JP2001075566A - 楽音制御装置及び楽音制御処理プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

楽音制御装置及び楽音制御処理プログラムを記録した記録媒体

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JP2001075566A
JP2001075566A JP24700699A JP24700699A JP2001075566A JP 2001075566 A JP2001075566 A JP 2001075566A JP 24700699 A JP24700699 A JP 24700699A JP 24700699 A JP24700699 A JP 24700699A JP 2001075566 A JP2001075566 A JP 2001075566A
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parameter
switch
value
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JP24700699A
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Takashi Hachiman
尚 八幡
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数のチャンネルにおけるパラメータ設定を
簡単な操作で容易に行えるようにする。 【解決手段】 スイッチ部4は、楽音のパラメータを操
作に応じて設定するとともに、それぞれ楽音を発生する
複数のチャンネルのうち各チャンネル又は全てのチャン
ネルを操作に応じて指定する。CPU1は、ROM2の
プログラムに基づいて、スイッチ部4によって設定され
たパラメータをRAM3に記憶し、表示部6に表示す
る。また、各チャンネルが指定された場合にはパラメー
タを指定された各チャンネルに対して設定し、全てのチ
ャンネルが指定された場合にはパラメータを全てのチャ
ンネルに対して設定する。CPU1は、鍵盤5が演奏さ
れた場合には、設定したパラメータに基づく発音指示を
音源部7に対して与え、サウンドシステム8によって発
音させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、楽音制御装置及び
楽音制御処理プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】複数のチャンネルを用いて各チャンネル
ごとに発生する楽音を制御する楽音制御装置がある。例
えば、MIDI装置においては、自動伴奏を構成する複
数のチャンネルの各チャンネルごとに、チャンネルオン
・オフ、ボリューム、リバーブデプス、コーラスデプ
ス、カットオフ周波数、イコライザ等のパラメータを設
定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の楽音制御装置においてパラメータを設定する場合に
は、あるチャンネルを指定した後、そのチャンネルに対
してのパラメータを設定し、次のチャンネルを指定した
後、そのチャンネルに対してのパラメータを設定する必
要がある。このため、自動伴奏を構成する複数のチャン
ネルについて全体的にパラメータの値を変化させたい場
合には、各チャンネルを1つづつ指定してパラメータを
設定しなければならず、所望のパラメータの値が得られ
るまでに、何度もパラメータ設定操作が必要であり、ユ
ーザにとって過大な負担になっていた。本発明の課題
は、複数のチャンネルにおけるパラメータ設定を簡単な
操作で容易に行えるようにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の楽音制
御装置は、楽音のパラメータを操作に応じて設定するパ
ラメータ設定手段と、各チャンネル設定モード又は全チ
ャンネル設定モードを選択するモード選択手段と、前記
各チャンネル設定モードの場合にはそれぞれ楽音を発生
する複数のチャンネルのうち各チャンネルを操作に応じ
て指定するチャンネル指定手段と、前記各チャンネル設
定モードの場合には前記パラメータ設定手段によるパラ
メータを前記チャンネル指定手段によって指定された各
チャンネルごとに設定し、前記全チャンネル設定モード
の場合には前記パラメータ設定手段によるパラメータを
全てのチャンネルに対して設定する設定制御手段と、を
備えた構成になっている。
【0005】請求項3に記載の記録媒体は、楽音のパラ
メータを操作に応じて設定するパラメータ設定手順と、
各チャンネル設定モード又は全チャンネル設定モードを
選択するモード選択手順と、前記各チャンネル設定モー
ドの場合にはそれぞれ楽音を発生する複数のチャンネル
のうち各チャンネルを操作に応じて指定するチャンネル
指定手順と、前記各チャンネル設定モードの場合には前
記パラメータ設定手順によるパラメータを前記チャンネ
ル指定手順によって指定された各チャンネルごとに設定
し、前記全チャンネル設定モードの場合には前記パラメ
ータ設定手順によるパラメータを全てのチャンネルに対
して設定する設定制御手順と、を実行する楽音制御処理
プログラムを記録している。
【0006】請求項1又は請求項3の発明によれば、全
チャンネル選択モードの場合には、パラメータ設定操作
に応じて全てのチャンネルのパラメータを一斉に設定す
る。
【0007】
【発明の実施の形態】次に、本発明による楽音制御装置
の実施形態について、14個のチャンネルによって楽音
を発生する電子鍵盤楽器を例に採って詳細に説明する。
図1は、実施形態における電子鍵盤楽器のシステム構成
を示している。CPU1(モード選択手段、設定制御手
段)は、システムバスに接続されている各部との間にお
いて、コマンド及びデータを授受してこの電子鍵盤楽器
の全体を制御する。CPU1のシステムバスには、RO
M2、RAM3、スイッチ部4、鍵盤5、表示部6、音
源部7が接続されている。ROM2は、CPU1によっ
て実行されるプログラム、自動伴奏の楽音データ、及び
その他のデータを記憶している。
【0008】RAM3は、CPU1によって処理される
データを一時的に記憶する。RAM3には、図2に示す
ように、チャンネル「0」〜チャンネル「13」の各チ
ャンネルごとに複数種類のパラメータの値を記憶するエ
リアが設けられている。14個のチャンネルのうち、チ
ャンネル「0」〜チャンネル「7」の8個のチャンネル
