JP2001074793A - 適応形ハーフ・ブリッジ - Google Patents
適応形ハーフ・ブリッジInfo
- Publication number
- JP2001074793A JP2001074793A JP24900999A JP24900999A JP2001074793A JP 2001074793 A JP2001074793 A JP 2001074793A JP 24900999 A JP24900999 A JP 24900999A JP 24900999 A JP24900999 A JP 24900999A JP 2001074793 A JP2001074793 A JP 2001074793A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vector
- signal
- input
- loop
- phase
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Measurement Of Resistance Or Impedance (AREA)
Abstract
定すると共に被測定素子の一端の電位を接地電位に保つ
ように制御する帰還ループを有する四端子対インピーダ
ンス測定装置において、測定信号の高周波化に伴って要
求される帰還ループの高分解能での位相補償を実現す
る。 【解決手段】本発明によるインピーダンス測定装置にお
ける帰還ループを構成する狭帯域増幅器700は、4つ
の乗算DACによって構成されたベクトル演算回路60
0を、積分器202、203の出力と直交変調器204
との間に設けており、各直交成分信号に対してベクトル
演算を行うことで位相回転を施し、直交変調器へ入力し
ている。これにより、低分解能であった従来の復調・変
調信号の位相差を制御する方法から飛躍的に向上した分
解能で、帰還ループの安定化に必要な追加の位相回転を
施すことができる。
Description
装置の回路構成に関する。より詳細には、インピーダン
ス測定装置を構成する適応形ハーフブリッジにおける増
幅器の帰還ループを安定させるための回路構成に関す
る。
するための方法として従来から様々な方法が考案されて
いるが、中でも四端子対測定法は、極力測定誤差要因を
除去して高精度に測定できる測定方法として、現在様々
なインピーダンス測定装置に使用されている。
的なインピーダンス測定装置100の回路構成を示す。
該インピーダンス測定装置100は、同軸ケーブルから
成る測定ケーブル110、112、113、及び114
と、夫々に接続された測定信号源108と、電圧計11
1と、ヌル増幅手段118(これについては後に説明す
る)と、電流測定手段115とを具備して成る。被測定
素子(以下、DUTと称する)101は、その一方の端
子102がHCUR測定端子103及びHPOT測定端子10
4に、他方の端子105がLPOT測定端子106及びL
CUR測定端子107に夫々接続される。測定信号源10
8の測定電流は、抵抗109及び測定ケーブル110を
介してDUT101の端子102へ供給され、DUT1
01を流れた測定電流は、LCUR測定端子107及び測
定ケーブル114を経由して電流検出用レンジ抵抗11
7を流れ、ヌル増幅手段118に引き込まれる。つま
り、レンジ抵抗117及び電圧計116が電流測定手段
115を構成している。
は、測定ケーブル112を介して電圧計111に印加さ
れ、端子105の電位は、測定ケーブル113を介して
ヌル増幅手段118に印加される。ヌル増幅手段118
は、その出力122における電位がレンジ抵抗117を
流れた電流を引き込むことによって、DUT101の端
子105の電位をヌル増幅手段118の仮想接地電位に
等しくするように動作するものである。つまり、測定ケ
ーブル113、ヌル増幅手段118、電流測定手段11
5、測定ケーブル114、及びDUT101の端子10
5から成る帰還ループによって負帰還制御が行われ、D
UTの端子105の電位が零電位に保たれる。本明細書
においては、この帰還ループを「ヌル・ループ」と呼ぶ
ことにする。
域増幅器(Narrow Band Amplifier、以下「NBA」と
称する)120が設けられている。これは、狭帯域にお
いて高利得が得られるようにするためのものである。ち
なみに、ヌル増幅手段118は、NBAの前後に直列に
接続された入力アンプ119と出力アンプ121を備え
ているが、これらは、入出力をNBA内の積分器の入出
力レンジに合わせるためのもので、例えば、入力信号の
振幅が大きければ入力アンプ119がこれを減衰させ、
NBAを通過した後、出力アンプ121によって増幅
し、元の振幅に戻すといった働きをする。
っている。NBA120は主に直交検波器201、積分
器202、203、及び直交変調器204から構成され
る。NBA120は、測定信号と同周波数で互いに90
°位相の異なる2つの信号を使って、入力信号を直交す
る2成分(以下、0°成分と90°成分と称する)に分
けて同期検波し、それぞれを積分器202、203に通
して平滑直流増幅した後、今度は、前記交流信号と同周
波数で互いに90°位相の異なる2つの信号を使って直
