JP2001100768A - データ記録再生装置 - Google Patents
データ記録再生装置Info
- Publication number
- JP2001100768A JP2001100768A JP27970999A JP27970999A JP2001100768A JP 2001100768 A JP2001100768 A JP 2001100768A JP 27970999 A JP27970999 A JP 27970999A JP 27970999 A JP27970999 A JP 27970999A JP 2001100768 A JP2001100768 A JP 2001100768A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- data
- music
- moving image
- recording
- server
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Electrophonic Musical Instruments (AREA)
- Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】動画像データと楽曲データとを同時に再生出力
し、ユーザの歌唱の音声データを同時にリアルタイムで
記録する映像カラオケ装置において、動画像データは専
用のファイルフォーマットで作成されており、ひとつの
HDDですべてのデータの記録と再生を行うことが出来
ない。 【解決手段】ひとつのHDD記録媒体を複数のパーテー
ション領域に分割し動画像データと楽曲データとをそれ
ぞれに記録する。動画像サーバと楽曲サーバとがマルチ
イニシェータとしてひとつのHDDに接続し、データの
記録と再生を行う。データをHDDに記録中は、ディス
コネクトを禁止する。 【効果】映像カラオケ装置の小型化と低コスト化とを実
現する。
し、ユーザの歌唱の音声データを同時にリアルタイムで
記録する映像カラオケ装置において、動画像データは専
用のファイルフォーマットで作成されており、ひとつの
HDDですべてのデータの記録と再生を行うことが出来
ない。 【解決手段】ひとつのHDD記録媒体を複数のパーテー
ション領域に分割し動画像データと楽曲データとをそれ
ぞれに記録する。動画像サーバと楽曲サーバとがマルチ
イニシェータとしてひとつのHDDに接続し、データの
記録と再生を行う。データをHDDに記録中は、ディス
コネクトを禁止する。 【効果】映像カラオケ装置の小型化と低コスト化とを実
現する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、データの記録再
生装置に関し、特に映像カラオケ装置のように、複数の
異なるデータの記録と再生とを同時に行う、データの記
録再生装置に関する。
生装置に関し、特に映像カラオケ装置のように、複数の
異なるデータの記録と再生とを同時に行う、データの記
録再生装置に関する。
【0002】
【従来の技術】図1を用いて従来技術に係る映像カラオ
ケ装置の一例を説明する。映像カラオケ装置は、カラオ
ケ演奏の音声をスピーカから再生出力すると同時に、テ
レビ画面に楽曲の歌詞を文字で表示し、さらにテレビ画
面に楽曲に応じた動画像を背景画像として表示する機能
を有し、さらにユーザがマイクロホンを用いて入力した
歌唱音声データや、外部のホストサーバーから入力した
楽曲配信データをリアルタイムに装置に記録する機能を
有する。。
ケ装置の一例を説明する。映像カラオケ装置は、カラオ
ケ演奏の音声をスピーカから再生出力すると同時に、テ
レビ画面に楽曲の歌詞を文字で表示し、さらにテレビ画
面に楽曲に応じた動画像を背景画像として表示する機能
を有し、さらにユーザがマイクロホンを用いて入力した
歌唱音声データや、外部のホストサーバーから入力した
楽曲配信データをリアルタイムに装置に記録する機能を
有する。。
【0003】図1は、従来技術に係る映像カラオケ装置
の構成図である。図1において、動画像ディスク部
(1)は、動画像データの記録と再生が可能な記録媒体
である。動画像ディスクコントローラ(2)は、動画像
ディスク部(1)における動画像データの記録と再生の
実行を行うとともに、動画像SCSIバス(4)に接続
し、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)規格に準じた通信プロト
コル制御を行う。動画像ディスク部(1)と動画像ディ
スクコントローラ(2)とは、動画像ハードディスクド
ライブ装置(以下、動画像HDDともいう)(3)を構
成する。動画像SCSIバス(4)は、SCSI規格に
準じた、データ伝送バスである。
の構成図である。図1において、動画像ディスク部
(1)は、動画像データの記録と再生が可能な記録媒体
である。動画像ディスクコントローラ(2)は、動画像
ディスク部(1)における動画像データの記録と再生の
実行を行うとともに、動画像SCSIバス(4)に接続
し、SCSI(Small Computer Sys
tem Interface)規格に準じた通信プロト
コル制御を行う。動画像ディスク部(1)と動画像ディ
スクコントローラ(2)とは、動画像ハードディスクド
ライブ装置(以下、動画像HDDともいう)(3)を構
成する。動画像SCSIバス(4)は、SCSI規格に
準じた、データ伝送バスである。
【0004】動画像サーバSPC(SCSI Prot
ocol Controller)(5)は、動画像S
CSIバス(4)に接続し、動画像通信制御部(51)
からの指令に応じてSCSI規格に準じた通信プロトコ
ル制御を行う。動画像通信制御部(51)は、動画像デ
ータの送受信を行うために、動画像サーバSPC(5)
を制御し、またその内部には、送受するデータを一時記
録するためのFIFO(First In First
Out、記録した順にデータを再生する)方式メモリ
を備えている。
ocol Controller)(5)は、動画像S
CSIバス(4)に接続し、動画像通信制御部(51)
からの指令に応じてSCSI規格に準じた通信プロトコ
ル制御を行う。動画像通信制御部(51)は、動画像デ
ータの送受信を行うために、動画像サーバSPC(5)
を制御し、またその内部には、送受するデータを一時記
録するためのFIFO(First In First
Out、記録した順にデータを再生する)方式メモリ
を備えている。
【0005】動画像デコーダ(50)は、動画像サーバ
SPC(5)から入力した動画像データをデコードし、
動画像信号としてミキサ(13)へ出力する。動画像サ
ーバSPC(5)と、動画像通信制御部(51)と、動
画像デコーダ(50)とは動画像サーバ(15)を構成
する。
SPC(5)から入力した動画像データをデコードし、
動画像信号としてミキサ(13)へ出力する。動画像サ
ーバSPC(5)と、動画像通信制御部(51)と、動
画像デコーダ(50)とは動画像サーバ(15)を構成
する。
【0006】さらに図1において、楽曲ディスク部
(7)は、楽曲データの記録と再生が可能な記録媒体で
ある。楽曲データとは、ひとつは演奏される楽曲の音色
と音程の情報よりなるMIDI(Musical In
strument Digital Interfac
e)データであり、もうひとつは、モニタ画面に表示さ
れるべき楽曲の歌詞を収録した文書データである。
(7)は、楽曲データの記録と再生が可能な記録媒体で
ある。楽曲データとは、ひとつは演奏される楽曲の音色
と音程の情報よりなるMIDI(Musical In
strument Digital Interfac
e)データであり、もうひとつは、モニタ画面に表示さ
れるべき楽曲の歌詞を収録した文書データである。
【0007】楽曲のMIDIデータと文書データとは、
共通のファイルフォーマット(例えば、MS−DOS
(MicroSoft Disc Operating
System、登録商標、以下同じ)フォーマット)
に準じて作成され、共通の記録媒体である楽曲ディスク
部(7)に記録されている。
共通のファイルフォーマット(例えば、MS−DOS
(MicroSoft Disc Operating
System、登録商標、以下同じ)フォーマット)
に準じて作成され、共通の記録媒体である楽曲ディスク
部(7)に記録されている。
【0008】楽曲ディスクコントローラ(8)は、楽曲
ディスク部(7)における楽曲データの記録と再生の実
行を行うとともに、楽曲SCSIバス(10)に接続
し、SCSI規格に準じた通信プロトコル制御を行う。
楽曲ディスク部(7)と楽曲ディスクコントローラ
(8)とは、楽曲ハードディスクドライブ装置(以下、
楽曲HDDともいう)(9)を構成する。楽曲SCSI
バス(10)は、SCSI規格に準じた伝送路である。
ディスク部(7)における楽曲データの記録と再生の実
行を行うとともに、楽曲SCSIバス(10)に接続
し、SCSI規格に準じた通信プロトコル制御を行う。
楽曲ディスク部(7)と楽曲ディスクコントローラ
(8)とは、楽曲ハードディスクドライブ装置(以下、
楽曲HDDともいう)(9)を構成する。楽曲SCSI
バス(10)は、SCSI規格に準じた伝送路である。
【0009】楽曲サーバSPC(SCSI Proto
col Controller)(11)は、楽曲SC
SIバス(10)に接続し、楽曲通信制御部(53)の
指令に応じてSCSI規格に準じた通信プロトコル制御
を行う。楽曲通信制御部(53)は、楽曲データの送受
信を行うために、楽曲サーバSPC(11)を制御し、
またその内部には、送受するデータを一時記録するため
のメモリを備えている。
col Controller)(11)は、楽曲SC
SIバス(10)に接続し、楽曲通信制御部(53)の
指令に応じてSCSI規格に準じた通信プロトコル制御
を行う。楽曲通信制御部(53)は、楽曲データの送受
信を行うために、楽曲サーバSPC(11)を制御し、
またその内部には、送受するデータを一時記録するため
のメモリを備えている。
【0010】楽曲デコーダ(52)は、楽曲サーバSP
C(11)から入力した楽曲データ、すなわちMIDI
データと文字データとをデコードし、楽曲の伴奏の音声
信号と、楽曲の歌詞を画面に表示する画像信号としてミ
