JP2007033622A - 再生制御装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

再生制御装置および方法、並びにプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP2007033622A
JP2007033622A JP2005214128A JP2005214128A JP2007033622A JP 2007033622 A JP2007033622 A JP 2007033622A JP 2005214128 A JP2005214128 A JP 2005214128A JP 2005214128 A JP2005214128 A JP 2005214128A JP 2007033622 A JP2007033622 A JP 2007033622A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
audio data
data
reproduction
sound
text
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2005214128A
Other languages
English (en)
Inventor
Takuro Ikeda
卓郎 池田
Junichi Nagahara
潤一 永原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2005214128A priority Critical patent/JP2007033622A/ja
Publication of JP2007033622A publication Critical patent/JP2007033622A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Indexing, Searching, Synchronizing, And The Amount Of Synchronization Travel Of Record Carriers (AREA)
  • Management Or Editing Of Information On Record Carriers (AREA)

Abstract

【課題】再生対象とする音声データに関する情報を、再生対象とする音声データに応じたエフェクトを施して同時に再生する。
【解決手段】管理部31は、取り込んだ音声データやテキストデータをDB32に格納させる。音声解析部33は、再生対象の音声データとしてユーザにより選択された音声データをDB32から読み出して解析する。再生データ選択部34は、選択された音声データをDB32から読み出すとともに、読み出した音声データに関する情報を取得する。再生部35は、再生データ選択部34から供給された音声データをスピーカから出力させるとともに、音声データに関する情報を、音声解析部33により取得されたサウンドパターンに合わせたエフェクトを施してディスプレイに表示させる。本発明は、パーソナルコンピュータに適用することができる。
【選択図】図3

