JP4194588B2 - 再生装置及び再生方法 - Google Patents

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本発明は、受信中の動画像データから静止画像データを抽出し、間引き再生する技術に関するものである。
近年、静止画像データのみならず動画像データも記録可能であると共に、パソコン(以下、PC)などの情報処理装置に接続してデータ通信が可能なビデオカメラ、デジタルカメラ、撮像機能付携帯電話等の撮像機器が普及している。また、これらの撮像機器をPCなどの情報処理装置に接続することで当該情報処理装置のディスプレイに撮影済みの静止画像や動画像を表示し、それらの画像データを当該情報処理装置のハードディスクやDVD等の記録デバイスに記録することができる。
ところで、これらの撮像機器を用いて情報処理装置から撮影済みの静止画像及び動画像を閲覧する場合には、撮像機器から各画像データそのものを情報処理装置に送信し、転送完了後に情報処理装置で閲覧用のデータに変更し表示を行っている。しかしながら、この方法ではどのような画像データであっても、情報処理装置側での受信が完了するまではその画像データの内容を知ることができない。例えばファイルサイズの大きな動画像データの取り込みを長時間かけて行ったにも係わらず、再生してみたら無用なファイルであったということにもなりかねない。そこで、受信中の動画像データを再生表示する方法としてストリーミング再生(ヘアイソクロナス法)がある。このストリーミング再生は受信中の動画像データを、動画像データを撮影した実時間で再生する技術である。即ち、送信側のデジタルカメラなどで動画像データから抽出した時系列的に連続する静止画像データ群を送信し、受信側で受信済み静止画像データ群をストリーミング再生する。これによって、動画像データ全体を受信する前に動画像データの内容を知ることができる(例えば、特許文献1)。
特開2003-333464公報
しかしながら、上記従来技術では動画像データに加え、ストリーミング再生用の静止画像データ群を受信する必要があるため、静止画像データ群のファイルサイズ分だけ全体の転送量が増加してしまう。更に動画像データのファイルサイズが大きくなるほど、ストリーミング再生用の静止画像データ群のファイルサイズも大きくなってしまうという問題も発生する。
また、ストリーミング再生用の静止画像データ群の表示と、受信中の動画像データフレームとの同期は可能であるものの、受信側の処理能力を考慮してストリーミング再生用の静止画像データ群が作成されていない。このため、ストリーミング再生用の静止画像データ群の表示が受信側の処理能力に大きな負荷をかけ動画像データの受信を遅延させるおそれがある。更に高速転送が可能な環境下では短時間でストリーミング再生用の静止画像データへ切り替えられるため、それが受信側装置の処理能力に不必要な負荷を与えるおそれもある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたもので、転送中の動画像データをリアルタイムで確認でき、かつ受信側の処理能力を監視することで転送時間や転送量にも影響を与えない画像再生技術の実現を目的としている。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明の再生装置は、外部装置から動画像データまたは静止画像データを受信する受信手段と、前記受信手段により受信された動画像データから静止画像データを抽出する抽出手段と、前記抽出手段により抽出された静止画像データを所定間隔で更新して再生する再生手段と、前記受信手段、前記抽出手段、及び前記再生手段を制御する制御手段と、前記制御手段の処理負荷を監視する監視手段と、を備え、前記制御手段は、前記監視手段により得られた処理負荷に基づき、前記再生手段により再生する前記静止画像データの更新間隔を変更し、前記抽出手段はさらに、前記受信手段により受信された静止画像データに添付された縮小画像データを抽出し、前記再生手段はさらに、前記縮小画像データを再生する
また、本発明の再生方法は、外部装置から動画像データまたは静止画像データを受信する受信工程と、前記受信工程により受信された動画像データから静止画像データを抽出する抽出工程と、前記抽出工程により抽出された静止画像データを所定間隔で更新して再生する再生工程と、前記受信工程、前記抽出工程、及び前記再生工程を制御する際の処理負荷を監視する監視工程と、を備え、前記監視工程により得られた処理負荷に基づき、前記再生工程により再生する前記静止画像データの更新間隔を変更し、前記抽出工程ではさらに、前記受信工程により受信された静止画像データに添付された縮小画像データを抽出し、前記再生工程ではさらに、前記縮小画像データを再生する
本発明によれば、カメラなどの撮像機器からPCなどの情報処理装置へ動画像データを転送する際に、受信側の処理負荷に応じて静止画像データの更新間隔を変更して再生を行う。このため、転送時間を延ばすことなく、受信中の動画像データの受信状況とデータ内容を容易に認識でき、不要な動画像データの受信をキャンセルすることも可能になる。
以下に、添付図面を参照して本発明を実施するための最良の形態について詳細に説明する。
