコンセント72のコードや操作ユニット9の操作板91に接続する操作コード92といった下側配線を収容する下側収容空間Dとを上下方向に仕切るためのものである。またこのチャネル材である上下分別機構54は、ダクト本体51内を更に縦方向に仕切るための縦仕切部54aを有している。なお当該上下分別機構54は、図示の通り開口63に臨む位置に限られず、使用者の手が開口63へ差し入れられたときに触れ得る位置に配置されていればよい。
天板6は、図1〜図5及び図8に示すように、本実施形態では端部脚2に支持される対をなす端天板61と、専ら中間脚3に支持される中間天板62とを有している。これら端天板61及び中間天板62はそれぞれ平面視中央部分に配線ダクト5を露出させるための開口63を有している。この天板6は、例えば本実施形態では図1〜図5に示すような、一般的な成人が椅子に着席姿勢で適切に利用できる高さ位置から、図8に示すような起立姿勢で肘をついて利用できる高さ位置の間で昇降可能に構成される。
第一のコンセント71は、図1、図6、図7及び図9に示すように、上述した天板6に設けられた開口63を開閉し得るように構成されたものであり、開口63を開閉可能に回転動作する開閉蓋71cと、この開閉蓋71cに取り付けられ開口63を開成するアクセス可能状態において斜め上方に面するように配されたコンセント本体71aと、これら開閉蓋71c及びコンセント本体71aを回転動作可能に支持しつつ天板6の下面側に固定される取付部材71dと、コンセント本体71aに給電するためのコード71bとを有している。なお本実施形態では図9の図示を、一部の開閉蓋71cの図示を略することにより非アクセス状態にあるコンセント本体71aを敢えて図示するようにしている。すなわち本実施形態では第一のコンセント71を、通常は開口63内に収容され直接アクセスし得ない非アクセス状態としつつ、コンセント本体71aに直接アクセスするときのみ図7に想像線で示すようにコンセント本体71aが開口63から外方へ露出するアクセス可能状態とすることができる。これにより、使用者はアクセス可能状態においてコンセント本体71aに容易にアクセスし得るのみならず、コンセント本体71aへのアクセスが済めばコンセント本体71aに使用者側の電源コードを接続したまま非アクセス状態として第一のコンセント71を利用すれば良い。すなわち、第一のコンセント71は非アクセス状態でも、開閉蓋71cと開口63との隙間から天板面上へ電源コードを持ち出して利用することができる。このとき、天板6と開閉蓋71cとは面一に保たれるので、天板6の利便性がより向上したものとなっている。更に同図に示すように第一のコンセント71のコンセント本体71aはアクセス可能状態で外方へ向けて斜め上方に面するように設定し、使用者へのアクセスの便を有効に高めている。そしてこの第一のコンセント71はダクト本体51に取り付けられた上下分別機構54の上側に配されている。これにより、当該第一のコンセント71のコード71bは上下分別機構54により仕切られた上側収容空間Uに収容されることとなる。
第二のコンセント72は、図2、図3、図5〜図7に示すように、天板6の下面側の縁部近傍において外方に面するように設けられたものである。この第二のコンセント72は、第二ビーム材42の端部近傍に固定されたタップ72aと、このタップ72aからビーム、配線ダクト5及び中間脚3を伝って床面側に延びるコード72bとを有している。すなわち当該コード72bは、配線ダクト5内において上下分別機構54により仕切られた下側収容空間Dに収容される。
操作ユニット9は、図2〜図7及び図11に示すように、端部脚2、中間脚3をそれぞれ伸縮させるためにこれら端部脚2、中間脚3に電気的に接続する天板昇降用配線たる操作コード92と、この操作コード92に接続され天板6を昇降させるための使用者からの操作を受け付ける操作板91とを有している。なお本実施形態では、操作板91は両端の端天板61の隅部分にそれぞれ対角となるように対をなして設けられている。そしてそれぞれの操作板91は近接する端部脚2及び中間脚3にそれぞれ操作コード92を介して有線にて接続するとともに、他方の操作板91に接続される端部脚2及び中間脚3と同期できるよう、他方の操作板に対して有線又は無線による接続がなされている。これにより、一の操作板91のみに操作がなされていても、計八本の脚すなわち端部脚2、中間脚3がそれぞれ同期しながら伸縮可能となっている。なお操作コード92、操作板91、端部脚2、中間脚3を関連づけるための具体的な配線態様は既存の種々の態様を適宜利用し得るため、本実施形態では詳細な説明を省略し、あくまで操作コード92と配線ダクト5、ビーム材4との関係について詳述する。またこの操作コード92は操作板91及び各端部脚2、中間脚3に接続する部分の略すべてがビーム材4、配線ダクト5及び、中間脚ユニット3Uに形成された案内空間X内に配されている。換言すれば、当該操作コード92は、配線ダクト5から延出する部分の略全てがビーム材4の内部に配されている。