交変調を施し、交流信号に戻すといった操作を行う。
よってDUT101の端子105の電位が零電位、つま
り接地電位に保たれるので、図1に示すように電圧計2
2によってDUT端子間の電圧を測定することができ、
この電圧測定値と電流測定手段115によって得られる
電流測定値から容易にDUTのインピーダンスを求める
ことができる。
達関数の位相余裕が十分でなければ、ヌル・ループは不
安定になり、さらには発振してしまう可能性がある。こ
のような状態では、測定可能な状態になるまで時間がか
かったり、或いは最悪の場合、測定不可能な状態に陥っ
たりしてしまう。このため、従来からこのヌル・ループ
には位相補償を施す手段が用いられている。例えば、イ
ンピーダンス測定装置の製造出荷前に、予め使用条件、
すなわち測定ケーブルの電気長などを厳格に決めてお
き、これに対応させてNBAの移相量を調整し、ヌル・
ループが安定化するように作り込んでおくという方法が
ある。しかし、この方法では、ユーザ側で測定時に測定
ケーブルを延長したい時など、測定条件の変動に柔軟に
対応することができない。
ーダンス測定装置を使用する際にヌル・ループに必要な
移相量、即ち位相補償量を求められるようにする機能を
インピーダンス測定装置に内蔵させ、測定条件の変動に
柔軟に対応できるようにする方法が、特開平3−618
63号に述べられている。
は、ヌル・ループ位相補償を実現する手段として、図3
に示すような開ループ一巡位相推移を測定する手段、及
び、ヌル増幅手段内の直交検波器と直交変調器の位相差
を制御する手段を備えたNBA300が組込まれてい
る。開ループ一巡位相推移測定手段は、直交検波器20
1と直交変調器204との間でループを開放するスイッ
チ205と、積分器202及び203を除いたヌル・ル
ープの一巡位相推移を測定するための直流電源207及
び電圧計208を含んでいる。この積分器202及び2
03を除いたヌル・ループの一巡位相推移を測定した結
果から、ヌル・ループが安定するために必要な追加すべ
き位相推移量を求め、これに従って直交検波器201と
直交変調器204の位相差を可変移相器209によって
制御することにより、理想的な位相余裕を有するヌル・
ループを実現していた。
信号の高周波化に伴って、高い分解能を有するヌル・ル
ープ一巡位相補償に対する要求が高まっている。高周波
帯では、測定ケーブルの延長等の変化分の影響により、
一巡位相推移が著しく変化するからである。上述した特
開平3−61863号に記載の装置は、測定周波数の1
6倍の周波数のクロックと4ビットのデータ入力を持つ
カウンタを利用しており、変調信号と復調信号の位相差
を2π/24=π/8(22.5°)ステップで設定す
ることができるが、この分解能では、最適に位相が補償
された状態から最大でπ/16(11.25°)のずれ
が生じる可能性があり、高周波帯(例えば、100MH
z以上)でのヌル・ループの位相余裕を悪化させる原因
になる。もし、この方法を使用して例えば上記の約40
〜50倍程度の分解能に向上させようとすれば、前記カ
ウンタのデータ入力ビット数を上記の倍以上に増やさな
ければならず、さらにクロック周波数は上記の40〜5
0倍のものを使用しなければならなくなる。従って、こ
の方法で所望の分解能を実現するには回路が複雑になっ
てしまい、望ましくない。
ゲイン特性及び位相特性を有する。図中の各周波数軸は
中心周波数で規格化した対数目盛で表わされている。通
常、ヌル・ループの安定度は、0dBゲイン帯域幅の両
端の周波数における位相余裕を目安にしている。しか
し、ヌル・ループの位相余裕を悪化させる原因として、
上記の位相補償分解能の他に、(1)DUTを交換した
時に生じるDUT位相推移変動分、及び(2)ヌル・ル
ープ内のフィルタ(ミキサから発生するスプリアス(高
調波歪み)を取り除くために積分器前後に配置されてい
るもの)による位相推移が挙げられる。(1)に関して
は、特開平10−38936号に述べられているよう
な、3つの既知インピーダンスを順次接続してヌル・ル
ープの一巡位相特性を3回測定することにより、任意の
DUTインピーダンスが接続された状態でのヌル・ルー
プの最適な位相補償量を算出できるようにするといった
解決方法がある。この方法は、ある特定のDUTインピ
ーダンスに対してしか対応できなかった特開平3−61
863号に記載された方法をさらに改善するものであっ
た。しかし、この方法には、測定ケーブルを交換する度
に上述のような3つの既知インピーダンスを順次接続し
て測定する操作を繰り返さなければならないという欠点
がある。一方、(2)に関してであるが、特開平3−6
1863号に記載の装置においても、フィルタによる分
の位相回転は補正の対象に入ってはいるが、測定周波数
を上げていくにつれてフィルタによる位相回転が増加
し、それだけ位相余裕が減少してしまうので、上記程度
の分解能では所望の位相余裕を得ることができない。
波数によって変動することも位相余裕の悪化の原因とな
る。例えば、測定周波数を変化させた時に、図4中の点
線で示したヌル・ループのゲイン−周波数特性のように
ゲインが大きくなると、0dBゲイン帯域幅が広がり、
この時の位相余裕減少分θ’はθよりも大きくなってし