キサ(13)へ出力する。
C(11)から入力した楽曲データ、すなわちMIDI
データと文字データとをデコードし、楽曲の伴奏の音声
信号と、楽曲の歌詞を画面に表示する画像信号としてミ
キサ(13)へ出力する。
【0011】楽曲サーバSPC(11)と、楽曲通信制
御部(53)と、楽曲デコーダ(52)とは楽曲サーバ
(16)を構成する。
御部(53)と、楽曲デコーダ(52)とは楽曲サーバ
(16)を構成する。
【0012】ミキサ(13)は、動画像サーバ(15)
から入力した、画面の背景となる動画像の画像信号に、
楽曲サーバ(16)から入力した、楽曲の歌詞を表示す
る画像信号をスーパーインポーズし、楽曲の歌詞が表示
された動画像の画像信号としてモニタ(14)へ出力す
る。それと同時にミキサ(13)は、楽曲サーバ(1
6)から入力した、カラオケ伴奏の音声信号をモニタ
(14)へ出力する。
から入力した、画面の背景となる動画像の画像信号に、
楽曲サーバ(16)から入力した、楽曲の歌詞を表示す
る画像信号をスーパーインポーズし、楽曲の歌詞が表示
された動画像の画像信号としてモニタ(14)へ出力す
る。それと同時にミキサ(13)は、楽曲サーバ(1
6)から入力した、カラオケ伴奏の音声信号をモニタ
(14)へ出力する。
【0013】モニタ(14)は、ミキサ(13)から入
力した楽曲の歌詞が表示された動画像を画面に表示し、
またミキサ(13)から入力したカラオケ伴奏の音声信
号を、内蔵したスピーカから再生出力する。
力した楽曲の歌詞が表示された動画像を画面に表示し、
またミキサ(13)から入力したカラオケ伴奏の音声信
号を、内蔵したスピーカから再生出力する。
【0014】受信処理部(54)は、電話回線に接続
し、遠隔地に配置されたホストコンピュータより構成さ
れるカラオケ配信サーバより配信される楽曲配信データ
を受信し、楽曲配信データの種類に応じて、楽曲サーバ
(16)内の楽曲サーバSPC(11)か、または動画
像サーバ(15)内の動画像サーバSPC(5)へ出力
する機能を有する。なお、図1中、動画像サーバSPC
(5)へのデータ書き込み線は省略して示す。
し、遠隔地に配置されたホストコンピュータより構成さ
れるカラオケ配信サーバより配信される楽曲配信データ
を受信し、楽曲配信データの種類に応じて、楽曲サーバ
(16)内の楽曲サーバSPC(11)か、または動画
像サーバ(15)内の動画像サーバSPC(5)へ出力
する機能を有する。なお、図1中、動画像サーバSPC
(5)へのデータ書き込み線は省略して示す。
【0015】次に、図1に示した従来技術に係る映像カ
ラオケ装置の動作を説明する。まず、図1には示してい
ないものの、装置にはスイッチパネルのような操作手段
が含まれており、ユーザは歌詞カード等の資料を見て、
装置に演奏させる楽曲を決め、楽曲に付随する番号を操
作手段を用いて入力する。
ラオケ装置の動作を説明する。まず、図1には示してい
ないものの、装置にはスイッチパネルのような操作手段
が含まれており、ユーザは歌詞カード等の資料を見て、
装置に演奏させる楽曲を決め、楽曲に付随する番号を操
作手段を用いて入力する。
【0016】操作手段はユーザが入力した番号を、装置
が演奏すべき楽曲の番号として、動画像サーバ(15)
内部の動画像通信制御部(51)、および楽曲サーバ
(16)内部の楽曲通信制御部(53)へ伝達する。
が演奏すべき楽曲の番号として、動画像サーバ(15)
内部の動画像通信制御部(51)、および楽曲サーバ
(16)内部の楽曲通信制御部(53)へ伝達する。
【0017】動画像通信制御部(51)は内部に記録手
段を有し、その記録手段には楽曲の番号と、その楽曲の
動画像データが記録された、動画像ディスク部(1)内
のアドレス番号とが、テーブルデータとして記録されて
いる。
段を有し、その記録手段には楽曲の番号と、その楽曲の
動画像データが記録された、動画像ディスク部(1)内
のアドレス番号とが、テーブルデータとして記録されて
いる。
【0018】動画像通信制御部(51)はそのテーブル
を参照し、例えば楽曲#100に対応するデータを動画
像ディスク部(1)の番地#0AAAから1Mバイト読
み出して入力せよ、と動画像サーバSPC(5)に対し
命令する。
を参照し、例えば楽曲#100に対応するデータを動画
像ディスク部(1)の番地#0AAAから1Mバイト読
み出して入力せよ、と動画像サーバSPC(5)に対し
命令する。
【0019】命令に応じて動画像サーバSPC(5)
は、動画像SCSIバス(4)を経由して動画像ディス
クコントローラ(2)への接続を行い、動画像ディスク
部(1)に記録されたデータを動画像ディスクコントロ
ーラ(2)を経由して入手する。
は、動画像SCSIバス(4)を経由して動画像ディス
クコントローラ(2)への接続を行い、動画像ディスク
部(1)に記録されたデータを動画像ディスクコントロ
ーラ(2)を経由して入手する。
【0020】装置が演奏すべき楽曲の動画像データを入
手する、上記の動作において、動画像サーバSPC
(5)は、SCSI規格におけるイニシエータ(Ini
tiator、入出力命令の発行側SCSIデバイス)
として動作し、動画像ディスクコントローラ(2)は、
ターゲット(Target、入出力命令の実行側SCS
Iデバイス)として動作する。
手する、上記の動作において、動画像サーバSPC
(5)は、SCSI規格におけるイニシエータ(Ini
tiator、入出力命令の発行側SCSIデバイス)
として動作し、動画像ディスクコントローラ(2)は、
ターゲット(Target、入出力命令の実行側SCS
Iデバイス)として動作する。
【0021】動画像SCSIバス(4)に接続するSC
SIデバイスは動画像サーバSPC(5)と動画像ディ
スクコントローラ(2)のみであり、この二つが接続中
に他のSCSIデバイスから接続の割り込み要求が発せ
られることも無いので、動画像サーバSPC(5)は、
外部の要因によって接続が中断すること無しに、動画像
HDD(3)から動画像データを読み出すことが出来
る。
SIデバイスは動画像サーバSPC(5)と動画像ディ
スクコントローラ(2)のみであり、この二つが接続中
に他のSCSIデバイスから接続の割り込み要求が発せ
られることも無いので、動画像サーバSPC(5)は、
外部の要因によって接続が中断すること無しに、動画像
HDD(3)から動画像データを読み出すことが出来
る。
【0022】動画像サーバSPC(5)は、上記の手順
で動画像HDD(3)から入手した動画像データを動画
像通信制御部(51)へ出力する。
で動画像HDD(3)から入手した動画像データを動画
像通信制御部(51)へ出力する。
【0023】動画像通信制御部(51)は、入力した動
画像データを一時的に記録するメモリを内部に有し、こ
のメモリは、FIFO(First−In First
−Out、格納した順にデータを取り出す)方式で動作
を行う。
画像データを一時的に記録するメモリを内部に有し、こ
のメモリは、FIFO(First−In First
−Out、格納した順にデータを取り出す)方式で動作
を行う。
【0024】動画像通信制御部(51)は入力した動画
像データをこのメモリに記録するとともに、記録した順
に動画像データを取り出し、動画像サーバSPC(5)
を経由して動画像デコーダ(50)へ出力する。動画像
デコーダ(50)は入力したデータをデコードし、動画
像信号を生成してミキサ(13)に出力する。
像データをこのメモリに記録するとともに、記録した順
に動画像データを取り出し、動画像サーバSPC(5)
を経由して動画像デコーダ(50)へ出力する。動画像
デコーダ(50)は入力したデータをデコードし、動画
像信号を生成してミキサ(13)に出力する。
【0025】カラオケの表示画面の背景となる動画像
は、楽曲の演奏の進行に応じて切れ目無く再生出力され
ることが必要である。そのためには動画像通信制御部
(51)は、先に説明したFIFO方式メモリから動画
像データを切れ目無く取り出して、動画像サーバSPC
(5)を経由して動画像デコーダ(50)に出力する事
が必要になるので、FIFO方式メモリ内部には、常に
次に再生出力すべき動画像データが蓄えられた状態にし
ておかなくてはならない。
は、楽曲の演奏の進行に応じて切れ目無く再生出力され
ることが必要である。そのためには動画像通信制御部
(51)は、先に説明したFIFO方式メモリから動画
像データを切れ目無く取り出して、動画像サーバSPC
(5)を経由して動画像デコーダ(50)に出力する事
が必要になるので、FIFO方式メモリ内部には、常に
次に再生出力すべき動画像データが蓄えられた状態にし
ておかなくてはならない。
【0026】ところが先に説明したように、動画像サー
バSPC(5)は必要な時にはいつでも動画像ディスク
コントローラ(2)に接続して動画像データを入手する
ことが出来るので、上に述べた、FIFO方式メモリが
常に再生すべき動画像データを蓄積していなければなら
ない、という条件の達成は従来技術にかかる映像カラオ
ケ装置においては、容易に達成されうる。
バSPC(5)は必要な時にはいつでも動画像ディスク
コントローラ(2)に接続して動画像データを入手する
ことが出来るので、上に述べた、FIFO方式メモリが
常に再生すべき動画像データを蓄積していなければなら
ない、という条件の達成は従来技術にかかる映像カラオ
ケ装置においては、容易に達成されうる。
【0027】動画像データの場合と同様の手順により、
楽曲通信制御部(53)は楽曲データ、すなわちカラオ
ケ伴奏の音声データと、楽曲の歌詞についての文字デー
タとを楽曲HDD(9)から入手し、それぞれを一旦内
部のメモリに記録した後、楽曲サーバSPC(11)を
経由して楽曲デコーダ(52)へ出力する。
楽曲通信制御部(53)は楽曲データ、すなわちカラオ
ケ伴奏の音声データと、楽曲の歌詞についての文字デー
タとを楽曲HDD(9)から入手し、それぞれを一旦内
部のメモリに記録した後、楽曲サーバSPC(11)を
経由して楽曲デコーダ(52)へ出力する。
【0028】ひとつの楽曲に対して楽曲通信制御部(5
3)が入手すべきデータは、MIDIデータファイルと
文書データファイルの2種類であるが、楽曲サーバ用S
PC(11)は時間分割などの方法で2種類ののデータ
をともに楽曲HDDより入手し、楽曲通信制御部(5
