JP2001081811A - 建設機械用キャブ - Google Patents

建設機械用キャブ

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JP2001081811A
JP2001081811A JP26092199A JP26092199A JP2001081811A JP 2001081811 A JP2001081811 A JP 2001081811A JP 26092199 A JP26092199 A JP 26092199A JP 26092199 A JP26092199 A JP 26092199A JP 2001081811 A JP2001081811 A JP 2001081811A
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JP
Japan
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cab
floor frame
seal member
cab body
fitted
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JP26092199A
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Masanori Sogawa
正典 十川
Haruhide Namura
晴秀 名村
Koudo Tsuji
交堂 辻
Kenji Taira
賢治 平
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内部の密閉性を向上して外部からの塵埃や騒
音の侵入を防止し、快適性を向上することができる建設
機械用キャブを提供する。 【解決手段】 底部が開口しているキャブ本体2にフロ
アフレーム3を嵌合してキャブ1を構成すると共に、キ
ャブ本体2とフロアフレーム3との間をシールする。フ
ロアフレーム3はキャブ本体2の内側に挿入して嵌合さ
れる。そして、シール部材11は、キャブ本体2側のマ
ウント部5a、5bとフロアフレーム3との上下の接合
面間に介在される。あるいは、フロアフレーム3の外周
部とこれに対向するキャブ本体2側の内周部との間にシ
ール部材を配置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、油圧ショベルな
どの建設機械に配置される建設機械用キャブに関するも
のであり、さらに詳しくは、内部の密閉性を向上するた
めのシール構造を備えた建設機械用キャブに関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】建設機械の一例としては、例えば油圧シ
ョベルがある。この油圧ショベルは、下部走行体に旋回
装置を介して上部旋回体を旋回可能に設置して構成され
る。上部旋回体には作業機が設けられており、この作業
機を動作させることによって土砂の掘削などの土木作業
を行うことができる。
【0003】また、上部旋回体には油圧ショベルの操作
を行うオペレータが搭乗するキャブが設けられており、
このキャブ内には運転席と操作レバーや操作ペダルなど
から成る操作手段とが設けられている。したがって、オ
ペレータは運転席に着席して各種の操作手段を操作する
ことによって、下部走行体による走行、上部旋回体の旋
回及び作業機による所定の作業を行うことができる。ま
た、キャブに対しては、内部の圧力を大気圧より高く設
定するプレッシャライズを行うことができる。
【0004】図2は、本発明の一実施の形態を示す分解
斜視図であるが、基本的構成は従来のものと同一である
ので、図2を参照しながらキャブ1の構成を説明する。
【0005】キャブ1は、キャブ本体2にフロアフレー
ム3を嵌合して構成される。キャブ本体2は、一方が開
口している箱状に形成されており、開口側が底部とな
る。そして、平板状のフロアフレーム3は、底部からキ
ャブ本体2の内側に挿入して嵌合され、ボルト4・4を
締結することによってキャブ本体2の内側に形成された
マウント部5に固定される。
【0006】キャブ本体2の前後左右の4つの側部には
窓用開口部6・6がそれぞれ形成され、この開口部6・
6にガラスが嵌め込まれて窓が構成される。キャブ1内
のオペレータは、窓を通して外部を視認することができ
る。また、キャブ本体2の一側部には上記窓用開口部6
