JPH0643863A - エフェクタ - Google Patents

エフェクタ

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JPH0643863A
JPH0643863A JP5072524A JP7252493A JPH0643863A JP H0643863 A JPH0643863 A JP H0643863A JP 5072524 A JP5072524 A JP 5072524A JP 7252493 A JP7252493 A JP 7252493A JP H0643863 A JPH0643863 A JP H0643863A
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JP5072524A
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English (en)
Inventor
Hiroshi Morokuma
浩志 諸隈
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 フィードバックループを有するエフェクタに
おいて、ユーザーの意志をリアルタイムに効果付加の態
様に反映させることを可能にすることを目的とする。 【構成】 ウエットラインのボックス“ディレイ”の出
力は、リピートパラメータD(R/L)RPTによって
レベル制御された後、上記ボックス“ディレイ”の入力
に再び帰還入力される。そして、上記リピートパラメー
タD(R/L)RPTは、マニュアル演奏操作子たるペ
ダルの操作量に応じて制御される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、入力される音響信号に
効果付加を行うエフェクタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来から種々のエフェクタが開発されて
おり、その中にはより複雑な効果付加を行うべく、エフ
ェクタの出力をレベル制御した後、再度当該エフェクタ
の入力に帰還(フィードバック)させ、エフェクタに入
力される原音響信号と共に再度エフェクタに入力するエ
フェクトアルゴリズム(フィードバックループアルゴリ
ズム)を採用したものもある(特開昭58−50595
号)。
【0003】
【従来の技術の問題点】しかしながら、上記のようなエ
フェクタにおいて、当該エフェクタの出力の帰還(フィ
ードバック)レベルは予め設定された値に固定されてお
り、効果付加の態様は固定的なものとなってしまってい
た。
【0004】
【発明の目的】本発明の目的は、上記のようなフィード
バックループを有するエフェクタにおいて、ユーザーの
意志をリアルタイムに効果付加の態様に反映させること
を可能にすることである。
【0005】
【発明の要点】上記目的を達成するため、本発明は、よ
り複雑な効果付加の行えるフィードバックループを有す
るエフェクタにおいて、エフェクタの出力の帰還(フィ
ードバック)レベルを演奏操作子の操作量によって制御
するようにしたことを要点とする。
【0006】
【実施例】以下、本発明の実施例について、図面を参照
しながら詳細に説明する。図1は、本発明の一実施例に
係る電子楽器の全体構成を示すブロック図である。同図
において、鍵盤1は各鍵ごとに押鍵速度、圧力等のキー
タッチ状態を検出する図示しないタッチセンサ等の検出
装置を備えており、そのキー情報が図示しないインター
フェース回路(I/F)を介して中央制御部(CPU)
2に与えられる。また、スイッチ部3は、後述する各種
効果等を付加するために操作される各種スイッチを備え
ており、このスイッチ部(SW)3からの情報は図示し
ないインターフェース回路(I/F)を介して中央制御
部(CPU)2に与えられる。
【0007】また、ペダルとして例えばダンパーペダル
4が設けられており、このダンパーペダル4には踏み込
み量等の操作量を電圧値等として検出する検出部4aが
設けられている。この検出部4aの検出信号は、A/D
変換器5でデジタル信号に変換され、中央制御部(CP
U)2に与えられる。
【0008】また、中央制御部2は、図2(a) 〜(c) に
