JP3475466B2 - 共鳴弦効果付与装置 - Google Patents

共鳴弦効果付与装置

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JP3475466B2 JP28985593A JP28985593A JP3475466B2 JP 3475466 B2 JP3475466 B2 JP 3475466B2 JP 28985593 A JP28985593 A JP 28985593A JP 28985593 A JP28985593 A JP 28985593A JP 3475466 B2 JP3475466 B2 JP 3475466B2
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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、入力楽音信号に効果を
付与する効果装置に関し、特に撥弦あるいは打弦された
弦の信号により共鳴する共鳴弦の音をシミュレートする
共鳴弦効果装置に関する。 【0002】 【従来の技術】ピアノ等の自然楽器においては、ハンマ
により特定の弦が打撃されると、この打撃に伴う非調和
成分はフレーム等を介して響板および他の弦にも伝わ
り、響板および他の弦が振動し続けるので、発音される
楽音には継続的に他の弦に対応した周波数の信号成分が
含まれる。この信号成分は、打弦された弦の信号に対し
ては非調和成分になる。 【0003】このような、自然楽器の楽音を模倣するた
めに、例えば特開昭63−267999号公報に記載さ
れたような残響効果付与装置が提案されている。この残
響効果付与装置を図7に示し、この図を参照しながらそ
の説明を行う。残響効果付与装置は、12音階の各音名
C,C#,D・・・Bに各々対応した12個の遅延回路
151−1,151−2,151−3・・・151−1
2と、この遅延回路151−1,151−2,151−
3・・・151−12の各出力に乗算係数を乗算して入
力にフィードバックする12個の乗算器153−1,1
53−2,153−3・・・153−12と、この乗算
器153−1,153−2,153−3・・・153−
12の各々の出力を、それぞれの入力信号に加算する1
2個の加算器152−1,152−2,152−3・・
・152−12からなるコムフィルタを有している。こ
の12個のコムフィルタは、各音名C,C#,D・・・
Bに対応した音高周波数をfoとすると、図8に示すよ
うに音高周波数foとその整数倍関係にある周波数2f
o,3fo,4fo・・・に共振峰のあるコムフィルタ
特性をそれぞれ有している。 【0004】さらに、残響効果付与装置は、この12個
のコムフィルタの出力を合算する加算器154と、加算
器154の出力が供給されるオールパスフィルタ155
と、オールパスフィルタ155の出力が供給されるトー
ンフィルタ156とを有している。このオールパスフィ
ルタ155は周波数特性はフラットであるが、周波数に
依存する位相特性を有しており、整数倍関係にある周波
数間のピッチを多少ずらす効果を与えることができる。
また、トーンフィルタ156は例えばローパスフィルタ
により構成され、楽音信号の周波数特性を若干修正して
出力している。 【0005】このように構成された残響効果付与装置に
おいて、鍵盤が押鍵されると、押鍵された鍵の音高に対
応する音高周波数成分と、その音高の非整数倍関係にあ
る非調和成分を含んでいる楽音が、音源回路から発生さ
れ入力されるようになる。この楽音は前記のように構成
された12個のコムフィルタに入力され、遅延回路15
1−1,151−2,151−3・・・151−12と
乗算器153−1,153−2,153−3・・・15
3−12と加算器152−1,152−2,152−3
・・・152−12からなる閉ループを巡回し、各音名
C,C#,D・・・Bの音高周波数およびその整数倍の
周波数成分は、各コムフィルタの共振峰に合致するため
残響成分として残り、他の周波数成分は減衰するように
なる。この残響成分は加算器154により合算され、オ
ールパスフィルタ155およびトーンフィルタ156を
介して残響信号の付加された楽音として出力される。こ
のように、この残響効果付与装置は、入力される楽音信
