JPH0997071A - エンベロープ検出方法 - Google Patents

エンベロープ検出方法

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JPH0997071A
JPH0997071A JP7276697A JP27669795A JPH0997071A JP H0997071 A JPH0997071 A JP H0997071A JP 7276697 A JP7276697 A JP 7276697A JP 27669795 A JP27669795 A JP 27669795A JP H0997071 A JPH0997071 A JP H0997071A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リリース中のレベル変動を検出せず、さらに
入力信号の減衰に追従するエンベロープ検出を行う方法
を提供する。 【構成】 加算器62の出力が正または0のときは係数
Tbを選択する。Tbは遅延器68に記憶され、また乗
算器69で係数Trと乗算されるが、セレクタ61では
係数Taを選択しているので、乗算器69の乗算結果は
エンベロープ検出値に反映されない。加算器62の出力
が負になると加算器66の出力結果を選択する。このと
き、遅延器68には数値Tbが記憶されているので、加
算器66の加算結果はTd+Tbである。これは、乗算
器69でTrと乗算されるのでセレクタ61に供給され
るのは(Td+Tb)*Trである。次のサンプル以降
は数値Tdが加算器66で累算されるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンベロープ検
出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】入力された音声や楽音のエンベロープを
検出して、そのエンベロープ出力値を楽音制御に使用す
ることが行われている。例えば、フィルタのカットオフ
周波数を制御したり、ギターの音や音声のピッチを検出
し、そのピッチで楽音発生させる際の振幅制御のための
振幅エンベロープに使われたりする。
【0003】図4に、入力信号のエンベロープを検出す
るエンベロープ検出回路の一例を示す。この図において
入力信号は絶対値化部60に入力され、絶対値をとられ
るので結果的に全波整流したものになる。次に、加算器
62に入力され、遅延器65の出力を2の補数表現した
ものと加算され、乗算器63とセレクタ61に出力す
る。乗算器63では加算器62の出力とセレクタ61の
出力が乗算される。セレクタ61は加算器62の出力が
正または0の場合は係数Taを選択し、負の場合はTr
を選択する。乗算器63の出力は加算器64に供給さ
れ、遅延器65の出力と加算されてエンベロープ出力と
して出力される。またこの信号は遅延器65にも供給さ
れて、1サンプリング周期の遅延を施された後に出力さ
れる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4のセレクタ61で
は入力信号が1サンプル前のエンベロープ値より大きい
時は係数Taを選択する。Taを「1」としてみると入
力信号が上昇しているときは常にTa(=1)を選択
し、下降するときに係数Trを選択する。Ta、Trの
添字aは「アタック」、rは「リリース」の意味であ
る。Trの値を大きくするとエンベロープは速く減衰す
るが、入力信号の振幅変動を反映し、リリース中であっ
ても、振幅変動によるレベル上昇を招く。図10にその
様子を示す。絶対値化部60にて絶対値をとられた後の
入力波形のエンベロープ出力値である。リリース中の振
幅変動に追従してエンベロープ出力が上昇しているのが
示されている。
【0005】これは音楽的に検出してほしくないもので
あるため、Trの値を小さくする。するとリリース中の
不必要なレベル変動はなくなるが、リリースが長くな
り、入力信号がかなり減衰してもエンベロープ値は減衰
しないので、エンベロープでフィルタのカットオフ周波
数を制御する場合には、フィルターによる音色変化が少
ないなどの問題があった。図10の点線部分がTrを小
さくしたときのエンベロープ出力である。入力信号波形
のレベルが十分減衰しているにもかかわらず、エンベロ
ープ出力値が高いことを示す。
【0006】この発明の目的はリリース中のレベル変動
を検出せず、さらに入力信号の減衰に追従するエンベロ
ープ検出を行う方法を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】これら課題を解決するた
めに、所定の周期で減衰係数を乗算し、エンベロープ出
