JP2001079219A - パチンコ機 - Google Patents

パチンコ機

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JP2001079219A
JP2001079219A JP26041899A JP26041899A JP2001079219A JP 2001079219 A JP2001079219 A JP 2001079219A JP 26041899 A JP26041899 A JP 26041899A JP 26041899 A JP26041899 A JP 26041899A JP 2001079219 A JP2001079219 A JP 2001079219A
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JP26041899A
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Hajime Fukushima
肇 福島
Hidehisa Takahashi
秀久 高橋
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Okumura Yu Ki Co Ltd
Original Assignee
Okumura Yu Ki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 第1種の遊技と第3種の遊技の両方を楽しむ
ことができる1つの遊技盤上において、遊技者の関心の
度合いの大小を配慮した観点から、第1種の特別図柄表
示装置と第3種の普通図柄表示装置の調和をとること。 【解決手段】 特別図柄表示装置2と普通図柄表示装置
7が設けられた1つの遊技盤1上において、第1種の遊
技内容と第3種の遊技内容とが展開されるものであり、
そのとき、特別図柄表示装置2の液晶画面3において、
第1種の遊技内容の情報の1つである特別図柄の3桁の
数字(第1遊技情報に相当するもの)が、特別図柄表示
装置2より小さい普通図柄表示装置7の表示LED8
A、8Bにおいて、第3種の遊技内容の情報の1つであ
る普通図柄の2桁の数字(第3遊技情報に相当するも
の)が、各々に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1台で異なる遊技
の内容を展開し得るパチンコ機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、1台のパチンコ機において、異な
る内容のゲームを展開しうるものとしては、例えば、特
開昭63−257589号公報に記載されている弾球遊
技機がある。かかる弾球遊技機では、1台の弾球遊技機
により、可変入賞装置による遊技と可変表示装置による
遊技との両方を楽しむことができるので、新しい遊技方
法の採用により変化に富んだ遊技が可能となり、遊技者
にスリルに富んだ新しい興味を引き起こさせるととも
に、新しい遊技方法の採用に伴う取りつきにくさを極力
回避することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開昭
63−257589号公報に記載されている弾球遊技機
においては、第2種の遊技に相当する可変入賞装置によ
る遊技と第1種の遊技に相当する可変表示装置による遊
技の両方を楽しむものであって、第3種の遊技の内容を
他の遊技とあわせて楽しむものではなかった。
【0004】また、1台のパチンコ機により、第1種の
遊技と第3種の遊技の両方を楽しむことができたとして
も、近年では、第3種の普通図柄表示装置は第1種の特
別図柄表示装置と同じくらいに大きくなり、両者は遊技
盤の中央の位置を大きく占有していることから、1つの
遊技盤上において、第1種の特別図柄表示装置と第3種
の普通図柄表示装置とをうまくつり合わせ全体を整える
ことは、無視することができない重要な課題であった。
【0005】但し、第3種の遊技においては、第3種の
普通図柄表示装置に表示される普通図柄が所定の組合せ
になっても、さらに、第3種の特定入賞口内に形成され
た特定領域にパチンコ球が通過しなければ、第3種の権
利発生遊技状態に移行することはないので、遊技者の注
意は第3種の普通図柄表示装置や第3種の特定入賞口な
どに分散するが、第1種の遊技においては、第1種の特
別図柄表示装置に表示される特別図柄が所定の組合せに
なると、第1種の大当たり状態に直ちに移行するので、
