JP2001080933A - 鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラス - Google Patents
鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラスInfo
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- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
- C03C3/00—Glass compositions
- C03C3/04—Glass compositions containing silica
- C03C3/076—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight
- C03C3/11—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing halogen or nitrogen
- C03C3/112—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing halogen or nitrogen containing fluorine
- C03C3/115—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing halogen or nitrogen containing fluorine containing boron
- C03C3/118—Glass compositions containing silica with 40% to 90% silica, by weight containing halogen or nitrogen containing fluorine containing boron containing aluminium
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- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C03—GLASS; MINERAL OR SLAG WOOL
- C03C—CHEMICAL COMPOSITION OF GLASSES, GLAZES OR VITREOUS ENAMELS; SURFACE TREATMENT OF GLASS; SURFACE TREATMENT OF FIBRES OR FILAMENTS MADE FROM GLASS, MINERALS OR SLAGS; JOINING GLASS TO GLASS OR OTHER MATERIALS
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Abstract
(57)【要約】 (修正有)
【課題】溶解温度、加工処理温度、粘性、加工処理機械
への負荷などの点でより優れた方法で加工処理できる鉛
及びバリウムを含まないクリスタルガラスを提供する。 【解決手段】以下重量%で示す、SiO2 59.0−
71.0、TiO2 0.001−8.0、Al2O3
0.01−4.0、CaO 2.0−10.0、Mg
O 0.5−8.0、ZnO 0.01−11.0、K
2O 0.08−11.0、Na2O 3.0−15.
5、Sb2O3又はAs2O3 0.001−1.5、
SrO 0.001−0.1、B2O3 0.01−
3.0、Li 2O 0.01−2.0、SO4 2−−
0.0008−1.2、F− 0.008−0.2、か
ら成り、並びにEr2O3、Nd2O3、CeO2、C
oO、PrO2O3、SeO、NiO、MnO、の類属
のうち少なくとも2つの成分から成り、水分0.025
−0.07重量%を有するクリスタルガラス。
への負荷などの点でより優れた方法で加工処理できる鉛
及びバリウムを含まないクリスタルガラスを提供する。 【解決手段】以下重量%で示す、SiO2 59.0−
71.0、TiO2 0.001−8.0、Al2O3
0.01−4.0、CaO 2.0−10.0、Mg
O 0.5−8.0、ZnO 0.01−11.0、K
2O 0.08−11.0、Na2O 3.0−15.
5、Sb2O3又はAs2O3 0.001−1.5、
SrO 0.001−0.1、B2O3 0.01−
3.0、Li 2O 0.01−2.0、SO4 2−−
0.0008−1.2、F− 0.008−0.2、か
ら成り、並びにEr2O3、Nd2O3、CeO2、C
oO、PrO2O3、SeO、NiO、MnO、の類属
のうち少なくとも2つの成分から成り、水分0.025
−0.07重量%を有するクリスタルガラス。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、屈折指数が1.52よ
り大きく、密度が少なくとも2.45g/cm3の高級
ガラス製品を手作業又は機械で製造するための、鉛及び
バリウムを含まないクリスタルガラスに関する。
り大きく、密度が少なくとも2.45g/cm3の高級
ガラス製品を手作業又は機械で製造するための、鉛及び
バリウムを含まないクリスタルガラスに関する。
【0002】
【従来の技術】通常のクリスタルガラスに含まれる鉛及
びバリウムには、そしてそのようなクリスタルガラスか
ら製造されるガラス製品には、比較的短時間で滲出し、
