JPH08212187A - マルチメディアデータ出力方法 - Google Patents
マルチメディアデータ出力方法Info
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- JPH08212187A JPH08212187A JP1464795A JP1464795A JPH08212187A JP H08212187 A JPH08212187 A JP H08212187A JP 1464795 A JP1464795 A JP 1464795A JP 1464795 A JP1464795 A JP 1464795A JP H08212187 A JPH08212187 A JP H08212187A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 9
- 238000012546 transfer Methods 0.000 claims abstract description 6
- 238000004891 communication Methods 0.000 abstract description 31
- 230000003068 static effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 5
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- Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
- Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 マルチメディアデータ種別に対応したビュー
アが既に起動されている場合、該ビューアを用いて順次
データを再生・表示する。 【構成】 ブラウザ141は、利用者からの指示に従っ
て、外部記憶装置120などからマルチメディアデータ
を取り込み、記憶装置130内のビューア管理テーブル
400を参照して、該データの種類に合致したビューア
(ここでは静止画像ビューア144と仮定する)が起動
済みか判定する。もし未起動の場合、ブラウザ141
は、ビューア144の起動と通信手段147の設定を行
い、通信手段147を通してビューア144にデータを
転送する。ビューア144が起動済みの場合には、ブラ
ウザ141は、既に設定されている通信手段147を通
してビューア144にデータを転送する。ビューア14
4は、画像表示部152に対しデータの表示制御を行
う。
アが既に起動されている場合、該ビューアを用いて順次
データを再生・表示する。 【構成】 ブラウザ141は、利用者からの指示に従っ
て、外部記憶装置120などからマルチメディアデータ
を取り込み、記憶装置130内のビューア管理テーブル
400を参照して、該データの種類に合致したビューア
(ここでは静止画像ビューア144と仮定する)が起動
済みか判定する。もし未起動の場合、ブラウザ141
は、ビューア144の起動と通信手段147の設定を行
い、通信手段147を通してビューア144にデータを
転送する。ビューア144が起動済みの場合には、ブラ
ウザ141は、既に設定されている通信手段147を通
してビューア144にデータを転送する。ビューア14
4は、画像表示部152に対しデータの表示制御を行
う。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、マルチメディア端末な
どのマルチメディア利用装置において、画像・音声など
のマルチメディアデータを再生・表示(出力)する方法
に関し、特に利用者の要求に応じて複数種類のマルチメ
ディアデータを効果的に出力する方法に関する。
どのマルチメディア利用装置において、画像・音声など
のマルチメディアデータを再生・表示(出力)する方法
に関し、特に利用者の要求に応じて複数種類のマルチメ
ディアデータを効果的に出力する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マルチメディア端末などにおい
て、マルチメディアデータを利用者からの要求に応じて
再生・表示する場合、図6に示すような構成が知られて
いる。図6において、610は外部記憶ないしネットワ
ークを介して接続された遠隔計算機に格納された音声・
静止画像・動画像などのマルチメディアデータ、620
は該格納されたマルチメディアデータを利用者の指示に
従ってアクセスするブラウザ、631〜633は取り出
されたマルチメディアデータを再生・表示するためのデ
ータ種類に応じたビューア、640は起動されたビュー
アによる画像などが表示されるディスプレイなどの表示
装置である。
