JP2001073809A - 作業車のアクセル制御装置 - Google Patents

作業車のアクセル制御装置

Info

Publication number
JP2001073809A
JP2001073809A JP25171399A JP25171399A JP2001073809A JP 2001073809 A JP2001073809 A JP 2001073809A JP 25171399 A JP25171399 A JP 25171399A JP 25171399 A JP25171399 A JP 25171399A JP 2001073809 A JP2001073809 A JP 2001073809A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
accelerator
lever
engine
speed
working
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP25171399A
Other languages
English (en)
Inventor
Hidetaka Hirayama
秀孝 平山
Hitoshi Watanabe
均 渡辺
Hiroki Matsuzawa
宏樹 松沢
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Iseki and Co Ltd, Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd filed Critical Iseki and Co Ltd
Priority to JP25171399A priority Critical patent/JP2001073809A/ja
Publication of JP2001073809A publication Critical patent/JP2001073809A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)
  • Harvester Elements (AREA)
  • Control Of Throttle Valves Provided In The Intake System Or In The Exhaust System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業部が非作業状態にある時で、且つ、機体
が停車状態にある時は、エンジン回転を自動的にアイド
リング状態に制御する技術は知られている。エンジンの
回転数が通常のアイドリング回転によるときは、機体の
発進がスム−スにいかず、往々にしてエンストを惹き起
す問題があった。 【解決手段】 本発明は、アクセル制御可能な作業車に
おいて、各作業部が非作業状態にあって、且つ、走行部
が停止状態にある時においてのみ、エンジン回転数を通
常のアイドリング回転よりは高く、作業時における所定
の定格回転よりは低く設定すべくアクセル制御可能に構
成してあることを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンバインのよう
な作業車のアクセル制御装置に関するもので、農用機
械、土木機械等の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】作業部が非作業状態にある時で、且つ、
機体が停車状態にある時は、エンジン回転を自動的にア
イドリング状態に制御する技術は、例えば、コンバイン
のような農用作業車において知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】エンジンの回転数が通
常のアイドリング回転によるときは、機体の発進がスム
−スにいかず、往々にしてエンストを惹き起す問題があ
った。
【0004】本発明は、かかる問題点を解消することを
目的とし、この目的達成のため、次のような技術的手段
を講じた。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明にかか
る技術的手段は、アクセル制御可能な作業車において、
各作業部が非作業状態にあって、且つ、走行部が停止状
態にある時においてのみ、エンジン回転数を通常のアイ
ドリング回転よりは高く、作業時における所定の定格回
転よりは低く設定すべくアクセル制御可能に構成してあ
ることを特徴とするものである。
【0006】
【発明の効果】従って、本発明によれば、停車時にはエ
ンジン回転数を通常のアイドリング回転よりは高く設定
してあるため、発進時の走行がスム−スであり、エンス
ト等によるトラブルも回避することができる。また、こ
の停車時におけるエンジン回転数を作業時における所定