・6と共に、ドア用開口部7が形成され、この開口部7
にはドアが開閉可能に取り付けられる。オペレータは、
ドアを開閉してキャブ1に乗り降りする。一方、フロア
フレーム3には、上記運転席や操作手段を配置するため
の開口部8・8が複数個設けられている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上記キャブ1内の快適
性を向上するためには、キャブ1内の密閉性を向上させ
て、外部からの塵埃や騒音の侵入を防止する必要があ
る。そこで、キャブ本体2の開口部6、7及びフロアフ
レーム3の開口部8の周縁にシール部材を配置するなど
して所定のシール構造を施している。また、キャブ1内
を大気圧よりもやや大きく設定すること(プレッシャラ
イズ)によって、シール状態が不完全で隙間が存在して
いる場合でも、圧力差によって内部から外部へ空気が流
出するようにして、外部からの塵埃等の侵入を防ぐよう
にしている(例えば、特開平10−306467号公報
を参照)。
【0008】ところで、キャブ1においてシール構造を
施す対象となる場所は、主としてキャブ本体2及びフロ
アフレーム3がそれぞれ備える開口部6、7、8の周縁
であり、キャブ本体2とフロアフレーム3との嵌合部位
については対象とされていないのが現状である。しか
し、上記プレッシャライズを効率良く行う上でキャブの
密閉性の向上は重要な要素であり、したがってキャブ本
体2とフロアフレーム3との嵌合部位に適当なシール構
造を施すことが課題となっている。
【0009】本発明は、上記従来の欠点を解決するため
になされたものであって、その目的は、内部の密閉性を
向上して外部からの塵埃や騒音の侵入を防止し、快適性
を向上することができる建設機械用キャブを提供するこ
とにある。
【0010】
【課題を解決するための手段及び効果】そこで請求項1
の建設機械用キャブは、底部が開口しているキャブ本体
2にフロアフレーム3を嵌合して構成すると共に、上記
キャブ本体2と上記フロアフレーム3との間をシールし
たことを特徴としている。
【0011】上記請求項1の建設機械用キャブによれ
ば、キャブ本体2とフロアフレーム3との嵌合部位をシ
ールしたので、密閉性が向上する。これによって、外部
からの塵埃や騒音の侵入が防止され、キャブの快適性が
向上する。
【0012】また請求項2の建設機械用キャブは、上記
フロアフレーム3を上記キャブ本体2の内側に挿入して
嵌合すると共に、上記フロアフレーム3の外周部30と
これに対向するキャブ本体2の内周部5iとの間にシー
ル部材13を配置したことを特徴としている。
【0013】上記請求項2の建設機械用キャブによれ
ば、キャブ本体2とフロアフレーム3とが嵌合した際に
直接接触しない部分にシール部材13を配置したので、
シール部材13に不均一な力が作用することはなく、シ
ール部材13の歪み等が生じないので、良好なシール状
態を実現することができる。仮に、キャブ本体2とフロ
アフレーム3とが嵌合した際に直接接触する部分にシー
ル部材13を配置した場合、シール部材13は2つの部
材2、3間で挟圧されることになるが、例えば2つの部
材2、3をボルト9で締結して固定すると締結位置での
圧力は大きいが、2つの締結位置の中間部分での圧力は
小さくなるため、シール部材13に不均一な力が作用し
て上記中間部分に隙間が生じ、シール状態が不完全にな
ってしまう。したがって、本発明のようにシール部材1
3を配置すれば、良好なシール状態を実現することがで
き、キャブの密閉性が向上する。
【0014】さらに請求項3の建設機械用キャブは、上
記シール部材13は、上記フロアフレーム3の外周部3
0とこれに対向するキャブ本体2の内周部5iとの一方
側に予め固着される本体部13aと、この本体部13a
から上記他方側に向かって延びると共に、先端側が上記
他方側に弾性的に接触するリップ部13bとを有するこ
とを特徴としている。
【0015】上記請求項3の建設機械用キャブによれ
ば、シール部材13はフロアフレーム3の外周部30と
キャブ本体2の内周部5iとの一方側に予め固着されて
いるので、フロアフレーム3とキャブ本体2とを嵌合さ
せるだけでシール部材13を所定の位置に配置すること
ができ、組立作業が簡単になる。また、本体部13aは
フロアフレーム3とキャブ本体2との一方側に予め固着
され、リップ部13bは他方側に弾性的に接触するの
で、シール部材13とフロアフレーム3及びキャブ本体
2との間の確実な接触状態が実現され、良好なシール状