て、マルチメディアデータを利用者からの要求に応じて
再生・表示する場合、図6に示すような構成が知られて
いる。図6において、610は外部記憶ないしネットワ
ークを介して接続された遠隔計算機に格納された音声・
静止画像・動画像などのマルチメディアデータ、620
は該格納されたマルチメディアデータを利用者の指示に
従ってアクセスするブラウザ、631〜633は取り出
されたマルチメディアデータを再生・表示するためのデ
ータ種類に応じたビューア、640は起動されたビュー
アによる画像などが表示されるディスプレイなどの表示
装置である。
【0003】以下、この種装置の従来の動作を、図7の
フローチャートを用いて説明する。利用者は、ブラウザ
620に表示された所定の領域をマウス等を用いてクリ
ックするか、識別名をキーボードから入力するなどし
て、再生・表示したいマルチメディアデータを指定する
(ステップ700)。ブラウザ620は利用者の指定に
従ってマルチメディアデータ610をアクセスし、利用
者の所望のデータを取り込む(ステップ710)。次に
ブラウザ620は、取り込んだデータの種類に応じて、
これを再生・表示するためのビューア631〜633を
起動する(ステップ720)。すなわち、データが音声
であれば音声再生用ビューア631、静止画像であれば
静止画像表示用ビューア633、というようにデータの
種類や記録形式に応じたビューアを起動する(ステップ
730)。これによって、例えば静止画像や動画像の場
合、起動されたビューアにより表示装置640に表示が
行なわれる。図6は、静止画像表示用ビューア633が
起動される例を示している。
フローチャートを用いて説明する。利用者は、ブラウザ
620に表示された所定の領域をマウス等を用いてクリ
ックするか、識別名をキーボードから入力するなどし
て、再生・表示したいマルチメディアデータを指定する
(ステップ700)。ブラウザ620は利用者の指定に
従ってマルチメディアデータ610をアクセスし、利用
者の所望のデータを取り込む(ステップ710)。次に
ブラウザ620は、取り込んだデータの種類に応じて、
これを再生・表示するためのビューア631〜633を
起動する(ステップ720)。すなわち、データが音声
であれば音声再生用ビューア631、静止画像であれば
静止画像表示用ビューア633、というようにデータの
種類や記録形式に応じたビューアを起動する(ステップ
730)。これによって、例えば静止画像や動画像の場
合、起動されたビューアにより表示装置640に表示が
行なわれる。図6は、静止画像表示用ビューア633が
起動される例を示している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このように、利用者の
指示に応じた外部記憶や遠隔計算機へのアクセスはブラ
ウザが行ない、マルチメディアデータの再生・表示はデ
ータ種類毎のビューアが行なうことにより、遠隔計算機
へのアクセス機能を持つビューアをデータ種類毎に用意
したり、全ての種類のデータを再生・表示する機能をブ
ラウザに持たせたりする必要はなく、再生・表示したい
データ種類に対応した単機能のビューアを複数用意する
だけでよい。従って、再生・表示したいデータの種類や
記録形式が増えても、それに対応したビューアを用意す
るだけで簡単に対応でき、個々のプログラムも簡単化さ
れる。
指示に応じた外部記憶や遠隔計算機へのアクセスはブラ
ウザが行ない、マルチメディアデータの再生・表示はデ
ータ種類毎のビューアが行なうことにより、遠隔計算機
へのアクセス機能を持つビューアをデータ種類毎に用意
したり、全ての種類のデータを再生・表示する機能をブ
ラウザに持たせたりする必要はなく、再生・表示したい
データ種類に対応した単機能のビューアを複数用意する
だけでよい。従って、再生・表示したいデータの種類や
記録形式が増えても、それに対応したビューアを用意す
るだけで簡単に対応でき、個々のプログラムも簡単化さ
れる。
【0005】しかしながら、従来のこの値装置において
は、ブラウザは、現在どのようなビューアが起動されて
いるかに関わりなく、利用者からの指示に応じて、新た
なマルチメディアデータを再生・表示するためのビュー
アを次々に起動していたため、次のような問題があっ
た。例えば、静止画像を表示するビューアが起動されて
いる際に、利用者が他の静止画像の表示を要求すると、
これを表示するための他のビューアが起動され、ディス
プレイ上には両方の画像が表示される。このため、利用
者が陽に古いビューアを停止して画像を消去しない限
り、新たな画像がディスプレイ上に次々に表示され混乱
を生じることになる。また、データに対するひとつひと
つのアクセスは完全に独立したものとして扱われるた