3)へ出力する。
3)が入手すべきデータは、MIDIデータファイルと
文書データファイルの2種類であるが、楽曲サーバ用S
PC(11)は時間分割などの方法で2種類ののデータ
をともに楽曲HDDより入手し、楽曲通信制御部(5
3)へ出力する。
【0029】また楽曲通信制御部(53)は内部にメモ
リを有し、MIDIデータと文書データとを記録し、再
生するようにしている。
リを有し、MIDIデータと文書データとを記録し、再
生するようにしている。
【0030】楽曲デコーダ(52)は、入力した楽曲デ
ータをデコードし、歌詞を表示する画像信号と楽曲の伴
奏の音声信号として、ミキサ(13)へ出力する。ミキ
サ(13)は、動画像サーバ(15)が出力する動画像
(カラオケ伴奏の背景画像)に、楽曲サーバ(16)が
出力する、楽曲の歌詞を表示する画像をスーパーインポ
ーズしてモニタ(14)に出力し、背景動画像に歌詞が
インポーズされた画面をモニタ(14)の画面に表示さ
せる。
ータをデコードし、歌詞を表示する画像信号と楽曲の伴
奏の音声信号として、ミキサ(13)へ出力する。ミキ
サ(13)は、動画像サーバ(15)が出力する動画像
(カラオケ伴奏の背景画像)に、楽曲サーバ(16)が
出力する、楽曲の歌詞を表示する画像をスーパーインポ
ーズしてモニタ(14)に出力し、背景動画像に歌詞が
インポーズされた画面をモニタ(14)の画面に表示さ
せる。
【0031】またミキサ(13)は楽曲サーバ(16)
から入力するカラオケ伴奏の音声信号をモニタ(14)
へ出力し、モニタ(14)のスピーカからカラオケ伴奏
の音声を出力させる。
から入力するカラオケ伴奏の音声信号をモニタ(14)
へ出力し、モニタ(14)のスピーカからカラオケ伴奏
の音声を出力させる。
【0032】以上の動作によって、図1に示す従来技術
に係る映像カラオケ装置は、楽曲の画像と音声とを表示
し、出力する。
に係る映像カラオケ装置は、楽曲の画像と音声とを表示
し、出力する。
【0033】次に、従来技術に係る映像カラオケ装置
が、外部の配信サーバから楽曲配信データを受信する際
の動作を説明する。
が、外部の配信サーバから楽曲配信データを受信する際
の動作を説明する。
【0034】楽曲配信データとは、外部の配信サーバか
ら配信される、楽曲の動画像データあるいは楽曲データ
である。
ら配信される、楽曲の動画像データあるいは楽曲データ
である。
【0035】遠隔地にある楽曲配信サーバから電話回線
で送られてきた楽曲配信データを受信処理部(54)は
受信し、配信されたデータが動画像データであるか、楽
曲データであるかを判別する。
で送られてきた楽曲配信データを受信処理部(54)は
受信し、配信されたデータが動画像データであるか、楽
曲データであるかを判別する。
【0036】判別した結果、動画像データであれば、受
信処理部(54)は配信されたデータを動画像サーバS
PC(5)へ出力し、動画像サーバSPC(5)はデー
タを動画像HDD(3)へ記録すべく出力する。なお、
図1中、動画像サーバSPC(5)への出力線は省略し
て図示してある。
信処理部(54)は配信されたデータを動画像サーバS
PC(5)へ出力し、動画像サーバSPC(5)はデー
タを動画像HDD(3)へ記録すべく出力する。なお、
図1中、動画像サーバSPC(5)への出力線は省略し
て図示してある。
【0037】また、判別した結果、楽曲データであれ
ば、受信処理部(54)は配信されたデータを楽曲サー
バSPC(11)へ出力し、楽曲サーバSPC(11)
はデータを楽曲HDD(9)へ記録すべく出力する。
ば、受信処理部(54)は配信されたデータを楽曲サー
バSPC(11)へ出力し、楽曲サーバSPC(11)
はデータを楽曲HDD(9)へ記録すべく出力する。
【0038】以上の動作によって、従来技術に係る映像
カラオケ装置は、配信された楽曲配信データを装置の内
部に記録する。
カラオケ装置は、配信された楽曲配信データを装置の内
部に記録する。
【0039】
【発明が解決しようとする課題】以上説明した従来技術
に係る映像カラオケ装置には、次のような課題が存在す
る。すなわち、装置が記録再生しようとするデータのう
ち、動画像データを記録再生するためには専用の記録媒
体である動画像HDD(3)を必要とし、また楽曲デー
タ(歌詞の文字データおよびカラオケ伴奏の音声デー
タ)を記録再生するためには、別な専用の記録媒体であ
る楽曲HDD(9)を必要とするので、複数のハードデ
ィスクドライブ装置を映像カラオケ装置の内部に内蔵す
る必要があり、映像カラオケ装置の小型化と低コスト化
が困難である、という課題である。
に係る映像カラオケ装置には、次のような課題が存在す
る。すなわち、装置が記録再生しようとするデータのう
ち、動画像データを記録再生するためには専用の記録媒
体である動画像HDD(3)を必要とし、また楽曲デー
タ(歌詞の文字データおよびカラオケ伴奏の音声デー
タ)を記録再生するためには、別な専用の記録媒体であ
る楽曲HDD(9)を必要とするので、複数のハードデ
ィスクドライブ装置を映像カラオケ装置の内部に内蔵す
る必要があり、映像カラオケ装置の小型化と低コスト化
が困難である、という課題である。
【0040】上記の従来技術に係る装置において、動画
像データの記録再生に専用の動画像HDD(3)を必要
とする理由を以下に説明する。
像データの記録再生に専用の動画像HDD(3)を必要
とする理由を以下に説明する。
【0041】映像カラオケ装置の再生背景画像として用
いる動画像は、そのデータ量が大きいため、当初はビデ
オCDやLD(Laser Disc、登録商標)など
大容量の記録媒体を再生してその再生画像を得る構成と
していた。
いる動画像は、そのデータ量が大きいため、当初はビデ
オCDやLD(Laser Disc、登録商標)など
大容量の記録媒体を再生してその再生画像を得る構成と
していた。
【0042】その後、データ配信が容易に行なえるなど
の利点をに着目して、動画像データを蓄積したHDDを
中心とした、映像サーバと呼ばれるデータ蓄積、再生手
段が用いられるようになった。映像サーバにおいては、
時間的に断片化した複数の動画像データがHDDに蓄積
されており、再生しようとする楽曲に応じて複数の断片
動画像が選択され、組み合わされて再生出力するよう動
作する。
の利点をに着目して、動画像データを蓄積したHDDを
中心とした、映像サーバと呼ばれるデータ蓄積、再生手
段が用いられるようになった。映像サーバにおいては、
時間的に断片化した複数の動画像データがHDDに蓄積
されており、再生しようとする楽曲に応じて複数の断片
動画像が選択され、組み合わされて再生出力するよう動
作する。
【0043】映像サーバをこのように構成した理由は、
楽曲1曲毎に異なる専用の動画像データを蓄積しようと
するとデータ量が膨大なものとなり、HDDの記録容量
内では対応が困難だからである。
楽曲1曲毎に異なる専用の動画像データを蓄積しようと
するとデータ量が膨大なものとなり、HDDの記録容量
内では対応が困難だからである。
【0044】映像サーバが再生出力する動画像データは
上記のように時間的に断片化されたデータを組み合わせ
たものなので、MS−DOSのような汎用のファイルフ
ォーマットを用いて動画像データを蓄積するよう構成す
ると、再生出力時に煩雑なHDDへのアクセスが発生
し、アクセス時間の増大と、データ処理時の制御手段の
大きな負担とを招来するものだった。
上記のように時間的に断片化されたデータを組み合わせ
たものなので、MS−DOSのような汎用のファイルフ
ォーマットを用いて動画像データを蓄積するよう構成す
ると、再生出力時に煩雑なHDDへのアクセスが発生
し、アクセス時間の増大と、データ処理時の制御手段の
大きな負担とを招来するものだった。
【0045】そこで、再生時のアクセス回数を減らしハ
ードウェア構成の簡略化を可能とする専用のファイルフ
ォーマットで動画像データをHDDに記録するよう構成
した映像サーバがその後実用化された。上記の、専用フ
ァイルフォーマットを用いた映像サーバでは、例えばM
S−DOSフォーマットのような汎用フォーマットとデ
ータ形式が異なること、および動画像データの再生にお
いてデータの高速連続処理が必要であることなどの理由
で、動画像データは動画像データ専用HDDに蓄積さ
れ、またCPUや一時メモリを含むデータ制御手段は動
画像データ専用として構成され、動画像データと楽曲デ
ータとがHDDやデータ制御手段を共用する構成とはな
っていなかった。
ードウェア構成の簡略化を可能とする専用のファイルフ
ォーマットで動画像データをHDDに記録するよう構成
した映像サーバがその後実用化された。上記の、専用フ
ァイルフォーマットを用いた映像サーバでは、例えばM
S−DOSフォーマットのような汎用フォーマットとデ
ータ形式が異なること、および動画像データの再生にお
いてデータの高速連続処理が必要であることなどの理由
で、動画像データは動画像データ専用HDDに蓄積さ
れ、またCPUや一時メモリを含むデータ制御手段は動
画像データ専用として構成され、動画像データと楽曲デ
ータとがHDDやデータ制御手段を共用する構成とはな
っていなかった。
【0046】ところが近年HDDの大容量化と低価格化
が進行し、動画像データと楽曲データとを同時に蓄積し
うる大容量HDDの入手が容易となってきた。そこで従
来別々の専用HDDに蓄積された動画像データと楽曲デ
ータとをひとつのHDDに蓄積し、HDDの数を減らす
ことで映像カラオケ装置の小型化と低コスト化をはかる
ことが求められてきている。
が進行し、動画像データと楽曲データとを同時に蓄積し
うる大容量HDDの入手が容易となってきた。そこで従
来別々の専用HDDに蓄積された動画像データと楽曲デ
ータとをひとつのHDDに蓄積し、HDDの数を減らす
ことで映像カラオケ装置の小型化と低コスト化をはかる
ことが求められてきている。
【0047】しかし動画像データは、HDDが大容量化
したものの一曲毎に異なる専用の動画像データとして蓄
積するのはHDDの記録容量の点で容易でなく、やはり
時間的に断片化した動画像データを、専用フォーマット
を用いて記録することが必要となる。動画像データと楽
曲データという異なるフォーマットのデータをひとつの
HDDに蓄積し、かつ同時に再生しようとすると、従来
技術においては解決すべき以下のような課題が存在し