号の立ち上がり部分に含まれる非調和成分を利用して、
鍵盤にて押鍵された鍵以外の鍵音高周波数および整数倍
関係にある周波数成分を継続的に発生させることによ
り、ピアノの弦のような非調和成分を含む楽音を模倣す
るようにしている。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、この残
響効果付与装置においては楽音自体に非調和成分を含ん
でいなければならないため、音源としては、いわゆるP
CM音源を用いることは可能であるが、合成系の音源で
はアタック時の非調和成分を発生させることが困難であ
るため、合成系の音源を採用することができないという
問題点があった。 【0007】なお、PCM音源とは、実際の楽器音を収
録し、PCM化してメモリに入れておき、演奏時にこの
メモリを読み出すことにより楽音を発生させる音源であ
り、楽器データを記憶する方式には種々の方式があるも
のの、自然楽器の音をよりよく模倣するには、アタック
からディケイまでの楽音を鍵域毎に記憶する必要があ
り、膨大な記憶容量のメモリを必要とする欠点を有して
いる。一方、合成系の音源においては、基本波とその高
調波を各々記憶したメモリから、演奏時に必要とする基
本波と高調波とを読み出して合成することにより、楽音
を発生しているため、メモリの記憶容量をそれほど必要
としない利点を有している。そこで、本発明は合成系の
音源を採用できると共に、新たな効果を付与できる共鳴
弦効果付与装置を提供することを目的としている。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、印加された入力信号の、振幅の大きい部
分を歪ませる歪み発生手段と、該歪み発生手段で歪んだ
信号が入力され、共鳴音を発生させるコムフィルタとを
備え、前記コムフィルタは、遅延手段を含むフィードバ
ックループを有し、該フィードバックループを巡回する
信号の正の信号成分と負の信号成分との遅延量が異なる
ように、前記フィードバックループにおけるそれぞれの
経路が制御されているようにしたものである。 【0009】 【作用】本発明によれば、歪み発生手段により、入力信
号に高次倍音成分が含まれていない音源を採用しても倍
音を発生することができる。このため、歪み発生手段の
出力をコムフィルタに供給することにより、含まれてい
なかった共鳴音を発生することができ、自然楽器の音を
よりよく模倣することができるようになる。また、フィ
ードバックループを巡回する信号の正の信号成分と負の
信号成分との遅延量が異なることにより、びりつきの付
与された信号を得ることができる。さらに、コムフィル
タにより弦特有のびりつきをシミュレートすることがで
きると共に、コムフィルタ内のオールパスフィルタの係
数を可変にすることによって「びりつき」度を可変する
ことができる。 【0010】 【実施例】本発明の共鳴弦効果付与装置を備えた電子楽
器のブロック図を図1に示す。この図に示す電子楽器に
おいて、制御装置(CPU)1はアドレス・データバス
14を通じて、鍵盤インターフェース5に接続されてい
る鍵盤4の鍵の操作を検出し、検出された時は操作され
た鍵のキーオン(キーオフ)信号およびキーコード信号
を音源回路10に伝送する。音源回路10はこの情報に
基づいて楽音を発生(消去)する。また、パネル操作子
9によりユーザの設定した音色等のデータはパネル操作
子インターフェース8からアドレス・データバス14を
通じて、CPU1の制御に基づいて音源回路10に伝送
される。音源回路10はこのデータに応じた音色の楽音
を発生する。ユーザがパネル操作子9を操作する時は液
晶表示装置(LCD)7の表示を参照しながらパネル操
作子9を操作して、所望の音色等を設定する。このLC
D7はLCDインタフェース8を介してアドレス・デー
タバス14に接続されており、CPU1により制御され
ている。 【0011】また、読み出し専用メモリ(ROM)3に
はCPU1のプログラムやプリセットされた音色データ
等が記憶されており、ランダムアクセスメモリ(RA
M)2にはユーザが設定した音色データ等が記憶される
ようになされている。さらに、音源回路10よりの楽音
信号は、本発明の共鳴弦効果付与装置11に入力され共
鳴弦効果が付与されてデジタルアナログ変換器(DA