Description

本発明は、再生制御装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、音声データに応じて、容易に、その音声データに関する情報にエフェクトを施して再生することができるようにした再生制御装置および方法、並びにプログラムに関する。
従来より、パーソナルコンピュータなどに取り込んだ音楽を再生する際、それに合わせて、再生する音楽の雰囲気にあう画像をモニタに表示させるようなアプリケーションが存在する。
近年普及してきている、フラッシュメモリやHDD(Hard Disk Drive)を内蔵するポータブルオーディオプレーヤの中にはLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部を搭載するものもあり、音楽に合う画像を音楽再生時に表示する機能は、このような表示部を搭載するオーディオプレーヤにも採用されている。
特許文献1には、再生する曲のテンポや盛り上がり位置などを検出し、その検出結果に基づいて、曲に合う動画像を、その曲とともに再生させる技術が開示されている。
また、特許文献2には、音楽再生時の視覚的効果を与えるいわゆるビジュアライザを、処理負担を軽減しつつ実現する技術が開示されている。
特開2004−127019号公報 特開2005−122664号公報
ところで、従来のビジュアライザでは、表示される画像に、音と同期のとれたエフェクト(音の雰囲気に合う特殊効果)がかけられるが、特に、その画像自体が音と関連のあるものではなかった。
仮に、ユーザが動画編集を行うアプリケーション等を使用し、音と関連のある情報(例えば、ファイル名や録音時刻)に基づいて、音と関連のある画像を作成することも可能であるが、そのような編集作業は手間がかかるものである。
また、そのような編集時においては、作成された画像に、音と同期のとれたエフェクトをかけるようなことも行われるが、音の内容を確認し、それに合わせてエフェクトの内容を選択する必要があることなどから、この、音と同期のとれたエフェクトを画像にかける操作も手間のかかるものである。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、再生対象とする音声データに関する情報を、再生対象とする音声データに応じたエフェクトを施して同時に再生することができるようにするものである。
本発明の一側面は、音声データを管理する管理手段と、前記音声データに関する情報を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生する再生制御手段とを備える再生制御装置である。
前記管理手段には、さらに、前記音声データに関するテキストデータを管理させ、前記音声データの名前と同じ名前が設定されたテキストデータが前記音声データと同じディレクトリに前記管理手段により管理されている場合、前記再生制御手段には、前記テキストデータを取得し、その内容を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生させるようにすることができる。
前記音声データを解析する解析手段をさらに設けることができ、前記再生制御手段には、前記解析手段による解析結果で得られた特徴に応じたエフェクトを前記音声データに関する情報に施させるようにすることができる。
本発明の一側面は、音声データを管理し、再生する再生制御処理を行う再生制御方法、または前記再生制御処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記音声データに関する情報を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生するステップを含む再生制御方法またはプログラムである。
本発明の一側面においては、音声データに関する情報が、音声データの特徴に応じたエフェクトが施されて音声データとともに再生される。
本発明の一側面によれば、再生対象とする音声データとその音声データに関する情報を同時に再生することができる。また、本発明の一側面によれば、再生対象とする音声データに関する情報に、再生対象とする音声データに応じたエフェクトを施して同時に再生することができる。
以下に本発明の実施の形態を説明するが、本発明の構成要件と、発明の詳細な説明に記載の実施の形態との対応関係を例示すると、次のようになる。この記載は、本発明をサポートする実施の形態が、発明の詳細な説明に記載されていることを確認するためのものである。従って、発明の詳細な説明中には記載されているが、本発明の構成要件に対応する実施の形態として、ここには記載されていない実施の形態があったとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件に対応するものではないことを意味するものではない。逆に、実施の形態が発明に対応するものとしてここに記載されていたとしても、そのことは、その実施の形態が、その構成要件以外には対応しないものであることを意味するものでもない。
本発明の一側面の再生制御装置(例えば、図1の情報処理装置1)は、音声データを管理する管理手段(例えば、図3の管理部31)と、前記音声データに関する情報(例えば、ファイル名、録音時刻)を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生する再生制御手段(例えば、図3の再生部35)とを備える。
この再生制御装置には、前記第1のデータを解析する解析手段(例えば、図3の音声解析部33)をさらに設けることができる。
本発明の一側面の再生制御方法またはプログラムは、音声データを管理し、再生する再生制御処理の再生制御方法、または、前記再生制御処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、前記音声データに関する情報(例えば、ファイル名、録音時刻)を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生するステップ(例えば、図9のステップS9またはステップS12)を含む。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る情報処理装置1と、情報処理装置1とケーブルを介して接続されるICレコーダ2を示す図である。
