JP2001076423A - データ再生装置 - Google Patents

データ再生装置

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JP2001076423A
JP2001076423A JP25128499A JP25128499A JP2001076423A JP 2001076423 A JP2001076423 A JP 2001076423A JP 25128499 A JP25128499 A JP 25128499A JP 25128499 A JP25128499 A JP 25128499A JP 2001076423 A JP2001076423 A JP 2001076423A
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Japan
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moving image
music
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spc
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JP25128499A
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English (en)
Inventor
Yoshinobu Nagase
芳伸 長瀬
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Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Television Signal Processing For Recording (AREA)
  • Signal Processing For Digital Recording And Reproducing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】動画像データと楽曲データとを同時に再生出力
する映像カラオケ装置において、動画像データは専用の
ファイルフォーマットで作成されており、ひとつのHD
Dですべてのデータの記録と再生を行うことが出来な
い。 【解決手段】ひとつのHDD記録媒体を複数のパーテー
ション領域に分割し動画像データと楽曲データとをそれ
ぞれに記録する。動画像サーバと楽曲サーバとがマルチ
イニシェータとしてひとつのHDDに接続し、データを
読み出す。動画像データの読み出し中は、ディスコネク
トを禁止する。 【効果】映像カラオケ装置の小型化と低コスト化とを実
現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、ハードディスク
ドライブ装置などの記録再生手段からデータを再生する
データ再生装置に関し、特に映像カラオケ装置のように
動画画像データと楽曲データなど異なる種類のデータを
同時に再生する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1を用いて従来技術に係る映像カラオ
ケ装置の一例を説明する。映像カラオケ装置において
は、カラオケ演奏の音声をスピーカから再生出力すると
同時に、テレビ画面に楽曲の歌詞を文字で表示し、さら
にテレビ画面に楽曲に応じた動画像を背景画像として表
示する機能を有する。
【0003】従って、音声と文字と動画像など、異なる
種類のデータを同時に再生して出力する必要がある。従
来技術に係る映像カラオケ装置の構成を、図1を用いて
説明する。
【0004】図1おいて、動画像ディスク部(1)は、
動画像データの記録と再生が可能な記録媒体である。動
画像ディスクコントローラ(2)は、動画像ディスク部
(1)における動画像データの記録と再生の実行を行う
とともに、動画像SCSIバス(4)に接続し、SCS
I(Small Computer System I
nterface)規格に準じた通信プロトコル制御を
行う。動画像ディスク部(1)と動画像ディスクコント
ローラ(2)とは、動画像ハードディスクドライブ装置
(以下、動画像HDDともいう)(3)を構成する。動
画像SCSIバス(4)は、SCSI規格に準じた、デ
ータ伝送バスである。
【0005】動画像制御部(6)は、動画像データを動
画像HDD(3)との間で送信、受信を行うために動画
像サーバSPC(5)を制御するとともに、動画像サー
バSPC(5)を通じて入力した動画像データをデコー
ドして動画像信号を生成し、ミキサ(13)へ出力する
機能とと有する。
【0006】動画像サーバSPC(SCSI Prot
ocol Controller)(5)は、動画像S
CSIバス(4)に接続し、動画像制御部(6)からの
指令に応じてSCSI規格に準じた通信プロトコル制御
を行う。動画像制御部(6)と動画像サーバSPC
(5)とは、動画像サーバ(15)を構成する。
【0007】さらに図1において、楽曲ディスク部
(7)は、楽曲データの記録と再生が可能な記録媒体で
ある。楽曲データとは、ひとつは演奏される楽曲の音色
と音程の情報よりなるMIDI(Musical In
strument Digital Interfac
