JP2001082836A - 受液器 - Google Patents

受液器

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JP2001082836A
JP2001082836A JP25787199A JP25787199A JP2001082836A JP 2001082836 A JP2001082836 A JP 2001082836A JP 25787199 A JP25787199 A JP 25787199A JP 25787199 A JP25787199 A JP 25787199A JP 2001082836 A JP2001082836 A JP 2001082836A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 受液器本体内への腐食性液等の侵入を防止し
て受液器の寿命の増大を図ると共に、熱交換性能の維持
を図ること。 【解決手段】 筒状に形成された受液器本体11と、こ
の受液器本体11の下方の開口部11aから挿入され、
基端面27を開口部側に向けて開口部11aを閉塞する
栓体20とを具備する受液器において、栓体20の先端
部と受液器本体11の内周面との間に第1のシール部材
であるOリング41を介在すると共に、このOリング4
1より開口部側における栓体20と受液器本体11の内
周面との間に第2のシール部材であるシールパッキン4
3を介在してなる。これにより、受液器本体11内への
腐食性液等の侵入を防止することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えば自動車や
家屋等に設置する空調設備に組み込まれたものであっ
て、凝縮器で液化した熱媒体の気液分離等を行う受液器
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動車や家屋等の冷暖房機に使
用される空調システムは、図12に示すように、圧縮機
a、凝縮器b、受液器c、膨張弁d及び蒸発器eを、配
管fを介して接続してなるものが知られている。このよ
うに構成される空調システムACにおいて、圧縮機aか
ら吐出された高温高圧のガス状熱媒体は、凝縮器bを通
過する間に、被熱交換流体例えば空気との間で熱交換を
行って潜熱を放出することにより、凝縮して液化し始め
る。このようにして気液混合した高温の熱媒体は、一旦
受液器cに貯留されながら気液分離されて、液体のみが
膨張弁dに送られ、膨張弁dにて図示しない小孔から噴
射させることにより、断熱膨張されて低温低圧の霧状と
なって蒸発器eに送られる。
【0003】この蒸発器e内で、熱媒体は被熱交換流体
例えば空気と熱交換を行って潜熱を吸収することによ
り、蒸発して気化する。このようにして気化した低温低
圧の熱媒体は、上記圧縮機aに送られて断熱圧縮され、
高温高圧のガス状熱媒体となって再び凝縮器bへ送られ
る。このような一連のサイクルを繰り返すことによっ
て、空調システムACを冷房・暖房に供することができ
る。
【0004】上記空調システムACにおいて、受液器c
は、凝縮器bから送られる液体と気体とが混合した状態
の熱媒体を気液分離して、内部に液体を一旦貯留する。
更に、1サイクルを経る過程で熱媒体に含まれた夾雑物
等を除去する役割を果たすようになっている。
【0005】即ち、受液器cは、図13に示すように、
円筒状に形成された受液器本体gの上下の開口部を閉塞
したもので構成されている。ただし、図面上は、受液器
cの全体を示すことなく、この受液器cにおける下側の
開口部を栓体hで閉塞する要部のみを示している。そし
て、受液器本体gには、周壁部g1の上側の位置に熱媒
体の流出口(図示せず)が設けられており、下側の位置
に熱媒体の流入口g2が設けられている。
【0006】一方、栓体hは、円柱状に形成されたもの
であって、その外周面に形成されたOリング溝h1にO
リング(シール部材)iが設けられている。Oリングi
は、受液器本体gの内面に密着して、熱媒体が栓体hと
受液器本体gとの間から外に漏れるのを防止するように
なっている。また、栓体hの先端面h2には、フィルタ
jがねじj3によって着脱自在に取り付けられている。
フィルタjは、有底の筒状に形成されたものであり、周
面に設けられた濾過膜j1によって、熱媒体中の夾雑物
を取り除くようになっている。即ち、濾過膜j1の側方
に、上述した流入口g2が配置されており、フィルタj
内にその先端側から流入した熱媒体が濾過膜j1を通っ