人体組織に入り込む可能性のある、鉛及びバリウムの毒
性が非常に僅かな量であっても存在するため、鉛及びバ
リウムを含まないクリスタルガラスに関心が高まってい
る。
びバリウムには、そしてそのようなクリスタルガラスか
ら製造されるガラス製品には、比較的短時間で滲出し、
人体組織に入り込む可能性のある、鉛及びバリウムの毒
性が非常に僅かな量であっても存在するため、鉛及びバ
リウムを含まないクリスタルガラスに関心が高まってい
る。
【0003】例えば、DE4303474C2に述べら
れているように、従来のクリスタルガラスには、PbO
及びBaOの形態で鉛及びバリウムが存在するが、公知
の、鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラスには、
K2OないしはZnOが比較的多く含まれる。従って、
まず一方で、基本的に鉛及びバリウムを含むクリスタル
ガラスがもつ物理的及び化学的性質を備え、他方、鉛及
びバリウムを含まないクリスタルガラスを要求する法的
基準に合格する、すなわち、1.52を超える屈折指数
及び少なくとも2.45g/cm3の密度をもつ鉛及び
バリウムを含まないクリスタルガラスを溶融して製造す
ることができるのである。
れているように、従来のクリスタルガラスには、PbO
及びBaOの形態で鉛及びバリウムが存在するが、公知
の、鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラスには、
K2OないしはZnOが比較的多く含まれる。従って、
まず一方で、基本的に鉛及びバリウムを含むクリスタル
ガラスがもつ物理的及び化学的性質を備え、他方、鉛及
びバリウムを含まないクリスタルガラスを要求する法的
基準に合格する、すなわち、1.52を超える屈折指数
及び少なくとも2.45g/cm3の密度をもつ鉛及び
バリウムを含まないクリスタルガラスを溶融して製造す
ることができるのである。
【0004】このことは加工処理条件にも言える。つま
り、公知の鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラス
の物理的及び化学的性質は、基本的に、従来知られてい
る鉛及びバリウムを含むクリスタルガラスの物理的及び
化学的性質と同じであるが、いまや公知となった鉛及び
バリウムを含まないクリスタルガラスの溶解温度及び加
工処理温度もまた従前からの「慣れ親しんだ」クリスタ
ルガラスの範囲内にある。
り、公知の鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラス
の物理的及び化学的性質は、基本的に、従来知られてい
る鉛及びバリウムを含むクリスタルガラスの物理的及び
化学的性質と同じであるが、いまや公知となった鉛及び
バリウムを含まないクリスタルガラスの溶解温度及び加
工処理温度もまた従前からの「慣れ親しんだ」クリスタ
ルガラスの範囲内にある。
【0005】通常、溶解温度は約1450℃であり、粘
性η=104dPasを伴う加工処理温度は1000℃
を超える領域内にある。というわけで、まず一方におい
て、十分な加工処理性を得るために必要な最低粘性を確
保しなければならず、他方において、加工処理機械への
負荷の点でガラス温度は高すぎてはならない。
性η=104dPasを伴う加工処理温度は1000℃
を超える領域内にある。というわけで、まず一方におい
て、十分な加工処理性を得るために必要な最低粘性を確
保しなければならず、他方において、加工処理機械への
負荷の点でガラス温度は高すぎてはならない。
【0006】さらに、公知技術として、DE69320
994を挙げなければならない。ここに述べられている
のは、高度の光輝透過性及び高度の光透過性をもつ、手
作業又は機械で製造される中古ガラス製品が有する1.
52を超える屈折指数をもつ鉛及びバリウムを含まない
クリスタルガラスである。そこに記載されているガラス
含量は、基本的に、上述の加工処理パラメータで加工処
理されている。
994を挙げなければならない。ここに述べられている
のは、高度の光輝透過性及び高度の光透過性をもつ、手
作業又は機械で製造される中古ガラス製品が有する1.
52を超える屈折指数をもつ鉛及びバリウムを含まない
クリスタルガラスである。そこに記載されているガラス
含量は、基本的に、上述の加工処理パラメータで加工処
理されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、より
優れた方法で加工処理できる、鉛及びバリウムを含まな
いクリスタルガラスを提供することである。
優れた方法で加工処理できる、鉛及びバリウムを含まな
いクリスタルガラスを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的は、クリスタル
ガラスが、以下の重量%をもつ SiO2 59.0 − 71.0 TiO2 0.001 − 8.0 Al2O3 0.01 − 4.0 CaO 2.0 − 10.0 MgO 0.5 − 8.0 ZnO 0.01 − 11.0 K2O 0.08 − 11.0 Na2O 3.0 − 15.5 Sb2O3又はAs2O3 0.001 − 1.5 SrO 0.001 − 0.1 B2O3 0.01 − 3.0 Li2O 0.01 − 2.0 SO4 2−− 0.0008 − 1.2 F− 0.008 − 0.2 から成り、並びに Er2O3 Nd2O3 CeO2 CoO PrO2O3 SeO NiO MnO の類属のうち少なくとも2つの成分から成り、水分0.