は、「ドラム(Drum)」、「パーカッション(Pe
rc)」、「バス(Bass)」、「コード(Chor
d)1」、「コード2」、「コード3」、「コード
4」、「コード5」からなる自動伴奏用のチャンネルに
割り当てられている。また、チャンネル「8」〜チャン
ネル「13」の6個のチャンネルは、鍵盤を4つに分割
したキースプリットにおける「アッパー(Upper)
1」、「アッパー2」、「ローア(Lower)1」、
「ローア2」、ハーモニクス奏法のチャンネル「ハーモ
(Harmo)1」、「ハーモ2」からなるメロディ用
のチャンネルに割り当てられている。
【0009】複数種類のパラメータとしては、チャンネ
ル「0」〜チャンネル「7」においては、残響の強弱を
設定する「リバーブデプス(ReverbDept
h)」、楽音の奥行きや厚みを設定する「コーラスデプ
ス(ChorusDepth)」、楽音の明るさを設定
する「ブリリアンス(Brilliance)」、チャ
ンネルごとにオン・オフを設定する「チャンネルオン・
オフ」がある。また、チャンネル「8」〜チャンネル
「13」においては、「リバーブデプス」、「コーラス
デプス」、楽音の帯域を設定する「カットオフ周波数
(CutOffFq)」、楽音の音量を設定する「ボリ
ューム(Volume)」がある。
【0010】図1において、スイッチ部4は、チャンネ
ルを指定するチャンネル指定手段としてのスイッチ、パ
ラメータを設定するパラメータ設定手段としてのスイッ
チ、自動伴奏を開始又は停止するスタート/ストップス
イッチ、及びその他のスイッチで構成されている。鍵盤
5は、演奏操作に応じてCPU1に音高データ、ベロシ
ティデータを入力する。表示部6は、チャンネルの名
称、パラメータの名称及びパラメータの値、その他モー
ドを変更するためのアイコンを表示する。音源部7は、
D/Aコンバータ、フィルタ、アンプ等からなるサウン
ドシステム8に接続され、CPU1からの発音指示、消
音指示に応じて発音、消音の制御を行う。
【0011】次に、実施形態における電子鍵盤楽器の動
作について、CPU1のフローチャート及び表示部6に
表示された画面を参照して説明する。図3は、メインフ
ローであり、所定のイニシャライズ処理を行って(ステ
ップA1)、Normal画面表示処理を実行する(ス
テップA2)。次に、スイッチを指定するポインタnを
「1」にセットして(ステップA3)、nをインクリメ
ントしながら、各スイッチのオン・オフの状態を検索す
るループ処理を実行する。すなわち、nで指定するスイ
ッチSW(n)がオンであるかオフであるかを判別し
(ステップA4)、オンである場合にはモードレジスタ
MODEの値が「0」であるか又は「1」であるかを判
別する(ステップA5)。MODEの値が「0」である
場合には、Normalスイッチ処理を実行する(ステ
ップA6)。MODEの値が「1」である場合には、ペ
ージレジスタpageの値が「1」又は「2」のいずれ
であるかを判別する(ステップA7)。pageの値が
「1」である場合には、MIX(1)スイッチ処理を実
行する(ステップA8)。pageの値が「2」である
場合には、MIX(2)スイッチ処理を実行する(ステ
ップA9)。
【0012】ステップA6、ステップA8、若しくはス
テップA9のスイッチ処理を実行した後、又は、指定し
たスイッチがオフである場合には、nをインクリメント
して(ステップA10)、次のスイッチを指定する。こ
のとき、nが最大数である「26」を超えたか否かを判
別する(ステップA11)。nが「26」以下である場
合には、ステップA4に移行して、新たに指定したスイ
ッチのオン/オフを判別する。nが「26」を超えた場
合には、その他の処理を実行して(ステップA12)、
ステップA3に移行して、再びnを「1」にセットし
て、上記ループ処理を繰り返す。その他の処理として
は、鍵盤処理、発音処理その他があるが、これらの処理
についての説明は省略する。
【0013】図4は、メインフローのステップA2にお
けるNormal画面の表示処理のフローである。ま
ず、モードレジスタMODEを「0」にセットし(ステ
ップB1)、表示をクリアする(ステップB2)。次
に、Normal枠画面を表示する(ステップB3)。
そして、図2に示したパラメータ(1)〜パラメータ
(3)、パラメータ(5)〜パラメータ(8)の値と、
パラメータ(4)のオン・オフを表示する(ステップB
4)。そして、図3のメインフローに戻る。この結果、
図5に示すように、表示部6の画面には、画面の周囲に
配置されたスイッチS1〜スイッチS26の26個のス
イッチの位置に対応した表示エリアに、対応する各スイ
ッチの操作によって変化するチャンネル、パラメータの
値が表示される。
【0014】図6は、図3のメインフローのステップA
6におけるNormalスイッチ処理のフローである。
このフローにおいては、nが「1」〜「4」又は「6」
〜「9」のいずれかであるか否かを判別する(ステップ
B11)。nがこれらのいずれかである場合には、nに
対応するスイッチのオン操作に応じた処理を実行する
(ステップB12)。図5において、スイッチS1がオ
ンされた場合には、自動伴奏のリズムの種類が変化す
る。例えば、4ビートから8ビートに変化する。スイッ
チS2がオンされた場合には、テンポの値が変化する。
スイッチS3又はスイッチS4がオンされた場合には、
自動伴奏の音量が増加又は減少する。また、スイッチS
6〜スイッチS9のいずれかがオンされた場合には、対
応するキースプリットの音色(楽器音)が変化する。
【0015】図6のステップB11のおいて、nが
「1」〜「4」又は「6」〜「9」のいずれでもない場
合には、nが「10」であるか否かを判別する(ステッ
プB13)。nが「10」である場合、すなわち図5の
スイッチS10がオンされた場合には、MIX画面
(1)の表示処理を実行する(ステップB14)。nが
「10」でない場合には、nが「11」〜「17」のい
ずれかであるか否かを判別する(ステップB15)。す
なわち、図5において、画面の下側に配置された2段8
列のスイッチのうち、上段の左7個のスイッチ(スイッ
チS11〜スイッチS17)のいずれかがオンされたか
否かを判別する。
【0016】スイッチS11は「自動伴奏のリバーブデ
プス」を増加するスイッチであり、スイッチS12は
「自動伴奏のコーラスデプス」を増加するスイッチであ
り、スイッチS13は「自動伴奏のブリリアンス」を増
加するスイッチであり、スイッチS15は「メロディの
リバーブデプス」を増加するスイッチであり、スイッチ
