JP2000330457A - プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置 - Google Patents

プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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JP2000330457A
JP2000330457A JP11136847A JP13684799A JP2000330457A JP 2000330457 A JP2000330457 A JP 2000330457A JP 11136847 A JP11136847 A JP 11136847A JP 13684799 A JP13684799 A JP 13684799A JP 2000330457 A JP2000330457 A JP 2000330457A
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image forming
process cartridge
forming apparatus
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hollow portion
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Teruhiko Sasaki
輝彦 佐々木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像形成装置本体の小型化、高速化が目的で
ある。 【解決手段】 プロセスカートリッジBを画像形成装置
本体14に装着した際、クリーニング枠体10cに形成
した円筒状の中空部11と、画像形成装置本体14の側
面の貫通穴13と、画像形成装置本体14に取り付けた
ファン30の位置が対応する。中空部11の空気をフア
ン30によって排気することで、定着器の熱によるクリ
ーニング枠体の温度上方及び変形を防止する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は記録媒体上に画像を
形成する電子写真画像形成装置、前記電子写真画像形成
装置の本体に着脱可能なプロセスカートリッジに関する
ものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成する物
である。そして、電子写真画像形成装置の例としては、
例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレー
ザービームプリンタ、LEDプリンタ等)ファクシミリ
装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを画像形成装置本体に対して着脱可能とする物であ
る。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少な
くとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的にカート
リッジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするもので
ある。更に、少くとも現像手段と電子写真感光体ドラム
とを一体的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能と
するものをいう。
【0004】
【従来の技術】プリンタ等の画像形成装置は、一様に帯
電させた感光体ドラムに選択的な露光をして潜像を形成
し、この潜像をトナーで顕像化すると共に、該トナー像
を記録媒体に転写して画像記録を行う。このような装置
にあっては、トナーが無くなる都度補給しなければなら
ない。
【0005】そこで、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体及
び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的
にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装
置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採
用されている。このプロセスカートリッジ方式によれ
ば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずにユー
ザー自身で行うことができるので、格段に操作性を向上
させることができた。そこでこのプロセスカートリッジ
方式は、電子写真画像形成装置において広く用いられて
