JP2002218831A - コンバインのエンジン制御装置 - Google Patents

コンバインのエンジン制御装置

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JP2002218831A
JP2002218831A JP2001018845A JP2001018845A JP2002218831A JP 2002218831 A JP2002218831 A JP 2002218831A JP 2001018845 A JP2001018845 A JP 2001018845A JP 2001018845 A JP2001018845 A JP 2001018845A JP 2002218831 A JP2002218831 A JP 2002218831A
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Japan
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lever
engine
traveling
accelerator
speed
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JP2001018845A
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English (en)
Inventor
Hiroki Matsuzawa
宏樹 松澤
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Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンバインの穀粒貯留タンク内の穀粒を排出装
置で排出中のときに、このコンバインを高速で発進させ
ると、作業者に危険であると共に、この排出装置が破損
することがあったが、これらを防止しようとするもので
ある。 【解決手段】走行装置等を回転駆動するエンジン6の回
転数を調節するアクセルレバー7を自動調節に切換える
アクセルレバー自動操作手段9は「ON」で、穀粒排出
のときに操作する排出レバーは「入」で、主変速レバー
24は「入」で、車速センサが検出した検出車速が所定
車速以上のときは、アクセルレバーを自動閉側へ制御す
る。又、走行中に刈取り停止で、前・後穀稈センサは
「OFF」で、所定距離走行すると、主変速レバー24
の操作量で、アクセルレバー7を自動開閉制御する。更
に水温センサが水温上昇検出により、アクセルレバー7
を自動閉側へ制御する構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、エンジンの回転
数を調節するアクセルレバーを回動操作するアクセル用
モータと、該アクセル用モータへ出力してアクセルレバ
ーを自動調節に切換えてエンジンの回転数制御を自動ア
クセル制御に切換えるアクセルレバー自動操作手段等を
設け、各種の検出により、アクセルレバーを自動開閉制
御に切換える技術であり、コンバインのエンジン制御装
置として利用できる。
【0002】
【従来の技術】コンバインで立毛穀稈を刈取り脱穀する
収穫作業は、走行装置の走行速度を設定する主変速レバ
ーを所定位置へ操作し、このコンバインを走行させて、
前部の刈取機で穀稈は刈取りされ、この刈取機で後方上
部で移送されて脱穀機へ供給され、この脱穀機内を移送
中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀粒は、この脱穀
機の横側に設けた穀粒貯留タンク内へ供給されて一時貯
留される。
【0003】この収穫作業のときに、アクセルレバー自
動操作手段を「ON」側(入状態側)へ操作すると、エン
ジンの回転数制御は自動アクセル制御となり、例えば、
走行装置の走行速度を設定する主変速レバーを操作し
て、所定の走行速度を設定すると、この設定した走行速
度に制御すべく、エンジンの回転数を調節するアクセル
レバーを回動操作するアクセル用モータへ出力され、こ
のアクセルレバーはこのアクセル用モータによって自動
調節制御され、設定した走行速度に対応する回転数にエ
ンジンの回転数が制御されて、設定した走行速度で走行
装置は走行して、収穫作業が行われる。
【0004】又、穀粒貯留タンク内へ貯留した穀粒を、
例えば、圃場横の道路に駆車したトラックに載置した穀
粒受箱内へ排出する排出作業であると、この穀粒貯留タ