まう。こういった理由から、ヌル・ループの一巡ゲイン
を全測定周波数において一定となるようにすることが所
望される。しかし、上述した何れの従来の技術にも、ヌ
ル・ループの一巡ゲインを補正する手段は講じられてい
ない。
来技術では成し得なかった(1)高周波帯でのインピー
ダンス測定において、ヌル・ループ一巡の位相補償の分
解能を向上させること、及び(2)ヌル・ループ一巡ゲ
インの補正をも可能にすることを目的とする。
の本発明は、ヌル・ループを構成する狭帯域増幅器(N
BA)において、2つの積分器の出力と直交変調器の入
力の間に、積分器出力の各直交成分に対して所定の行列
演算を施してから直交変調器へ入力する回路(以下、ベ
クトル演算回路と称する)を組み込むことによって、入
力信号に対して所望の追加位相推移を与えて出力できる
ようにすることを実現するものである。特に本発明によ
れば、前記ベクトル演算回路には、4つの乗算DAC
(デジタル−アナログ変換器)を利用することができ
る。従来と同様の方法で求めた必要な追加の位相推移量
から、所定の演算式を使って各乗算DACの設定値を算
出し、該設定値を各乗算DACに入力することによっ
て、最適な位相推移量を持ったヌル・ループを完成させ
ることができる。演算式は計算手段にプログラムされて
いる。さらに、上記ハードウェアの構成を変えることな
く、演算式に修正を加えるだけで容易にゲイン補正も位
相補正と同時に行えるようにしたことも、本発明の特徴
である。
的な状態に調整することができる。つまり、直交検波器
及び直交変調器を通る2つの直交成分信号パス(0°パ
ス及び90°パス)の間に存在する90°位相差からの
僅かなずれ及びゲイン差に対する補正についても、上記
ハードウェア構成を変えることなく、乗算DACの設定
値算出演算式に修正を加えるだけで実現することができ
る。
NBAの入出力端子に接続される入力アンプ及び出力ア
ンプの増幅率をも補正の対象に含めて適切なゲイン補正
を施すことができる。
実施例を図面に従って詳細に説明する。なお、図面にお
いて同一番号を付された構成要素は全図を通して同一の
機能を有するものとする。
を構成する狭帯域増幅器(NBA)内の2つの積分器の
出力を直交変調器へ入力する際に、その積分器出力に行
列演算を施してから直交変調器へ入力させるという、前
記特開平3−61863号に記載された変調信号と復調
信号の位相差の制御とは全く異なったアプローチをとっ
ている。しかし、最初にヌル・ループの一巡位相推移を
測定し、測定された一巡位相推移からヌル・ループの安
定に必要な追加の位相推移量を算出する過程について
は、前記特開平3−61863号に記載された装置のも
のと本発明のものとは同じである。
クトル演算回路600について、図5及び図6を参照し
ながら説明する。図5には、ベクトル演算回路600を
構成する乗算DAC500が示されている。該乗算DA
Cは、DAC設定値をa、DACのビット数をnとした
とき、入力電圧Vinと出力電圧Voutとの間に、
り立つような回路である。本実施例においては、例え
ば、Analog Devices社から販売されているAD7528
(CMOS Dual 8Bit Buffered
Multiplying DAC)を使用することがで
きる。なお、本発明によって算出されるDAC設定値を
実際にDACへ入力するための方法及び手段に関しては
当業者の知るところであり、ここでは説明しない。
0の実施例を図6に示す。本実施例においてベクトル演
算回路600は、4つの8ビット乗算DAC500と、
2つの加算器601から構成されている。以降に説明す
る本発明の各実施例においては、説明を簡単にするため
に、8ビットの乗算DACを用いた場合について述べて
いるが、もちろん、乗算DACを8ビットではなく、さ
らに大きいビット数のものにすることもできる。また、
加算器601は2つのアナログ信号を入力してこれらを
加算して出力するという、当業者には周知のものであ
り、本明細書では特に詳細には説明しない。図6に示す
回路構成により、4つのDACの設定値をA11、A12、
A21、A22とした場合に、
から127の整数)の式を満たすようなベクトル演算回
路600が実現される。このベクトル演算回路600
を、図7に示すようにNBA700内において2つの積
分器202、203と直交変調器204との間に設ける
ことによって、積分器の出力電圧に任意の重み付けを施
して直交変調器に入力させることができる。従って、こ
のベクトル演算回路600を利用すれば、A11、A12、
A21、A22の夫々の値を適切に設定するだけで、ヌル・
ループの安定に必要な追加の位相回転を施すことが簡単
にできるようになる。なお、ここでは、8ビットの乗算
DACを使用した実施例について説明しているが、さら
に大きいビット数のものにすることによってより細かい
重み付けが可能となることは、当業者にとっては明らか
である。
追加の位相回転をベクトル演算回路600で実施するた
めの各乗算DACの設定値の算出方法について説明す
る。ヌル・ループの安定化に必要な追加の位相回転量の
測定については、特開平3−61863号に記載された
ものと同様であるが、これについては本発明によるNB