情報処理装置1は、ICレコーダ2で録音された音声をUSB(Universal Serial Bus)ケーブルなどを介して内蔵のHDD(Hard Disk Drive)20(図2)に取り込み、それをスピーカなどに出力させる機能を有する。また情報処理装置1は、内蔵のHDD20に取り込まれた画像やテキスト情報をディスプレイなどに表示させる機能を有する。
後に詳述するように、情報処理装置1は、HDD20に記憶されている音声データの再生が指示されたとき、音声データをスピーカに出力させるとともに、再生が指示された音声データに関する情報(例えば、ファイル名、録音時刻、またはテキスト情報)を、音声データのサウンドパターンに合わせたエフェクトを施してディスプレイに表示させる。
これにより、ユーザは、音声データとエフェクトが施された音声データに関する情報を同時に再生させることが可能になり、さらに、音に同期したエフェクトを施すといった手間のかかる編集作業も不要となる。
図2は、図1の情報処理装置1の構成例を示すブロック図である。
CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、およびRAM(Random Access Memory)13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インタフェース15も接続されている。
入出力インタフェース15には、録画/再生部17、入力部18、出力部19、HDD20、通信部21、メモリカードI/F22、ドライブ24、およびUSBポート26が接続されている。
CPU11は、ROM12に記憶されているプログラム、または、HDD20からRAM13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
例えば、CPU11は、情報処置装置1とUSBケーブルを介して接続されたICレコーダ2から、それにより録音された音声データをUSBポート26を制御して取り込み、取り込んだ音声データをHDD20に記憶させる。ICレコーダ2から取り込まれた音声データには、録音日、録音の開始時刻、終了時刻を表すタイムコード、および、ファイル名が付加されている。
また、CPU11は、メモリカードI/F22によりメモリカード23から取り込まれたテキストデータ、あるいは、通信部21の通信処理によりネットワークを介して取得されたテキストデータをHDD20に記憶させる。テキストデータには、アーティスト名、アルバム名、ジャンルなどのメタ情報、音声データの録音日時とほぼ同じ日時に送受信されたメールのテキスト情報、あるいは、ユーザが任意に作成したテキスト情報などが記述されている。
また、CPU11は、再生する音声データが例えばユーザにより選択されたとき、音声データに関する情報(例えば、ファイル名、録音時刻などのテキスト情報)を取得し、音声データをスピーカに出力させるとともに、取得した情報を、音声データのサウンドパターンに合わせたエフェクトを施してディスプレイに表示させる。
さらに、CPU11は、再生する音声データが例えばユーザにより選択されたとき、音声データのファイル名を取得し、指定されたディレクトリ内において管理されている、音声データのファイル名と同じファイル名を持つテキストデータを検索する。そして、CPU11は、再生する音声データと同じファイル名を持つテキストデータを取得し、音声データをスピーカに出力させるとともに、取得したテキストデータに記述されているテキスト情報を、音声データのサウンドパターンに合わせたエフェクトを施してディスプレイに表示させる。
録画/再生部17は、アンテナ16から供給されてきた信号から取得したテレビジョン番組データを例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)2方式で圧縮し、圧縮して得られたデータ(ビデオコンテンツ)を、入出力インタフェース15を介してHDD20に供給して記憶させる。また、録画/再生部17は、HDD20に記憶されているビデオコンテンツを伸張し、得られるテレビジョン番組の画像データを出力部19からディスプレイに出力させる。すなわち、情報処理装置1は、テレビジョン番組を録画し、再生する機能を有する。
入力部18は、例えば、赤外線の受光部よりなる。入力部18は、図示せぬリモートコントローラからの信号を受信し、ユーザの操作内容を表す情報をCPU11に出力する。
出力部19は、入出力インタフェース15を介して供給されてきた画像データをアナログ信号に変換し、得られた画像をディスプレイに出力する。また、出力部19は、入出力インタフェース15を介して供給されてきた音声データをアナログ信号に変換し、得られた音声をスピーカに出力する。
HDD20は、録画/再生部17により得られたビデオコンテンツ、メモリカードI/F22によりメモリカード23から取り込まれた静止画やテキストデータ、USBポート26とUSBケーブルを介してICレコーダ2から取り込まれた音声、ドライブ24により光ディスク25から取り込まれ、MP3(MPEG Audio Layer-3)方式などで圧縮された曲データ(オーディオコンテンツ)を記憶する。
通信部21は、ネットワークを介しての通信処理を行う。
メモリカードI/F22は、情報処理装置1の筐体に形成されるメモリカードスロットに装着されたメモリカード23に記憶されているデータを読み出し、読み出したデータをHDD20などに記憶させる。例えば、静止画のデータやテキストデータなどがメモリカード23を介して情報処理装置1に取り込まれる。
ドライブ24は、装着された光ディスク25を駆動させ、光ディスク25に記憶されているデータの読み出し、光ディスク25に対するデータの書き込みを行う。光ディスク25はCD(Compact Disk)やDVD(Digital Versatile Disc)などであり、この光ディスク25によっても、静止画、オーディオコンテンツ、ビデオコンテンツ、テキストなどのデータが情報処理装置1に取り込まれる。
なお、情報処理装置1はゲーム機としての機能も有している。ドライブ24により光ディスク25から読み出されたゲーム(プログラム)の画像も、入出力インタフェース15を介して出力部19に供給され、ディスプレイに出力される。
USBポート26は、USBケーブルを介してICレコーダ2や図示せぬディジタルカメラなどの外部機器との間で通信を行い、取り込んだ音声や静止画をHDD20に記憶させる。
図3は、情報処理装置1の機能構成例を示すブロック図である。図3に示す機能部のうちの少なくとも一部は、図2のCPU11により所定のプログラムが実行されることによって実現される。