遊技者の注意は第1種の特別図柄表示装置に集中する。
従って、第1種の特別図柄表示装置に対する遊技者の関
心は、第3種の普通図柄表示装置に対する遊技者の関心
と比べて、その度合いは高くなる傾向にある。
【0006】このことから、第1種の遊技における第1
種の特別図柄表示装置に対する遊技者の関心の度合い
と、第3種の遊技における第3種の普通図柄表示装置に
対する遊技者の関心の度合いとを比較し、それらの度合
いの大小を配慮しながら、1つの遊技盤上において、第
1種の特別図柄表示装置と第3種の普通図柄表示装置と
をうまくつり合わせ全体を整えることも意義あることで
ある。
【0007】そこで、本発明は、上述した問題点を解決
するためになされたものであり、第1種の遊技と第3種
の遊技の両方を楽しむことができる1つの遊技盤上にお
いて、遊技者の関心の度合いの大小を配慮した観点か
ら、第1種の特別図柄表示装置と第3種の普通図柄表示
装置の調和がとれたパチンコ機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に成された請求項1に係るパチンコ機は、第1種の遊技
内容の情報である第1遊技情報を表示する大型表示装置
と、第3種の遊技内容の情報である第3遊技情報を表示
するとともに前記大型表示装置と比べて小さい小型表示
装置とを、1つの遊技盤に設けることによって、第1種
の遊技内容と第3種の遊技内容とを前記遊技盤上で展開
することを特徴とする。
【0009】また、請求項2に係るパチンコ機は、請求
項1に記載するパチンコ機であって、前記大型表示装置
と前記小型表示装置が前記遊技盤の中央に縦列して設け
られたことを特徴とする。また、請求項3に係るパチン
コ機は、請求項2に記載するパチンコ機であって、前記
大型表示装置の下方に前記小型表示装置が位置すること
を特徴とする。また、請求項4に係るパチンコ機は、請
求項2に記載するパチンコ機であって、前記大型表示装
置の上方に前記小型表示装置が位置することを特徴とす
る。
【0010】このような構成を有する本発明のパチンコ
機では、互いに大きさの異なる大型表示装置と小型表示
装置が設けられた1つの遊技盤上において、第1種の遊
技内容と第3種の遊技内容とが展開されるものであり、
そのとき、大型表示装置において、第1種の遊技内容の
情報である第1遊技情報が、小型表示装置において、第
3種の遊技内容の情報である第3遊技情報が、各々に表
示される。
【0011】すなわち、本発明のパチンコ機では、遊技
者の関心の度合いが比較的に大きい第1種の特別図柄表
示装置たる大型表示装置に第1遊技情報の1つである特
別図柄を表示するとともに、遊技者の関心の度合いが比
較的に小さい第3種の普通図柄表示装置たる小型表示装
置に第3遊技情報の1つである普通図柄を表示してお
り、遊技者の関心の度合いの大小を表示装置の大小に反
映させているので、第1種の遊技と第3種の遊技の両方
を楽しむことができる1つの遊技盤上において、遊技者
の関心の度合いの大小を配慮した観点から、第1種の特
別図柄表示装置と第3種の普通図柄表示装置の調和をと
ることができる。
【0012】さらに、本発明のパチンコ機では、第1種
の特別図柄表示装置と第3種の普通図柄表示装置が1つ
の遊技盤の中央に縦列して併置することにより、かかる
遊技盤の両サイドにはパチンコ球が転動したり役物等が
配置される領域が確保され、遊技者に幅広く浸透してい
る従来のパチンコ機の図案を承継したものとなり、遊技
者に対して違和感を与えないので、かかる観点からも、
第1種の遊技と第3種の遊技の両方を楽しむことができ
る1つの遊技盤上において、第1種の特別図柄表示装置
と第3種の普通図柄表示装置の調和をとることができ
る。
【0013】また、大型表示装置において第1遊技情報
を表示するとともに小型表示装置において第3遊技情報
を表示しており、第1遊技情報と第3遊技情報は、それ
ぞれ決まった場所に表示されるので、大型表示装置又は
小型表示装置に表示された情報が取り違えられることを
防止できる。
【0014】尚、第1遊技情報は、特別図柄に限るもの
でなく、例えば、特別図柄の背景画、ラッキーナンバ
ー、入賞個数の表示などであってもよい。同様にして、
第3遊技情報は、普通図柄に限るものでなく、例えば、
普通図柄の背景画、ラッキーナンバー、入賞個数の表示
などであってもよい。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照にして説明する。本実施の形態のパチンコ機は、