C)に供給され、アナログ信号に変換されて発音装置1
3により楽音が発音される。この共鳴弦効果付与装置1
1は、後述するように「びりつき」度を可変することが
できるが、この操作はパネル操作子9のうちの1つの操
作子により行うことができる。 【0012】次に、共鳴弦効果付与装置11の構成を図
2に示す。この図において、入力ライン20に入力され
たLチャンネルの楽音信号は加算器22に供給されると
共に、混合部26に供給される。また、入力ライン21
に入力されたRチャンネルの楽音信号は加算器22に供
給されると共に、混合部27に供給される。この加算器
22により、Lチャンネルの信号とRチャンネルの信号
とは加算され、歪み発生部23に印加されて、その加算
信号の振幅が大きい部分で歪むようにされている。この
歪み発生部23の入力−出力特性は図3に示すように、
入力信号の振幅が小さい時はそのまま出力されるが、ア
タック部分のように入力振幅が大きくなると出力振幅が
一定となるようにされている。この出力振幅が一定とな
る特性の部分により入力信号が歪むようになり、これに
より高次倍音成分が、例えばアタック部分に発生される
ようになる。 【0013】そして、歪み発生部23よりの信号はハイ
パスフィルタ24に供給されて基音成分が除去されて、
倍音成分だけが並列接続された7つのコムフィルタ25
−1,25−2,25−3・・・25−7に供給され
る。すると、歪み発生部23により発生された高次成分
のうち、コムフィルタ25−1,25−2・・・25−
7に共鳴する周波数の成分はコムフィルタ25−1,2
5−2・・・25−7を巡回することにより、共鳴音が
発生されるようになる。なお、HPF24により基音成
分を除去するのは、基音の周波数とコムフィルタ25−
1,25−2・・・25−7の共鳴周波数とが一致する
と、基音が強調され過ぎてしまい耳ざわりな音となるた
めである。 【0014】ところで、このコムフィルタ25−1,2
5−2・・・25−7は、後述するようにフィードバッ
クループを有しており、このループ内に弦の「びりつ
き」をシミュレートするためのオールパスフィルタを含
む回路が挿入されている。そして、コムフィルタ25−
1,25−2・・・25−7を巡回することにより発生
される共鳴音は、混合部26および混合部27にそれぞ
れ供給される。そして、混合部26に供給された共鳴音
は、Lチャンネルの信号と共に混合されて、共鳴弦効果
の付与されたLチャンネルの信号として出力ライン28
から出力され、混合部27に供給された共鳴音は、Rチ
ャンネルの信号と共に混合されて、共鳴弦効果の付与さ
れたRチャンネルの信号として出力ライン29から出力
される。 【0015】なお、コムフィルタ25−1,25−1・
・・25−7の共鳴周波数は、演奏する曲の調と同じと
するか、あるいは近いキーの周波数に合わせることによ
り演奏に調性感を与えることができる。さらに、コムフ
ィルタ25−1,25−2・・・25−7のループの遅
延時間をランダムにずらすことによりコーラス効果を生
じさせることができ、共鳴音の厚みを増すことができ
る。次に、コムフィルタ25−1,25,2・・・25
−7の構成を示すが、これらのコムフィルタ25−1,
25−2・・・25−7の構成はすべて同一とされてい
るため、コムフィルタ25−1の構成を図4に例示す
る。 【0016】この図に示すように、コムフィルタ25−
1は加算器41と、遅延回路42と、ノンリニア回路3
0と、アンプ57とがループ状に接続された構成とされ
ており、このループの遅延時間に応じた周波数をfoと
すると、前記図8に示すように周波数foとその整数倍
関係にある周波数2fo,3fo,4fo・・・に共振
峰のあるコムフィルタ特性を有している。このように構
成されたコムフィルタにおいて、入力された共鳴弦効果
の付与された信号は加算器41に供給され、アンプ57
より出力されたフィードバック信号と加算される。この
加算された信号はRAMからなる遅延回路(Dela
y)42に入力されて、所定の時間遅延されて出力信号
58となると共に、フィードバックループを形成するノ
ンリニア回路30に供給される。そして、ノンリニア回
路30により「びりつき」がシミュレートされてアンプ
57に出力される。このノンリニア回路30は正負分離