て流入口g2に流れるようになっている。
【0007】なお、フィルタjの外周面と受液器本体g
の内周面との間には、所定の隙間があり、フィルタjの
先端外周には、受液器本体gの内周面に密接する鍔部j
2が設けられている。
【0008】また、栓体hには、その先端側の外周に雄
ねじh3が形成されており、受液器本体gには、栓体h
の雄ねじh3と螺合する雌ねじg3が形成されている。
更に、栓体hには、その基端面に六角形状のレンチ穴h
4が形成されている。即ち、栓体hは、レンチ穴h4に
六角レンチ(図示せず)を差し込んで回すことにより、
受液器本体gに対して着脱自在になっている。
【0009】上述した栓体hで受液器本体gの下側の開
口部を閉塞する際には、栓体hの先端面h2にフィルタ
jをねじj3によって取り付けた後、このフィルタj及
び栓体hを受液器本体g内に挿入し、六角レンチで栓体
hをねじを締め付ける方向に回す。そうすると、栓体h
の雄ねじh3が受液器本体gの雌ねじg3に噛み込んで
ゆき、栓体hが受液器本体gに固定された状態になる。
この際、Oリングiが受液器本体gの内周面に密着する
ので、受液器本体gと栓体hとの間から熱媒体が漏れる
のを防止することができる。
【0010】また、図14に示すように、ボルトkを受
液器本体g及び栓体hの貫通孔に挿通した後、そのボル
トkの先端部にナット(図示せず)を螺合することによ
って、栓体hを受液器本体gに固定するように構成した
ものもある。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
受液器cにおいては、受液器本体gの開口部側と栓体h
との間に隙間が生じるため、受液器本体g内に下側から
例えば雨水等の腐食性液等が侵入する恐れがあり、受液
器本体g内に腐食性液が侵入すると、受液器本体gが腐
食し、熱媒体が外部に漏れて、熱交換性能を低下させる
という問題があった。また、受液器本体gの腐食によ
り、栓体hが外せなくなり、フィルタjの交換が行えな
くなるという問題もあった。
【0012】この発明は上記事情に鑑みてなされたもの
であり、受液器本体内への腐食性液等の侵入を防止して
受液器の寿命の増大を図ると共に、熱交換性能の維持を
図ることのできる受液器を提供することを課題としてい
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、筒状に形成された受液器本
体と、この受液器本体の下方の開口部から挿入され、基
端面を開口部側に向けて開口部を閉塞する栓体とを具備
する受液器において、 上記栓体の先端部と上記受液器
本体の内周面との間に第1のシール部材を介在すると共
に、この第1のシール部材より開口部側における栓体と
受液器本体の内周面との間に第2のシール部材を介在し
てなることを特徴とする。
【0014】請求項1記載の発明によれば、栓体の先端
部と受液器本体の内周面との間に第1のシール部材を介
在すると共に、この第1のシール部材より開口部側にお
ける栓体と受液器本体の内周面との間に第2のシール部
材を介在するので、第1のシール部材によって熱媒体が
栓体と受液器本体との間から外部に漏れるのを防止し、
第2のシール部材によって腐食性液等が受液器本体内に
侵入するのを防止することができる。また、万一、熱媒
体が第1のシール部材を通過したとしても第2のシール
部材にて外部への漏れを防止することができる。また、
万一、腐食性液等が第2のシール部材を通過したとして
も第1のシール部材にて内部への侵入を阻止することが
できる。したがって、熱媒体の外部への漏れ、及び腐食
性液等の内部への侵入を確実に防止することができるの
で、受液器の寿命の増大及び熱交換性能の向上を図るこ
とができる。
【0015】請求項2記載の発明は、筒状に形成された
受液器本体と、この受液器本体の下方の開口部から挿入
され、基端面を開口部側に向けて開口部を閉塞する栓体
とを具備する受液器において、 上記栓体の先端部と上
記受液器本体の内周面との間に第1のシール部材を介在
し、 上記受液器本体の内周面における上記栓体の基端
面に対応する位置に、環状の周溝を設け、 上記周溝内
に、上記栓体の抜け止め用の止め輪を配設すると共に、
この止め輪と栓体の基端面との間に第2のシール部材を
介在してなることを特徴とする。この場合、第2のシー
ル部材は、止め輪と栓体の基端面との間に介在されるも
のであれば、ドーナツ状シール部材であってもよく(請
求項3)、あるいは、円板状シール部材であってもよい
(請求項4)。