尚、以下に説明する実施の形態は、本発明の実現手段としての一例であり、本発明が適用される装置の構成や各種条件によって適宜修正又は変更されるべきものであり、本発明は以下の実施の形態に限定されるものではない。
図1は、本発明が実施されうるプラットフォームとなる間引き再生システムの構成例を示している。
図1において、101はコンピュータシステム本体、102はデータを表示するディプレイ、103は代表的なポインティングデバイスであるマウス、104はマウスボタン、105はキーボードである。205はデジタルカメラであり、コンピュータシステム本体101にUSB等の通信ケーブル107で接続され、通信ケーブル107を介して相互に各種データの授受が可能とされている。
図2は本実施形態の間引き再生システムを構成するソフトウェア及びハードウェアを示している。
図2において、201はハードウェアである。202はハードウェア201の上で動作するオペレーティングシステム(OS)である。203はOS202の上で動作するアプリケーションソフトウェアである。204もハードウェアであるがその他のハードウェア201やOS202を介してシステムを動作させる制御部である。なお、ハードウェア201とOS202を構成するブロックのうち、構成要件としては当然に含まれるが、本実施形態を説明する上で直接必要としないブロックに関しては図示していない。そのような図示していないブロックとしては、例えば、ハードウェアではメモリカードなどの外部メモリ、OSではメモリ管理システム等である。
図2において、2021はOSを構成するファイルシステムであり、アプリケーションソフトウェアがハードウェアを意識せずにファイルの入出力が行える機能がある。2011はファイルシステム2021がハードディスク2009の読み書きを行うためのディスクIOインターフェースである。2022はOS202を構成する描画管理システムであり、アプリケーションソフトウェア203がハードウェア201を意識せずに描画を行えるようにする機能がある。2012は描画管理システム2022がディスプレイ102に描画を行うためのビデオインターフェースである。2023はOS202を構成する入力デバイスシステムであり、アプリケーションソフトウェア203がハードウェア201を意識せずに、ユーザの入力を受け取ることができるようにする機能がある。2013は入力デバイス管理システム2023がキーボード105やマウス103からの入力を受け取るための入力デバイスインターフェースである。205はデジタルカメラであり、本例ではUSBケーブル経由で接続される。デジタルカメラ205のUSBインターフェース2014を介して外部インターフェース管理システム2024が管理する。通信モジュール2032は、この外部インターフェース管理システム2024と通信を行う。間引き再生ソフト2031は、通信モジュール2032を使ってデジタルカメラ205と画像データや各種情報の授受を行う。CPU2041はシステムの動作全般の主制御部である。2042はCPU2041が実行するアプリケーションやデータが読み込まれる物理メモリである。
図3は本実施形態のデジタルカメラ205の構成を示している。
図3において、301がUSBインターフェースであり、PCとの接続に用いられる。302はモードスイッチであり、302aにスイッチを切り替えると再生モード、302bに切り替えると撮影モードになる。303はメモリーカードスロットである。デジタルカメラからPCへ画像データを転送する場合は、モードスイッチ302を再生モードにしておく。撮影モードのときは、LCD304に画像のプレビューが表示され、レリーズスイッチ305を押すことによって画像が撮影され、撮影された画像データがメモリーカード306に記録される。
なお、本実施形態では、図3のデジタルカメラで撮影し記録される動画像のデジタル画像データはAVI(Audio Video Interleaved)としている。また、静止画像のデジタル画像データはJPEG(Joint Photographic Experts Group)としている。更に、音声のデジタル音声データはWAV(Word Audio Video)としている。再生モードのときは、LCD304に撮影・記録された最後の画像が表示され、十字キー307の左右ボタン307a,307bによって画像を順次送り再生を行う。また、308はメニューボタンでLCD304上にメニュー画面が表示される。左右ボタン307a,307bでメニュー項目を選択でき、SETボタン309で確定できる。
なお、モードスイッチ302を再生モードとし、カメラ側のUSBインターフェース301とPC側のUSBインターフェース2014(図2)をUSBケーブル(図1の107)で接続することで、デジタルカメラ205はPC接続モードに変更される。このPC接続モードになると、PC側からデジタルカメラを制御することができ、撮影モード時にメモリーカードへ記録されたデジタルデータをPC側に転送することができる。
次に、本実施形態の動作及び作用について図4〜図8を参照して説明する。