e)データであり、もうひとつは、モニタ画面に表示さ
れるべき楽曲の歌詞を収録した文書データである。
【0008】楽曲のMIDIデータと文書データとは、
共通のファイルフォーマット(例えば、MS−DOS
(MicroSoft Disc Operating
System、登録商標、以下同じ)フォーマットに
準じて作成され、共通の記録媒体である楽曲ディスク部
(7)に記録されている。
【0009】楽曲ディスクコントローラ(8)は、楽曲
ディスク部(7)における楽曲データの記録と再生の実
行を行うとともに、楽曲SCSIバス(10)に接続
し、SCSI規格に準じた通信プロトコル制御を行う。
楽曲ディスク部(7)と楽曲ディスクコントローラ
(8)とは、楽曲ハードディスクドライブ装置(以下、
楽曲HDDともいう)(9)を構成する。
【0010】楽曲制御部(12)は、楽曲データ(楽曲
のMIDIデータと文書データ)を楽曲HDD(9)と
の間で送受信するために、楽曲サーバSPC(11)の
制御を行う機能を有する。さらに楽曲制御部(12)
は、楽曲サーバSPC(11)を通じて入手したMID
Iデータをデコードしてカラオケ伴奏の音声信号を生成
しミキサ(13)へ出力するとともに、同様にして入手
した文書データに含まれる文字コードから、内部のキャ
ラクタゼネレータを用いて楽曲の歌詞を画面表示する画
像信号を生成し、ミキサ(13)に出力する機能を有す
る。
【0011】楽曲サーバSPC(SCSI Proto
col Controller)(11)は、楽曲SC
SIバス(10)に接続し、楽曲制御部(12)の指令
に応じてSCSI規格に準じた通信プロトコル制御を行
う。楽曲制御部(12)と楽曲サーバSPC(11)と
は楽曲サーバ(16)を構成する。
【0012】ミキサ(13)は、動画像サーバ(15)
から入力した、画面の背景となる動画像の画像信号に、
楽曲サーバ(16)から入力した、楽曲の歌詞を表示す
る画像信号をスーパーインポーズし、楽曲の歌詞が表示
された動画像の画像信号としてモニタ(14)へ出力す
る。それと同時にミキサ(13)は、楽曲サーバ(1
6)から入力した、カラオケ伴奏の音声信号をモニタ
(14)へ出力する。
【0013】モニタ(14)は、ミキサ(13)から入
力した楽曲の歌詞が表示された動画像を画面に表示し、
またミキサ(13)から入力したカラオケ伴奏の音声信
号を、内蔵したスピーカから再生出力する。
【0014】次に、図1に示した従来技術に係る映像カ
ラオケ装置の動作を説明する。まず、図1には示してい
ないものの、装置にはスイッチパネルのような操作手段
が含まれており、ユーザは歌詞カード等の資料を見て、
装置に演奏させる楽曲を決め、楽曲に付随する番号を操
作手段を用いて入力する。
【0015】操作手段はユーザが入力した番号を、装置
が演奏すべき楽曲の番号として、動画像サーバ(15)
内部の動画像制御部(6)、および楽曲サーバ(16)
内部の楽曲制御部(12)へ伝達する。
【0016】動画像制御部(6)は内部に記録手段を有
し、その記録手段には楽曲の番号と、その楽曲の動画像
データが記録された、動画像ディスク部(1)内のアド
レス番号とが、テーブルとして記録されている。
【0017】動画像制御部(6)はそのテーブルを参照
し、例えば楽曲#100に対応するデータを動画像ディ
スク部(1)の番地#0AAAから1Mバイト読み出し
て入力せよ、と動画像サーバSPC(5)に対し命令す
る。
【0018】命令に応じて動画像サーバSPC(5)
は、動画像SCSIバス(4)を経由して動画像ディス
クコントローラ(2)への接続を行い、動画像ディスク
部(1)に記録されたデータを動画像ディスクコントロ
ーラ(2)を経由して入手する。
【0019】装置が演奏すべき楽曲の動画像データを入
手する、上記の動作において、動画像サーバSPC
(5)は、SCSI規格におけるイニシエータ(Ini
tiator、入出力命令の発行側SCSIデバイス)
として動作し、動画像ディスクコントローラ(2)は、
ターゲット(Target、入出力命令の実行側SCS
Iデバイス)として動作する。
【0020】なお、動画像サーバSPC(5)、動画像
用SCSIバス(4)、動画像ディスクコントローラ
(2)よりなる、動画像に関するSCSI規格に準拠し
たデータ伝送システムにおいて、動画像サーバSPC
(5)は#7なるSCSI−IDナンバーが、動画像デ
ィスクコントローラ(2)は#1なるSCSI−IDナ
ンバーが付されている。
【0021】動画像SCSIバス(4)に接続するSC
SIデバイスは動画像サーバSPC(5)と動画像ディ
スクコントローラ(2)のみであり、この二つが接続中
に他のSCSIデバイスから接続の割り込み要求が発せ
られることも無いので、動画像サーバSPC(5)は、
外部の要因によって接続が中断すること無しに、動画像
HDD(3)から動画像データを読み出すことが出来
る。
【0022】動画像サーバSPC(5)は、上記の手順
で動画像HDD(3)から入手した動画像データを動画
像制御部(6)へ出力する。動画像制御部(6)は、入
力した動画像データを一時的に記録するメモリを内部に
有し、このメモリは、FIFO(First−In F
irst−Out、格納した順にデータを取り出す)方
式で動作を行う。
【0023】動画像制御部(6)は入力した動画像デー
タをこのメモリに記録するとともに、記録した順に動画
像データを取り出し、デコードし動画像信号を生成して
