JP3059617B2 - エンベロープ信号発生装置およびこれを用いた電子楽器 - Google Patents

エンベロープ信号発生装置およびこれを用いた電子楽器

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はエンベロープ信号発生装
置およびこれを用いた電子楽器に関し、特に、簡単な構
成のエンベロープ信号発生装置およびこれを具備する電
子楽器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の電子楽器においては、楽音波形の
エンベロープ信号発生器あるいは各種効果用信号の波形
発生器など、波形の振幅を制御するために回帰型エンベ
ロープ信号発生器が使用されている。図7は、本出願人
が出願し、特開平2−251996号公報に開示されて
いる従来のエンベロープ信号発生器の演算回路を示すブ
ロック図である。エンベロープレベルメモリ50はエン
ベロープの現在値を記憶している。加算器51はエンベ
ロープ現在値から現在のフェーズの目標値LVを減算す
る。目標値LVはエンベロープのアタック、ディケイ等
の各フェーズ毎に設定、記憶され、図示しないフェーズ
制御回路からの指示により読み出される。(1−SP)
変換器52は、スピードデータSPを(1−SP)に変
換する。このスピードデータも目標値LVと同様に各フ
ェーズ毎に設定される。乗算器53は加算器51の出力
値に変換器52の出力(1−SP)を乗算する。加算器
54は目標値LVと乗算器53の出力とを加算し、該出
力値はエンベロープレベルメモリ50に書き込まれる。
【0003】エンベロープ現在値をE、つぎのエンベロ
ープ値をE’とすると、以上の演算は以下の式により表
される。
【0004】 E’=LV+(E−LV)*(1−SP). 展開して整理すれば、E’=E+(LV−E)*SP.
となり、従来周知の方式と同じ演算を行っていることが
わかる。比較器55は乗算器53の出力、即ち目標値と
の差関数(E−LV)*(1−SP)と”0”とを比較
し、一致する、即ち差関数が0になると到達信号を発生
する。この信号は図示しないフェーズ制御回路に入力さ
れ、フェーズが更新される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような従来の電
子楽器におけるエンベロープ信号発生器は、目標値との
差関数を求めるために乗算器53を用いていた。従っ
て、従って回路構成が複雑になり、演算速度も遅くなっ
てしまうという問題点があった。さらに到達の判定が全
てのモードにおいて同じ条件でなされてしまうという問
題点もあった。本発明の目的は、前記のような従来技術
の問題点を改良し、乗算器を用いる必要がなく、更に到
達判定を制御可能なエンベロープ信号発生器およびこれ
を備えた電子楽器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、エンベロープ
現在値と目標値との差を対数演算により求めて、目標値
に加算することによって次の時点のエンベロープ値を求
める方式を採用し、更に対数表示された該差の絶対値が
フェーズ毎にセットされた値以下になることによって到
達判定を行うようにしたエンベロープ発生手段およびこ
のエンベロープ発生手段を有する電子楽器に特徴があ
る。
【0007】本発明は、このような手段により、時点
のエンベロープ値と目標値との差を対数演算により求め
るので、乗算器を用いる必要がなく、また該差の絶対値
フェーズ毎にセットされた所定値以下になることによ
って、上昇および下降いずれの変化方向のエンベロープ
信号に対しても共通の判定手順で到達判定を行うことが
でき、各フェーズ毎に到達判定条件を変えることができ
る。
【0008】
【実施例】以下に本発明が適用される電子楽器の実施例
を詳細に説明する。図2は本発明を適用した電子楽器の
構成を表すブロック図である。CPU1はROM2に記
憶されているプログラムによりキーボードのスキャンを
行い、更にキーオン/オフ、キーナンバー、タッチ情報
等の演奏情報の楽音発生回路6の発音チャネルへの割り
当て、パネルのスキャンおよびそれに付随する発音制御
を行う。なおCPU1には図示しないタイマ割り込み回