図4はデジタルカメラが送信してくるマルチメディアデータを受信し、その一部もしくは関連するデータをディスプレイに表示する動作を示すフローチャートである。図5は受信中のマルチメディアデータが動画像データの場合に、受信中の動画像データから間引いた静止画像データをディスプレイ102に表示する際の画面の遷移状態を示している。図6は動画像データから間引いた静止画像データを隠す設定にした状態での表示画面を示している。図7は受信中のマルチメディアデータが静止画像データの場合に、受信中の静止画像データからサムネイルデータを抽出しディスプレイ102に表示している画面を示している。図8は受信中のマルチメディアデータが音声データの場合にディスプレイ102に表示される音声アイコンを示している。
先ず、図4のフローチャートを用いて、受信したマルチメディアデータが動画像データの場合における動作について説明する。
本実施形態では、マルチメディアデータの受信を行う前に、S402でプラットフォームとなるPCの処理能力やカメラの通信能力を取得する。PCの処理能力はCPU2041のスペックや物理メモリ2042のサイズなどであり、カメラの通信能力はUSB2.0での通信が可能か、もしくはUSB1.1のみでの通信が可能かなどである。上記プラットフォームとなる性能の取得が終わると実際にS403でマルチメディアデータの受信を開始する。
S404では受信したマルチメディアデータの種類を判別している。判別の際には受信しているデータの拡張子だけでなく、実際にヘッダを解析してデータの種類を判別している。ここでは、受信しているマルチメディアデータは動画像データなので、抽出した静止画像データを表示するタイミングを計測するスレッドAを開始する。更に、受信した動画像データから全ての静止画像データを抽出し、スレッドAから静止画像表示要求を受け取った場合に抽出した静止画像データを表示するスレッドBという2つのスレッドを開始する。
先ずタイマー監視を行うスレッドAについて説明する。
スレッドAが従うタイマーの初期値は、S402で取得したプラットフォームの性能によって決められている。CPU2041の処理能力が高く、カメラの通信能力も高い場合には、S412で待つ一定時間の初期値は短くなる。逆にCPU2041の処理能力が低い、もしくはカメラの通信能力が十分でない場合には、S412で待つ一定時間の初期値は長くなる。但し、CPU2041の処理能力が非常に高く、なおかつ通信速度が早い場合など、表示した静止画像を十分に確認できないうちに次の画像に切り替わってしまう恐れがあるため、S412で待つ一定時間には最小値を持たせている。
次に、動画像データの受信と、受信した動画像データからの静止画像データの抽出と、スレッドAとから静止画像表示要求に反応して静止画像データの表示とを行う、スレッドBについて説明する。
S421でデジタルカメラ側のUSBインターフェース301とPC側のUSBインターフェース2014を介してデジタルカメラ205から動画像データを受信すると、S422で動画像データを構成している全ての静止画像データを抽出する。次に、S423で動画像データが縦位置で撮影されていれば、抽出した静止画像データを縦位置に回転する。S424がスレッドAからの静止画像表示要求を受け取ったならばS425で静止画像データをPCのディスプレイ102に表示する。一方、S424でスレッドAから静止画像表示要求がなければS426で抽出した静止画像データを破棄する。
そして、S406では、CPU2041の稼動状況と転送速度の変化を常に監視し、監視結果によってタイマー設定値を変更する。ここでは、例えば、他のアプリケーションが起動するなどしてCPU2041の処理能力が一部奪われるとする。すると、スレッドAからの静止画像表示要求に応え静止画像データを即座に表示することが困難になるだけでなく、最終的にデジタルカメラとの通信に影響を来たしてしまう可能性もある。そのため、S406ではCPUの負荷増大や、転送速度が低下を検知した場合は転送速度の低下を招かない程度にスレッドAによる静止画像表示要求の間隔を広げる。逆にほかのアプリケーションの終了などでCPUの負荷が減り、なおかつ転送速度が向上している場合にはスレッドAによる静止画像表示要求の間隔を狭める。
図5は受信中のマルチメディアデータが動画像データの場合に、受信中の動画像データから抽出した静止画像と、PCのディスプレイ102で間引き再生された静止画像とを夫々示している。
図5において、500から509はある一定時間内に受信した動画像データから抽出された静止画像である。510から514は抽出した静止画像データを間引き再生した場合のPCのディスプレイ102に表示される画面である。なお、510から514を並べて図示しているが明示的に並べているだけで、510から514のいずれかが同時にPCのディスプレイ102に表示されることはない。
さて、S422では動画像データ内の静止画像データの抽出を行い、受信した動画像データに含まれる静止画像データを全て抽出するが、抽出した全ての静止画像データがPCのディスプレイ102上に表示されるわけではない。動画像データから抽出された静止画像データのいずれをディスプレイ102に表示するかは、CPU2041の稼動状況や転送速度に応じて決定される。501,503,505,506,509は動画像データから抽出されたがディスプレイ102には表示されない静止画像に対応する。動画像データ内に含まれている静止画像データの画像数をA、動画像データから抽出される静止画像データの画像数をB、ディスプレイ102に表示される静止画像の画像数をCとすると、本実施形態では、以下の関係式が成立する。