ミキサ(13)に出力する。
【0024】カラオケの表示画面の背景となる動画像
は、楽曲の演奏の進行に応じて切れ目無く再生出力され
ることが必要である。そのためには動画像制御部(6)
は、先に説明したFIFO方式メモリから動画像データ
を切れ目無く取り出して動画像信号としてミキサ(1
3)に出力する事が必要になるので、FIFO方式メモ
リ内部には、常に次に再生出力すべき動画像データが蓄
えられた状態にしておかなくてはならない。
【0025】ところが先に説明したように、動画像サー
バSPC(5)は必要な時にはいつでも動画像ディスク
コントローラ(2)に接続して動画像データを入手する
ことが出来るので、上に述べた、FIFO方式メモリが
常に再生すべき動画像データを蓄積していなければなら
ない、という条件の達成は従来技術にかかる映像カラオ
ケ装置においては、容易に達成されうる。
【0026】動画像データの場合と同様の手順により、
楽曲制御部(12)は楽曲データ、すなわちカラオケ伴
奏の音声データと、楽曲の歌詞についての文字データと
を楽曲HDD(9)から入手し、それぞれをデコードし
て音声信号と画像信号としてミキサ(13)へ出力す
る。
【0027】ひとつの楽曲に対して楽曲制御部(12)
が入手すべきデータは、MIDIデータファイルと文書
データファイルの2種類であるが、楽曲サーバ用SPC
(11)は時間分割などの方法で2種類ののデータをと
もに楽曲HDDより入手し、楽曲制御部(12)へ出力
する。
【0028】また楽曲制御部(12)は内部に、メモリ
を有し、MIDIデータと文書データを記録し、読み出
して出力するようにしている。
【0029】ミキサ(13)は、動画像サーバ(15)
が出力する動画像(カラオケ伴奏の背景画像)に、楽曲
サーバ(16)が出力する、楽曲の歌詞を表示する画像
をスーパーインポーズしてモニタ(14)に出力し、背
景動画像に歌詞がインポーズされた画面をモニタ(1
4)の画面に表示させる。
【0030】またミキサ(13)は楽曲サーバ(16)
から入力するカラオケ伴奏の音声信号をモニタ(14)
へ出力し、モニタ(14)のスピーカからカラオケ伴奏
の音声を出力させる。
【0031】以上のように構成し、動作することによっ
て、従来技術に係る映像カラオケ装置は、ユーザの選択
した楽曲の背景画像に楽曲の歌詞が合成された画像をモ
ニタ画面に表示し、また楽曲のカラオケ伴奏の音声をモ
ニタ(14)のスピーカから出力する機能を発揮する。
【0032】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
に係る映像カラオケ装置には、次のような課題が存在す
る。すなわち、装置が再生しようとするデータのうち、
動画像データを再生出力するためには専用の記録媒体で
ある動画像HDD(3)を必要とし、また楽曲データ
(歌詞の文字データおよびカラオケ伴奏の音声データ)
を再生出力するためには、別な専用の記録媒体である楽
曲HDD(9)を必要とするので、複数のハードディス
クドライブ装置を映像カラオケ装置の内部に内蔵する必
要があるので、映像カラオケ装置の小型化と低コスト化
が困難である、という課題である。
【0033】上記の従来技術に係る装置において、動画
像データの記録再生に専用の動画像HDD(3)を必要
とする理由を以下に説明する。
【0034】映像カラオケ装置の再生背景画像として用
いる動画像は、そのデータ量が大きいため、当初はビデ
オCDやLD(Laser Disc、登録商標)など
大容量の記録媒体を再生してその再生画像を得る構成と
していた。その後、データ配信が容易に行なえるなどの
利点をに着目して、動画像データを蓄積したHDDを中
心とした、映像サーバと呼ばれるデータ蓄積、再生手段
が用いられるようになった。映像サーバにおいては、時
間的に断片化した複数の動画像データがHDDに蓄積さ
れており、再生しようとする楽曲に応じて複数の断片動
画像が選択され、組み合わされて再生出力するよう動作
する。
【0035】映像サーバをこのように構成した理由は、
楽曲1曲毎に異なる動画像データを蓄積しようとすると
データ量が膨大なものとなり、HDDの記録容量内では
対応が困難だからである。映像サーバが再生出力する動
画像データは上記のように時間的に断片化されたデータ
を組み合わせたものなので、MS−DOSのような汎用
のファイルフォーマットを用いて動画像データを蓄積す
るよう構成すると、再生出力時に煩雑なHDDへのアク
セスが発生し、アクセス時間の増大と、データ処理時の
制御手段の大きな負担とを招来するものだった。そこ
で、再生時のアクセス回数を減らしハードウェア構成の
簡略化を可能とする専用のファイルフォーマットで動画
像データをHDDに記録するよう構成した映像サーバが
その後実用化された。上記の、専用ファイルフォーマッ
トを用いた映像サーバでは、汎用フォーマットとデータ
形式が異なること、および動画像データの再生において
データの高速連続処理が必要であることなどの理由で、
動画像データは動画像データ専用HDDに蓄積され、ま
たCPUや一時メモリを含むデータ制御手段は動画像デ
ータ専用として構成され、動画像データと楽曲データと
がHDDやデータ制御手段を共用する構成とはなってい
なかった。
【0036】ところが近年HDDの大容量化と低価格化
が進行し、動画像データと楽曲データとを同時に蓄積し