力に反映させるエンベロープ算出手段と、前記エンベロ
ープ算出手段のエンベロープ出力が入力信号レベルより
大きくなってからの時間経過に応じて前記減衰係数を変
化させる減衰係数制御手段とを備えた。
【0008】
【発明の実施の形態】図2はこの発明にかかる効果付与
装置を備えた電子楽器の回路構成を示すもので、この電
子楽器では、楽音発生、効果付与などがマイクロコンピ
ュータを含む制御部によって制御されるようになってい
る。制御部22には音源20、効果付与部21、鍵盤部
23、表示部24、操作子部25、MIDII/F(イ
ンターフェース)26が接続され、音源20には効果付
与部21が、効果付与部21にはサウンドシステム27
が接続されている。
【0009】鍵盤部23は多数の鍵を有し、各鍵盤を操
作するとその操作が鍵操作情報として検出されるように
なっている。演奏情報入力手段としては、鍵盤46の他
に、MIDII/F26を介し、他のMIDI機器から
演奏情報を入力するようにしてもよい。制御部22はC
PU(中央処理装置)とその動作を制御するプログラム
を記憶するROM(リードオンリーメモリ)、途中の計
算結果や、各種フラグ、楽音制御データなどを一時的に
記憶するRAM(ランダムアクセスメモリ)などを含
み、ROMに記憶された制御プログラムに従って楽音発
生、効果付与などのための各種処理を実行し、各部に指
示を送る。
【0010】音源20は、各々ディジタル楽音信号を発
生するための複数の楽音チャンネルを有するもので、こ
れらのチャンネルからの楽音信号は時分割的に効果付与
部21に供給される。鍵盤部23で複数の鍵が同時に押
されると、これらの鍵に対応する音高情報及びキーオン
信号が制御部22から複数の楽音発生チャンネルに供給
され、各々楽音発生チャンネルから楽音信号が同時的に
発生される。音源20で発生された楽音信号は効果付与
部21に送られ、各種効果付与のための処理を行う。効
果付与部21で処理された楽音信号はDAC、増幅器、
スピーカから構成されるサウンドシステム27に出力さ
れる。DACではデジタル/アナログ変換を行い、アナ
ログ信号に変換された楽音信号は増幅器で所定のレベル
まで増幅された後、スピーカにより音響エネルギーとし
て放音される。
【0011】操作子部25は、各種スイッチ、コントロ
ーラなどを含み、それらの操作子が操作されるとそのイ
ベントを検出し、制御部22に送られる。MIDII/
F26はMIDI端子を含み、外部とのMIDI信号と
のインターフェースを行う。表示部24は、電子楽器の
動作状態、各種パラメータの設定状況、音色名などさま
ざまな情報を表示するためのもので、LCD、LED、
CRTなどの表示装置で構成される。表示される内容
は、制御部22からの指示によって決まる。
【0012】効果付与部21はDSP(Digital Signal
Processor )で構成されるため、制御部22に備えら
れているROMに記憶されているプログラムを効果種類
に応じて効果付与部21の内部にロードして、そのプロ
グラムを実行することによって、所望の効果を入力信号
に付与することができる。そこで、この発明にかかる効
果のプログラムをROMからロードすることにして説明
をすすめる。
【0013】図1は効果付与部21における、この発明
にかかる効果プログラムによって行われる処理をブロッ
ク図として示したものである。音源20からの入力信号
は3つに分けられ、それぞれ2者択一式のスイッチ1、
スイッチ2の一方の入力に、また、エンベロープ検出部
7に入力される。スイッチ1の出力はディストーション
効果部5に入力されてディストーション効果を付与され
て出力される。ディストーション効果部5の出力は2つ
に分けられ、1つは2者択一式のスイッチ3の一方の入
力に入力される。もう1つはスイッチ2の他方の入力に
入力される。
【0014】また、スイッチ2の出力はワウ効果部6に
入力され、ワウ効果を付与されて出力される。ワウ効果
部6の出力は2つに分けられ、1つはスイッチ3の他方
の入力に入力される。もう1つはスイッチ2の他方の入
力に入力される。スイッチ3の出力は、効果付与部21
の外部に出力され、サウンドシステム27に入力され
る。
【0015】ディストーション効果部5は入力される信
号を非線形変換し、出力するものであって、方法として
は、レベルを増大させてクリップさせてしまう方法、非
線形テーブルを通す方法、非線形演算によって非線形変
換する方法などがあるが、どの方法を用いてもよい。ワ
ウ効果部6ではフィルタのカットオフ周波数を演奏情報
などでリアルタイムに動かすことによる周波数スペクト
ルのレベル変化によって音色が変化する効果が得られ
る。詳しくは後述する。
【0016】エンベロープ検出部7では、入力信号のエ
