JP2001077640A - 演算増幅装置 - Google Patents

演算増幅装置

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JP2001077640A
JP2001077640A JP25293799A JP25293799A JP2001077640A JP 2001077640 A JP2001077640 A JP 2001077640A JP 25293799 A JP25293799 A JP 25293799A JP 25293799 A JP25293799 A JP 25293799A JP 2001077640 A JP2001077640 A JP 2001077640A
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output operational
low
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JP25293799A
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Mamoru Ugajin
守 宇賀神
Tsuneo Tsukahara
恒夫 束原
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Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 通常のLSIプロセスで作成でき、1〜2m
V程度の高精度にオフセット補償された演算増幅装置を
提供することを目的とするものである。 【解決手段】 差動増幅器とシングル出力演算増幅器と
が、互いに容量値が等しい2つの容量を介して接続され
ているものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アナログ信号処理
LSI等において制御回路、コンパレータ等に用いられ
る演算増幅器であって、高精度にオフセット電圧を補償
する演算増幅装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図11は、現在一般的に使用されている
シングル出力演算増幅器900の回路構成を示す図であ
る。
【0003】図12は、従来の演算増幅器900の入出
力電圧特性の一例を示す図である。
【0004】図12に示すように、演算増幅器の電圧利
得は非常に大きく、オフセット電圧Vos1が存在する
と、差動入力電圧の原点からVos1だけずれたところ
で、その出力電圧が急峻に変動する。このために、通常
の演算増幅器を使って帰還回路を構成すると、オフセッ
ト電圧Vos1の制御電圧誤差が発生する。
【0005】また、演算増幅器をコンパレータとして使
用し、入力電圧の大小を比較する場合、入力電圧差が|
os1|よりも小さいと、比較判定の誤りが起こる。
【0006】演算増幅器のオフセット電圧の原因として
は、入力回路の非対称性等によって発生するシステマテ
ィックオフセットと、ICプロセスばらつき(トランジ
スタの閾値電圧ばらつき)等によって発生するランダム
オフセットがある。システマティックオフセットについ
ては、差動入カトランジスタのドレイン電圧(図11に
示すA、B点の電位等)を揃える等によって、低減させ
ることができる。
【0007】しかし、システマティックオフセット除去
後も、10mV程度のランダムオフセット電圧が存在
し、これを補償して精度を高める必要がある。
【0008】図13は、従来のシングル出力演算増幅器
における一般的なオフセット補償法を示す図である。
【0009】始めにスイッチS1〜S3を閉じ、スイッチ
4〜S5を開く。このときの電圧関係は、VREF1=0で
あるとすると、 (VX+VOS1)・(−A1)=VX ∴ VX=−A1・VOS1/(1+A1)≒−VOS1 ……(1) となり、オフセット電圧を補償する電圧が容量Cに保存
される。
【0010】図14は、従来の差動出力演算増幅器にお
ける一般的なオフセット補償法を示す図である。
【0011】図15は、従来例の差動出力演算増幅器に
おける入出力特性の一例を示す図である。
【0012】差動出力演算増幅器は、出力端子を2つ有
し、図15に示すような入出力電圧特性を持つ。このた
めに、通常のオフセット補償では、図14に示すよう
に、2つの容量を用いる。オフセット補償の原理は、シ
ングル出力の演算増幅器の場合と同じである。すなわ
ち、始めにスイッチS1〜S4を閉じ、スイッチS5〜S6