の定格回転よりは低く設定してあるので、燃料の節減は
もとより騒音の防止効果を図ることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】作業車の1実施態様としてコンバ
インの構成例について説明する。走行車体1は、接地部
にクロ−ラ2、2を巻回して走行装置を構成し、上部に
は脱穀装置3を搭載している。そして、走行車体1の前
方には、穀稈を引起し刈取って前記脱穀装置3に搬送供
給する刈取作業部4を昇降可能に装備している。
【0008】この刈取作業部4は、車体1に対し上下回
動自由に枢着された刈取支持フレ−ム5によって支持さ
れ、油圧によって伸縮する昇降シリンダ−6により昇降
する構成としている。昇降シリンダ−6は刈取昇降レバ
−(パワステ)7の前後揺動操作により制御するよう連
動構成している。8は前記刈取作業部4及び脱穀装置3
への回転動力を入り切りする刈取脱穀クラッチレバ−
(刈脱クラッチレバ−)を示す。
【0009】運転部9の後方には脱穀された穀粒を貯溜
するグレンタンク10が搭載され、このタンク内に貯溜
される穀粒が満杯になると、籾排出レバ−11の操作に
よりクラッチ入りとし、排出オ−ガ12を介して機外に
取り出す構成としている。
【0010】また、運転部9の下方にはエンジン13が
搭載され、アクセルレバ−14の操作によりアクセルワ
イヤ−15を介してエンジンの回転が任意に制御される
構成である。
【0011】走行ミッションの入力側には油圧無段変速
装置(HST)が設けられ、主変速レバ−、即ち、HS
Tレバー16の前進又は後進操作により機体の走行速が
無段的に変速制御される構成である。
【0012】アクセル制御を自動的に行なう場合には、
自動アクセル制御スイッチIQを入りにする。すると、
HSTレバ−16の前進又は後進の操作に応じてエンジ
ン回転が自動制御されることになる。実施例では、図5
に示すように、例えば、主変速レバ−の前進操作により
開度全開でエンジン回転数目標2860rpmまで上昇
回転する。
【0013】このようにエンジン回転を自動制御すべく
アクセル制御可能に構成してある作業車において、アク
セル制御コントロ−ラ(CPU)の入力側には、エンジ
ン回転センサ17、アクセルポジションセンサ18、機
体の移動速を検出する車速センサ19、HSTレバ−1
6の操作位置を検出するHSTポジションセンサ20、
刈脱クラッチレバ−8を入り切り制御する脱穀レバ−ス
イッチ21、籾排出レバ−11を入り切り制御する排出
レバ−スイッチ22等が設けられ、出力側にはアクセル
レバ−14の自動開閉操作を行なうアクセル制御モ−タ
23が設けられている。
【0014】各作業部が作業状態であるか非作業状態で
あるかを検出する検出装置と車体が停車状態にあるかを
検出する検出装置を設ける構成とし、そして、これら検
出装置の検出結果に基づきアクセル制御モ−タ23を介
してアクセルレバ−14の自動開閉操作を行い、エンジ
ンのアイドリング回転制御が自動的に行われるよう関連
構成する。
【0015】すなわち、例えば、刈脱クラッチレバ−8
が切り(脱穀レバ−スイッチOFF)の操作状態にある
か、籾排出レバ−11がクラッチ切り(排出レバ−スイ
ッチOFF)の操作状態にあるか、また、油圧無段変速
装置(HST)の操作により車体を走行制御するHST
レバ−16が中立位置にあって、車体が停車状態にある
かをHSTポジションセンサ−20並びに車速センサ−
19により検出すると、自動的にエンジン回転をアイド
リング状態に制御するよう関連構成する。
【0016】要するに、HSTレバ−16の操作位置検
出結果に基づき、つまり、その操作量に応じてエンジン
回転を制御すべく、アクセル制御モ−タ23を介してア
クセルレバ−14の自動開閉操作を行い、そして、各作
業部が非作業状態にあり、HSTレバ−16が中立位置
に操作されて機体が停車すると、自動的にエンジン回転
をアイドリング状態に制御する構成である。
【0017】ところで、本発明にかかるアイドリング回
転数とは、通常のアイドリング回転(約1000rp
m)よりは高く、作業時における定格回転(約2800
rpm)よりは低くなるよう約2000rpmを目途に
設定している。
【0018】従って、上記のような自動アクセル制御時
において、前記ポジションセンサ−20がHSTの中立
位置を検出し、且つ車速センサ−19が機体の停車状態
を検出すると同時に、各作業部の作業状態検出装置が非
作業状態であることを検出すると、エンジン回転が定格
回転より所定のアイドリング状態にまで自動的にダウン
し、約2000rpmを維持する。
【0019】また、アクセル制御可能な作業車におい
て、上記実施例では、非作業時、停車時のアイドリング
回転をエンジン回転数により設定したが、アクセルレバ
−位置の設定によっても行なうことができる。すなわ