025−0.07重量%を有することを特徴とする、冒
頭に述べた様態のクリスタルガラスにより達成される。
ガラスが、以下の重量%をもつ SiO2 59.0 − 71.0 TiO2 0.001 − 8.0 Al2O3 0.01 − 4.0 CaO 2.0 − 10.0 MgO 0.5 − 8.0 ZnO 0.01 − 11.0 K2O 0.08 − 11.0 Na2O 3.0 − 15.5 Sb2O3又はAs2O3 0.001 − 1.5 SrO 0.001 − 0.1 B2O3 0.01 − 3.0 Li2O 0.01 − 2.0 SO4 2−− 0.0008 − 1.2 F− 0.008 − 0.2 から成り、並びに Er2O3 Nd2O3 CeO2 CoO PrO2O3 SeO NiO MnO の類属のうち少なくとも2つの成分から成り、水分0.
025−0.07重量%を有することを特徴とする、冒
頭に述べた様態のクリスタルガラスにより達成される。
【0009】
【作用】本発明のクリスタルガラスは、0.025−
0.07重量%という範囲の大目の水分を含み、少なめ
の水分をもつクリスタルガラスに比べるとたいへん粘性
の違いを示している。シラノール類の形態でガラス構造
内に浸透する水は、そのガラスが特定の温度で低水分の
クリスタルガラスよりも低い粘性をもつように作用す
る。つまり、ガラスはさらさらした液状となる。このこ
とは、加工処理されるガラスの成形過程で強力な熱放散
が生じ、すなわち、熱はガラス形態で迅速に除去される
という注目すべき利点をもたらす。しかも、比較的速い
冷却が観察されうる。
0.07重量%という範囲の大目の水分を含み、少なめ
の水分をもつクリスタルガラスに比べるとたいへん粘性
の違いを示している。シラノール類の形態でガラス構造
内に浸透する水は、そのガラスが特定の温度で低水分の
クリスタルガラスよりも低い粘性をもつように作用す
る。つまり、ガラスはさらさらした液状となる。このこ
とは、加工処理されるガラスの成形過程で強力な熱放散
が生じ、すなわち、熱はガラス形態で迅速に除去される
という注目すべき利点をもたらす。しかも、比較的速い
冷却が観察されうる。
【0010】低い粘性により、加工処理されるガラスの
搬送はより速くおこなわれるので、機械の高速作動が可
能となる。すなわち、従来の加工処理温度を保ちなが
ら、増大した水分により達成された低粘性により、ガラ
スの効率よい加工処理ができる。もちろん、それに代え
て、通常の加工処理粘性η=104dPasは温度を大
幅に下げれば実現されるのであるから、ガラスの加工処
理温度を低くする方法もある。温度差は、まず水分含量
により、さらには実際に選択されるガラス組成分にもよ
るが、ΔT近似x・10℃であるこのこともまた機械の
負担を軽減し、寿命を延ばす効果をもたらす。
搬送はより速くおこなわれるので、機械の高速作動が可
能となる。すなわち、従来の加工処理温度を保ちなが
ら、増大した水分により達成された低粘性により、ガラ
スの効率よい加工処理ができる。もちろん、それに代え
て、通常の加工処理粘性η=104dPasは温度を大
幅に下げれば実現されるのであるから、ガラスの加工処
理温度を低くする方法もある。温度差は、まず水分含量
により、さらには実際に選択されるガラス組成分にもよ
るが、ΔT近似x・10℃であるこのこともまた機械の
負担を軽減し、寿命を延ばす効果をもたらす。
【0011】本発明により提案されるガラス中の水分増
大は、まずひとつの方法として、水分を含む原料の採用
と共に、ガラス塊の溶融のための酸素加熱装置の使用に
より実現することができる。「水分を含む」原料として
は、例えば、NaOH、Ca(OH)2、Al(OH)
3、Na2B4O7・xH2Oなどや、同類の原料を使
用すればよい。酸素を豊富に含む加熱ガスの燃焼時に発
生する水とあいまって、水分増大は簡単に実現できる。
大は、まずひとつの方法として、水分を含む原料の採用
と共に、ガラス塊の溶融のための酸素加熱装置の使用に
より実現することができる。「水分を含む」原料として
は、例えば、NaOH、Ca(OH)2、Al(OH)
3、Na2B4O7・xH2Oなどや、同類の原料を使
用すればよい。酸素を豊富に含む加熱ガスの燃焼時に発
生する水とあいまって、水分増大は簡単に実現できる。
【0012】もうひとつの方法としては、適切な加熱装
置のダクトを設けることで酸素加熱装置だけで水分を増
大させる方法がある。最後に、ガラス塊の溶融のための
