JP2004298258A - スロットマシン - Google Patents

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Abstract

【課題】BBゲーム(特別遊技状態)中における小役ゲーム(一般遊技状態)またはRBゲーム(特定遊技状態)のゲーム結果(ゲーム数や停止表示態様等)に応じてBBゲーム中に付与される利益を変更できるスロットマシンを提供する。
【解決手段】スロットマシンにおいて、BBゲーム中に所定の条件が成立すること、例えば小役ゲームの継続ゲーム数が所定数に達することに基づいて付与する利益を増加させる利益増加手段を備えるようにした。
【選択図】 図5

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技媒体として例えばメダルを使用して遊技が可能な遊技機に関し、特に、外周面に複数個の図柄を配置した複数のリール(変動表示手段)を利用してゲームを実行するように構成されたスロットマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、複数の図柄を外周面に表示したリール(ドラム)等の変動表示手段を例えば3個備えて、これらのリールを回転させることで複数の図柄を変動表示させて変動表示ゲームを実行し、各リールの停止により表示窓枠内に停止表示した図柄が予め設定された有効ライン上において所定の図柄組み合わせ態様を形成した場合に、所定の遊技価値(利益)を遊技者に付与するようにしたスロットマシン等の遊技機が一般的に知られている。
【0003】
このようなスロットマシンにおいては、遊技者による所定数(通常1〜3枚)の遊技媒体(例えば、メダル)の投入操作、あるいはクレジットからの賭けボタン操作(ベット操作)に基づく賭数の入力後、スタートレバーを操作することにより前記リールを回転させて図柄を変動表示させ、一定時間後自動的にまたは遊技者が各リールに対応して各々備えられたリール停止ボタンを操作することにより各リールの回転を順次停止させて図柄組み合わせ態様(停止表示態様)が確定される。そして、リールが停止した際に、前記賭数の入力に応じて有効化された有効ライン上に形成された図柄組み合わせ態様が、予め定められた所定の図柄組み合わせ態様(入賞態様)となった場合に入賞が確定(成立)し、入賞種類に対応した数の遊技媒体が遊技者に付与される。ここで、遊技者が遊技を開始するために遊技媒体を投入することおよび予めスロットマシンに預け入れた(クレジット)遊技媒体の記憶数から賭けボタン操作に応じてクレジット数を減算することに基づく賭数の入力を総称してベットまたは賭入力と呼ぶ。
【0004】
また、メダルを使用する一般的なスロットマシンにおいては、複数種類の入賞が用意されており、例えば、比較的少量(例えば15枚以下)のメダルが払い出される小役入賞、メダルをベットすることなく再度ゲームが可能となるリプレイ入賞(リプレイは入賞として扱わない場合もある)、1枚のメダルをベットするだけで比較的多数(例えば15枚)のメダルが払い出されるJAC入賞が高確率で成立しやすいJACゲームを所定の回数(例えばJACゲームの実行回数12回またはJAC入賞の成立回数8回)遊技できるレギュラーボーナスゲーム(特定遊技状態;以下RBゲームと略記する)を発生させるRB入賞、特定の小役入賞の成立確率を通常状態よりも高めた小役ゲーム(一般遊技状態)とRBゲームを所定の回数(例えば3回)遊技できるビッグボーナスゲーム(特別遊技状態;以下BBゲームと略記する)を発生させるBB入賞とが用意されている。特に、特別入賞としてのBB入賞が成立すると小役入賞に比較して大量(300枚以上)の遊技媒体を一気に獲得することができる。
【0005】
そして、通常スロットマシンには、ゲームの実行に関連して各種入賞に当選するか否かの抽選を予め行う機能(内部抽選機能)が備えられており、この内部抽選の結果が入賞に当選した場合に限り、所定の図柄が有効ライン上に停止して入賞態様を形成することを許可され、極力入賞を成立できるようにリール制御(いわゆる引き込み制御)が行われる。なお、内部抽選に当選した場合、当選した入賞に対応する入賞当選フラグがセットされる。
【0006】
一方、抽選結果が入賞に当選しなかった場合は、遊技者がいかなるタイミングでリール停止操作を行っても、所定の図柄が有効ライン上に停止して入賞態様を形成することがないようにリール制御(いわゆる蹴飛ばし制御)が行われる。
【0007】
ところで、従来のスロットマシンでは、BBゲームは、小役ゲームが所定の回数(例えば30回)となった場合、或いはRBゲームが所定の回数(3回)実行された場合の何れかの条件が成立した場合に終了するようになっていた。したがって、BBゲームの発生により得られる利益はほぼ決まっていたため、BBゲームが発生した場合の面白味に欠けていた。そこで、BBゲーム中に実行されるRBゲームの回数を変更可能としたスロットマシンも考えられている(例えば特許文献1)。
【0008】
【特許文献1】
特開2002−102420号公報
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記先願のスロットマシンは、BBゲームが発生した時点で乱数の抽選結果によりBBゲームにおけるRBゲームの発生回数を2回にするか3回にするかを決定するものであり、面白みを格段に高めるには至らない。しかも、RBゲームの発生回数を乱数の抽選結果のみで内部的に変更するので、RBゲームが少ない回数(例えば2回)であった場合には遊技している遊技台は設定が低いのではないかと遊技者が不信感を持つ虞があるし、長く遊技してやっと発生させたBBゲームであるにもかかわらずRBゲームが少ない回数であった場合には遊技者の不満感が大きくなってしまう。さらに、BBゲームが発生した場合にRBゲームの発生の他、遊技者は小役ゲームも楽しむこととなるが、RBゲームの発生回数を少なくしてしまうと小役ゲームの回数も少なくなってしまうため、遊技者の楽しみが減少してしまう。
【0010】
また、従来のスロットマシンでは、BBゲームが発生した場合に、なるべく多くの小役ゲームを実行した上でRBゲームを規定回数(例えば3回)発生させることで遊技者に付与される利益は増加するため、遊技者は小役ゲーム中の何時RBゲームを成立させるかに高い興味を集中させることとなる。しかしながら、BBゲーム中のRBゲームにおいて付与される利益や小役ゲームのゲーム結果に基づき得られる利益の変動幅はそれほど大きくないため、小役ゲームをなるべく多く実行してもBBゲームで得られる総利益を極端に増加させることができず、遊技者の期待感を十分に高めることができなかった。
【0011】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、BBゲーム(特別遊技状態)中における小役ゲーム(一般遊技状態)またはRBゲーム(特定遊技状態)のゲーム結果(ゲーム数や停止表示態様等)に応じてBBゲーム中に付与される利益を変更できるスロットマシンを提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、複数の図柄を変動表示可能な変動表示手段と、前記変動表示手段での変動表示を伴うゲームの実行毎に複数種の入賞の抽選を行う抽選手段と、を備え、前記抽選手段の抽選結果が前記複数種の入賞のうち特別入賞(BB入賞)の当選となったことに基づき、当該当選した特別入賞に対応する図柄を停止し得るように前記変動表示手段の停止制御を行い、ゲームの結果として前記変動表示手段に前記特別入賞に対応する図柄が停止した場合に該特別入賞が成立して、通常時よりも遊技者に利益を付与しやすいゲームを実行可能な特別遊技状態(BBゲーム)を発生し、該特別遊技状態は所定の入賞(全ての小役入賞、或いはリール制御により取りこぼすことのない一部の小役入賞)の当選確率を高めてゲームを実行する一般遊技状態(小役ゲーム)と、当該一般遊技状態において特定条件(JACイン入賞)が成立した場合に発生し通常は成立しない特定入賞(JAC入賞)が成立しうる特定入賞ゲーム(JACゲーム)を所定回数実行可能な特定遊技状態(RBゲーム)で構成され、前記一般遊技状態のゲーム数が規定数に達するか若しくは特定遊技状態の実行回数が所定数に達することに基づいて前記特別遊技状態を終了するようにしたスロットマシンにおいて、前記特別遊技状態中のゲームにおいて所定の条件が成立することに基づいて付与する利益を増加させる利益増加手段を備えるようにしたものである。つまり、従来のスロットマシンのように、一般遊技状態の実行回数が増加すれば小役入賞が成立する機会が増えるのでその分利益の増加が期待できるが、本発明ではさらに特別遊技状態中のゲームにおいて所定の条件が成立することに基づいて付与する利益を増加させるようにした。
【0013】
ここで、「特別遊技状態中のゲームにおける所定の条件」とは、一般遊技状態および特定遊技状態における実行ゲーム回数や変動表示を停止させたときの図柄組み合わせ態様等を意味する。また、「利益」とは各種入賞の成立により付与されるメダルやクレジットを意味する。
【0014】