【0016】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明に加えてワンタッチで簡単に栓体を受液器本体
に固定すると同時に、第2のシール部材を取り付けるこ
とができる。したがって、組立工数の低減を図ることが
できる。しかも、雄ねじや雌ねじ等を加工する必要がな
いので、加工費用の低減を図ることができる。よって、
製造コストの低減を図ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明に係る受液器の実
施形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、従来例
で示した構成要素と共通する要素には同一の符号を付
し、その説明を簡略化する。
【0018】◎第一実施形態 図1は、この発明の受液器の第一実施形態を示す縦断面
図、図2は、図1の底面図である。受液器10は、円筒
状に形成された受液器本体11と、この受液器本体11
の下側開口部11aから挿入され、この下側開口部11
aを閉塞する栓体20と、この栓体20の受液器本体1
1内方に位置する先端面26に取り付けられ、受液器本
体11内に供給される熱媒体中の不純物を捕捉するフィ
ルタ30とを具備してなる。この場合、受液器本体11
の平行内周面(内周面)11gには、栓体20の基端面
27に対応する位置に、環状の周溝50を設け、この周
溝50には、栓体20を抜け止めするための止め輪42
が設けられている。
【0019】以下、上記構成について更に詳細に説明す
る。即ち、上記受液器10は、図9〜図11に示すよう
に、凝縮器bに取り付けられた状態になっている。
【0020】凝縮器bは、図9に示すように、一対のヘ
ッダーパイプ2a,2bと、これらのへッダーパイプ2
a,2b間に架設される複数の熱交換管3と、各熱交換
管3の間に介設されると共に、一体に接合される熱交換
用フィン例えばコルゲートフィン4とで主に構成されて
いる。
【0021】ヘッダーパイプ2a,2bは、例えばアル
ミニウム製の押出形材にて略円筒状に形成されており、
その上下端部にはキヤップ部材5が被着固定されてい
る。また、一方のヘッダーパイプ2a(図9において左
側)の例えば外方側上端付近には熱媒体の流入ロ7が設
けられており、他方のヘッダーパイプ2b(図9におい
て右側)の外方側下端付近には、熱媒体の流出口8が設
けられている。更に、ヘッダーパイプ2aの側面には、
図1及び図10に示すように、上記受液器10と連通す
るために、熱媒体の流出孔9a及び流入孔9bが穿設さ
れており、これらの流出孔9a及び流入孔9bと連通す
るようにして、受液器10がヘッダーパイプ2aに一体
的にろう付されている。なお、ヘッダーパイプ2aに
は、流出孔9a側と、流入孔9b側とを区切る仕切板9
cが設けられている。
【0022】また、熱交換管3は、図9及び図11に示
すように、アルミニウム製の押出形材にて例えば偏平な
板状に形成されており、その内部には長手方向に向かっ
て貫通する複数に区画された熱媒体の流路(図示せず)
が形成されている。このように形成される熱交換管3の
両端部は、両ヘッダーパイプ2a,2b側面の対向する
側に、適宜間隔をおいて互いに平行に配列される複数の
スリット(図示せず)に挿入固着されている。
【0023】熱交換用フィン即ちコルゲートフィン4
は、図9に示すように、アルミニウム製の板材を屈曲す
ることにより連続波形状に形成されており、各熱交換管
3の間に介設されてろう付されている。この場合、最上
段及び最下段に配設された熱交換管3の外方側にもコル
ゲートフィン4がろう付接合されており、これらの両コ
ルゲートフィン4を保護するために、両コルゲートフィ
ン4の更に外方側にはサイドプレート6がろう付接合さ
れている。
【0024】上記受液器10の一構成要素である受液器
本体11は、図1、図11に示すように、例えばアルミ
ニウム製の押出形材にて円筒状に形成されており、その
外周部における上下の各位置に、ヘッダーパイプ2aに
ろう付けするための接合部16,17が一体に形成され
ている。そして、下側の接合部17には、図1に示すよ
うに、ヘッダーパイプ2aの流出孔9aに一致する位置
に、流出口12が形成されていると共に、流入孔9bに
一致する位置に、流入口13が形成されている。
【0025】流出孔9aと流出口12は、ヘッダーパイ
プ2a内における仕切板9cの上側と、受液器本体11
内におけるフィルタ30の入口側とを連通するようにな
っている。一方、流入孔9bと流入口13は、ヘッダー
パイプ2a内における仕切板9cの下側と、受液器本体