以下に述べる内容に相当する以外の機能・構造について
は、第1種のパチンコ機及び第3種のパチンコ機と同じ
ものである。
【0016】図1に示すように、本実施の形態のパチン
コ機の遊技盤1上においては、中央の上方に、大型表示
装置に相当する特別図柄表示装置2が設けられいる。そ
して、特別図柄表示装置2の内部には、液晶画面3が設
けられている。また、特別図柄表示装置2の下方には、
小型表示装置に相当する普通図柄表示装置7が設けられ
ており、7セグメントの表示LED8A、8Bが左右水
平方向に配置されることによって構成されている。従っ
て、普通図柄表示装置7の大きさは、特別図柄表示装置
2よりも小さい。
【0017】また、特別図柄表示装置2と普通図柄表示
装置7の両側に、風車4、5、入賞口14が設けられて
いる。また、特別図柄表示装置2と普通図柄表示装置7
の左側に、第3種始動口12が設けられている。また、
特別図柄表示装置2と普通図柄表示装置7の右側に、第
3種特定入賞口11が設けられている。また、特別図柄
表示装置2と普通図柄表示装置7の間に、第1種始動口
6が設けられている。また、普通図柄表示装置7の下方
に、第3種作動口10、第1種兼第3種大入賞口9が設
けられている。尚、第1種兼第3種大入賞口9とは、第
1種の大入賞口と第3種の大入賞口とを兼ね備えたもの
である。
【0018】次に、本実施の形態のパチンコ機のブロッ
ク図について、図2に基づいて説明する。本実施の形態
のパチンコ機は、CPU21、クロック回路22、RO
M23、RAM24、出力ポート25、入力ポート26
などを有している。CPU21は、パチンコ機全体を制
御するものであり、例えば、当該パチンコ機の遊技盤1
上で展開される第1種の遊技内容と第3種の遊技内容を
制御する。クロック回路22は、パチンコ機全体の制御
における時間基準を与えるものであり、ここでは、例え
ば、後述する確率カウンタや図柄カウンタなどをカウン
トアップする際に使用する。ROM23は、当該パチン
コ機の遊技内容などのプログラムを記憶したものであ
り、例えば、後述するフローチャートのプログラムが記
憶されている。RAM24は、当該パチンコ機の遊技内
容などのプログラムを実行する際に使用するものであ
る。
【0019】また、出力ポート25には、図柄表示装置
表示回路30、ソレノイド駆動回路40、モータ駆動回
路50などが接続されている。そして、図柄表示装置表
示回路30には、特別図柄表示装置2の液晶画面3と普
通図柄表示装置7の表示LED8A、8Bとが接続され
ている。
【0020】特別図柄表示装置2の液晶画面3において
は、「0」、「1」、「2」、「3」、「4」、
「5」、「6」、「7」、「8」、「9」のいずれかの
数字が、第1種の特別図柄として、第1種専用の図柄カ
ウンタに基づいて3桁で表示される。一方、普通図柄表
示装置7の表示LED8A、8Bにおいては、「0」、
「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、「6」、
「7」、「8」、「9」のいずれかの数字が、第3種の
普通図柄として、第3種専用の図柄カウンタに基づい
て、2桁で表示される。
【0021】また、ソレノイド駆動回路40には、第1
種兼第3種大入賞口ソレノイド41、第3種特定入賞口
ソレノイド42などが接続されている。第1種兼第3種
大入賞口ソレノイド41は、第1種兼第3種大入賞口9
を開閉させるものである。第3種特定入賞口ソレノイド
42は、第3種特定入賞口11を開閉させるものであ
る。
【0022】また、モータ駆動回路50には、第3種始
動口モータ51などが接続されている。第3種始動口モ
ータ51は、第3種始動口12の回転体を常時一定の速
さで回転させるものである。
【0023】また、入力ポート26には、第1種始動口
スイッチ61、第1種兼第3種カウントスイッチ64、
第1種Vゾーン通過スイッチ65、第3種作動口スイッ
チ71、第3種Vゾーン通過スイッチ72、第3種始動
口スイッチ73などが接続されている。
【0024】第1種始動口スイッチ61は、第1種始動
口6にパチンコ球が入賞したことを検出するものであ
る。第1種兼第3種カウントスイッチ64は、第1種兼
第3種大入賞口9内にパチンコ球が入賞したことを検出
するものである。第1種Vゾーン通過スイッチ65は、
第1種兼第3種大入賞口9内の特定領域たる第1種Vゾ
ーンにパチンコ球が通過したことを検出するものであ
る。第3種作動口スイッチ71は、第3種作動口10に
パチンコ球が通過したことを検出するものである。第3