ち、非作業状態の時で、機体停車時には、アクセル開度
を通常のアイドリング位置より大で無負荷定格時のレバ
−位置よりも小の位置に設定する。従って、この時のア
イドリング回転数も上記同様に略2000rpmを維持
する。
【0020】以上のような自動アクセル制御時におい
て、作業途中あるいは作業終了後にエンジンを停止した
時、この停止時におけるアクセル開度が通常より高い場
合は、予め定めているアクセル開度(エンジン始動時の
適正開度)に自動復帰するように構成しておくとよい。
また、スタ−タ−キ−ON時(グロ−中)のアクセル開
度が高くなっている場合も同様に予め定めているアクセ
ル開度に自動復帰するよう構成することもできる。
【0021】したがって、かかる構成によれば、エンジ
ン始動時の異常回転上昇防止、並びにエンジン始動時の
排ガス抑制、また、アクセルワイヤ−の張り過ぎ状態で
放置されることによるワイヤ−の延び防止効果を図るこ
とができる。
【0022】次に他の実施例につき説明する。アクセル
制御可能なコンバインにおいて、自動アクセル制御スイ
ッチ入りで、エンジン回転500rpm以上でエンジン
がかかっている状態のとき、HSTレバ−16が中立位
置で、刈脱クラッチレバ−8、籾排出レバ−11共に切
りの時のエンジン回転を、設定回転数に調整する場合、
パワステ等の操作による油圧装置、エアコンのコンプレ
ッサ−等の作動により、回転数がドロップした場合で
も、この回転数変動には追従させない構成とする。つま
り、パワステ操作信号24、エアコンコンプレッサ信号
25等が入力されてエンジン回転数に変動があってもこ
れにかかわることなく無視することによって、停車中に
おけるエンジン回転の再調整回数の増大を防ぐことがで
きる。
【0023】要するに、エンジン回転の設定回転数調整
中に、エアコンコンプレッサ−の作動、パワステ等の油
圧装置への追従を許すと、停車中のエンジン回転調整回
数が増大する。従って、かかる実施例によれば、上記追
従を許容しないようにすることで、システムの耐久性を
向上させることができる。
【0024】以上のように、コンバインは、回転各部に
動力が伝達されると、走行車体を前進しながら圃場の穀
稈の刈取脱穀作用を行う。すると、穀稈は、刈取作業部
4によって引起され、株元が刈取られ、順次上方に搬送
されて脱穀装置3に供給される。そして、穀稈は、脱穀
装置3によって脱穀作用を受けて選別された穀粒がグレ
ンタンクに貯溜される。
【0025】刈取作業部4及び脱穀装置3への回転動力
は、刈脱クラッチレバ−8の操作により入り切りする。
グレンタンク10内に貯溜される穀粒が満杯になると、
籾排出レバ−11の操作によりクラッチ入りとし、タン
ク内の穀粒が排出オ−ガ12を介して機外に取り出され
る。
【0026】アクセル制御を自動的に行なう場合には、
自動アクセル制御スイッチIQを入りにする。すると、
HSTレバ−16の前進又は後進の操作に応じてエンジ
ン回転が自動制御される。
【0027】そして、刈脱クラッチレバ−8が切り、籾
排出レバ−11がクラッチ切り、また、HSTレバ−1
6が中立位置に操作されると、エンジン回転が自動的に
所定のアイドリング状態に制御される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例であって、側面図である。
【図2】本発明の実施例であって、平面図である。
【図3】本発明の実施例であって、斜面図である。
【図4】本発明の実施例であって、ブロック回路図であ
る。
【図5】本発明の実施例であって、主変速レバ−(HS
Tレバ−)操作時のエンジン回転数目標値を示す。
【符号の説明】
1 走行車体 2 クロ−ラ 3 脱穀装置 4 刈取作業
部 5 刈取支持フレ−ム 6 昇降シリ
ンダ 7 刈取昇降レバ−(パワステ) 8 刈脱クラ
ッチレバ− 9 運転部 10 グレンタ
ンク 11 籾排出レバ− 12 排出オ
−ガ 13 エンジン 14 アクセ
ルレバ− 15 アクセルワイヤ− 16 HST
レバ− 17 エンジン回転センサ 18 アクセ
ルポジションセンサ 19 車速センサ 20 HST
ポジションセンサ 21 脱穀レバ−スイッチ 22 排出レ
バ−スイッチ 23 アクセル制御モ−タ 24 パワス
テ操作信号 25 エアコンコンプレッサ信号 IQ 自動ア
クセル制御スイッチ
フロントページの続き Fターム(参考) 2B076 AA03 EA01 EC09 ED11 3G065 BA04 CA05 DA05 DA06 DA14 EA03 GA10 GA11 GA31 GA35 GA37 GA46 JA02 JA09 JA11 JA14 KA05 3G301 HA28 JA31 KA07 LA01 LB13 LC03 MA14 NC02 PE01Z PF01Z PF03Z PF08Z PF13Z PF14Z