示す如く、図示しないROMあるいはRAM等の記憶手
段に、ダンパーペダル4のペダル量に対して段階状のペ
ダル値(0〜4)と、このペダル値に応じたエンベロー
プ(0〜4)と、例えば後に説明する効果音としてリバ
ーブ量(5〜50)が記憶されている。エンベロープの
値(0〜4)は、それぞれリリース部の到達点を示し、
リバーブ量(5〜50)は、効果のかかり方の割合を示
す。中央制御部2は、鍵盤1、スイッチ部3及びA/D
変換器5からの情報に基づき、演算、処理を行い、2系
統のPCM(Pulse Code Modulation )音源部6,7及
び効果付加部8に制御信号、制御データを供給する。つ
まり、1楽音を2系統の音の合成により生成するもの
で、より重厚で音質的に良好なものとする。
【0009】PCM音源部6のアドレス制御部9は、中
央制御部2から供給される指定された音階に基づき読み
出しアドレスを波形ROM(Read Only Memory) 10に
供給する。この波形ROM10は、所定の楽音波形を記
憶しており、読み出された波形データを乗算器11に供
給する。この乗算器11は、波形ROM10から読み出
された波形データに、CPU2で制御されるエンベロー
プジェネレータ12から出力されるエンベロープを乗算
し、その乗算結果をラッチ回路13に供給する。このラ
ッチ回路13の出力は乗算器14で、レベル制御部15
から出力される音量レベルと乗算され、ラッチ回路16
に供給される。このレベル制御部15には、キー情報に
応じてCPU2により音量レベルを示す信号が与えら
れ、乗算器14へ前記音量レベル信号を送出する。つま
り、2系統の楽音の混合比率が独立に制御されることに
なる。また、他のPCM音源部7は、上記PCM音源部
6と同様のアドレス制御部9、波形ROM10、乗算器
11、エンベロープジェネレータ12、ラッチ回路1
3、乗算器14、レベル制御部15、ラッチ回路16を
有する。上記PCM音源部6、7のラッチ回路16、1
6の出力は加算回路17で合成され、この合成出力はラ
ッチ回路18を介して効果付加部8のDSP(デジタル
信号処理用LSI)19に与えられる。このDSP19
は、後に詳細に説明するように、ラッチ回路18から与
えられる入力信号データを波形メモリ20に記憶し、所
定の効果付加の演算処理を実行し、デジタル・アナログ
変換器(D/A変換器)21に出力する。このD/A変
換器21は、デジタル信号をアナログ信号に変換し、ロ
ーパスフィルタ、出力アンプ等から成る出力部22、2
2を介して効果付加されたステレオの音が出力される。
そしてCPU2は、DSP19へパラメータチェンジの
指令を鍵盤1のキータッチや、スイッチ部3の操作信号
に基づき発生し、送出する。
【0010】図3は、図1のアドレス制御部9の一例を
示すブロック図である。同図において、スタートアドレ
スレジスタ23は、読み出しの開始アドレスデータを格
納するレジスタ、ピッチデータレジスタ24は読み出し
アドレス間隔データを格納するレジスタ、エンドアドレ
スレジスタ25は読み出しの最終アドレスデータを格納
するレジスタであり、それぞれCPU2からのキー情報
に応じて与えられる。スタートアドレスレジスタ23の
アドレスデータは、CPU2から与えられるキーオン信
号で開閉するゲート26を介して、カレントアドレスレ
ジスタ27に格納される。このカレントアドレスレジス
タ27のアドレスデータは、加算器28でピッチデータ
レジスタ24のピッチデータと加算され、ラッチ回路2
9に与えられる。このピッチデータは出力音の周波数に
基づき決定されるもので、アドレスの歩進速度がこの値
によって決まる。そして、このラッチ回路29のアドレ
スデータは、比較器30でエンドアドレスレジスタ25
の最終アドレスデータと比較されるとともに、波形RO
M10に読み出しアドレスとして与えられる。また、ラ
ッチ回路29のアドレスデータは、比較器30の比較結
果によりアドレスデータが最終アドレスを越えていない
ときのみ開くよう制御されるゲート31及びキーオン信
号をインバータ32で反転した信号でのみ開くよう制御
されるゲート33を介してカレントアドレスレジスタ2
7に戻される。さらに、現在アドレスが最終アドレスと