種Vゾーン通過スイッチ72は、第3種特定入賞口11
内の特定領域たる第3種Vゾーンにパチンコ球が通過し
たことを検出するものである。第3種始動口スイッチ7
3は、第3種始動口12にパチンコ球が入賞したことを
検出するものである。
【0025】次に、本実施の形態のパチンコ機の遊技内
容を、図3、図4のフローチャートに基づいて説明す
る。図3に示すように、本実施の形態のパチンコ機で
は、先ず、S41において、第1種始動口6にパチンコ
球が入賞したか否かを判断している。その判断には、第
1種始動口6にパチンコ球が入賞したことを検出する第
1種始動口スイッチ61からの信号を利用する。
【0026】そして、第1種始動口6にパチンコ球が入
賞したと判断した場合には(S41:YES)、S42
に進み、第1種の大当たり判定のための第1種専用の確
率カウンタを取得する。次に、S43では、特別図柄表
示装置2の液晶画面3において、3桁の数字からなる第
1種の特別図柄を変動させ、その後に、S44へ進む。
一方、第1種始動口6にパチンコ球が入賞していないと
判断した場合には(S41:NO)、S42やS43を
実行することなく、S44へ進む。
【0027】次に、S44では、第3種作動口10にパ
チンコ球が通過したか否かを判断している。その判断に
は、第3種作動口10にパチンコ球が通過したことを検
出する第3種作動口スイッチ71からの信号を利用す
る。そして、第3種作動口10にパチンコ球が通過した
と判断した場合には(S44:YES)、S45に進
み、第3種の当たり判定のための第3種専用の確率カウ
ンタを取得する。次に、S46では、普通図柄表示装置
7の表示LED8A、8Bにおいて、2桁の数字からな
る第3種の普通図柄を変動させ、その後に、S47へ進
む。一方、第3種作動口10にパチンコ球が通過してい
ないと判断した場合には(S44:NO)、S45やS
46を実行することなく、S47へ進む。
【0028】次に、S47では、S43における第1種
の特別図柄の変動から一定時間(例えば、6秒程度)が
経過したか否かを判断している。そして、S43におけ
る第1種の特別図柄の変動から一定時間が経過したと判
断した場合には(S47:YES)、S48に進む。S
48においては、後述する第3種の権利消化の制御中か
否かを判断している。この判断は、第1種の大当たり制
御と第3種の権利消化の制御が同時に行われることを防
止するために行われる。第3種の権利消化の制御中でな
いと判断した場合には(S48:NO)、S49に進
む。
【0029】S49においては、S42で取得された第
1種専用の確率カウンタが所定の数値であると判断した
場合に、「第1種の大当たり判定」が行われ(S49:
YES)、S50に進んで、第1種専用の図柄カウンタ
の数値に基づいて、特別図柄表示装置2の液晶画面3
に、第1種の大当たりの特別図柄(例えば、「7」、
「7」、「7」)を表示するとともに、第1種の大当た
りの制御を開始し、S52へと進む。
【0030】尚、第1種の大当たりでは、第1種兼第3
種大入賞口9が、約20秒の間、あるいは、パチンコ球
が10個入賞するまで開放されるとともに、かかる開放
動作は、第1種兼第3種大入賞口9内の第1種Vゾーン
にパチンコ球が16個入賞するまで繰り返される。尚、
第1種兼第3種大入賞口9内の第1種Vゾーンにパチン
コ球が16個以上入賞したときは、かかる開放動作は停
止され、第1種の大当たりは終了となる。
【0031】また、第1種の大当たりの制御には、第1
種兼第3種大入賞口9内にパチンコ球が入賞したことを
検出する第1種兼第3種カウントスイッチ64からの信
号、第1種兼第3種大入賞口9内の第1種Vゾーンにパ
チンコ球が通過したことを検出する第1種Vゾーン通過
スイッチ65からの信号を利用する。
【0032】一方、S42で取得された第1種専用の確
率カウンタが所定の数値でないと判断した場合には、
「第1種のはずれ判定」が行われ(S49:NO)、S
51に進んで、第1種専用の図柄カウンタの数値に基づ
いて、特別図柄表示装置2の液晶画面3に、第1種のは
ずれの特別図柄(例えば、「7」、「0」、「5」)を
表示し、S52へと進む。尚、S43における第1種の
特別図柄の変動から一定時間が経過していないと判断し
た場合(S47:NO)、あるいは、後述する第3種の
権利消化の制御中であると判断した場合には(S48:
YES)、S50やS51を実行することなく、S52
へと進む。
【0033】次に、S52では、S46における第3種