図3に示されるように、情報処理装置1においては、管理部31、データベース(DB)32、音声解析部33、再生データ選択部34、および再生部35が実現される。
管理部31は、入出力インタフェース15を制御して音声データやテキストデータを取り込み、取り込んだデータを、DB32に作成された所定のディレクトリに格納させ、管理する。
音声解析部33は、例えば、ユーザによる選択に応じて再生する音声データをDB32から読み出し、読み出した音声データの解析を行う。音声解析部33による解析により、例えば、再生する音声のボリューム、周波数、およびテンポ等のサウンドパターンが解析結果として取得され、再生部35に出力される。
テンポの算出方法としては、BPM(Beats per minute)解析技術に基づき、例えば、音響信号の特性の激しい変化(アタック音)の立ち上がりまたは立ち下がりを検出することによって求める。楽曲のテンポは、このアタック音のように特徴的に抽出される音響信号の周期とデータのタイムコードから算出することができる。また、ベースラインやシンバルのような特徴的な信号特性をもつ周波数情報等もアタック音として抽出される。
再生データ選択部34は、再生対象のデータとしてユーザにより選択された音声データをDB32から読み出し、読み出した音声データを再生部35に出力する。
また、再生データ選択部34は、再生対象のデータとしてユーザにより選択された音声データに関する情報(例えば、ファイル名、録音時刻などのテキスト情報)を取得し、再生部35に出力する。上述したように、音声データには、ICレコーダ2で録音された日時を表すタイムコード、および、ファイル名が付加されている。
再生データ選択部34は、音声データのファイル名を取得したとき、その音声データと同じファイル名が設定されたテキストデータを、DB32に記憶されているテキストデータの中からそれぞれのテキストデータに付加されているファイル名に基づいて検索する。上述したように、テキストデータには、音楽データのメタ情報、音声データの録音日時とほぼ同じ日時に送受信されたメールのテキスト情報、あるいは、ユーザが任意に作成したテキスト情報などが含まれる。再生データ選択部34は、そのような、音声データと同じファイル名が設定されたテキストデータをDB32から読み出し、そのテキストデータに記述されているテキスト情報を取得し、再生部35に出力する。
再生部35は、再生データ選択部34から供給されてきた音声データを再生し、スピーカから出力させるとともに、再生データ選択部34から供給されてきたテキスト情報(音声データのファイル名や録音時刻、音声データと同じファイル名が設定されたテキストデータに含まれるテキスト情報)を、音声解析部33により取得されたサウンドパターンに合わせたエフェクトを施してディスプレイに表示させる。すなわち、再生部35は、サウンドパターンと、テキスト情報に施すエフェクトの内容の対応(テーブル)をあらかじめ有しており、それに基づいて、テキスト情報に施すエフェクトの内容を決定する。
図4は、再生部35が有するテーブルの例を示す図である。
図4に示すように、テーブルには、音声データのサウンドパターンと、テキスト情報に施すエフェクトパターン(エフェクトの内容)が対応付けられている。図4の例では、サウンドパターンA1乃至A4と、エフェクトパターンE1乃至E4がそれぞれ対応付けられている。
ここで、図5を参照して、音声データのサウンドパターンについて説明する。
図5Aに示すように、音声データが、それぞれの部分に現れる音声変化量(例えば音量の変化量)のレベルに基づいて、音声変化量が第1の閾値より小さいサウンドパターン(音声変化量小)、音声変化量が第1の閾値より大きく、第2の閾値より小さいサウンドパターン(音声変化量中)、および、音声変化量が第2の閾値より大きいサウンドパターン(音声変化量大)の部分に分類される。
また、図5Bに示すように、音声データが、それぞれの部分に現れる音声変化量の時間的な増減に基づいて、音声変化量がなめらかに増大(フェードイン)するサウンドパターン、および、音声変化量がなめらかに減衰(フェードアウト)するサウンドパターンの部分に分類される。
さらに、図5Cに示すように、音声データが、周期的に現れる変化(例えば、アタック音)に応じたサウンドパターンの部分に分類される。
なお、分類されるサウンドパターンは、例えば、音声変化量が増大と減衰を周期的に繰り返すサウンドパターンなど、図5A乃至図5Cのサウンドパターンに限られるものではない。
次に、図6乃至図8を参照して、テキスト情報に施すエフェクトパターンについて説明する。
図6に示すように、音声変化量のレベルに応じて、テキスト情報に、揺れ、透明度、および拡大/縮小などの動的変化を与えるエフェクトパターン、図7に示すように、アタック音などに応じて、テキスト情報に、文字サイズ、アングル、位置、および透明度などの動的変化を与えるエフェクトパターン、図8に示すように、テキスト情報を高域(図8の例では、「イパネ」)、中域(「マ海岸」)、低域(「にて」)に分け、周波数に応じて、対応するテキスト情報に、揺れ、透明度、および拡大/縮小などの動的変化を与えるエフェクトパターンが例えば用意される。
なお、用意されるエフェクトパターンは、例えば、テキスト情報に、揺れ、透明度、および拡大/縮小などの動的変化を与えるエフェクトパターン(図6)とテキスト情報に文字レイアウトの動的変化を与えるエフェクトパターン(図7)の組み合わせや、テキスト情報に文字レイアウトの動的変化を与えるエフェクトパターン(図7)と各帯域に分けられたテキスト情報に、揺れ、透明度、および拡大/縮小などの動的変化を与えるエフェクトパターン(図8)の組み合わせなど、図6乃至図8のエフェクトパターンに限られるものではない。
以上のような、サウンドパターンとエフェクトパターンが対応付けられたテーブルが予め用意され、再生部35によって保持される。
次に、図9のフローチャートを参照して、情報処理装置1が実行する再生処理について説明する。この処理は、再生対象のデータとして音声データがユーザにより選択され、再生が指示されたときに開始される。
ステップS1において、再生データ選択部34は、ユーザにより再生が指示された音声データをDB32から読み出し、読み出した音声データを再生部35に出力する。再生部35は、再生データ選択部34から供給されてきた音声データを再生し、スピーカから出力させる。
ステップS2において、音声解析部33は、ユーザにより再生が指示された音声データをDB32から読み出し、読み出した音声データのボリューム、周波数、およびテンポ等を取得し、サウンドパターンを解析する。
