JP3678176B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、液晶モニター画面を有するモニター筐体を視聴しやすい位置に回 動固定でき、回動する事により液晶モニターの電源の入/切ができ、任意の回 動位置での液晶画面の画質調整或いはバックライトの輝度調整ができる表示装 置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、表示装置はその表示素子として液晶画面が軽量小型薄型による携帯性により多く使用されている。
従来の表示装置は、例えばカーステレオ装置に良く見られるように、モニタ ー筐体を横にした状態で収納し、視聴時には収納状態から横にしたまま、モニ ター筐体をガイドに添わせて摺動機構で摺動させて引き出し、引き出しが完了 後、摺動機構を止め、回動機構によるモニター筐体の回動を初めて液晶モニター画面を略々垂直に立てるものがあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら上記の従来の構成では、摺動の為のガイド機構及び摺動機構と回動の為の回動機構を別々に構成せねばならず、小型で簡単な機構にできないという課題が有った。
また、従来の構成では摺動と回動を電動駆動するものが多く、特に携帯性を要する機器に対してはバッテリー駆動のものが多く、電池容量の面から見てもモニターを回動した時だけ電源が入る構成が必要であった。
本発明は上記従来の問題点を解決するもので、収納用のガイド機構と回動用の機構とを共用化した表示装置を提供する事を目的とする。
また、視認に適した回動角度を保持すると共に回動の時だけモニターの電源 が入り、回動角度によりモニター画面の画質調整或いはバックライトの輝度調 整ができる表示装置を提供する。
【0004】
【課題を解決するための手段】
この目的を達成する為に本発明の表示装置は、モニター画面を有し、かつ両側面にガイドピンを対称位置に2本ずつ突出させ、ガイドピンの位置関係は上下かつ斜めに配置され、前方のガイドピンが下側で後方のガイドピンが上側に配置され、後方のガイドピンにマイナス型の突起部を有したモニター筐体と、モニター筐体の側面に対向して、前記ガイドピンを摺動状態で係合するガイド溝を有するフレームとを備え、ガイド溝は直線溝と直線溝及び曲線溝の2本からなり、前記モニター筐体を直線上に移動させる直線部と、回動させる回動部とを有する事を特徴とする構成である。
【0005】
この構成によってモニター筐体を直線上に移動させる直線部と、回動させる回動部とを備えたガイド溝に、モニター筐体のガイドピンを摺動させる事で、収納用のガイド機構と回動用の機構とを共用化できる。さらに前記ガイドピンの位置を上下かつ斜めに配置して回動する事により、回動時の回転中心が固定されるので、前記直線溝の前方先端部横にスリット溝を備えた角度調節用のヒンジレバーとヒンジレバーに連動する電気回路付ロータリースイッチを設置する事で、前記モニターが直線溝終点まで引き出された時に、前記後方のガイドピンのマイナス型突起部が角度調節用のヒンジレバーに挿入され、モニター回動と同時に前記ヒンジレバーと電気回路付ロータリースイッチが連動する事により、モニターの回動角度が調節でき、なおかつロータリースイッチが連動するので、モニターの電源の入/切及びモニター画面の画質調整、或いはバックライトの輝度調整ができるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。
【0007】
(実施の形態1)
図1は本発明の表示装置の斜視構成図で、(a)が収納状態、(b)が視認状態である。図2は視認状態時での側面図である。図1,図2において、1はモニター筐体で、収納状態(図1(a))では下部になるようにモニター画面1mを備える正面が構成され、かつ、その両側面には先ガイドピン1fと、後ガイドピン1rがそれぞれモニター筐体の正面と平行な位置に各々植立せれている。先ガイドピン1fと後ガイドピン1rの位置関係は、先ガイドピン1fが前方下側で後ガイドピン1rが後方上側に位置し、各々斜めの位置関係となっている。また後ガイドピン1rにはマイナス型の突起部が有り、モニター回動時に、後に述べる回動角度調節用ヒンジレバーと電気回路付ロータリースイッチを連動させる役割を持つ。モニター筐体1の上面にはハンドル1hが構成されている。