11内におけるフィルタ30の出口側とを連通するよう
になっている。
【0026】また、受液器本体11の上側開口部11b
は、キャップ部材15によって閉塞されている。このキ
ャップ部材15は、アルミニウムによって形成されたも
のであり、例えばろう付けによって受液器本体11に固
定されている。そして、受液器本体11の内周面は、断
面が円形状の基準内周面11e及び拡径内周面11hに
よって形成されている。基準内周面11eは、乾燥剤4
4を収容する部分に対応する第1基準内周面11cと、
フィルタ30を収容する部分に対応し、第1基準内周面
11cよりわずかに拡径された第2基準内周面11dと
によって形成されている。そして、図1に示すように、
第1基準内周面11cと第2基準内周面11dとの境の
部分が段部11iになっている。
【0027】基準内周面11hは、図1に示すように、
もともと第2基準内周面11dであった部分をスピニン
グ加工などの塑性加工により拡径したものであり、平行
内周面11gとテーパ内周面11fとによって形成され
ている。第2基準内周面11dとテーパ内周面11f、
及びテーパ内周面11fと平行内周面11gは、滑らか
な曲面を介して連続的に形成されている。
【0028】栓体20は、図1及び図4に示すように、
アルミニウム等の金属によって断面円形状に形成された
ものであって、第2基準内周面11dに嵌合する先端部
が基準径部21になっており、この基準径部21の基端
側の部分が拡径部22になっている。基準径部21の先
端部側には、第1のシール部材であるOリング41を取
り付けるためのOリング溝23が形成され、また、この
Oリング溝23より基端部側には、第2のシール部材で
あるシールパッキン43を取り付けるためのシールパッ
キン溝24が形成されている。拡径部22は、平行内周
面11gに嵌合するように形成されていると共に、軸方
向の長さが平行内周面11gよりやや短く形成されてい
る。
【0029】Oリング41とシールパッキン43は、図
4(b)に示すように、Oリング溝23又はシールパッ
キン溝24に取り付けられた状態において、基準径部2
1の外周面から円弧状に膨出している。ただし、上記平
行内周面11gの径は、Oリング41、シールパッキン
43の外径と同等か、若しくはそれ以上に形成されてい
る。このため、栓体20を受液器本体11に挿入する際
に、Oリング41及びシールパッキン43が平行内周面
11gから圧縮変形を受けることがない。ただし、Oリ
ング41は、図1に示すように、第2基準内周面11d
に挿入された状態において、ほぼ基準径部21の外周径
まで圧縮変形されて第2基準内周面11dに密着するよ
うになっている。一方、シールパッキン43は、図1に
示すように、テーパ内周面11fに挿入された状態にお
いて、ほぼテーパ内周面11fの外周径まで圧縮変形さ
れてテーパ内周面11fに密着するようになっている。
【0030】また、受液器本体11における平行内周面
11gには、図1及び図2に示すように、止め輪42を
嵌合して保持する周溝50が形成されている。周溝50
の位置は、後述するフィルタ30のシール部30dが段
部11iに当接した状態において、周溝50に嵌められ
た止め輪42が栓体20の基端面27に丁度当接する位
置になっている。
【0031】止め輪42は、図2において45度方向に
交差する斜線で示すように、略C字状に形成されたもの
であり、その周方向の各端部であって互いに対向する位
置には係止孔42aが形成されている。そして、各係止
孔42aを互いに近づける方向に治具で変形させること
によって弾性的に縮径するようになっており、この縮径
した状態で平行内周面11g内に挿入することによっ
て、周溝50に容易に嵌合することが可能になってい
る。
【0032】更に、栓体20は、図1、図2及び図4に
示すように、基端面27から先端側の所定位置までの部
分が円筒部20aになっており、この円筒部20aより
先端側の部分が円柱部20bになっている。上述したO
リング溝23とシールパッキン溝24は基準径部21に
形成されている。また、円筒部20a内には、円柱部2
0bの軸心位置から基端側に突出する突起20cが設け
られている。この突起20cは、基端面27から突出し
ないような高さに形成されている。
【0033】また、栓体20には、その先端面26の軸
心位置に、軸方向に延びる所定の深さの凹部26aが形
成されている。この凹部26aは、断面が円形状に形成
されている。
【0034】フィルタ30は、図1及び図3に示すよう