路も内蔵されている。ROM2には制御用プログラムの
他、自動演奏用楽曲データ、各種音色パラメータなどを
記憶している。RAM3はCPU1の作業用領域として
使用される他、キーアサインテーブル、音源制御情報テ
ーブルなどの各種制御データを記憶しており、バッテリ
ーバックアップされていてもよい。
【0009】パネル4は、音色、リズムパターンなどの
選択スイッチ、数値入力用テンキースイッチ等の各種ス
イッチ、LEDあるいはLCDの表示装置、スイッチの
情報をCPU1に読み込むためのスキャン回路、および
表示装置を駆動するドライブ回路からなる。キーボード
5は例えばそれぞれ2つのスイッチを有する複数の鍵
と、CPU1の制御により各鍵のスイッチをスキャンす
る回路からなる。楽音発生回路6は、CPU1の制御に
より、時分割多重処理によって例えば16チャネルの独
立したデジタル楽音信号を発生することができるもので
あり、パン効果、残響効果などの各種効果付加回路も含
まれる。D/A変換器7は楽音発生回路6から出力され
るデジタル信号をアナログ信号に変換する。アンプ8は
アナログ楽音信号を増幅し、1乃至複数個のスピーカ9
から発音される。バス10は電子楽器内の各回路を接続
している。なおこの他にMIDIインターフェース等を
設けてもよい。
【0010】図3は、図2の楽音発生回路6の構成の一
例を示すブロック図である。バスインターフェース20
は、バス10を介してCPU1から転送されてくるキー
オン/オフ、キーナンバー等のデータを受信し、必要な
回路に転送する。アドレス発生回路21は、キーナンバ
ー情報に応じて、音高に対応する間隔の波形メモリ読み
出しアドレスを発生する。波形メモリ22は、各種音色
に対応する楽音波形情報を記憶するメモリである。エン
ベロープ発生器23は、詳細は後述するが、キーオン/
オフ情報に基づき、エンベロープ信号を発生する。なお
音高によりエンベロープ形状を制御するためにキーナン
バー情報を入力するようにしてもよい。乗算器24は波
形メモリ22からの出力とエンベロープ発生器23から
の出力とを乗算し、楽音波形を出力する。なお、楽音発
生回路6は時分割多重処理によって例えば16チャネル
の独立したデジタル楽音信号を発生することができるも
のであるが、説明を簡単にするため、図においては1つ
の楽音発生チャネルの機能しか図示していない(以下同
様)。
【0011】図4は図3のエンベロープ発生器23の構
成を示すブロック図である。目標値発生回路30は、タ
ッチ情報に従ってCPU1からセットされた、エンベロ
ープの各フェーズの目標値LVを記憶しているRAMで
あり、フェーズ制御回路35から出力されるフェーズ信
号に従って、各フェーズに対応した目標値LVを出力す
る。スピードパラメータ発生回路31は、音色によって
決定されるエンベロープ形状に対応した特殊なスピード
パラメータST(後述する)を記憶しているRAMある
いはROMであり、やはりフェーズ信号に従って各フェ
ーズ毎のパラメータを出力する。到達調整データ発生回
路32は、フェーズに対応した到達調整データを記憶し
ているRAMあるいはROMである。
【0012】エンベロープ演算回路33は詳細は後述す
るが、エンベロープレベルメモリ34に記憶されている
エンベロープ現在値Enと、目標値LV、スピードパラ
メータSTとにより、次の時点のエンベロープ値En’
を演算により求め、また到達調整データRを参照し、目
標値LVに到達した場合には到達信号を発生する。エン
ベロープレベルメモリ34はエンベロープの現在値En
を記憶しているメモリであり、エンベロープの演算周期
毎に更新される。フェーズ制御回路35はキーオン/オ
フ信号および到達信号を入力し、エンベロープの各フェ
ーズを表す信号を出力する。
【0013】図1は、図4のエンベロープ演算回路33
の構成を示すブロック図である。ここで、エンベロープ
演算回路で行われている演算について説明する。従来周
知の回帰型エンベロープ発生装置においては、次の時点
のエンベロープ値En’は次の式1を用いて算出されて
いる。
【0014】 En’=En+(LV−En)*SP (式1) なお、Enはエンベロープ現在値、LVは現在のフェー
ズの目標値、SPはスピードパラメータであり、1>S