S16は「メロディのコーラスデプス」を増加するスイ
ッチであり、スイッチS17は「カットオフ周波数」を
高く設定するスイッチであり、スイッチS14は自動伴
奏のパート数を増加するスイッチである。nがこれらの
いずれかである場合には、Normalインクリメント
処理を実行する(ステップB16)。
【0017】nが「11」〜「17」のいずれでもない
場合には、nが「19」〜「25」のいずれかであるか
否かを判別する(ステップB17)。すなわち、図5に
おいて、画面の下側に配置された2段8列のスイッチの
うち、下段の左7個のスイッチ(スイッチS19〜スイ
ッチS25)のいずれかがオンされたか否かを判別す
る。スイッチS19は「自動伴奏のリバーブデプス」を
減少するスイッチであり、スイッチS20は「自動伴奏
のコーラスデプス」を減少するスイッチであり、スイッ
チS21は「自動伴奏のブリリアンス」を減少するスイ
ッチであり、スイッチS23は「メロディのリバーブデ
プス」を減少するスイッチであり、スイッチS24は
「メロディのコーラスデプス」を減少するスイッチであ
り、スイッチS25は「カットオフ周波数」を低く設定
するスイッチであり、スイッチS22は自動伴奏のパー
ト数を減少するスイッチである。nがこれらのいずれか
である場合には、Normalデクリメント処理を実行
する(ステップB18)。
【0018】nが「19」〜「25」のいずれでもない
場合には、nが「18」であるか否かを判別する(ステ
ップB19)。すなわち、図5において、画面の下側に
配置された2段8列のスイッチのうち、上段右端のスイ
ッチ18がオンされたか否かを判別する。スイッチ18
は、キースプリットの「アッパー1」と「アッパー2」
の音量バランスを「アッパー1」が大きくなるように設
定するスイッチである。nが「18」である場合には、
バランスA処理を実行する(ステップB20)。
【0019】nが「18」でない場合には、nが「2
6」であるか否かを判別する(ステップB21)。すな
わち、図5において、画面の下側に配置された2段8列
のスイッチのうち、下段右端のスイッチ26がオンされ
たか否かを判別する。スイッチ26は、キースプリット
の「アッパー1」と「アッパー2」の音量バランスを
「アッパー2」が大きくなるように設定するスイッチで
ある。nが「26」である場合には、バランスB処理を
実行する(ステップB22)。上記いずれかの処理を実
行した後は、図3のメインフローに戻る。
【0020】図7は、図6のステップB16におけるN
ormalインクリメント処理のフローである。このフ
ローでは、「11」〜「17」の範囲の値であるnが
「14」であるか又は「14」以外の値であるかによっ
て異なる処理を行う。すなわち、nが「14」であるか
否かを判別し(ステップC1)、nが「14」でない場
合には全チャンネルパラメータインクリメント処理を実
行し(ステップC2)、nが「14」である場合には、
全チャンネルオン処理を実行する(ステップC3)。
【0021】図8に全チャンネルパラメータインクリメ
ント処理のフローを示す。このフローでは、nが「1
1」〜「13」のいずれかの値であるか否かを判別する
(ステップD1)。nがこのいずれかの値である場合に
は、チャンネルを指定するポインタCHを「0」にセッ
トし(ステップD2)、CHで指定するチャンネルのパ
ラメータ(n−10)の値をインクリメントする(ステ
ップD3)。例えば、nが「11」で、図5のスイッチ
S11がオンされた場合には、図2に示すチャンネル
「0(ドラム)」のリバーブデプスの値をインクリメン
トする。次に、CHをインクリメントして(ステップD
4)、次のチャンネルを指定する。このとき、CHが
「8」以上になったか否かを判別し(ステップD5)、
CHが「7」以下である場合には、ステップD3に移行
して、CHで指定するチャンネルのパラメータ(n−1
0)の値をインクリメントする。そして、ステップD3
〜ステップD5のループ処理を繰り返す。
【0022】ステップD5において、CHの値が「8」
に到ったときには表示変更を行う(ステップD6)。す
なわち、nが「11」〜「13」の範囲である場合に
は、図5においてスイッチS11、スイッチS12、ス
イッチS13のうちいずれかのスイッチがオンされた場
合である。この場合は、図2に示す複数種類のパラメー
タのうち自動伴奏用の「リバーブデプス」、「コーラス
デプス」、「ブリリアンス」のいずれかのパラメータが
インクリメントされた状態である。このインクリメント
された自動伴奏用のパラメータに対応するのはチャンネ
ル「0」〜「7」である。したがって、チャンネル
「0」〜「7」の全チャンネルのパラメータを一斉にイ
ンクリメントする。
【0023】ステップD1において、nが「11」〜
「13」の範囲でなく、「15」〜「17」のいずれか
の値である場合には、チャンネルを指定するポインタC
Hを「8」にセットし(ステップD7)、CHで指定す
るチャンネルのパラメータ(n−10)の値をインクリ
メントする(ステップD8)。例えば、nが「15」
で、図5のスイッチS15がオンされた場合には、図2
に示すチャンネル「8(アッパー1)」のリバーブデプ
スの値をインクリメントする。次に、CHをインクリメ
ントして(ステップD9)、次のチャンネルを指定す
る。このとき、CHが「14」以上になったか否かを判
別し(ステップD10)、CHが「13」以下である場
合には、ステップD8に移行して、CHで指定するチャ
ンネルのパラメータ(n−10)の値をインクリメント
する。そして、ステップD8〜ステップD10の処理を
繰り返す。
【0024】ステップD10において、CHの値が「1
4」に到ったときには表示変更を行う(ステップD
6)。すなわち、nが「15」〜「17」の範囲である
場合には、図5においてスイッチS15、スイッチS1
6、スイッチS17のうちいずれかのスイッチがオンさ
れた場合である。この場合は、図2に示す複数種類のパ
ラメータのうちメロディ用の「リバーブデプス」、「コ
ーラスデプス」、「カットオフ周波数」のいずれかのパ
ラメータがインクリメントされた状態である。このイン
クリメントされたメロディ用のパラメータに対応するの
はチャンネル「8」〜「13」である。したがって、チ
ャンネル「8」〜「13」の全チャンネルのパラメータ
を一斉にインクリメントする。
【0025】図9は、図7のステップC3における全チ
ャンネルオン処理のフローである。まず、オフチャンネ
ルがあるか否かを判別し(ステップD11)、オフチャ