態を実現することができる。
【0016】請求項4の建設機械用キャブは、上記シー
ル部材13のリップ部13bは、上記キャブ本体2と上
記フロアフレーム3との嵌合時におけるシール部材13
の相対移動方向R1の後方側に向かって延びていること
を特徴としている。
【0017】上記請求項4の建設機械用キャブによれ
ば、フロアフレーム3とキャブ本体2とを嵌合させる際
に、シール部材13が固着されていない他方側とリップ
部13bの先端とが接触するが、リップ部13bはシー
ル部材13の相対移動方向R1の後方側、すなわち上記
他方側の相対移動方向R2の前方側に向かって延びてい
るので、リップ部13bは上記他方側によって本体部1
3a側に曲げられてその先端側が上記他方側と接触す
る。仮に、リップ部13bの延びる方向が反対方向であ
れば、リップ部13bは本体部13aから離反する方向
に曲げられてしまうので、リップ部13bの弾性力によ
って嵌合時に余分な力が作用して組立作業が行いにくく
なり、またリップ部13bが外側にめくれ上がった状態
で上記他方側と接触するおそれがある。したがって、本
発明のようにシール部材13を配置したことによって、
フロアフレーム3とキャブ本体2とをスムーズに嵌合さ
せることができると共に、リップ部13bの先端の確実
かつ良好な接触状態を実現することができる。
【0018】請求項5の建設機械用キャブは、キャブ内
の圧力を大気圧よりもやや大きくしたことを特徴として
いる。
【0019】上記請求項5の建設機械用キャブによれ
ば、上記のように密閉性が向上したので、プレッシャラ
イズを効率良く行うことができ、外部からの塵埃や騒音
の侵入を防止して、快適性を向上することができる。
【0020】
【発明の実施の形態】次にこの発明の建設機械用キャブ
の具体的な実施の形態について、図面を参照しつつ詳細
に説明する。図1は、本発明の第1の実施形態である建
設機械用キャブ(以下、単に「キャブ」という。)1の
断面図であり、図2はキャブ1の分解斜視図である。ま
ず、図2を参照しながらキャブ1の概略的構成を説明す
る。
【0021】キャブ1は、建設機械、例えば油圧ショベ
ルに搭載される。油圧ショベルは、下部走行体に旋回装
置を介して上部旋回体を旋回可能に設置して構成され
る。上部旋回体には作業機が設けられており、この作業
機を動作させることによって土砂の掘削などの土木作業
を行うことができる。
【0022】また、上部旋回体には油圧ショベルの操作
を行うオペレータが搭乗するキャブ1が設けられてお
り、このキャブ1内には運転席と操作レバーや操作ペダ
ルなどから成る操作手段とが設けられている。したがっ
て、オペレータは運転席に着席して各種の操作手段を操
作することによって、下部走行体による走行、上部旋回
体の旋回及び作業機による所定の作業を行うことができ
る。また、キャブ1に対しては、内部の圧力を大気圧よ
り高く設定するプレッシャライズを行うことができる。
【0023】キャブ1は、キャブ本体2にフロアフレー
ム3を嵌合して構成される。キャブ本体2は、一方が開
口している箱状に形成されており、開口側が底部とな
る。そして、平板状のフロアフレーム3は、底部からキ
ャブ本体2の内側に挿入して嵌合され、ボルト4・4を
締結することによってキャブ本体2の内側に形成された
マウント部5に固定される。
【0024】キャブ本体2の前後左右の4つの側部には
窓用開口部6・6がそれぞれ形成され、この開口部6・
6にガラスが嵌め込まれて窓が構成される。キャブ1内
のオペレータは、窓を通して外部を視認することができ
る。また、キャブ本体2の一側部には上記窓用開口部6
・6と共に、ドア用開口部7が形成され、この開口部7
にはドアが開閉可能に取り付けられる。オペレータは、
ドアを開閉してキャブ1に乗り降りする。一方、フロア
フレーム3には、上記運転席や操作手段を配置するため
の開口部8・8が複数個設けられている。
【0025】次に図1を参照しながら、キャブ本体2と
フロアフレーム3との間のシール構造について説明す
る。フロアフレーム3は、キャブ本体2の底部から内側
に挿入され、その周縁部上面がマウント部材5a、5b
の下面に、ボルト4及びナット10を締結することによ
って接合される。マウント部5a、5b(総称するとき
は参照符号「5」を用いる。)は、キャブ本体2の底部
近傍の内壁に予め取り付けられている。
【0026】シール部材11は横断面形状が方形であ
り、キャブ本体2とフロアフレーム3との接合部位の全