そして本実施形態の天板付家具1は、少なくとも上記第一のコンセント71、第二のコンセント72及び操作ユニット9における操作コード92の一部を配線ダクト5から例えば一の中間脚3へと集約しながら案内するための配線集約装置8を有している。
この配線集約装置8は、本実施形態では硬質環状の集約パーツ81と、これら集約パーツ81をそれぞれ相対動作可能に接続する接続要素82とを有することで全体として可撓性を有するように構成されたものである。配線集約装置8は、配線ダクト5内に収容された複数の配線である少なくとも第一のコンセント71、第二のコンセント72のコード72b及び操作コード92を可撓性を有した状態で集約し得るものであり当該配線の端部を配線ダクト5から床面まで天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせた状態で下方に垂下させ得るものである。
しかして本実施形態に係る天板付家具1は、配線ダクト5から垂下した配線集約装置8を複数の中間脚3の間の案内空間Xに沿って垂下するように案内する案内装置3Cを中間脚ユニット3Uの一部として具備するものである。更に本実施形態に係る天板付家具1は、第一のコンセント71及び第二のコンセント72は、天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせた状態で外部に接続され得るように構成している。
すなわち図4に示した状態から天板6を上昇させると図8に示す状態となるが、配線集約装置8が配線余長を有している配線をすべて集約しながら可撓変形するために、配線同士が無理に引っ張られることも互いに干渉し合うこともなく全ての配線が好適に案内される。
また本実施形態では、配線ダクト5には第一のコンセント71のコード71bの他、第二のコンセント72のコード及び天板6昇降用配線たる操作コード92を収容しているが、図9に示すように、第一のコンセント71のコードは上下分別機構54の上側の上側収容空間Uに配される一方、第二のコンセント72のコード及び操作コード92は上下分別機構54の下側の下側収容空間Dに配される。これにより、それぞれの配線が整理され不要に干渉し合うことは無い。特に本実施形態では、チャネル状をなす上下分別機構54は配線ダクト5を縦方向にも仕切る縦仕切部54bを有しているので、各配線はさらに好適に分別整理され得る。
更に本実施形態では、配線ダクト5から延出する第二のコンセント72のコード、及び天板昇降用配線たる操作コード92の略全てがビーム材4の内部に配されている。
すなわち図10に示すように、配線集約装置8に集約された配線はダクト本体51の連通凹部51bを通って配線ダクト5内に案内される。そして配線ダクト5内に案内された第二のコンセント72のコードや操作コード92は中間取付板53のビーム用開口53a及び第一ビーム材41の中間開口41bを通って第一ビーム材41の内部に案内される。また天板昇降用配線、すなわち操作コード92は脚用開口41cを通って殆ど外部に露出することなく中間脚3へ接続される。
そして図11に示すように、配線ダクト5から延出し第一ビーム材41内に案内された第二のコンセント72のコード72bは、第一ビーム材41の連通開口41aを経て第二ビーム材42の連通開口42aを通り、タップ72aへと到達する。また天板昇降用配線、すなわち操作コード92は脚用開口41cを通って殆ど外部に露出することなく端部脚2へ接続される。また、操作板91に接続する操作コード92は端部開口41dを通って殆ど露出することなく操作板91に接続される。
以上のように、本実施形態に係る天板付家具1は、昇降可能に構成された天板6の上面側に露出する第一のコンセント71と、天板6の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセント72は、天板6の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせてあることを特徴とする。
斯かる構成とすることにより、天板6の高さ位置を低く設定しているときには使用者は天板6の上面側に露出する第一のコンセント71を好適に使用できるとともに、天板6の高さ位置を高く設定しているときには第一のコンセント71へのアクセスが使用者に取って難しくなったときには第二のコンセント72の方が容易にアクセスできるようになる。しかも、天板6の昇降動作に斯かる可動域に対応した状態でこれらのコンセントは外部に接続されているため、配線が天板6の昇降に伴って不自然に引っ張られることもない。すなわち本実施形態によれば、天板6の昇降位置にかかわらず使用者がコンセント71、72を有効に利用し得る天板付家具1が実現される。