請求項2の発明は、前記特定遊技状態(RBゲーム)は、前記特定入賞ゲームが所定の上限回数成立した場合に終了する遊技状態で、第1の上限回数(例えば8回)が設定された第1の特定遊技状態(RB1ゲーム)と、前記第1の上限回数よりも回数の少ない第2の上限回数(例えば5回)が設定された第2の特定遊技状態(RB2ゲーム)と、で構成され、前記利益増加手段は、前記特定条件が成立した際に前記第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態の何れか1つを選択するとともに、前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して前記第1の特定遊技状態が発生しやすいように特定遊技状態の選択制御を行う特定遊技状態選択手段を含むようにしたものである。
【0015】
ここで、「ゲーム回数の増加に対応して」とは、一般遊技状態のゲーム数が1ゲーム増加する毎に第1の特定遊技状態を発生しやすくする(すなわち、一般遊技状態のゲーム数と第1の特定遊技状態の選択割合が1対1で設定される)制御の他、一般遊技状態のゲーム数が数ゲーム増加する毎に第1の特定遊技状態を発生しやすくする制御を含むことを意味する。
【0016】
前記特定遊技状態選択手段は、例えば、上記一般遊技状態のゲーム回数に基づいて上記第1または第2の特定遊技状態の選択割合を変更したり、ゲーム回数に基づいて完全に第1または第2の特定遊技状態の何れかに決定したり、前記2つのタイプを組み合わせたりすることで、一般遊技状態のゲーム回数に基づいて前記第1の特定遊技状態が発生しやすいように特定遊技状態の選択制御を行う。
【0017】
このように付与する利益の異なる第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とを選択して発生させ、また前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して前記第1の特定遊技状態が発生しやすいようにすることで、特別遊技状態において遊技者が得られる利益の変動幅が大きくなるようにした。
【0018】
請求項3の発明は、前記特定遊技状態選択手段は、前記一般遊技状態の規定数(例えば30回)となるゲームにおいて前記特定条件(JACイン入賞)が成立した場合、次回の特別遊技状態において通常の特別遊技状態よりも前記第1の特定遊技状態が発生しやすいように特定遊技状態の選択制御を行うようにしたものである。これにより、一般遊技状態における最終ゲームを上記規定数となるゲームとした場合、当該ゲームにおいて特定条件が成立した場合には次回の特別遊技状態で得られる利益が増加する可能性が高くなる。一方、当該ゲーム以前に特定条件が成立した場合には次回の特別遊技状態で得られる利益の期待値は今回の特別遊技状態と変わらない。
【0019】
請求項4の発明は、前記利益増加手段は、前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して所定の入賞の当選確率が高くなるように一般遊技状態を制御する入賞確率変動制御手段を含むようにしたものである。これにより、一般遊技状態における小役入賞の当選確率が高くなるので遊技者の得られる利益が大きくなる。
【0020】
請求項5の発明は、前記利益増加手段は、前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して成立した際の利益が大きくなるように入賞に関する制御を行う入賞利益増加制御手段を含むようにしたものである。この入賞利益増加制御手段は、例えば、払い出し枚数の多い小役入賞を主として成立する(当選確率を高めた)入賞としたり、主として成立する小役入賞の種類は変更せずに当該小役入賞に対応した払い出し枚数を通常よりも増加させたりする。これにより、一般遊技状態において小役入賞が成立した場合にさらに大きい利益が付与される。
【0021】
請求項6の発明は、前記一般遊技状態の前記特定条件が成立可能なゲームにおいて、前記変動表示手段を停止する際に遊技者が特定の停止操作を行った場合、前記特定条件の成立を無効にする特定条件成立無効化手段を備えるようにしたものである。つまり、所謂リプレイ外しが可能となるので、一般遊技状態で特定条件が成立したゲームにおいて一般遊技状態を継続するか否かは遊技者の意志および技量により決定されることとなる。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の好適な実施の形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したスロットマシンの正面図である。
前面パネル2の上半部の略中央には、変動表示手段としてのリール4a、4b、4cの回転により変動表示される図柄を遊技者に視認させるための表示窓部20が設けられている。この表示窓部20からは、リール4a、4b、4cが停止している状態で各リール4a、4b、4cの外周面に表記された図柄列のうち3個の図柄がそれぞれ視認可能となっている。つまり、リール4a、4b、4cが停止した状態では、表示窓部20から合計9個の図柄が視認できる。また、リール4a,4b,4cの内側には、リールを視認しやすいようにリール裏面ランプ40(図2)が配設されており、このランプを種々の態様で消灯または点灯させることで演出を行うこともできる。
【0023】
表示窓部20の上方には、種々の情報が表示される液晶表示装置等からなる表示装置5が設けられている。表示装置5は、演出制御装置60(図2)により制御され、内部抽選により当選した入賞の種類等の報知が行われる。
表示窓部20の左側方には、遊技者が投入したメダル数またはクレジットからベットされた賭数(最高3枚)に対応して有効化されたベットラインを表示するベットライン表示部13が設けられている。
【0024】
ベットライン表示部13は、例えば、メダル賭数が1枚のときはベットライン表示部13中央の「1」が点灯され中段の横ラインだけが有効ラインであることを示し、メダル賭数が2枚のときはベットライン表示部13中央の「1」とその上下に位置する「2」が点灯され上段、中段、下段の3本の横ラインが有効ラインであることを示し、メダル賭数が3枚のときはベットライン表示部13の「1」「2」「3」がすべて点灯され、上段、中段、下段の3本の横ラインと、右下がり、右上がりの2本の斜めラインの計5ラインが有効ラインであることを示す。
【0025】
表示窓部20の右側方には、各種遊技状態を表示する遊技状態表示部14が設けられている。遊技状態表示部14は、例えば、遊技機がゲームを実行可能な状態であることを示しメダルの投入を示唆する「INSERT_MEDALS」表示、リプレイ入賞を獲得したことおよび現在行っている遊技がリプレイ入賞を獲得した後のリプレイゲームであることを示す「REPLAY」表示、遊技者がメダルを投入してスタートレバーを操作してからリールが回転開始するまで待ち時間があることを示す「WAIT」表示、遊技者がリール停止ボタンを操作してリールを停止させるか、または所定時間経過して自動的にリールが停止されてゲームが終了したことを示す「GAME_OVER」表示等で構成される。
【0026】
表示窓部20の下方には、遊技者が各種入賞を獲得してメダルの払い出しを受けるときの払出枚数を表示する払出し表示部8、BBゲームにおける小役ゲーム回数やRBゲームにおけるJACゲーム回数などを表示する遊技進行表示部11、メダルのクレジット数を表示するクレジット数表示部12が横並びに設けられている。なお、これらの各表示部8、11、12は7セグメントLEDや液晶装置を用いて構成することができる。
【0027】
前面パネル2の上部には、透光性を有する前面カバー部材25が装着され、この前面カバー部材25の背部には、ランプ・LED等の発光部材からなる装飾表示部37(図2)やスピーカ等からなる音出力部26(図2)が配設されている。
【0028】
前面パネル2の上半部と下半部の中間にある傾斜台部22には、メダルを投入するメダル投入口15が配設され、遊技者はこの投入口にメダルを投入することにより遊技できるようになる。また、傾斜台部22には、押圧操作によりクレジット数(クレジットデータ)からメダルを1枚ずつベット可能な1ベットボタン10と、1回の押圧操作でクレジット数からベット可能枚数(例えば、クレジット数が3枚以上であれば3ベット、クレジット数が2枚であれば2ベット)だけメダルがベットされるマックスベットボタン9が配設されている。このメダルベットボタン9、10により、メダル投入口15よりメダルを投入することなくクレジット数表示部12に表示されているクレジット数以内でメダルをベットすることができ、この賭数に応じて有効ラインが設定される。
【0029】
前面パネル2の下半部には、矩形状の化粧パネル19が設けられ、この化粧パネル19の上方には、メダルをクレジットとして記憶可能なクレジット状態と記憶不能な非クレジット状態の何れか一方の状態に選択的に切換可能なクレジット選択ボタン18、各リール4a、4b、4cの回転を開始させるためのスタートレバー6および各々のリール4a、4b、4cの回転を停止させるためのリール停止ボタン7a、7b、7cが設けられている。
【0030】