ンベロープを検出し、検出されたエンベロープ信号は第
1係数変換部8でカットオフ周波数に対応する係数に変
換される。第1係数変換部8はテーブルまたは演算手段
で構成されて、入力されるエンベロープ信号を係数に変
換する。変換された係数はスイッチ4に入力される。ス
イッチ4のもう一方の入力端子には操作子部25に備え
られているコントローラの出力が第2係数変換部9に
て、第1係数変換部8と同様の係数変換を施されて入力
されている。第1係数変換部8と第2係数変換部9を1
つにまとめてスイッチ4の後段に設けて、エンベロープ
検出部7またはコントローラの出力を変換してもよい。
このように構成すると係数変換部を共通化できる。
【0017】スイッチ4は操作子部4に設けられるコン
トローラ/タッチワウ切換スイッチ、または音色選択に
応じて切り替えられる。これによって、カットオフ周波
数を検出されたエンベロープ(タッチワウに対応)に応
じて制御したいときと、コントローラによって直接制御
したいときとを場合によって使いわけることができる。
また、音色データの中にスイッチ4を制御するデータを
記憶させるようにすると、音色選択に応じて適した制御
方法に自動的に切り替えることができる。
【0018】フィルタ特性選択部10は操作子部4に設
けられたフィルタ特性選択操作子(図示せず)による操
作や、音色選択に応じてフィルタ特性の選択を行うべ
く、選択された特性のフィルタ出力を行うようにワウ効
果部6に係数を供給する。
【0019】スイッチ1、2、3は操作子部25に備え
られるプリ/ポスト切換スイッチによって連動して切り
替えられる。また、音色選択などに応じて切り替えられ
る。スイッチ1、2、3が連動して切り替えられること
によって、入力信号、ディストーション効果部5、ワウ
効果部6、効果付与部21の外部への出力の接続状態が
切換られる。図1の状態では入力信号はワウ効果部6に
は入力されるが、ディストーション効果部5には入力さ
れない。ディストーション効果部5にはワウ効果が付与
された信号が入力され、さらにディストーション効果が
付与されてスイッチ3を介して効果付与部21の外部に
出力される。すなわち、効果付与部21はワウ+ディス
トーション効果を付与するものとして機能する。また、
スイッチ1、2、3がプリ/ポスト切換スイッチなどに
よって、反対側に切り替えられると効果付与部21はデ
ィストーション+ワウ効果を付与するものとして機能す
ることが理解されよう。
【0020】スイッチ1、2、3が連動して切り替わる
ことにより、ワウ+ディストーション、ディストーショ
ン+ワウが簡単に変更できるが、これによって音色にど
のような違いが生じるかを説明する。効果付与部21に
入力する波形を図6(a)のような三角波とする。その
周波数スペクトルは図6(b)にて示される。これにデ
ィストーション効果を付与すると図7(a)のようにな
る。その周波数スペクトルは図7(b)である。続いて
図7(a)の波形にワウ効果を付与すると図8(a)で
示される形状となり、周波数スペクトルは図8(b)の
ようになる。すなわち図8(a)の波形は図6(a)の
入力信号にディストーション+ワウ効果が付与された波
形である。
【0021】一方、図6(a)の入力信号にワウ+ディ
ストーション効果を付与した波形は図9(a)、その周
波数スペクトルは図9(b)に示される。そこで、図8
と図9を比較すると波形形状、周波数スペクトルともに
異なっていることが理解されよう。これは、聴感上の音
色の違いとして聞くことができる。したがって、ワウと
ディストーションの接続の順番を変えるだけで入力信号
に異なる効果を付与できる。
【0022】図3はワウ効果部6の構成を詳しくしたも
のである。40〜47は乗算器、48〜51は加算器、
52、53は1サンプリング周期遅延する遅延器であ
る。入力された信号は乗算器40と加算器48に入力さ
れる。加算器48にはその他に、遅延器53の出力と乗
算器47の出力が2の補数表現になって入力されてい
る。したがって、加算器48では入力信号から遅延器5
3の出力と、乗算器47の出力を減算することになる。
【0023】加算器48の出力は乗算器41と45に入
力される。乗算器45の出力は加算器49に入力され
る。また、加算器49には遅延器52の出力も入力さ
れ、乗算器45の出力と加算されて出力される。加算器
49の出力は乗算器42、46、遅延器52に入力され
る。遅延器52の出力は加算器49の他、乗算器47に
も入力される。乗算器46の出力は加算器50に入力さ
れる。加算器50には遅延器53の出力も入力され、乗
算器46の出力と加算されて、乗算器43、遅延器53
に出力される。遅延器53の出力は加算器50の他、乗