いる。
【0006】図12に示すように、画像形成装置Aは、
電子写真画像形成装置プロセスによって画像を形成する
ものである。すなわち、プロセスカートリッジBのトナ
ー像の形成と同期して、記録媒体2を給紙トレイ3aか
らピックアップローラ3bによって送り出し、次いで、
搬送ローラ3cによって搬送する。次いで、前記感光体
ドラム7に形成したトナー像を転写手段としての転写ロ
ーラ4によって記録媒体2に転写する。次いで、プロセ
スカートリッジBの有する電子写真感光体である感光体
ドラムからトナー像の転写を受けた記録媒体2を、定着
手段5へ搬送する。この定着手段5はヒータを内蔵する
定着回転体5a及び、前記回転体5aに記録媒体2を押
圧して搬送する加圧ローラ5bからなり、記録媒体2に
定着する。この記録媒体2を排出ローラ3eで搬送して
排出部6へ排出する。
【0007】ここで定着手段5とプロセスカートリッジ
Bの対向部分を通じて定着手段5からプロセスカートリ
ッジBへ定着手段5のヒータによる熱が伝えられる。こ
のため、この伝熱を防止するための提案がなされてい
る。
【0008】近年、画像形成装置本体の小型化及び、高
速化が望まれている。小型化を実現する為には、定着手
段とプロセスカートリッジの距離を短縮することが有効
である。また、高速化を実現する為には、定着手段の温
度を上げる必要がある。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の従来
技術をさらに改良したものであり、定着装置で発生する
熱によるプロセスカートリッジへの影響をより確実に防
止できるようにすることにより、プロセスカートリッジ
と定着装置の距離を従来よりも近づけることや定着装置
の温度を高くすることが可能となる電子写真画像形成装
置および前記電子写真画像形成装置の本体に着脱可能な
プロセスカートリッジを提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段及び作用】主要な本発明を
請求項の番号に対応して請求項と同番号を付して示せば
以下のとおりである。
【0011】本出願に係る第1の発明は画像形成装置本
体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、電子写
真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用す
るプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラム及びプロ
セス手段を支持し、プロセスカートリッジが画像形成装
置本体に装着された際、画像形成装置本体の定着装置と
対向する部分に空気流入口と空気流出口を備えた中空部
を有するカートリッジ枠体と、を有し、画像形成装置本
体に装着された際に画像形成装置本体の内外を通ずる2
個所の風路孔と画像形成装置本体内においてカートリッ
ジ枠体の中空部の空気流入口と空気流出口が夫々一致し
て風路孔と中空部でもって空気が通過可能となることを
特徴とするプロセスカートリッジである。
【0012】本出願に係る第9の発明はプロセスカート
リッジを着脱可能で記録媒体に画像を形成する電子写真
画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラ
ムに作用するプロセス手段と、前記電子写真感光体ドラ
ム及びプロセス手段を支持し、プロセスカートリッジが
画像形成装置本体に装着された際、画像形成装置本体の
定着装置と対向する部分に空気流入口と空気流出口を備
えた中空部を有するカートリッジ枠体と、を有するプロ
セスカートリッジを取り外し可能に装着する装着手段
と、 b.装着されたプロセスカートリッジのカートリッジ枠
体の中空部の流入口、流出口と夫々一致して画像形成装
置本体外と中空部を連通させる風路孔と、 c.前記記録媒体を搬送するための手段と、を有するこ
とを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下の説明において長手方向とは
記録媒体の搬送方向に直交し且つ記録媒体の面に平行な
方向をいう。
【0014】〔実施の形態1〕本発明に係るプロセスカ
ートリッジ及びプロセスカートリッジを用いる電子写真
画像形成装置(以下、画像形成装置という)について、
図1乃至図10を参照して説明する。ここでは、説明の
順序として、全体構成とプロセスカートリッジの画像形
成装置への装着構成について説明し、次にカートリッジ
枠体中空部を風路とする構成について説明する。
【0015】(全体構成)図1に示すように、画像形成
装置Aは、電子写真画像形成装置プロセスによって画像
を形成するものである。すなわち、プロセスカートリッ