P≧0である。この式1を次式のように変形する。
【0015】 En’=LV+(En−LV)*(1−SP) (式2) ここで、ST=−Log2(1−SP)であるようなSTを
定義すると、上記式2は次式のようになる。
【0016】 En’=LV+(En−LV)*2-ST (式3) なおSTは、例えば整数部4ビット、小数部4ビットの
8ビット固定小数点データであり、0から15.937
5までを表すことができる。更に、(En−LV)≧0
ならばFLG=+1、それ以外ではFLG=−1となる
ようなFLG、およびD=−Log2|En−LV|である
ようなDを定義すると、(En−LV)=FLG*2-D
となるから、上記式は次式のように表される。
【0017】 En’=LV+FLG*2-(D+ST) (式4) なお、DもSTと同様の8ビット固定小数点データとす
る。ここで、(D+ST)が例えば16であるとする
と、目標値LVと次のエンベロープ現在値En’との差
の絶対値は2-16 、即ち0.000016以下の非常に
小さな値となる。従って、式4の演算を行うことによっ
て次のエンベロープ現在値En’を求めると共に、(D
+ST)の値が16あるいはその近傍に達したか否かに
より、到達判定を行うことができる。
【0018】図1において、第1の加算器40はエンベ
ロープレベルメモリ34の出力であるエンベロープ現在
値Enから目標値LVを減算する。補数器41は第1の
加算器40から出力される前記FLG信号に基づき、F
LG=−1であれば加算器40の出力値の補数をとり、
符号を反転させる。従って補数器41からは|En−L
V|が出力される。変換器42は|En−LV|をDに
変換する変換器であり、変換テーブルを記憶したROM
により構成されている。第2の加算器43は変換器42
の出力であるDとスピードパラメータ発生回路31から
出力される信号STとを加算する。到達判定器44は第
2の加算器43の出力と、到達調整データ発生回路32
から出力されるデータRに基づき、目標値に到達(接
近)したか否かを判定し、到達していれば到達信号を発
生する。
【0019】ゲート回路45は、到達信号がない場合に
は第2の加算器43の出力をそのまま出力するが、到達
信号が発生した場合には全ての出力を1とするORゲー
ト回路からなる。この回路は(D+ST)が16に等し
くなるか超えた場合に逆変換器45から0が出力される
ようにするためのものである。逆変換器46はゲート回
路45から出力される値(D+ST)を2-(D+ST) に変
換する変換テーブルを記憶したROMであり、オール1
が入力された場合には0が出力される。第2の補数器4
7は信号FLGに基づき、FLG=+1であれば逆変換
器46の出力値をそのまま出力し、FLG=−1であれ
ば逆変換器46の出力値の補数をとり、符号を反転させ
る。第3の加算器48は第2の補数器47の出力と目標
値LVとを加算し、次のエンベロープ現在値En’を出
力する。
【0020】図5は、図1の到達判定器44の構成を示
すブロック図である。デコーダ50は到達調整データR
を入力し、デコード出力X0 〜X3 を出力する。図8は
RとXの関係を示す真理値表である。ORゲート51に
は第2の加算器43の出力(D+ST)のビット3の信
号B3 とデコーダの出力X0 とが入力される。以下同様
にORゲート52にはB2 、X0 、X1 、ORゲート5
3にはB1 、X0 、X1 、X2 、ORゲート54にはB
0 、X0 、X1 、X2 、X3 が入力される。ANDゲー
ト55には、ORゲート51〜54の出力およびB4 〜
B7 が入力される。ORゲート56にはANDゲート5
5の出力と、加算器43のオーバーフロー信号OF(加
算結果が16以上の時1となる)が入力される。
【0021】例えば(R2 R1 R0 )が(001)のと
きには(X3 X2 X1 X0 )は(1110)となり、O
R回路52、53、54の出力は強制的に1となる。従
って、加算器43の出力(D+ST)のB3 〜B7 まで
が1になった時、即ち(D+ST)=15.5になった
ときにAND回路55の入力全てが1となり、到達信号
が発生する。なおデコーダ50を用いずに、到達調整デ