算器44に入力される。また、上述したように、加算器
48にも2の補数表現として入力される。乗算器40〜
44の出力は加算器51に入力され、加算されてワウ出
力として出力される。
【0024】乗算器45〜47、加算器48〜50、遅
延器52、53で構成されるフィルタは、出力の取り出
す場所によって、ローパスフィルタ、ハイパスフィル
タ、バンドパスフィルタ、バンドエリミネイトフィルタ
の4種類のフィルタ特性で入力信号をフィルタリングし
て出力する。乗算器41〜44はこれらのフィルタ出力
を選択するために使用される。すなわち、バンドパスフ
ィルタとして使用するときは、加算器48の出力がバン
ドパスフィルタの特性となっているので、乗算器41の
係数bpを1とし、他の乗算器40、42〜44の係数
を0にする。
【0025】ハイパスフィルタとして使用するときは、
加算器49の出力がハイパスフィルタの特性となってい
るので、乗算器42の係数hpを1とし、他の乗算器4
0、41、43、44の係数を0にする。ローパスフィ
ルタとして使用するときは、加算器50の出力がローパ
スフィルタの特性となっているので、乗算器43の係数
lpを1とし、他の乗算器40、41、42、44の係
数を0にする。バンドエリミネイトフィルタとして使用
するときは、加算器49の出力と遅延器53の出力と合
わせるとバンドエリミネイトフィルタの特性となるの
で、乗算器42の係数hpと乗算器44の係数beを1
とし、他の乗算器40、41、43の係数を0にする。
これらの係数は、フィルタ特性選択部10から送られて
きて、所望のフィルタ特性が付与された出力を選択す
る。
【0026】乗算器45、46には第1係数変換部8を
介してエンベロープ検出部7または第2係数変換部9を
介してコントローラからの出力が供給されて、フィルタ
のカットオフ周波数をダイナミックに動作させる。乗算
器47には所望のフィルタ動作に必要な係数が供給され
る。
【0027】図5はエンベロープ検出部7の詳細構成を
示したものである。図4と同じ機能、動作をする絶対値
化部60、セレクタ61、加算器62、乗算器63、加
算器64、遅延器65については説明を省略する。新た
に追加された構成部は加算器62の出力が負の場合にセ
レクタ61で選択される係数を出力する部分である。こ
れは加算器66、セレクタ67、遅延器68、乗算器6
9から構成されている。 数値Tdは加算器66に供給
され、遅延器68の出力と加算される。この加算器66
はオーバーフロープロテクト機能をもっており、加算に
よってオーバーフローしても、オーバーフローをする直
前の最大値の値を保つ。その加算結果はセレクタ67に
供給される。セレクタ67には数値Tbも供給され、加
算器62の出力を選択信号とする。セレクタ67の出力
は乗算器69で係数Trと乗算されてセレクタ61に供
給される。
【0028】加算器62の出力が、正または0のとき
は、セレクタ67は係数Tbを選択する。選択されたT
bは遅延器68に記憶される。また乗算器69で係数T
rと乗算されるが、セレクタ61では係数Taを選択し
ているので、乗算器69の乗算結果はエンベロープ検出
値に反映されない。加算器62の出力が負になると、セ
レクタ67は加算器66の出力結果を選択する。このと
き、遅延器68には数値Tbが記憶されているので、加
算器66の加算結果はTd+Tbである。これは、乗算
器69でTrと乗算されるのでセレクタ61に供給され
るのは(Td+Tb)*Trである。次のサンプル以降
は数値Tdが加算器66で累算されるようになる。
【0029】セレクタ67の出力の様子を図6に示す。
加算器62の出力が負のときは数値Tbが選択されてい
るが、正または0になったとき、数値Tdが加算され、
以降、1サンプリング周期毎にTdが加算される。した
がって階段状の部分の縦方向のステップ幅はTdであ
り、時間方向のステップ幅は1サンプリング周期であ
る。 加算がつづけられ、その結果オーバーフローする
と最大値を保つ。エンベロープ検出値に反映されるのは
加算器62の出力が負から0以上になったときからであ
るので、その部分の値に、乗算器69で係数Trを乗算
させられた値が加算器62の出力値と乗算器63で乗算
され、加算器64で1サンプル前のエンベロープ値と加
算されてエンベロープ出力となる。
【0030】入力信号がアタックからリリースに移行し
たときは、最初は小さい係数をかけられるので、エンベ
ロープの減衰は遅いが、徐々に係数が増大し、減衰が速
くなる。したがって、リリースが始まってある時間内に
発生するレベル変動はエンベロープ出力値が大きいので
検出されない。しかも、入力信号の減衰が進むと、係数
が増大するのでエンベロープ出力値は速く減衰するよう