ジBの有する電子写真感光体ドラムにトナー像を形成す
る。そして、前記トナー像の形成と同期して、記録媒体
2を給紙トレイ3aからピックアップローラ3bによっ
て送り出し、次いで、搬送ローラ3cによって搬送す
る。次いで、前記感光体ドラム7に形成したトナー像を
転写手段としての転写ローラ4によって記録媒体2に転
写する。次いで、前記感光体ドラム7からトナー像の転
写を受けた記録媒体2を、定着手段5へ搬送する。この
定着手段5はヒータを内蔵する定着回転体5a及び、前
記回転体5aに記録媒体2を押圧して搬送する加圧ロー
ラ5bからなり、記録媒体2に定着する。この記録媒体
2を排紙ローラ3eで搬送して排出部6へ排出する。
【0016】一方、前記プロセスカートリッジBは、図
1に示すように、像担持体としての感光層を有する感光
体ドラム7を回転し、その表面を帯電手段である帯電ロ
ーラ8への電圧印加によって一様に帯電する。次いで、
光学系1からの画像情報に応じたレーザービーム光を露
光開口部1eを介して感光体ドラム7へ照射して潜像を
形成する。そしてこの潜像をトナーを用いて現像手段9
によって現像する。すなわち、帯電ローラ8は感光体ド
ラム7に接触して設けられてあり、感光体ドラム7に帯
電を行う。また、現像手段9は、感光体ドラム7の現像
領域へトナーを供給して、感光体ドラム7に形成された
潜像を現像する。尚、光学系1は夫々不図示のレーザー
ダイオード、ポリゴンミラー、レンズ、反射ミラーを有
している。
【0017】この現像手段9は、トナー室9a内のトナ
ーを現像室9bへ供給し、現像室9bに取り付けた現像
ローラ9cを回転させると共に、現像ブレード9dによ
って摩擦帯電電荷を付与したトナー層を固定磁石を内蔵
した現像ローラ9cの表面に形成し、そのトナーを感光
体ドラム7の現像領域へ供給する。そして、そのトナー
を前記潜像に応じて感光体ドラム7へ転移させることに
よって、トナー像を形成して可視像化する。
【0018】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加して、感光体ドラム7に形成されたトナ
ー像を記録媒体2に転写した後に、クリーニング手段1
0によって感光体ドラム7上の残留トナーを除去する。
【0019】(クリーニング手段)本実施の形態に関わ
るところのクリーニング手段10について説明する。
【0020】クリーニング手段10は前記感光体ドラム
7の表面に接触し、感光体ドラム7上に残留したトナー
をかき落とすクリーニングブレード10aと、かき落と
したトナーをすくい取る為に、クリーニングブレードの
下方に位置し、且つ感光体ドラム7の表面に接触したス
クイシート10bと、すくい取った除去トナーを溜める
めるための容器状のクリーニング枠体10cで構成され
る。
【0021】このようなプロセスカートリッジBは現像
ローラ9c,現像ブレード9d等の現像部材を支持する
と共にトナー室9aを構成するトナー容器9eとトナー
現像容器蓋9fを接合したトナー現像枠体9gと、感光
体ドラム7、帯電ローラ8、クリーニングブレード10
aを支持するクリーニング枠体10cとからなる各カー
トリッジ枠体を回動可能に結合し、不図示のばねで感光
体ドラム7と現像ローラ9cの両端部の不図示のスペー
スコロとを圧接している。
【0022】(冷却手段)図1、図2に示すように、ク
リーニング枠体10cは、前記定着手段5と対向する壁
面間に中空部11を有している。中空部11は感光体ド
ラム7と略平行であり、前記クリーニング枠体10cの
側面(図3参照)の開口と他方の側面間(不図示)の開
口を有する。即ち、この中空部11はカートリッジ枠体
の1つであるクリーニング枠体10cの長手方向に貫通
している。クリーニング枠体10cの両側面の中空部1
1の開口部周囲には発泡ポリウレタン等の弾性部材12
が両面テープ等によって接着されている。後述するよう
に、プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに装着す
ると、画像形成装置Aの両側面に設けられた風路13と
プロセスカートリッジBの中空部11が対応した位置に
位置決めされる。この時、前記弾性部材12は前記風路
13と前記中空部11の開口を隙間なく接続している。
また、図5に示すように、画像形成装置Aの一方の側面
の前記風路13と対応した位置には、ファン30が配設
されている。
【0023】(プロセスカートリッジの装着手段)次に
前記プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに取り外
し可能に装着するための装着手段の構成と、前記クリー
ニング枠体10cの中空部11と画像形成装置Aの風路
13との接続方法について詳しく説明する。
【0024】プロセスカートリッジBには図3に示すよ