め、例えば、現在表示されている動画像データと次にア
クセスした動画像データを連続して表示したり、現在表
示されている静止画像データに次にアクセスした静止画
像データをはめ込んで表示するなど、複数のデータを合
成したり、前に表示したデータを次にアクセスしたデー
タを用いて制御する、といったことを一切不可能であ
る。
は、ブラウザは、現在どのようなビューアが起動されて
いるかに関わりなく、利用者からの指示に応じて、新た
なマルチメディアデータを再生・表示するためのビュー
アを次々に起動していたため、次のような問題があっ
た。例えば、静止画像を表示するビューアが起動されて
いる際に、利用者が他の静止画像の表示を要求すると、
これを表示するための他のビューアが起動され、ディス
プレイ上には両方の画像が表示される。このため、利用
者が陽に古いビューアを停止して画像を消去しない限
り、新たな画像がディスプレイ上に次々に表示され混乱
を生じることになる。また、データに対するひとつひと
つのアクセスは完全に独立したものとして扱われるた
め、例えば、現在表示されている動画像データと次にア
クセスした動画像データを連続して表示したり、現在表
示されている静止画像データに次にアクセスした静止画
像データをはめ込んで表示するなど、複数のデータを合
成したり、前に表示したデータを次にアクセスしたデー
タを用いて制御する、といったことを一切不可能であ
る。
【0006】本発明の目的は、マルチメディア端末など
のマルチメディア利用装置において、上記従来の問題点
を解決し、利用者の要求に応じて複数種類のマルチメデ
ィアデータを効果的に再生・表示(出力)する方法を提
供することにある。
のマルチメディア利用装置において、上記従来の問題点
を解決し、利用者の要求に応じて複数種類のマルチメデ
ィアデータを効果的に再生・表示(出力)する方法を提
供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明では、ブラウザは、取り込んだマルチメディ
アデータの種類を判別して、そのデータ種類に対応した
ビューアが既に起動している場合には新たにビューアを
起動せずに、起動済みの既存のビューアにデータを転送
するようにしたことである。
に、本発明では、ブラウザは、取り込んだマルチメディ
アデータの種類を判別して、そのデータ種類に対応した
ビューアが既に起動している場合には新たにビューアを
起動せずに、起動済みの既存のビューアにデータを転送
するようにしたことである。
【0008】また、本発明では、ビューアに転送される
マルチメディアデータに、再生・表示されるデータ自身
に加えて、必要に応じ、該ビューアに対する制御命令お
よびマルチメディアデータに対する操作命令を含めたこ
とである。
マルチメディアデータに、再生・表示されるデータ自身
に加えて、必要に応じ、該ビューアに対する制御命令お
よびマルチメディアデータに対する操作命令を含めたこ
とである。
【0009】
【作用】本発明のマルチメディアデータ出力方法では、
同一種類のマルチメディアデータは一つのビューアを用
いて連続的に再生・表示されるため、例えばディスプレ
イなどに新たな画像が次々に表示されることはない。ま
た、ビューア上で前のデータと次のデータを重ね合わせ
たり、ビューアに対する制御命令をデータとして送るこ
とによって現在の表示内容を制御する、あるいは、現在
の表示内容の一部を操作する、といったことが容易に行
なえるようになる。
同一種類のマルチメディアデータは一つのビューアを用
いて連続的に再生・表示されるため、例えばディスプレ
イなどに新たな画像が次々に表示されることはない。ま
た、ビューア上で前のデータと次のデータを重ね合わせ
たり、ビューアに対する制御命令をデータとして送るこ
とによって現在の表示内容を制御する、あるいは、現在
の表示内容の一部を操作する、といったことが容易に行
なえるようになる。
【0010】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面を用いて説明
する。
する。
【0011】図1は本発明の一実施例の構成図である。
図において、110はネットワークを介して遠隔計算機
と接続された通信装置、120は音声・静止画像・動画
像などのマルチメディアデータを格納する外部記憶装
置、130は後述するビューア管理テーブル400を格
納する記憶装置である。140は所謂CPUであり、こ
こでは、遠隔計算機や外部記憶装置120に格納された
マルチメディアデータをアクセスするブラウザ141、
該ブラウザ141により取り出されたマルチメディアデ
ータを再生・表示するためのデータ種類に応じたビュー
ア142〜144、ブラウザ141と各ビューア142
〜144の間に設定される通信手段145〜147から