に、円筒状に形成された周壁部30a及びこの周壁部3
0aの一方の開口端を閉塞する底壁部30bを有し、こ
の底壁部30bの底面33を栓体20の先端面26に当
接するようにして取り付けられるようになっており、底
壁部30bの底面33には上記凹部26aに嵌合する凸
部33aが設けられている。
【0035】即ち、フィルタ30は、合成樹脂としての
例えばナイロンによって一体に形成されたフィルタ本体
31と、同じくナイロンで網目状に形成された濾過膜3
2とを備えたものである。フィルタ本体31は、円筒状
に形成された周壁部30aを有し、この周壁部30aの
下側に底壁部30bが形成されている。周壁部30aの
上側は、そのまま開口されており、同上側の開口端外周
には、鍔部30cを介して円筒状のシール部30dが形
成されている。
【0036】周壁部30aには、図3に示すように、周
方向に4等分する位置に窓30eが形成されている。各
窓30eは、側面視で四角形状に形成されており、各窓
30eの間が周壁部30aにおける支柱30fになって
いる。
【0037】底壁部30bには、その底面33の軸心位
置に凸部33aが形成されている。この凸部33aは、
断面が円形状に形成されており、上記凹部26aに嵌合
するようになっている。凸部33aと凹部26aの嵌合
精度は、容易に嵌合可能なすきまばめ程度の嵌合公差と
なっている。
【0038】鍔部30cは、薄く形成されており、シー
ル部30dにおける軸方向のほぼ中央の位置に接続され
ている。シール部30dは、その外径が第2基準内周面
11dに対してしまりばめを構成する程度に、同第2基
準内周面11dの径よりわずかに大きく形成されてい
る。即ち、シール部30dは、第2基準内周面11dか
らの圧縮力を受けて、鍔部30cと共に弾性的にわずか
に変形し、第2基準内周面11dに密着するようになっ
ている。また、シール部30dの先端縁部は、栓体20
を止め輪42によって受液器本体11に固定した状態に
おいて、上記段部11iに所定の加圧状態で当接するよ
うになっている。これにより、フィルタ30は、栓体2
0から離れないようになっている。
【0039】濾過膜32は、例えばナイロンの糸で網状
に形成されており、フィルタ本体31の成形時にフィル
タ本体31に一体的に固定されるようになっている。た
だし、この濾過膜32は、フィルタ本体31に複数の孔
を網目状に成形することによって、同フィルタ本体31
と完全に一体のもので構成してもよい。
【0040】上記のように構成された受液器10を組み
立てるには、まず受液器本体11内に乾燥剤44を挿入
した後、フィルタ30を有する栓体20を、そのフィル
タ30側から受液器本体11に挿入する。この際、平行
内周面11gの径が第2基準内周面11dの径に比べて
大きく形成されているので、フィルタ30のシール部3
0dが下側開口部11aや周溝50に引っ掛かることな
く、平行内周面11g内にスムーズに入る。更に、シー
ル部30dは、テーパ内周面11fに案内されるように
してスムーズに圧縮変形しながら第2基準内周面11d
に入り、同基準内周面11dに所定の圧力で密着した状
態になる。
【0041】一方、Oリング41は、基準径部21から
の膨出量が大きいものの、平行内周面11gの径がOリ
ング41を圧縮変形しない程度の大きさの径に形成され
ているので、下側開口部11aや周溝50に引っ掛かる
ことなく、平行内周面11g内にスムーズに入る。更
に、Oリング41は、テーパ内周面11fに案内される
ようにしてスムーズに圧縮変形しながら第2基準内周面
11dに入り、同基準内周面11dに所定の圧力で密着
した状態になる。また、シールパッキン43も、基準径
部21からの膨出量が大きいものの、平行内周面11g
の径がシールパッキン43を圧縮変形しない程度の大き
さの径に形成されているので、下側開口部11aや周溝
50に引っ掛かることなく、平行内周面11g内にスム
ーズに入り、テーパ内周面11fに所定の圧力で密着し
た状態になる。
【0042】そして、フィルタ30のシール部30dが
段部11iに当接し、鍔部30c等が所定量弾性変形す
る。この変形により、フィルタ30から段部11iに所
定量の圧力がかると共に、この時点で栓体20の基端面
27と、周溝50における内方の側面とがほぼ一致した
状態になる。そこで、弾性的に縮径した止め輪42を下
側開口部11aから平行内周面11gに挿入し、周溝5
0の位置で止め輪42の縮径変形を解除する。そうする
と、止め輪42が弾性的に拡径して周溝50に嵌まり、
栓体20の基端面27が止め輪42に当接した状態にな