電気坩堝を使用する場合、水蒸気を釜領域に吹き込み、
坩堝の雰囲気を湿潤させる方法がある。水は溶融物の中
に浸透し、その中で結合される。
置のダクトを設けることで酸素加熱装置だけで水分を増
大させる方法がある。最後に、ガラス塊の溶融のための
電気坩堝を使用する場合、水蒸気を釜領域に吹き込み、
坩堝の雰囲気を湿潤させる方法がある。水は溶融物の中
に浸透し、その中で結合される。
【0013】上記のガラス組成分のうち、SiO2は格
子形成体として作用する。TiO2は形成されるFe−
Ti酸化複合体の点で発色団として作用し、SiO2と
は逆に屈折指数を高めるはたらきをする。
子形成体として作用する。TiO2は形成されるFe−
Ti酸化複合体の点で発色団として作用し、SiO2と
は逆に屈折指数を高めるはたらきをする。
【0014】Al2O3は化学的耐性を高め、格子の安
定性を向上させる作用をする。さらに、坩堝の腐蝕を減
らす。
定性を向上させる作用をする。さらに、坩堝の腐蝕を減
らす。
【0015】CaO、MgO及びSrOは化学的耐性を
向上させ、ガラスの粘性に影響を及ぼす。CaOは「短
い」ガラスをもたらすが、MgO及びSrOは「長い」
ガラスの形成をうながす。
向上させ、ガラスの粘性に影響を及ぼす。CaOは「短
い」ガラスをもたらすが、MgO及びSrOは「長い」
ガラスの形成をうながす。
【0016】ZnOは中間酸化物としてはたらき、屈折
指数の向上を促す。格子変換体(溶融合剤)としての役
割を果たすのはLi2O、Na2O及びK2Oである。
これらのうち、Li2Oは屈折指数を向上させる働きを
する。
指数の向上を促す。格子変換体(溶融合剤)としての役
割を果たすのはLi2O、Na2O及びK2Oである。
これらのうち、Li2Oは屈折指数を向上させる働きを
する。
【0017】Sb2O3又はAs2O3は、気泡及びシ
ュリーレンの形成を軽減するための清澄剤として添加さ
れる。両者は相互に交換可能である。
ュリーレンの形成を軽減するための清澄剤として添加さ
れる。両者は相互に交換可能である。
【0018】B2O3は、化学的耐性を高める強力な溶
融合剤である。
融合剤である。
【0019】最後になったが、硫酸塩(SO4 2−−)
も含まれており、これも同じく清澄剤として働く。その
ほかに少量のFlurid(F−)が含まれている。こ
れは脱色をおこない、上記のFe−Ti−酸化物複合体
の形成を妨げる。しかし、F −含量は坩堝内のHFガス
形成の可能性のため少な目に抑えなければならない。
も含まれており、これも同じく清澄剤として働く。その
ほかに少量のFlurid(F−)が含まれている。こ
れは脱色をおこない、上記のFe−Ti−酸化物複合体
の形成を妨げる。しかし、F −含量は坩堝内のHFガス
形成の可能性のため少な目に抑えなければならない。
【0020】さらに、本発明のガラスは、 Er2O3 0.00001−0.01 Nd2O3 0.00001−0.01 CeO2 0.001−0.2 CoO 0.00001−0.01 PrO2O3 0.00001−0.01 SeO 0.00001−0.02 NiO 0.00001−0.01 MnO 0.001−0.05 の類属の少なくとも2つの成分を包含する。なお、これ
らの化合物は脱色剤である。
らの化合物は脱色剤である。
【0021】目的は、明澄で透明なクリスタルガラスを
得ることにある。特に、三酸化プラセオジムの役割を述
べなければならない。プラセオジムはその蛍光特性のた
め軽度の紫色を有し、通常は緑の変色を導くFeイオン
への補色として添加される。そのほか、蛍光特性は、豊
富なプラセオジム含量の場合、そのガラスは全体として
軽度の蛍光を有することをも実現するが、これはそのガ
ラスが軽度の残光効果をもつことになるので、視覚的効
果としては有益である。
得ることにある。特に、三酸化プラセオジムの役割を述
べなければならない。プラセオジムはその蛍光特性のた
め軽度の紫色を有し、通常は緑の変色を導くFeイオン
への補色として添加される。そのほか、蛍光特性は、豊
富なプラセオジム含量の場合、そのガラスは全体として
軽度の蛍光を有することをも実現するが、これはそのガ
ラスが軽度の残光効果をもつことになるので、視覚的効
果としては有益である。
【0022】特に、水分が0.035と0.06重量%
の間にあるときが適切である。 さらに、クリスタルガ
ラスは0.001−4.0重量%のLa2O3及び0.