構成されるとする。図1では、3つのビューアのみを示
したが、一般にはこれ以上存在する通信手段145〜1
47は、ブラウザ141側で書き込まれたデータをビュ
ーア142〜144側で順次読み出すことができる例え
ばFIFO(First-In First-Out)バッファなどで
ある。150は入出力装置であり、例えば、音声ビュー
ア142により動作する音声再生部151、動画像ビュ
ーア143及び静止画像ビューア144により動作する
画像表示部152、及び、利用者により用いられるキー
ボードやマウス等の入力部153で構成される。160
は通信装置110、外部記憶装置120、記憶装置13
0及び処理装置140が接続される共通バスである。
図において、110はネットワークを介して遠隔計算機
と接続された通信装置、120は音声・静止画像・動画
像などのマルチメディアデータを格納する外部記憶装
置、130は後述するビューア管理テーブル400を格
納する記憶装置である。140は所謂CPUであり、こ
こでは、遠隔計算機や外部記憶装置120に格納された
マルチメディアデータをアクセスするブラウザ141、
該ブラウザ141により取り出されたマルチメディアデ
ータを再生・表示するためのデータ種類に応じたビュー
ア142〜144、ブラウザ141と各ビューア142
〜144の間に設定される通信手段145〜147から
構成されるとする。図1では、3つのビューアのみを示
したが、一般にはこれ以上存在する通信手段145〜1
47は、ブラウザ141側で書き込まれたデータをビュ
ーア142〜144側で順次読み出すことができる例え
ばFIFO(First-In First-Out)バッファなどで
ある。150は入出力装置であり、例えば、音声ビュー
ア142により動作する音声再生部151、動画像ビュ
ーア143及び静止画像ビューア144により動作する
画像表示部152、及び、利用者により用いられるキー
ボードやマウス等の入力部153で構成される。160
は通信装置110、外部記憶装置120、記憶装置13
0及び処理装置140が接続される共通バスである。
【0012】次に、図2のフローチャートにより、図1
の実施例の動作について説明する。ブラウザ141に
は、一種のメニュー指示画面として、本装置で利用可能
なマルチメディアの種類がすでに表示されているとす
る。利用者は、該ブラウザ141に表示された所定の領
域を入力部153のマウスを用いてクリックするか、キ
ーボードから識別名を入力するなどして、再生・表示し
たいマルチメディアデータを指定する(ステップ20
0)。ブラウザ141は、利用者の指定に従って、通信
装置110を介して遠隔計算機から、あるいは外部記憶
装置120をアクセスして、利用者の所望のマルチメデ
ィアデータを取り込む(ステップ210)。次にブラウ
ザ141は、取り込んだマルチメディアデータの種類に
合致したビューアが既に起動されているかどうかを判定
する(ステップ220)。判定は、記憶装置130内の
後述するビューア管理テーブル400を参照することに
よって行なう。ここでは、取り込んだマルチメディアデ
ータの種類に合致したビューアは静止画像ビューア14
4とする。ブラウザ141は、もしビューア144が未
起動ならば、当該ビューア144の起動と通信手段14
7の設定を行う(ステップ230)。また、この時、後
述するビューア管理テーブル400への該通信手段14
7の識別名の設定も行なう。その後、ブラウザ141
は、起動したビューア144に対して通信手段147を
通してデータを転送する(ステップ240)。即ち、ブ
ラウザ141は、通信手段147のFIFOバッファに
データを書き込む。一方、当該ビューア144が起動済
みならば、ブラウザ141は、ステップ230をスキッ
プして、直ちにステップ240に行き、該起動されてい
るビューア144へ、通信手段147を通してデータを
転送する。即ち、通信手段147の該当FIFOバッフ
ァにデータを書き込む。ビューア144は、通信手段1
47からデータを受け取り、画像表示部152に該デー
タの表示を行う(ステップ250)。この時、ビューア
144が既に起動されていると、後述するように、デー
タの内容に応じて、既に表示されているデータの制御な
どを行なうことができる。
の実施例の動作について説明する。ブラウザ141に
は、一種のメニュー指示画面として、本装置で利用可能
なマルチメディアの種類がすでに表示されているとす
る。利用者は、該ブラウザ141に表示された所定の領
域を入力部153のマウスを用いてクリックするか、キ
ーボードから識別名を入力するなどして、再生・表示し
たいマルチメディアデータを指定する(ステップ20
0)。ブラウザ141は、利用者の指定に従って、通信
装置110を介して遠隔計算機から、あるいは外部記憶