2はフレームで、モニター筐体1をその先・後ガイドピン1f、1rにて支持しガイドするように、フレーム2の両側面にはガイド2gと2pがスリット孔状に構成されている。先ガイドピン1fはガイド2gに係合され、後ガイドピン1rはガイド2pに係合される。ガイド2gは図に示すように「J」の字状に構成され、直線上の直線部2qと曲線状の回動部2rとからなる。またガイド2pは直線長孔となっており、モニター1が引き出された時、後ガイドピン1rがガイド2p先端の2cを中心として回動する構成となっている。
3はスリット溝を備えた回動角度調節用のヒンジレバーであり、ヒンジレバー3と連動する電気回路用ロータリースイッチ4が構成されている。モニター1が直線溝2p、2qを介し先端まで引き出された時、後ガイドピン1rのマイナス型突起部がヒンジレバー3のスリット溝に係合されるよう、ヒンジレバー3はガイド2pの先端部横に構成される。
以上のように構成された表示装置について図1、図2、図3及び図4を用いてその動作を説明する。図3は、表示装置の動作遷移説明図であって、モニター筐体、フレームを側面から見た模式図で、同図(a)が収納状態(すなわち図1(a)に相当)、同図(b)がモニター筐体を引き出し回動状態になる直前、(c)は回動状態、(d)は90度回動固定状態、(e)が120度回動固定状態である。
図4は、回転中心部分の動作遷移拡大説明図であって、後方ガイドピンとヒンジレバー及び電気回路付ロータリースイッチを側面から見た模式図で、同図(a)が引き出し途中、同図(b)がモニター筐体を引き出し回動状態になる直前、(c)は回動状態である。
図1〜図4において、先・後ガイドピン1f・1rがガイド直線部の2q、2pに支持され摺動するので使用者はハンドル1hを持って、モニター筐体1を引き出す。図3(b)に示す直線部終点の位置までモニター筐体1が引き出されると、先ガイドピン1fがガイド2gの直線部2qから回動部2rに進入すると同時に後ガイドピン1rのマイナス型突起部が、角度調節用ヒンジレバー3のスリット溝に進入する。その後、直線溝先端の2cを回動中心としてモニター筐体1が回動を始める。後ガイドピン1rも回動するので、角度調節用ヒンジレバー3及びロータリースイッチ4も連動回動する(同図(c))。まず、ロータリースイッチ4が動作する為、ロータリースイッチ4に取り付けられた電気回路により、モニターの電源が入り、ロータリースイッチ4のツマミ部回転角度により、モニター画面の画質調整或いはバックライトの輝度調整が電気回路により制御される。このようにして、90度回転(同図(d))を経て、最終的に先ガイドピン1fが、回動部2rの終点に至って、回動が終了する(同図(e)の120度回動状態)。
逆に、収納する時には上述と逆の順で、先ガイドピン1fは回動部2rを逆方向に移動し、後ガイドピン1r同位置で逆回転する。後ガイドピンのマイナス型突起部がガイド2pと平行位置になった時、モニターの電源は切れる。その後、両ガイドピン1f、1rが直線部2q、2pを移動し収納される。
【0008】
(実施の形態2)
図5に本発明の実施の形態2の表示装置の斜視構成図を示す。実施の形態1と同様に、モニター筐体11は、ガイド12g(直線部12q、回動部12r)に摺動可能に係止された先ガイドピン11fと、ガイドの直線部12pに摺動可能に係止された後ガイドピン11rとを有する。先に詳述した実施の形態1と異なっているのは、長径と短径を有する長円状(陸上競技のトラックのような形状)あるいは楕円状の後ガイドピン11rが支持摺動するガイド12pは、その幅が後ガイドピン11rの長径より小で、短径よりやや大きく構成されていることである。また、後ガイドピン11rはそのままロータリースイッチ14の回動軸となっており、ロータリースイッチ14がモニター筐体11内に固定されていることである。それ以外の構成は実施の形態1のものと同様なものである。
【0009】