る。これにより、栓体20の位置が確定し、フィルタ3
0のシール部30dは所定の圧力で段部11iに押し付
けられた状態を維持し続けることになる。
【0043】一方、乾燥剤44やフィルタ30の交換
は、上記止め輪42を縮径して周溝50及び平行内周面
11gから取り出した後に、栓体20を受液器本体11
から引き抜くことによって、容易に行うことができる。
栓体20は、突起20cをペンチ等の把持手段でつかん
で引き抜くことにより簡単に取り外すことができる。ま
た、フィルタ30は、その凸部33aを栓体20の凹部
26aに挿入したり、引き抜いたりすることにより、栓
体20に対して容易に着脱することができる。
【0044】また、上記のようにして組み立てられた受
液器10には、凝縮器bにおけるヘッダーパイプ2aの
流出孔9aから流出口12を通って熱媒体が流入し、こ
の熱媒体が乾燥剤44とフィルタ30を浸透・通過す
る。これにより、熱媒体中に含まれる夾雑物及び水分を
除去することができる。このようにして浄化された熱媒
体のうち、液化部分のものは流入口13からへッダーパ
イプ2aの流入孔9bを通過してへッダーパイプ2a内
に流入し、凝縮器bで再び冷却されることになり、気体
部分のものは受液器本体11内の上部に残ることにな
る。
【0045】上記のように構成された受液器10によれ
ば、栓体20を下側開口部11aから受液器本体11に
挿入した後、周溝50に止め輪42を嵌めることによ
り、ワンタッチで簡単に栓体20を受液器本体11に固
定することができる。よって、組立工数の低減を図るこ
とができる。しかも、従来例で示したような雄ねじや雌
ねじ等を加工する必要がないので、加工費用の低減を図
ることができる。したがって、製造コストの低減を図る
ことができる。
【0046】また、Oリング41やシールパッキン43
を、下側開口部11aや周溝50等に引っ掛けることな
く、第2基準内周面11dまで挿入することができる。
また、フィルタ30のシール部30dも下側開口部11
aや周溝50等に引っ掛けることなく、第2基準内周面
11dに挿入することができる。したがって、Oリング
41、シールパッキン43やフィルタ30を傷つけるこ
となく、栓体20を受液器本体11内に容易に挿入する
ことができると共に、Oリング41を十分圧縮変形させ
て、受液器本体11と栓体20との間から熱媒体が外に
漏れるのを確実に防止することができると共に、シール
パッキン43を十分圧縮変形させて、受液器本体11と
栓体20との間から腐食液等が内部に侵入するのを確実
に防止することができる。しかも、基準内周面11eと
第2基準内周面11dとが滑らかに連続的につながって
いるので、Oリング41やシールパッキン43が受液器
本体11内で圧縮変形を受ける際に傷つくことも全くな
い。
【0047】更に、フィルタ30は、そのシール部30
dが基準内周面11dに所定の圧力で密着する状態にな
り、その密着する範囲が軸方向に長くなっているので、
熱媒体がシール部30dの外側をバイパスしてしまうの
を確実に防止することができる。したがって、フィルタ
30の濾過性能の向上を図ることができる。
【0048】また、凸部33aと凹部26aとを嵌合さ
せるだけで、フィルタ30を栓体20に簡単に取り付け
ることができるので、従来のようにねじでフィルタを栓
体に固定する場合に比べて、フィルタ30の取り付け、
取り外しがきわめて簡単になる。したがって、フィルタ
30を栓体20に取り付ける工数の低減を図ることがで
きる。しかも、ねじが不要になるので、部品点数を低減
することができると共に、ねじ孔をあけるなどの加工工
数の低減も図ることができる。この結果、大量生産を行
う場合には、特に大幅なコストダウンを図ることができ
る。
【0049】更に、凸部33aと凹部26aとの嵌合に
よって、栓体20の軸心とフィルタ30の軸心とを容易
に一致させることができるので、結局、フィルタ30の
軸心を受液器本体11の軸心に容易に一致させることが
できる。即ち、ねじでフィルタを栓体に固定する従来の
場合には、フィルタの軸心を栓体の軸心に一致させるの
が困難であったが、本実施形態ではこの軸心の一致がき
わめて簡単になる。したがって、この点からも、組立工
数の低減を図ることができる。
【0050】また更に、栓体20を受液器本体11に止
め輪42で固定した状態において、フィルタ30のシー
ル部30dの先端が段部11iに所定の圧力で係止する
ようになっているので、フィルタ30が栓体20から離
れるのを確実に防止することができる。しかも、シール