部43と、分離された正の信号ラインに接続されるオー
ルパスフィルタ31(第1APF),オールパスフィル
タ32(第2APF)と、分離された負の信号ラインに
接続された遅延素子55,遅延素子56と、正負のライ
ンの信号を加算する加算器54とから構成される。 【0017】このように構成されたノンリニア回路30
において、遅延回路42よりの信号は正負分離回路43
において正の信号成分と負の信号成分とに分離され、正
の信号成分は縦続接続された第1APF31と第2AP
F32とに供給される。オールパスフィルタは一般に周
波数特性はフラットであるが、周波数に依存する位相特
性(遅延特性)を有しているため、正の信号成分は第1
APF31および第2APF32により信号周波数に依
存して遅延され、このため正の信号成分の波形は歪むよ
うになる。また、第1APF31,第2APF32の遅
延時間はそれらに設定される乗算係数によって変化す
る。そして、正負分離回路43により分離された負の信
号成分は、縦続接続された遅延素子55および遅延素子
56により遅延されるようになる。すると、正の信号成
分と負の信号成分との間において時間差が生じると共
に、正の信号成分は歪むようになるため、これらの信号
を加算する加算器54よりの出力信号は「びりつき」の
付与された信号とすることができるようになる。 【0018】なお、第1APF31は、従来から知られ
ているように2つの加算器44,48と、1つの遅延素
子45と、2つの乗算回路46,47とにより、図に示
すように構成されており、第2APF32も図示するよ
うに同一の構成とされている。この第1APF31内の
乗算器46,47に設定される乗算係数K1,K2およ
び第2APF32内の乗算器51,52に設定される乗
算係数K3,K4の係数を可変することにより、その位
相特性および遅延時間が変化するため、正の信号成分の
歪度および遅延時間を可変することができ、「びりつ
き」度を可変することができる。また、これらの乗算係
数K1〜K4を「0」と設定した時に、「びりつき」度
を「0」とするために遅延素子45と遅延素子55との
遅延時間はほぼ同一とされると共に、遅延素子50と遅
延素子56との遅延時間はほぼ同一とされている。 【0019】ところで、遅延回路42は例えばRAMに
より構成されており、その読みだしアドレスを変えるこ
とによりその遅延時間を可変することができるため、遅
延回路に設定されるディレイ長データとしては読み出し
アドレスを設定することになる。従って、遅延回路42
の遅延時間をランダムにずらしてコーラス効果等を生じ
させる時は、読み出しアドレスを若干ランダムとすれば
よい。なお、遅延回路42をシフトレジスタにより構成
する時はそのタップをランダムに変えることにより遅延
時間をランダムに変化させればよい。また、アンプ57
のゲインを上げることによりフィードバックゲインを上
げると、共鳴度が上り共鳴音のリリースを伸ばすことが
できるようになる。従って、演奏する曲のテンポや入力
信号のエンベロープ特性等に応じて設定を変えることに
より、曲やテンポにあった好ましい音にすることができ
る。 【0020】次に、共鳴弦効果付与装置の処理の流れを
図5および図6を用いて説明する。まず、図5に示すよ
うに、ステップS30において遅延回路42のディレイ
長設定動作を行う。このディレイ長は前述のように、演
奏する曲の調に応じて例えば5度上の調となるよう設定
する。次に、ステップS31において、ステップS30
において設定されたディレイ長に応じたアドレスを、図
1に示すROM3から基準アドレスとして読み出す。そ
して、7つのコムフィルタの遅延時間にそれぞれランダ
ム性を与えるために、ユーザにより設定されたランダム
幅データに応じたランダム性を有する7つのランダム値
をステップS32において発生し、ステップS33にお
いてステップS31により読み出された基準アドレス
に、発生された7つのランダム値をそれぞれ加算してラ
ンダム性を有する7つの読み出しアドレスとする。そし
て、このように発生された7つの読み出しアドレスを7
つのコムフィルタにステップ34において、それぞれ設
定する。 【0021】また、「びりつき」度を設定する場合は、
図6に示すようにステップS40において「びりつき」
度を設定し、ステップS41において、この設定した