うる大容量HDDの入手が容易となってきた。そこで従
来別々の専用HDDに蓄積された動画像データと楽曲デ
ータとをひとつのHDDに蓄積し、HDDの数を減らす
ことで映像カラオケ装置の小型化と低コスト化をはかる
ことが求められてきている。しかし動画像データは、H
DDが大容量化したものの一曲毎に異なる動画像データ
として蓄積するのはHDDの記録容量の点で容易でな
く、やはり専用フォーマットを用いて記録することが必
要となる。動画像データと楽曲データという異なるフォ
ーマットのデータをひとつのHDDに蓄積し、かつ同時
に再生しようとすると、従来技術においては解決すべき
以下のような課題が存在した。
【0037】ひとつのHDD等の記録媒体中に異なるフ
ァイルフォーマットのデータを記録し再生する方法とし
て、従来行われている方法は、例えば、ひとつのディス
ク部を複数のパーテーション領域に分割し、その中のひ
とつのパーテーション領域のファイルシステムをディス
クコントローラが立ち上げて、外部の装置との間でデー
タの送受を行うやり方である。
【0038】しかしこの方法によれば、ひとつの記録媒
体中のひとつのパーテーション領域に含まれる、ひとつ
のファイルフォーマットのデータのみを外部の装置に対
して再生出力できるのであるから、先に説明した映像カ
ラオケ装置のように、異なるファイルフォーマットのデ
ータを同時に再生する装置で用いることが出来ない、と
いう課題が存在した。このように異なるファイルフォー
マットを有するデータをひとつの記録媒体に記録し、か
つ同時に再生出力するように構成して装置の小型化と低
コスト化とを実現するデータ再生装置を提供すること
が、従来技術においては困難だった。
【0039】本願発明はこのような状況に鑑みてなされ
たものであり、異なるファイルフォーマットのデータを
同時に再生するデータ再生装置において、小型で低コス
トな装置を実現することを、発明の目的とする。
【0040】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに本願発明は、単一のSCSIバス(24)と、複数
のパーテーション領域(20)(21)に分割され、前
記それぞれのパーテーション領域に記録されたデータの
再生が可能な、前記単一のSCSIバス(24)に接続
する記録再生手段(23)と、データの再生の制御を行
う、前記単一のSCSIバス(24)に接続する複数の
イニシェータ(29)(30)とを含み、前記複数のそ
れぞれのイニシェータ(29)(30)が、前記記録再
生手段(23)のひとつのパーテーション領域(20)
(21)に記録されたデータの再生の実行を命令し、前
記の命令に応じて、前記記録再生手段(23)がターゲ
ットとして前記パーテーション領域(20)(21)に
記録されたデータの再生の実行を行う、データ再生装置
において、前記イニシェータの特定のひとつを特定イニ
シェータとし、前記特定イニシェータは、前記記録再生
手段(23)へのアクセスに関し、所定時間間隔(T
d)、所定周期(Ta)で他のイニシェータに対する優
先権を有することを特徴とするデータ再生装置を提供す
る。
【0041】
【発明の実施の形態】本願発明に係るデータ再生装置の
第一の実施の形態として、第一の映像カラオケ装置を図
2ないし図3を用いて説明する。図2は本願発明に係る
第一の映像カラオケ装置の構成の概要を示す構成図であ
る。
【0042】なお、図1を用いて先に説明した、従来技
術に係る映像カラオケ装置と共通する機能を有する部分
については共通の符号を用い、また共通の説明内容につ
いては一部説明を省略したところもある。
【0043】図2に示す本願発明の第一の映像カラオケ
装置は、ターゲットとなるひとつのハードディスクドラ
イブ装置(以下HDDともいう)(23)、ひとつのS
CSIバス(24)、二つのイニシェータである動画サ
ーバ(29)と楽曲サーバ(30)とを含むよう構成し
てある。
【0044】HDD(23)は、ディスクコントローラ
(22)と、記録領域であるディスク部よりなる。ディ
スク部は、2つのパーテーション領域、すなわち動画像
データファイルシステムフォーマット部(20)と楽曲
データファイルシステムフォーマット部(21)とに分
割されている。
【0045】分割は次のようにしてなされている。HD
D(23)のディスク部の先頭に、MBR(Maste
r Boot Record)と呼ぶファイルが記録さ
れている。MBRは楽曲データのファイルフォーマッ
ト、例えばMS−DOSに準拠して作成されており、そ
こには動画像データ専用のファイルファーマットで作成
された動画像データが、ディスク部内のどのアドレスに
記録されているかが、LBA(Logical Blo
ck Address)の形で記録されている。
【0046】HDD(23)に楽曲データを入出力する
際に、MS−DOSのシステムファイルはMBRを参照
し、その中に記録されたLBAの領域は既に動画像デー
タファイルシステムフォーマット部(20)として確保
され、その内部には楽曲データを記録できないことを知
るので、残りの領域(=楽曲データファイルシステムフ
ォーマット部(21))にMS−DOSフォーマットの
楽曲データを記録するように制御をする。
【0047】動画像サーバ(29)は、内部に動画像S
PC(25)と動画像制御部(26)とを有する。楽曲
サーバ(30)は、内部に楽曲サーバSPC(27)と