ステップS3において、再生データ選択部34は、ユーザにより再生が指示された音声データのファイル名を取得する。
ステップS4において、再生データ選択部34は、ステップS3の処理で取得したファイル名に基づいて、再生対象の音声データと同じファイル名を持つテキストデータを、DB32に記憶されている指定ディレクトリ内におけるテキストデータの中から検索する。ここで、指定ディレクトリとは、再生対象の音声データが格納されているディレクトリのことであるが、勿論、ユーザにより任意に指定されるディレクトリであってもよい。
ステップS5において、再生データ選択部34は、ステップS4の処理により、再生対象の音声データと同じファイル名を持つテキストデータが検索されたか否かを判定し、テキストデータが検索されたと判定した場合、ステップS6に進む。
ステップS6において、再生データ選択部34は、検索された再生対象の音声データと同じファイル名を持つテキストデータをDB32から取得する。ステップS7において、再生データ選択部34は、ステップS6の処理で取得したテキストデータに記述されているテキスト情報を取得し、再生部35に出力する。
ステップS8において、再生部35は、ステップS2の処理で解析されたサウンドパターンに応じたエフェクトパターンをテーブル(図4)から選択する。ステップS9において、再生部35は、ステップS8の処理で選択されたエフェクトパターンに基づいて、再生データ選択部34から供給されてきたテキスト情報にエフェクトをかけてディスプレイに表示させる。
一方、ステップS5において、再生対象の音声データと同じファイル名を持つテキストデータが検索されなかったと判定された場合、上述したステップS6乃至S9の処理はスキップされ、処理はステップS10に進む。
ステップS10において、再生データ選択部34は、再生対象のデータとしてユーザにより選択された音声データに関する情報(例えば、ファイル名、録音時刻などのテキスト情報)を取得し、再生部35に出力する。
ステップS11において、再生部35は、ステップS2の処理で解析されたサウンドパターンに応じたエフェクトパターンをテーブル(図4)から選択する。ステップS12において、再生部35は、ステップS11の処理で選択されたエフェクトパターンに基づいて、再生データ選択部34から供給されてきたテキスト情報にエフェクトをかけてディスプレイに表示させる。
ステップS13において、再生部35は、音声データの再生が終了したか否かを判定し、再生終了ではないと判定した場合、ステップS2に戻り、それ以降の処理を繰り返し実行する。
そして、ステップS13において、音声データの再生が終了したと判定された場合、再生処理が終了され、ほぼ同じタイミングでいま表示中のテキスト情報の表示も終了される。
以上のように、容易に、音声を再生させつつ、その音声に関連のあるテキスト情報に、音声に合わせたエフェクトを施して表示させることができる。これにより、従来のビジュアライザより、ビジュアル(テキスト情報)と、その音声との関連性のある表現が可能となる。
以上においては、再生対象の音声データと関連のあるテキスト情報に、音声データのサウンドパターンに合わせたエフェクトを施すようにしたが、音声データのサウンドパターンに合わせず、例えば、任意に指定されたエフェクト(例えば、5秒毎にテキスト情報を1文字ずつ順次切り替えるエフェクトパターン、あるいは、複数のエフェクトパターンを5秒毎に切り替えるなど)を施すようにしてもよい。
さらに、以上においては、音声が再生されている間、音声データのファイル名と同じファイル名を持つテキストデータが検索されるようにしたが、本発明はこれに限られるものではなく、例えば、テキストデータ(楽曲のメタ情報、送受信されたメールのテキスト情報など)が表示されている間、テキストデータのファイル名と同じファイル名を持つ音声データ(すなわち、テキストデータに関連性のある音声データ)が検索されて再生されるようにしてもよい。
なお、本発明の実施の形態は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更が可能である。
上述した一連の処理は、ハードウエアにより実行させることもできるし、ソフトウエアにより実行させることもできる。一連の処理をソフトウエアにより実行させる場合には、そのソフトウエアを構成するプログラムが、専用のハードウエアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば汎用のパーソナルコンピュータなどに、プログラム格納媒体からインストールされる。
コンピュータにインストールされ、コンピュータによって実行可能な状態とされるプログラムを格納するプログラム格納媒体は、図2に示すように、磁気ディスク(フロッピディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory)、DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア、または、プログラムが一時的もしくは永続的に格納されるROM12や、HDD20に含まれるハードディスクなどにより構成される。プログラム格納媒体へのプログラムの格納は、必要に応じてルータ、モデムなどのインタフェースである通信部21を介して、ローカルエリアネットワーク、インターネット、デジタル衛星放送といった、有線または無線の通信媒体を利用して行われる。
なお、本明細書において、プログラム格納媒体に格納されるプログラムを記述するステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
本発明の一実施形態に係る情報処理装置とICレコーダを示す図である。 図1の情報処理装置の構成例を示すブロック図である。 情報処理装置の機能構成例を示すブロック図である。 テーブルの例を示す図である。 サウンドパターンについて説明する図である。 エフェクトパターンについて説明する図である。 他のエフェクトパターンについて説明する図である。 さらに他のエフェクトパターンについて説明する図である。 再生処理を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 情報処理装置, 2 ICレコーダ, 11 CPU, 19 出力部, 20 HDD, 26 USBポート, 31 管理部, 32 DB, 33 音声解析部, 34 再生データ選択部, 35 再生部