ンネルがない場合には、直ちにこのフローを終了する。
オフチャンネルがある場合には、CHを「0」にセット
し(ステップD12)、CHで指定するチャンネルがオ
フであるか否かを判別する(ステップD13)。指定す
るチャンネルがオフである場合には、そのチャンネルを
オンにする(ステップD14)。チャンネルをオンした
後、又はステップD13において指定したチャンネルが
すでにオンである場合には、CHをインクリメントして
(ステップD15)、次のチャンネルを指定する。この
とき、CHの値が「14」以上であるか否かを判別する
(ステップD16)。
【0026】CHの値が「13」以下である場合には、
ステップD13に移行してCHで指定するチャンネルが
オフであるか否かを判別する。そして、ステップD13
〜ステップD16までのループ処理を繰り返す。ステッ
プD16において、CHの値が「14」に到ったとき
は、図5に示す「Part On/Off」の表示を変
更する(ステップD17)。そして、メインフローに戻
る。例えば、このフローに移行する前の表示が「Dr&
Bs」でドラムパート及びベースパートのチャンネルの
みがオンであった場合には、「All Part O
n」等の表示に変更する。
【0027】図10は、図6のステップB18における
Normalデクリメント処理のフローである。このフ
ローでは、「19」〜「25」の範囲の値であるnが
「22」であるか又は「22」以外の値であるかによっ
て異なる処理を行う。すなわち、nが「22」であるか
否かを判別し(ステップC11)、nが「22」でない
場合には全チャンネルパラメータデクリメント処理を実
行し(ステップC12)、nが「22」である場合に
は、全チャンネルオフ処理を実行する(ステップC1
3)。
【0028】図11に全チャンネルパラメータデクリメ
ント処理のフローを示す。このフローでは、nが「1
9」〜「21」のいずれかの値であるか否かを判別する
(ステップD21)。nがこのいずれかの値である場合
には、チャンネルを指定するポインタCHを「0」にセ
ットし(ステップD22)、CHで指定するチャンネル
のパラメータ(n−18)の値をインクリメントする
(ステップD23)。例えば、nが「20」で、図5の
スイッチS20がオンされた場合には、図2に示すチャ
ンネル「0(ドラム)」のコーラスデプスの値をデクリ
メントする。次に、CHをインクリメントして(ステッ
プD24)、次のチャンネルを指定する。このとき、C
Hが「8」以上になったか否かを判別し(ステップD2
5)、CHが「7」以下である場合には、ステップD2
3に移行して、CHで指定するチャンネルのパラメータ
(n−18)の値をデクリメントする。そして、ステッ
プD23〜ステップD25のループ処理を繰り返す。
【0029】ステップD25において、CHの値が
「8」に到ったときには表示変更を行う(ステップD2
6)。すなわち、nが「19」〜「21」の範囲である
場合には、図5においてスイッチS19、スイッチS2
0、スイッチS21のうちいずれかのスイッチがオンさ
れた場合である。この場合は、図2に示す複数種類のパ
ラメータのうち自動伴奏用の「リバーブデプス」、「コ
ーラスデプス」、「ブリリアンス」のいずれかのパラメ
ータがデクリメントされた状態である。このデクリメン
トされた自動伴奏用のパラメータに対応するのはチャン
ネル「0」〜「7」である。したがって、チャンネル
「0」〜「7」の全チャンネルのパラメータを一斉にデ
クリメントする。
【0030】ステップD21において、nが「19」〜
「21」の範囲でなく、「23」〜「25」のいずれか
の値である場合には、チャンネルを指定するポインタC
Hを「8」にセットし(ステップD27)、CHで指定
するチャンネルのパラメータ(n−18)の値をデクリ
メントする(ステップD28)。例えば、nが「24」
で、図5のスイッチS24がオンされた場合には、図2
に示すチャンネル「8(アッパー1)」のコーラスデプ
スの値をデクリメントする。次に、CHをインクリメン
トして(ステップD9)、次のチャンネルを指定する。
このとき、CHが「14」以上になったか否かを判別し
(ステップD30)、CHが「13」以下である場合に
は、ステップD28に移行して、CHで指定するチャン
ネルのパラメータ(n−18)の値をデクリメントす
る。そして、ステップD28〜ステップD30のループ
処理を繰り返す。
【0031】ステップD30において、CHの値が「1
4」に到ったときには表示変更を行う(ステップD2
6)。すなわち、nが「23」〜「25」の範囲である
場合には、図5においてスイッチS23、スイッチS2
4、スイッチS25のうちいずれかのスイッチがオンさ
れた場合である。この場合は、図2に示す複数種類のパ
ラメータのうちメロディ用の「リバーブデプス」、「コ
ーラスデプス」、「カットオフ周波数」のいずれかのパ
ラメータがデクリメントされた状態である。このデクリ
メントされたメロディ用のパラメータに対応するのはチ
ャンネル「8」〜「13」である。したがって、チャン
ネル「8」〜「13」の全チャンネルのパラメータを一
斉にデクリメントする。
【0032】図12は、図7のステップC3における全
チャンネルオフ処理のフローである。まず、オンチャン
ネルがあるか否かを判別し(ステップD31)、オンチ
ャンネルがない場合には、直ちにこのフローを終了す
る。オンチャンネルがある場合には、CHを「0」にセ
ットし(ステップD32)、CHで指定するチャンネル
がオフであるか否かを判別する(ステップD33)。指
定するチャンネルがオンである場合には、そのチャンネ
ルをオフにする(ステップD34)。チャンネルをオフ
した後、又はステップD33において指定したチャンネ
ルがすでにオフである場合には、CHをインクリメント
して(ステップD35)、次のチャンネルを指定する。
このとき、CHの値が「14」以上であるか否かを判別
する(ステップD36)。
【0033】CHの値が「13」以下である場合には、
ステップD33に移行してCHで指定するチャンネルが
オンであるか否かを判別する。そして、ステップD33
〜ステップD36までのループ処理を繰り返す。ステッ
プD36において、CHの値が「14」に到ったとき
は、図5に示す「Part On/Off」の表示を変
更する(ステップD37)。そして、メインフローに戻
る。例えば、このフローに移行する前の表示が「Dr&
Bs」でドラムパート及びベースパートのチャンネルの
みがオンであった場合には、「All Part Of
f」等の表示に変更する。