一致するか或いはそれを越えるとカレントアドレスレジ
スタ27のアドレスデータは、比較器30の比較結果を
インバータ34により反転した信号で制御されるゲート
35を介して、ゲート33からカレントアドレスレジス
タ27に戻される。従って、アドレス歩進は停止する。
【0011】図4は、効果付加の処理を行う効果付加部
8のブロック図である。同図において、DSP19は、
所定のサンプリングクロックによりラッチ回路18から
与えられる入力信号データを取り込み、後述する効果付
加の処理を行い、D/A変換器21に出力する。また、
波形メモリ20は、DSP19の制御のもとに入力信号
データを記憶するメモリであり、アドレスラッチ回路3
6により書き込み及び読み出しアドレスが供給され、デ
ータラッチ回路37に書き込み及び読み出しデータが格
納される。なお、DSP19には、後に詳細に説明する
効果付加のための各種制御パラメータを格納する図示し
ないパラメータメモリを有する。
【0012】上記構成の電子楽器の動作を説明する。ま
ず、鍵盤1では、押鍵速度、圧力等のキータッチ状態が
検出装置により検出され、キー情報がCPU2に与えら
れる。また、スイッチ部3では、効果付加を行うための
スイッチ類が操作され、このスイッチ情報がCPU2に
与えられる。また、ダンパーペダル4が操作されたとき
には、その操作量が検出部4aで検出され、更にA/D
変換器5でデジタル値に変換してCPU2に与えられ
る。CPU2は、キー情報、スイッチ情報及びダンパー
ペダルの操作情報に基づいて、それらの情報に対応した
制御情報を2系統のPCM音源部6、7に与えるととも
に、効果付加のパラメータ及びフラグ類の変更情報(パ
ラメータチェンジメッセージ)を効果付加部8のDSP
19に与える。この効果付加の変更情報は、図2(b) に
示すようにペダル値に対応するリバーブのパラメータ
(例えばリバーブ量)を指定する。
【0013】PCM音源部6、7のアドレス制御部9で
は、まずCPU2よりキー情報に応じ開始アドレスデー
タ、ピッチデータ、最終アドレスデータがそれぞれ、ス
タートアドレスレジスタ23、ピッチデータレジスタ2
4、エンドアドレスレジスタ25に格納される。そし
て、1発パルスのキーオン信号が与えられたときゲート
26が開き、開始アドレスデータがカレントアドレスレ
ジスタ27に格納される。その後は、インバータ32を
介してゲート33が開く。カレントアドレスレジスタ2
7のアドレスデータは、加算器28でピッチデータレジ
スタ24から与えられるピッチデータと加算され、ラッ
チ回路29を介して、比較器30と波形ROM10に与
えられる。比較器30は、ラッチ回路29のアドレスデ
ータが最終アドレスを越えていないときには、ゲート3
1を開き、ゲート35を閉じる。従って、ラッチ回路2
9のアドレスデータはゲート31、33を通りカレント
アドレスレジスタ27に戻り、再び加算器28でピッチ
データが加算され、比較器30と波形ROM10に与え
られる。すなわち、ラッチ回路29のアドレスデータ
は、開始アドレスから順次ピッチデータが加算され最終
アドレスに達するまでアドレス歩進する。次に、比較器
30は、ラッチ回路29のアドレスデータが最終アドレ
スと等しくなったかあるいは越えたときゲート31が閉
じゲート35が開く。これによりラッチ回路29のアド
レスデータは歩進せず、カレントアドレスレジスタ27
のアドレスデータは、ゲート35,33を通り再びカレ
ントアドレスレジスタ27に戻り一定の値を保つ。従っ
て波形ROM10から読み出される波形の周波数は、ピ
ッチデータが小さいときには低くなり、ピッチデータが
大きいときには高くなる。これにより鍵盤1の鍵に応じ
た音階の音が得られる。
【0014】次に、ラッチ回路18の出力は、楽音の入
力信号データとして、サンプリング周期ごとに効果付加
部8のDSP19に取り込まれ、1サンプリング周期内
に時分割的にデジタル演算により効果付加が実行され
る。このとき、CPU2から与えられるキー情報、スイ
ッチ情報に応じて効果付加の選択、パラメータの変更が
行われる。DSP19で効果付加の処理された出力デー
タは、D/A変換器21でデジタル信号からアナログ信
号に変換され、出力部22,22を介して効果付加され