Claims (5)

  1. 音声データを管理する管理手段と、
    前記音声データに関する情報を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生する再生制御手段と
    を備える再生制御装置。
  2. 前記管理手段は、さらに、前記音声データに関するテキストデータを管理し、
    前記音声データの名前と同じ名前が設定されたテキストデータが前記音声データと同じディレクトリに前記管理手段により管理されている場合、前記再生制御手段は、前記テキストデータを取得し、その内容を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生する
    請求項1に記載の再生制御装置。
  3. 前記音声データを解析する解析手段をさらに備え、
    前記再生制御手段は、前記解析手段による解析結果で得られた特徴に応じたエフェクトを前記音声データに関する情報に施す
    請求項1に記載の再生制御装置。
  4. 音声データを管理し、再生する再生制御装置の再生制御方法において、
    前記音声データに関する情報を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生するステップを含む再生制御方法。
  5. 音声データを管理し、再生する再生制御処理をコンピュータに実行させるプログラムにおいて、
    前記音声データに関する情報を、前記音声データの特徴に応じたエフェクトを施して前記音声データとともに再生するステップを含むプログラム。
JP2005214128A 2005-07-25 2005-07-25 再生制御装置および方法、並びにプログラム Pending JP2007033622A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005214128A JP2007033622A (ja) 2005-07-25 2005-07-25 再生制御装置および方法、並びにプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005214128A JP2007033622A (ja) 2005-07-25 2005-07-25 再生制御装置および方法、並びにプログラム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2007033622A true JP2007033622A (ja) 2007-02-08