た。
したものの一曲毎に異なる専用の動画像データとして蓄
積するのはHDDの記録容量の点で容易でなく、やはり
時間的に断片化した動画像データを、専用フォーマット
を用いて記録することが必要となる。動画像データと楽
曲データという異なるフォーマットのデータをひとつの
HDDに蓄積し、かつ同時に再生しようとすると、従来
技術においては解決すべき以下のような課題が存在し
た。
【0048】ひとつのHDD等の記録媒体中に異なるフ
ァイルフォーマットのデータを記録し再生する方法とし
て、従来行われている方法は、例えば、ひとつのディス
ク部を複数のパーテーション領域に分割し、その中のひ
とつのパーテーション領域のファイルシステムをHDD
に付属するディスクコントローラが立ち上げて、外部の
装置との間でデータの送受を行うやり方である。
ァイルフォーマットのデータを記録し再生する方法とし
て、従来行われている方法は、例えば、ひとつのディス
ク部を複数のパーテーション領域に分割し、その中のひ
とつのパーテーション領域のファイルシステムをHDD
に付属するディスクコントローラが立ち上げて、外部の
装置との間でデータの送受を行うやり方である。
【0049】しかしこの方法によれば、ひとつの記録媒
体中のひとつのパーテーション領域に含まれる、ひとつ
のファイルフォーマットのデータのみの記録と再生を行
うものであり、先に説明した映像カラオケ装置のよう
に、異なるファイルフォーマットのデータを同時に記録
再生する装置で用いることが出来ない。
体中のひとつのパーテーション領域に含まれる、ひとつ
のファイルフォーマットのデータのみの記録と再生を行
うものであり、先に説明した映像カラオケ装置のよう
に、異なるファイルフォーマットのデータを同時に記録
再生する装置で用いることが出来ない。
【0050】すなわち先に説明した映像カラオケ装置に
おいて、動画像データおよび楽曲データを記録する共通
の記録媒体としてひとつのHDDを用意し、ひとつのH
DDを複数のパーテーション領域に分割し、それぞれ異
なるパーテーション領域に動画像データと楽曲データと
を区別して記録したり、記録したデータを再生出力する
ように構成したとする。そのように構成すると、上記に
説明したように従来技術では異なるパーテーション領域
に含まれる異なるファイルフォーマットのデータの送受
信を同時に行うことが出来ないのであるから、HDDか
ら再生出力する動画像の再生が途中で途切れてしまった
り、HDDに入力する楽曲配信データの入力が途中で途
切れてしまいリアルタイムにデータを記録することが出
来ない等の不具合が生じる。
おいて、動画像データおよび楽曲データを記録する共通
の記録媒体としてひとつのHDDを用意し、ひとつのH
DDを複数のパーテーション領域に分割し、それぞれ異
なるパーテーション領域に動画像データと楽曲データと
を区別して記録したり、記録したデータを再生出力する
ように構成したとする。そのように構成すると、上記に
説明したように従来技術では異なるパーテーション領域
に含まれる異なるファイルフォーマットのデータの送受
信を同時に行うことが出来ないのであるから、HDDか
ら再生出力する動画像の再生が途中で途切れてしまった
り、HDDに入力する楽曲配信データの入力が途中で途
切れてしまいリアルタイムにデータを記録することが出
来ない等の不具合が生じる。
【0051】このような不具合を解決する手段を、従来
技術は提供してこなかった。
技術は提供してこなかった。
【0052】本願発明はこのような状況に鑑みてなされ
たものであり、異なるパーテーション領域中のデータを
同時に記録再生するデータ記録再生装置において、装置
の小型化、低コスト化を実現することを、発明の目的と
する。
たものであり、異なるパーテーション領域中のデータを
同時に記録再生するデータ記録再生装置において、装置
の小型化、低コスト化を実現することを、発明の目的と
する。
【0053】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに、本願発明は、単一のSCSIバス(24)と、複
数のパーテーション領域(20)(21)(57)に分
割され、前記それぞれのパーテーション領域において異
なるフォーマットのデータの記録と再生が可能な、前記
単一のSCSIバス(24)に接続する記録再生手段
(23)と、データの記録と再生の制御を行う、前記単
一のSCSIバス(24)に接続する複数のイニシェー
タ(60)(61)とを含み、前記複数のそれぞれのイ
ニシェータ(60)(61)が、前記記録再生手段(2
3)のひとつのパーテーション領域へのデータの記録ま
たは再生の実行を命令し、前記の命令に応じて、前記記
録再生手段(23)がターゲットとして前記パーテーシ
ョン領域へのデータの記録または記録されたデータの再
生の実行を行う、データ記録再生装置において、前記イ
ニシェータの特定のひとつを特定イニシェータとし、前
記特定イニシェータは、前記記録再生手段(23)へデ
ータの記録の実行を命令した後は、前記記録再生手段
(23)へのアクセスに関し、所定時間間隔(Tc)、
所定周期(Ta)で他のイニシェータに対する優先権を
有し、かつコネクト実行後のディスコネクト実行を所定
時間禁止することを特徴とするデータ記録再生装置を提
供するものである。
めに、本願発明は、単一のSCSIバス(24)と、複
数のパーテーション領域(20)(21)(57)に分
割され、前記それぞれのパーテーション領域において異
なるフォーマットのデータの記録と再生が可能な、前記
単一のSCSIバス(24)に接続する記録再生手段
(23)と、データの記録と再生の制御を行う、前記単
一のSCSIバス(24)に接続する複数のイニシェー
タ(60)(61)とを含み、前記複数のそれぞれのイ
ニシェータ(60)(61)が、前記記録再生手段(2
3)のひとつのパーテーション領域へのデータの記録ま
たは再生の実行を命令し、前記の命令に応じて、前記記
録再生手段(23)がターゲットとして前記パーテーシ
ョン領域へのデータの記録または記録されたデータの再
生の実行を行う、データ記録再生装置において、前記イ
ニシェータの特定のひとつを特定イニシェータとし、前
記特定イニシェータは、前記記録再生手段(23)へデ
ータの記録の実行を命令した後は、前記記録再生手段
(23)へのアクセスに関し、所定時間間隔(Tc)、
所定周期(Ta)で他のイニシェータに対する優先権を
有し、かつコネクト実行後のディスコネクト実行を所定
時間禁止することを特徴とするデータ記録再生装置を提
供するものである。
【0054】
【発明の実施の形態】本願発明に係る一実施の形態とし
て、映像カラオケ装置を図2ないし図3を用いて以下に
説明する。図2は、本願発明に係る一実施の形態として
の、映像カラオケ装置の構成図である。なお、図1を用
いて先に説明した、従来技術に係る映像カラオケ装置と
共通する機能を有する部分については共通の符号を用
い、また共通の説明内容については一部説明を省略した
ところもある。
て、映像カラオケ装置を図2ないし図3を用いて以下に
説明する。図2は、本願発明に係る一実施の形態として
の、映像カラオケ装置の構成図である。なお、図1を用
いて先に説明した、従来技術に係る映像カラオケ装置と
共通する機能を有する部分については共通の符号を用
い、また共通の説明内容については一部説明を省略した
ところもある。
【0055】図2に示す映像カラオケ装置は、ターゲッ
トとなるひとつのハードディスクドライブ装置(以下H
DDともいう)(23)、ひとつのSCSIバス(2
4)、二つのイニシェータである動画サーバ(60)と
楽曲サーバ(61)とを含むよう構成してある。
トとなるひとつのハードディスクドライブ装置(以下H
DDともいう)(23)、ひとつのSCSIバス(2
4)、二つのイニシェータである動画サーバ(60)と
楽曲サーバ(61)とを含むよう構成してある。
【0056】図2に示す構成図において、まずHDD
(23)は、ディスクコントローラ(22)と、記録領
域であるディスク部よりなる。ディスク部は、3つのパ
ーテーション領域、すなわち動画像データファイルシス
テムフォーマット部(20)と楽曲データファイルシス
テムフォーマット部(21)と録音用楽曲データファイ
ルシステムフォーマット部(57)とに分割されてい
る。
(23)は、ディスクコントローラ(22)と、記録領
域であるディスク部よりなる。ディスク部は、3つのパ
ーテーション領域、すなわち動画像データファイルシス
テムフォーマット部(20)と楽曲データファイルシス
テムフォーマット部(21)と録音用楽曲データファイ
ルシステムフォーマット部(57)とに分割されてい
る。
【0057】3つのパーテーション領域のうち、楽曲デ
ータファイルシステムフォーマット部(21)と録音用
楽曲データファイルシステムフォーマット部(57)
は、同一のファイルフォーマット(本装置では、MS−
DOSフォーマット)に対応したパーテーション領域で
ある。
ータファイルシステムフォーマット部(21)と録音用
楽曲データファイルシステムフォーマット部(57)
は、同一のファイルフォーマット(本装置では、MS−
DOSフォーマット)に対応したパーテーション領域で
ある。
【0058】分割は次のようにしてなされている。HD
D(23)のディスク部の先頭に、MBR(Maste
r Boot Record)と呼ぶファイルが記録さ
れている。MBRは楽曲データのファイルフォーマッ
ト、本装置ではMS−DOSに準拠して作成されてお
り、そこには動画像データ専用のファイルファーマット
で作成された動画像データが、ディスク部内のどのアド
レスに記録されているかが、LBA(Logical
Block Address)の形で記録されている。
D(23)のディスク部の先頭に、MBR(Maste
r Boot Record)と呼ぶファイルが記録さ
れている。MBRは楽曲データのファイルフォーマッ
ト、本装置ではMS−DOSに準拠して作成されてお
り、そこには動画像データ専用のファイルファーマット
で作成された動画像データが、ディスク部内のどのアド
レスに記録されているかが、LBA(Logical
Block Address)の形で記録されている。
【0059】また、MBRには、同じMS−DOSフォ
ーマットである、楽曲データファイルシステムフォーマ