Aの実施例の説明において合わせて後に説明する。各測
定周波数での、必要追加位相回転量をθとすると、各乗
算DACの設定値A11、A12、A21、A22は、
る。つまり、ベクトル(VIN_0、VIN_90)に任意の位相
推移を施してベクトル(VOUT_0、VOUT_90)に変換させ
ることができ、ヌル・ループの安定に必要な位相推移を
簡単に実現することができる。なお、この時実現可能な
位相補償精度(分解能)は、約0.45°(=tan-1
(1/128))であり、高周波帯でのヌル・ループ位
相補償に十分な精度を実現することが可能になり、上記
の目的(1)を達成することができる。
るために、このベクトル演算回路を使用することによっ
て任意のゲイン調整をも実現している。必要なゲイン補
正量を測定できれば、以下の式(4)に当てはまるKの
値を決定することができ、延いては乗算DACの設定値
を決定することができるので、ヌル・ループの一巡ゲイ
ン補正を簡単に行うことができる。
び(2)の問題を解決することができるが、同時にこれ
らを解決する時に必要となる行列式は、
A11、A12、A21、A22の値を乗算DACに設定するこ
とにより、積分器出力を直交変調器204に入力する際
に最適な重み付けを実現することができる。
0を実際に組込んだ狭帯域増幅器(NBA)700のブ
ロック図を図7に示す。NBA700は、図1に示した
4端子対測定法によるインピーダンス測定装置に組込ま
れるNBA120として利用されることを企図してい
る。つまり、入力端子INが図1中の入力アンプ119
へ、出力端子OUTが出力アンプ121へ、夫々接続さ
れる。
定された一巡位相推移からヌル・ループの安定に必要な
追加の位相推移量を算出する過程に関して、本発明のN
BAの動作を図7を参照しながら説明する。これについ
ては前述した通り、特開平3−61863号に記載され
たものと同様である。通常のDUTの測定時には、スイ
ッチS1、S2、S3、S4はN側に切換えられており、新
たに設けられたベクトル演算回路600を除けば図2に
示す状態と同じ状態である。ヌル・ループの一巡位相推
移を測定する時には、NBAは次のように動作する。但
しここで注意されたいのは、本願発明を構成するものと
して、ヌル・ループの一巡位相推移を測定し測定された
一巡位相推移からヌル・ループの安定に必要な追加の位
相推移量を算出する手段が必須であるわけではないとい
うことである。例えば、ユーザ側でこの手段による補正
ができない代わりに、固定された位相回転を施すように
予め各DACの設定を製造側で行っておくというやり方
を取ってもよい。
に切換える。この時、DUT測定時には積分器として機
能していた増幅器A1、A2が、今度は増幅器として機能
する。ちなみに、DUTは図1に示した状態と同じく、
各測定端子に接続されたままであるが、測定信号源10
8は信号経路から切り離される、或いは出力0に設定さ
れる。直交検波器及び直交変調器に供給される信号(0
°復調信号、90°復調信号、0°変調信号、90°変
調信号)はそれぞれ、sin(ωt+θ1)、cos
(ωt+θ1)、sin(ωt+θ2)、cos(ωt+
θ2)である。ここで各信号の振幅は全て1と仮定して
いるが、振幅における僅かな違いは本発明の主旨とは無
関係である。ωは各周波数、tは時間、θ1とθ2は位相
角である。例えばこれらの信号を、特開平3−6186
3号に記載されているように、単一の信号源と複数の9
0°移相回路によって構成することもできるが、信号源
の構成方法に関しても本発明の主旨とは無関係である。
さらに、これらの復調、変調信号は、矩形波などの非正
弦波でもよい。例えば、直交検波器201を構成する2
つの検波器は夫々、FETスイッチによって実施するこ
とが好ましく、復調信号としては矩形波が賞用される。
及び直交変調器に印加し、前記ベクトル演算回路600
の設定は、A11=127、A12=0、A21=0、A22=
127にしておく。スイッチS2、S4がT側に接続さ
れ、スイッチS5が1側に、スイッチS6が0側に接続さ
れることにより、直交変調器の0°パス側変調器には基
準直流電圧源703からの基準直流電圧Eが入力され、
90°パス側変調器には接地電位が接続されるので、絶
対振幅を無視すると、出力端子OUTにはsin(ωt
+θ2)が出力される。続いて、NBAの入力INに
は、外部回路でさらに移相された信号sin(ωt+θ
2+θx)が帰還される。θxは外部回路の移相量であ
る。この信号が直交検波器において復調されて、各直交
成分が夫々平滑直流増幅されて、増幅器A1、A2から出
力される。これら増幅器から出力されるV1及びV2は、
ベクトル電圧計701によって測定される。電圧増幅器
A1の出力直流電圧V1は、cos(θ2+θx−θ1)に
比例し、電圧増幅器A2の出力直流電圧V2は、sin
(θ2+θx−θ1)に比例し。説明を簡単にするため、
R1=R2、R3=R4、C1=C2とすれば、 V2/V1=tan(θ2+θx−θ1) となる。従って、図示しない計算手段により、 θ2+θx−θ1=tan-1(V2/V1) が求められる。ヌル・ループが安定に動作するために
は、 θ2+θx−θ1=π であればよい。ここで、θ2とθ1の位相差が0であると