リール停止ボタン7a、7b、7cの各々には、リール停止ボタンが操作可能な状態であるか否かを報知する停止ボタンランプ39(図2)がそれぞれ内蔵されている。例えば、これらの停止ボタンランプ39が点灯していない間はリール停止ボタン7a、7b、7cを操作不能とし、ランプが点灯した後にリール停止ボタン7a、7b、7cを操作可能とする。また、操作情報ランプ39の点灯色によってリール停止ボタン7a、7b、7cが操作可能な状態であるか否かを報知するようにしてもよい。
【0031】
また、化粧パネル19の左右両側方には、透光性を有する前面カバー部材24、24が装着され、これら前面カバー部材24、24の背部には、ランプ・LED等が配設されている。
また、化粧パネル19の下方には、前面パネル2の背部にあるメダル払出部3(図2)より払い出されたメダルを貯留可能な受皿23や、灰皿21などが設けられている。
【0032】
図2は、当該スロットマシンの内部に設置されるメイン制御装置としての遊技制御装置の主要制御ブロック図である。
図中、遊技制御装置50は、CPU51、読出し専用のROM52、読出し書込み可能なRAM53、入出力インターフェース(I/F)54、乱数発生器55で構成される。
【0033】
CPU51は、制御部および演算部により各種演算制御を行う他、リール4において予め定められている図柄組み合わせ態様が形成されるようにリール4a、4b、4cを停止させることを許可するか否かを決定する内部抽選手段として機能する。
具体的には、前記内部抽選手段は、乱数発生器(乱数発生用IC)55において生成され、出力された乱数を内部抽選用の乱数として用いて内部抽選を行う。なお、乱数発生器55の代わりにCPU51のソフト処理で内部抽選用乱数を生成するようにしてもよい。
【0034】
また、遊技制御装置50は、特別遊技状態(BBゲーム)における一般遊技状態(小役ゲーム)のゲーム結果に基づいて付与する利益を増加させる利益増加手段(特定遊技状態選択手段、入賞確率変動制御手段、入賞利益増加制御手段)を備える。
さらに、遊技制御装置50は、抽選手段の抽選結果に基づいて所定の図柄組み合わせ態様が形成されるように(または形成されないように)前記リール4の停止制御を行う停止制御手段(引き込み・蹴飛ばし制御)を備え、また特定遊技状態中の一般遊技状態において抽選手段により特定条件(JACイン入賞)に当選した場合に、特定のリール停止操作(リプレイ外し)が行われることで前記特定条件の当選を無効にする特定条件成立無効化手段を備える。
【0035】
ROM52には、制御プログラムや制御データが格納されている他、内部抽選用の判断値などが格納されている。 RAM53は、CPU51で生成される内部抽選用の乱数の記憶領域や、その他の各種データ(例えば、メダルのクレジット数、メダルの賭数、当選入賞種類など)の記憶領域、並びに、CPU51の作業領域を備えている。
【0036】
入出力インターフェース(I/F)54は、図示しないローパスフィルタ及びバッファゲートを介して、投入メダル検出センサ15S、スタートレバースイッチ6S、リール停止スイッチ7Sa、7Sb、7Sc、リール位置検出センサ31a、31b、31c、1ベットスイッチ10S、マックスベットスイッチ9S、クレジット選択スイッチ18S、払出メダル検出センサ3S、設定装置32、リセットスイッチ33、前面枠開放検出スイッチ34等から出力された各種検出信号をCPU51に対して出力している。
【0037】
ここで、投入メダル検出センサ15Sはメダル投入口15より投入されたメダルを検出するためのセンサで、スタートレバースイッチ6Sはスタートレバー6が操作されたことを検出するためのスイッチで、リール停止スイッチ7Sa、7Sb、7Scはリール停止ボタン7a、7b、7c毎に各々設けられ各リール停止ボタン7a、7b、7cが操作されたことを検出するためのスイッチで、リール位置検出センサ31a、31b、31cはリール4a、4b、4c毎に各々設けられ各リール4a、4b、4cの停止位置を検出するセンサで、1ベットスイッチ10Sは1ベットボタン10が押されたことを検出するためのスイッチで、マックスベットスイッチ9Sはマックスベットボタン9が押されたことを検出するためのスイッチで、クレジット選択スイッチ18Sはクレジット選択ボタン18が押されたことを検出するためのスイッチで、払出メダル検出センサ3Sはメダル払出機(メダル払出部)3から払い出されたメダルの枚数を検出するセンサで、設定装置32はスロットマシンの設定(各入賞の当選確率が異なる1〜6の設定が用意されており設定1の入賞当選確率が一番低く設定値が大きくなるにつれ当選確率は高くなる、例えば各入賞或いは一部の入賞(BB入賞またはRB入賞)に対して当選確率の異なるテーブルが設定ごとに6つある)を切り替える装置で、リセットスイッチ33はスロットマシンの遊技状態をリセットするためのスイッチで、前面枠開放検出スイッチ34は前面パネル2が開放されたことを検出するスイッチである。
【0038】
また、入出力インターフェース(I/F)54は、CPU51から出力される制御信号を、図示しない出力ポート及びドライバを介して、演出制御装置(サブ制御手段)60、遊技進行表示部11,ベットライン表示部13,クレジット数表示部12,払出数表示部8,遊技状態表示部14,メダル払出部3、リール用モータ4Ma、4Mb、4Mc、外部信号出力部38、停止ボタンランプ39などに出力している。
【0039】
サブ制御装置としての演出制御装置60は、制御用CPUおよびRAM、ROM等を備えており、表示装置(液晶表示装置)5の演出に関わる情報表示や音出力部26等の制御を統括して行う。また、特別入賞が成立し派手な演出が行われている特別遊技状態中に、一定時間ゲームが実行されなければ表示装置5の演出表示や音出力部26からの出力を小さくしたり停止させたりする制御等も行う。また、装飾装置(ランプ,LED)37やリール裏面ランプ40等に制御信号を出力する。
【0040】
また、遊技制御装置50と演出制御装置60との通信形態は、遊技制御装置50から演出制御装置60への単方向にのみ制御信号が送信されるようになっていて、遊技制御装置50への不正な信号が入力されるのを防止している。
【0041】
図3は、本実施形態のスロットマシンが備えているリール4に表記される図柄の配列図であり、図4は入賞役(入賞種類)と各入賞に対応する図柄組み合わせ態様および入賞役に基づく入賞内容との対応図である。
図3に示すように、本実施形態では、左リール4aの配列番号1,5,11に位置する「7」、配列番号2,7,14,19に位置する「太鼓」、配列番号3,8,16に位置する「はっぴ」、配列番号4,9,13,17,21に位置する「うちわ」、配列番号6,15に位置する「チェリー」、配列番号10,12,18に位置する「雷」、配列番号20に位置する「BAR」の7種類の図柄が所定の規則に従ってリール上に配置されている。そして、リール4a、4b、4cを停止させたときに、有効ライン上に停止された図柄が図4に示す図柄組み合わせ態様のいずれかを形成していれば対応する入賞が成立となる。
【0042】
BB入賞は、「7,7,7」が有効ライン上に停止表示された場合に成立する入賞で、メダルが15枚払い出されるとともに特別遊技状態としてBBゲームが付与される。ここで、BBゲームとは、所定の小役入賞の当選確率を高めてゲームを実行する小役ゲーム(最大30回)と、小役ゲームにおいて特定条件(JACイン入賞)が成立した場合に発生するRBゲームで構成される特別遊技状態である。また、RBゲームとは、通常は成立しない特定入賞(JAC入賞)が高確率で成立しうるJACゲームを所定回数実行可能な特定遊技状態である。
【0043】
RB入賞は、「BAR,BAR,BAR」が有効ライン上に停止表示された場合に成立する入賞で、メダルが15枚払い出されるとともに特定遊技状態としてRBゲームが付与される。なお、RB入賞において付与されるRBゲームと上述したBBゲームにおけるRBゲームとは同様の遊技状態と考えてよい。
【0044】
リプレイ入賞は、「うちわ,うちわ,うちわ」が有効ライン上に停止表示された場合に成立する入賞で、リール停止後の次ゲームにおいてリプレイゲームが行われる。このリプレイゲームでは、今回のメダル賭数が次回ゲームに持ち越されるので、メダルを新たにベットしなくともゲームを開始することができる。
【0045】
太鼓入賞は、「太鼓,太鼓,太鼓」が有効ライン上に停止表示されることにより成立する入賞で、10枚のメダルが払い出される。
【0046】
はっぴ入賞は、「はっぴ,はっぴ,はっぴ」が有効ライン上に停止表示されることにより成立する入賞で、15枚のメダルが払い出される。
【0047】
雷入賞は、「雷,雷,雷」が有効ライン上に停止表示されることにより成立する入賞で、1枚のメダルが払い出される。
【0048】
チェリー入賞は、「チェリー,ANY,ANY」(「ANY」部分はどんな図柄であってもよい)が有効ライン上に停止表示された場合に成立する入賞で、各有効ラインに対して1枚(有効ラインが5ラインの場合、上段,下段チェリーは2枚、中段チェリーは1枚)のメダルが払い出される。
【0049】
JACイン入賞は、BBゲーム中の小役ゲームにおいて「うちわ,うちわ,うちわ」が有効ライン上に停止表示された場合に成立する入賞で、2枚のメダルが払い出されるとともに、JACゲームが所定回数実行可能なRBゲームが開始される。
【0050】