【0034】図13は、図6のステップB20における
バランスA処理のフローである。まず、レジスタVAL
UEA1の値をインクリメントする(ステップC2
1)。次に、チャンネル(8)の音量値とチャンネル
(9)の音量値とを加算した値に1/2を乗算した値を
レジスタVALUE2にストアする(ステップC2
2)。すなわち、チャンネル(8)とチャンネル(9)
の音量値の相加平均値をVALUE2にストアする。次
に、VALUE2の値にVALUE1の値を加算した値
をチャンネル(8)の音量値とする(ステップC2
3)。また、VALUE2の値からVALUE1の値を
減算した値をチャンネル(9)の音量値とする(ステッ
プC24)。そして、図5の画面における「U1/U2
VolBal」の数値の表示をVALUE1の値に変
更する(ステップC25)。そして、メインフローに戻
る。すなわち、このフローでは、メロディの「アッパー
1」のチャンネルの音量を増加し、メロディの「アッパ
ー2」のチャンネルの音量を減少することにより、音量
のバランスを現在よりも「アッパー1」側が大きくなる
ように変更する。
【0035】図14は、図6のステップB22における
バランスB処理のフローである。まず、レジスタVAL
UEA1の値をデクリメントする(ステップC31)。
次に、チャンネル(8)の音量値とチャンネル(9)の
音量値とを加算した値に1/2を乗算した値をレジスタ
VALUE2にストアする(ステップC32)。次に、
VALUE2の値にVALUE1の値を加算した値をチ
ャンネル(8)の音量値とする(ステップC33)。ま
た、VALUE2の値からVALUE1の値を減算した
値をチャンネル(9)の音量値とする(ステップC3
4)。そして、図5の画面における「U1/U2 Vo
lBal」の数値の表示をVALUE1の値に変更する
(ステップC35)。そして、メインフローに戻る。す
なわち、このフローでは、メロディの「アッパー1」の
チャンネルの音量を減少し、メロディの「アッパー2」
のチャンネルの音量を増加することにより、音量のバラ
ンスを現在よりも「アッパー2」側が大きくなるように
変更する。
【0036】図15は、図6のステップB14における
MIX(1)画面の表示処理のフローである。まず、表
示部の画面をクリアする(ステップC41)。次に、レ
ジスタpageに「1」をセットし(ステップC4
2)、レジスタMODEに「1」をセットする(ステッ
プC43)。次に、MIX(1)枠画面を表示する(ス
テップC44)。そして、チャンネル(0)のパート名
称であるドラムを反転表示する(ステップC45)。次
に、チャンネル(0)のパラメータ(1)〜(3)の値
を表示するとともに、パラメータ(4)のOn/Off
を表示する(ステップC46)。このフローの処理によ
って、表示部の画面は図16に示すような、自動伴奏用
の各チャンネルごとにパラメータを設定する画面に変
る。この画面変更の後、メインフローに戻る。
【0037】図17は、図3のメインフローのステップ
A8におけるMIX(1)スイッチ処理のフローであ
る。このフローでは、図16に示すスイッチ群のうちオ
ンされたスイッチに応じた処理を行う。スイッチを指定
するポインタnが「1」〜「3」又は「6」〜「10」
のいずれかであるか否かを判別し(ステップB31)、
nがこのいずれかである場合には、チャンネル選択
(1)処理を実行する(ステップB32)。すなわち、
図16において、スイッチS1〜S3及びスイッチS6
〜スイッチS10は、画面において対応するチャンネル
のスイッチであるので、オンされたスイッチに対応した
チャンネル選択を行う。
【0038】nが上記いずれの値でもない場合には、n
が「4」であるか否かを判別し(ステップB33)、n
が「4」である場合、すなわち図16において画面の
「page」に対応するスイッチS4がオンされた場合
には、MIX(2)画面の表示処理を実行する(ステッ
プB34)。nが「4」でない場合には、nが「5」で
あるか否かを判別する(ステップB35)。nが「5」
である場合、すなわち図16において画面の「Norm
al」に対応するスイッチS5がオンされた場合には、
図4に示したNormal画面の表示処理を実行する
(ステップB36)。
【0039】nが「5」でない場合には、nが「11」
〜「13」のいずれかであるか否かを判別する(ステッ
プB37)。nがこのいずれかである場合には、パラメ
ータインクリメント(1)処理を実行する(ステップB
38)。すなわち、図16において、「RevD」、
「ChD」、「Bril」のパラメータに対応する上段
のスイッチS11、S12、S13のいずれかがオンさ
れた場合には、その対応するパラメータのインクリメン
ト処理を実行する。
【0040】nがこのいずれでもない場合には、nが
「14」であるか否かを判別する(ステップB39)。
nが「14」である場合には、オン処理を実行する(ス
テップB40)。すなわち、図16において画面の「O
n/Off」のパラメータに対応する上段のスイッチS
14がオンされた場合には、反転表示によって指定して
いるチャンネルをオンにする処理を実行する。
【0041】nが「14」でない場合には、nが「1
9」〜「21」のいずれかであるか否かを判別する(ス
テップB41)。nがこのいずれかである場合には、パ
ラメータデクリメント(1)処理を実行する(ステップ
B42)。すなわち、図16において、「RevD」、
「ChD」、「Bril」のパラメータに対応する下段
のスイッチS19、S20、S21のいずれかがオンさ
れた場合には、その対応するパラメータのデクリメント
処理を実行する。
【0042】nがこのいずれでもない場合には、nが
「22」であるか否かを判別する(ステップB43)。
nが「22」である場合には、オフ処理を実行する(ス
テップB44)。すなわち、図16において画面の「O
n/Off」のパラメータに対応する下段のスイッチS
22がオンされた場合には、反転表示によって指定して
いるチャンネルをオフにする処理を実行する。
【0043】図18は、図17のステップB32におけ
るチャンネル(1)選択処理のフローである。このフロ
ーにおいては、nが「1」〜「3」又は「6」〜「1
0」のうちのいずれかであるかを判別して、チャンネル
選択を行う。すなわち、nが「1」であるか否かを判別
し(ステップC51)、この値である場合にはチャンネ
ルを指定するCHに「0」をセットする(ステップC5
2)。nが「2」であるか否かを判別し(ステップC5
3)、この値である場合にはCHに「1」をセットする