部30dの先端と段部11iとの接触によって、このシ
ール部30dがシールする面積が大きくなるので、熱媒
体がフィルタ30の外側をバイパスしてしまうのをより
確実に防止することができる。
【0051】◎第二実施形態 図5は、この発明の受液器の第二実施形態の要部を示す
拡大断面図である。第二実施形態は、上記シールパッキ
ン43を栓体20の別の位置に取り付けて受液器本体1
1の内周面との隙間をシールするようにした場合であ
る。即ち、図5に示すように、栓体20の拡径部22に
シールパッキン溝25を形成し、このシールパッキン溝
25内にシールパッキン43を取り付けるようにした場
合である。
【0052】このようにして取り付けられたシールパッ
キン43は、シールパッキン溝25に取り付けられた状
態において、拡径部22の外周面から円弧状に膨出して
おり、栓体20を受液器本体11に挿入する際に、シー
ルパッキン43が平行内周面11gに挿入された状態に
おいて、圧縮変形されて平行内周面11gに密着するよ
うになっている。したがって、腐食性液等が内部に侵入
するのを防止することができる。
【0053】なお、第二実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、説明は省略する。
【0054】◎第三実施形態 図6は、この発明の受液器の第三実施形態の拡大断面図
である。第三実施形態は、シールパッキンの取付を容易
にした場合である。即ち、図6に示すように、上記受液
器本体11の内周面における上記栓体20の基端面に対
応する位置に、環状の周溝50Aを設け、この周溝50
A内に、栓体20の抜け止め用の止め輪42を配設する
と共に、この止め輪42と栓体20の基端面との間に第
2のシール部材であるドーナツ状シールパッキン43A
を介在した場合である。この場合、周溝50Aは、止め
輪42の厚さとシールパッキン43Aの厚さ分の幅に形
成されている。シールパッキン43Aを取り付けるに
は、上述したように、受液器本体11の下側開口部11
a内に栓体20を挿入した後、シールパッキン43Aを
周溝50A内に挿入すると共に、弾性的に縮径した止め
輪42を周溝50A内に挿入し、縮径変形を解除して、
止め輪42を周溝50A内に嵌合する。これにより、シ
ールパッキン43Aは、栓体20の基端面27に密接さ
れた状態となる。
【0055】なお、第三実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、説明は省略する。
【0056】◎第四実施形態 図7は、この発明の受液器の第四実施形態の拡大断面
図、図8は、図7の底面図である。第四実施形態は、上
記第三実施形態におけるドーナツ状のシールパッキン4
3Aに代えて円板状のシールパッキン43Bを用いて、
栓体20の基端面27の全域にシールパッキン43Bを
密接させて、シール性の向上を図れるようにした場合で
ある。即ち、図7及び図8に示すように、上記第三実施
形態と同様に、受液器本体11の内周面における上記栓
体20の基端面に対応する位置に、環状の周溝50Aを
設け、この周溝50A内に、止め輪42を配設すると共
に、この止め輪42と栓体20の基端面との間に第2の
シール部材である円板状シールパッキン43Bを介在し
た場合である。これにより、シールパッキン43Bは、
栓体20の基端面27の全面に密接された状態となるの
で、雨水等の腐食性液等が受液器本体11の開口部11
aから受液器本体11内に侵入するのを確実に阻止する
ことができる。
【0057】なお、第四実施形態において、その他の部
分は上記第一実施形態と同じであるので、同一部分には
同一符号を付して、説明は省略する。
【0058】◎その他の実施形態 上記各実施形態においては、基準内周面11hの形成の
ために円筒状の壁部全体を半径方向外側に膨出させるよ
うに構成したが、壁部の内面のみを拡径することによっ
て基準内周面11hを形成するようにしてもよい。
【0059】また、受液器10から出た熱媒体を再び凝
縮器bに流入させるようにしたが、この熱媒体は受液器
10からそのまま膨張弁dに流出させるようにしてもよ
い。ただし、熱媒体に対する冷却効果を高める上で、液
状の熱媒体を受液器10から再び凝縮器bに流入するこ
とが好ましい。
【0060】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、上記のように構成されているので、以下のような優
れた効果が得られる。
【0061】(1)請求項1記載の発明によれば、栓体