を開くことによって、オフセット電圧を補償する電圧が
2つの容量C1、C2に保存される。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のオフセット
補償法では、シングル出力の演算増幅器において、実使
用時に、スイッチS1〜S3を開き、スイッチS4〜S5
閉じる。この時に、スイッチS3の開閉に伴う電荷移動
によって、容量Cに新たに電圧が発生し、これが新たな
オフセット電圧となる。演算増幅器におけるスイッチS
3の開閉に伴う電荷移動をΔq3とすると、新たなオフセ
ット電圧(V’OS1)は、 V’OS1=Δq3/C …… (2) となり、通常のLSIプロセスで作成されるスイッチお
よび容量において、数mVのオフセットが発生するとい
う問題がある。
【0014】また、従来のオフセット補償法では、差動
出力の演算増幅器において、実使用時にスイッチS1
4を開き、スイッチS5〜S6を閉じる。この時に、ス
イッチS3とS4との開閉に伴う電荷移動によって、2つ
の容量C1、C2に電圧が発生し、これが新たなオフセッ
ト電圧となる。差動出力の演算増幅器におけるスイッチ
3、S4の開閉に伴う電荷移動を、それぞれΔq3、Δq4
とすると、新たなオフセット電圧(V’OS1)は、 V’OS1=(Δq3−Δq4)/C …… (3) となり、式(2)の場合と同様に、通常のLSIプロセ
スで作成されるスイッチおよび容量において、数mVの
オフセットが発生するという問題がある。
【0015】本発明は、通常のLSIプロセスで作成で
き、1〜2mV程度の高精度にオフセット補償された演
算増幅装置を提供することを目的とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】本発明は、差動増幅器と
シングル出力演算増幅器とが、互いに容量値が等しい2
つの容量を介して接続されているものである。
【0017】
【発明の実施の形態および実施例】[第1の実施例]図
1は、本発明の第1の実施例であるオフセット補償され
た演算増幅装置100を示す図である。
【0018】演算増幅装置100は、差動増幅器A12
と第1のシングル出力演算増幅器A11とが、互いに容
量値が等しい2つの容量C1、C2を介して接続されて
いるものである。
【0019】つまり、演算増幅装置100は、第1のシ
ングル出力演算増幅器A11と、第1の差動増幅器A1
2と、第1の容量C1と、第2の容量C2と、第1のス
イッチS1と、第2のスイッチS2と、第3のスイッチ
S3と、第4のスイッチS4と、第5のスイッチS5
と、第6のスイッチS6とを有する。
【0020】第1の容量C1は、シングル出力演算増幅
器A11の第1の入力端子と差動増幅器A12の第1の
出力端子との間に接続され、第2の容量C2は、シング
ル出力演算増幅器A11の第2の入力端子と差動増幅器
A12の第2の出力端子との間に接続されている。
【0021】第1のスイッチS1は、シングル出力演算
増幅器A12の第1の入力端子と第1の基準電位VRE
F1との間に接続され、第2のスイッチS2は、シング
ル出力演算増幅器A12の第2の入力端子と第1の基準
電位VREF1との間に接続され、第3のスイッチS3
は、差動増幅器A12の第1の入力端子と第2の基準電
位VREF2との間に接続され、第4のスイッチS4
は、差動増幅器A12の第2の入力端子と第2の基準電
位VREF2との間に接続され、第5のスイッチS5
は、差動増幅器A12の第1の入力端子に接続、第6の
スイッチS6は、差動増幅器A12の第2の入力端子に
接続されている。
【0022】次に、演算増幅装置100の動作について
説明する。
【0023】オフセット補償する場合、始めにスイッチ
1〜S4を閉じ、スイッチS5〜S6を開く。このとき
に、差動増幅器のオフセット電圧VOS2の電圧利得A2
の電圧が、容量C1とC2とに保存される。
【0024】この後、スイッチS1〜S4を開き、スイッ
チS5〜S6を閉じると、最終的なオフセット電圧Veff
が決まり、この最終的なオフセット電圧Veffは、 Veff=(Δq1−Δq2)/A2C+VOS1/A2 ……(4) になる。ここで、Δq1、Δq2は、それぞれスイッチ
1、S2開閉に伴う移動電荷量であり、VOS1は、演算
増幅器のオフセット電圧である。また、第1の容量C1
の値=第2の容量C2の値=Cであるとした。
【0025】ここで、電荷(Δq1−Δq2)によって発生
するオフセット電圧は、式(4)に示すように、従来技
術におけるオフセット電圧を示す式(2)よりも、電圧