うにクリーニング枠体10cの長手方向両端部側面に位
置する部分(感光体ドラム7の軸線方向両側端に位置す
る部分)に位置決め手段となる円形の第1突起51と、
姿勢保持用の円形の第2突起52とが設けられている。
(図3は片側のみ図示)。前記第1突起51は感光体ド
ラム7の軸線と同軸でクリーニング枠体10cの外方へ
突出して設けてある。また、第2突起52は前記第1突
起51と離れて、やはりクリーニング枠体10cの外方
へ突出して設けてあり、更に、前記第1突起51よりも
プロセスカートリッジBを画像形成装置Aに挿入すると
きの挿入方向後方側であり、且つ感光体ドラム7を下方
に位置させた状態で第1突起51よりも上方に設けてあ
る。更に本実施の形態ではクリーニング枠体10cの上
面に把手部53が一体的に設けてあり、操作者はプロセ
スカートリッジBを着脱するときは前記把手部53を持
って操作する。
【0025】一方、図1に示すように、前記画像形成装
置Aは外装カバー20で覆ってあり、前記外装カバー2
0には回動可能な開閉部材である開閉カバー20bが取
りつけてある。そして、前記カバー20bを開くと装置
本体内部にはプロセスカートリッジ装着スペースが設け
てあり、そのスペースの左右両側面には、図3、図4に
示すようなカートリッジ装着手段としてのガイド部材5
4を有している。このガイド部材54にはプロセスカー
トリッジBの前記第1突起51及び第2突起52をガイ
ドするためのガイド溝54aが斜め下方に向かって設け
てあり、ガイド溝54aの終端には位置決め凹部54b
が形成してある。
【0026】従って、プロセスカートリッジBを画像形
成装置Aに装着する際には、操作者が開閉カバー20b
を開く。そして、図3に示す矢印の方向に、プロセスカ
ートリッジBの第1突起51及び、第2突起52をガイ
ド溝54aに沿わせてプロセスカートリッジBを装置内
へと落とし込むように挿入する。次いで、第2突起52
を支点としてプロセスカートリッジBを時計方向へ回転
させて、第1突起51を位置決め凹部54bに落とし込
むことによってプロセスカートリッジBを位置決めす
る。尚、プロセスカートリッジBの装着状態において、
第2突起52がガイド溝54aに係止しており、プロセ
スカートリッジBの姿勢が保持される。この時、不図示
のドラムギアと駆動ギアとの噛合がスムーズに行われ
る。
【0027】前述したように、前記クリーニング枠体1
0cは、前記定着手段5と対向する壁面に中空部11を
有している。前記中空部11は前記クリーニング枠体1
0cの側面(図3参照)の開口と他方の側面(不図示)
の開口を有している。前記クリーニング枠体10cの両
側面の前記中空部11の開口部周囲にはモルトプレーン
等の弾性部材12が両面テープ等によって接着されてい
る。
【0028】プロセスカートリッジBを画像形成装置A
に装着すると、画像形成装置Aの両側面に設けられた風
路13とプロセスカートリッジBの中空部11が対応
し、一列になるように位置決めされる。この時、前記弾
性部材12は図6(図5のc−c断面)に示すように前
記風路13と中空部11の開口の間にあって、クリーニ
ング枠体10cの側面とガイド部54の内壁54wによ
って0.5mmから2mmつぶされる。これにより、中
空部11の開口部と前記風路13が隙間なく接続され
る。
【0029】また、図5、図6に示すように、画像形成
装置Aの一方の側面の風路13と対応した位置には、送
風手段としてファン30が配設されている。本実施の形
態では前記ファン30は排気(D方向)している。この
ファン30は給気(Dと反対方向)でもよい。なお風路
13はガイド部材54、画像形成装置本体の枠体外装カ
バー20等を貫通して画像形成装置Aの外部と中空部1
1間を通ずるように設ける。
【0030】画像形成装置Aがプリント開始すると、フ
ァン30の取付面とは反対側のガイド部54の風路13
から空気が吸引され、弾性部材12を通過し、クリーニ
ング枠体10cの中空部11に至る。定着手段5の熱に
よりクリーニング枠体10cの中空部11の定着手段5
側の外壁が加熱されると、熱伝導によって中空部11の
内壁に熱が伝わる。そして内壁の熱は中空部11内を流
れる空気によって奪われ、前記中空部11から弾性部材
12、ガイド部54の風路13を通過して、画像形成装
置Aの外部へ排気される。これにより、クリーニング枠
体10cが定着手段5によって加熱されても、クリーニ
ング枠体10cの温度上昇が従来よりも低くすることが
可能となる。
【0031】本実施の形態では、中空部11と風路13
とファン30を一列になるように配設したが、画像形成
装置本体に対するファンの取付位置によっては、風路1
3を中空部11と前記ファン30の間で曲げて配設して
も良い。
【0032】また、本実施の形態では、中空部11を感