001−3.0重量%のSnOを含むときが好ましい状
態であることが実証されている。
の間にあるときが適切である。 さらに、クリスタルガ
ラスは0.001−4.0重量%のLa2O3及び0.
001−3.0重量%のSnOを含むときが好ましい状
態であることが実証されている。
【0023】La2O3は屈折指数の向上を促す。Sn
Oは清澄剤として作用し、やはり気泡及びシュリーレン
の形成を軽減するために用いられる。
Oは清澄剤として作用し、やはり気泡及びシュリーレン
の形成を軽減するために用いられる。
【0024】透明で結晶が明瞭であるガラスの製造のた
めに、脱色剤として用いられるガラス成分のうち少なく
とも2つ、しかし好ましくは複数の成分が用いられる
が、そのような脱色剤として用いられるガラス成分の含
量は、以下に示される範囲内にあるときが好ましい状態
であることが実証されている。
めに、脱色剤として用いられるガラス成分のうち少なく
とも2つ、しかし好ましくは複数の成分が用いられる
が、そのような脱色剤として用いられるガラス成分の含
量は、以下に示される範囲内にあるときが好ましい状態
であることが実証されている。
【0025】 Er2O3 0.00001−0.01 Nd2O3 0.00001−0.01 CeO2 0.001−0.2 CoO 0.00001−0.01 PrO2O3 0.00001−0.01 SeO 0.00001−0.02 NiO 0.00001−0.01 MnO 0.001−0.05
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明によるガラスの3
つの実施例を示し、それぞれのガラスにおける密度ψ
(glcm3)、589nmにおける屈折指数nd、粘
性等級η=10 2dPas、η=104dPas、η=
106dPasの温度並びにアッベ数υが示される。ガ
ラスの水分含量の決定は赤外線スペクトロスコープでお
こなわれた。そのために、水分により特徴づけられる赤
外線吸収帯に対する水分含量の決定数が評価された。P
erkin−Elmer社のラムダ9スペクトロメータ
が使われた。密度の決定はCeast社のSink−f
loat機器でおこなった。粘性はVogel−Ful
cher−Tammann法により決定された。
つの実施例を示し、それぞれのガラスにおける密度ψ
(glcm3)、589nmにおける屈折指数nd、粘
性等級η=10 2dPas、η=104dPas、η=
106dPasの温度並びにアッベ数υが示される。ガ
ラスの水分含量の決定は赤外線スペクトロスコープでお
こなわれた。そのために、水分により特徴づけられる赤
外線吸収帯に対する水分含量の決定数が評価された。P
erkin−Elmer社のラムダ9スペクトロメータ
が使われた。密度の決定はCeast社のSink−f
loat機器でおこなった。粘性はVogel−Ful
cher−Tammann法により決定された。
【0027】実施例1: ガラス成分 含量 重量% SiO2 69.0880 TiO2 0.3000 Al2O3 0.3000 CaO 5.7000 MgO 4.5000 ZnO 0.7000 K2O 1.4000 Na2O 14.1000 Sb2O3 0.4000 SrO 0.1000 Fe2O3 0.0200 B2O3 1.8000 Li2O 0.5000 La2O3 0.8000 SnO 0.3000 SO4 2− 0.0200 Cl− 0.0400 F− 0.0010 H2O 0.0300 Er2O3 0.0002 CoO 0.0003 PrO2O3 0.0001
【0028】 特性:密度ψ g/cm3にて 2.539 屈折指数:nd 589nmにて 1.525 粘性η=102dPas T=1.387℃にて 粘性η=104dPas T=1982℃にて 粘性η=106dPas T=787℃にて 特性:アッベ数υ:59.1
【0029】表に見る通り、このガラスは水分含量0.