ット部(21)と録音用楽曲データファイルシステムフ
ォーマット部(57)との記録されたアドレスも、LB
Aの形で記録されている。
ーマットである、楽曲データファイルシステムフォーマ
ット部(21)と録音用楽曲データファイルシステムフ
ォーマット部(57)との記録されたアドレスも、LB
Aの形で記録されている。
【0060】HDD(23)に楽曲データを入出力する
際に、MS−DOSのシステムファイルはMBRを参照
し、その中に記録されたLBAの領域は既に動画像デー
タファイルシステムフォーマット部(20)として確保
され、その内部には楽曲データを記録できないことを知
るので、残りの領域(=楽曲データファイルシステムフ
ォーマット部(21)および録音用楽曲データファイル
システムフォーマット部(57)のうちの、指定された
ひとつのパーテーション領域)にMS−DOSフォーマ
ットの楽曲データを記録するように制御をする。
際に、MS−DOSのシステムファイルはMBRを参照
し、その中に記録されたLBAの領域は既に動画像デー
タファイルシステムフォーマット部(20)として確保
され、その内部には楽曲データを記録できないことを知
るので、残りの領域(=楽曲データファイルシステムフ
ォーマット部(21)および録音用楽曲データファイル
システムフォーマット部(57)のうちの、指定された
ひとつのパーテーション領域)にMS−DOSフォーマ
ットの楽曲データを記録するように制御をする。
【0061】動画像サーバ(60)は、内部に動画像サ
ーバSPC(25)と動画像通信制御部(55)と動画
像デコーダ(26)とを有する。楽曲サーバ(61)
は、内部に楽曲サーバSPC(27)と楽曲通信制御部
(56)と楽曲デコーダ(28)とを有する。
ーバSPC(25)と動画像通信制御部(55)と動画
像デコーダ(26)とを有する。楽曲サーバ(61)
は、内部に楽曲サーバSPC(27)と楽曲通信制御部
(56)と楽曲デコーダ(28)とを有する。
【0062】楽曲通信制御部(56)は内部に、HDD
(23)から読み出した楽曲データを一時記録し楽曲サ
ーバSPC(27)を経由して楽曲デコーダ(28)へ
出力するためのメモリと、A/D変換器から入力したユ
ーザの歌唱の音声データを一時記録してHDD(23)
へ出力するためのFIFO方式メモリとを有する。
(23)から読み出した楽曲データを一時記録し楽曲サ
ーバSPC(27)を経由して楽曲デコーダ(28)へ
出力するためのメモリと、A/D変換器から入力したユ
ーザの歌唱の音声データを一時記録してHDD(23)
へ出力するためのFIFO方式メモリとを有する。
【0063】また映像カラオケ装置は、ミキサ(13)
とモニタ(14)とを有する。SCSIバス(24)に
接続するディスクコントローラ(22)と、動画像サー
バSPC(25)と、楽曲サーバSPC(27)とはそ
れぞれ異なるSCSI−IDナンバー(例えば、#1、
#6,#5)を有する。
とモニタ(14)とを有する。SCSIバス(24)に
接続するディスクコントローラ(22)と、動画像サー
バSPC(25)と、楽曲サーバSPC(27)とはそ
れぞれ異なるSCSI−IDナンバー(例えば、#1、
#6,#5)を有する。
【0064】マイクロホン(59)は、ユーザがカラオ
ケ伴奏に合わせて歌唱を入力するものであり、A/D変
換器(58)はマイクロホン(59)から入力するユー
ザの歌唱のアナログ音声信号をデジタル変換し、音声デ
ータとして楽曲サーバSPC(27)へ出力する機能を
有する。
ケ伴奏に合わせて歌唱を入力するものであり、A/D変
換器(58)はマイクロホン(59)から入力するユー
ザの歌唱のアナログ音声信号をデジタル変換し、音声デ
ータとして楽曲サーバSPC(27)へ出力する機能を
有する。
【0065】次に、図2に示す映像カラオケ装置の、歌
唱の音声データをHDD(23)へ記録する際の動作を
説明する。
唱の音声データをHDD(23)へ記録する際の動作を
説明する。
【0066】マイクロホン(59)から入力した、ユー
ザの歌唱の音声信号は、歌唱の出来不出来を採点し採点
結果を装置の表示部に表示するために、リアルタイムに
HDD(23)の録音用楽曲データフィルシステムフォ
ーマット部(57)へデジタル信号として記録していく
必要がある。
ザの歌唱の音声信号は、歌唱の出来不出来を採点し採点
結果を装置の表示部に表示するために、リアルタイムに
HDD(23)の録音用楽曲データフィルシステムフォ
ーマット部(57)へデジタル信号として記録していく
必要がある。
【0067】またその時動画サーバ(60)がHDD
(23)から入手する動画像データの転送が途切れて、
動画像サーバ(60)が出力する動画像が途切れること
があってはならない。
(23)から入手する動画像データの転送が途切れて、
動画像サーバ(60)が出力する動画像が途切れること
があってはならない。
【0068】これを実現するために、本装置は以下のよ
うな動作を行う。
うな動作を行う。
【0069】A/D変換器(58)から入力した歌唱の
音声データを、楽曲サーバSPC(27)は楽曲通信制
御部(56)へ出力する。
音声データを、楽曲サーバSPC(27)は楽曲通信制
御部(56)へ出力する。
【0070】楽曲通信制御部(56)は入力した歌唱の
音声データを、内部にあるFIFO(First In
First Out、記録した順にデータを再生す
る)方式メモリに一時記録する。
音声データを、内部にあるFIFO(First In
First Out、記録した順にデータを再生す
る)方式メモリに一時記録する。
【0071】そして、楽曲通信制御部(56)は、楽曲
サーバSPC(27)に対して、ディスクコントローラ
(22)との接続を実行し歌唱の音声データをHDD
(23)内部の録音用楽曲データファイルシステムフォ
ーマット部(57)へ記録するための準備をせよ、との
指令を発する。
サーバSPC(27)に対して、ディスクコントローラ
(22)との接続を実行し歌唱の音声データをHDD
(23)内部の録音用楽曲データファイルシステムフォ
ーマット部(57)へ記録するための準備をせよ、との
指令を発する。
【0072】指令を受けた楽曲サーバSPC(27)
は、SCSIバスの動作におけるアービトレーションフ
ェイズ(Arbitration Phase、バスの
使用権を獲得するための動作)を実行し、楽曲サーバS
PC(27)(SCSI−ID=#5)とディスクコン
トローラ(22)(SCSI−ID=#1)との間のコ
ネクトを行いSCSIバス(24)を占有しようとす
る。
は、SCSIバスの動作におけるアービトレーションフ
ェイズ(Arbitration Phase、バスの
使用権を獲得するための動作)を実行し、楽曲サーバS
PC(27)(SCSI−ID=#5)とディスクコン
トローラ(22)(SCSI−ID=#1)との間のコ
ネクトを行いSCSIバス(24)を占有しようとす
る。
【0073】楽曲サーバSPC(27)とディスクコン
トローラ(22)との間のコネクトが成立すると、楽曲
サーバSPC(27)はデータを転送するフェーズに移
行し、移行した旨を楽曲通信制御部(56)へ知らせ
る。
トローラ(22)との間のコネクトが成立すると、楽曲
サーバSPC(27)はデータを転送するフェーズに移
行し、移行した旨を楽曲通信制御部(56)へ知らせ
る。
【0074】これを受けて楽曲通信制御部(56)は、
内部のFIFO方式メモリに記録された歌唱の音声デー
タを記録順に読み出して楽曲サーバSPC(27)へ出
力し、楽曲サーバSPC(27)は入力した歌唱の音声
データをHDD(23)へ転送する。
内部のFIFO方式メモリに記録された歌唱の音声デー
タを記録順に読み出して楽曲サーバSPC(27)へ出
力し、楽曲サーバSPC(27)は入力した歌唱の音声
データをHDD(23)へ転送する。
【0075】一方これと並行して、動画像通信制御部
(55)からの指令を受けた動画像サーバSPC(2
5)は、動画像データフィルシステムフォーマット部
(20)から動画像データを入手しようという目的で、
アービトレーションフェイズを実行して動画像サーバS
PC(25)(SCSI−ID=#6)とディスクコン
トローラ(22)(SCSI−ID=#1)とのコネク
トを行いSCSIバス(24)を占有しようとするの
で、ディスクコントローラ(22)というひとつのSC
SIデバイスに対して複数のSCSIデバイスがアクセ
スしようとして、アクセスの衝突が発生する可能性があ
る。
(55)からの指令を受けた動画像サーバSPC(2
5)は、動画像データフィルシステムフォーマット部
(20)から動画像データを入手しようという目的で、
アービトレーションフェイズを実行して動画像サーバS
PC(25)(SCSI−ID=#6)とディスクコン
トローラ(22)(SCSI−ID=#1)とのコネク
トを行いSCSIバス(24)を占有しようとするの
で、ディスクコントローラ(22)というひとつのSC
SIデバイスに対して複数のSCSIデバイスがアクセ
スしようとして、アクセスの衝突が発生する可能性があ
る。
【0076】通常のSCSIデバイスにおいては、一旦
SCSIデバイス間のコネクトが成立しても、他のSC
SIデバイスがアクセスしようとしてアービトレーショ
ンフェイズに入ろうとすると、バスの状態によってはそ
れまでコネクトが成立していたSCSIデバイス間のデ
ィスコネクトが発生し、データの転送が一旦中断するこ
とが起こりうる。
SCSIデバイス間のコネクトが成立しても、他のSC
SIデバイスがアクセスしようとしてアービトレーショ
ンフェイズに入ろうとすると、バスの状態によってはそ
れまでコネクトが成立していたSCSIデバイス間のデ
ィスコネクトが発生し、データの転送が一旦中断するこ
とが起こりうる。
【0077】楽曲サーバSPC(27)が歌唱の音声デ
ータをHDD(23)に転送中にディスコネクトが発生
すると、楽曲サーバSPC(27)からHDD(23)
へのデータ転送が出来なくなるので、楽曲通信制御部
(56)は内部のFIFO方式メモリからデータを読み
出して楽曲サーバSPC(27)へ出力することを中止
する。
ータをHDD(23)に転送中にディスコネクトが発生
すると、楽曲サーバSPC(27)からHDD(23)
へのデータ転送が出来なくなるので、楽曲通信制御部