の普通図柄の変動から一定時間(例えば、6秒程度)が
経過したか否かを判断している。そして、S46におけ
る第3種の普通図柄の変動から一定時間が経過したと判
断した場合には(S52:YES)、S53に進む。S
53においては、第1種の大当たりの制御中か否かを判
断している。この判断は、第1種の大当たり制御と第3
種の権利消化の制御が同時に行われることを防止するた
めに行われる。第1種の大当たりの制御中でないと判断
した場合には(S53:NO)、S54に進む。
【0034】S54においては、S45で取得された第
3種専用の確率カウンタが所定の数値であると判断した
場合に、「第3種の当たり判定」が行われ(S54:Y
ES)、S55に進んで、第3種専用の図柄カウンタの
数値に基づいて、普通図柄表示装置7の表示LED8
A、8Bに、第3種の当たりの普通図柄(例えば、
「7」、「7」)を表示し、図4のS23へと進む。
【0035】一方、S45で取得された第3種専用の確
率カウンタが所定の数値でないと判断した場合には、
「第3種のはずれ判定」が行われ(S54:NO)、S
56に進んで、第3種専用の図柄カウンタの数値に基づ
いて、普通図柄表示装置7の表示LED8A、8Bに、
第3種のはずれの普通図柄(例えば、「1」、「9」)
を表示し、図4のS23へと進む。尚、S46における
第3種の普通図柄の変動から一定時間が経過していない
と判断した場合(S52:NO)、あるいは、第1種の
大当たりの制御中であると判断した場合には(S53:
YES)、S55やS56を実行することなく、図4の
S23へと進む。
【0036】図4のS23では、「第3種の当たり判
定」が行われた否かを判断している。そして、「第3種
の当たり判定」が行われていないと判断した場合には
(S23:NO)、S30へと進む。一方、「第3種の
当たり判定」が行われていると判断した場合には(S2
3:YES)、S24へ進み、第3種特定入賞口11を
開放する。
【0037】次に、S25では、第3種特定入賞口11
内の第3種Vゾーンにパチンコ球が通過したか否かを判
断している。その判断には、第3種特定入賞口11内の
第3種Vゾーンにパチンコ球が通過したことを検出する
第3種Vゾーン通過スイッチ72からの信号を利用す
る。そして、第3種特定入賞口11内の第3種Vゾーン
にパチンコ球が通過していないと判断した場合には(S
25:NO)、S26に進んで、S24における第3種
特定入賞口11の開放から一定時間(例えば、5.9
秒)が経過したか否かを判断する。そして、S24にお
ける第3種特定入賞口11の開放から一定時間が経過し
ていないと判断した場合には(S26:NO)、S25
に戻る。
【0038】一方、S24における第3種特定入賞口1
1の開放から一定時間が経過したと判断した場合(S2
6:YES)、あるいは、第3種特定入賞口11内の第
3種Vゾーンにパチンコ球が通過したと判断した場合に
は(S25:YES)、S27に進んで、第3種特定入
賞口11を閉鎖する。その後は、S28において、第3
種の権利発生遊技状態であるか否かを判断している。
【0039】そして、第3種の権利発生遊技状態でない
と判断した場合には(S28:NO)、S30へと進
む。一方、第3種の権利発生遊技状態であると判断した
場合には(S28:YES)、S29に進んで、第3種
の権利消化の制御を開始する。第3種の権利消化では、
第3種特定入賞口11が閉鎖状態にあるときに第3種始
動口12にパチンコ球が入賞すると、第1種兼第3種大
入賞口9は、約9.8秒の間、あるいは、パチンコ球が
10個入賞するまで開放されるとともに、かかる開放動
作は、第3種始動口12にパチンコ球が16個入賞する
まで繰り返される。尚、第3種始動口12にパチンコ球
が16個以上入賞したり、あるいは、第1種兼第3種大
入賞口9が開放中に、パチンコ球が第3種特定入賞口1
1内の第3種Vゾーンを通過したときは、かかる開放動
作は停止され、第3種の権利消化は終了する。
【0040】次に、S30においては、第1種の大当た
りは終了したか否かを判断している。第1種の大当たり
は終了したと判断した場合には(S30:YES)、S
31に進んで、第1種の大当たりの制御を終了し、S3
2へと進む。一方、第1種の大当たりは終了していない
と判断した場合には(S30:NO)、上述したS31
を実行することなく、S32へと進む。
【0041】次に、S32においては、第3種の権利消
化は終了したか否かを判断している。第3種の権利消化
は終了したと判断した場合には(S32:YES)、S