03重量%を有する。ガラス組成の密度は2.539g
/cm3であり、従って要求される範囲内にある。同じ
ことが、1.525と確認された屈折指数についても言
える。粘性等級η=102dPas、=104dPa
s、η=106dPasに対して測定された温度は明ら
かに対応の公知の比較値より以下にある。そうであれ
ば、通常、加工処理がおこなわれる粘性η=104dP
asはとりわけすでに982℃で達成される。
03重量%を有する。ガラス組成の密度は2.539g
/cm3であり、従って要求される範囲内にある。同じ
ことが、1.525と確認された屈折指数についても言
える。粘性等級η=102dPas、=104dPa
s、η=106dPasに対して測定された温度は明ら
かに対応の公知の比較値より以下にある。そうであれ
ば、通常、加工処理がおこなわれる粘性η=104dP
asはとりわけすでに982℃で達成される。
【0030】水分含量が大きくない同じガラス組成に比
べると、前記の粘性等級で温度差ΔT=20−40℃を
得ることができた。実際に照らせば、これは、溶融体か
ら引き上げられ、加工処理機械に導入されるガラスの1
000℃以上の通常温度では、もっと低い粘性が生まれ
ている、つまり流動的なガラスとなっていることを意味
する。
べると、前記の粘性等級で温度差ΔT=20−40℃を
得ることができた。実際に照らせば、これは、溶融体か
ら引き上げられ、加工処理機械に導入されるガラスの1
000℃以上の通常温度では、もっと低い粘性が生まれ
ている、つまり流動的なガラスとなっていることを意味
する。
【0031】これにより、より大きい機械充填効率を達
成でき、低粘性によりガラスの成形性は良くなり、熱除
去も改善され、総じてプラスの加工処理条件が生まれ
る。これに代わって、加工処理粘性を定める温度がやや
低いままでガラスを機械に導き、機械側の熱的負荷が従
来のように大きくないようにする方法もある。
成でき、低粘性によりガラスの成形性は良くなり、熱除
去も改善され、総じてプラスの加工処理条件が生まれ
る。これに代わって、加工処理粘性を定める温度がやや
低いままでガラスを機械に導き、機械側の熱的負荷が従
来のように大きくないようにする方法もある。
【0032】実施例2: ガラス成分 含量 重量% SiO2 66.8000 TiO2 4.3200 Al2O3 0.6200 CaO 5.4900 ZnO 4.5000 K2O 1.4300 Na2O 13.5000 As2O3 0.4600 Fe2O3 0.0066 B2O3 0.5800 La2O3 1.1300 SnO 0.8800 SO4 2− 0.0010 Cl− 0.0200 F− 0.0200 H2O 0.0400 Nd2O3 0.0002 PrO2O3 0.0003
【0033】 特性:密度ψ g/cm3にて 2.598 屈折指数:nd 589nmにて 1.5507 粘性η=102dPas T=1.408℃にて 粘性η=104dPas T=982℃にて 粘性η=106dPas T=782℃にて 特性:アッベ数υ:49.75
【0034】この実施例でも、密度はψ=2.598g
/cm3、屈折指数は1.5507で要求基準領域内に
ある。このガラス組成でも、低水分の比較用組成に比
べ、ΔT=20−40℃という領域内の温度差をもつ十
分に低い温度ですでに上記の粘性等級が得られるが、こ
れも与えられたガラス組成における多量の水分に起因す
るものと考えられる。
/cm3、屈折指数は1.5507で要求基準領域内に
ある。このガラス組成でも、低水分の比較用組成に比
べ、ΔT=20−40℃という領域内の温度差をもつ十
分に低い温度ですでに上記の粘性等級が得られるが、こ
れも与えられたガラス組成における多量の水分に起因す
るものと考えられる。
【0035】実施例1に比べ、この場合では、清澄剤と
してSb2O3の代りにAs2O3が投入された。その
ほか、脱色剤としてNd2O3及びPrO2O3が使用
された。
してSb2O3の代りにAs2O3が投入された。その
ほか、脱色剤としてNd2O3及びPrO2O3が使用
された。
【0036】実施例3: ガラス成分 含量 重量% SiO2 66.051 TiO2 2.100 Al2O3 1.400 CaO 8.400 MgO 2.500 ZnO 0.500 K2O 4.900 Na2O 13.140 Sb2O3 0.400 SrO 0.200 Fe2O3 0.009 SnO 0.400 SO4 2− 0.080 Cl− 0.050 F− 0.010 H2O 0.050 CeO2 0.0001 PrO2O3 0.0003 NiO 0.0001