楽曲制御部(28)とを有する。それぞれの要素の機能
は、後に装置の動作において説明する。
【0048】また映像カラオケ装置は、ミキサ(13)
とモニタ(14)とを有する。SCSIバス(24)に
接続するディスクコントローラ(22)と、動画像サー
バSPC(25)と、楽曲サーバSPC(27)とはそ
れぞれ異なるSCSI−IDナンバー(例えば、#1、
#6,#5)を有する。
【0049】次に、図2に示す映像カラオケ装置の動作
を説明する。図示しない操作手段からユーザが装置に演
奏させたい所望の楽曲の番号を入力すると、楽曲の番号
は動画像制御部(26)と楽曲制御部(28)へ伝達さ
れる。
【0050】動画像制御部(26)は内部にテーブルデ
ータを有し、そこには伝達された楽曲の番号に対応する
動画像データが、HDD(23)のディスク部のどのア
ドレスに記録されているかが記されている。
【0051】動画像制御部(26)は、そのテーブルデ
ータを参照し、HDD(23)のディスク部の、特定の
アドレスのデータを入力せよ、との指令を動画像サーバ
SPC(25)へ発する。
【0052】指令を受けた動画像サーバSPC(25)
は、SCSIバスの動作におけるアービトレーションフ
ェイズ(Arbitration Phase、バスの
使用権を獲得するための動作)を実行し、動画像サーバ
SPC(25)(SCSI−ID=#6)とディスクコ
ントローラ(22)(SCSI−ID=#1)との間の
コネクトを行いSCSIバス(24)を占有した後、デ
ータ転送フェーズに移行して動画像データファイルシス
テムフォーマット部(20)内に記録された所望の動画
像データを入手して、動画像制御部(26)へ出力す
る。
【0053】動画像制御部(26)は内部にFIFO方
式メモリを有し、入力した動画像データを一旦このメモ
リに記録した後、記録順に動画像信号として再生しミキ
サ(13)へ出力する。
【0054】一方、映像カラオケ装置が再生すべき楽曲
の番号は、図示しない操作手段から楽曲制御部(28)
へも同時に並行して伝達される。楽曲制御部(28)か
らの指令を受けた楽曲サーバSPC(27)は、上記と
同様の手順により、アービトレーションフェイズを実行
して楽曲サーバSPC(27)(SCSI−ID=#
5)とディスクコントローラ(22)(SCSI−ID
=#1)とのコネクトを行い、楽曲データを入手しよう
とするので、ディスクコントローラ(22)というひと
つのSCSIデバイスに対して複数のSCSIデバイス
がアクセスしようとして、アクセスの衝突が発生する可
能性がある。
【0055】通常のSCSIデバイスにおいては、一旦
コネクトが成立しても他のSCSIデバイスがアクセス
しようとしてアービトレーションフェイズに入ろうとす
ると、バスの状態によってはディスコネクトが発生し、
データの転送が一旦中断することが起こりうる。
【0056】動画像サーバSPC(25)が動画像デー
タを入手中にディスコネクトが発生すると、動画像デー
タの動画像制御部(26)への出力が途切れ、内部のF
IFO方式メモリに蓄積されたデコード待ちの動画像デ
ータが無くなり、映像カラオケ装置が再生している背景
動画像が中断する恐れがある。
【0057】この問題に対する、本願発明の第一の映像
カラオケ装置の対処方法を図3を用いて説明する。
【0058】本装置においては、HDD(23)から動
画像サーバ(29)へ一度に読み出される動画像データ
は、ディスク部の1クラスター分のデータ量であり、常
に一定である。また、1クラスター分のデータ量は、
1.28秒の動画像に相当する。
【0059】動画像サーバ(29)は、一度に1.28
秒分の動画像データを受け取り、動画像にデコードして
切れ目無くミキサ(13)へ出力する動作を行う。また
動画像制御部(26)が内蔵するFIFO方式メモリ
は、本装置においては1.88秒分の動画像データに相
当する容量を有する。本装置は、FIFO方式メモリの
容量をフルに使い、かつ動画像の再生が途切れることの
ないように、以下に説明するように適切な時刻に新たな
データをFIFO方式メモリに読み込む動作を繰り返し
ていく。
【0060】図3は、FIFO方式メモリ中のいまだ再
生出力されていない未再生動画像データ量の時間的推移
を示すグラフである。図3は、動画像サーバ(29)が
動画像データを読み込み、かつ再生出力する動作が、周
期Ta=1.28秒で繰り返し行われることを表してい
る。図3において、時刻t0はひとつの周期のスタート
時刻として、便宜上設定した時刻であり、FIFO方式
メモリ中の未再生データ量が0.68秒分の量である時
刻を選んである。すなわち時刻t0において、FIFO
方式メモリの空き容量は1.28秒分であり、HDD
(23)から一度に読み出すデータ量に等しい。動画像
サーバ(29)は時刻t0以降順次データを再生出力し
ていくので、FIFO方式メモリ中の未再生データの量
は、時間の推移とともに一定の速度で減少していく。
【0061】時刻t0からTb=0.68秒経過した時
刻t3に至ると、時刻t0においてFIFO方式メモリ
に記録されていた未再生データが全て再生終了している
こととなる。動画像の再生の中断を防ぐためには遅くと
も時刻t3において、新たなデータのHDD(23)か
らFIFO方式メモリへの読み込みが終了している必要
がある。
【0062】また、1クラスタの1.28秒分のデータ
の読み込みに要する時間は、本装置においてTc=0.
