JP5040242B2 - コンバイン - Google Patents
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Description
また、コンバインの検出情報の表示は、作業機の負荷変動が激しく、また、走行路面状況や周辺の作業機器の振動によって、センサの検出値も変動するため、そのまま検出値を表示すると表示が不安定となり、検出値の実態把握が困難となる。
そのため、検出値の表示に際しては、検出値の移動平均値を演算し、その平均値を表示値として採用するのが一般的である。しかし、移動農機の場合には実際の作業状態の負荷変動を迅速に表示させる必要があり、移動平均値の表示だけでは表示の安定性と敏感さを同時に満足させることができない。
そこで、この発明はこのような不具合を解消しようとするものである。
請求項2記載の発明によれば、上記請求項1記載の発明の効果を奏するうえに、車速センサ(SE4)及びエンジン回転数センサ(SE5)の検出値が安定しているときには、安定した移動平均値を表示し、検出値が激しく変動しているときには、実検出値をそのまま表示するので、検出値の変動状態を迅速に知ることができる。
図1にはコンバイン1の全体側面図、図2にはその平面図が図示されている。汎用型のコンバイン1の走行車体2の下方には、左右一対の走行クローラ3,3を配設し、走行車体2上には、右側前部に座席付きの操縦部4を、その後方にはエンジンE及び穀粒収納用のグレンタンク5を配設し、グレンタンク5には穀粒排出用の排出オーガ(作業部)7を設けている。走行車体2の左側には、外周面にラセン扱歯および独立状の扱歯を多数植設した扱胴6a、及び、その下方に張設した受網を張設した脱穀部(作業部)6を配設し、その下方には揺動選別棚(図示省略)と、風選装置(図示省略)を配設している。
操縦部4の座席4aの前側部には、フロント操作ボックス4bを、左側部にはサイド操作ボックス4cを設けている。フロント操作ボックス4bの右側端部に左右方向操作で左右操向を行い前後方向操作で作業機昇降を行うパワステレバー21を、正面部にはモニタ表示器22を備えた操作盤Hを設けている。また、サイド操作ボックス4cには、前側から後側にかけてスイッチの入切を表示するスイッチパネル23、エンジンEの燃料噴射量を調節するアクセルレバー24、前記無段変速装置8を変速する主変速レバー25、副変速装置(図示省略)を変速する副変速レバー26、刈取前処理装置11及び脱穀部6のクラッチの入切をする刈取脱穀クラッチレバー27を配設している。
エンジンE制御用のアクセル制御手段31の入力側には、各種スイッチ及びセンサが接続され、アクセル自動制御の入切をするアクセル制御スイッチSW1、副変速レバー26の高速変速位置への移動を検出する副変速高速位置検出スイッチSW2、脱穀部6の脱穀クラッチの入切を検出する脱穀クラッチスイッチSW3、排出オーガ7駆動用動力のクラッチ入切を検出する排出クラッチスイッチSW4を、デジタル信号入力回路を介して接続している。
制御が開始されると、アクセル制御スイッチSW1が入りであると(ステップS1)、電源スタート監視中か否かの判定をし(ステップS2)、電源スタート監視中でないと、電源スタート監視作動の開始を記憶し(ステップS3)、電源スタート監視タイマを初期化し(ステップS4)、後述のステップS5に移行する。
また、エンジンEの始動スイッチであるメインスイッチ(図示省略)をオンして電源オンしたエンジン始動直後の所定時間内(設定時間)に、前記エンジン低回転化出力制御の条件が成立しても、前記エンジンEの低回転化出力制御をしないように構成している。このように構成すると、寒い冬季にエンジンEが始動し難いときに、オペレータはエンジン始動時の回転数を高回転気味に設定し始動させる場合があるが、このような場合には任意の回転数でエンジンEを回転させ始動を容易にすることができる。
図6に示すように、車速センサSE4及びエンジン回転数センサSE5を外部割込み信号カウント処理回路を経由して、センサ値入力演算処理手段41の入力側に接続している。センサ値入力演算処理手段41には入出力回路を介してタイマカウント手段42を接続し、また、センサ値入力演算処理手段41の出力側には表示モニタ通信手段43を接続し、表示モニタ通信手段43とモニタ表示手段44を入出力回路を介して接続し、また、タイマカウント手段42と表示モニタ通信手段43を入出力回路を介して接続している。
また、前記検出値表示装置において、所定時間毎にセンサによりデータを検出して表示するにあたり、表示のための検出値を順次比較し、前々回の検出値と前回の検出値との差が所定の増減範囲内にあり、今回の検出値が前々回及び前回の検出値の増減傾向に対して反対あるいはいずれかの検出値と一致する場合には、今回の検出値として前回の検出値を表示し、また、増減傾向が一致する場合には、今回の検出値をそのまま採用表示し、また、今回の検出値が前々回の検出値及び前回の検出値との差が所定の増減範囲内の場合には、今回の検出値をそのまま表示するように構成してもよい。