たステレオの音が出力される。
【0015】次に、ダンパーペダル4が操作されたとき
のCPU2の動作とDSP19による効果付加処理の動
作について説明する。図5(a) に示すフローチャート
は、ダンパーペダル4が操作されたときの動作を示すも
のである。まず、ステップS1 において、ダンパーペダ
ル4が操作されたとき、ステップS2 において、その操
作量が検出部4aで検出され、更にA/D変換器5でデ
ジタル信号に変換されて、CPU2に取り込まれる。次
にCPU2は、ステップS3 において、ペダル操作量に
対応するエンベロープとリバーブ量とを読み取る。そし
て、CPU2は、例えばリバーブ量を変更すべくパラメ
ータチェンジメッセージにてDSP19に指示する。
【0016】図5(b) に示すフローチャートは、効果付
加処理の動作を示すものである。DSP19は、外部よ
りサンプリングクロックが与えられることによりフラグ
Fが「1」となる。そこで、ステップS11ではフラグF
が「1」か否かの判断がなされる。そして、F=1にな
ったときステップS12においてF=0とされる。すなわ
ち、外部サンプリングクロックに同期して、各部の処理
が実行される。次に、ステップS13においてCPU2か
ら与えられる効果付加のためのパラメータ及びフラグ類
の変更処理が行われる。この変更処理は、例えば1つの
パラメータまたはフラグを1サンプリングごとに変更し
たり、あるいは変更するパラメータの目標値が与えられ
ることにより所定のサンプリングクロック間に補間しな
がら徐々に変更するよう実行される。次に、ステップS
14において、CPU2から与えられるスイッチによる効
果の選択信号判断を行い、効果付加の処理として、例え
ばコーラス処理(CHORUS)、トレモロの処理(TREMOLO
)、リバーブの処理(REVERB)、ディレイの処理(DEL
AY )を実行する。実施例ではリバーブの処理のほかで
リバーブ量(RDPTHとして図9には示してある)の
変更をペダル4の操作にて実行する。次に、再びステッ
プS11へ戻りサンプリングクロックごとに同様の処理を
繰り返す。
【0017】図6はトレモロ効果付加の一例を示す機能
ブロック図である。即ち、DSP19において、図示の
如き機能を実現する。その他の効果付加の処理も同様で
ある。同図において、トレモロ効果付加部は低周波発振
器(LFO)41から出力される低周波の波形データ
(1.0 〜0)を用いて演算処理を実行し、トレモロ効果
の付加されたステレオ出力を得るものである。LFO4
1は、例えば所定の波形データを記憶するメモリよりサ
ンプリング周期ごとに読み出して、正弦波等の低周波の
波形を発生させるもので、トレモロ速度を決めるパラメ
ータ(TMSPED)により発信周波数が変化するもの
である。周波数は、例えば0.15〜 940 Hz程度である。
そして、入力信号データは、2つの乗算器42,43に
与えられる。一方の乗算器42は入力信号データにLF
O41の出力を乗算し、他方の乗算器43は入力信号デ
ータにLFO41の出力の符号を変えた値に加算器44
で「1」を加算した加算出力を乗算し、それぞれ乗算器
45,46へ与えられる。すなわち、入力信号データに
は一方はLFO41の出力波形が乗算され、他方は
「1」からLFO41の出力波形を引くことにより 180
°位相の異なる波形が乗算される。これら乗算器45,
46では、それぞれ乗算器42,43の出力にトレモロ
の深さを決めるパラメータ(TMDPTH)を乗算し、
それぞれ加算器47,48へ与えられる。そして、これ
ら加算器47,48は、それぞれ乗算器45,46の出
力の符号を変えた値と入力信号データとを加算し、それ
ぞれの加算出力がステレオの2つの出力となる。すなわ
ち、TMDPTHが「0」のときは原音の入力信号デー
タをそのまま出力し、TMDPTHが「1」のときには
100%の振幅変調のかかった入力波形データを出力す
る。
【0018】図7はコーラス効果付加の一例を示すブロ
ック図である。同図において、コーラス効果付加部は、
波形データを遅延する遅延回路(ディレイ)51と、前
記と同様の低周波発振器(LFO)52とを有し、演算
処理によりトレモロ効果の付加されたステレオ出力を得