A=B≧C
ここで、静止画像データを抽出する段階で静止画像を間引かずに、全ての静止画像データを抽出し表示する段階で間引き処理を行っているのには、以下の2つ理由による。即ち、
第1の理由は、静止画像データの表示処理にはデコードなどの演算量の多い処理が必要となるが、動画像データから静止画像データを抽出する処理は基本的にはデータのコピーなので、全ての静止画像データを抽出してもそれほどの負荷にならないためである。
第2の理由は、抽出する静止画像データのファイルサイズは静止画像データ毎に異なっているが、個々の静止画像データのファイルサイズを記したデータベースを動画データ像は持ち合わせていない。そのため、先頭の静止画像データから順番に抽出していかなければ途中にある静止画像データを抜き出すことが困難になるからである。
なお、本実施の形態ではデジタルカメラで撮影し記録される動画像のデジタル画像データはAVIとしたためAVIを前提として説明した。しかしながら、S422では前述のように全ての静止画像データを抽出する仕組みが備わっているため、MPEG画像データを受信する際にも本方法を実施することが可能である。
504を表示する際には、CPU2041の稼動状況や転送速度は502を表示した際と同じなので、スレッドAで表示要求を出す間隔に変更ない。そのため504を表示する前にも502を表示する前と同じ枚数の1枚(503)を間引いている。
507を表示する際には、504を表示した際に比べCPU2041の処理負荷が増えたため、スレッドAで表示要求を出す間隔が伸びた。その結果507を表示する前に、504を表示する前よりも多い、2枚(505と506)を間引いている。
508を表示する際には、507を表示した際に比べ、CPU2041の処理能力に余裕が出る。なおかつスレッドAで表示要求を出す間隔を狭くしても既にPCのディスプレイ102で表示している静止画像を再表示する可能性が無いほど転送速度が向上したため、間引いた枚数が0枚になっている。
図5で示したように、スレッドAで表示要求を出す間隔の調整を、S407で動画像ファイル全体の受信完了を検知するまで繰り返す。
S407でファイルの受信完了を検知すると、動画像データ内の静止画像データを抽出と表示のために立てたスレッドをS408で終了させる。全てのファイル受信を終えていなければ、次のファイルをS403で受信する。
また、受信中のマルチメディアデータの一部、もしくは関連する画像データの表示を非表示にすることも可能である。図6に画像データを表示又は非表示にする画面を示す。
画面600の中央部分には転送中のマルチメディアデータである静止画像602が表示されている。画面600上に存在するボタン601を押下することで静止画像602を非表示にすることができる。610が画像602を非表示にした画面である。画面610ではボタン611を押下することで非表示にしていた画像を表示状態に戻すことができる。図6では転送中のマルチメディアデータの画像602と、画像602を非表示にするボタン601とが同じウィンドウ上に表示されているが、画像602とボタン601とを異なるウィンドウ上に配置してもよい。
次に、受信したマルチメディアデータが静止画像データの場合における動作について説明する。
本実施の形態ではマルチメディアデータの受信を行う前に、S402でプラットフォームとなるPCの処理能力やカメラの通信能力を取得する。プラットフォームの性能の取得が終わると実際にS403でマルチメディアデータの受信を開始する。
S404では受信したマルチメディアデータの種類を判別している。判別の際には受信しているデータの拡張子だけでなく、実際にヘッダを解析してデータの種類を判別している。受信しているマルチメディアデータは静止画像データなので、S404とS430の判別を通る。S432でファイル全体の受信が完了するまでは、図7に示すように受信中の静止画像データからサムネイルデータを抽出し、PCのディスプレイ102に表示する。図7は図3のデジタルカメラで撮影されたEXIF−JPEG700から、EXIFのヘッダ701に含まれるサムネイル702を抽出し、これをPCのディスプレイ102に受信中の静止画像データの代わりに表示している(710)。この表示はEXIF−JPEG700の受信が完了するまで行われる(S432)。
サムネイル702が存在しないJPEG700を受信する場合は、画素データ703の受信を終えた箇所をサムネイル702の代わりに表示してもよい。
最後に、受信したマルチメディアデータが音声データの場合における動作について説明する。
本実施の形態ではマルチメディアデータの受信を行う前に、S402でプラットフォームとなるPCの処理能力やカメラの通信能力を取得する。プラットフォームの性能の取得が終わると実際にS403でマルチメディアデータの受信を開始する。