(ステップC54)。nが「3」であるか否かを判別し
(ステップC55)、この値である場合にはCHに
「2」をセットする(ステップC56)。nが「6」で
あるか否かを判別し(ステップC57)、この値である
場合にはCHに「3」をセットする(ステップC5
8)。nが「7」であるか否かを判別し(ステップC5
9)、この値である場合にはCHに「4」をセットする
(ステップC60)。nが「8」であるか否かを判別し
(ステップC61)、この値である場合にはCHに
「5」をセットする(ステップC62)。nが「9」で
あるか否かを判別し(ステップC63)、この値である
場合にはCHに「6」をセットする(ステップC6
4)。nが「10」であるか否かを判別し(ステップC
65)、この値である場合にはCHに「7」をセットす
る(ステップC66)。
【0044】nの値に応じてCHにチャンネル番号をセ
ットした後は、図16の画面の表示を変更する(ステッ
プC67)。すなわち、スイッチによって選択されたチ
ャンネルのパート名称を反転表示する。この反転表示さ
れたチャンネルについて、スイッチ操作によるパラメー
タの変更を行うことができる。
【0045】図19は、図17のステップB38におけ
るパラメータインクリメント(1)処理のフローであ
る。このフローでは、CHの値によってチャンネルが選
択されている場合において、nが「11」、「12」、
「13」のいずれかによって対応するパラメータをイン
クリメントする。すなわち、nが「11」であるか否か
を判別し(ステップC71)、nが「11」である場合
には、チャンネル(CH)のパラメータ(1)の値をイ
ンクリメントする(ステップC72)。nが「12」で
あるか否かを判別し(ステップC73)、nが「12」
である場合には、チャンネル(CH)のパラメータ
(2)の値をインクリメントする(ステップC74)。
nが「13」であるか否かを判別し(ステップC7
5)、nが「13」である場合には、チャンネル(C
H)のパラメータ(3)の値をインクリメントする(ス
テップC76)。次に、インクリメントしたパラメータ
の値に応じて表示を変更する(ステップC77)。そし
て、メインフローに戻る。例えば、チャンネル(2)の
Bassのパートが選択されている場合において、スイ
ッチS13がオンされたときは、Bassの「ブリリア
ンス」の値をインクリメントする。
【0046】図20は、図17のステップB40におけ
るオン処理のフローである。このフローでは、CHの値
によってチャンネルが選択されている場合に、そのチャ
ンネル(CH)をオンにする(ステップC81)。次
に、そのチャンネル(CH)がオンになったことに関し
て表示を変更する(ステップC91)。そして、メイン
フローに戻る。
【0047】図21は、図17のステップB42におけ
るパラメータデクリメント(1)処理のフローである。
このフローでは、CHの値によってチャンネルが選択さ
れている場合において、nが「19」、「20」、「2
1」のいずれかによって対応するパラメータをデクリメ
ントする。すなわち、nが「19」であるか否かを判別
し(ステップC91)、nが「19」である場合には、
チャンネル(CH)のパラメータ(1)の値をデクリメ
ントする(ステップC92)。nが「20」であるか否
かを判別し(ステップC93)、nが「20」である場
合には、チャンネル(CH)のパラメータ(2)の値を
デクリメントする(ステップC74)。nが「21」で
あるか否かを判別し(ステップC95)、nが「21」
である場合には、チャンネル(CH)のパラメータ
(3)の値をデクリメントする(ステップC96)。次
に、デクリメントしたパラメータの値に応じて表示を変
更する(ステップC97)。そして、メインフローに戻
る。例えば、チャンネル(1)のパーカッションのパー
トが選択されている場合において、スイッチS20がオ
ンされたときは、パーカッションの「コーラスデプス」
の値をデクリメントする。
【0048】図22は、図17のステップB44におけ
るオフ処理のフローである。このフローでは、CHの値
によってチャンネルが選択されている場合に、そのチャ
ンネル(CH)をオフにする(ステップC101)。次
に、そのチャンネル(CH)がオフになったことに関し
て表示を変更する(ステップC102)。そして、メイ
ンフローに戻る。
【0049】図23は、図17のステップB34におけ
るMIX(2)画面の表示処理のフローである。レジス
タpageに「2」をセットして(ステップC11
1)、表示をクリアする(ステップC112)。そし
て、MIX(2)枠画面を表示する(ステップC11
3)。次に、チャンネル(8)のパート名称を反転表示
する(ステップC114)。また、チャンネル(8)の
パラメータを表示する(ステップC115)。このフロ
ーの処理によって、表示部の画面は図24に示すよう
な、メロディ用の各チャンネルごとにパラメータを設定
する画面に変る。この画面変更の後、メインフローに戻
る。
【0050】図25は、図3のメインフローのステップ
A9におけるMIX(2)スイッチ処理のフローであ
る。このフローでは、図24に示すスイッチ群のうちオ
ンされたスイッチに応じた処理を行う。スイッチを指定
するポインタnが「1」、「2」又は「6」〜「9」の
いずれかであるか否かを判別し(ステップB51)、n
がこのいずれかである場合には、チャンネル選択(2)
処理を実行する(ステップB52)。すなわち、図24
において、スイッチS1、S2及びスイッチS6〜スイ
ッチS9は、画面において対応するチャンネルのスイッ
チであるので、オンされたスイッチに対応したチャンネ
ル選択を行う。
【0051】nが上記いずれの値でもない場合には、n
が「4」であるか否かを判別し(ステップB53)、n
が「4」である場合、すなわち図24において画面の
「page」に対応するスイッチS4がオンされた場合
には、図15のフローに示したMIX(1)画面の表示
処理を実行する(ステップB54)。nが「4」でない
場合には、nが「5」であるか否かを判別する(ステッ
プB55)。nが「5」である場合、すなわち図24に
おいて画面の「Normal」に対応するスイッチS5
がオンされた場合には、Normal画面の表示処理を
実行する(ステップB56)。
【0052】nが「5」でない場合には、nが「11」
〜「14」のいずれかであるか否かを判別する(ステッ
プB57)。nがこのいずれかである場合には、パラメ
ータインクリメント(2)処理を実行する(ステップB
58)。すなわち、図24において、「RevD」、