JAC入賞は、前記JACイン入賞により開始されるRBゲームまたはRB入賞により開始されるRBゲームにおいて、メダルを1枚ベットしたときに「うちわ,うちわ,うちわ」が有効ライン(例えば中段ライン)上に停止表示された場合に成立する入賞で、15枚のメダルが払い出される。ただし、RBゲーム中は「うちわ,うちわ,うちわ」が有効ライン上に停止表示されてもリプレイ入賞とはならずリプレイゲームは行われない。
【0051】
また、本実施形態のスロットマシン100においては、遊技制御装置50のリール停止制御手段によりリールの停止制御が行われる。例えば、通常ゲーム(BBゲーム、RBゲーム以外)では、遊技者がリール停止ボタン7a、7b、7cを操作(停止操作)したタイミングから最大4コマ進んだ位置(リール停止スイッチの検出から約190ms以内)でリール4を停止させるリール停止制御が実行される。このため、遊技者がリール停止ボタン7a、7b、7cを操作したタイミングで有効ライン上にある図柄とそれ以降の4コマの中にフラグが成立した入賞に対応する図柄があれば、その図柄が強制的に有効ライン上に引き込まれて停止表示される。つまり、連続する5コマの中に必ず存在する図柄は、遊技制御装置50による引込停止制御によってかならず有効ライン上に停止表示させることができる。また、有効ラインに対応する位置が上段、中段、下段のすべて、またはいずれか2つ(上段・中段または中段・下段)である場合は、連続する7コマまたは6コマの中に必ず存在する図柄は、引込停止制御によってかならず有効ライン上に停止表示させることができる。
【0052】
例えば、図3の左リール4aにおいて「太鼓」と「うちわ」の図柄は連続する7コマの中に必ず存在し、中リール4b,右リール4cでは連続する5コマの中に必ず存在するので、有効ラインが5ライン設定されて太鼓入賞またはリプレイ入賞の当選フラグがセットされた場合は、順押し(左→中→右)でリール停止操作を行うことで必ずそのゲームで入賞を成立させることができる。ただし、遊技者が変則押し(例えば、中→右→左)をした場合等にリール停止制御が正常に機能しなくなる場合はこの限りではない。一方、太鼓入賞およびリプレイ入賞以外の入賞は、特定の図柄を狙ってリール停止操作(目押し操作)しなければ、遊技制御装置50による引込停止制御が行われても必ずしも獲得できるとは限らない。
【0053】
次に、図5を参照して、本実施形態のスロットマシンの各遊技状態について説明する。
本実施形態では、通常ゲームにおいて、上述した「ビッグボーナス(BB)入賞」、「レギュラーボーナス(RB)入賞」、小役入賞としての「リプレイ入賞」、「太鼓入賞」、「はっぴ入賞」、「雷入賞」「チェリー入賞」または「ハズレ」のいずれかが内部抽選によって当選される。
【0054】
そして、通常ゲームでの内部抽選の結果がBB入賞当選となりBB入賞当選フラグがセットされて、停止態様が所定の図柄組み合わせ態様「7,7,7」となるとBB入賞が成立して、15枚のメダルが払い出されるとともにBBゲームが開始される。
【0055】
一般に、このBBゲームは所定数(例えば30ゲーム)の小役ゲームと所定セット数(例えば3セット)のRBゲームで構成されるが、本実施形態では、前記RBゲームをRB1ゲームとRB2ゲームで構成し、小役ゲームにおいてJACイン入賞が成立するたびに何れのRBゲームを開始させるかの抽選を行っている点で従来のスロットマシンと異なる。具体的には、RB1ゲームではJAC入賞の獲得上限を8回とし、これに対してRB2ゲームではJAC入賞の獲得上限を5回とすることで、RBゲームにおいて獲得できる利益が異なるようにしている。詳細には、RBゲームにおいて常にJAC入賞が成立した場合、RB1ゲームにおける純利益(獲得枚数−賭数)は112枚(15枚×8ゲーム−1枚×8ゲーム)となり、RB2ゲームにおける純利益は70枚(15枚×5ゲーム−1枚×5ゲーム)となる。
【0056】
また、本実施形態では、JACイン入賞が成立したときの小役ゲーム数が多いほど、RB1ゲームが選択されやすいように制御される。つまり、小役ゲームの継続回数が増加すれば小役入賞を獲得できる機会が増えるのでその分獲得枚数の増加が期待できるが、さらに小役ゲーム数に基づいて付与する利益が確実に増加されるようにしている。
【0057】
また、BB中の小役ゲームは、最大30回まで実行可能となっており(JACインゲームを含む)、小役ゲームが30回消化された時点でBBゲームは終了となる。あるいは、小役ゲームが30回消化されるまでに3回JACインした場合には、3回目のJACインにより発生するRBゲームの終了を以て当該BBゲームは終了となる。
【0058】
まず、BBゲームでは、通常ゲーム時に比べて高い確率で小役入賞(リプレイ入賞を除く)を獲得できる小役ゲームが開始される。この小役ゲームにおける遊技は通常状態と同様に進行され、例えばメダルを3枚投入して、有効ライン上に「太鼓,太鼓,太鼓」の図柄組み合わせ態様が停止表示された場合にはメダルが10枚払い出され、有効ライン上に「はっぴ,はっぴ,はっぴ」の図柄組み合わせ態様が停止表示された場合にはメダルが15枚払い出され、有効ライン上に「チェリー,ANY,ANY」(「ANY」部分はどんなシンボルであってもよい)の図柄組み合わせ態様が停止表示された場合にはメダルが各有効ラインに対して1枚払い出される。なお、本実施形態では、小役ゲーム中は太鼓入賞の当選確率を特に高めることで、これをメインの小役入賞としている。
【0059】
そして、小役ゲームにおいて、例えば「うちわ,うちわ,うちわ」の図柄組み合わせ態様が有効ライン上に停止表示された場合にJACイン入賞が成立し、このJACイン入賞により2枚のメダルが払い出されるとともに小役ゲームが一時中断され、高確率でJAC入賞を獲得できるJACゲームを所定回数実行できるRBゲームが開始される。このとき、JACイン入賞が成立したときの小役ゲームのゲーム数に基づいてRB1ゲームとRB2ゲームの何れかが選択される。
【0060】
JACゲームでは、メダルの賭数は1枚とされ、この1ベットに対応する有効ライン(例えば中段横ライン)上に「うちわ,うちわ,うちわ」の図柄組み合わせ態様が停止表示されるとJAC入賞が成立し、メダルが15枚払い出される。そして、JAC入賞が上限回数(RB1:8回,RB2:5回)成立するか、またはJACゲームが12回実行された場合に当該RBゲームは終了となる。そして、1,2回目のRBゲームの後は小役ゲームが再開され、3回目のRBゲームの後はBBゲームが終了され通常ゲームが再開される。
【0061】
一方、通常ゲームでの内部抽選の結果がRB入賞当選となりRB入賞当選フラグがセットされて、停止態様が所定の図柄組み合わせ態様「BAR,BAR,BAR」となるとRB入賞が成立して、15枚のメダルが払い出されるとともにRBゲームが開始される。本実施形態では、RB入賞の成立により発生するRBゲームはBBゲーム中のJACイン成立で発生するRB1ゲームに相当し、このRBゲームは所定回数のJACゲーム(JAC入賞8回またはJACゲーム12回)が実行された場合に終了となり、その後は通常ゲームが再開される。
【0062】
次に、図6のフローチャートを参照して、遊技制御装置50による遊技制御処理について説明する。
まず、遊技制御装置50は当該スロットマシンがゲームを実行可能な状態にあるか等を判定する初期処理を実行する(ステップS1)。
【0063】
次に、メダルがベットされた状態であるか否かを判定するBET処理を実行する(ステップS2)。この処理では、前回のゲームの結果としてリプレイゲームの権利が発生している場合と、メダル投入口15より少なくとも1枚以上のメダルが投入された場合と、RAM53に少なくとも1枚以上のメダルがクレジットとして記憶されている状態で1ベットボタン10或いはマックスベットボタン9が操作された場合の何れかに該当するときに、メダルがベットされた状態であると判定する。
【0064】
例えば、メダル投入口15よりメダルが投入されると、先ず、その投入されたメダルがメダル検出センサ15sにより検出されて該検出信号が遊技制御装置50に入力される。そして、その検出信号に基づいて、メダルの賭数が記憶されるとともに、その賭数に対応する有効ラインがベットライン表示部13により表示される。但し、賭数には、所定の上限値(例えば3枚)が設定されており、例えば、クレジット選択ボタン18により「非クレジット状態」が選択されている状態において、賭数の上限値を超えるメダルがメダル投入口15より投入された場合には、超えた分のメダルは賭数に加算されずに受皿23へと返却される。一方、クレジット選択ボタン18により「クレジット状態」が選択されている状態において、賭数の上限値を超えるメダルがメダル投入口15より投入された場合には、超えた分のメダルがクレジット数に加算されるとともに、その加算結果がクレジット数としてクレジット数表示部12に表示される。
【0065】
次に、スタートレバースイッチ6sからの出力に基づきスタートレバー6が操作されたか否かを判定するとともに、このスタートレバー6の操作に基づいて内部抽選用の乱数を抽出し、該抽出した乱数と予めROM52に記憶されている判定値(賭数や確率設定によって変化する)との比較により抽選処理を実行する(ステップS3)。この抽選処理により図4に示した各種入賞に当選したか否かが決定され、当選した場合にはその入賞に対応する入賞当選フラグをセットする。具体的には、図7〜9のフローチャートに従って抽選処理が実行される。
【0066】