すると、 θx=tan-1(V2/V1) であるから、ヌル・ループの安定化に必要な追加の位相
回転量φは、 φ=π−θx=π−tan-1(V2/V1) で求められる。そして、このφの値を前記式(3)のθ
に代入して、I及びQの値が算出され、各乗算DACの
設定値が決定される。決定された該設定値は、図示しな
い記憶装置に記憶される。各測定周波数毎にこれらDA
C設定値が算出され、記憶された後、DUTの測定時に
各測定周波数に応じて適切なDAC設定値が読み出さ
れ、DACの設定が行われる。スイッチS1、S2、
S3、S4がN側に切換えられると、DUTの測定が開始
可能な状態になる。
いてまとめると、図8に示すような手順になる。なお、
図8中の各ボックスの内容は以下に示す通りである。 801:スイッチS1、S2、S3、S4をT側に切換え
る。 802:スイッチS5を1側に、スイッチS6を0側に接
続する。 803:ベクトル演算回路600の設定を、A11=12
7、A12=0、A21=0、A22=127にする。 804:θ1=θ2なる復変調信号を直交検波器及び直交
変調器に印加する。 805:測定周波数を設定する。 806:スイッチS0を0°側と90°側に切換えて、
各直交成分の電圧値V1及びV2をベクトル電圧計701
で測定し、ヌル・ループ一巡位相推移θxを測定する。 807:測定したヌル・ループ一巡位相推移θxから必
要な追加の位相回転量φを求める。 808:式(3)により行列成分I及びQを求め、各乗
算DACの設定値を算出する。 809:算出した各DAC設定値を記憶手段に格納す
る。 810:スイッチS1、S2、S3、S4をN側に切換え
る。
一巡ゲインも補正することを可能にした本発明によるN
BAの実施例について説明する。まず、一巡ゲイン補正
量の算出についてであるが、これも先ほどと同じ測定手
順によってV1及びV2をベクトル電圧計701で測定す
ることによりそのベクトル電圧の絶対振幅が求められ、
該絶対振幅と直流電圧源の既知の電圧値との比を求める
ことによって、ヌル・ループの一巡ゲインが得られる。
この測定されたゲインから所望のゲインにするために必
要な上記式(5)のゲイン補正係数Kが容易に求まる。
先ほどのI及びQの値にこのゲイン補正係数Kが加味さ
れて、上記式(5)によって各DACの設定値が決定さ
れる。これを各測定周波数毎に実行し、先ほどと同様に
図示しない記憶装置に各DACの設定値が記憶されて、
DUT測定時に使用される。
まとめると、図9に示すような手順になる。なお、図9
中の各ボックスの内容は以下に示す通りである。 901:スイッチS1、S2、S3、S4をT側に切換え
る。 902:スイッチS5を1側に、スイッチS6を0側に接
続する。 903:ベクトル演算回路600の設定を、A11=12
7、A12=0、A21=0、A22=127にする。 904:θ1=θ2なる復変調信号を直交検波器及び直交
変調器に印加する。 905:測定周波数を設定する。 906:スイッチS0を0°側と90°側に切換えて、
各直交成分の電圧値V1及びV2をベクトル電圧計701
で測定し、ベクトル電圧の絶対振幅を求める。 907:求めたベクトル電圧の絶対振幅から必要なゲイ
ン補正係数Kを求める。 908:ステップ808により求めたI及びQの値と式
(5)により、各乗算DACの設定値を算出する。 909:算出した各DAC設定値を記憶手段に格納す
る。 910:スイッチS1、S2、S3、S4をN側に切換え
る。
テップ906においてべクトル電圧の絶対振幅測定と同
時にヌル・ループ一巡位相推移θxの測定を、また、前
記ステップ907においてゲイン補正係数Kの算出と同
時に追加位相回転量φの算出を、夫々実行するようにし
てもよい。この場合、各測定周波数につき1回だけヌル
・ループ一巡のベクトル電圧測定を行えばよいので、ヌ
ル・ループの位相とゲイン両方の補正を行う時にかかる
時間が短縮される。
NBAの前後に接続された入力アンプ119及び出力ア
ンプ121のそれぞれの設定ゲインを含めて補正するこ
とが可能である。例えば、上述の905〜909のステ
ップからなる手順を、各入力アンプ119及び出力アン
プ121のゲイン設定を切換えて再度実行し、入力アン
プ及び出力アンプの設定ゲインの様々な組合せ毎に、一
巡補正のためのDAC設定値を求めてもよい。
正の方法においては、スイッチS2、S4、S5、S6と2
つの基準直流電圧源703、704、及び、A11=12
7、A12=0、A21=0、A22=127に設定されたベ
クトル演算回路600を使用して直交変調器204に
(0°成分,90°成分)=(E,0)の信号を供給し
ているが、スイッチS5、S6を省略してベクトル演算回
路600の両入力に電圧Eを与えるようにし、ベクトル
演算回路600をA11=127、A12=0、A21=0、
A22=0に設定することによっても(0°成分,90°
成分)=(E,0)の信号を直交変調器204に供給す
ることができることは明らかである。この場合、スイッ
チS2、S4及び単一の基準直流電圧源だけでヌル・ルー
プ一巡位相推移測定手段を構成できるので、回路が簡単
になる。
組み込んだNBAでは、その0°成分パスと90°成分
パスの間における位相差を精確に90°に補正すること
