JP2001075442A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2001075442A
JP2001075442A JP25354699A JP25354699A JP2001075442A JP 2001075442 A JP2001075442 A JP 2001075442A JP 25354699 A JP25354699 A JP 25354699A JP 25354699 A JP25354699 A JP 25354699A JP 2001075442 A JP2001075442 A JP 2001075442A
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JP
Japan
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image forming
air
image
forming apparatus
optical path
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JP25354699A
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English (en)
Inventor
Jiro Futagawa
次郎 二川
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Canon Inc
Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃や汚れなどによる画像の劣化を防止して
画像形成における信頼性を向上する。 【解決手段】 レーザー光走査による画像形成時にシロ
ッコファン45を回転すると、エアダクト46により風
が光路Lに導かれて、光路Lを横切るようなエアカーテ
ンAとなって定着器側に流れ込む。このようにして形成
されたエアカーテンAにより、空中を浮遊するトナー、
塵埃、煙等の浮遊物Dが光路Lを通って光学箱31に入
り込もうとしても、これら浮遊物Dは定着器の方向に流
されて、孔部37から光学箱31の内部に入ることがで
きない。これによって、光学箱31内の汚染を防止し、
折返しミラー35等の汚染による画像の劣化を防止す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、プリン
タ、ファクシミリ等に用いる画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、電子写真技術による画像形成装置
は、図5に示すように画像形成部1の上方に、レーザー
走査光学系2を収納する光学箱3が配置されている。デ
ジタル信号化された画像信号は、レーザー走査光学系2
において光信号に変換されてレーザー光として出射す
る。このレーザー光は高速回転するポリゴンミラー4で
反射され、fθレンズ5を通過し、折返しミラー6で反
射し、光学箱3の孔部7を通って、帯電ローラ8により
帯電した状態の感光ドラム9上に潜像を形成する。この
潜像は現像スリーブ10により可視化像とされ、転写ロ
ーラ11において記録紙Pに転写された後に、トナー像
が定着器12において固着される。
【0003】レーザー走査光学系2を構成するポリゴン
ミラー4、fθレンズ5、折返しミラー6などのレーザ
ー部全ての部材は光学箱3内に収納され、外部からのト
ナー、塵埃等で汚染されないように蓋13により密閉さ
れている。また、光学箱3内はポリゴンミラー4の回転
による空気の引き込みを防止するために、fθレンズ5
の上部にモルトプレン14を設けて外気が入らないよう
にしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述の従
来例の画像形成装置においては、レーザー光が光学箱3
を通過する孔部7から塵埃やトナーなどが入り込み、光
学部材特に折返しミラー6に付着してその表面を汚染し
易い。このために、汚染部分において反射率が低下し、
感光ドラム9の面上に当るレーザー光の光量が極度に少
なくなると、画像に白い抜けが生ずる。更に、煙草の煙
など空気中の浮遊物によって光学部材の表面全体が汚染
されると、全体的な濃度低下が発生して画像が劣化する
という問題点が生ずる。
【0005】本発明の目的は、上述の問題点を解消し、
塵埃や汚れなどによる画像の劣化を防止して、画像形成
における信頼性を向上した画像形成装置を提供すること
にある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明に係る画像形成装置は、電子写真技術により画
像を形成する画像形成装置において、潜像を形成するた
めのレーザー走査光学系と、感光体と、風を発生する送
風手段と、前記レーザー走査光学系と感光体間の光路中
に、前記送風手段による風がレーザー光走査面領域を横
断的に通過する風路を形成する風路形成手段とを有する
ことを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態】本発明を図1〜図4に図示の実施
例に基づいて詳細に説明する。図1は実施例の画像形成
装置の側面図、図2はレーザー走査光学系の平面図を示
し、画像形成装置内には画像形成部20、レーザー走査
光学系21が設けられている。画像形成部20には像坦
持体である感光ドラム22が回転自在に保持されてお
り、感光ドラム22の周囲には前露光用ランプ23、帯
電ローラ24,現像スリーブ25、転写ローラ26が配