装置120をアクセスして、利用者の所望のマルチメデ
ィアデータを取り込む(ステップ210)。次にブラウ
ザ141は、取り込んだマルチメディアデータの種類に
合致したビューアが既に起動されているかどうかを判定
する(ステップ220)。判定は、記憶装置130内の
後述するビューア管理テーブル400を参照することに
よって行なう。ここでは、取り込んだマルチメディアデ
ータの種類に合致したビューアは静止画像ビューア14
4とする。ブラウザ141は、もしビューア144が未
起動ならば、当該ビューア144の起動と通信手段14
7の設定を行う(ステップ230)。また、この時、後
述するビューア管理テーブル400への該通信手段14
7の識別名の設定も行なう。その後、ブラウザ141
は、起動したビューア144に対して通信手段147を
通してデータを転送する(ステップ240)。即ち、ブ
ラウザ141は、通信手段147のFIFOバッファに
データを書き込む。一方、当該ビューア144が起動済
みならば、ブラウザ141は、ステップ230をスキッ
プして、直ちにステップ240に行き、該起動されてい
るビューア144へ、通信手段147を通してデータを
転送する。即ち、通信手段147の該当FIFOバッフ
ァにデータを書き込む。ビューア144は、通信手段1
47からデータを受け取り、画像表示部152に該デー
タの表示を行う(ステップ250)。この時、ビューア
144が既に起動されていると、後述するように、デー
タの内容に応じて、既に表示されているデータの制御な
どを行なうことができる。
【0013】図3は終了時の動作を示すフローチャート
である。ユーザが入力部153を用いて、ブラウザ14
1に対して終了のコマンドを指示すると(ステップ30
0)、ブラウザ141は、まず、ブラウザ141と該当
ビューアの間の通信手段の終了処理を行なう(ステップ
310)。この時、ブラウザ141は、該当通信手段自
体を閉じるとともに、記憶装置130内の後述するビュ
ーア管理テーブル400の書き換えも行なう。対応する
通信手段が閉じられたことにより、ビューア自体は、終
了処理として、ディスプレイ上の画面を消去するなどの
処理を行なう(ステップ320)。
である。ユーザが入力部153を用いて、ブラウザ14
1に対して終了のコマンドを指示すると(ステップ30
0)、ブラウザ141は、まず、ブラウザ141と該当
ビューアの間の通信手段の終了処理を行なう(ステップ
310)。この時、ブラウザ141は、該当通信手段自
体を閉じるとともに、記憶装置130内の後述するビュ
ーア管理テーブル400の書き換えも行なう。対応する
通信手段が閉じられたことにより、ビューア自体は、終
了処理として、ディスプレイ上の画面を消去するなどの
処理を行なう(ステップ320)。
【0014】なお、利用者はビューア自体に終了を指示
することでもよい。この場合、図3はステップ320,
310の順に終了動作が行われることになる。
することでもよい。この場合、図3はステップ320,
310の順に終了動作が行われることになる。
【0015】次に、ビューア管理テーブル400につい
て説明する。図4はビューア管理テーブル400の構成
例を示したものである。図4において、第1列はマルチ
メディアデータの種類、第2列はマルチメディアデータ
の種類に対応するビューアの名前、第3列はビューアへ
データを転送するために設定されている通信手段の識別
名で、空欄はビューアが起動されておらず通信手段が設
定されていないことを意味する。例えば、図4では、デ
ータ種類「音声adpcm」に対しては「audiotool」という
名前のビューアを起動すればよく、現在、このビューア
は未起動で、通信手段が設定されていないことを示して
いる。また、データ種類「動画mpeg」に対しては、「mp
lay」という名前のビューアを起動すればよく、現在、こ
のビューアは起動されていて、対応する通信手段の識別
名は「mplay.1」であることを示している。
て説明する。図4はビューア管理テーブル400の構成
例を示したものである。図4において、第1列はマルチ
メディアデータの種類、第2列はマルチメディアデータ
の種類に対応するビューアの名前、第3列はビューアへ
データを転送するために設定されている通信手段の識別
名で、空欄はビューアが起動されておらず通信手段が設
定されていないことを意味する。例えば、図4では、デ
ータ種類「音声adpcm」に対しては「audiotool」という
名前のビューアを起動すればよく、現在、このビューア
は未起動で、通信手段が設定されていないことを示して
いる。また、データ種類「動画mpeg」に対しては、「mp
lay」という名前のビューアを起動すればよく、現在、こ
のビューアは起動されていて、対応する通信手段の識別