(以下、90°位相差補正と称する)、及び、各パスの
間のゲインのずれを補正すること(以下、ゲインずれ補
正と称する)も可能になる。これによって、NBAをよ
り理想に近い状態に補正してから動作させることができ
る。この0°成分パス−90°成分パス間の90°位相
差補正及びゲインずれ補正の方法について以下に説明す
る。
のための一巡位相推移量補正及び一巡ゲイン補正と同様
に、まず、θ1=θ2なる上記復変調信号を直交検波器及
び直交変調器に印加し、前記ベクトル演算回路600の
設定を、A11=127、A12=0、A21=0、A22=1
27にした状態で、スイッチS1、S2、S3、S4をT側
に切換え、スイッチS2、S4をT側に切換え、スイッチ
S5を1側に、スイッチS6を0側に切換えて行われる。
直交変調器204の0°パス側変調器には基準直流電圧
源703からの基準直流電圧Eが入力され、90°パス
側変調器には接地電位が接続される。ベクトル電圧計7
01によって増幅器A1、A2の出力V1及びV2からベク
トル電圧の絶対振幅及び位相角が測定される。今度は、
スイッチS5を0側に、スイッチS6を1側に切換えて、
上記の手順を再度実行する。これら2つのベクトル電圧
の振幅及び位相角が得られると、今度はその振幅比及び
位相差を計算する。この計算された振幅比からは、0°
パスを基準にした場合の90°パスのゲインを理想値に
するための係数kが求まる。更に、この計算された位相
差からは、0°パスを基準にした場合の90°パスの9
0°からのずれ角θも求められるので、これらの値k及
びθから、各DACの設定値が以下の式(6)を使って
算出される。
周波数毎に実行される。ところで、上記式(6)は上述
のように0°パスを基準とした場合の演算式であり、当
然のごとく、90°パスを基準とする場合には修正が加
えられる。従って、本発明はこの式によって限定される
ものではないことに注意されたい。
90°位相差ずれ及びゲインずれの補正方法についてま
とめると、図10に示すような手順になる。なお、図1
0中の各ボックスの内容は以下に示す通りである。 1001:スイッチS1、S2、S3、S4をT側に切換え
る。 1002:スイッチS5を1側に、スイッチS6を0側に
接続する。 1003:ベクトル演算回路600の設定を、A11=1
27、A12=0、A21=0、A22=127にする。 1004:θ1=θ2なる復変調信号を直交検波器及び直
交変調器に印加する。 1005:測定周波数を設定する。 1006:スイッチS0を0°側と90°側に切換え
て、各直交成分の電圧値V1及びV2をベクトル電圧計7
01で測定し、ベクトル電圧の絶対振幅及び位相角を求
める。 1007:スイッチS5を0側に、スイッチS6を1側に
切換え、各直交成分の電圧値V1及びV2をベクトル電圧
計701で再度測定し、ベクトル電圧の絶対振幅及び位
相角を求める。 1008:求めた2つのベクトル電圧の絶対振幅から必
要なゲイン補正係数kを、位相角の差から90°からの
ずれ角θを求める。 1009:式(6)により、各乗算DACの設定値を算
出する。 1010:算出した各DAC設定値を記憶手段に格納す
る。 1011:スイッチS1、S2、S3、S4をN側に切換え
る。
は、図示しない計算手段にプログラムされているものと
し、算出された各DACの設定値は、これも図示されな
い記憶手段に記憶されるようになっている。これら計算
手段及び記憶手段と各DACとの関係については当業者
には容易に理解できるところであり、本明細書において
は説明しない。
れば、四端子対インピーダンス測定装置に必須のヌル・
ループの安定化に必要な追加の位相回転を高精度に実現
することができる。それと同時に、ヌル・ループ一巡ゲ
インの補正も可能となり、より一層広範囲の測定周波数
帯において、また広範囲の測定インピーダンスにおいて
ヌル・ループを安定化させることができる。さらに特筆
すべき本発明の効果は、ヌル・ループ位相補償及びゲイ
ン補正のための回路をそのまま、NBAの0°成分パス
−90°成分パス間の90°位相差補正及びゲインずれ
補正に使用することができることである。これによっ
て、ハードウェアだけでは完全なものが得られなかった
ヌル増幅手段を、DACの設定値を調節するという至っ
て簡単な操作によってより理想に近い状態で動作させる
ことができるようになる。
ついて説明してきたが、上記実施例は本発明の精神から
逸脱することなく変更及び修正を行うことができること
は言うまでもない。従って、本発明の範囲はその特許請
求の範囲に記載の内容によってのみ限定されるものであ
る。
図である。
る。
相特性を示す図である。
る。
る。
ープ一巡位相推移量の補正方法を説明するフローチャー
トを示す図である。
ープ一巡ゲイン及び一巡位相推移量の補正方法を説明す
るフローチャートを示す図である。
増幅器の各直交成分パス間の90°位相差ずれ及びゲイ
ンずれの補正方法を説明するフローチャートを示す図で
ある。
Claims (7)
- 【請求項1】2つの直交座標成分を有する入力ベクトル
信号(VIN_0、VIN_90)を入力し、下記の演算式によっ
て任意のベクトル回転量θを以って前記入力ベクトル信