(56)は内部のFIFO方式メモリからデータを読み
出して楽曲サーバSPC(27)へ出力することを中止
する。
【0078】一方、出力が中止している間もA/D変換
器(58)からは楽曲サーバSPC(27)を通じて新
たな歌唱の音声データが続いて楽曲通信制御部(56)
へ入力されており、入力したデータは内部のFIFO方
式メモリへ記録される。
器(58)からは楽曲サーバSPC(27)を通じて新
たな歌唱の音声データが続いて楽曲通信制御部(56)
へ入力されており、入力したデータは内部のFIFO方
式メモリへ記録される。
【0079】FIFO方式メモリは一定の記録容量を有
するよう構成されており、容量を超えてデータを記録す
ることは出来ない。
するよう構成されており、容量を超えてデータを記録す
ることは出来ない。
【0080】FIFO方式メモリの容量を超えて、新た
な歌唱の音声データが入力されてくると、未だに楽曲サ
ーバSPC(27)へ出力されていない、未出力データ
の上に新たな入力データが上書きされてしまい、未出力
の音声データが失われてしまう不具合が生じる。
な歌唱の音声データが入力されてくると、未だに楽曲サ
ーバSPC(27)へ出力されていない、未出力データ
の上に新たな入力データが上書きされてしまい、未出力
の音声データが失われてしまう不具合が生じる。
【0081】この問題に対する、本実施の形態の映像カ
ラオケ装置の対処方法を図3を用いて説明する。
ラオケ装置の対処方法を図3を用いて説明する。
【0082】本装置においては、楽曲サーバ(61)か
らHDD(23)へ一度に転送されて記録される音声デ
ータは、ディスク部の1クラスター分のデータ量であ
り、常に一定である。一度にHDD(23)へ転送され
る1クラスター分のデータ量を、説明の便宜上1.28
秒の音声データに相当する量として以下の説明を進め
る。FIFO方式メモリのデータ容量なども同様に説明
を明瞭にする目的で、便宜上の数値を設定している。本
発明の実施にあたっては、装置の構成はこれらの数値に
限定されるものではない。
らHDD(23)へ一度に転送されて記録される音声デ
ータは、ディスク部の1クラスター分のデータ量であ
り、常に一定である。一度にHDD(23)へ転送され
る1クラスター分のデータ量を、説明の便宜上1.28
秒の音声データに相当する量として以下の説明を進め
る。FIFO方式メモリのデータ容量なども同様に説明
を明瞭にする目的で、便宜上の数値を設定している。本
発明の実施にあたっては、装置の構成はこれらの数値に
限定されるものではない。
【0083】HDD(23)は、一度に1.28秒分の
音声データを受け取り、内部の録音用楽曲データファイ
ルシステムフォーマット部(57)へ記録する動作を行
う。また楽曲通信制御部(56)が内蔵するFIFO方
式メモリは、本装置においては1.88秒分の音声デー
タに相当する容量を有することは、先に説明した通りで
ある。本装置は、FIFO方式メモリの容量をフルに使
い、かつFIFO方式メモリがオーバーフローして記録
された音声データが失われることの無いように、以下に
説明するように適切な時刻に音声データを楽曲サーバS
PC(27)に出力する動作を繰り返していく。
音声データを受け取り、内部の録音用楽曲データファイ
ルシステムフォーマット部(57)へ記録する動作を行
う。また楽曲通信制御部(56)が内蔵するFIFO方
式メモリは、本装置においては1.88秒分の音声デー
タに相当する容量を有することは、先に説明した通りで
ある。本装置は、FIFO方式メモリの容量をフルに使
い、かつFIFO方式メモリがオーバーフローして記録
された音声データが失われることの無いように、以下に
説明するように適切な時刻に音声データを楽曲サーバS
PC(27)に出力する動作を繰り返していく。
【0084】図3は、FIFO方式メモリ中の、これか
ら入力する音声データの記録が可能であるメモリの空き
容量の時間的推移を示すグラフである。図3は、楽曲サ
ーバ(61)が歌唱の音声データを読み込み、かつ再生
出力する動作が、周期Ta=1.28秒毎に繰り返し行
われることを表している。
ら入力する音声データの記録が可能であるメモリの空き
容量の時間的推移を示すグラフである。図3は、楽曲サ
ーバ(61)が歌唱の音声データを読み込み、かつ再生
出力する動作が、周期Ta=1.28秒毎に繰り返し行
われることを表している。
【0085】図3において、時刻t0はひとつの周期の
スタート時刻として、便宜上設定した時刻であり、FI
FO方式メモリ中の空き容量が、音声データとしてちょ
うど0.68秒分の量である時刻を選んである。
スタート時刻として、便宜上設定した時刻であり、FI
FO方式メモリ中の空き容量が、音声データとしてちょ
うど0.68秒分の量である時刻を選んである。
【0086】すなわち時刻t0において、FIFO方式
メモリに記録されている未出力音声データの量は1.2
8秒(=1.88−0.68)分であり、この量はHD
D(23)に一度に記録するデータ量に等しい。楽曲サ
ーバ(61)へは時刻t0以降も順次音声データが入力
されてくるので、FIFO方式メモリ中の空き容量は、
時間の推移とともに一定の速度で減少していく。
メモリに記録されている未出力音声データの量は1.2
8秒(=1.88−0.68)分であり、この量はHD
D(23)に一度に記録するデータ量に等しい。楽曲サ
ーバ(61)へは時刻t0以降も順次音声データが入力
されてくるので、FIFO方式メモリ中の空き容量は、
時間の推移とともに一定の速度で減少していく。
【0087】時刻t0からTb=0.68秒経過した時
刻t3に至ると、時刻t0においてFIFO方式メモリ
に残されていた空き容量に全て音声データが記録され、
オーバーフロー寸前の状態となる。FIFO方式メモリ
のオーバーフローと未出力音声データの消失を防ぐため
には、遅くとも時刻t3において、FIFO方式メモリ
中の未出力音声データのHDD(23)への次回の出力
が終了している必要がある。
刻t3に至ると、時刻t0においてFIFO方式メモリ
に残されていた空き容量に全て音声データが記録され、
オーバーフロー寸前の状態となる。FIFO方式メモリ
のオーバーフローと未出力音声データの消失を防ぐため
には、遅くとも時刻t3において、FIFO方式メモリ
中の未出力音声データのHDD(23)への次回の出力
が終了している必要がある。
【0088】また、HDD(23)の1クラスタ分にあ
たる1.28秒分の音声データを、楽曲サーバ(61)
からHDD(23)へ出力し記録が完了するのに要する
時間は、本装置においてTc=0.1秒である。従って
時刻t0から0.58(=0.68−0.1)秒以内の
時刻t1に、FIFO方式メモリから次回出力分の音声
データをHDD(23)へ出力開始すべく、楽曲サーバ
SPC(27)は時刻t0においてディスクコントロー
ラ(22)にアクセスを行なう動作を開始する。
たる1.28秒分の音声データを、楽曲サーバ(61)
からHDD(23)へ出力し記録が完了するのに要する
時間は、本装置においてTc=0.1秒である。従って
時刻t0から0.58(=0.68−0.1)秒以内の
時刻t1に、FIFO方式メモリから次回出力分の音声
データをHDD(23)へ出力開始すべく、楽曲サーバ
SPC(27)は時刻t0においてディスクコントロー
ラ(22)にアクセスを行なう動作を開始する。
【0089】そして時刻t1に、新たな1クラスタ単位
の音声データの出力を開始し、t1からTc=0.1秒
経過した時刻t2に出力を終了する。また時刻t1から
t2にかけても新たな音声データのFIFO方式メモリ
への入力は、出力と平行して続行される。
の音声データの出力を開始し、t1からTc=0.1秒
経過した時刻t2に出力を終了する。また時刻t1から
t2にかけても新たな音声データのFIFO方式メモリ
への入力は、出力と平行して続行される。
【0090】時刻t2において1クラスタ分のデータで
ある1.28秒の音声データの出力が終了し、また時刻
t1からt2までの間に0.1秒の音声データが入力さ
れたので、時刻t2におけるFIFO方式メモリの空き
容量は図3に示すように、t1より1.18秒分多い量
となる。
ある1.28秒の音声データの出力が終了し、また時刻
t1からt2までの間に0.1秒の音声データが入力さ
れたので、時刻t2におけるFIFO方式メモリの空き
容量は図3に示すように、t1より1.18秒分多い量
となる。
【0091】なお図3において、時刻t1からt2に至
る間に空き容量は便宜上一定速度で増加するものと描い
てあるが、実際には不連続に増加したり曲線的に増加す
る場合も有り得る。
る間に空き容量は便宜上一定速度で増加するものと描い
てあるが、実際には不連続に増加したり曲線的に増加す
る場合も有り得る。
【0092】データの出力が終了する時刻t2はt3よ
り遅れることが無いよう、上記のように音声データのF
IFO方式メモリからの出力が行なわれる。従って、新
たな音声データの記録が可能な空き容量がFIFO方式
メモリに残っていない、という事態が起こる事はなく、
オーバーフローと音声データの消失は回避される。
り遅れることが無いよう、上記のように音声データのF
IFO方式メモリからの出力が行なわれる。従って、新
たな音声データの記録が可能な空き容量がFIFO方式
メモリに残っていない、という事態が起こる事はなく、
オーバーフローと音声データの消失は回避される。
【0093】時刻t3以降も音声データが順次FIFO
方式メモリに入力され、FIFO方式メモリ中の空き容
量は一定の速度で減少を続ける。そして時刻t0よりT
a=1.28秒経過した時刻t4において、時刻t0か
らt4にかけて入力した音声データ量とHDD(23)
へ出力した音声データ量とがともに1.28秒分で同じ
量となるので、時刻t4におけるFIFO方式メモリ中
の空き容量が、時刻t0と同じ0.68秒となる。時刻
t4以降、上記に説明したt0からt4に至る動作が、
周期Ta=1.28秒で繰り返されることにより、音声
データの入力とHDD(23)への出力とが周期的に続
行される。
方式メモリに入力され、FIFO方式メモリ中の空き容
量は一定の速度で減少を続ける。そして時刻t0よりT
a=1.28秒経過した時刻t4において、時刻t0か
らt4にかけて入力した音声データ量とHDD(23)