名は「mplay.1」であることを示している。
【0016】ブラウザ141は、図2のステップ220
において、取り込んだマルチメディアデータの種類に合
致したビューアが既に起動されているかどうかを判定す
るために、ビューア管理テーブル400を見にいき、取
り込んだマルチメディアデータの種類に対応する行を参
照して、「通信手段識別名」の欄が空欄かどうかをチェ
ックする。もし空欄ならば、ステップ230において、
「ビューア名」の欄に書かれたビューアを起動する。ま
た、適当な識別名で通信手段の設定を行なうとともに、
その名前をビューア管理テーブル400の該当行の「通
信手段識別名」の欄に書き込む。一方、ステップ240
で、この識別名によって該当ビューアにデータを送るた
めの通信手段を特定して、取り込んだマルチメディアデ
ータを書き込む。また、ビューア管理テーブル400の
該当行の「通信手段識別名」の欄に既に通信手段識別名
が書かれていれば、ブラウザ141は、直ちにステップ
240を実行して、該当識別名によって特定された通信
手段へ、取り込んだマルチメディアデータを書き込めば
よい。終了時には、ステップ310において、ブラウザ
141は、ビューア管理テーブル400内の利用者から
指示されたビューアの行の「通信手段識別名」の欄を空
欄に戻せばよい。
において、取り込んだマルチメディアデータの種類に合
致したビューアが既に起動されているかどうかを判定す
るために、ビューア管理テーブル400を見にいき、取
り込んだマルチメディアデータの種類に対応する行を参
照して、「通信手段識別名」の欄が空欄かどうかをチェ
ックする。もし空欄ならば、ステップ230において、
「ビューア名」の欄に書かれたビューアを起動する。ま
た、適当な識別名で通信手段の設定を行なうとともに、
その名前をビューア管理テーブル400の該当行の「通
信手段識別名」の欄に書き込む。一方、ステップ240
で、この識別名によって該当ビューアにデータを送るた
めの通信手段を特定して、取り込んだマルチメディアデ
ータを書き込む。また、ビューア管理テーブル400の
該当行の「通信手段識別名」の欄に既に通信手段識別名
が書かれていれば、ブラウザ141は、直ちにステップ
240を実行して、該当識別名によって特定された通信
手段へ、取り込んだマルチメディアデータを書き込めば
よい。終了時には、ステップ310において、ブラウザ
141は、ビューア管理テーブル400内の利用者から
指示されたビューアの行の「通信手段識別名」の欄を空
欄に戻せばよい。
【0017】図5は、本発明におけるマルチメディアデ
ータの形式例を表したものである。本発明におけるマル
チメディアデータは、図5に示すように、「ビューア制
御命令」、「データ操作命令」、「表示データ」などを
含むことができる。「ビューア制御命令」は、ビューア
に種々の動作を実行させるためのもので、例えば動画を
表示するビューアに対して、現在表示中のデータをスロ
ーモーション再生するよう制御する、といった命令や、
これから送られるデータの表示位置を指定する、といっ
たような命令である。また「データ操作命令」は、現在
表示中のデータに種々の操作を行なうためのもので、例
えば表示されている図形の位置・形状の変更、表示色の
変更、などの命令である。これにより、起動済みのビュ
ーアを用いて、現在表示されている動画像データと次に
アクセスした動画像データを連続して表示したり、現在
表示されている静止画像データに次にアクセスした静止
画像データをはめ込んで表示するなど、複数のデータを
合成したり、前に表示したデータを次にアクセスしたデ
ータを用いて制御するといったことが、容易に可能にな
る。
ータの形式例を表したものである。本発明におけるマル
チメディアデータは、図5に示すように、「ビューア制
御命令」、「データ操作命令」、「表示データ」などを
含むことができる。「ビューア制御命令」は、ビューア
に種々の動作を実行させるためのもので、例えば動画を
表示するビューアに対して、現在表示中のデータをスロ
ーモーション再生するよう制御する、といった命令や、
これから送られるデータの表示位置を指定する、といっ
たような命令である。また「データ操作命令」は、現在
表示中のデータに種々の操作を行なうためのもので、例
えば表示されている図形の位置・形状の変更、表示色の
変更、などの命令である。これにより、起動済みのビュ
ーアを用いて、現在表示されている動画像データと次に
アクセスした動画像データを連続して表示したり、現在
表示されている静止画像データに次にアクセスした静止
画像データをはめ込んで表示するなど、複数のデータを
合成したり、前に表示したデータを次にアクセスしたデ
ータを用いて制御するといったことが、容易に可能にな
る。
【0018】なお、図5のマルチメディアデータの形式