の先端部と受液器本体の内周面との間に第1のシール部
材を介在すると共に、この第1のシール部材より開口部
側における栓体と受液器本体の内周面との間に第2のシ
ール部材を介在するので、第1のシール部材によって熱
媒体が栓体と受液器本体との間から外部に漏れるのを防
止し、第2のシール部材によって腐食性液等が受液器本
体内に侵入するのを防止することができる。また、万
一、熱媒体が第1のシール部材を通過したとしても第2
のシール部材にて外部への漏れを防止することができ
る。また、万一、腐食性液等が第2のシール部材を通過
したとしても第1のシール部材にて内部への侵入を阻止
することができる。したがって、熱媒体の外部への漏
れ、及び腐食性液等の内部への侵入を確実に防止するこ
とができるので、受液器の寿命の増大及び熱交換性能の
向上を図ることができる。
【0062】(2)請求項2記載の発明によれば、上記
(1)に加えてワンタッチで簡単に栓体を受液器本体に
固定すると同時に、第2のシール部材を取り付けること
ができるので、組立工数の低減を図ることができる。し
かも、雄ねじや雌ねじ等を加工する必要がないので、加
工費用の低減を図ることができると共に、製造コストの
低減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の受液器の第一実施形態を示す縦断面
図である。
【図2】上記受液器を示す底面図である。
【図3】上記受液器におけるフィルタを示す図であっ
て、(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は底面図
である。
【図4】上記受液器における栓体を示す図であって、
(a)は平面図、(b)は断面図、(c)は底面図であ
る。
【図5】この発明の受液器の第二実施形態を示す拡大断
面図である。
【図6】この発明の受液器の第三実施形態を示す拡大断
面図である。
【図7】この発明の受液器の第四実施形態を示す拡大断
面図である。
【図8】図7の底面図である。
【図9】上記受液器を装着した凝縮器を示す正面図であ
る。
【図10】上記受液器を装着した凝縮器を示す側面図で
ある。
【図11】上記受液器を装着した凝縮器を示す図であっ
て、図9のXI−XI線に沿う断面図である。
【図12】従来の空調機の構成を示すブロック図であ
る。
【図13】上記空調機における受液器を示す図であっ
て、(a)は要部分解断面図、(b)は栓体の底面図で
ある。
【図14】上記空調機における他の受液器を示す要部断
面図である。
【符号の説明】
10 受液器 11 受液器本体 20 栓体 23 Oリング溝 24,25 シールパッキン溝 27 基端面 41 Oリング(第1のシール部材) 42 止め輪 43,43A,43B シールパッキン(第2のシール
部材) 50,50A 周溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筒状に形成された受液器本体と、この受
    液器本体の下方の開口部から挿入され、基端面を開口部
    側に向けて開口部を閉塞する栓体とを具備する受液器に
    おいて、 上記栓体の先端部と上記受液器本体の内周面との間に第
    1のシール部材を介在すると共に、この第1のシール部
    材より開口部側における栓体と受液器本体の内周面との
    間に第2のシール部材を介在してなることを特徴とする
    受液器。
  2. 【請求項2】 筒状に形成された受液器本体と、この受
    液器本体の下方の開口部から挿入され、基端面を開口部
    側に向けて開口部を閉塞する栓体とを具備する受液器に
    おいて、 上記栓体の先端部と上記受液器本体の内周面との間に第
    1のシール部材を介在し、 上記受液器本体の内周面における上記栓体の基端面に対
    応する位置に、環状の周溝を設け、 上記周溝内に、上記栓体の抜け止め用の止め輪を配設す
    ると共に、この止め輪と栓体の基端面との間に第2のシ
    ール部材を介在してなることを特徴とする受液器。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の受液器において、 上記第2のシール部材が、ドーナツ状シール部材である
    ことを特徴とする受液器。
  4. 【請求項4】 請求項2記載の受液器において、 上記第2のシール部材が、円板状シール部材であること
    を特徴とする受液器。
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