33に進んで、第3種の権利消化の制御を終了し、図3
のS41へ戻る。一方、第3種の権利消化は終了してい
ないと判断した場合には(S32:NO)、上述したS
33を実行することなく、図3のS41へ戻る。
【0042】尚、上述した図3、図4のフローチャート
のプログラムは、リセット割り込み毎に実行される。ま
た、第1種始動口6にパチンコ球が入賞したと判断した
時点において(図3のS41:YES)、特別図柄表示
装置2の液晶画面3に表示された第1種の特別図柄が変
動している場合には、第1種始動口6にパチンコ球が入
賞した旨が最大4回まで、次回以降の判断として記憶さ
れる。同様にして、第3種作動口10にパチンコ球が通
過したと判断した時点において(図3のS44:YE
S)、普通図柄表示装置7の表示LED8A、8Bに表
示された第3種の普通図柄が変動している場合には、第
3種作動口10にパチンコ球が通過した旨が最大4回ま
で、次回以降の判断として記憶される。
【0043】以上詳細に説明したように、本実施の形態
のパチンコ機では、図1の遊技盤1の正面図や図3、図
4のフローチャート図で示すように、互いに大きさの異
なる大型の特別図柄表示装置2と小型の普通図柄表示装
置7が設けられた1つの遊技盤1上において、第1種の
遊技内容と第3種の遊技内容とが展開されるものであ
り、そのとき、大型の特別図柄表示装置2の液晶画面3
において、第1種の遊技内容の情報の1つである特別図
柄の3桁の数字(第1遊技情報に相当するもの)が、小
型の普通図柄表示装置7の表示LED8A、8Bにおい
て、第3種の遊技内容の情報の1つである普通図柄の2
桁の数字(第3遊技情報に相当するもの)が、各々に表
示される。
【0044】すなわち、本実施の形態のパチンコ機で
は、遊技者の関心の度合いが比較的に大きい第1種の特
別図柄表示装置2たる大型表示装置に第1種の遊技内容
の情報の1つである特別図柄の3桁の数字(第1遊技情
報に相当するもの)を表示するとともに、遊技者の関心
の度合いが比較的に小さい第3種の普通図柄表示装置7
たる小型表示装置に第3種の遊技内容の情報の1つであ
る普通図柄の2桁の数字(第3遊技情報に相当するも
の)を表示しており、遊技者の関心の度合いの大小を表
示装置の大小に反映させているので、第1種の遊技と第
3種の遊技の両方を楽しむことができる1つの遊技盤1
上において、遊技者の関心の度合いの大小を配慮した観
点から、第1種の特別図柄表示装置2と第3種の普通図
柄表示装置7の調和をとることができる。
【0045】さらに、本実施の形態のパチンコ機では、
図1に示すように、第1種の特別図柄表示装置2と第3
種の普通図柄表示装置7が1つの遊技盤1の中央に縦列
して併置することにより、かかる遊技盤1の両サイドに
はパチンコ球が転動したり役物等(風車4、5、入賞口
14、第3種特定入賞口11、第3種始動口12など)
が配置される領域が確保され、遊技者に幅広く浸透して
いる従来のパチンコ機の図案を承継したものとなり、遊
技者に対して違和感を与えないので、かかる観点から
も、第1種の遊技と第3種の遊技の両方を楽しむことが
できる1つの遊技盤1上において、第1種の特別図柄表
示装置2と第3種の普通図柄表示装置7の調和をとるこ
とができる。
【0046】また、特別図柄表示装置2の液晶画面3に
おいて、第1種の遊技内容の情報の1つである特別図柄
の3桁の数字(第1遊技情報に相当するもの)を表示す
るとともに、普通図柄表示装置7の表示LED8A、8
Bにおいて、第3種の遊技内容の情報の1つである普通
図柄の2桁の数字(第3遊技情報に相当するもの)を表
示しており、第1遊技情報と第3遊技情報は、それぞれ
決まった場所に表示されるので、特別図柄表示装置2の
液晶画面3又は普通図柄表示装置7の表示LED8A、
8Bに表示された情報が取り違えられることを防止でき
る。
【0047】尚、本発明は上記実施の形態に限定される
ものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が
可能である。例えば、本実施の形態では、図1に示すよ
うに、特別図柄表示装置2の下方に普通図柄表示装置7
が位置することによって、特別図柄表示装置2と普通図
柄表示装置7とを1つの遊技盤1の中央に縦列させて設
けていたが、この場合とは逆に、特別図柄表示装置2の
上方に普通図柄表示装置7が位置することによって、特
別図柄表示装置2と普通図柄表示装置7とを1つの遊技
盤1の中央に縦列させて設けてもよい。
【0048】また、本実施の形態では、第1遊技情報の