ンク内の穀粒を排出する排出装置の排出オーガは、穀粒
受箱の排出に最適な位置へ上昇、旋回、及び伸張操作等
を行なった後に、この排出装置を始動、及び停止操作す
る排出レバーを操作して作動させ、穀粒貯留タンク内の
穀粒は、この排出装置でトラックの穀粒受箱内へ排出さ
れる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】穀粒貯留タンクから穀
粒を排出するときに操作する排出レバーを操作して、排
出装置の排出オーガを排出位置へ操作し、この排出装置
の排出オーガで穀粒を排出中で、主変速レバーが前進、
又は後進位置にあり、更にアクセルレバー自動操作手段
がON側へ操作されたときであると、エンジンの回転数
を調節するアクセルレバーを回動操作するアクセル用モ
ータへ出力されて、このアクセルレバーはアクセル用モ
ータによって自動調節制御されるが、この状態のとき
に、排出オーガの排出位置を変更するために、走行装置
を走行させると、例えば、主変速レバーの操作位置は、
前進位置で、しかも比較的高速度位置へ操作したときで
あると、エンジンの回転数はアクセルレバーにより、比
較的高回転数に制御されることにより、排出装置の排出
オーガの位置は、穀粒排出位置へ操作されていることに
より、穀粒排出時に発進するような危険な操作に対し
て、このエンジンの回転数の制御の対応が行われていな
いことにより、作業者に対する安全性と、急高速発進に
より、この排出装置の排出オーガが振れて、破損するこ
とがあったが、この排出オーガ等の破損防止の対応とが
行われていない問題があったが、この発明により、これ
ら問題点を解決しよとするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、請求項1に記載の発明においては、走行装置2の前
部に穀稈を刈取る刈取機3と、刈取り穀稈の供給を受け
て脱穀する脱穀機4と、走行装置2の走行速度を切換す
る主変速レバー24と、穀粒貯留タンク13内の穀粒を
排出装置26で排出のときに操作する排出レバー27
と、走行装置2等を回転駆動させるエンジン6の回転数
を調節するアクセルレバー7を回動操作するアクセル用
モータ8と、該アクセル用モータ8を出力してアクセル
レバー7を自動調節制御に切換えてエンジン6の回転数
制御を自動アクセル制御に切換えるアクセルレバー自動
操作手段9等を設けたコンバインにおいて、該アクセル
レバー自動操作手段9がON状態で、排出レバー27は
排出位置へ操作し、主変速レバー24は前進位置、又は
後進位置であり、走行車速を検出する車速センサ23a
が検出した検出車速が所定車速以上の検出に基づいてア
クセルレバー7は自動閉側へ切換制御する制御装置11
を設けたことを特徴とするコンバインのエンジン制御装
置としたものである。
【0007】請求項2に記載の発明においては、前記刈
取機3は始動及び停止操作可能に設け、刈取り走行中の
刈取り停止操作後に該刈取機3の前後部設けて刈取り穀
稈移送の有無を検出する前穀稈センサ22aは「OF
F」状態で、後穀稈センサ22bは「OFF」状態へ作
動後に所定距離走行時は、脱穀機4が作動中か否かに関
係なく走行装置2の走行速度を変速する主変速レバー2
4の操作量に基づいたエンジン6回転数にすべくアクセ
ルレバー7を自動開閉へ切換制御する制御装置11を設
けたことを特徴とする請求項1に記載のコンバインのエ
ンジン制御装置としたものである。
【0008】請求項3に記載の発明においては、前記エ
ンジン6の水温を検出する水温センサ21を設け、穀粒
排出のときに操作する排出レバー27と、脱穀機4を始
動、及び停止操作する刈脱ワンレバー28とは「切」操
作で走行中に、水温センサ21が水温上昇を検出のとき
は、エンジン6の回転数は所定の低回転数より高回転数
のときには、所定の低回転数にすべくアクセルレバー7
を自動閉側へ切換制御する制御装置11を設けたことを
特徴とする請求項1、又は請求項2に記載のコンバイン
のエンジン制御装置としたものである。
【0009】
【発明の作用】コンバインで立毛穀稈を刈取り脱穀する
収穫作業は、走行装置2の走行速度を設定する主変速レ
バー24を所定位置へ操作し、このコンバインを走行さ
せて、前部の刈取機3で穀稈は刈取りされ、この刈取機
3で後方上部へ移送されて脱穀機4へ供給され、この脱
穀機4内を移送中に脱穀され、脱穀済みで選別済みの穀
粒は、この脱穀機4の横側に設けた穀粒貯留タンク13
内へ供給されて一時貯留される。
【0010】この収穫作業のときに、アクセルレバー自