S404では受信したマルチメディアデータの種類を判別している。判別の際には受信しているデータの拡張子だけでなく、実際にヘッダを解析してデータの種類を判別している。受信しているマルチメディアデータは音声データなので、S404,S430,S440の判別を通る。S442でファイル全体の受信が完了するまでは、S441で図8に示すように、システムで用意した音声データ用の画像アイコン801をPCのディスプレイ102に表示する。
[他の実施形態]
以上、本発明に係る実施形態について具体例を用いて詳述したが、本発明は、例えば、システム、装置、方法、プログラム若しくは記憶媒体(記録媒体)等としての実施態様をとることが可能である。具体的には、複数の機器から構成されるシステムに適用しても良いし、また、一つの機器からなる装置に適用しても良い。
また、本発明の目的は、図示の機能ブロック及び動作において、いずれの部分をハードウェア回路により実現し、或いはコンピュータを用いたソフトウェア処理によって実現しても達成されることは言うまでもない。
尚、本発明は、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、システムあるいは装置に直接あるいは遠隔から供給することによって達成される場合も含む。その場合、システム等のコンピュータが該プログラムコードを読み出して実行することになる。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータにインストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明は、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等の形態であっても良い。
プログラムを供給するための記録媒体(記憶媒体)としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク等がある。その他にも、MO、CD-ROM、CD-R、CD-RW、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM、DVD(DVD-ROM、DVD-R)等がある。
その他、プログラムの供給方法としては、クライアントコンピュータのブラウザを用いてインターネットのホームページに接続し、該ホームページから本発明のコンピュータプログラムそのものをダウンロードすることもできる。また圧縮され自動インストール機能を含むファイルをハードディスク等の記録媒体にダウンロードすることによっても供給できる。また、本発明のプログラムを構成するプログラムコードを複数のファイルに分割し、それぞれのファイルを異なるホームページからダウンロードすることによっても実現可能である。つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるWWWサーバも、本発明に含まれるものである。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD-ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件をクリアしたユーザが、インターネットを介してホームページから暗号化を解く鍵情報をダウンロードすることもできる。この場合、ダウンロードした鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現する。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS等が、実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現され得る。
更に、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットのメモリに書き込まれた後、該ボード等のCPU等が実際の処理の一部又は全部を行うことによっても実現される。
本発明に係る実施形態の間引き再生システムの構成を示す図である。 本実施形態の間引き再生システムを構成するソフトウェア及びハードウェアを示す図である。 本実施形態のデジタルカメラの構成を示す図である。 デジタルカメラが送信してくるマルチメディアデータを受信し、その一部もしくは関連するデータをディスプレイに表示する動作を示すフローチャートである。 受信中のマルチメディアデータが動画像データの場合に、受信中の動画像データから間引いた静止画像データをディスプレイ102に表示する際の画面の遷移状態を示す図である。 動画像データから間引いた静止画像データを隠す設定にした状態での表示画面を示す図である。 受信中のマルチメディアデータが静止画像データの場合に、受信中の静止画像データからサムネイルデータを抽出しディスプレイ102に表示している画面を示す図である。 受信中のマルチメディアデータが音声の場合にディスプレイ102に表示される音声アイコンを示す図である。
符号の説明
101 コンピュータシステム本体
102 ディプレイ
103 マウス
104 マウスボタン
105 キーボード
107 通信ケーブル
201 ハードウェア
202 ソフトウェア(OS)