利得A2分の1に低減される。
【0026】図2は、差動増幅器A2の回路構成を示す
図である。
【0027】図3は、図2に示す差動増幅器A2におけ
る入出力電圧特性を示す図である。
【0028】ここで、差動増幅器のオフセット電圧を補
償するためには、差動入力電圧が0である時に、出力が
オーバーフローせず遷移領域にある必要がある。したが
って、 −VDD/2<A2・VOS2<VDD/2 ……(5) を満たすように、差動増幅器A12の電圧利得を設定す
る。
【0029】通常の差動増幅器の電圧利得は、5〜10
程度であるので、式(5)の条件を容易に満たすことが
でき、|VOS1|≒10mVとすると、最終的なオフセ
ット電圧を、2mV程度に低減することができる。
【0030】また、上記差動増幅器A12の代わりに、
低利得の差動出力演算増幅器を用いるようにしてもよ
い。
【0031】図4は、上記実施例に用いる低利得の差動
出力演算増幅器A121の一例を示す図である。
【0032】低利得の差動出力演算増幅器A121にお
いて、一般に用いられる差動出力演算増幅器の入力用ト
ランジスタM1、M2のソース端子に、抵抗RSを接続
することによって、負帰還をかけ、電圧利得を低下させ
る。抵抗RSの値を調整することによって、図3に示す
特性と同様の入出力電圧特性を持つことができる。
【0033】電圧利得を充分小さくする(20程度以下
にする)ことによって、式(5)の条件を満たすことが
でき、しかも、オフセット電圧を1mV以下に低減する
ことができる。
【0034】図5は、上記実施例に用いる他の低利得の
差動出力演算増幅器A122を示す図である。
【0035】一般に用いられる差動出力演算増幅器の出
力端子間を抵抗RCで接続することによって、電圧利得
を低下させている。抵抗RCの値を調整することによっ
て、図3に示す特性と同様の入出力電圧特性を持つこと
ができる。電圧利得を充分小さくする(20程度以下に
する)ことによって、式(5)の条件を満たすことがで
き、しかも、オフセット電圧を1mV以下に低減するこ
とができる。
【0036】[第2の実施例]図6は、本発明の第2の
実施例であるオフセット補償された演算増幅装置200
を示す図である。
【0037】演算増幅装置200では、通常の演算増幅
器A11の入力に、容量を介して、電圧利得の相等しい
2つの低利得演算増幅器A21、A22が接続されてい
る。つまり、演算増幅装置200は、演算増幅装置10
0において、差動増幅器A12の代わりに、第1の低利
得演算増幅器A21、第2の低利得演算増幅器A22を
設けたものである。
【0038】すなわち、演算増幅装置200は、第1の
シングル出力演算増幅器A11と、第1の低利得シング
ル出力演算増幅器A21と、第2の低利得シングル出力
演算増幅器A22と、第1の容量C1と、第2の容量C
2と、第1〜第6のスイッチS1〜S6とを有する。
【0039】第1の容量C1は、第1のシングル出力演
算増幅器A11の第1の入力端子と第1の低利得シング
ル出力演算増幅器A21の出力端子との間に接続され、
第2の容量C2は、第1のシングル出力演算増幅器A1
1の第2の入力端子と第2の低利得シングル出力演算増
幅器A22の出力端子との間に接続され、第1の容量C
1の値と第2の容量C2の値とは等しい。
【0040】また、第1のスイッチS1は、第1のシン
グル出力演算増幅器A11の第1の入力端子と第1の基
準電位VREF1との間に接続され、第2のスイッチS
2は、第1のシングル出力演算増幅器A11の第2の入
力端子と第1の基準電位VREF1との間に接続され、
第3のスイッチS3は、第1の低利得シングル出力演算
増幅器A21の第1の入力端子と第2の基準電位VRE
F2との間に接続され、第4のスイッチS4は、第1の
低利得シングル出力演算増幅器A21の第2の入力端子
と第2の基準電位VREF2との間に接続され、第5の
スイッチS5は、第1の低利得シングル出力演算増幅器
A21の第1の入力端子に接続され、第6のスイッチS
6は、第1の低利得シングル出力演算増幅器A21の第
2の入力端子に接続されている。
【0041】さらに、第1の低利得シングル出力演算増
幅器A21の第1の入力端子が第2の低利得シングル出
力演算増幅器A22の第2の入力端子に接続され、第1
の低利得シングル出力演算増幅器A21の第2の入力端
子が第2の低利得シングル出力演算増幅器A22の第1
の入力端子に接続されている。
【0042】次に、演算増幅装置200の動作について
説明する。
【0043】オフセット補償は、始めにスイッチS1