(1)通常ゲームにおける抽選処理
通常ゲームでは、図7のステップS303以降に示す抽選処理が実行される。すなわち、図7のステップS301,S302において当該ゲームがRBゲーム中でもBBゲーム中でもないと判定された場合に、ステップS303でRB入賞に当選したか判定し、RB入賞に当選したと判定した場合はステップS304でRB入賞当選フラグをセットする。なお、ステップS301,S302において当該ゲームがRBゲーム中またはBBゲーム中であるかの判定は、後述するRB状態フラグまたはBB状態フラグのセット状態により行われる。
【0067】
次に、ステップS305でBB入賞に当選したか判定し、BB入賞に当選したと判定した場合はステップS306でBB入賞当選フラグをセットする。さらに、ステップS307で何れかの小役入賞(リプレイ入賞を含む)に当選したか判定し、何れかの小役入賞に当選したと判定した場合はステップS308で当選した小役入賞に対応する入賞当選フラグをセットする。
【0068】
(2)RBゲームにおける抽選処理
RBゲーム(RB入賞の成立により発生するRBゲームおよびBBゲーム中のJACイン入賞の成立により発生するRBゲームの両方を含む。)中の場合は図7のステップS301でAに移行され、図8に示す抽選処理が実行される。すなわち、図8のステップS311においてJACゲーム数を計数するためにJACゲームカウンタに1加算し、ステップS312でJAC入賞に当選したか判定する。そして、JAC入賞に当選している場合はステップS313でJAC入賞当選フラグをセットし、ステップS314でJAC入賞数を計数するためにJAC入賞カウンタに1加算して抽選処理を終了する。なお、ステップS312でJAC入賞に当選していないと判定した場合は、JAC入賞カウンタを加算せずに処理を終了する。
【0069】
(3)BBゲームにおける抽選処理
BBゲーム(小役ゲーム)中の場合は図7のステップS302でBに移行され、図9に示す抽選処理が実行される。このBBゲーム中の抽選処理は、利益増加手段および特定遊技状態選択手段としての遊技制御装置50により実行される。
【0070】
すなわち、図9のステップS321において小役ゲーム数を計数するために小役ゲームカウンタに1加算し、ステップS322で例えばCPU51のソフト処理で生成される0〜9の中からRBゲーム選択用乱数を抽出する。次に、ステップS323でJACイン入賞に当選しているか判定し、当選している場合はステップS324に移行してRBゲームの選択を行う。このとき、小役ゲームのゲーム数(小役ゲームカウンタの計数値)に基づいて表1に示す割合でRB1ゲームまたはRB2ゲームが選択される。
【0071】
【表1】
Figure 2004298258
【0072】
表1に示すように、ステップS324で小役ゲームカウンタが1〜10であると判定した場合はRB2ゲームが100%選択されるので、ステップS328でRB2当選フラグをセットする。また、ステップS325で小役ゲームカウンタが11〜20であると判定した場合はRBゲームの選択割合は1:1となるので、ステップS326に移行してRBゲーム選択用乱数に基づいてRBゲームを選択する。つまり、ステップS322で抽出された乱数が0〜4であるか判定し、抽出乱数が0〜4の場合はステップS328でRB2当選フラグをセットし、抽出乱数が5〜9の場合はステップS327でRB1当選フラグをセットする。また、ステップS325で小役ゲームカウンタが11〜20でないと判定した場合、すなわち小役ゲームカウンタが21〜30である場合はRB1ゲームが100%選択されるので、ステップS327でRB1当選フラグをセットする。一方、ステップS323においてJACイン入賞に当選していないと判定した場合は、ステップS329で何れかの小役入賞(リプレイ入賞除く)に当選しているか判定し、当選している場合はステップS330で当選した小役入賞の入賞当選フラグをセットする。ここで、小役ゲーム中は太鼓入賞の当選確率を通常ゲームより高める(通常ゲーム:1/10→小役ゲーム:1/2)ことで、これをメインの小役入賞としている。このように、小役ゲームのゲーム回数の増加に対応してRB1ゲームが発生しやすいような制御が行われる。
【0073】
図6のステップS3では、上述した(1)〜(3)に示す抽選処理が行われる。
ステップS3において上述した抽選処理が行われた後、ステップS4で前回ゲームにおける各リール4a、4b、4cの回転開始から一定時間(例えば、4.1秒)経過しているか否かの判定を行うとともに、各リール用モータ4Ma,4Mb,4Mcに制御信号を送って各リール4a、4b、4cの回転を開始させるリール変動開始処理を実行する。そして、スタートレバー6が操作されてから所定時間経過すると、停止ボタンランプ39を点灯して各リール停止ボタン7a、7b、7cが操作可能な状態になるように制御する。
【0074】
次に、遊技者が各リール停止ボタン7a、7b、7cにより各リールを停止操作したタイミングとステップS3でセットされた入賞当選フラグの状態に基づいてリール4a、4b、4cの停止位置を決定し、この決定に基づいて各リール用モータ4Ma,4Mb,4Mcに対して制御信号を出力するリール変動停止処理を実行する(ステップS5)。
【0075】
また、ステップS5では、ステップS3の抽選処理の結果に応じたリール制御が行われる。例えば、入賞当選フラグがセットされている状態においては、その入賞に対応する図柄組み合わせ態様が有効ライン上に停止表示されるように、リールの引き込み制御が行われる。即ち、遊技者がリール停止ボタン7a、7b、7cを操作したときに有効ライン上に本来停止表示されるべき図柄の中、或いはそれに続く数コマ分(例えば4コマ分)の図柄の中に当選した入賞に対応する図柄組み合わせ態様を形成する図柄が含まれる場合には、その図柄が有効ライン上に優先的に停止表示されるように各リール4a、4b、4cが停止制御される。逆に、何れの入賞当選フラグもセットされていない状態においては、入賞の図柄組み合わせ態様が有効ライン上に停止表示されないように、リールの蹴飛ばし制御が行われる。
【0076】
なお、ステップS5において、スタートレバー6が操作されてから一定時間(例えば、30秒以上)経過しても遊技者によって各リール停止ボタン7a、7b、7cの停止操作が行われない場合には、遊技制御装置50は各リールのゲーム開始前の状態と成立した入賞フラグに基づいて決定したリールの停止位置に従って各リール用モータ4Ma,4Mb,4Mcに対して制御信号を出力し、各リール4a、4b、4cの回転を自動的に停止させる。
【0077】
次いで、各リール4a、4b、4cの停止表示態様に基づいて入賞成立判定処理を実行する(ステップS6)。具体的には、各リール位置検出センサ31a,31b,31cにより各リール4a、4b、4cの停止位置を検出し、何れかの入賞態様(例えば、小役、BB、RB、リプレイなど)に対応する停止表示態様が有効ライン上に成立したか否かに基づいて入賞成立の判定を行う。そして、何れかの入賞が成立していると判定した場合は、その入賞に対応する入賞成立フラグをセットする。また、BB入賞或いはRB入賞の入賞成立フラグがセットされた場合は、さらにBB状態フラグまたはRB状態フラグをセットする。具体的には、図10〜12のフローチャートに従って入賞成立判定処理が実行される。
【0078】
(i)通常ゲームにおける入賞成立判定処理
通常ゲームでは、図10のステップS603以降に示す入賞判定処理が実行される。すなわち、図10のステップS601,S602において当該ゲームがRBゲーム中でもBBゲーム中でもないと判定された場合に、ステップS603でBB入賞が成立したか判定し、BB入賞が成立したと判定した場合はステップS604でBB当選フラグをクリアするとともに、ステップS605でBB成立フラグをセットし、ステップS606でBB状態フラグをセットする。
【0079】
また、ステップS607でRB入賞が成立したか判定し、RB入賞が成立したと判定した場合はステップS608でRB当選フラグをクリアするとともに、ステップS609でRB成立フラグをセットし、ステップS610でRB1状態フラグをセットする。
【0080】
さらに、ステップS611で何れかの小役入賞(リプレイ入賞を含む)が成立したか判定し、何れかの小役入賞が成立したと判定した場合はステップS612で成立した小役入賞に対応する入賞成立フラグをセットするとともに、ステップS613で入賞当選フラグをクリアする。ここで、小役入賞は入賞当選フラグがセットされたゲームでのみ成立可能とされるので、ステップS611で小役入賞が成立していないと判定した場合もステップS613で入賞当選フラグはクリアされる。すなわち、小役入賞当選フラグがセットされているにも関わらずステップS611で小役入賞が成立していないと判定した場合は、いわゆる小役入賞の取りこぼしとなる。
【0081】
(ii)RBゲームにおける入賞成立判定処理
RBゲーム(RB入賞の成立により発生するRBゲームおよびBBゲーム中のJACイン入賞の成立により発生するRBゲームの両方を含む。)中の場合は図10のステップS601で1に移行され、図11に示す入賞成立判定処理が実行される。すなわち、図11のステップS621においてJAC入賞が成立したか判定し、成立した場合はステップS622でJAC入賞成立フラグをセットするとともに、ステップS623でJAC入賞当選フラグをクリアする。