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 アクセル制御可能な作業車において、各
    作業部が非作業状態にあって、且つ、走行部が停止状態
    にある時においてのみ、エンジン回転数を通常のアイド
    リング回転よりは高く、作業時における所定の定格回転
    よりは低く設定すべくアクセル制御可能に構成してある
    ことを特徴とするアクセル制御装置。
JP25171399A 1999-09-06 1999-09-06 作業車のアクセル制御装置 Pending JP2001073809A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25171399A JP2001073809A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 作業車のアクセル制御装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP25171399A JP2001073809A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 作業車のアクセル制御装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2001073809A true JP2001073809A (ja) 2001-03-21

Family

ID=17226893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP25171399A Pending JP2001073809A (ja) 1999-09-06 1999-09-06 作業車のアクセル制御装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2001073809A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417705B2 (en) 2003-12-29 2008-08-26 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device and method for fabricating the same
JP2008199908A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Kubota Corp コンバインの操作装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7417705B2 (en) 2003-12-29 2008-08-26 Lg Display Co., Ltd. Liquid crystal display device and method for fabricating the same
JP2008199908A (ja) * 2007-02-16 2008-09-04 Kubota Corp コンバインの操作装置
JP4724132B2 (ja) * 2007-02-16 2011-07-13 株式会社クボタ コンバインの操作装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH1066436A (ja) コンバイン
JP4787710B2 (ja) コンバインのエンジン制御装置
JP2001073809A (ja) 作業車のアクセル制御装置
JP3750381B2 (ja) 刈取り作業車のアクセル制御装置
JP4356142B2 (ja) コンバインのアクセル制御装置
JP4471595B2 (ja) 移動農機
JP2004321106A (ja) コンバイン
JPH09275749A (ja) コンバインの操作装置
JP4245154B2 (ja) 作業車
JPH094481A (ja) 走行作業機におけるエンジン出力制御装置
JPH11206222A (ja) エンジン調速装置
JPH0925838A (ja) 走行作業機におけるエンジン出力制御装置
JP3440478B2 (ja) コンバインの車速制御装置
JP5040242B2 (ja) コンバイン
JP2004305121A (ja) コンバイン
JP2727603B2 (ja) 農作業車の負荷制御装置
JPS635455Y2 (ja)
JP2000161088A (ja) 作業車のアクセル制御装置
JP2001016955A (ja) アクセル制御型のコンバイン
JP2001258371A (ja) コンバイン
JPH08119003A (ja) 作業機等の走行装置
JPH11236839A (ja) 作業車
JP2008086245A5 (ja)
JP2001190135A (ja) コンバイン
JPH1066435A (ja) コンバイン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060905

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080922

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090113