るものである。遅延回路51は、入力信号データが順次
記憶され、遅延して読み出されるもので図3に示す波形
メモリ20に記憶した波形を遅延して読み出すことによ
り構成されるものである。以下、後述する各遅延回路も
同様に構成されるものである。LFO52は、前記と同
様に低周波の波形を発生させるもので、上位側に4つの
整数部出力、下位側に1つの小数部出力を持ち、モジュ
レーション深さを決めるパラメータ(CMDPTH)及
びモジュレーション速度を決めるパラメータ(CMSP
ED)によりそれぞれモジュレーションの深さ及び速度
が変化するものである。LFO52の4つの整数出力
は、それぞれ加算器53,54,55,56により遅延
時間パラメータ(CDTIME)と加減算され、それぞ
れの加減算出力a,a′,b,b′が遅延回路51に読
み出しアドレスとして与えられる。ここで、加減算出力
a′,b′はそれぞれ加算出力a,bの1つ前、後のア
ドレスデータを示す。
【0019】即ち、図7に示すとおり、a,a′,b,
b′の値は次のようになる。ここでhとは、LFO52
の出力のうち上位データを示す。 a=h+CDTIME a′=h+1+CDTIME b=−h+CDTIME b′=−h−1+CDTIME LFO52の小数部出力lと、遅延回路51から読み出
された波形データ〔a′〕,〔b′〕とは、それぞれ乗
算器57、58で乗算される。また、LFO52の小数
部出力の符号を変えた値に加算器59で「1」を加算し
た加算出力と、遅延回路51から読み出された波形デー
タ〔a〕、〔b〕とは、それぞれ乗算器60,61で乗
算される。そして、乗算器57,60の出力は加算器6
2で加算され、乗算器58,61の出力は加算器63で
加算される。
【0020】加算器62,63の出力をx,yとする
と、x,yは次の式で示される。 x=(1−l)×〔a〕+l×〔a′〕 y=(1−l)×〔b〕+l×〔b′〕 すなわち、x,yは読み出された波形データ〔a〕,
〔a′〕及び〔b〕,〔b′〕をそれぞれ小数部出力l
で補間演算をしている。さらに、加算器62、63の出
力は、それぞれ乗算器64,65でコーラスの深さを決
めるパラメータ(CDEPTH)が乗算される。そし
て、乗算器64,65の出力は、それぞれ加算器66、
67で入力信号データに加算されステレオの2つの出力
となる。なお、加算器66,67の出力側ではオーバー
フローしないよう右シフトが行われる(×印で示す)。
すなわち、LFO52の整数部出力により遅延時間パラ
メータ(CDTIME)を中心として、低周波の読み出
しアドレスが指定され、遅延回路51から波形データが
読み出される。この読み出された隣接する波形データ
は、LFO52の少数部出力で補間演算が行われ、コー
ラスの深さを決めるパラメータ(CDEPTH)が乗算
され、さらに入力信号データに加算され、周波数が変調
されることでコーラス効果が付加されたステレオ出力が
得られる。
【0021】図8はディレイ効果付加の一例を示すブロ
ック図である。同図において、ディレイ効果付加部は、
2つの効果付加用に独立に2組設けられており、2つの
遅延回路71,71を有する。これら遅延回路71,7
1は、それぞれ遅延時間パラメータ(DRTIME、D
LTIME)だけ遅延して波形データが読み出され、そ
の出力がフィードバックループ上の乗算器72,72で
それぞれリピートパラメータ(DRRPT、DLRP
T)が乗算され、さらに加算器73,73で入力信号デ
ータに加算され、遅延回路71,71に入力する。そし
て、遅延回路71,71の出力は、それぞれ乗算器7
4,74でディレイの深さを決めるパラメータ(DRD
PTH、DLDPTH)が乗算され、さらに加算器7
5,75で入力信号データに加算され、ステレオの2つ
の出力となる。なお、加算器73,73,75,75の
出力側では前記同様右シフトが行われる(×印で示
す)。
【0022】すなわち、入力信号データは、フィードバ
ックループを有する遅延回路71,71により遅延され
て、再び入力信号データに加算され、ディレイ効果の付
加されたステレオ出力が得られる。
【0023】図9はリバーブ効果付加の一例を示すブロ
ック図である。同図において、リバーブ効果付加部は、