へ出力した音声データ量とがともに1.28秒分で同じ
量となるので、時刻t4におけるFIFO方式メモリ中
の空き容量が、時刻t0と同じ0.68秒となる。時刻
t4以降、上記に説明したt0からt4に至る動作が、
周期Ta=1.28秒で繰り返されることにより、音声
データの入力とHDD(23)への出力とが周期的に続
行される。
【0094】以上の動作において、本装置に特徴的な点
は次の通りである。まず楽曲サーバSPC(27)とデ
ィスクコントローラ(22)との接続が他のSCSIデ
バイス間の接続よりも優先順位が高いように設定されて
いる。
は次の通りである。まず楽曲サーバSPC(27)とデ
ィスクコントローラ(22)との接続が他のSCSIデ
バイス間の接続よりも優先順位が高いように設定されて
いる。
【0095】具体的にはそれぞれのSCSIデバイスに
付されたSCSI−IDナンバーによって優先順位が設
定され、その優先順位に従って各SCSIデバイスが接
続に関する制御を行い、時刻t0に楽曲サーバSPC
(27)がディスクコントローラ(22)にアクセスす
る際に、他に優先してアービトレーションフェイズに入
り、確実にコネクトが実行される。
付されたSCSI−IDナンバーによって優先順位が設
定され、その優先順位に従って各SCSIデバイスが接
続に関する制御を行い、時刻t0に楽曲サーバSPC
(27)がディスクコントローラ(22)にアクセスす
る際に、他に優先してアービトレーションフェイズに入
り、確実にコネクトが実行される。
【0096】また、時刻t1から時刻t2に至る間に、
楽曲サーバSPC(27)はアービトレーションフェイ
ズによる接続を行い、データを転送するフェイズでデー
タを転送し、それが完了するとメッセージ・イン・フェ
イズ(Message InPhase、ターゲットか
らイニシェータに対してメッセージを転送する動作)に
入り、ディスクコントローラ(22)から楽曲サーバS
PC(27)に対して コマンド・コンプリート(Co
mmannd Complete、イニシエータが命令
した動作が完了した)なるメッセージが送られた後、接
続が開放され、データ転送が終了するのであるが、本装
置は、上記のコマンド・コンプリート・メッセージを受
け取るまでは、楽曲サーバSPC(27)はディスコネ
クト(Disconnect、SCSIデバイスがSC
SIバストの接続を開放する動作)を禁止するように制
御する点に特徴を有する。
楽曲サーバSPC(27)はアービトレーションフェイ
ズによる接続を行い、データを転送するフェイズでデー
タを転送し、それが完了するとメッセージ・イン・フェ
イズ(Message InPhase、ターゲットか
らイニシェータに対してメッセージを転送する動作)に
入り、ディスクコントローラ(22)から楽曲サーバS
PC(27)に対して コマンド・コンプリート(Co
mmannd Complete、イニシエータが命令
した動作が完了した)なるメッセージが送られた後、接
続が開放され、データ転送が終了するのであるが、本装
置は、上記のコマンド・コンプリート・メッセージを受
け取るまでは、楽曲サーバSPC(27)はディスコネ
クト(Disconnect、SCSIデバイスがSC
SIバストの接続を開放する動作)を禁止するように制
御する点に特徴を有する。
【0097】このように制御することで、時刻t1から
時刻t2へ至る間、楽曲通信制御部(56)は中断する
ことなく内部のFIFO方式メモリに記録された歌唱の
音声データを読み出して楽曲サーバSPC(27)を経
由してHDD(23)へ出力することが出来、その結
果、FIFO方式メモリはオーバーフローすることなく
新たな歌唱の音声データの記録を続行することが出来
る。
時刻t2へ至る間、楽曲通信制御部(56)は中断する
ことなく内部のFIFO方式メモリに記録された歌唱の
音声データを読み出して楽曲サーバSPC(27)を経
由してHDD(23)へ出力することが出来、その結
果、FIFO方式メモリはオーバーフローすることなく
新たな歌唱の音声データの記録を続行することが出来
る。
【0098】以上に説明したような動作で、楽曲サーバ
SPC(27)が断続的にディスクコントローラ(2
2)と接続し、歌唱の音声データをHDD(23)に転
送している間にも、動画像サーバSPC(25)もまた
断続的にディスクコントローラ(22)と接続し、HD
D(23)から動画像データを入手している。
SPC(27)が断続的にディスクコントローラ(2
2)と接続し、歌唱の音声データをHDD(23)に転
送している間にも、動画像サーバSPC(25)もまた
断続的にディスクコントローラ(22)と接続し、HD
D(23)から動画像データを入手している。
【0099】しかし先に説明したように、楽曲サーバS
PC(27)は動画像サーバSPC(25)よりもアク
セスの優先順位を高く設定されているので、アクセスが
衝突した場合は、楽曲サーバSPC(27)からのデー
タ転送が終了し楽曲サーバSPC(25)がディスコネ
クトした後に、動画像サーバSPC(25)がディスク
コントローラ(22)へのアクセスを開始する。そのよ
うにしてアクセスの衝突を回避している。
PC(27)は動画像サーバSPC(25)よりもアク
セスの優先順位を高く設定されているので、アクセスが
衝突した場合は、楽曲サーバSPC(27)からのデー
タ転送が終了し楽曲サーバSPC(25)がディスコネ
クトした後に、動画像サーバSPC(25)がディスク
コントローラ(22)へのアクセスを開始する。そのよ
うにしてアクセスの衝突を回避している。
【0100】しかし、楽曲サーバSPC(27)がディ
スクコントローラ(22)にアクセスする時刻t0の直
前に、動画像サーバSPC(25)がディスクコントロ
ーラ(22)にアクセスを行うと、動画像サーバSPC
(25)もまたデータ転送完了するまでの間ディスコネ
クトを禁止しているので、動画像サーバSPC(25)
がディスコネクトをするまでの間は楽曲サーバSPC
(27)がアクセスすることが出来ない。
スクコントローラ(22)にアクセスする時刻t0の直
前に、動画像サーバSPC(25)がディスクコントロ
ーラ(22)にアクセスを行うと、動画像サーバSPC
(25)もまたデータ転送完了するまでの間ディスコネ
クトを禁止しているので、動画像サーバSPC(25)
がディスコネクトをするまでの間は楽曲サーバSPC
(27)がアクセスすることが出来ない。
【0101】この事による不具合を避けるため、動画像
通信制御部(55)は動画像サーバSPC(25)のア
クセスする時刻に制限を加えている。すなわち、時刻t
3よりも、音声データのHDDへの書き込み所用時間で
あるTc=0.1秒さかのぼる時刻までに動画像サーバ
SPC(25)に対するデータの転送が終了しディスク
コントローラ(22)からコマンド・コンプリートなる
メッセージが送られてバスが解放されるように、動画像
サーバSPC(25)の行うアクセスの時刻を設定して
いる。
通信制御部(55)は動画像サーバSPC(25)のア
クセスする時刻に制限を加えている。すなわち、時刻t
3よりも、音声データのHDDへの書き込み所用時間で
あるTc=0.1秒さかのぼる時刻までに動画像サーバ
SPC(25)に対するデータの転送が終了しディスク
コントローラ(22)からコマンド・コンプリートなる
メッセージが送られてバスが解放されるように、動画像
サーバSPC(25)の行うアクセスの時刻を設定して
いる。
【0102】このように制御することで、動画像サーバ
SPC(25)のアクセスによる影響で、歌唱の音声デ
ータの楽曲サーバ(61)からHDD(23)への転送
が途切れることが無くなる。
SPC(25)のアクセスによる影響で、歌唱の音声デ
ータの楽曲サーバ(61)からHDD(23)への転送
が途切れることが無くなる。
【0103】ところで、上記の説明では、図2に示す映
像カラオケ装置が、A/D変換器(58)が出力する歌
唱の音声データをリアルタイムで、かつFIFO方式メ
モリのオーバーフローを起こすことなく記録する動作を
説明した。
像カラオケ装置が、A/D変換器(58)が出力する歌
唱の音声データをリアルタイムで、かつFIFO方式メ
モリのオーバーフローを起こすことなく記録する動作を
説明した。
【0104】しかし、本願発明によれば、外部から入力
し記録するデータは上記の、歌唱の音声データに限るこ
となく、その効果を発揮する。
し記録するデータは上記の、歌唱の音声データに限るこ
となく、その効果を発揮する。
【0105】すなわち図2の構成図において、A/D変
換器(58)の代わりに、電話回線に接続する受信処理
部を有する構成の装置としてもよい。
換器(58)の代わりに、電話回線に接続する受信処理
部を有する構成の装置としてもよい。
【0106】その場合、楽曲配信データを楽曲データフ
ァイルシステムフォーマット部(21)へ記録したり、
動画像配信データを動画像データファイルシステムフォ
ーマット部(20)へ記録したりする際に、楽曲通信制
御部(56)あるいは動画像通信制御部(55)に内蔵
されたFIFO方式メモリを用い、上記と同様の制御を
行うことで、メモリをオーバーフローさせずにデータを
記録し、また途切れることのないデータ再生を行うこと
が出来る。
ァイルシステムフォーマット部(21)へ記録したり、
動画像配信データを動画像データファイルシステムフォ
ーマット部(20)へ記録したりする際に、楽曲通信制
御部(56)あるいは動画像通信制御部(55)に内蔵
されたFIFO方式メモリを用い、上記と同様の制御を
行うことで、メモリをオーバーフローさせずにデータを
記録し、また途切れることのないデータ再生を行うこと
が出来る。
【0107】またその時、複数のSCSIデバイス間
の、コネクトの優先順位は、装置に記録すべき外部から
入力するデータの種類によって設定を変更可能とする。
の、コネクトの優先順位は、装置に記録すべき外部から
入力するデータの種類によって設定を変更可能とする。
【0108】以上の構成により、複数の異なるファイル
システムに対応した、複数のパーテーション領域に分割
されたハードディスクドライブ装置を有する映像カラオ
ケ装置が、複数の異なるファイルシステムに対応したデ
ータの記録と再生を同時に行うので、本願発明は、映像
カラオケ装置の小型化、低コスト化を達成する効果があ