4を閉じ、スイッチS5〜S6を開く。このときに、低
利得演算増幅器A21、A22のオフセット電圧
OS2、VOS3の電圧利得A2倍の電圧が、容量C1、C2
にそれぞれ保存される。この後、スイッチS1〜S4を開
き、スイッチS5〜S6を閉じると、最終的なオフセット
電圧V effが得られ、この最終的なオフセット電圧Veff
は、 Veff=(Δq1−Δq2)/A2・C+VOS1/2・A2 …… (6) になる。
【0044】ここで、Δq1、Δq2は、それぞれスイッチ
1、S2の開閉に伴う移動電荷量であり、VOS1は、演
算増幅器のオフセット電圧である。また、第1の容量C
1の値=第2の容量C2の値=Cであり、低利得演算増
幅器A21の電圧利得=低利得演算増幅器A22の電圧
利得=A2であるとした。
【0045】2つの低利得演算増幅器A21、A22の
入力端子が互いに逆相接続されているので、式(6)に
示すように、演算増幅器A11のオフセット電圧は、2
・A 2分の1に低減される。
【0046】図7は、演算増幅装置200に用いる低利
得演算増幅器回路A21の一例である低利得演算増幅器
回路211を示す図である。
【0047】一般に用いられる演算増幅器の入力用トラ
ンジスタM1、M2のソース端子に抵抗RSを接続する
ことによって、負帰還をかけ、電圧利得を低下させてい
る。抵抗RSの値を調整することによって、電圧利得を
充分小さくし(20程度以下にし)、式(5)の条件を
満たすことができ、かつ、オフセット電圧を1mV以下
に低減させることができる。
【0048】図8は、演算増幅装置200に用いる低利
得演算増幅器回路A21の他の例である低利得演算増幅
器回路212を示す図である。
【0049】一般に用いられる演算増幅器の出力用トラ
ンジスタM7のゲート/ドレイン間を抵抗RC2で接続す
ることによって、電圧利得を低下させている。このとき
抵抗RC2によって、A、B点の電位が一致せず、システ
マティックオフセットが発生するが、電圧利得を充分小
さくする(20程度以下にする)ことによって、式
(5)の条件を満たすことができる。
【0050】また、上記実施例では、2つの低利得演算
増幅器の入力端子が、逆相接続されているので、システ
マティックオフセットは、演算増幅器の入力端子におい
て、コモンモード入力として完全に相殺される。
【0051】よって、演算増幅装置200において、低
利得演算増幅器の電圧利得を10〜20に設定すること
によって、オフセット電圧を1mV以下に低減すること
ができる。
【0052】[第3の実施例]図9は、本発明の第3の
実施例であるオフセット補償された演算増幅装置300
を示す図である。
【0053】オフセット補償された演算増幅装置300
は、演算増幅装置100のオフセット補償法を、差動出
力演算増幅器A31に適用したものである。
【0054】つまり、演算増幅装置300は、演算増幅
装置100において、シングル出力演算増幅器A11の
代わりに、差動出力演算増幅器A31を使用したもので
ある。
【0055】また、オフセット補償された演算増幅装置
300において、オフセット補償法および最終的なオフ
セット電圧は、演算増幅器100における場合と同じで
ある。
【0056】[第4の実施例]図10は、本発明の第4
の実施例であるオフセット補償された演算増幅器400
を示す図である。
【0057】オフセット補償された演算増幅器400
は、オフセット補償された演算増幅器200におけるシ
ングル出力の演算増幅器のオフセット補償法を、差動出
力演算増幅器A31に適用したものである。
【0058】つまり、演算増幅装置400は、演算増幅
装置200において、シングル出力演算増幅器A11の
代わりに、差動出力演算増幅器A31を使用したもので
ある。
【0059】また、オフセット補償された演算増幅装置
400において、オフセット補償法および最終的なオフ
セット電圧は、演算増幅器200における場合と同じで
ある。
【0060】
【発明の効果】本発明によれば、通常のLSIプロセス
で作成でき、1〜2mV程度の高精度にオフセット補償
された状態で演算増幅器を実現することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例であるオフセット補償さ
れた演算増幅装置100を示す図である。
【図2】差動増幅器A2の回路構成を示す図である。
【図3】図2に示す差動増幅器A2における入出力電圧
特性を示す図である。
【図4】上記実施例に用いる低利得の差動出力演算増幅
器A121の一例を示す図である。