初期反射付加部81と残響付加部82等とにより構成さ
れており、また残響付加部82は入力側残響付加部82
aと出力側ステレオ化部82bとから構成されている。
【0024】上記初期反射付加部81は、2つの入力信
号を加算する加算器81aと、この加算出力に音量パラ
メータ(RING)を乗算する乗算器83と、この乗算
出力に対して初期反射音として複数の中間タップから遅
延時間DT1〜DT4の出力を得る遅延回路(ディレ
イ)84と、この遅延出力を加算する加算器85とを有
する。
【0025】上記入力側残響付加部82aは、フィード
バックループを持つ複数の遅延回路86−1〜86−5
を有し、それぞれ独自に遅延時間DT11〜DT15が
設定される。遅延回路86−1〜86−4のフィードバ
ックループ上には、ローパスフィルタ87−1〜87−
4と、リピートパラメータ(RMRPT1〜RMRPT
4)をそれぞれ乗算する乗算器88−1〜88−4とが
設けられており、各フィードバックループ信号データ
は、加算器85の出力と各遅延回路86−1〜86−4
の入力側に設けられた加算器89−1〜89−4で加算
される。これら加算器89−1〜89−4の出力は、右
シフト処理(×印)が行われて、それぞれ各遅延回路8
6−1〜86−4に入力する。各遅延回路86−1〜8
6−4の出力は、加算器90で加算される。加算器90
の出力は、ローパスフィルタ91を通り、乗算器92で
リピートパラメータ(RPRPT)が乗算され、加算器
85にフィードバックされる。また、遅延回路86−5
のフィードバックループ上にはリピートパラメータ(R
5RPT)を乗算する乗算器88−5が設けられてお
り、フィードバックループ信号データは、加算器90の
出力信号と遅延回路86−5の入力側に設けられた加算
器89−5で加算される。この加算器89−5の出力
は、右シフト処理(×印)が行われて、遅延回路86−
5に入力する。この遅延回路86−5の出力に乗算器9
3で音量パラメータ(R5ED)を乗算した値は、加算
器90の出力に乗算器94で音量パラメータ(R5D
D)を乗算した値に、加算器95で加算される。
【0026】上記出力側ステレオ化回路82bは、入力
側残響付加部82aで得られた出力をステレオ化するも
のであり、フィードバックループを持つ2つの遅延回路
86−6、86−7を有し、それぞれ独自に遅延時間D
T16、DT17が設定される。各フィードバックルー
プ上には、リピートパラメータ(R6RPT、R7RP
T)を乗算する乗算器88−6、88−7が設けられて
おり、フィードバックループ信号データは、加算器95
の出力信号と各遅延回路86−6,86−7の入力側に
設けられた加算器89−6,89−7で加算される。こ
れら加算器89−6,89−7の出力は、それぞれ右シ
フト処理(×印)が行われて、遅延回路86−6,86
−7に入力する。遅延回路86−6,86−7の出力
に、それぞれ乗算器96,97で音量パラメータ(R6
ED、R7ED)を乗算した値は、加算器95の出力に
それぞれ乗算器98、99で音量パラメータ(R6D
D、R7DD)を乗算した値にそれぞれ加算器100,
101で加算される。これら加算器100,101の出
力は、初期反射付加部81の加算器85の出力に乗算器
102で音量パラメータ(RINT)を乗算した値が、
それぞれ加算器103,104で加算され、さらに、そ
れぞれ乗算器105,106でリバーブの深さを決める
パラメータ(RDPTH)が乗算され、リバーブ効果が
付加されたステレオ出力が得られる。
【0027】すなわち、入力信号データは、遅延回路8
4で複数の遅延時間DT1〜DT4だけ遅延され、加算
器85で加算されて初期反射音が得られる。ここで乗算
器83のRINGの値はオーバーフローとノイズ防止の
ために調整される。そして、加算器85の初期反射音
は、加算器89−1〜89−4に与えられ、ここで遅延
回路86−1〜86−4の出力にリピートパラメータ
(RMRPT1〜RMRPT4)を乗算したフィードバ
ック信号と加算され、さらに遅延回路86−1〜86−
4に入力し、それぞれ所定の遅延時間DT11〜DT1
4だけ遅延され、加算器90で加算され、さらに遅延回
路86−5で遅延される。加算器90の出力は、フィー