周にわたって配置されると共に、上下の接合面間に介在
されている。シール部材11は例えばEPDMなどの弾
性体から成るので、シール部材11のみを挟圧したので
はその弾性力によってボルト4とナット10の締結状態
が不安定になってしまう。そこで、上下の接合面間にス
ペーサ12を介在させて、接合面間を一定の間隔に保持
している。これによって、ボルト4とナット10の締結
状態が一定になると共に、シール部材11を適切な圧力
で挟持することができる。したがって、キャブ本体2と
フロアフレーム3とをしっかりと接合して固定できると
共に、良好なシール状態を実現することができる。
【0027】以上のように第1の実施形態によれば、キ
ャブ本体2とフロアフレーム3との接合部位をシールし
たので、キャブ1の密閉性が向上する。これによって、
外部からの塵埃や騒音の侵入が防止され、キャブ1の快
適性が向上する。また、上記のように密閉性が向上した
ので、プレッシャライズを効率良く行うことができ、外
部からの塵埃や騒音の侵入防止効果がより向上し、キャ
ブ1の快適性がさらに向上する。
【0028】ところで、第1の実施形態ではキャブ本体
2とフロアフレーム3とが嵌合した際に直接接触する接
合面間にシール部材11を配置したので、シール部材1
1はキャブ本体2(マウント部5)とフロアフレーム3
との間で挟圧されることになる。この場合、マウント部
5とフロアフレーム3とをボルト4及びナット10で締
結して固定すると、締結位置での圧力は大きいが、2つ
の締結位置の中間部分での圧力は小さくなるため、シー
ル部材11に不均一な力が作用して上記中間部分に隙間
が生じ、シール状態が不完全になってしまうおそれがあ
る。スペーサ12を接合部位の全周にわたって配置すれ
ば、シール部材11にほぼ均一な力を作用させることが
できるが、構造が複雑になるという問題がある。以下の
第2の実施形態は、上記問題を解決するためのものであ
る。
【0029】図3は、本発明の第2の実施形態を示す断
面図である。尚、図1に示す構成と同一の構成には同一
の参照符号を付して詳細な説明は省略する。本実施の形
態では、シール部材13を、フロアフレーム3の外周部
3oとこれに対向するキャブ本体2すなわちマウント部
5の内周部5iとの間に配置している。
【0030】シール部材13は、EPDMなどの弾性体
から成り、そしてマウント部5の内周部5iに予め固着
される本体部13aと、本体部13aからフロアフレー
ム3の外周部3oに向かって延びると共に、先端側が外
周部3oに弾性的に接触するリップ部13bとを有し、
横断面形状が略V字状に形成されている。また、シール
部材13のリップ部13bは、キャブ本体2とフロアフ
レーム3との組立時におけるシール部材13、すなわち
キャブ本体2の相対移動方向R1の後方側(逆方向)に
向かって延びている(図4参照)。
【0031】第2の実施形態においても、上記第1の実
施形態と同様の効果が得られる。また、第2の実施形態
によれば、キャブ本体2とフロアフレーム3とが嵌合し
た際に直接接触しない部分にシール部材13を配置した
ので、シール部材13に不均一な力が作用することはな
く、シール部材13の歪み等が生じないので、良好なシ
ール状態を実現することができる。これによって、キャ
ブ1の密閉性が向上する。
【0032】さらに、シール部材13はキャブ本体2の
マウント部5の内周部5iに予め固着されているので、
フロアフレーム3とキャブ本体2とを嵌合させるだけで
シール部材13を所定の位置に配置することができ、組
立作業が簡単になる。また、本体部13aはマウント部
5の内周部5iに予め固着され、リップ部13bはフロ
アフレーム3の外周部3oに弾性的に接触するので、シ
ール部材13とフロアフレーム3及びキャブ本体2との
間の確実な接触状態が実現され、良好なシール状態を実
現することができる。
【0033】また、フロアフレーム3とキャブ本体2と
を嵌合させる際に、シール部材13が固着されていない
フロアフレーム3の外周部3oとリップ部13bの先端
とが接触するが、リップ部13bはシール部材13の相
対移動方向R1の後方側(逆方向)、すなわちフロアフ
レーム3の相対移動方向R2の前方側に向かって延びて
いるので、リップ部13bはフロアフレーム3によって
本体部13a側に曲げられてその先端側がフロアフレー
ム3の外周部3oと接触する。ここで、リップ部13b
の延びる方向が反対方向である場合を想定すると、リッ
プ部13bは本体部13aから離反する方向に曲げられ