【図5】上記実施例に用いる他の低利得の差動出力演算
増幅器A122を示す図である。
【図6】本発明の第2の実施例であるオフセット補償さ
れた演算増幅装置200を示す図である。
【図7】演算増幅装置200に用いる低利得演算増幅器
回路A21の一例である低利得演算増幅器回路211を
示す図である。
【図8】演算増幅装置200に用いる低利得演算増幅器
回路A21の他の例である低利得演算増幅器回路212
を示す図である。
【図9】本発明の第3の実施例であるオフセット補償さ
れた演算増幅装置300を示す図である。
【図10】本発明の第4の実施例であるオフセット補償
された演算増幅器400を示す図である。
【図11】現在一般的に使用されているシングル出力演
算増幅器900の回路構成を示す図である。
【図12】従来の演算増幅器900の入出力電圧特性の
一例を示す図である。
【図13】従来のシングル出力演算増幅器における一般
的なオフセット補償法を示す図である。
【図14】従来の差動出力演算増幅器における一般的な
オフセット補償法を示す図である。
【図15】従来例の差動出力演算増幅器における入出力
特性の一例を示す図である。
【符号の説明】
100、200、300…演算増幅装置、 A11…第1のシングル出力演算増幅器、 A12…第1の差動増幅器、 A21…第1の低利得演算増幅器、 A22…第2の低利得演算増幅器、 A31…差動出力演算増幅器、 C1…第1の容量、 C2…第2の容量、 S1〜S6…スイッチ。
フロントページの続き Fターム(参考) 5J091 AA01 AA47 CA13 CA91 FA07 FA15 HA09 HA17 HA25 HA29 HA38 KA02 KA05 KA09 MA08 MA13 MA21 TA01 TA02

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 シングル出力演算増幅器と;差動増幅器
    と;上記シングル出力演算増幅器の第1の入力端子と上
    記差動増幅器の第1の出力端子との間に接続されている
    第1の容量と;上記シングル出力演算増幅器の第2の入
    力端子と上記差動増幅器の第2の出力端子との間に接続
    され、上記第1の容量の値と等しい値を具備する第2の
    容量と;上記シングル出力演算増幅器の第1の入力端子
    と第1の基準電位との間に接続されている第1のスイッ
    チと;上記シングル出力演算増幅器の第2の入力端子と
    上記第1の基準電位との間に接続されている第2のスイ
    ッチと;上記差動増幅器の第1の入力端子と第2の基準
    電位との間に接続されている第3のスイッチと;上記差
    動増幅器の第2の入力端子と上記第2の基準電位との間
    に接続されている第4のスイッチと;上記差動増幅器の
    第1の入力端子に接続されている第5のスイッチと;上
    記差動増幅器の第2の入力端子に接続されている第6の
    スイッチと;を有することを特徴とする演算増幅装置。
  2. 【請求項2】 シングル出力演算増幅器と;VOS2をオ
    フセット電圧とし、A2を電圧利得とした場合、−VDD
    /2<A2・VOS2<VDD/2を満たす電圧利得を具備す
    る低利得差動出力演算増幅器と;上記シングル出力演算
    増幅器の第1の入力端子と上記低利得差動出力演算増幅
    器の第1の出力端子との間に接続されている第1の容量
    と;上記シングル出力演算増幅器の第2の入力端子と上
    記低利得差動出力演算増幅器の第2の出力端子との間に
    接続され、上記第1の容量の値と等しい値を具備する第
    2の容量と;上記シングル出力演算増幅器の第1の入力
    端子と第1の基準電位との間に接続されている第1のス
    イッチと;上記シングル出力演算増幅器の第2の入力端
    子と上記第1の基準電位との間に接続されている第2の
    スイッチと;上記低利得差動出力演算増幅器の第1の入
    力端子と第2の基準電位との間に接続されている第3の
    スイッチと;上記低利得差動出力演算増幅器の第2の入
    力端子と上記第2の基準電位との間に接続されている第
    4のスイッチと;上記低利得差動出力演算増幅器の第1
    の入力端子に接続されている第5のスイッチと;上記低
    利得差動出力演算増幅器の第2の入力端子に接続されて
    いる第6のスイッチと;を有することを特徴とする演算