ドバックループ上の乗算器92でリピートパラメータ
(RPRPT)を乗算して加算器85に戻される。この
リピートパラメータ(RPRPT)とリピートパラメー
タ(RMRPT1〜RMRPT4)の極性を逆に設定す
ることにより、各遅延回路86−1〜86−4の自身の
フィードバック量を少なく、他のフィードバック量を多
くし共振を防止することができる。また、フィードバッ
クループ上のローパスフィルタ87−1〜87−4,9
1により高域成分が減衰し自然な残響効果が得られる。
そして、上記加算器95の出力は、出力側ステレオ化回
路82bにおいて、フィードバックループを有し、リピ
ートパラメータ(R6RPT、R7RPT)を乗算する
遅延回路86−6,86−7で遅延され、さらに、音量
調整されて加算器100,101で加算される。この、
加算器100,101の出力は複雑なつまり残響時間が
種々異なりまた周波数成分の変化も多い残響音となる。
そして、この残響音に、乗算器102で音量(RIN
G)調整された初期反射音が加算され、さらにリバーブ
の深さ(RDPTH)が乗算されステレオ出力が得られ
る。このリバーブの深さ(RDPTH)がダンパーペダ
ル4の操作量によって決る。このリバーブ効果が付加さ
れた楽音信号は、図9には示していないが、原音と加算
合成して出力される。従って、上記パラメータRDPT
Hによって原音に対するリバーブ音の比率が制御される
ことになり、しかもダンパーペダル4の操作でそのよう
な比率が可変されるため、演奏効果があがる。
【0028】図10は、本発明の他の実施例に係るダン
パーペダル部分の構成を示す図である。この実施例で
は、ダンパーペダル4のオン、オフを検出する検出部と
してスイッチ4bが設けられている。そして、CPU2
には、図11(a) 及び(b) に示す如く、ダンパーペダル
4のオン、オフに対応してエンベロープA,B、リバー
ブ量5,20の2段階のデータが設定されている。
【0029】このような構成によれば、上述と同様にダ
ンパーペダルの操作に応じて2つの状態のエンベロープ
と効果音の付加が実行される。以上のように、本実施例
では、ダンパーペダル4の操作量に応じてリバーブのパ
ラメータを変えているが、他の効果(コーラス、トレモ
ロ、ディレイ)等のパラメータも制御できる。すなわ
ち、鍵盤1、スイッチ部3及びダンパーペダル4の操作
に対してCPU2からPCM音源部6、7及びDSP1
9に与えられる制御情報に基づいて、コーラス、トレモ
ロ、リバーブ、ディレイ等の効果付加の選択が行われる
とともに、エンベロープの制御が行われ、かつダンパー
ペダル4の操作量に応じてそれぞれの効果を決めるパラ
メータの変更が行われる。例えば、トレモロ効果につい
ては、トレモロ速度、トレモロ深さを決めるパラメータ
TMSPED、TMDPTHを適宜変更する。
【0030】コーラス効果については、モジュレーショ
ン深さ、モジュレーション速度、コーラスの深さを決め
るパラメータCMDPTH、CMSPED、CDEPT
Hを前記ダンパーペダル4の操作量に従って適宜変更す
る。
【0031】ディレイ効果については、ディレイ時間、
リピート深さ、ディレイの深さを決めるパラメータDR
TIME DLTIME、DRRPT DLRPT、D
RDPTH DLDPTHをダンパーペダル4の操作量
に従って適宜変更する。
【0032】そして、リバーブ効果については、ディレ
イ時間、リピート深さ、リバーブの深さ、初期反射量を
決めるパラメータDT1〜17、RMRPT1〜4、R
4RPT〜R7RPT、RDPTH、RINTなどをダ
ンパーペダル4の操作量に従って適宜変更する。
【0033】従って、ダンパーペダル4等の操作量情報
等に応じて種々の効果の付加が可能になり、演奏者の感
情を効果的に表現することができる。例えば、ペダルの
操作量が大のときは、大ホールの効果(例えばディレイ
やリバーブの遅延時間を大とする)をもたらすなどの制
御を可能とする。
【0034】尚、上記実施例において、コーラス、トレ
モロ、ディレイ、リバーブの効果を得るようにしている
が、他の効果が得られるようにしてもよく、組合わされ
る効果も実施例に限定されない。
【0035】また、上記実施例では、ダンパーペダル4
を例としているが他のソステヌートペダル、ソフトペダ