これにより、モニター筐体11が摺動された後上方に回動するときに、上述と同様に先ガイドピン11fがガイド11gに添って回動すると共に、ガイド2pが後ガイドピン11rの回動を止めているので、モニター筐体11に固定されたロータリースイッチ14が相対的に回ることになり、実施の形態1と同様にスイッチが入ったりできる。
なお、実施の形態1の説明では、ガイドを溝状の貫通孔としたが、図5に示した実施の形態2のように、電気回路付ロータリースイッチ14をモニター筐体11の中に構成してガイドピン11f,11rを挿入して摺動できる構成ならば貫通孔でなくとも良く、溝状穴としても良い。また、実施の形態2の場合だと、ロータリースイッチ14がモニター筐体11内の構成されているので、ロータリースイッチ14とモニター筐体11内電子回路(図示せず)との電気的接続結線等も非常に容易にできるという効果も有する。
【0010】
【発明の効果】
以上のように本発明は、モニター筐体を直線上に移動させる直線部と、回動させる回動部とを備えたガイド溝にモニター筐体のガイドピンを摺動させることで、収納用のガイド機構と回動用の機構とを共用化しており、またガイドピンを直接、角度調節用のヒンジレバーや電気回路付きロータリースイッチと連動させる事で、部品構成を少なくできる。
更に、モニターが回転した時だけ、電源の入/切ができるので節電につながり、バッテリー駆動の機器などには有効である。また、任意の回動角度での画質調整或いはバックライトの輝度調整ができるので、煩わしい画面調整が不要となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)本発明の実施の形態1の表示装置の斜視構成図(収納時)
(b)同、実施の形態1の表示装置の斜視構成図(視認時)
【図2】同、要部拡大側面図
【図3】同、実施の形態1における動作説明の為の遷移図
【図4】同、実施の形態1における動作説明の為の遷移拡大図(回転中心部分)
【図5】同、実施の形態2における表示装置の斜視構成図(引き出し状態)
【符号の説明】
1 モニター筐体
1h ハンドル
1f 先ガイドピン
1r 後ガイドピン
1m モニター画面
2 フレーム
2g ガイド
2p 直線部
2q 直線部
2r 回動部
2c 回動中心
3 ヒンジレバー
4 電気回路付ロータリースイッチ
Claims (2)
- モニター画面を有し、かつ両側面にガイドピンを対称位置に2本ずつ突出させたモニター筐体と、
前記モニター筐体の側面に対向して、前記ガイドピンを摺動状態で係合するガイド溝を有するフレームとを備え、
前記ガイド溝は直線溝と直線溝及び曲線状の溝の2本からなり、前記モニター筐体を直線上に移動させる直線部と回動させる回動部とを有し、
前記ガイドピンの位置関係は上下かつ斜めに配置され、前方のガイドピンが下側で後方のガイドピンが上側に配置され、
かつ後方のガイドピンはマイナス型の突起部を有し、
前方のガイドピンが前記ガイド溝の直線及び曲線状の溝に係合され、後方のガイドピンが直線溝に係合され、
回動時の回転中心は後方のガイドピンの中心に固定される表示装置。 - モニター画面を有し、かつ両側面にガイドピンを対称位置に2本ずつ突出させたモニター筐体と、
前記モニター筐体の側面に対向して、前記ガイドピンを摺動状態で係合するガイド溝を有するフレームとを備え、
前記ガイド溝は直線溝と直線溝及び曲線状の溝の2本からなり、前記モニター筐体を直線上に移動させる直線部と回動させる回動部とを有し、
前記直線溝の前方先端部横にスリット溝を備えた角度調節用のヒンジレバーと電気回路付ロータリースイッチを設置し、
前記モニターが直線溝終点まで引き出された時に、前記後方のガイドピンのマイナス型突起部が角度調節用のヒンジレバーのスリット溝に挿入され、
モニター回動と同時に前記ヒンジレバーとロータリースイッチが連動する事により、モニター回動角度調節ができ、なおかつ電気回路付ロータリースイッチが連動する事により、モニターの電源の入/切ができ、回動角度によりモニター画面の画質調整或いはバックライトの輝度調整を行う回路を持つ表示装置。
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