光体ドラム7と略平行としたが、これに限るものではな
い。
【0033】(クリーニング枠体の中空部の形成方法)
次に、クリーニング枠体10cの中空部11の形成方法
について説明する。図7から図9はガスアシスト成形を
用いた中空部の成形方法の説明図、図10、図11は別
部材を接着、溶着した場合の中空部の作成方法の説明図
である。
【0034】図7から図9に示すように、クリーニング
枠体10cの中空部11を、射出成形で一体成形するた
めの方法として、ガスアシスト成形を用いる。ガスアシ
スト成形とは、主にヒケを抑え偏肉設計を可能とするこ
とを目的とし、樹脂を射出した直後に窒素ガスを成形体
の内部に注入して保圧することにより成形体内部に中空
部を作り込む成形方向である。但し、ガスアシスト成形
では、中空部は外部とつながることができない為、前記
クリーニング枠体10cに中空部11を同時に成形する
には、前記中空部11が袋状となるように、前記クリー
ニング枠体10cの両側面に凸部11aを形成しなけれ
ばならない(図7参照)。よって、2次加工により前記
クリーニング枠体10cの側面10c1と同一面になる
ように、前記凸部11aを切削加工する(図8参照)。
そして中空部11の空気の流入口、流出口の縁に弾性部
材12を貼り付ける(図9参照)。
【0035】また、他の手段による中空部の形成方法を
説明すると、図10に示すように、前記クリーニング枠
体10cの中空部11を形成する為に、断面がU字形状
の風路部材14を図11に示すようにクリーニング枠体
10cに接着又は溶着し、前記風路部材14とクリーニ
ング枠体10cの外壁の間で中空部11を形成する。
【0036】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、プ
ロセスカートリッジを画像形成装置本体に装着した際、
カートリッジ枠体に形成した中空部と、画像形成装置本
体の風路とが対応する。カートリッジ枠体に中空部を形
成し、その中空部、画像形成装置の外部と通ずること
で、クリーニング枠体の温度が上昇しないため、定着手
段で発生した熱が、プロセスカートリッジに伝わりにく
くできるため、プロセスカートリッジと定着手段の距離
を従来よりも近づけることが可能となり画像形成装置本
体の小型化が実現できる。また、プロセスカートリッジ
と定着手段の距離を従来と同じ程度とした場合、定着手
段の温度を高くできる為、プリントスピードの高速化に
対応できる。更に、中空部と風路を通じて送風手段で空
気を通過するようにすると、上記効果は一層強められ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】電子写真画像形成装置の縦断面図である。
【図2】プロセスカートリッジの縦断面図である。
【図3】プロセスカートリッジと装着手段の側面図であ
る。
【図4】プロセスカートリッジと装着手段の側面図であ
る。
【図5】画像形成装置本体の側面図である。
【図6】プロセスカートリッジを装着した状態の電子写
真画像形成装置でのプロセスカートリッジ冷却部分を示
す模式図である。
【図7】エアーブロー成形を説明するための図面であっ
て、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図8】エアーブロー成形を説明するための図面であっ
て、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図9】エアーブロー成形を説明するための図面であっ
て、(a)は正面図(b)は側面図である。
【図10】組立によるクリーニング枠体の中空部を形成
する方法を示す側面図である。
【図11】組立によるクリーニング枠体の中空部を形成
する方法を示す側面図である。
【図12】従来例のプロセスカートリッジと、プロセス
カートリッジを装着した電子写真画像形成装置である。
【符号の説明】
A…画像形成装置 B…プロセスカートリッジ P…記録媒体 1…光学系 1B…ポリゴンミラー 1e…露光開口部 2…記録媒体 3a…給紙トレイ 3b…ピックアップローラ 3c…
搬送ローラ 3e…排紙ローラ 4…転写ローラ 5…定着手段 5a…定着回転体 5b…加圧ローラ 6…排出部 7…感光体ドラム 8…帯電ローラ 9…現像手段 9a…トナー室 9b…現像室 9c…
現像ローラ 9d…現像ブレード 9e…トナー容器
9f…トナー現像容器蓋 10…クリーニング手段 10a…クリーニングブレー
ド 10b…スクイシート 10c…クリーニング枠体
10c1…側面 11…中空部 11a…凸部 12…弾性部材 13…風路 14…風路部材 20…外装カバー 20b…開閉カバー 30…ファン 51…円形の第1突起 52…円形の第2突起 53…把手部 54…ガイド材部 54a…ガイド溝 54b…位置決