号を回転させ、これを出力ベクトル信号(VOUT_0、V
OUT_90)として出力することを特徴とするベクトル演算
回路。 【数1】 - 【請求項2】2つの直交座標成分を有する入力ベクトル
信号(VIN_0、VIN_90)を入力し、下記の演算式によっ
て任意のベクトル回転量θを以って前記入力ベクトル信
号を回転させると同時に、前記入力ベクトル信号の大き
さをK倍に変化させ、これを出力ベクトル信号(V
OUT_0、VOUT_90)として出力することを特徴とするベク
トル演算回路。 【数2】 - 【請求項3】前記入力ベクトル信号の第1の成分VIN_0
を入力する第1及び第3の乗算DAC(デジタル−アナ
ログ変換器)と、 前記入力ベクトル信号の第2の成分VIN_90を入力する
第2及び第3の乗算DACと、 前記第1と第2の乗算DACの出力を加算して出力ベク
トル信号の第1の成分VOUT_0を出力する第1の加算器
と、 前記第3と第4の乗算DACの出力を加算して出力ベク
トル信号の第2の成分VOUT_90を出力する第2の加算器
とを備え、 前記第1乃至第4の乗算DACは夫々、その設定値がA
であれば入力をA倍して出力するものであり、 前記第1、第2、第3、及び第4の乗算DACの設定値
が夫々順に、前記演算式における値A11、A12、A21、
A22に比例する値に設定されることを特徴とする、請求
項1または請求項2に記載のベクトル演算回路。 - 【請求項4】第1及び第2の端子を有する被測定素子
(DUT)の前記第1の端子に接続された測定信号源
と、 前記DUTの前記第2の端子に接続され、該第2の端子
を仮想接地するとともに、前記DUTに流れる電流を電
圧に変換する帰還増幅器とを備えた適応形ハーフ・ブリ
ッジであって、前記帰還増幅器は、 入力端及び出力端と、 前記入力端に入力される交流信号を、前記交流信号と同
周波数で互いに90°位相の異なる2つの信号によって
直交検波する直交検波手段と、 前記直交検波手段の出力を夫々積分し、前記交流信号の
2つの直交成分の大きさを表わす信号を出力する積分手
段と、 前記積分手段から得られた2つの直交成分の大きさを表
わす信号を入力してベクトル演算を施し、所望の回転量
で回転させたベクトルを成す2つの直交成分信号に変換
して出力するベクトル演算回路と、 前記ベクトル演算回路から出力される2つの直交成分信
号を、前記交流信号と同周波数で互いに90°位相の異
なる2つの信号によって直交変調し、交流信号として前
記出力端に出力する直交変調手段とを設けて成る適応形
ハーフ・ブリッジ。 - 【請求項5】前記帰還増幅器の帰還ループを開放し、該
帰還ループの一巡位相回転量を検出する手段と、 検出された前記帰還ループの一巡位相回転量から前記所
望の回転量を算出し、該所望の回転量に応じて前記ベク
トル演算回路の設定を行う計算手段とをさらに設けたこ
とを特徴とする、請求項4に記載の適応形ハーフ・ブリ
ッジ。 - 【請求項6】前記一巡位相回転量の検出は、前記積分手
段と前記ベクトル演算回路との間を切り離し、前記積分
手段の出力をベクトル電圧計に、前記ベクトル演算回路
の入力を基準信号源にそれぞれ接続することによって行
われることを特徴とする、請求項5に記載の適応形ハー
フ・ブリッジ。 - 【請求項7】前記ベクトル演算回路は、請求項1乃至請
求項3のいずれか一項に記載のベクトル演算回路によっ
て構成されることを特徴とする、請求項4乃至請求項6
のいずれか一項に記載の適応形ハーフ・ブリッジ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24900999A JP2001074793A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | 適応形ハーフ・ブリッジ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP24900999A JP2001074793A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | 適応形ハーフ・ブリッジ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2001074793A true JP2001074793A (ja) | 2001-03-23 |
JP2001074793A5 JP2001074793A5 (ja) | 2006-10-05 |
Family
ID=17186661
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP24900999A Pending JP2001074793A (ja) | 1999-09-02 | 1999-09-02 | 適応形ハーフ・ブリッジ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2001074793A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250461A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fujitsu Ltd | 燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法 |