る。
システムに対応した、複数のパーテーション領域に分割
されたハードディスクドライブ装置を有する映像カラオ
ケ装置が、複数の異なるファイルシステムに対応したデ
ータの記録と再生を同時に行うので、本願発明は、映像
カラオケ装置の小型化、低コスト化を達成する効果があ
る。
【0109】なお、上記の実施の形態においては、映像
カラオケ装置に関する説明を行ったが、本願発明はこれ
に限ることなく、複数のパーテーション領域に記録され
たデータを同時に記録再生する装置において、同様の効
果を発揮する。また、先に説明した様に、複数のパーテ
ーション領域にはそれぞれ異なる種類のフォーマットの
データを記録し再生する装置において特に好適なもので
ある。
カラオケ装置に関する説明を行ったが、本願発明はこれ
に限ることなく、複数のパーテーション領域に記録され
たデータを同時に記録再生する装置において、同様の効
果を発揮する。また、先に説明した様に、複数のパーテ
ーション領域にはそれぞれ異なる種類のフォーマットの
データを記録し再生する装置において特に好適なもので
ある。
【0110】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本願発明
は、複数のパーテーション領域のデータを同時に記録再
生するデータ記録再生装置において、装置の小型化と低
コスト化を実現する効果がある。
は、複数のパーテーション領域のデータを同時に記録再
生するデータ記録再生装置において、装置の小型化と低
コスト化を実現する効果がある。
【図1】 従来技術に係る映像カラオケ装置の構成図で
ある。
ある。
【図2】 本願発明に係る一実施の形態の、映像カラオ
ケ装置の構成図である。
ケ装置の構成図である。
【図3】 本願発明に係る一実施の形態の、映像カラオ
ケ装置の、データの読み出し動作を説明するタイムチャ
ートである。
ケ装置の、データの読み出し動作を説明するタイムチャ
ートである。
1 動画像ディスク部 2 動画像ディスクコントローラ 3 動画像HDD 4 動画像SCSIバス 5 動画像サーバSPC 7 楽曲ディスク部 8 楽曲ディスクコントローラ 9 楽曲HDD 10 楽曲SCSIバス 11 楽曲サーバSPC 13 ミキサ 14 モニタ 15 動画像サーバ 16 楽曲サーバ 20 動画像データファイルシステムフォーマット部 21 楽曲データファイルシステムフォーマット部 23 HDD 24 SCSIバス 25 動画像サーバSPC 26 動画像デコーダ 27 楽曲サーバSPC 28 楽曲デコーダ 50 動画像デコーダ 51 動画像通信制御部 52 楽曲デコーダ 53 楽曲通信制御部 54 受信処理部 55 動画像通信制御部 56 楽曲通信制御部 57 録音用楽曲データファイルシステムフォーマット 58 A/D変換器 59 マイクロホン 60 動画サーバ 61 楽曲サーバ
Claims (1)
- 【請求項1】単一のSCSIバスと、 複数のパーテーション領域に分割され、前記それぞれの
パーテーション領域において異なるフォーマットのデー
タの記録と再生が可能な、前記単一のSCSIバスに接
続する記録再生手段と、 データの記録と再生の制御を行う、前記単一のSCSI
バスに接続する複数のイニシェータとを含み、 前記複数のそれぞれのイニシェータが、前記記録再生手
段のひとつのパーテーション領域へのデータの記録また
は再生の実行を命令し、前記の命令に応じて、前記記録
再生手段がターゲットとして前記パーテーション領域へ
のデータの記録または記録されたデータの再生の実行を
行う、データ記録再生装置において、 前記イニシェータの特定のひとつを特定イニシェータと
し、前記特定イニシェータは、前記記録再生手段へデー
タの記録の実行を命令した後は、前記記録再生手段への
アクセスに関し、所定時間間隔、所定周期で他のイニシ
ェータに対する優先権を有し、かつコネクト実行後のデ
ィスコネクト実行を所定時間禁止することを特徴とする
データ記録再生装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27970999A JP2001100768A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | データ記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP27970999A JP2001100768A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | データ記録再生装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001100768A true JP2001100768A (ja) | 2001-04-13 |
Family
ID=17614795
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP27970999A Pending JP2001100768A (ja) | 1999-09-30 | 1999-09-30 | データ記録再生装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001100768A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033622A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Sony Corp | 再生制御装置および方法、並びにプログラム |
-
1999
- 1999-09-30 JP JP27970999A patent/JP2001100768A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007033622A (ja) * | 2005-07-25 | 2007-02-08 | Sony Corp | 再生制御装置および方法、並びにプログラム |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5974015A (en) | Digital recorder | |
US5581530A (en) | Digital recorder for processing of parallel data stored in multiple tracks and using cross-fade processing | |
US5519684A (en) | Digital recorder for processing in parallel data stored in multiple tracks | |
JPH06102890A (ja) | カラオケシステム | |
US6111592A (en) | DMA data transfer apparatus, motion picture decoding apparatus using the same, and DMA data transfer method | |
JP4508028B2 (ja) | 情報処理装置,情報処理方法およびコンピュータプログラム | |
JPH04326398A (ja) | 自動演奏装置 | |
KR101079077B1 (ko) | 멀티 시스템, 데이터 저장부 액세스 장치 및 데이터저장부 액세스 방법 | |
US6240469B1 (en) | System for transferring motion picture data between peripheral device interfaces by second peripheral interface issuing data transaction based on information set by processor to designate first peripheral interface | |
US5766018A (en) | Disc playback system, karaoke system and disc playback method | |
JP3258497B2 (ja) | リクエスト型映像提供システムにおける広告映像再生装置 | |
JPH06153156A (ja) | ムービー再生方式 | |
JPH10161630A (ja) | 動画データ出力デバイスおよびその環境設定方法 | |
JP2001100768A (ja) | データ記録再生装置 | |
JP2001076423A (ja) | データ再生装置 | |
JP3060877B2 (ja) | マルチメディアシナリオ再生装置 | |
JPH08212187A (ja) | マルチメディアデータ出力方法 | |
JPH10307744A (ja) | 情報再生装置 | |
JPH10164544A (ja) | データ集中管理型音・動画再生システム | |
JP2001266487A (ja) | ストリームデータ再生装置及び方法並びに記録媒体 | |
JPH10210447A (ja) | データ集中管理型音・動画再生システム | |
US20020054542A1 (en) | Apparatus and method for reproducing stream data and recording medium therefor | |
JPH1020875A (ja) | カラオケ装置及び記録媒体 | |
JPH07319484A (ja) | 映像再生装置 | |
JP2001169238A (ja) | ノンリニア編集装置、ノンリニア編集方法、記録媒体、テスト方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20041124 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20041203 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20050201 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20050218 |