め凹部 54w…周壁

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 画像形成装置本体に着脱可能なプロセス
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラム及びプロセス手段を支持し、
    プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着された
    際、画像形成装置本体の定着装置と対向する部分に空気
    流入口と空気流出口を備えた中空部を有するカートリッ
    ジ枠体と、 を有し、 画像形成装置本体に装着された際に画像形成装置本体の
    内外を通ずる2個所の風路孔と画像形成装置本体内にお
    いてカートリッジ枠体の中空部の空気流入口と空気流出
    口が夫々一致して風路孔と中空部でもって空気が通過可
    能となることを特徴とするプロセスカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記カートリッジ枠体には中空部と風路
    孔間を密封して接続する接続手段が設けられていること
    を特徴とする請求項1に記載のプロセスカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記接続手段は前記流入口、流出口の夫
    々の縁に囲繞して設けられた弾性部材であることを特徴
    とする請求項2に記載のプロセスカートリッジ。
  4. 【請求項4】 前記中空部はカートリッジ枠体と一体成
    形されていることを特徴とする請求項1から3の何れか
    1つに記載のプロセスカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記中空部はカートリッジ枠体外面に対
    して別部材を取り付けて形成されていることを特徴とす
    る請求項1から3の何れか1つに記載のプロセスカート
    リッジ。
  6. 【請求項6】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
    とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画
    像形成装置本体に対して着脱可能とするものである請求
    項1から5の何れか1つに記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  7. 【請求項7】 前記プロセスカートリッジとは、帯電手
    段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電
    子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して画像形成
    装置本体に対して着脱可能とするものである請求項1か
    ら5の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記プロセスカートリッジとは、少なく
    とも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッ
    ジ化して装置本体に着脱可能とするものである請求項1
    から5の何れか1つに記載のプロセスカートリッジ。
  9. 【請求項9】 プロセスカートリッジを着脱可能で記録
    媒体に画像を形成する電子写真画像形成装置において、 a.電子写真感光体ドラムと、 前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、 前記電子写真感光体ドラム及びプロセス手段を支持し、
    プロセスカートリッジが画像形成装置本体に装着された
    際、画像形成装置本体の定着装置と対向する部分に空気
    流入口と空気流出口を備えた中空部を有するカートリッ
    ジ枠体と、 を有するプロセスカートリッジを取り外し可能に装着す
    る装着手段と、 b.装着されたプロセスカートリッジのカートリッジ枠
    体の中空部の流入口、流出口と夫々一致して画像形成装
    置本体外と中空部を連通させる風路孔と、 c.前記記録媒体を搬送するための手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
  10. 【請求項10】 前記各風路孔及び中空部を通じて空気
    を流入出させる送風手段を画像形成装置本体に有するこ
    とを特徴とする請求項9に記載の電子写真画像形成装
    置。
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