ルの操作に応じて効果を付加するようにしてもよく、任
意のペダルに適用できる。更に、ペダルの操作量に応じ
て効果付加を与えるためのパラメータは、ペダルの種類
と効果に応じて適宜決められる。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、よ
り複雑な効果付加の行えるフィードバックループを有す
るエフェクタにおいて、エフェクタの出力の帰還(フィ
ードバック)レベルを演奏操作子の操作量によって制御
するようにしたので、このようなエフェクタにおいてユ
ーザーの意志をリアルタイムに効果付加の態様に反映さ
せることが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る電子楽器の全体構成図
を示すブロック図である。
【図2】(a) は同実施例に係る段階的に設定されたペダ
ル値を示す図、(b) は同実施例に係る段階的に設定され
たペダル値に対するエンベロープとリバーブ量を示す
図、(c) は同実施例に係るエンベロープを示す図であ
る。
【図3】図1のアドレス制御部の一例を示すブロック図
である。
【図4】図1のDSP部分のブロック図である。
【図5】(a) はダンパーペダル操作による処理動作を示
すフローチャート、(b) は効果付加処理の動作を示すフ
ローチャートである。
【図6】同実施例のトレモロ効果付加の一例を示す機能
ブロック図である。
【図7】同実施例のコーラス効果付加の一例を示す機能
ブロック図である。
【図8】同実施例のディレイ効果付加の一例を示す機能
ブロック図である。
【図9】同実施例のリバーブ効果付加の一例を示す機能
ブロック図である。
【図10】他の実施例に係るダンパーペダル部分の構成
を示す図である。
【図11】(a) は同実施例に係る2段階に設定されたペ
ダル値を示す図、(b) は同実施例に係るペダル値に対す
るエンベロープとリバーブ量を示す図である。
【図12】従来の電子ピアノの構成を示すブロック図で
ある。
【図13】(a) ,(b) は従来のエンベロープを示す図で
ある。
【図14】従来のキーとペダルの操作に対するエンベロ
ープの状態を示す図である。
【図15】(a) はアコースティックピアノのダンパー部
分の概念図、(b) は(a) の側面図である。
【符号の説明】
1 鍵盤 2 CPU 3 スイッチ部 4 ダンパーペダル 4a 検出部 5 A/D変換器 6,7 PCM音源部 8 効果付加部 8a トレモロ効果付加部 8b コーラス効果付加部 8c ディレイ効果付加部 8d リバーブ効果付加部 9 アドレス制御部 10 波形ROM 12 エンベロープジェネレータ 18 レベル制御部 19 DSP 20 波形メモリ 21 D/A変換器
フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G10H 1/10 A 8622−5H G10K 15/12

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される信号を変調して出力する第1
    の出力手段と、 この第1の出力手段の出力信号に係数を乗算して出力す
    る第2の出力手段と、 この第2の出力手段の出力信号と入力される音響信号と
    を合成して上記第1の出力手段に入力する入力手段と、 マニュアル演奏操作子と、 このマニュアル演奏操作子の操作量に応じて、上記第2
    の出力手段における係数を制御する制御手段とを有する
    ことを特徴とするエフェクタ。
  2. 【請求項2】 上記第1の出力手段は、入力される信号
    に対しディレイ効果を付加する変調或はリバーブ効果を
    付加する変調のうち少なくとも1つの変調を実行して出
    力する手段を有することを特徴とする特許請求の範囲第
    1項記載のエフェクタ。
  3. 【請求項3】 上記マニュアル演奏操作子は、ペダルで
    あることを特徴とする特許請求の範囲第1項又は第2項
    に記載のエフェクタ。
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Effective date: 19960423