動操作手段9を「ON」側(入状態側)へ操作すると、エ
ンジン6の回転数制御は自動アクセル制御となり、例え
ば、走行装置2の走行速度を設定する主変速レバー24
を操作して、所定の走行速度を設定すると、この設定し
た走行速度に制御すべく、エンジン6の回転数を調節す
るアクセルレバー7を回動操作するアクセル用モータ8
へ出力され、このアクセルレバー7はこのアクセル用モ
ータ8によって自動調節制御され、設定した走行速度で
走行装置2が走行して、収穫作業が行われる。
【0011】又、穀粒貯留タンク13内に貯留した穀粒
を、例えば、圃場横の道路に駆車したトラックに載置し
た穀粒受箱内へ排出する排出作業であると、この穀粒貯
留タンク13内の穀粒を排出する排出装置26の排出オ
ーガは、穀粒受箱の排出に最適な位置へ上昇、旋回、及
び伸張操作等を行なった後に、この排出装置26を始
動、及び停止操作する排出レバー27を「入」操作して
作動させ、穀粒貯留タンク13内の穀粒は、この排出装
置26の排出オーガでトラックの穀粒受箱内へ排出され
る。
【0012】この排出作業状態である前記排出レバー2
7は排出状態へ操作され、主変速レバー24は前進、又
は後進位置へ操作され、アクセルレバー自動操作手段9
はON状態であり、走行装置2の走行車速を検出する車
速センサ23aが検出した検出車速が、制御装置11へ
設定して記憶させた設定の所定車速以上であると判定さ
れると、この制御装置11により、エンジン6の回転数
を制御するアクセルレバー7を回動操作するアクセル用
モータ8へ出力され、このアクセルレバー7は閉側(低
速側)へ操作され、走行装置2の走行車速は設定した所
定車速に、この制御装置11で制御されて走行する。
【0013】又、この収穫作業中に、自動、又は手動で
始動、及び停止操作可能に設けた前記刈取機3は、刈取
り走行中に刈取りが停止操作され、この刈取機3の前部
に設けて、移送している刈取り穀稈の移送の有無を検出
する前穀稈センサ22aは、穀稈を検出しなくなって
「OFF」状態になり、又、後穀稈センサ22bは、穀
稈を検出しなくなって「OFF」状態になった後に、走
行装置2は所定距離走行すると、脱穀機4は作動中か否
かに関係なく、この走行装置2の走行速度を変速する主
変速レバー24の操作位置による操作量によって、制御
装置11により、エンジン6の回転数を制御するアクセ
ルレバー7を回動操作するアクセル用モータ8へ出力さ
れ、このアクセルレバー7は開側(高速側)、又は閉側
(低速側)へ操作され、走行装置2の走行車速を制御す
る。
【0014】又、この収穫作業中に、前記排出装置26
を始動、及び停止操作する排出レバー27は「切」操作
され、脱穀機4を始動、及び停止操作する刈脱ワンレバ
ー28は「切」操作され、走行装置2は走行中で、エン
ジン6の水温を検出する水温センサ21が検出した水温
は水温上昇が検出され、この水温上昇信号が制御装置1
1へ入力されたとき、及びエンジン6の回転数は、この
制御装置11へ設定して記憶させた所定の低回転数よ
り、高回転数であると検出されたときには、この制御装
置11により、エンジン6の回転数を制御するアクセル
レバー7を回動操作するアクセル用モータ8へ出力さ
れ、このアクセルレバー7は閉側(低速側)へ回動操作さ
れ、エンジン6の回転数は所定の低回数に制御され、走
行装置2は走行する。
【0015】
【発明の効果】請求項1に記載の発明においては、穀粒
貯留タンク13内に貯留した穀粒を排出装置26の排出
オーガにより、排出作業中で走行車速を変更する主変速
レバー24は前進、又は後進へ操作された状態で、誤っ
て走行操作したときであっても、強制的にエンジン6の
回転数を低下させて、走行速度を減速させると共に、穀
粒の排出量も低下させることにより、作業者の危険を回
避することができて安全であり、又、排出中の穀粒の損
失も減少するし、更に排出装置26の排出オーガが大き
く振れることが少なくなり、破損を防止することができ
る。
【0016】請求項2に記載の発明においては、 穀粒
を収穫作業中か、又は走行中であるかは、前・後穀稈セ
ンサ22a,22bによって自動で判定され、この判定
により、エンジン6の回転数を自動制御することによ
り、運転操作作業者の操作を減少させることができる。
【0017】請求項3に記載の発明においては、前記エ
ンジン6の水温が水温センサ21で検出され、この検出
水温は水温上昇であると検出されたが、水温上昇のまま
でエンジン6の回転数を高回転数で継続させると、この
エンジン6は致命的な破損を招くことが発生するが、自