【0082】
次いで、ステップS624でJACゲームカウンタが12か判定し、JACゲームカウンタが12に達していない場合はステップS625に移行する。そして、実行されているRBゲームがRB1ゲームか判定し(ステップS625)、RB1ゲームの場合はJAC入賞カウンタが8であるか判定する(ステップS633)。ここで、RB1ゲームかRB2ゲームかの判定はRB状態フラグのセット状態に基づいて行われる。
【0083】
一方、実行されているRBゲームがRB1ゲームでない場合(すなわちRB2の場合)はJAC入賞カウンタが5であるか判定する(ステップS626)。そして、ステップS633でJAC入賞カウンタが8に達していない判定された場合、およびステップS626でJAC入賞カウンタが5に達していないと判定された場合、つまりRBゲームにおいてまだJACゲームを実行可能なときはそのまま処理を終了する。
【0084】
続いて、ステップS624でJACゲームカウンタが12であると判定された場合、ステップS626でJAC入賞カウンタが5であると判定された場合、ステップS633でJAC入賞カウンタが8であると判定された場合は、RBゲームの終了条件が成立するので、ステップS627でJACゲームカウンタがクリアされるとともに、ステップS628でJAC入賞カウンタがクリアされ、ステップS629でRB(RB1,RB2)状態フラグがクリアされる。
【0085】
さらに、ステップS630でBB状態フラグのセット状態に基づいてBBゲーム中か判定され、BBゲーム中の場合はステップS631でRBカウンタが3であるか判定する。そして、RBカウンタが3であると判定された場合は、BBゲームの終了条件が成立するので、ステップS632でBB状態フラグをクリアする。一方、ステップS630でBBゲーム中でないと判定した場合、ステップS631でRBカウンタが3でないと判定した場合はそのまま処理を終了する。
【0086】
(iii)BBゲームにおける入賞成立判定処理
BBゲーム(小役ゲーム)中の場合は図10のステップS602で2に移行され、図12に示す入賞成立判定処理が実行される。このBBゲーム中の入賞成立判定処理は、利益増加手段および特定遊技状態選択手段としての遊技制御装置50により実行される。
【0087】
すなわち、図12のステップS641においてJACイン入賞が成立したか判定し、JACイン入賞が成立した場合はステップS642でRBゲーム数を計数するためにRBカウンタに1加算するとともに、セットされた当選フラグがRB1当選フラグであるか判定する(ステップS643)。そして、RB1当選フラグがセットされている場合は、ステップS644でRB1成立フラグをセットするとともに、ステップS645でRB1状態フラグをセットする。一方、RB2当選フラグがセットされている場合は、ステップS646でRB2成立フラグをセットするとともに、ステップS646でRB2状態フラグをセットする。
【0088】
そして、ステップS648でRB1またはRB2当選フラグをクリアする。ここで、RB1またはRB2当選フラグは当該ゲームにおいてのみ有効なので、ステップS641でJACイン入賞が成立していないと判定された場合もステップS648でRB当選フラグはクリアされる。すなわち、小役ゲームにおいてRB当選フラグがセットされているにも関わらず、特定のリール停止操作によりJACインするのを阻止する(いわゆるリプレイ外し)ことで、遊技者は意図的に小役ゲームを継続させることができる。
【0089】
次に、ステップS649で何れかの小役入賞が成立したか判定し、何れかの小役入賞が成立した場合はステップS650で成立した小役入賞に対応する小役入賞成立フラグをセットするとともに、ステップS651で入賞当選フラグをクリアする。ここで、小役入賞当選フラグは当該ゲームにおいてのみ有効なので、ステップS649で小役入賞が成立していないと判定された場合もステップS651で小役入賞当選フラグはクリアされる。
【0090】
図6のステップS6では、上述した(i)〜(iii)に示す入賞成立判定処理が行われる。
ステップS6において上述した入賞成立判定処理が行われた後、ステップS7で、セットされた入賞成立フラグに基づいて所定枚数のメダルの払出処理を行う。具体的には、リプレイゲーム以外の入賞成立フラグがセットされた場合は、入賞に応じた数のメダルを払い出すようにメダル払出部3に制御信号を送信する処理、または入賞に応じたメダル数をクレジット数の記憶に加算する処理を行う。一方、リプレイ入賞の入賞成立フラグがセットされた場合には今回のゲームで記憶された賭数を次回ゲームに持ち越す処理を行う。また、払出処理とともに入賞成立フラグをクリアする処理も行う。このステップS10の払出処理を終了することにより、一連の遊技制御処理が終了されて1ゲームが終了する。
【0091】
なお、図6には示していないが、ステップS3の抽選処理の後に、該抽選結果に基づいて入賞当選フラグが成立したことおよび当選した入賞の種類を示す制御信号を演出制御装置60に送信することで表示装置5等により入賞の当選および当選した入賞の種類を事前に報知する入賞報知処理を行うようにすることもできる。
【0092】
図13は、BBゲーム中の小役ゲームにおける入賞報知の表示例である。
図13(a)は抽選処理において小役入賞当選フラグがセットされた(図9のステップS330)ときの表示例である。表示装置5の左上部には実行した小役ゲーム数とRBゲーム数Cが表示され、中央部には当選フラグのセットされた入賞に対応する図柄が表示される。すなわち、図13(a)では、小役ゲーム数が11回、RBゲームの消化回数が1回で、太鼓入賞の当選フラグがセットされていることを示している。
【0093】
図13(b)は抽選処理においてJACイン入賞の当選フラグがセットされた(図9のステップS327またはS328)ときの表示例である。表示装置5の左上部に実行された小役ゲーム数とRBゲーム数Cが表示され、中央左には当選フラグのセットされたJACイン入賞に対応する図柄が表示され、中央右にはこのときのRBゲームの選択割合Rが表示される。図13(b)では、このときの小役ゲーム数が15回であるので、RB1ゲームとRB2ゲームとの選択割合は1:1となっている。
【0094】
本実施形態において、遊技制御装置50は特定条件成立無効化手段として機能するので、JACイン入賞の当選フラグがセットされている場合(一般遊技状態における特定条件が成立可能なゲーム)でも遊技者のリール停止操作に基づいてJACイン入賞を意図的に不成立させる(いわゆるリプレイ外し)ことができる。したがって、図13(b)のようにJACイン入賞の当選フラグがセットされていることを報知されたゲームでは、遊技者はリプレイ外しを実行して小役ゲームを継続させるか、すなわち、JACイン入賞の成立チャンスをもっと後の小役ゲームに遅延させるか、JACイン入賞を成立させてRBゲームを発生させるか選択できる。
【0095】
以下に、図3を参照してリプレイ外しの手順について説明する。まず、中リール4bと右リール4cを適当なタイミングでリール停止して上段横ラインにうちわの図柄をテンパイさせる。本実施形態のスロットマシンでは、JACイン入賞の当選フラグがセットされた場合に上述するリール停止操作を行うとリール停止制御により必ず上段横ラインに「うちわ」の図柄がテンパイするようになっている。この状態では、左リール4aの配列番号4および配列番号13に位置する「うちわ」の図柄は上段に停止することはあり得ない。つまり、これらの図柄が上段に位置するとき下段にはチェリーが位置することとなるが、JACイン入賞と同時にチェリー入賞の当選フラグが成立することはありえないので、この状態で停止しないようにリール停止制御(引き込み制御,蹴飛ばし制御)が行われる。
【0096】
したがって、左リール4aの上段に、リール制御(通常4コマ以内の引き込み制御)が行われても、配列番号4,13以外のうちわが停止できないタイミングでリール停止操作を行えばリプレイ外しとなる。具体的には、配列番号5〜8に位置する図柄、または配列番号14から16に位置する図柄を上段に停止させるタイミングでリール停止操作を行えばよい。
【0097】
このように、特定の停止操作として、通常の停止順序(左→中→右,左→右→中)とは異なる停止順序(右→中→左などの左リール4aを最後に停止する順序)でリールを停止操作し、特定のリール(ここでは左リール4a)を停止する際に特定図柄を狙ってリール停止操作を行うことで、JACイン入賞が成立しないようにすることができる。また、通常の停止順序とは異なる停止順序でリール停止操作するだけでJACイン入賞が成立しなくなるアシストリプレイ外し機能を設けるようにしてもよい。
【0098】
本実施形態のスロットマシンによれば、BBゲームにおいて小役ゲームのゲーム数に基づいて付与される利益が確実に増加することとなるので、遊技者の期待感を高めることができるとともに、BBゲーム中のゲームの進行が興趣の高いものとなる。また、BBゲーム中のRBゲームとしてRB1ゲームとRB2ゲームとを発生可能であるので、その選択制御によりRBゲームが多彩化し興趣性を高めることができる。また、遊技者が実行した小役ゲームのゲーム結果(ゲーム回数)に基づいてBBゲーム中の総利益を変更することができるので遊技者に不満感や不信感を与えることがない。