KR101386139B1 (ko) | 2013-04-15 | 2014-04-18 | 한국전기연구원 | 전력반도체의 동특성 측정전류 조건 설정을 위한 교정 방법 |
WO2023139870A1 (ja) * | 2022-01-21 | 2023-07-27 | 日置電機株式会社 | インピーダンス測定装置および方法 |
-
1999
- 1999-09-02 JP JP24900999A patent/JP2001074793A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007250461A (ja) * | 2006-03-17 | 2007-09-27 | Fujitsu Ltd | 燃料電池システム、燃料電池システムの制御方法 |
KR101386139B1 (ko) | 2013-04-15 | 2014-04-18 | 한국전기연구원 | 전력반도체의 동특성 측정전류 조건 설정을 위한 교정 방법 |
WO2023139870A1 (ja) * | 2022-01-21 | 2023-07-27 | 日置電機株式会社 | インピーダンス測定装置および方法 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US5901346A (en) | Method and apparatus utilizing a compensated multiple output signal source | |
JPS63119339A (ja) | ベクトル変調器校正方法 | |
JP3175580B2 (ja) | 直交位相変調器の調整装置 | |
US11959991B2 (en) | Hybrid digital and analog signal generation systems and methods | |
US4935692A (en) | Vector ammeter having digital signal processing unit | |
JPS60171414A (ja) | ロツクイン増幅器 | |
JP3429395B2 (ja) | アナログ光信号伝送用適応等化器 | |
JP2001074793A (ja) | 適応形ハーフ・ブリッジ | |
JP3590624B2 (ja) | 位置検出装置およびその位置検出回路ならびにその検査方法 | |
US4888701A (en) | Apparatus for measuring vector voltage ratio | |
JPH0661761A (ja) | マイクロ波管によって増幅された波の位相の不安定性を補償するための方法及び装置 | |
US11190283B2 (en) | Polar system and delay difference calibration method | |
US4312032A (en) | RF Power control apparatus | |
JP2960074B2 (ja) | 適応形ハーフ・ブリッジ及びインピーダンス・メータ | |
JP3561184B2 (ja) | Iqスプリッタ装置 | |
JP2001074793A5 (ja) | ベクトル演算回路、適応形ハーフ・ブリッジ、および、インピーダンス測定装置 | |
JP3060723B2 (ja) | 電力用計器調整装置 | |
TWI854119B (zh) | 混合數位及類比信號生成系統及方法 | |
JP3198340B2 (ja) | 振幅変調回路 | |
JPH04204267A (ja) | 自動平衡装置 | |
JP3474914B2 (ja) | 自動平衡装置 | |
JP3863097B2 (ja) | ダブルバランスド・ミキサのキャリアリーク測定方法 | |
SU1767453A1 (ru) | Калибратор амплитудной модул ции | |
JPH11205401A (ja) | 直交変調器 | |
JP2024035391A (ja) | 交流電圧波形生成装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A711 | Notification of change in applicant |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711 Effective date: 20040217 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20060817 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060817 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090528 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20091028 |