動で低回転数側へ制御されることにより、破損を防止す
ることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。コンバイン1の走行装置2の前部に
は、立毛穀稈を刈取る刈取機3を設け、この刈取機3で
刈取り穀稈を後方上部へ移送して脱穀機4へ供給して、
移送中に脱穀するこの脱穀機4は、走行装置2の上側に
設けた走行車台5に載置した構成であると共に、このコ
ンバイン1の各部を回転駆動するエンジン6を載置した
構成である。このエンジン6には、回転数を調節するア
クセルレバー7を設けると共に、このアクセルレバー7
を回動操作するアクセル用モータ8を設け、このアクセ
ル用モータ8へ出力する構成である。アクセルレバー7
を自動調節操作に切換えて、エンジン7の回転数を自動
調節制御に切換えするアクセルレバー自動操作手段9を
操作装置10に設けた構成である。この操作装置10内
には、制御装置11を設け、この制御装置11により、
アクセル用モータ8へ出力して、エンジン7の回転数を
アクセルレバー7を介して制御する構成である。このエ
ンジンの回転制御方法について、主に図示して説明す
る。
【0019】前記コンバイン1の走行車台5の下側に
は、図7で示す如く土壌面を走行する左右一対の走行ク
ローラ2aを張設した走行装置2を配設し、走行車台5
の上側には、脱穀機4を載置した構成である。走行車台
5の前側の刈取機3で立毛穀稈を刈取りし、この刈取り
穀稈はこの刈取機3で後方上部へ移送され、脱穀機4の
フィードチエン12aと挟持杆12bとで引継ぎ挟持移
送して脱穀し、脱穀済みで選別済み穀粒を回収して一時
貯留する穀粒貯留タンク13は、脱穀機4の右横側に配
設した構成である。
【0020】前記脱穀機4の前部で走行車台5の前側に
は、図7で示す如く前端位置から立毛穀稈を分離するナ
ローガイド14a、及び分草体14bと、この分離され
た穀稈を引起す引起装置15aと、引起された穀稈を掻
込みする穀稈掻込移送装置16の掻込装置16aと、掻
込された穀稈を刈取りする刈刃装置15bと、刈取りさ
れた穀稈を挟持移送して脱穀機4のフィードチエン12
aと挟持杆12bとへ受け渡しする穀稈掻込移送装置1
6の各穀稈移送装置16b等を設けてなる刈取機3は、
油圧駆動による伸縮シリンダ17により、土壌面に対し
て昇降自在に作用させる構成である。
【0021】前記刈取機3の前方下部から後方上部へ傾
斜する支持杆18aの上端部には、左右方向の支持パイ
プ杆18bを設け、この支持パイプ杆18bを走行車台
5の上側面に設けた支持装置18cで回動自在に支持さ
せて、伸縮シリンダ17の作動により、刈取機3は支持
パイプ杆18bを回動中心として、上下に回動する構成
である。
【0022】前記脱穀機4側の前部には、図7で示す如
くコンバイン1を始動、停止、及び各部を調節等の操作
を行う操作装置10と、これらの操作を行う作業者が搭
乗する操縦席19とは、操作室フレーム20aで形成し
た操作室20b内に設け、この操縦席19の下側で、走
行車台5の上側には、ラジエータ6aの水温を検出する
温度計方式の水温センサ21を設けたエンジン6を載置
すると共に、後方部には、穀粒貯留タンク13を配設す
る。これら走行装置2と、刈取機3と、脱穀機4と、エ
ンジン6等により、コンバイン1の機体1aを形成した
構成である。
【0023】前記刈取機3の穀稈掻込移送装置16の最
始端部と、最終端部との各穀稈移送装置16b,16b
によって形成される穀稈移送経路中には、刈取られて移
送される穀稈に接触作用することにより、脱穀機4へ穀
稈の供給の有無を検出するON−OFFスイッチ方式の
前・後穀稈センサ22a,22bを個別に、各穀稈移送
装置16a,16aに設けた構成である。
【0024】前記走行車台5の前端部に装架された走行
用のミッションケース23内の伝動機構の伝動経路中に
は、図7で示す如くその出力回転に基づいて走行車速を
検出するポテンションメータ方式の車速センサ23aを
設けた構成である。このミッションケース23の左右両
側に突出させて設けた走行車軸23bに軸支した走行ス
プロケット23c等に掛け渡した走行クローラ2aは、
このミッションケース23内の伝動機構を介して回転駆
動する構成である。
【0025】前記操作装置10の表面板10aには、図
5で示す如く各種レバーと、各種スイッチと、各種調節
ダイヤル等を設けた構成である。本発明に関係する部
品、及び主要部品のみを表示して説明する。前記操作装
置10の表面板10aには、走行装置2の走行速度の設