【0099】
さらに、BBゲームにおいて、小役ゲーム数が多くなるほど付与される総利益が相乗的に増加することとなり遊技者の満足感を高めることができる。また、小役ゲームのゲーム数が多くなるにつれBBゲームがパンク(RBゲームが上限数(3回)実行できずに小役ゲームが上限数(30回)となること)する可能性が高くなるが、その反面RB1ゲームが発生する可能性も高まるので、不安と期待で興奮しながら楽しんで遊技を行うことができる。
【0100】
また、リプレイ外しが可能なので、小役ゲームにおいてJACイン入賞当選フラグがセットされた場合に、小役ゲームを継続するか否かは遊技者の意志および技量により決定されることとなり、大きな利益を獲得できたときの達成感・満足感を高めることができる。また、小役ゲームのゲーム数が多いとき(例えば21〜30ゲーム)にRBゲームを発生させれば付与される利益が最も大きくなるが、リプレイ外しでそれを狙うとBBゲームがパンクする危険性も高くなるので、遊技者の遊技の仕方でBBゲーム中の利益が様々に変化し興趣が向上する。
【0101】
(変形例1)
変形例1は、遊技制御装置50が入賞確率変動制御手段として機能するようにしたものである。すなわち、遊技制御装置50は、BBゲーム中の小役ゲームにおいて、そのときの小役ゲーム数に基づいて小役ゲームにおけるメイン小役入賞(太鼓入賞)の当選確率を高めるように制御する。
【0102】
例えば、表2に示すように、BBゲーム中の小役ゲームのゲーム数が1〜10ゲームの場合は太鼓入賞の当選確率を1/2.62とし、11〜20ゲームの場合は1/2.06とし、21〜30ゲームの場合は1/1.46とする制御を行う。
【0103】
【表2】
Figure 2004298258
【0104】
このように、小役ゲームのゲーム数の増加に対応して所定の入賞(ここでは太鼓入賞)の当選確率が高くなるので、BBゲームにおける総利益を増加できる上、小役ゲームにおける小役入賞がさらに成立しやすくなるので獲得利益に対する期待感を極めて高めることができる。
【0105】
(変形例2)
変形例2は、遊技制御装置50が入賞利益増加制御手段として機能するようにしたものである。すなわち、遊技制御装置50は、BBゲーム中の小役ゲームにおいて、そのときの小役ゲーム数に基づいて小役ゲームにおけるメイン小役入賞の種類を変更するように制御する。
【0106】
例えば、表3に示すように、BBゲーム中の小役ゲームのゲーム数が1〜10ゲームの場合は雷入賞をメインの小役入賞とし、11〜20ゲームの場合は太鼓入賞をメイン小役入賞とし、21〜30ゲームの場合ははっぴ入賞をメイン小役入賞とする。
【0107】
【表3】
Figure 2004298258
【0108】
このように、小役ゲームのゲーム数の増加に対応して小役入賞の成立で付与される利益が増加するので、BBゲームにおける獲得利益に対する期待感をさらに高めることができる。
【0109】
なお、変形例2ではメイン小役入賞の種類を変更することで付与する利益を増加させるようにしたが、メイン小役入賞の種類を変更せずに当該小役入賞に対応した払出枚数を通常よりも増加することで付与する利益を増加させるようにしてもよい。
【0110】
(変形例3)
変形例3は、JACインしたときの小役ゲーム数が小役ゲームの上限数(30回)であった場合に、次回のBBゲームにおいてJACインしたときのRBゲームの選択割合が遊技者にとって有利となるように変更し、遊技者にさらに特典を付与するようにしたものである。
【0111】
例えば、今回のBBゲーム(電源投入から最初に発生したBBゲームなど前回のBBゲームの影響を受けないBBゲーム)においてJACイン入賞が成立したときのRBゲームの選択割合は表1に従うが、今回のBBゲームにおいて小役ゲームの最終ゲームでJACイン入賞が成立した場合は、次回のBBゲームにおいてJACイン入賞が成立したときのRBゲームの選択割合は表4に従うようにする。すなわち、次回のBBゲームでは、JACイン入賞が成立したときの小役ゲームのゲーム数が1〜4ゲームの場合はRB2の選択割合を100%とし、5〜16ゲームの場合はRB1ゲームとRB2ゲームの選択割合をそれぞれ50%とし、17〜30ゲームの場合はRB1ゲームの選択割合を100%とする。
【0112】
【表4】
Figure 2004298258
【0113】
このように、小役ゲームにおける最終ゲームでJACイン入賞が成立した場合、次回のBBゲームにおいて付与される利益が確実に増加するので、遊技者の期待感を高めることができる。また、BBゲーム中のゲーム態様が次回のBBゲームのゲーム態様に影響をもたらすこととなり、遊技内容が多彩化し興趣を高めることができる。
【0114】
また、次回のBBゲームでの利益が大きくなることがわかっていれば遊技者は当該BBゲームが終了した後早々に遊技を終了せず、次回のBBゲームが発生するまで遊技を継続する可能性が高くなるので、遊技店は遊技機の稼働率を効果的に高めることができる。なお、小役ゲームにおける最終ゲームではなく、最終ゲームの数ゲーム(例えば3ゲーム)前から上記制御を有効としてもよい。
【0115】
以上、本発明者によってなされた発明を実施形態に基づいて具体的に説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。例えば、メインの実施形態と変形例1,2,3を適宜組み合わせてもよいし、これらを別々に設けるようにしてもよい。
【0116】
また、上記実施形態ではBBゲーム中のRBゲームをJAC入賞成立の上限数が異なるRB1ゲームとRB2ゲームの2種類で構成したが、例えばJAC入賞成立の上限数が異なる複数種類(3種類以上)のRBゲームを発生可能とし、小役ゲームのゲーム数の増加に応じて利益が大きいRBゲームが発生し易いようにしてもよい。
【0117】
また、上記実施形態において、RB1ゲームとRB2ゲームをJAC入賞成立の上限数が異なるRBゲームとせずに、JAC入賞が成立したときの獲得枚数を異ならせることで付与する利益が異なるようにしてもよい。例えば、RB1ゲームでは1回のJAC入賞での獲得枚数を15枚とし、RB2ゲームでは1回のJAC入賞での獲得枚数を10枚とする。また、上記実施形態と組み合わせて、RB1ゲームとRB2ゲームとは、JAC入賞成立の上限数が異なり、さらにJAC入賞成立による獲得枚数も異なるようにすることができる。
【0118】
また、RB1ゲームとRB2ゲームの選択確率を遊技店による外部操作により、設定変更可能な選択確率設定変更手段を設けるようにしてもよい。この場合、例えば、設定1〜6の6段階で設定変更可能にし、RB1ゲームの選択割合は設定6が最も高く、設定1が最も低くなる。例えば、上記実施形態においてBBゲーム中の小役ゲーム数が11〜20のときのRB1ゲームの選択割合を設定変更の対象とし、設定1のとき20%、設定2のとき30%、設定3のとき40%、設定4のとき50%、設定5のとき60%、設定6のとき70%とする。このような手段を設けることにより、本発明の効果の他、BBゲーム中における獲得枚数を遊技店側で調整することができる。さらに、この選択確率設定変更手段は、遊技機本体の設定装置と連動させ、RB1ゲームの選択割合から遊技機の設定をある程度推測可能にしてもよい。
【0119】
また、上記実施形態では、BBゲーム中の小役ゲーム数に基づいて付与する利益を増加させるようにしているが、ゲーム数の他、小役ゲームにおいて所定の条件が成立することに基づいて付与する利益を増加させるようにしてもよい。例えば、リプレイ外しを成功したときの図柄組み合わせ態様が特定の図柄組み合わせ態様となった場合に付与する利益を増加させる(例えば上記実施形態においてRB1の選択される確率を高くする)ようにする。また、RBゲームにおいて極めて高い確率で当選するJAC入賞の抽選にはずれた場合に付与する利益を増加させるようにしてもよい。
【0120】
なお、今回開示した実施の形態は、すべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および内容の範囲でのすべての変更が含まれることが意図される。
【0121】
また、上記実施形態では、遊技媒体としてメダルを用いて遊技を行うスロットマシンに適用した例を示したが、その他の遊技媒体としてパチンコ球を使用して遊技を行うスロットマシンにも適用できる。また、変動表示手段は、リール以外に、ベルトや液晶表示装置、CRT等で構成するようにしてもよい。
【0122】
【発明の効果】
請求項1の発明によれば、スロットマシンにおいて、特別遊技状態(BBゲーム)中のゲームにおいて所定の条件が成立することに基づいて付与する利益を増加させる利益増加手段を備えるようにしたので、特別遊技状態において得られる利益に対する遊技者の期待感を高めることができるとともに、特別遊技状態中のゲームの進行が興趣の高いものとなる。また、従来のように抽選により特別遊技状態中の特定遊技状態(RBゲーム)の回数を変化させるのではなく、遊技者が実行した一般遊技状態のゲーム結果に基づいて特別遊技状態中の総利益を変更することができるので、遊技者に不満感や不信感を与えることがない。
【0123】