1秒である。従って時刻t0から0.58秒以内の時刻
t1に、FIFO方式メモリが新たなデータの読み込み
を開始するべく、動画像制御部(26)は時刻t0にお
いてディスクコントローラ(22)にアクセスを行なう
動作を開始する。そして時刻t1に、新たな1クラスタ
単位のデータの読み込みを開始し、t1からTc=0.
1秒経過した時刻t2に読み込みを終了する。また時刻
t1からt2にかけても再生動画像の出力は、読み込み
と平行して続行される。時刻t2において1クラスタ分
のデータである1.28秒の動画像データの読み込みが
終了し、また時刻t1からt2までの間に0.1秒の動
画像が再生出力されたので、時刻t2における残余デー
タは図3に示すように、t1より1.18秒分多い量と
なる。なお図3において、時刻t1からt2に至る間に
未再生データ量は便宜上一定速度で増加するものと描い
てあるが、実際には不連続に増加したり曲線的に増加す
る場合も有り得る。
【0063】データの読み込みが終了する時刻t2はt
3より遅れることが無いよう、上記のように動画像デー
タの読み込みが行なわれる。従って、再生出力すべき動
画像データがFIFO方式メモリに残っていない、とい
う事態が起こる事はなく、動画像は途切れることなく再
生される。
【0064】時刻t3以降も動画像データが順次再生出
力され、FIFO方式メモリ中の未再生データは一定の
速度で減少を続ける。そして時刻t0よりTa=1.2
8秒経過した時刻t4において、時刻t0からt4にか
けて再生出力したデータ量とHDD(23)から読み込
んだデータ量とがともに1.28秒分で同じ量となるの
で、FIFO方式メモリ中の未再生データ量が、時刻t
0と同じ0.68秒となる。時刻t4以降、上記のt0
からt4に至る動作が、周期Ta=1.28秒で繰り返
されることにより、途切れの無い動画像再生が続けて実
行される。
【0065】以上の動作において、本装置に特徴的な点
は次の通りである。まず動画像サーバSPC(25)と
ディスクコントローラ(22)との接続が他のSCSI
デバイス間の接続よりも優先順位が高いように設定され
ている。
【0066】具体的にはそれぞれのSCSIデバイスに
付されたSCSI−IDナンバーによって優先順位が設
定され、その優先順位に従って各SCSIデバイスが接
続に関する制御を行い、時刻t1に動画像サーバSPC
(25)がディスクコントローラ(22)にアクセスす
る際に、他に優先してアービトレーションフェイズに入
り、確実にコネクトが実行される。
【0067】また、時刻t1から時刻t2に至る間に、
動画像サーバSPC(25)はアービトレーションフェ
イズによる接続を行い、データを転送するフェイズでデ
ータを転送し、それが完了するとメッセージ・イン・フ
ェイズ(Message In Phase、ターゲッ
トからイニシェータに対してメッセージを転送する動
作)に入り、ディスクコントローラ(22)から動画像
サーバSPC(25)に対して コマンド・コンプリー
ト(Commannd Complete、イニシエー
タが命令した動作が完了した)なるメッセージが送られ
た後、接続が開放され、データ転送が終了するのである
が、本装置は、上記のコマンド・コンプリート・メッセ
ージを受け取るまでは、動画像サーバSPC(25)は
ディスコネクト(Disconnect、SCSIデバ
イスがSCSIバストの接続を開放する動作)を禁止す
るように制御する点に特徴を有する。
【0068】このように制御することで、時刻t1から
時刻t2へ至る間、動画像制御部(26)は中断するこ
となく動画像データを読み出すことが出来、その結果、
映像カラオケ装置は途切れることなく背景動画像を再生
出力することが出来る。以上のように、動画像サーバS
PC(25)が断続的にディスクコントローラ(22)
と接続しデータを入手している間にも、楽曲サーバSP
C(27)もまた断続的にディスクコントローラ(2
2)と接続しデータを入手している。しかし先に説明し
たように、楽曲サーバSPC(27)は動画像サーバS
PC(25)よりもアクセスの優先順位を低く設定され
ているので、アクセスが衝突した場合は、動画像サーバ
SPC(25)へのデータ転送が終了し動画像サーバS
PC(25)がディスコネクトした後に、楽曲サーバS
PC(27)がディスクコントローラ(22)へのアク
セスを開始する。これは楽曲データが動画像データと比
べてデータの大きさが小さく、リアルタイムに伝送すべ
き必要性が低いからである。
【0069】しかし、動画像サーバSPC(25)がデ
ィスクコントローラ(22)にアクセスする時刻t0の
直前に、楽曲サーバSPC(27)がディスクコントロ
ーラ(22)にアクセスを行うと、楽曲サーバSPC
(27)もまたデータ転送完了するまでの間ディスコネ
クトを禁止しているので、楽曲サーバSPC(27)が
ディスコネクトをするまでの間は動画像サーバSPC
(25)がアクセスすることが出来ない。この事による
不具合を避けるため、楽曲制御部(28)は楽曲サーバ
SPC(27)のアクセスする時刻に制限を加えてい
る。すなわち、時刻t4よりもTc=0.1秒さかのぼ
る時刻までに楽曲サーバSPC(27)に対するデータ
の転送が終了しディスクコントローラ(22)からコマ
ンド・コンプリートなるメッセージが送られてバスが解
放されるように、楽曲サーバSPCの行うアクセスの時
刻を設定している。
【0070】このように制御することで、楽曲サーバS
PC(27)のアクセスによる影響で、動画像再生が途
切れることが無くなる。以上の構成により、複数の異な