ータ発生回路32がORゲート51〜54に入力される
データを直接出力してもよい。以上のようにして、Rの
値を変更することにより、到達判定条件を変えることが
できる。
【0022】図6は本発明のエンベロープ信号発生装置
において発生されるエンベロープの一例を示す波形図で
ある。時刻t0 においてあるキーがキーオンされると、
CPU1はこれを検出し、空いている発音チャネルを選
択する。そして、タッチ情報に基づき、目標値発生回路
30の選択されたチャネルに対応するメモリに各フェー
ズの目標値(LV1、LV2、…)を設定する。どのよ
うな波形にするかは音色選択スイッチによって選択され
た音色によって決まる。図4のフェーズ制御回路35
は、キーオン信号が入力されると、最初のフェーズであ
るアタックフェーズを示すフェーズ信号を出力する。目
標値発生回路30、スピードパラメータ発生回路31、
到達調整データ発生回路32からはそれぞれアタックフ
ェーズに対応するパラメータLV、ST、Rが出力され
る。エンベロープ演算回路33はこれらのパラメータを
基に、0からLV1に漸近するエンベロープ値を順次演
算により求め、エンベロープレベルメモリの内容を更新
していく。
【0023】時刻t1 において、エンベロープ値が目標
値LV1に接近すると到達信号が発生し、この到達信号
はフェーズ制御回路35に入力され、フェーズが移行す
る。そして今度はディケイフェーズを示すフェーズ信号
が出力され、各パラメータ発生回路からはディケイフェ
ーズのパラメータが発生し、エンベロープ演算回路33
はこれらのパラメータを基に、LV2に漸近するエンベ
ロープ値を順次演算により求め、エンベロープレベルメ
モリの内容を更新していく。以下同様に、到達信号ある
いはキーオフ信号の発生ごとにフェーズを移行しながら
演算処理を続けていく。
【0024】以上、実施例を説明したが、以下のような
変形例も考えられる。実施例においてはエンベロープ波
形の一例のみ図示したが、パラメータLV、ST、Rに
よって決まるエンベロープの形状およびフェーズの数は
任意である。またこれらのパラメータは、製品の仕様に
合わせてCPU1が任意に値をセットするかあるいは記
憶されている値を選択することが可能である。パラメー
タLVにはタッチ情報を含む例を示したが、音色によっ
てLVを決定し、エンベロープ発生器の出力にタッチ情
報を乗算するようにしてもよい。
【0025】図におけるデータのビット幅は一例であっ
て、ビット幅は多いほど精度が向上する。到達調整デー
タRは各フェーズ毎に指定する例を示したが、システム
全体として1つの値に固定しておいてもよい。実施例に
おいてはハードウェアによる処理例を示したが、ソフト
ウェアによるエンベロープ信号発生処理も可能である。
エンベロープ信号発生器は、楽音波形のエンベロープ信
号発生器あるいは各種効果用信号の波形発生器などの
他、サイン合成方式の高調波係数の制御、デジタルフィ
ルタのカットオフの制御など、各種の適用箇所が考えら
れる。更に電子楽器以外にも任意の装置の波形発生回路
として利用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、エ
ンベロープ信号発生回路は、時点のエンベロープ値と
目標値との差を対数演算により求めて、目標値に前記
を加算することによって次の時点のエンベロープ値を求
める方式を採用したので、乗算器を用いる必要がなく、
簡単なハードウェアで高速の処理が可能となる。さら
に、対数表示された該差の絶対値がフェーズ毎にセット
された値以下になることによって到達判定を行うように
したので、各フェーズ毎に到達判定条件を変え任意の
エンベロープを正確に発生できるし、上昇および下降の
いずれにデータが変化するフェーズにおいても共通の手
順で到達判定することができるという効果がある。ま
た、このエンベロープ信号発生装置を用いた電子楽器を
安価に製作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 エンベロープ演算回路33の構成を示すブロ
ック図である。
【図2】 本発明を適用した電子楽器の構成を表すブロ
ック図である。
【図3】 楽音発生回路6の構成の一例を示すブロック
図である。