【0037】 特性:密度ψ g/cm3にて 2.487 屈折指数:nd 589nmにて 1.521 粘性η=102dPas T=1.405℃にて 粘性η=104dPas T=998℃にて 粘性η=106dPas T=800℃にて 特性:アッベ数υ:53.58
【0038】この実施例でも、密度はψ=2.487g
/cm3、屈折指数は1.521で要求基準領域内にあ
る。粘性等級値は、低温度のこのガラスでも、多量の水
分をもたないガラスに比べ、達成されている。
/cm3、屈折指数は1.521で要求基準領域内にあ
る。粘性等級値は、低温度のこのガラスでも、多量の水
分をもたないガラスに比べ、達成されている。
【0039】実施例1及び実施例2のガラスはいずれも
低めの水分含量であるが、それらよりも温度が高いとい
う事実は相異なるガラス組成に起因するのかもしれな
い。実施例3のガラスでは、清澄剤として再びSb2O
3が使用された。実施例1及び2による充填剤とは違っ
て、B2O3、Li2O及びLa2O3は使用されなか
った。さらに、脱色剤としてCeO2、PrO2O3及
びNeOが使用された。Fe2O3は他の充填剤と同じ
く汚染物質として存在する。
低めの水分含量であるが、それらよりも温度が高いとい
う事実は相異なるガラス組成に起因するのかもしれな
い。実施例3のガラスでは、清澄剤として再びSb2O
3が使用された。実施例1及び2による充填剤とは違っ
て、B2O3、Li2O及びLa2O3は使用されなか
った。さらに、脱色剤としてCeO2、PrO2O3及
びNeOが使用された。Fe2O3は他の充填剤と同じ
く汚染物質として存在する。
【0040】結論としては、上記成分の、多量の水分を
含むガラスは、粘性特性の好ましい作用により、特にガ
ラス製品の機械による製造において有利に利用できる、
より優れた加工処理の可能性を有することが確認でき
る。
含むガラスは、粘性特性の好ましい作用により、特にガ
ラス製品の機械による製造において有利に利用できる、
より優れた加工処理の可能性を有することが確認でき
る。
【0041】
【発明の効果】本発明によれば、溶解温度、加工処理温
度、粘性、加工処理機械への負荷などの点でより優れた
方法で加工処理できる、鉛及びバリウムを含まないクリ
スタルガラスが得られる。
度、粘性、加工処理機械への負荷などの点でより優れた
方法で加工処理できる、鉛及びバリウムを含まないクリ
スタルガラスが得られる。
Claims (4)
- 【請求項1】 屈折指数が1.52より大きく、密度が
少なくとも2.45g/cm3の高級ガラス製品を手又
は機械で製造するための、クリスタルガラスが、以下の
重量%をもつ SiO2 59.0 − 71.0 TiO2 0.001 − 8.0 Al2O3 0.01 − 4.0 CaO 2.0 − 10.0 MgO 0.5 − 8.0 ZnO 0.01 − 11.0 K2O 0.08 − 11.0 Na2O 3.0 − 15.5 Sb2O3又はAs2O3 0.001 − 1.5 SrO 0.001 − 0.1 B2O3 0.01 − 3.0 Li2O 0.01 − 2.0 SO4 2−− 0.0008 − 1.2 F− 0.008 − 0.2 から成り、並びに Er2O3 Nd2O3 CeO2 CoO PrO2O3 SeO NiO MnO の類属のうち少なくとも2つの成分から成り、水分0.
025−0.07重量%を有することを特徴とする、鉛
及びバリウムを含まないクリスタルガラス。 - 【請求項2】 請求項1のクリスタルガラスにおいて、
水分が0.035と0.06重量%の間にあることを特
徴とする、鉛及びバリウムを含まないクリスタルガラ
ス。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2のクリスタルガラ
スにおいて、クリスタルガラスがさらに重量%でLa2
O3 0.001−4.0 及びSnO 0.001−
3.0 を含むことを特徴とする、鉛及びバリウムを含
まないクリスタルガラス。 - 【請求項4】 前述の請求項の1つによる、クリスタル
ガラスにおいて、各含量の重量%は Er2O3 0.00001−0.01 Nd2O3 0.00001−0.01 CeO2 0.001−0.2 CoO 0.00001−0.01 PrO2O3 0.00001−0.01 SeO 0.00001−0.02 NiO 0.00001−0.01 MnO 0.001−0.05 であることを特徴とする、鉛及びバリウムを含まないク
リスタルガラス。
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