になり、入力信号レベルがほとんどないのにエンベロー
プ出力値が大きいという不都合を回避できる。その結
果、図11に示すように、リリース中の振幅変動に影響
されず、しかも減衰した入力信号レベルに近いエンベロ
ープ出力値が得られる。
【0031】発明の実施の形態ではディストーションを
非線形特性をもつ効果として挙げたが、他の非線形特性
を持つ効果例えば、エキサイタやオーバードライブなど
の非線形効果であってもよい。また、2つの効果の両方
とも非線形特性をもつ効果であってもよい。発明の実施
の形態ではDSPとそれを制御するマイクロプログラム
にて構成要素を構成していたが、CPUをそのソフトウ
エアによって実現してもよいことはもちろんであるし、
ハードウエアのみ、またはソフトウエアとの混合で実現
してもよい。発明の実施の形態では音源20の出力のエ
ンベロープを検出していたが、これに限らず、電気楽
器、自然楽器の楽音、音声などをマイクロホン、または
ピックアップで電気信号に変換後、ADコンバータでデ
ジタル信号化したもののエンベロープを検出するために
用いてもよいことはもちろんである。
【0032】
【発明の効果】以上説明したように、リリース時のレベ
ル変動を拾うことなく、入力信号の減衰に追従するエン
ベロープ検出ができるようになったので、より演奏者の
意図どおりのエンベロープが得られるようになった。さ
らにこのエンベロープをフィルタのカットオフ周波数制
御に使用することにより、従来のレベル変動によるカッ
トオフの戻りがなく、入力信号の減衰に追従して音色変
化するフィルタ制御が可能になった。
【図面の簡単な説明】
【図1】効果付与部21で処理される効果処理の一例を
説明するための図である。
【図2】電子楽器のブロック図である。
【図3】ワウ効果部6で行われる処理を説明するための
図である。
【図4】従来のエンベロープ検出方法を説明するための
図である。
【図5】エンベロープ検出方法を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
1、2、3:スイッチ、4:コントローラ/タッチワウ
切換スイッチ、5:ディストーション効果部、6:ワウ
効果部、7:エンベロープ検出部、8:第1係数変換
部、9:第2係数変換部、10:フィルタ特性選択部、
20:音源、21:効果付与部、22:制御部、23:
鍵盤、24:表示部、25:操作子部、26:MIDI
I/F(インターフェース)、27:サウンドシステム
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年1月31日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0004
【補正方法】変更
【補正内容】
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図4のセレクタ61で
は入力信号が1サンプル前のエンベロープ値より大きい
時は係数Taを選択する。Taを「1」としてみると入
力信号が上昇しているときは常にTa(=1)を選択
し、下降するときに係数Trを選択する。Ta、Trの
添字aは「アタック」、rは「リリース」の意味であ
る。Trの値を大きくするとエンベロープは速く減衰す
るが、入力信号の振幅変動を反映し、リリース中であっ
ても、振幅変動によるレベル上昇を招く。図16にその
様子を示す。絶対値化部60にて絶対値をとられた後の
入力波形のエンベロープ出力値である。リリース中の振
幅変動に追従してエンベロープ出力が上昇しているのが
示されている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0005
【補正方法】変更
【補正内容】
【0005】これは音楽的に検出してほしくないもので
あるため、Trの値を小さくする。するとリリース中の
不必要なレベル変動はなくなるが、リリースが長くな
り、入力信号がかなり減衰してもエンベロープ値は減衰
しないので、エンベロープでフィルタのカットオフ周波
数を制御する場合には、フィルターによる音色変化が少
ないなどの問題があった。図16の点線部分がTrを小
さくしたときのエンベロープ出力である。入力信号波形
のレベルが十分減衰しているにもかかわらず、エンベロ
ープ出力値が高いことを示す。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】スイッチ1、2、3が連動して切り替わる
ことにより、ワウ+ディストーション、ディストーショ
ン+ワウが簡単に変更できるが、これによって音色にど
のような違いが生じるかを説明する。効果付与部21に
入力する波形を図7のような三角波とする。その周波数