【図4】 エンベロープ発生器23の構成を示すブロッ
ク図である。
【図5】 到達判定器44の構成を示すブロック図であ
る。
【図6】 エンベロープの一例を示す波形図である。
【図7】 従来のエンベロープ信号演算回路を示すブロ
ック図である。
【図8】 デコーダ50の真理値表を示す図である。
【符号の説明】
1…CPU、2…ROM、3…RAM、4…パネル、5
…キーボード、6…楽音発生回路、7…D/A変換器、
8…アンプ、9…スピーカ、10…バス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平2−251996(JP,A) 特開 昭54−69039(JP,A) 特開 昭62−14232(JP,A) 特開 平3−203783(JP,A) 特公 昭56−34893(JP,B2) 特公 昭57−19807(JP,B2) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G10H 1/053 - 1/057

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンベロープ現在値を記憶するエンベロ
    ープ現在値記憶手段と 各フェーズにおけるエンベロープ信号の目標値情報を発
    生する目標値情報発生手段と、 対数表示されたスピードの関数情報を発生するスピード
    パラメータ発生手段と、 前記 目標値情報と前記エンベロープ現在値との差の絶対
    値を演算する差演算手段と、 前記差の絶対値対数値に変換する対数変換手段と、前記 スピードの関数情報を前記差の対数値に加算する第
    1の加算手段と、前記 第1の加算手段の出力をN進表示に逆変換する逆変
    換手段と、 前記差の符号に基づき、前記逆変換手段の出力の符号を
    制御する符号制御手段と、前記 符号制御手段で符号が制御された前記逆変換手段
    出力と目標値とを加算し、次のエンベロープ現在値を出
    力する第2の加算手段と 前記第1の加算手段の出力値がフェーズ毎に設定された
    到達調整データ以下である場合に到達情報を出力する到
    達判定手段とを具備し たことを特徴とするエンベロープ
    信号発生装置。
  2. 【請求項2】 前記対数変換手段は、前記差の絶対値を
    Xとすれば、−LogXを出力するものであり、前記対
    数表示されたスピードの関数情報は、エンベロープスピ
    ード情報をSPとすれば、−Log(1−SP)で表さ
    れることを特徴とする請求項1に記載のエンベロープ信
    号発生装置。
  3. 【請求項3】 エンベロープ現在値を記憶するエンベロ
    ープ現在値記憶手段と、 各フェーズにおけるエンベロープ信号の目標値情報を発
    生する目標値情報記憶手段と、 各フェーズにおけるスピード情報を発生するスピードパ
    ラメータ発生手段と、 各フェーズにおけるエンベロープ信号の到達調整データ
    を発生する到達調整デ ータ発生手段と、 前記目標値情報および前記スピード情報を受けて前記エ
    ンベロープ現在値を前記目標値情報に収斂させるよう制
    御するとともに、前記到達調整データに基づいて、各フ
    ェーズ共通の演算手法で前記現在値の前記目標値情報へ
    の到達度合を判定し、予定の到達度合になったときに到
    達情報を発生するエンベロープ演算手段と、 キーのオン/オフ情報または前記到達情報により、各フ
    ェーズ毎に前記目標値情報、前記スピード情報、および
    前記到達調整データを発生させるためのフェーズ信号を
    出力するフェーズ制御手段とを具備したことを特徴とす
    るエンベロープ信号発生装置。
  4. 【請求項4】 請求項ないし請求項に記載されたエ
    ンベロープ信号発生装置を具備した電子楽器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR102196357B1 (ko) * 2018-08-27 2020-12-29 차영순 축사용 차량의 소독장치

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