るファイルシステムに対応した、複数のパーテーション
領域に分割されたハードディスクドライブ装置を有する
映像カラオケ装置が、途切れることのない動画像の再生
を行うことが出来るので、本願発明は、映像カラオケ装
置の小型化、低コスト化を達成する効果がある。なお、
上記の実施の形態においては、映像カラオケ装置に関す
る説明を行ったが、本願発明はこれに限ることなく、異
なる種類のファイルシステムを有し同時に複数のデータ
を再生する装置において、同様の効果を発揮する。
【0071】次に本願発明に係る装置の第二の実施の形
態として、第二の映像カラオケ装置について説明する。
【0072】図4は、第二の映像カラオケ装置の構成図
である。この第二の映像カラオケ装置においては、ひと
つのSCSIバス(24)に、二つのイニシェータすな
わち、動画像サーバ(29)と楽曲サーバ(30)が接
続し、さらに3つのターゲットすなわち、ハードディス
クドライブドライブ装置(以下、HDDともいう)(3
6)、HDD(38)、HDD(35)が接続してい
る。
【0073】さらに3つのターゲットのうち少なくとも
ひとつ、すなわちHDD(36)は、その記録領域たる
ディスク部が複数の異なるファイルフォーマットに対応
したパーテーション領域に分割されている。
【0074】図4を用いて、第二の映像カラオケ装置の
構成を説明する。図1および図2に示した映像カラオケ
装置と共通する要素は同じ符号を用い、また説明が重複
するところは一部省略したところもある。
【0075】HDD(36)は、ディスクコントローラ
(37)と、記録領域であるディスク部よりなる。ディ
スク部は、2つのパーテーション領域、すなわち動画像
データファイルシステムフォーマット部(20)と楽曲
データファイルシステムフォーマット部(21)とに分
割されている。
【0076】HDD(38)は、ディスクコントローラ
(32)と、記録領域であるディスク部(31)よりな
る。ディスク部(31)は、動画像データが、動画像デ
ータ専用のファイルフォーマットで作成されて記録され
ている。
【0077】HDD(35)は、ディスクコントローラ
(34)と、記録領域であるディスク部(33)よりな
る。ディスク部(33)は、楽曲データが、例えばMS
−DOSファイルフォーマットで作成されて記録されて
いる。ディスク部(33)は、HDD(36)中の楽曲
データファイルシステムフォーマット部(21)に記録
された楽曲データをさらに増やす必要が生じた場合(増
曲)に、追加の楽曲データを記録するためのものであ
る。例えば、外部からの配信により、楽曲データファイ
ルシステムフォーマット部(21)の空き容量が無くな
った時、HDD(35)を装置に増設し、それ以降配信
される楽曲データをHDD(35)中のディスク部(3
3)に記録するものである。
【0078】次に本願発明に係る第二の映像カラオケ装
置の動作を説明する。動画像制御部(26)は、テーブ
ルデータを有し、そこには特定の番号の楽曲の背景画像
が、HDD(36)内部の動画像データファイルシステ
ムフォーマット部(20)内に配置されたアドレス番号
と、HDD(38)内部のディスク部(31)内部に配
置されたアドレス番号とが記されている。
【0079】動画像制御部(26)はHDD(36)お
よびHDD(38)に記録された動画像データを用い
て、カラオケの背景となる動画像を合成する。
【0080】合成の方法は、図2に示した第一の映像カ
ラオケ装置と比べてより大量の動画像データを用いて、
より高画質な動画像としてもよいし、あるいはHDD
(36)には風景など動き、変化の少ない画像、HDD
(38)には人物画像などの変化の大きい画像データを
記録し合成してひとつの動画像とするようにしてもよ
い。
【0081】動画像制御部(26)は上記の動画像デー
タを読み出すに当たって、図2に示した本願発明の第一
の映像カラオケ装置と同様に、接続に際して優先順位を
設定し、また動画像データの再生以外を目的としたSC
SIデバイスと接続するための、動画像サーバSPC
(25)とディスクコントローラ(37)との間、およ
び動画像サーバSPC(25)とディスクコントローラ
(32)との間の接続を解放するディスコネクトを、一
定時間禁止するように制御することで、動画像を途切れ
ることなくミキサ(13)に出力する。
【0082】動画像サーバSPC(25)は時間分割に
よりHDD(36)およびHDD(38)から動画像デ
ータを読み出して動画像制御部(26)へ出力する。出
力するデータは、図5に示すように時系列に連続なデー
タ列である。
【0083】動画像制御部(26)はデータ列に含まれ
る、HDD(36)から読み出したデータ(40)とH
DD(38)から読み出したデータ(41)とを合成
し、ひとつの動画像としてミキサ(13)へ出力する。
【0084】図4に示す本願発明に係る第二の映像カラ
オケ装置が、内部に複数のハードディスクドライブ装置
を有することは、図1に示した従来技術に係る映像カラ
オケ装置と同様であるが、従来技術に係る装置において
は、複数のハードディスク装置はそれぞれ動画像データ
および楽曲データ専用であり、ひとつのHDDを複数の
データの記録再生のために用いることは出来なかった。
【0085】そのため、装置に記録すべきデータの大き
さとHDDの記録容量との兼ね合いにより、記録に用い
ない、大きな空き領域を有してでもHDDを1台増設す
るなどの対応が必要となり、映像カラオケ装置を小型
化、低コスト化することが困難であった。
【0086】これに対して、図4に示す本願発明の第二