図8に示すように、マイクロコンピュータ51の入力側には、各種スイッチ及びセンサを接続している。即ち、マイクロコンピュータ51の入力側には、リール回転制御入切スイッチSW6、脱穀クラッチセンサSW3、刈取クラッチセンサSW6及びリール回転センサSE7、車速センサSE4、エンジン回転センサSE5、刈取ポジションセンサSE8を、入力側インターフェイスを介して接続し、マイクロコンピュータ51の出力側には、出力インターフェイスを経由してリール回転増速リレーRE1、リール回転減速RE2、リール回転増減速駆動手段52を接続している。
3 走行装置(走行クローラ)
5 グレンタンク
6 脱穀部(作業部)
7 排出オーガ(作業部)
8 無段変速装置
24 アクセルレバー
25 主変速レバー
31 アクセル制御手段
32 エンジン回転数低下制御手段
41 センサ値入力演算処理手段
42 タイマカウント手段
43 表示モニタ通信手段
44 モニタ表示手段
44a メイン表示部
SW1 アクセル制御スイッチ
SE2 アクセルレバーセンサ
SE3 主変速レバーセンサ
SE4 車速センサ
SE5 エンジン回転数センサ
Claims (2)
- エンジン(E)の回転動力を、走行装置(3,3)と、脱穀部(6)及びグレンタンク(5)に備える排出オーガ(7)等の作業部とに伝達する構成とし、アクセルレバー(24)の操作位置を検出するアクセルレバーセンサ(SE2)と、車速変速用の無段変速装置(8)を変速操作するために備えられた主変速レバー(25)の操作位置を検出する主変速レバーセンサ(SE3)と、前記作業部への動力伝達を入切するクラッチの操作位置を検出するクラッチセンサ(SW3、SW4)と、前記クラッチが動力伝達入り位置に操作されている状態及び前記主変速レバー(25)が中立位置以外の位置に変速操作されている状態では前記エンジン(E)の回転数を所定の高回転数に調節し、前記クラッチが動力伝達切り位置に操作されている状態及び前記主変速レバー(25)が中立位置に操作されている状態ではエンジン(E)の回転数が所定の低回転数になるようにアクセルを自動調節するアクセル制御手段(31)と、該アクセル制御手段(31)を入切操作するアクセル制御スイッチ(SW1)とを備え、前記アクセル制御スイッチ(SW1)の入り操作によってアクセル制御が開始され、且つ、前記クラッチセンサ(SW3、SW4)によってクラッチの動力伝達切り位置への操作が検出され、且つ、前記主変速レバーセンサ(SE3)によって主変速レバー(25)の中立位置への操作が検出された状態で、前記アクセル制御スイッチ(SW1)の切り操作が検出された場合に、エンジン低回転化出力制御の条件が成立して、エンジン回転数を所定時間にわたり低回転数側に調節することで前記アクセル制御手段(31)によって自動調節された所定の低回転数を更に低い回転数まで下げるエンジン低回転化出力制御を実行するが、エンジン(E)を始動した直後の設定時間内に前記エンジン低回転化出力制御の条件が成立した場合には、前記エンジン低回転化出力制御を実行させないエンジン回転数低下制御手段(32)を設けたコンバイン。
- コンバインの車速を検出する車速センサ(SE4)とエンジン(E)の回転数を検出するエンジン回転数センサ(SE5)を外部割込み信号カウント処理回路を経由してセンサ値入力演算処理手段(41)の入力側に接続し、該センサ値入力演算処理手段(41)には入出力回路を介してタイマカウント手段(42)を接続し、前記センサ値入力演算処理手段(41)の出力側には表示モニタ通信手段(43)を接続し、該表示モニタ通信手段(43)とモニタ表示手段(44)を入出力回路を介して接続し、前記タイマカウント手段(42)と表示モニタ通信手段(43)を入出力回路を介して接続し、前記モニタ表示手段(44)にはエンジン(E)の回転数と車速を切り替え表示するメイン表示部(44a)を備え、前記車速センサ(SE4)及びエンジン回転数センサ(SE5)の検出値を所定時間ごとにサンプリングし、このサンプリングした所定個数の検出値の移動平均値を演算し、この移動平均値と車速センサ(SE4)及びエンジン回転数センサ(SE5)の夫々の実検出値との差が設定範囲内である場合には、この移動平均値をメイン表示部(44a)に表示し、前記移動平均値と車速センサ(SE4)及びエンジン回転数センサ(SE5)の夫々の実検出値との差が設定範囲外となった場合には、この車速センサ(SE4)及びエンジン回転数センサ(SE5)の夫々の実検出値をメイン表示部(44a)に表示する構成とした請求項1記載のコンバイン。
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