において、いずれを含むかは任意であって、例えば「表
示データ」だけでもよい。この場合は、従来と同様であ
って、転送されたデータの表示のみを行なうことにな
る。図5のデータ形式は音声データについても同様であ
る。
において、いずれを含むかは任意であって、例えば「表
示データ」だけでもよい。この場合は、従来と同様であ
って、転送されたデータの表示のみを行なうことにな
る。図5のデータ形式は音声データについても同様であ
る。
【0019】
【発明の効果】以上詳述に説明したように、本発明で
は、複数種類のマルチメディアデータをブラウザを用い
て選択して再生・表示する際に、ブラウザは、取り込ん
だマルチメディアデータの種類を判定し、該データの種
類に対応したビューアが未起動の場合には新たにビュー
アを起動するが、当該ビューアが既に起動している場合
には新たにビューアを起動せずに、該起動済みビューア
にデータを転送して再生・表示させるようにしたので、
利用者が陽に古いビューアを停止して音声・画像等を消
去しなくとも、ひとつのビューアを用いて順次マルチメ
ディアデータが表示再生されるため、例えば新たな画像
データ等がディスプレイ上に次々に表示されて混乱を生
じることがなくなる。
は、複数種類のマルチメディアデータをブラウザを用い
て選択して再生・表示する際に、ブラウザは、取り込ん
だマルチメディアデータの種類を判定し、該データの種
類に対応したビューアが未起動の場合には新たにビュー
アを起動するが、当該ビューアが既に起動している場合
には新たにビューアを起動せずに、該起動済みビューア
にデータを転送して再生・表示させるようにしたので、
利用者が陽に古いビューアを停止して音声・画像等を消
去しなくとも、ひとつのビューアを用いて順次マルチメ
ディアデータが表示再生されるため、例えば新たな画像
データ等がディスプレイ上に次々に表示されて混乱を生
じることがなくなる。
【0020】さらに、本発明では、マルチメディアデー
タに、当該ビューアに対する制御命令やデータ操作命令
を含むように構成したので、前にアクセスしたデータと
次にアクセスしたデータを合成したり、前に表示したデ
ータを次にアクセスしたデータによって制御する、とい
った高度な処理が可能となる。
タに、当該ビューアに対する制御命令やデータ操作命令
を含むように構成したので、前にアクセスしたデータと
次にアクセスしたデータを合成したり、前に表示したデ
ータを次にアクセスしたデータによって制御する、とい
った高度な処理が可能となる。
【図1】本発明によるマルチメディア利用装置の一実施
例の構成図である。
例の構成図である。
【図2】本発明の一実施例の動作を説明するためのフロ
ーチャートである。
ーチャートである。
【図3】本発明の一実施例のビューア終了時の動作を説
明するためのフローチャートである。
明するためのフローチャートである。
【図4】本発明の一実施例のビューア管理テーブルの構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図5】本発明の一実施例のマルチメディアデータの構
成例を示す図である。
成例を示す図である。
【図6】従来の技術を説明するための概略構成図であ
る。
る。
【図7】従来技術の動作を説明するためのフローチャー
トである。
トである。
110 通信装置 120 外部記憶装置 141 ブラウザ 142〜144 ビューア 145〜147 通信手段 151 音声再生部 152 画像表示部 153 入力部 400 ビューア管理テーブル
Claims (2)
- 【請求項1】 マルチメディアデータを再生・表示する
出力手段と、外部記憶装置ないしネットワークを通じて
接続された遠隔計算機に格納されたマルチメディアデー
タを利用者の指示に従ってアクセスするブラウザと、マ
ルチメディアデータを前記出力手段に再生・表示するた
めに前記ブラウザによって起動されるマルチメディアデ
ータの種類毎の複数種類のビューアとを有するマルチメ
ディア利用装置におけるマルチメディアデータ出力方法
であって、 前記ブラウザは、取り込んだマルチメディアデータの種
別を判定し、前記マルチメディアデータの種別に対応し
たビューアが既に起動している場合には当該ビューアに
前記マルチメディアデータを転送して再生・表示せし
め、前記マルチメディアデータの種別に対応したビュー
アが起動していない場合には当該ビューアを起動して前
記マルチメディアデータを転送して再生・表示せしめる
ことを特徴とするマルチメディアデータ出力方法。 - 【請求項2】 ビューアに転送されるマルチメディアデ
ータは、再生・表示されるデータ自身に加えて、当該ビ
ューアに対する制御命令およびマルチメディアデータに
対する操作命令を含んでいることを特徴とする請求項1