「びりつき」度に応じて、図1に示すROM3から基準
APF係数を読み出す。そして、ステップS42におい
て、7つのランダム値を発生し、ステップ43において
読み出された基準APF係数に7つのランダム値がそれ
ぞれ乗算される。このようにして発生された7つのラン
ダム性を有するAPF係数は、ステップS44におい
て、7つのコムフィルタのオールパスフィルタ(AP
F)にそれぞれ設定される。なお、上記ステップS32
あるいはステップS42におけるランダム値は図1に示
すCPU1により発生させるようにする。そして、この
ランダム値の幅をコントロールすることにより、共鳴弦
効果付与割合の異なる楽音を得ることができる。さら
に、本発明の共鳴弦効果付与装置はDSP(Didital Si
gnal Processor)により構成することができる。 【0022】 【発明の効果】歪み発生手段により、入力信号に高次倍
音成分が含まれていない音源を採用しても倍音を発生す
ることができる。このため、歪み発生手段の出力をコム
フィルタに供給することにより、含まれていなかった共
鳴音を発生することができ、自然楽器の音をよりよく模
倣することができるようになる。また、フィードバック
ループを巡回する信号の正の信号成分と負の信号成分と
の遅延量が異なることにより、びりつきの付与された信
号を得ることができる。さらに、コムフィルタにより弦
特有のびりつきをシミュレートすることができると共
に、コムフィルタ内のオールパスフィルタの係数を可変
にすることによって「びりつき」度を可変することがで
きる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の共鳴弦効果付与装置を備えた電子楽器
のブロック図である。 【図2】本発明の共鳴弦効果付与装置の構成を示す図で
ある。 【図3】歪み発生部の入力−出力特性である。 【図4】コムフィルタの構成を示す図である。 【図5】共鳴弦効果付与装置の処理の流れを示す図であ
る。 【図6】共鳴弦効果付与装置の他の処理の流れを示す図
である。 【図7】従来の残響音効果付与装置のブロック図であ
る。 【図8】コムフィルタの周波数特性を示す図である。 【符号の説明】 1 CPU 2 RAM 3 ROM 4 鍵盤 5 鍵盤I/F 6 LCDI/F 7 LCD 8 パネル操作子I/F 9 パネル操作子 10 音源 11 共鳴弦効果付与装置 12 DAC 13 発音装置 20,21,40 入力ライン 22,41,44,48,49,53,54,152−
1〜152−12,154 加算器 23 歪み発生部 24 HPF 25−1〜25−7 コムフィルタ 26,27 混合部 28,29,58 出力ライン 30 ノンリニア回路 31,32,155 APF回路 42,151−1〜151−12 遅延回路 43 正負分離回路 45,50,55,56 遅延素子 46,47,51,52,153−1〜153−12
乗算器 57 アンプ 156 トーンフィルタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−300796(JP,A) 特開 平3−98094(JP,A) 特開 平3−103900(JP,A) 特開 平4−355795(JP,A) 特開 平4−362695(JP,A) 特開 平6−110485(JP,A) 特開 昭63−267999(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/00 - 7/12

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】 印加された入力信号の、振幅の大きい部
    分を歪ませる歪み発生手段と、 該歪み発生手段で歪んだ信号が入力され、共鳴音を発生
    させるコムフィルタとを備え、 前記コムフィルタは、遅延手段を含むフィードバックル
    ープを有し、該フィードバックループを巡回する信号の
    正の信号成分と負の信号成分との遅延量が異なるよう
    に、前記フィードバックループにおけるそれぞれの経路
    が制御されていることを特徴とする共鳴弦付与装置。
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