置されている。また、現像スリーブ25に近接してトナ
ーを収納する現像ホッパ部27が設けられており、現像
ホッパ部27の上部にはトナー補給口28が設けられて
いる。
【0008】また、現像ホッパ部27の上方には、図2
に示すようにステー29が前後の側板30に締結されて
おり、ステー29上にはレーザー走査光学系21を収納
する光学箱31が載置されている。光学箱31内には、
レーザー走査光学系21を構成するレーザー光出力部3
2、モータにより高速回転するポリゴンミラー33、f
θレンズ34、折返しミラー35が配置されている。ま
た、光学箱31は塵埃やトナーなどによって外部から汚
染されないために、上部から蓋36により密閉されてい
る。ただし、折り返しミラー35に反射されたレーザー
光が感光ドラム22に至る光路Lが横切る光学箱31の
底面には、全走査域に光路Lの公差ずれを考慮して必要
最小限のスリット状の孔部37が設けられている。ま
た、光学箱31内はポリゴンミラー33の回転による空
気の引き込みを防止するために、fθレンズ34の上部
にモルトプレン38を設置して、外気が内部に入らない
ようにしている。
【0009】記録紙Pが搬送される搬送路の上流側に
は、レジストローラ39、画像光検知センサ40などが
配設されており、搬送路の下流側には、搬送ガイド4
1、定着器42などが配設されている。そして、記録紙
Pを装置外に排出する排出部43、44が設けられてい
る。
【0010】レーザー走査光学系21を支持するステー
29の下側端部にはシロッコファン45が設けられ、ス
テー29に密着する形でエアダクト46が設けられてい
る。ファン45は光路に対して風を送り込むように配置
されており、ファン45の外装面側には汚れた空気を送
り込まないようにフィルタ47が設けられている。ファ
ン45の軸端の長さは図2に示すように光路Lとなる孔
部37の長手方向の寸法よりも多少長くなっており、孔
部37の下部の光路Lの全域を風が直交して流れるよう
になっている。また、エアダクト46もステー29の下
面及び図2に示すように、ファン45よりも稍々大きな
幅で、側面を閉塞するように壁が設けられ、風の漏れを
防止してファン45の効率が向上するようになってい
る。
【0011】更に、孔部37の下部には図3に示すよう
に、エアダクト46側に向けて風受けを有するシャッタ
48が開閉自在に設けられており、通常は捩りコイルば
ね49によってシャッタ48が孔部37上に戻されるよ
うになっている。
【0012】このような構成により、レーザー走査光学
系21においてデジタル信号化された画像信号は、レー
ザー出力部32で光信号に変換され、この変換されたレ
ーザー光はポリゴンミラー33の回転により主走査方向
に走査されながら、fθレンズ34を通過し、折返しミ
ラー35で反射されて感光ドラム22上に等速で集光す
る。このとき、帯電ローラ24により帯電されている感
光ドラム22の面上に方向を変えて潜像が結像し、この
潜像は現像スリーブ25において可視像化される。
【0013】一方、記録紙Pはレジストローラ39によ
りループを形成し、斜行の補正が行われた後に、画像光
検知センサ40によりレーザー走査光学系21と同期が
とられ、転写ローラ26において感光ドラム22上のト
ナーが転写される。その後に、記録紙Pは搬送ガイド4
1により定着器42に導かれ、熱と圧力によってトナー
が記録紙P上に固着されて、装置の外部へ排出部43、
44から排出される。
【0014】ファン45を回転すると、図3に示すよう
にエアダクト46により風が光路Lに導かれ、風路を横
切るエアカーテンAとなって定着器42側に流れ込む。
このようにして形成されたエアカーテンAにより、空中
を浮遊するトナー、塵埃、煙等の浮遊物Dが光路Lを通
って光学箱31内に入り込もうとしても、これら浮遊物
Dは定着器42の方向に流されてしまい、孔部37から
光学箱31の内部に入ることはない。これにより、光学
箱31内の汚染を防止し、折返しミラー35等が汚れて
画像が劣化することを防止できる。
【0015】ファン45が回転すると図3に示すよう
に、風受けが風圧に押されてシャッタ48が開き、これ
によって光路Lが開放されてレーザー光の書き込みが可
能となる。そして、ファン45をオフするとシャッタ4
8は捩りコイルばね49によって戻され、光学箱31の
唯一の孔部37を塞ぐことになって、レーザー走査光学
系21の気密性が保たれる。このような構成にすること
によって、ファン45が停止している場合には、シャッ
タ48が光路Lの孔部37を塞いで光学箱31を密閉す
るので、汚れ防止のためにファン45を常時回転状態に
しておく必要がなくなり、装置を使用していないときは
ファン45を停止して、待機時の騒音及び消費電力を低
減することが可能となる。
【0016】実施例のように、ファン45を定着器42
等の熱源に対して光路Lの反対側となるようにポリゴン
ミラー33の下部付近に配置し、熱源方向に向かって風
を送り込むようにすることによって、常に冷えた空気が
光路Lを通過し、熱気の中をレーザー光が走査して空気
の揺らぎによる画像むらが映り込むことを防止すること
ができる。
【0017】また、ファン45はレーザー光の光路Lか
らの空気を吸引するのではなく、レーザー光路Lに対し
て吹き付ける形になっている。一般に、ファン45は吹
出し側が風速、風圧が共に高く、この高い風速は風圧を
利用してエアカーテンAを形成することによって、エア
カーテンAの効果を向上して光学部材の汚染を十分に防
止することが可能となる。
【0018】更に、現像ホッパ部27のトナー補給口2
8を覆うようにしてエアダクト46が設けられている