スペクトルは図8にて示される。これにディストーショ
ン効果を付与すると図9のようになる。その周波数スペ
クトルは図10である。続いて図9の波形にワウ効果を
付与すると図11で示される形状となり、周波数スペク
トルは図12のようになる。すなわち図11の波形は
の入力信号にディストーション+ワウ効果が付与され
た波形である。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】一方、図7の入力信号にワウ+ディストー
ション効果を付与した波形は図13、その周波数スペク
トルは図14に示される。そこで、図11〜図14を比
較すると波形形状、周波数スペクトルともに異なってい
ることが理解されよう。これは、聴感上の音色の違いと
して聞くことができる。したがって、ワウとディストー
ションの接続の順番を変えるだけで入力信号に異なる効
果を付与できる。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】入力信号がアタックからリリースに移行し
たときは、最初は小さい係数をかけられるので、エンベ
ロープの減衰は遅いが、徐々に係数が増大し、減衰が速
くなる。したがって、リリースが始まってある時間内に
発生するレベル変動はエンベロープ出力値が大きいので
検出されない。しかも、入力信号の減衰が進むと、係数
が増大するのでエンベロープ出力値は速く減衰するよう
になり、入力信号レベルがほとんどないのにエンベロー
プ出力値が大きいという不都合を回避できる。その結
果、図15に示すように、リリース中の振幅変動に影響
されず、しかも減衰した入力信号レベルに近いエンベロ
ープ出力値が得られる。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】効果付与部21で処理される効果処理の一例を
説明するための図である。
【図2】電子楽器のブロック図である。
【図3】ワウ効果部6で行われる処理を説明するための
図である。
【図4】従来のエンベロープ検出方法を説明するための
図である。
【図5】この発明に係るエンベロープ検出方法を説明す
るための図である。
【図6】 セレクタ67の出力を時間軸を横軸にして表
した図である。
【図7】効果付与部21に入力する三角波の形状を示す
図である。
【図8】図7で示す三角波の周波数スペクトルを示す図
である。
【図9】三角波にディストーション効果を付与した後の
波形形状を示す図である。
【図10】図9で示す波形の周波数スペクトルを示す図
である。
【図11】三角波にディストーション+ワウ効果を付与
した後の波形形状を示す図である。
【図12】図11で示す波形の周波数スペクトルを示す
図である。
【図13】 三角波にワウ+ディストーション効果を付
与した後の波形形状を示す図である。
【図14】 図13で示す波形の周波数スペクトルを示
す図である。
【図15】この発明に係るエンベロープ検出によるエン
ベロープ出力値を示す図である。
【図16】従来のエンベロープ検出によるエンベロープ
出力値を示す図である。
【符号の説明】 1、2、3:スイッチ、4:コントローラ/タッチワウ
切換スイッチ、5:ディストーション効果部、6:ワウ
効果部、7:エンベロープ検出部、8:第1係数変換
部、9:第2係数変換部、10:フィルタ特性選択部、
20:音源、21:効果付与部、22:制御部、23:
鍵盤、24:表示部、25:操作子部、26:MIDI
I/F(インターフェース)、27:サウンドシステム
【手続補正7】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全図
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【図4】
【図1】
【図3】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図11】
【図13】
【図10】
【図12】
【図14】
【図15】
【図16】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力信号を供給する入力信号供給手段と、 所定の周期で減衰係数を乗算し、エンベロープ出力に反
    映させるエンベロープ算出手段と、 前記エンベロープ算出手段のエンベロープ出力が入力信
    号レベルより大きくなってからの時間経過に応じて前記
    減衰係数を変化させる減衰係数制御手段とを備え、エン
    ベロープ減衰量を制御することを特徴とするエンベロー
    プ検出方法。
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