    増幅装置。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 上記低利得差動出力演算増幅器は、入力段トランジスタ
    のソース端子に接続されている負帰還抵抗を有する差動
    出力演算増幅器であることを特徴とする演算増幅装置。
  4. 【請求項4】 請求項2において、 上記低利得差動出力演算増幅器は、出力端子間に接続さ
    れている抵抗を有する差動出力演算増幅器であることを
    特徴とする演算増幅装置。
  5. 【請求項5】 第1のシングル出力演算増幅器と;V
    OS2をオフセット電圧とし、A2を電圧利得とした場合、
    −VDD/2<A2・VOS2<VDD/2を満たす電圧利得を
    具備する第1の低利得シングル出力演算増幅器と;V
    OS3をオフセット電圧とし、A3を電圧利得とした場合、
    −VDD/2<A3・VOS3<VDD/2を満たす電圧利得を
    具備する第2の低利得シングル出力演算増幅器と;上記
    第1のシングル出力演算増幅器の第1の入力端子と上記
    第1の低利得シングル出力演算増幅器の出力端子との間
    に接続されている第1の容量と;上記第1のシングル出
    力演算増幅器の第2の入力端子と上記第2の低利得シン
    グル出力演算増幅器の出力端子との間に接続され、上記
    第1の容量の値と等しい値を具備する第2の容量と;上
    記第1のシングル出力演算増幅器の第1の入力端子と第
    1の基準電位との間に接続されている第1のスイッチ
    と;上記第1のシングル出力演算増幅器の第2の入力端
    子と上記第1の基準電位との間に接続されている第2の
    スイッチと;上記第1の低利得シングル出力演算増幅器
    の第1の入力端子と第2の基準電位との間に接続されて
    いる第3のスイッチと;上記第1の低利得シングル出力
    演算増幅器の第2の入力端子と上記第2の基準電位との
    間に接続されている第4のスイッチと;上記第1の低利
    得シングル出力演算増幅器の第1の入力端子に接続され
    ている第5のスイッチと;上記第1の低利得シングル出
    力演算増幅器の第2の入力端子に接続されている第6の
    スイッチと;を有し、上記第1の低利得シングル出力演
    算増幅器の第1の入力端子が上記第2の低利得シングル
    出力演算増幅器の第2の入力端子に接続され、上記第1
    の低利得シングル出力演算増幅器の第2の入力端子が上
    記第2の低利得シングル出力演算増幅器の第1の入力端
    子に接続されていることを特徴とする演算増幅装置。
  6. 【請求項6】 請求項5において、上記第1の低利得シ
    ングル出力演算増幅器、上記第2の低利得シングル出力
    演算増幅器は、入力段トランジスタのソース端子に負帰
    還抵抗が接続されているシングル出力演算増幅器である
    ことを特徴とする演算増幅装置。
  7. 【請求項7】 請求項5において、 上記第1の低利得シングル出力演算増幅器、上記第2の
    低利得シングル出力演算増幅器は、出力段トランジスタ
    のゲート/ドレイン間に抵抗が接続されているシングル
    出力演算増幅器であることを特徴とする演算増幅装置。
  8. 【請求項8】 差動出力演算増幅器と;差動増幅器と;
    上記差動出力演算増幅器の第1の入力端子と上記差動増
    幅器の第1の出力端子との間に接続されている第1の容
    量と;上記差動出力演算増幅器の第2の入力端子と上記
    差動増幅器の第2の出力端子との間に接続され、上記第
    1の容量の値と等しい値を具備する第2の容量と;上記
    差動出力演算増幅器の第1の入力端子と第1の基準電位
    との間に接続されている第1のスイッチと;上記差動出
    力演算増幅器の第2の入力端子と上記第1の基準電位と
    の間に接続されている第2のスイッチと;上記差動増幅
    器の第1の入力端子と第2の基準電位との間に接続され
    ている第3のスイッチと;上記差動増幅器の第2の入力
    端子と上記第2の基準電位との間に接続されている第4
    のスイッチと;上記差動増幅器の第1の入力端子に接続
    されている第5のスイッチと;上記差動増幅器の第2の
    入力端子に接続されている第6のスイッチと;を有する
    ことを特徴とする演算増幅装置。
  9. 【請求項9】 差動出力演算増幅器と;VOS2をオフセ
    ット電圧とし、A2を電圧利得とした場合、−VDD/2