「ChD」、「Vol」、「Cut.f」のパラメータ
に対応する上段のスイッチS11〜S14のいずれかが
オンされた場合には、その対応するパラメータのインク
リメント処理を実行する。
【0053】nが上記いずれの値でもない場合には、n
が「19」〜「22」のいずれかであるか否かを判別す
る(ステップB59)。nがこのいずれかの値である場
合には、パラメータデクリメント(2)処理を実行する
(ステップB60)。すなわち、図24において、「R
evD」、「ChD」、「Vol」、「Cut.f」の
パラメータに対応する下段のスイッチS19〜S22の
いずれかがオンされた場合には、その対応するパラメー
タのデクリメント処理を実行する。オンされたスイッチ
に応じた処理を実行した後は、メインフローに戻る。
【0054】図26は、図25のステップB52におけ
るチャンネル選択(2)処理のフローである。このフロ
ーにおいては、nが「1」、「2」又は「6」〜「9」
のうちいずれであるかを判別して、チャンネル選択を行
う。すなわち、nが「1」であるか否かを判別し(ステ
ップC121)、この値である場合にはチャンネルを指
定するCHに「12」をセットする(ステップC12
2)。nが「2」であるか否かを判別し(ステップC1
23)、この値である場合にはCHに「13」をセット
する(ステップC124)。nが「6」であるか否かを
判別し(ステップC125)、この値である場合にはC
Hに「8」をセットする(ステップC126)。nが
「7」であるか否かを判別し(ステップC127)、こ
の値である場合にはCHに「9」をセットする(ステッ
プC128)。nが「8」であるか否かを判別し(ステ
ップC129)、この値である場合にはCHに「10」
をセットする(ステップC130)。nが「9」である
か否かを判別し(ステップC131)、この値である場
合にはCHに「11」をセットする(ステップC13
2)。
【0055】nの値に応じてCHにチャンネル番号をセ
ットした後は、図24の画面の表示を変更する(ステッ
プC133)。すなわち、スイッチによって選択された
チャンネルのパート名称を反転表示する。この反転表示
されたチャンネルについて、スイッチ操作によるパラメ
ータの変更を行うことができる。
【0056】図27は、図のステップB58におけるパ
ラメータインクリメント(2)処理のフローである。こ
のフローでは、CHの値によってチャンネルが選択され
ている場合において、nが「11」〜「14」のいずれ
かによって対応するパラメータをインクリメントする。
すなわち、nが「11」であるか否かを判別し(ステッ
プC141)、nが「11」である場合には、チャンネ
ル(CH)のパラメータ(5)の値をインクリメントす
る(ステップC142)。nが「12」であるか否かを
判別し(ステップC143)、nが「12」である場合
には、チャンネル(CH)のパラメータ(6)の値をイ
ンクリメントする(ステップC144)。nが「13」
であるか否かを判別し(ステップC145)、nが「1
3」である場合には、チャンネル(CH)のパラメータ
(7)の値をインクリメントする(ステップC14
6)。nが「14」であるか否かを判別し(ステップC
147)、nが「14」である場合には、チャンネル
(CH)のパラメータ(8)の値をインクリメントする
(ステップC148)。次に、インクリメントしたパラ
メータの値に応じて表示を変更する(ステップC14
9)。そして、メインフローに戻る。例えば、チャンネ
ル(8)のアッパー1のパートが選択されている場合に
おいて、スイッチS13がオンされたときは、アッパー
1の「ボリューム」の値をインクリメントする。
【0057】図28は、図25のステップB60におけ
るパラメータデクリメント(2)処理のフローである。
このフローでは、CHの値によってチャンネルが選択さ
れている場合において、nが「19」〜「22」のいず
れかによって対応するパラメータをデクリメントする。
すなわち、nが「19」であるか否かを判別し(ステッ
プC151)、nが「19」である場合には、チャンネ
ル(CH)のパラメータ(5)の値をデクリメントする
(ステップC152)。nが「20」であるか否かを判
別し(ステップC153)、nが「20」である場合に
は、チャンネル(CH)のパラメータ(6)の値をデク
リメントする(ステップC144)。nが「21」であ
るか否かを判別し(ステップC155)、nが「21」
である場合には、チャンネル(CH)のパラメータ
(7)の値をデクリメントする(ステップC156)。
nが「22」であるか否かを判別し(ステップC15
7)、nが「22」である場合には、チャンネル(C
H)のパラメータ(8)の値をデクリメントする(ステ
ップC158)。次に、デクリメントしたパラメータの
値に応じて表示を変更する(ステップC159)。そし
て、メインフローに戻る。例えば、チャンネル(10)
のLower1のパートが選択されている場合におい
て、スイッチS22がオンされたときは、Lower1
の「カットオフ周波数」の値をデクリメントする。
【0058】このように、上記実施形態においては、ス
イッチ部4のうち、図5、図16、図24において表示
画面の下側に配置されたスイッチS11〜S26(パラ
メータ設定手段)は、楽音のパラメータを操作に応じて
設定する。CPU1(モード選択手段)は、全チャンネ
ル設定モード(MODE=0)及び各チャンネル設定モ
ード(MODE=1)の2つのモードのうちいずれか一
方を選択する。各チャンネル設定モードすなわちMOD
Eが「1」の場合には、図5、図16、図24において
表示画面の左右に配置されたスイッチS1〜S10(チ
ャンネル指定手段)は、各チャンネルを操作に応じて指
定する。CPU1(設定制御手段)は、MODE=
「1」の各チャンネル設定モードの場合には、図15の
フロー又は図23のフローによって、図16又は図24
の画面を表示し、スイッチS11〜S26の操作による
パラメータをスイッチS1〜S10によって指定された
各チャンネルに対して設定する。一方、MODE=
「0」の全チャンネル設定モードの場合には、図4のフ
ローによって図5の画面を表示し、スイッチS11〜S
26の操作によるパラメータを全てのチャンネルに対し
て設定する。
【0059】上記構成においては、全チャンネル設定モ
ードの場合には、パラメータ設定操作に応じて全てのチ
ャンネルのパラメータを一斉に設定する。したがって、
複数のチャンネルにおけるパラメータ設定を各チャンネ
ルごとに設定せずに、全チャンネルに対して簡単な操作