てしまうので、リップ部13bの弾性力によって嵌合時
に余分な力が作用して組立作業が行いにくくなり、また
リップ部13bが外側にめくれ上がった状態でフロアフ
レーム3の外周部3oと接触するおそれがある。したが
って、本実施の形態のようにシール部材13を配置した
ことによって、フロアフレーム3とキャブ本体2とをス
ムーズに嵌合させることができると共に、リップ部13
bの先端の確実かつ良好な接触状態を実現することがで
きる。
【0034】図5は、本発明の第3の実施形態を示す断
面図である。第3の実施形態は、上記第2の実施形態と
類似しており、同一の構成には同一の参照符号を付して
詳細な説明は省略する。第3の実施形態は、シール部材
13の本体部13aをフロアフレーム3の外周部3oに
予め固着した点が、第2の実施形態と相違する。したが
って、シール部材13のリップ部13bは、キャブ本体
2とフロアフレーム3との組立時におけるシール部材1
3、すなわちフロアフレーム3の相対移動方向R1の後
方側(逆方向)に向かって延びている(図6参照)。第
3の実施形態においても、上記第2の実施形態と同様の
効果が得られる。
【0035】尚、上記の第1〜第3の実施形態のいずれ
においても、キャブ1内の圧力を大気圧よりもやや大き
く設定するプレッシャライズを行うことができる。この
場合、上記のようにキャブ1の密閉性が向上したので、
プレッシャライズを効率良く行うことができ、外部から
の塵埃や騒音の侵入を防止して、快適性を向上すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示す断面図である。
【図2】キャブの構成を示す分解斜視図である。
【図3】本発明の第2の実施形態を示す断面図である。
【図4】第2の実施形態の組立時の状態を示す断面図で
ある。
【図5】本発明の第3の実施形態を示す断面図である。
【図6】第3の実施形態の組立時の状態を示す断面図で
ある。
【符号の説明】
1 建設機械用キャブ 2 キャブ本体 3 フロアフレーム 3o 外周部 5a マウント部 5b マウント部 5i 内周部 11 シール部材 13 シール部材 13a 本体部 13b リップ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 辻 交堂 大阪府枚方市上野3丁目1番1号 株式会 社小松製作所大阪工場内 (72)発明者 平 賢治 大阪府枚方市上野3丁目1番1号 株式会 社小松製作所大阪工場内 Fターム(参考) 2D015 EB00 EC01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 底部が開口しているキャブ本体(2)に
    フロアフレーム(3)を嵌合して構成すると共に、上記
    キャブ本体(2)と上記フロアフレーム(3)との間を
    シールしたことを特徴とする建設機械用キャブ。
  2. 【請求項2】 上記フロアフレーム(3)を上記キャブ
    本体(2)の内側に挿入して嵌合すると共に、上記フロ
    アフレーム(3)の外周部(30)とこれに対向するキ
    ャブ本体(2)の内周部(5i)との間にシール部材
    (13)を配置したことを特徴とする請求項1の建設機
    械用キャブ。
  3. 【請求項3】 上記シール部材(13)は、上記フロア
    フレーム(3)の外周部(30)とこれに対向するキャ
    ブ本体(2)の内周部(5i)との一方側に予め固着さ
    れる本体部(13a)と、この本体部(13a)から上
    記他方側に向かって延びると共に、先端側が上記他方側
    に弾性的に接触するリップ部(13b)とを有すること
    を特徴とする請求項2の建設機械用キャブ。
  4. 【請求項4】 上記シール部材(13)のリップ部(1
    3b)は、上記キャブ本体(2)と上記フロアフレーム
    (3)との嵌合時におけるシール部材(13)の相対移
    動方向(R1)の後方側に向かって延びていることを特
    徴とする請求項3の建設機械用キャブ。
  5. 【請求項5】 キャブ内の圧力を大気圧よりもやや大き
    くしたことを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれか
    の建設機械用キャブ。
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