が、トナー補給口28を覆わずにエアカーテンAを形成
した場合には、トナーが舞い上がって光路Lからトナー
が光学箱31内に入り込んでしまうことになる。このよ
うにして、トナーが光路L中に入り込むことを防止して
画像劣化が発生しないようにしている。
【0019】また、光路Lの全域に均一なエアカーテン
Aを形成するためにシロッコファン45を使用したが、
軸流ファンを使用してもよく、軸流ファンを使用した場
合には、風量や風速にばらつきが生ずるが、低コストで
装置を形成することができる利点がある。また、図4に
示すようにエアダクト46内を仕切るために複数のリブ
50を設け、1個のファンによりレーザー光走査面全域
に風が流れるようにしてもよく、このとき一部に風が流
れない部分があっても、周囲の汚れ具合によって煙や塵
埃等が付き難い場所であれば特に問題はない。
【0020】また、ファン45を使用せずに他の駆動源
から動力を伝達し、ファン45の代りとなる羽根を回転
して送風するようにしてもよい。この場合は、ファン4
5が不要となるので、更にコストを削減することができ
る。
【0021】また、風力源が光路Lの近傍にあれば、風
は吹き出しではなく吸い込みであってもよく、掃除機等
の程度の吸収力があれば光路Lから離れていてもよく、
風の流れによって塵埃や煙等の防止が可能であればよ
い。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る画像形
成装置は、感光ドラムとレーザー走査光学系との間の光
路中に、走査面領域を横断的に通過する風路を形成し、
塵埃、トナー、煙等を吹き飛ばして光学箱内に入り込ま
ないようにすることができ、汚れ等による画像の劣化を
防止し、画像形成における信頼性を向上することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の画像形成装置の断面図である。
【図2】レーザー走査光学系の平面図である。
【図3】要部の断面図である。
【図4】他のエアダクトの断面図である。
【図5】従来例の画像形成装置の断面図である。
【符号の説明】
20 画像形成部 21 レーザー走査光学系 22 感光ドラム 31 光学箱 33 ポリゴンミラー 35 折返しミラー 37 孔部 42 定着器 45 シロッコファン 46 エアダクト 47 フィルタ 48 シャッタ 49 捩りコイルばね 50 リブ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真技術により画像を形成する画像
    形成装置において、潜像を形成するためのレーザー走査
    光学系と、感光体と、風を発生する送風手段と、前記レ
    ーザー走査光学系と感光体間の光路中に、前記送風手段
    による風がレーザー光走査面領域を横断的に通過する風
    路を形成する風路形成手段とを有することを特徴とする
    画像形成装置。
  2. 【請求項2】 前記送風手段が停止しているときはレー
    ザー光の光路を閉塞する閉塞手段を有する請求項1に記
    載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記送風手段はレーザー光の光路に対し
    て熱源の反対側に配置し、該熱源方向に風を送り込むよ
    うにした請求項1に記載の画像形成装置。
  4. 【請求項4】 前記送風手段はレーザー光の光路方向に
    風を送り込むようにした請求項1に記載の画像形成装
    置。
  5. 【請求項5】 前記風路形成手段はトナー補給口部に風
    を流さないようにした請求項1に記載の画像形成装置。
JP25354699A 1999-09-07 1999-09-07 画像形成装置 Pending JP2001075442A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005111986A (ja) * 2003-09-18 2005-04-28 Ricoh Co Ltd 光書込装置及び画像形成装置
JP2006072030A (ja) * 2004-09-02 2006-03-16 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2006270640A (ja) * 2005-03-24 2006-10-05 Fuji Xerox Co Ltd 画像読取装置及び画像形成装置
JP2008265222A (ja) * 2007-04-24 2008-11-06 Kyocera Mita Corp 走査光学装置及びこれを搭載した画像形成装置
US7705871B2 (en) 2003-09-18 2010-04-27 Ricoh Company Limited Optical writing device and image forming apparatus including the optical writing device that prevents scattered toner and powder dust from entering the optical writing device
JP2012234067A (ja) * 2011-05-02 2012-11-29 Canon Inc 像加熱装置
JP2014010197A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置

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