で容易に行うことができる。
【0060】また、上記実施形態においては、CPU1
(モード選択手段)は、初期状態の場合又は各チャンネ
ル設定モード(MODE=1)中に所定の操作(スイッ
チS5のオン操作)がなされた場合には、全チャンネル
設定モード(MODE=0)を選択し、全部チャンネル
設定モード中に所定の操作(スイッチS10のオン操
作)がなされた場合には各チャンネル設定モードを選択
する。したがって、CPU1は、電源投入後の初期状態
においては、自動的に全チャンネル設定モードを選択す
るので、全チャンネルに対するパラメータ設定を簡単な
操作で容易に行うことができる。
【0061】なお、上記実施形態においては、ROM2
にあらかじめ記憶されたプログラムをCPU1が実行す
るによって楽音制御処理を行う構成にしたが、フロッピ
ーディスク、CD、MO、メモリカード等の汎用の記録
媒体に、上記フローチャートによって示した楽音制御処
理プログラムを記録して、その記録媒体をパソコン等の
汎用の情報処理装置によって駆動させることにより、記
録されたプログラムを読み出して実行することもでき
る。この場合には、記録媒体の発明を実現することがで
きる。さらに、この演奏教習処理プログラムをインター
ネット等の通信手段を介して、サーバ等の中央管理装置
から遠隔地の情報処理装置に転送することも可能であ
る。この場合には、フロッピーディスク等の記録媒体を
直接送付するよりも、より迅速にかつ世界中に転送する
ことができる。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、全チャンネル設定モー
ドの場合には、パラメータ設定操作に応じて全てのチャ
ンネルのパラメータを一斉に設定する。したがって、複
数のチャンネルにおけるパラメータ設定を各チャンネル
ごとに設定せずに、全チャンネルに対して簡単な操作で
容易に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態における電子鍵盤楽器のシステム構成
を示すブロック図。
【図2】図1のRAMにおける各チャンネルごとのパラ
メータのデータ形式を示す図。
【図3】図1のCPU1のメインフローチャート。
【図4】図3におけるNormal画面表示処理のフロ
ーチャート。
【図5】Normal画面及び画面周囲のスイッチ群を
示す図。
【図6】図3におけるNormalスイッチ処理のフロ
ーチャート。
【図7】図6におけるNormalインクリメント処理
のフローチャート。
【図8】図7における全チャンネルパラメータインクリ
メント処理のフローチャート。
【図9】図7における全チャンネルオン処理のフローチ
ャート。
【図10】図6におけるNormalデクリメント処理
のフローチャート。
【図11】図10における全チャンネルパラメータデク
リメント処理のフローチャート。
【図12】図10における全チャンネルオフ処理のフロ
ーチャート。
【図13】図6におけるバランスA処理のフローチャー
ト。
【図14】図6におけるバランスB処理のフローチャー
ト。
【図15】図6におけるMIX(1)画面の表示処理の
フローチャート。
【図16】MIX(1)画面及び画面周囲のスイッチ群
を示す図。
【図17】図3におけるMIX(1)スイッチ処理のフ
ローチャート。
【図18】図17におけるチャンネル選択(1)処理の
フローチャート。
【図19】図17におけるパラメータインクリメント
(1)処理のフローチャート。
【図20】図17におけるオン処理のフローチャート。
【図21】図17におけるパラメータデクリメント
(1)処理のフローチャート。
【図22】図17におけるオフ処理のフローチャート。
【図23】図17におけるMIX(2)画面の表示処理
のフローチャート。
【図24】MIX(2)画面及び画面周囲のスイッチ群
を示す図。
【図25】図3におけるMIX(2)スイッチ処理のフ
ローチャート。
【図26】図25におけるチャンネル選択(2)処理の
フローチャート。
【図27】図25におけるパラメータインクリメント
(2)処理のフローチャート。
【図28】図25におけるパラメータデクリメント
(2)処理のフローチャート。
【符号の説明】
1 CPU 2 ROM 3 RAM 4 スイッチ部 5 鍵盤 6 表示部 7 音源部 8 サウンドシステム

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 楽音のパラメータを操作に応じて設定す
    るパラメータ設定手段と、 各チャンネル設定モード又は全チャンネル設定モードを
    選択するモード選択手段と、 前記各チャンネル設定モードの場合にはそれぞれ楽音を
    発生する複数のチャンネルのうち各チャンネルを操作に
    応じて指定するチャンネル指定手段と、 前記各チャンネル設定モードの場合には前記パラメータ
    設定手段によるパラメータを前記チャンネル指定手段に
    よって指定された各チャンネルごとに設定し、前記全チ
    ャンネル設定モードの場合には前記パラメータ設定手段
    によるパラメータを全てのチャンネルに対して設定する
    設定制御手段と、 を備えたことを特徴とする楽音制御装置。
  2. 【請求項2】 前記モード選択手段は、初期状態の場合
    又は前記各チャンネル設定モード中に所定の操作がなさ
    れた場合には前記全チャンネル設定モードを選択し、前
    記全部チャンネル設定モード中に所定の操作がなされた
    場合には前記各チャンネル設定モードを選択することを
    特徴とする請求項1に記載の楽音制御装置。
  3. 【請求項3】 楽音のパラメータを操作に応じて設定す
    るパラメータ設定手順と、 各チャンネル設定モード又は全チャンネル設定モードを
    選択するモード選択手順と、 前記各チャンネル設定モードの場合にはそれぞれ楽音を
    発生する複数のチャンネルのうち各チャンネルを操作に
    応じて指定するチャンネル指定手順と、 前記各チャンネル設定モードの場合には前記パラメータ
    設定手順によるパラメータを前記チャンネル指定手順に
    よって指定された各チャンネルごとに設定し、前記全チ
    ャンネル設定モードの場合には前記パラメータ設定手順
    によるパラメータを全てのチャンネルに対して設定する
    設定制御手順と、 を実行する楽音制御処理プログラムを記録した記録媒
    体。
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