203 アプリケーションソフトウェア
204 制御部
205 デジタルカメラ
301 USBインターフェース
302 モードスイッチ
303 メモリーカードスロット
304 LCD
305 レリーズスイッチ
306 メモリーカード
307 十字キー
308 メニューボタン
309 SETボタン

Claims (13)

  1. 外部装置から動画像データまたは静止画像データを受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された動画像データから静止画像データを抽出する抽出手段と、
    前記抽出手段により抽出された静止画像データを所定間隔で更新して再生する再生手段と、
    前記受信手段、前記抽出手段、及び前記再生手段を制御する制御手段と、
    前記制御手段の処理負荷を監視する監視手段と、を備え、
    前記制御手段は、前記監視手段により得られた処理負荷に基づき、前記再生手段により再生する前記静止画像データの更新間隔を変更し、
    前記抽出手段はさらに、前記受信手段により受信された静止画像データに添付された縮小画像データを抽出し、
    前記再生手段はさらに、前記縮小画像データを再生することを特徴とする再生装置。
  2. 前記制御手段は、前記監視手段により得られた処理負荷が所定度合より大きい場合、前記再生手段により再生する前記静止画像データの更新間隔を現在の間隔より長くし、前記処理負荷が所定度合より小さい場合、前記更新間隔を現在の間隔より短くすることを特徴とする請求項1に記載の再生装置。
  3. 前記制御手段は、前記抽出手段により抽出された全ての静止画データから、前記監視手段により得られた処理負荷に応じて、前記再生手段により再生する静止画像データを選択することを特徴とする請求項1又は2に記載の再生装置。
  4. 前記再生手段により再生される静止画像データを非表示にする非表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の再生装置。
  5. 前記更新間隔には最小値が設定されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の再生装置。
  6. 前記受信手段は、前記外部装置から動画像データ、静止画像データ、及び音声データのいずれかであるマルチメディアデータを受信し、
    受信した前記マルチメディアデータを記録する記録手段を有することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の再生装置。
  7. 前記制御手段は、前記受信手段による動画像データの受信が完了すると、前記抽出手段による静止画像データの抽出及び前記再生手段による抽出された静止画像データの再生を即座に終了させることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の再生装置。
  8. 前記マルチメディアデータが音声データである場合、前記再生手段は音声データ用のアイコンを表示することを特徴とする請求項6に記載の再生装置。
  9. 前記動画像データの撮影位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段により検出された撮影位置が縦位置である場合、前記抽出手段により抽出された前記静止画像データを縦位置に回転させる回転手段と、を更に備え、
    前記再生手段は、前記回転手段により回転した前記静止画像データを再生することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の再生装置。
  10. 前記監視手段はさらに、前記動画像データが転送される転送速度を監視し、
    前記制御手段は、前記監視手段により得られた処理負荷及び転送速度に基づき、前記再生手段により再生する前記静止画像データの更新間隔を変更することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載の再生装置。
  11. 外部装置から動画像データまたは静止画像データを受信する受信工程と、
    前記受信工程により受信された動画像データから静止画像データを抽出する抽出工程と、
    前記抽出工程により抽出された静止画像データを所定間隔で更新して再生する再生工程と、
    前記受信工程、前記抽出工程、及び前記再生工程を制御する際の処理負荷を監視する監視工程と、を備え、
    前記監視工程により得られた処理負荷に基づき、前記再生工程により再生する前記静止画像データの更新間隔を変更し、
    前記抽出工程ではさらに、前記受信工程により受信された静止画像データに添付された縮小画像データを抽出し、
    前記再生工程ではさらに、前記縮小画像データを再生することを特徴とする再生方法。
  12. 請求項11に記載の方法をコンピュータに実行させるためのプログラム。
  13. 請求項12に記載のプログラムを記憶したことを特徴とするコンピュータ可読記憶媒体。
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