一例として特別図柄を使用しているが、その他に、特別
図柄の背景画、ラッキーナンバー、入賞個数の表示など
であってもよい。同様にして、第3遊技情報の一例とし
て普通図柄を使用しているが、その他に、ラッキーナン
バー、入賞個数の表示などであってもよい。さらに、普
通図柄表示装置7として、特別図柄表示装置2に比べ小
さい液晶モニタなどを使用することによって、普通図柄
の背景画などを表示してもよい。
【0049】また、本実施の形態では、第1種大入賞口
と第3種大入賞口を第1種兼第3種大入賞口9で兼用す
るとともに、このことより、当該第1種大入賞口に入賞
したパチンコ球を検知する第1種カウントスイッチと当
該第3種大入賞口に入賞したパチンコ球を検知する第3
種カウントスイッチを第1種兼第3種カウントスイッチ
64で兼用しているが、第1種大入賞口、第3種大入賞
口、第1種カウントスイッチ、第3種カウントスイッチ
を別々に設けてもよい。このとき、第1種の大当たり制
御と第3種の権利消化の制御が同時に行われても、構造
的には何ら支障がないことから、図3のS48やS53
を省略してもよい。
【0050】
【発明の効果】本発明のパチンコ機では、遊技者の関心
の度合いが比較的に大きい第1種の特別図柄表示装置た
る大型表示装置に第1遊技情報の1つである特別図柄を
表示するとともに、遊技者の関心の度合いが比較的に小
さい第3種の普通図柄表示装置たる小型表示装置に第3
遊技情報の1つである普通図柄を表示しており、遊技者
の関心の度合いの大小を表示装置の大小に反映させてい
るので、第1種の遊技と第3種の遊技の両方を楽しむこ
とができる1つの遊技盤上において、遊技者の関心の度
合いの大小を配慮した観点から、第1種の特別図柄表示
装置と第3種の普通図柄表示装置の調和をとることがで
きる。
【0051】さらに、本発明のパチンコ機では、第1種
の特別図柄表示装置と第3種の普通図柄表示装置が1つ
の遊技盤の中央に縦列して併置することにより、かかる
遊技盤の両サイドにはパチンコ球が転動したり役物等が
配置される領域が確保され、遊技者に幅広く浸透してい
る従来のパチンコ機の図案を承継したものとなり、遊技
者に対して違和感を与えないので、かかる観点からも、
第1種の遊技と第3種の遊技の両方を楽しむことができ
る1つの遊技盤上において、第1種の特別図柄表示装置
と第3種の普通図柄表示装置の調和をとることができ
る。
【0052】また、大型表示装置において第1遊技情報
を表示するとともに小型表示装置において第3遊技情報
を表示しており、第1遊技情報と第3遊技情報は、それ
ぞれ決まった場所に表示されるので、大型表示装置又は
小型表示装置に表示された情報が取り違えられることを
防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパチンコ機の遊技盤を示した正面図で
ある。
【図2】本発明のパチンコ機のブロック図である。
【図3】本発明のパチンコ機のフローチャート図であ
る。
【図4】本発明のパチンコ機のフローチャート図であ
る。
【符号の説明】
1 遊技盤 2 特別図柄表示装置 7 普通図柄表示装置

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1種の遊技内容の情報である第1遊技
    情報を表示する大型表示装置と、第3種の遊技内容の情
    報である第3遊技情報を表示するとともに前記大型表示
    装置と比べて小さい小型表示装置とを、1つの遊技盤に
    設けることによって、第1種の遊技内容と第3種の遊技
    内容とを前記遊技盤上で展開することを特徴とするパチ
    ンコ機。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載するパチンコ機におい
    て、 前記大型表示装置と前記小型表示装置が前記遊技盤の中
    央に縦列して設けられたことを特徴とするパチンコ機。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載するパチンコ機におい
    て、 前記大型表示装置の下方に前記小型表示装置が位置する
    ことを特徴とするパチンコ機。
  4. 【請求項4】 請求項2に記載するパチンコ機におい
    て、 前記大型表示装置の上方に前記小型表示装置が位置する
    ことを特徴とするパチンコ機。
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