また本実施形態では第一のコンセント71を、開口63から外方へ露出するアクセス可能状態と開口63内に収容され外方からアクセスし得ない非アクセス状態との間で動作可能なものとすることで、第一のコンセント71を容易に利用可能としつつも天板6の利便性をより向上せしめている。
使用者に取ってより使いやすいように本実施形態では。第一のコンセント71の構成としては、アクセス可能状態で外方へ向けて斜め上方に面するように位置づけている。
そして本実施形態では、配線ダクト5を、第一のコンセント71に接続する上側配線を収容する上側収容空間Uと第二のコンセント72に接続する下側配線を収容する下側収容空間Dとを上下方向に仕切るための上下分別機構54を有するものとすることで第一のコンセント71及び第二のコンセント72に接続する配線が互いに干渉してしまうことを有効に回避せしめている。
また本実施形態では、配線ダクト5から延出する第二のコンセント72に接続する配線の略全てを当該配線ダクト5に一部が交差して配されるビーム材4の内部に配するという構成を適用することで、コード72bが外方から殆ど視認し得ないまでに目立たないようにしている。
特に本実施形態ではコード72bのみならず配線ダクト5に収容する他の配線である天板6を昇降させるための配線である操作コード92をも略全てをビーム材4の内部に配するようにしている。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、各部の具体的な構成は、上述した実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
例えば上記実施形態では長手方向において端部脚と端部脚との間に二箇所に中間脚を配した天板付家具を開示したが、上記実施形態に係る天板付家具は、中間脚の数や天板の大きさを限定するものではない。特に上記実施形態に係る天板付家具は、導入しようとするオフィスの規模に応じて中間脚の数を調整し、当該中間脚の数に応じてビーム、配線ダクト、中間天板の数を適宜調整することにより任意の大きさに設定することができる。
また、ビームや脚の昇降機能、更には操作ユニットの具体的な形状や仕様といったその他の詳細な構成も、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変形が可能である。
1・・・天板付家具
2・・・端部脚
3・・・中間脚
6・・・天板
63・・・開口
71・・・第一のコンセント
72・・・第二のコンセント

Claims (6)

  1. 上面側に開口を有する天板と、
    この天板を下方から昇降可能に支持する脚と、
    天板の上面側に露出する第一のコンセントと、
    前記天板の下面側の縁部近傍において外方に面する第二のコンセントと
    を具備する天板付家具であって、
    前記第一のコンセント及び前記の第二コンセントは、前記天板の昇降動作に係る可動域に対応した配線余長を持たせてあることを特徴とする天板付家具。
  2. 前記第一のコンセントが、前記開口から外方へ露出するアクセス可能状態と前記開口内に収容され外方からアクセスし得ない非アクセス状態との間で動作可能に構成されている請求項1記載の天板付家具。
  3. 前記第一のコンセントが、前記アクセス可能状態で外方へ向けて斜め上方に面する請求項2記載の天板付家具。
  4. 前記天板の下面側における前記開口に臨む位置に配された配線ダクトを有するものであり、
    前記配線ダクトが、前記第一のコンセントに接続する上側配線を収容する上側収容空間と前記第二のコンセントに接続する下側配線を収容する下側収容空間とを上下方向に仕切るための上下分別機構を有する請求項1〜3の何れかに記載の天板付家具。
  5. 前記配線ダクトが前記天板の下面側に取り付けられ前記脚との間に介在するビーム材の一部と交差するように配されたものであり、
    前記配線ダクトから延出する前記第二のコンセントに接続する配線の略全てが前記ビーム材の内部に配されている請求項4記載の天板付家具。
  6. 前記配線ダクトが、前記天板を昇降させるために前記脚に接続される天板昇降用配線を収容するとともに、
    前記配線ダクトから延出する前記天板昇降用配線の略全てが前記ビーム材の内部に配されている請求項5記載の天板付家具。
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