請求項2の発明によれば、特別遊技状態中の一般遊技状態において特定条件(JACイン入賞)が成立した際に、付与する利益の異なる第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とを選択して発生させるようにして遊技者が得られる利益の変動幅を大きくし、一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して前記第1の特定遊技状態が発生しやすいようにしたので一般遊技状態のゲーム回数に応じて確実に利益を増加させることができる。また、第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態とを発生可能であるので、その選択制御により特定遊技状態が多彩化し興趣性を高めることができる。また、従来のように特定遊技状態の発生回数を変化させるのでは特別遊技状態での利益が通常よりも大幅に減るパターンがあるといった印象が強く遊技者の不満となってしまうが、本発明ではある一定の利益を付与した上で利益を変化させるので利益を増加させるといった印象を与えることができ、不満感を与えることがない。また、特別遊技状態において、一般遊技状態のゲーム数の増加に対応して付与される総利益が相乗的に増加することとなり、遊技者の期待感を高めることができる。さらに、一般遊技状態のゲーム数が多くなるにつれ一般遊技状態のゲーム数が規定数となり未だ特定遊技状態が発生可能な状態のまま特別遊技状態が終了する(所謂パンク)可能性が高くなるが、その反面第1の特定遊技状態が発生する可能性も高まるので、不安と期待で興奮しながら楽しんで遊技を行うことができる。
【0124】
請求項3の発明によれば、一般遊技状態における最終ゲームで特定条件が成立した場合には、今回の特別遊技状態で付与される利益が大きくなる他、次の特別遊技状態で付与される利益が大きくなるので、遊技者の期待感を極めて高めることができるとともに、ゲームの進行に極めて集中することとなり興趣が向上する。また、特別遊技状態中のゲーム態様が、次回の特別遊技状態のゲーム態様に影響をもたらすこととなり、遊技内容が多彩化し興趣を高めることができる。また、遊技店にとっては、このように次回の特別遊技状態での利益が大きくなることがわかっていれば遊技者は当該特別遊技状態が終了した後早々に遊技を終了せず、次回の特別遊技状態が発生するまで遊技を継続する可能性が高くなるので遊技機の稼働率を高めることができる。
【0125】
請求項4の発明によれば、一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して所定の入賞の当選確率が高くなるので、特定遊技状態での利益を増加できる上、一般遊技状態において小役入賞がさらに成立しやすくなるので、獲得利益に対する期待感を極めて高めることができる。
【0126】
請求項5の発明によれば、一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して一般遊技状態において成立した際の利益が大きくなるので、さらに獲得利益に対する期待感を極めて高めることができる。
【0127】
請求項6の発明によれば、所謂リプレイ外しが可能となるので、一般遊技状態で特定条件が成立したゲームにおいて一般遊技状態を継続するか否かは遊技者の意志および技量により決定されることとなる。このように、リプレイ外しを成功することで得られる利益をより大きくすることができるので、遊技者の達成感や満足感を高めることができる。また、特定遊技状態の全てを一般遊技状態のゲーム数が多いときに発生させれば利益が最も大きくなるが、リプレイ外しでそれを狙うと特定遊技状態が規定数発生しないで特別遊技状態が終了する危険性も高くなるので、遊技者の遊技の仕方で特別遊技状態中の利益が様々に変化し、興趣が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した実施形態のスロットマシンの正面図である。
【図2】スロットマシン100の内部に設置されるメイン制御手段としての遊技制御装置の主要制御ブロック図である。
【図3】各リールの外周面に表示された図柄列を示す図である。
【図4】本実施形態の入賞態様の種類を示す一覧図である。
【図5】本実施形態のスロットマシンにおける各遊技状態を示した説明図である。
【図6】遊技制御装置50によって行われる遊技制御の処理手順を示すフローチャートである。
【図7】通常ゲームにおいて実行される抽選処理のフローチャートである。
【図8】RBゲームにおいて実行される抽選処理のフローチャートである。
【図9】BBゲームにおいて実行される抽選処理のフローチャートである。
【図10】通常ゲームにおいて実行される入賞成立判定処理のフローチャートである。
【図11】RBゲームにおいて実行される入賞成立判定処理のフローチャートである。
【図12】BBゲームにおいて実行される入賞成立判定処理のフローチャートである。
【図13】BBゲーム中の小役ゲームにおける入賞報知の表示例である。
【符号の説明】
1 本体部
2 前面パネル
3 メダル払出機
4 リール装置(変動表示手段)
5 表示装置
6 スタートレバー
7 リール停止ボタン
8 払出表示部
9 マックスベットボタン
10 1ベットボタン
12 クレジット数表示部
13 ベットライン表示部
14 遊技状態表示部
15 メダル投入口
18 クレジット選択ボタン
19 化粧パネル
20 表示窓部
21 灰皿
22 傾斜台部
23 メダル貯留受皿
24 前面カバー部材
25 前面カバー部材
26 音出力部
35 表示制御装置
36 音制御装置
50 遊技制御装置(メイン制御装置、抽選手段、リール停止制御手段、利益増加手段、特定遊技状態選択手段、入賞確率変動制御手段、入賞利益増加制御手段、特定条件成立無効化手)
60 演出制御装置(サブ制御装置)
100 スロットマシン

Claims (6)

  1. 複数の図柄を変動表示可能な変動表示手段と、
    前記変動表示手段での変動表示を伴うゲームの実行毎に複数種の入賞の抽選を行う抽選手段と、を備え、
    前記抽選手段の抽選結果が前記複数種の入賞のうち特別入賞の当選となったことに基づき、当該当選した特別入賞に対応する図柄を停止し得るように前記変動表示手段の停止制御を行い、ゲームの結果として前記変動表示手段に前記特別入賞に対応する図柄組み合わせ態様が停止した場合に該特別入賞が成立して、通常時よりも遊技者に利益を付与しやすいゲームを実行可能な特別遊技状態を発生し、
    該特別遊技状態は所定の入賞の当選確率を高めてゲームを実行する一般遊技状態と、当該一般遊技状態において特定条件が成立した場合に発生し通常は成立しない特定入賞が成立しうる特定入賞ゲームを所定回数実行可能な特定遊技状態で構成され、
    前記一般遊技状態のゲーム数が規定数に達するか若しくは前記特定遊技状態の実行回数が所定数に達することに基づいて前記特別遊技状態を終了するようにしたスロットマシンであって、
    前記特別遊技状態中のゲームにおいて所定の条件が成立することに基づいて付与する利益を増加させる利益増加手段を備えたことを特徴とするスロットマシン。
  2. 前記特定遊技状態は、前記特定入賞ゲームが所定の上限回数成立した場合に終了する遊技状態で、第1の上限回数が設定された第1の特定遊技状態と、前記第1の上限回数よりも回数の少ない第2の上限回数が設定された第2の特定遊技状態と、で構成され、
    前記利益増加手段は、前記特定条件が成立した際に前記第1の特定遊技状態と第2の特定遊技状態の何れか1つを選択するとともに、前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して前記第1の特定遊技状態が発生しやすいように特定遊技状態の選択制御を行う特定遊技状態選択手段を含むことを特徴とする請求項1に記載のスロットマシン。
  3. 前記特定遊技状態選択手段は、前記一般遊技状態の規定数となるゲームにおいて前記特定条件が成立した場合、次回の特別遊技状態において通常の特別遊技状態よりも前記第1の特定遊技状態が発生しやすいように特定遊技状態の選択制御を行うことを特徴とする請求項2に記載のスロットマシン。
  4. 前記利益増加手段は、前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して所定の入賞の当選確率が高くなるように前記一般遊技状態を制御する入賞確率変動制御手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項3の何れかに記載のスロットマシン。
  5. 前記利益増加手段は、前記一般遊技状態のゲーム回数の増加に対応して成立した際の利益が大きくなるように入賞に関する制御を行う入賞利益増加制御手段を含むことを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載のスロットマシン。
  6. 前記一般遊技状態における前記特定条件が成立可能なゲームにおいて、前記変動表示手段を停止する際に遊技者が特定の停止操作を行った場合、前記特定条件の成立を無効にする特定条件成立無効化手段を備えることを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載のスロットマシン。
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