    <A2・VOS2<VDD/2を満たす電圧利得を具備する低
    利得差動出力演算増幅器と;上記差動出力演算増幅器の
    第1の入力端子と上記低利得差動出力演算増幅器の第1
    の出力端子との間に接続されている第1の容量と;上記
    差動出力演算増幅器の第2の入力端子と上記低利得差動
    出力演算増幅器の第2の出力端子との間に接続され、上
    記第1の容量の値と等しい値を具備する第2の容量と;
    上記差動出力演算増幅器の第1の入力端子と第1の基準
    電位との間に接続されている第1のスイッチと;上記差
    動出力演算増幅器の第2の入力端子と上記第1の基準電
    位との間に接続されている第2のスイッチと;上記低利
    得差動出力演算増幅器の第1の入力端子と第2の基準電
    位との間に接続されている第3のスイッチと;上記低利
    得差動出力演算増幅器の第2の入力端子と上記第2の基
    準電位との間に接続されている第4のスイッチと;上記
    低利得差動出力演算増幅器の第1の入力端子に接続され
    ている第5のスイッチと;上記低利得差動出力演算増幅
    器の第2の入力端子に接続されている第6のスイッチ
    と;を有することを特徴とする演算増幅装置。
  10. 【請求項10】 請求項9において、 上記低利得差動出力演算増幅器は、入力段トランジスタ
    のソース端子に負帰還抵抗が接続されている差動出力演
    算増幅器であることを特徴とする演算増幅装置。
  11. 【請求項11】 請求項9において、 上記低利得差動出力演算増幅器は、出力端子間に抵抗が
    接続されている差動出力演算増幅器であることを特徴と
    する演算増幅装置。
  12. 【請求項12】 差動出力演算増幅器と;VOS2をオフ
    セット電圧とし、A2を電圧利得とした場合、−VDD
    2<A2・VOS2<VDD/2を満たす電圧利得を具備する
    第1の低利得シングル出力演算増幅器と;VOS3をオフ
    セット電圧とし、A3を電圧利得とした場合、−VDD
    2<A3・VOS3<VDD/2を満たす電圧利得を具備する
    第2の低利得シングル出力演算増幅器と;上記差動出力
    演算増幅器の第1の入力端子と上記第1の低利得シング
    ル出力演算増幅器の出力端子との間に接続されている第
    1の容量と;上記差動出力演算増幅器の第2の入力端子
    と上記第2の低利得シングル出力演算増幅器の出力端子
    との間に接続され、上記第1の容量の値と等しい値を具
    備する第2の容量と;上記差動出力演算増幅器の第1の
    入力端子と第1の基準電位との間に接続されている第1
    のスイッチと;上記差動出力演算増幅器の第2の入力端
    子と第1の基準電位との間に接続されている第2のスイ
    ッチと;上記第1の低利得シングル出力演算増幅器の第
    1の入力端子と第2の基準電位との間に接続されている
    第3のスイッチと;上記第1の低利得シングル出力演算
    増幅器の第2の入力端子と上記第2の基準電位との間に
    接続されている第4のスイッチと;上記第1の低利得シ
    ングル出力演算増幅器の第1の入力端子に接続されてい
    る第5のスイッチと;上記第1の低利得シングル出力演
    算増幅器の第2の入力端子に接続されている第6のスイ
    ッチと;を有し、上記第1の低利得シングル出力演算増
    幅器の第1の入力端子が上記第2の低利得シングル出力
    演算増幅器の第2の入力端子に接続され、上記第1の低
    利得シングル出力演算増幅器の第2の入力端子が上記第
    2の低利得シングル出力演算増幅器の第1の入力端子に
    接続されていることを特徴とする演算増幅装置。
  13. 【請求項13】 請求項12において、 上記第1の低利得シングル出力演算増幅器、上記第2の
    低利得シングル出力演算増幅器は、入力段トランジスタ
    のソース端子に負帰還抵抗が接続されているシングル出
    力演算増幅器であることを特徴とする演算増幅装置。
  14. 【請求項14】 請求項12において、 上記第1の低利得シングル出力演算増幅器、上記第2の
    低利得シングル出力演算増幅器は、出力段トランジスタ
    のゲート/ドレイン間に抵抗が接続されているシングル
    出力演算増幅器であることを特徴とする演算増幅装置。
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