に記載のマルチメディアデータ出力方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1464795A JPH08212187A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | マルチメディアデータ出力方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1464795A JPH08212187A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | マルチメディアデータ出力方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH08212187A true JPH08212187A (ja) | 1996-08-20 |
Family
ID=11867001
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1464795A Pending JPH08212187A (ja) | 1995-01-31 | 1995-01-31 | マルチメディアデータ出力方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH08212187A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005235183A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-09-02 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム |
JP2014526093A (ja) * | 2011-07-15 | 2014-10-02 | ヴイエムウェア インコーポレイテッド | リモートデスクトップからのサービス結果のためにネイティブビューアーを使用すること |
US9864625B2 (en) | 2010-01-27 | 2018-01-09 | Vmware, Inc. | Independent access to virtual machine desktop content |
US10976981B2 (en) | 2011-07-15 | 2021-04-13 | Vmware, Inc. | Remote desktop exporting |
US10983747B2 (en) | 2011-07-15 | 2021-04-20 | Vmware, Inc. | Remote desktop mirroring |
-
1995
- 1995-01-31 JP JP1464795A patent/JPH08212187A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2005235183A (ja) * | 2004-01-23 | 2005-09-02 | Canon Inc | 情報処理装置、情報処理方法及びそのプログラム |
US9864625B2 (en) | 2010-01-27 | 2018-01-09 | Vmware, Inc. | Independent access to virtual machine desktop content |
US10827004B2 (en) | 2010-01-27 | 2020-11-03 | Vmware, Inc. | Native viewer use for service results from a remote desktop |
US11188366B2 (en) | 2010-01-27 | 2021-11-30 | Vmware, Inc. | Independent access to virtual machine desktop content |
JP2014526093A (ja) * | 2011-07-15 | 2014-10-02 | ヴイエムウェア インコーポレイテッド | リモートデスクトップからのサービス結果のためにネイティブビューアーを使用すること |
US10976981B2 (en) | 2011-07-15 | 2021-04-13 | Vmware, Inc. | Remote desktop exporting |
US10983747B2 (en) | 2011-07-15 | 2021-04-20 | Vmware, Inc. | Remote desktop mirroring |
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