の映像カラオケ装置においては、少なくともひとつのH
DDを複数のデータのファイルファイルフォーマットに
対応したパーテーション領域に分割して記録と再生とを
行うことが出来るので、無駄の無いデータの配置が出
来、ハードディスク装置の台数を減らすことが出来るの
で、映像カラオケ装置の小型化、低コスト化を可能とす
る効果がある。
【0087】以上説明した本願発明に係る映像カラオケ
装置では、合計3台のHDDを有するように構成し、ま
たその中の1台が複数のファイルフォーマットに対応し
たパーテーション領域に分割されているものとして説明
したが、もちろんHDDの台数は3台に限られるもので
はないし、複数のパーテーション領域を有するHDDも
1台に限られるものではない。
【0088】また、本願発明は、映像カラオケ装置に限
ることなく、異なる種類のファイルシステムを有し同時
に複数のデータを再生する装置において、同様の効果を
発揮する。
【0089】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明
は、異なる種類のデータを同時に再生出力するデータ再
生装置において、装置の小型化と低コスト化を実現する
効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来技術に係る映像カラオケ装置の構成図で
ある。
【図2】 本願発明に係る、第一の映像カラオケ装置の
構成図である。
【図3】 本願発明に係る、第一の映像カラオケ装置
の、動画像サーバ中のFIFO方式メモリにおける未再
生データ量の時間的推移を示すグラフである。
【図4】 本願発明に係る、第二の映像カラオケ装置の
構成図である。
【図5】 本願発明に係る、第二の映像カラオケ装置
の、読み出した動画像データの構造を説明する摸式図で
ある。
【符号の説明】
1 動画像ディスク部 2 動画像ディスクコントローラ 3 動画像HDD 4 動画像SCSIバス 5 動画像サーバSPC 6 動画像制御部 7 楽曲ディスク部 8 楽曲ディスクコントローラ 9 楽曲HDD 10 楽曲SCSIバス 11 楽曲サーバSPC 12 楽曲制御部 13 ミキサ 14 モニタ 15 動画像サーバ 16 楽曲サーバ 20 動画像データファイルシステムフォーマット部 21 楽曲データファイルシステムフォーマット部 23 HDD 24 SCSIバス 25 動画像サーバSPC 26 動画像制御部 27 楽曲サーバSPC 28 楽曲制御部 29 動画像サーバ 30 楽曲サーバ 33 ディスク部 34 ディスクコントローラ 35 HDD 36 HDD 37 ディスクコントローラ 38 HDD 40 HDD(36)から読み出した動画像データ 41 HDD(38)から読み出した動画像データ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EB05 FB03 FB04 GD05 GD22 GD23 GD37 GE05 HA01 5B065 BA01 CA11 CC08 ZA02 ZA13 ZA15 5C053 FA24 FA27 GB01 GB11 GB12 JA03 JA12 JA16 JA21 KA04 LA11 LA14 5D044 AB05 AB07 BC01 CC04 DE03 DE12 DE17 DE27 DE48 DE92 FG10 FG21 HH05 HL02 5D108 BA04 BA22 BA35 BA36 BA39 BB03

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一のSCSIバスと、 複数のパーテーション領域に分割され、前記それぞれの
    パーテーション領域に記録されたデータの再生が可能
    な、前記単一のSCSIバスに接続する記録再生手段
    と、 データの再生の制御を行う、前記単一のSCSIバスに
    接続する複数のイニシェータとを含み、 前記複数のそれぞれのイニシェータが、前記記録再生手
    段のひとつのパーテーション領域に記録されたデータの
    再生の実行を命令し、前記の命令に応じて、前記記録再
    生手段がターゲットとして前記パーテーション領域に記
    録されたデータの再生の実行を行う、データ再生装置に
    おいて、 前記イニシェータの特定のひとつを特定イニシェータと
    し、前記特定イニシェータは、前記記録再生手段へのア
    クセスに関し、所定時間間隔、所定周期で他のイニシェ
    ータに対する優先権を有することを特徴とするデータ再
    生装置。
JP25128499A 1999-09-06 1999-09-06 データ再生装置 Pending JP2001076423A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7366805B2 (en) 2003-10-06 2008-04-29 Seiko Epson Corporation Data transfer control system, electronic instrument, program, and data transfer control method
US7937509B2 (en) 2008-11-28 2011-05-03 Kabushiki Kaisha Toshiba Content processing apparatus and content processing method

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