Family

ID=37792996

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005214128A Pending JP2007033622A (ja) 2005-07-25 2005-07-25 再生制御装置および方法、並びにプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2007033622A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009025136A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Xanavi Informatics Corp 車載装置および表示方法

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764593A (ja) * 1993-08-31 1995-03-10 Toshiba Corp 情報処理装置及び制御方法
JP2000276137A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Yamaha Corp 音楽画像表示装置
JP2001100768A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Victor Co Of Japan Ltd データ記録再生装置
JP2001195047A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Sony Corp 情報処理装置、表示制御方法及びプログラム格納媒体
JP2003228387A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Fuji Xerox Co Ltd 動作制御装置
JP2004127019A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Sony Corp 情報処理装置および画像表示制御方法と画像表示制御プログラム
JP2005122664A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Sony Corp オーディオデータ記録装置、オーディオデータ再生装置、及びオーディオデータ記録再生装置、並びにオーディオデータ記録方法、オーディオデータ再生方法及びオーディオデータ記録再生方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0764593A (ja) * 1993-08-31 1995-03-10 Toshiba Corp 情報処理装置及び制御方法
JP2000276137A (ja) * 1999-03-23 2000-10-06 Yamaha Corp 音楽画像表示装置
JP2001100768A (ja) * 1999-09-30 2001-04-13 Victor Co Of Japan Ltd データ記録再生装置
JP2001195047A (ja) * 2000-01-07 2001-07-19 Sony Corp 情報処理装置、表示制御方法及びプログラム格納媒体
JP2003228387A (ja) * 2002-02-01 2003-08-15 Fuji Xerox Co Ltd 動作制御装置
JP2004127019A (ja) * 2002-10-03 2004-04-22 Sony Corp 情報処理装置および画像表示制御方法と画像表示制御プログラム
JP2005122664A (ja) * 2003-10-20 2005-05-12 Sony Corp オーディオデータ記録装置、オーディオデータ再生装置、及びオーディオデータ記録再生装置、並びにオーディオデータ記録方法、オーディオデータ再生方法及びオーディオデータ記録再生方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2009025136A (ja) * 2007-07-19 2009-02-05 Xanavi Informatics Corp 車載装置および表示方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10681408B2 (en) Systems and methods for creating composite videos
US20180295427A1 (en) Systems and methods for creating composite videos
CN103187082B (zh) 信息处理装置、信息处理方法
TWI254281B (en) Trick mode audio playback
KR101369747B1 (ko) 정보저장매체, 비디오 컨텐츠 재생 장치 및 재생 방법
JP4978765B2 (ja) 再生制御装置および方法、並びにプログラム
JP4460786B2 (ja) 音楽映像再生装置
JP2006277852A (ja) スライドショー・システム,ルール・サーバおよび音楽再生装置ならびにそれらの制御方法
JP2004078409A (ja) 再生装置および方法、記録媒体、並びにプログラム
JP2002343067A (ja) Mp3再生機能搭載装置
JP2007033622A (ja) 再生制御装置および方法、並びにプログラム
US6525251B1 (en) Method of displaying the title and words of songs on a digital music player
JP3506410B2 (ja) 劇的映像制作支援方法および装置
JP3320056B2 (ja) カラオケ映像再生装置
JP2009118117A (ja) スライドショー作成システム及びスライドショー作成方法並びにスライドショー作成プログラム
KR100462826B1 (ko) 독립된 둘 이상의 멀티미디어 데이터의 동기화 재생을 위한 휴대용 멀티미디어 데이터 재생 장치 및 그 재생 제어 방법과, 멀티미디어 데이터를 제공하는 시스템
JP2007243501A (ja) 映像再生装置
JP3818938B2 (ja) データ処理装置、情報再生装置、それらの方法、それらのプログラム、および、それらのプログラムを記録した記録媒体
JP4422538B2 (ja) 音付映像の再生装置
JP2008042455A (ja) 記録装置及び記録方法
JP2005250242A (ja) 情報処理装置、情報処理方法、情報処理用プログラム、及び記録媒体
JP2003281861A (ja) 圧縮オーディオ再生機器
KR100269694B1 (ko) 빠른 예약재생방법
JP3558051B2 (ja) 動画編集再生プログラム、動画編集再生プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体、動画編集再生装置および方法
JP4312167B2 (ja) コンテンツ再生装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080722

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110412

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110603

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110712

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20111129