定と、前進走行、及び後進走行に切換操作する主変速レ
バー24と、走行方向を変更する方向制御レバー25
と、穀粒貯留タンク13内の穀粒を詳細は後述する排出
装置26で穀粒を機外へ排出するときに、この排出装置
26を始動、及び停止操作する排出レバー27と、脱穀
機4と、刈取機3とを始動、及び停止操作する刈脱ワン
レバー28と、エンジン6の回転数を変更するアクセル
レバー7と、排出装置26の詳細後述する排出オーガ2
9を旋回させるとに操作する旋回レバー30等を設けた
構成である。
【0026】又、前記排出オーガ29を伸張、及び収縮
のとき操作する伸縮スイッチ31aと、刈取機3を始
動、及び停止操作する刈取スイッチ31bと、この刈取
機3を自動で停止する刈取自動停止スイッチ31cと、
エンジン3の回転数を変更するアクセルレバー7を自動
調節制御に切換えて、このエンジン6の回転数制御を自
動アクセル制御に切換えるときに操作するON−OFF
スイッチ方式のアクセルレバー自動操作手段9等を設け
た構成である。
【0027】更に前記刈取機3の刈刃装置15bで刈取
りする刈取り高さを設定する刈高調節ダイヤル32、及
び其の他の各調節ダイヤルを設けた構成である。表示装
置33には、表示部33aを設けると共に、この表示装
置33には、制御装置11を内装して設けた構成であ
る。
【0028】前記エンジン6には、図4で示す如く略L
字状のアクセルレバー7を支持軸40へ装着した構成で
ある。この支持軸40の一方側の端部に設けた減速ギヤ
−41を介して、アクセル用モータ8を設け、この支持
軸40の他方側の軸端部には、ポテンションメータで構
成するアクセルポテンションセンサ38を装着した構成
である。
【0029】前記エンジン6には、図4で示す如く略T
字形状のスロットルレバー34の基部をスロットル軸3
5へ装着した構成である。このスロットルレバー34の
一方側の先端部と、アクセルレバー7の一方側の先端部
との間には、スロットルワイヤー36を設け、これらス
ロットルレバー34とアクセルレバー7とを接続した構
成である。このスロットルレバー34の他方側の先端部
には、リタンスプリング37を設け、このリタンスプリ
ング37により、このスロットルレバー34を閉位置へ
戻す構成である。
【0030】前記アクセルレバー7は前述の構成であ
り、スロットルを開くときは、アクセル用モータ8を正
回転駆動し、このアクセルレバー7を前方へ傾動させ
る。これにより、スロットルワイヤー36を介して、ス
ロットルレバー34が開方向へ回動する構成である。
又、スロットルを閉じるときは、アクセル用モータ8が
逆回転駆動し、アクセルレバー7を後方へ傾動させる。
これにより、スロットルワイヤー36が緩み、リタンス
プリング37に付勢されて、スロットルレバー34が閉
方向へ戻る構成である。
【0031】前記アクセルポジションセンサ38は、ア
クセルレバー7の傾動角度を検出し、この検出により、
アクセル用モータ8の回転を制御して、アクセルレバー
7の開度を調節して、スロットルの開度を調節し、エン
ジン6の回転数を調節制御する自動アクセル制御になる
構成である。この自動アクセル制御は、アクセルレバー
自動操作手段9を「ON」操作したときのみ行われると
共に、この自動アクセル制御は、エンジン6の回転数
が、例えば、500r.p.m以上で作動する構成であ
る。
【0032】前記自動アクセル制御は、主変速レバー2
4の操作位置を主変速ポテンションセンサ39で検出
し、この検出値に基づいて、エンジン6の回転数を制御
する構成である。前記操作装置10の表示装置33に
は、制御装置11を内装して設け、この制御装置11
は、図6で示す如く本発明に関係するもののみを図示し
て説明する。
【0033】前記制御装置11は、図6で示す如くアク
セルレバー自動操作手段9、主変速レバー24、刈脱ワ
ンレバー28、排出レバー27、及び其の他の各種レバ
ー操作と、刈取スイッチ31b、及び其の他の各種スイ
ッチの操作と、車速センサ23a、水温センサ21、前
・後穀稈センサ22a,22b、及び其の他の各種セン
サの検出値とは、入力回路42aを経てCPU42bへ
入力される構成である。これらの各種入力により、この
CPU42bから出力回路42cを経てアクセル用モー
タ8は始動、停止、及び調節制御され、これにより、ア
クセルレバー7は回動調節制御され、この回動調節制御
に連動して、エンジン6の回転数は調節制御される構成
である。このエンジン6の回転により、走行装置2、刈
取機3、及び脱穀機4は回転駆動される構成であり、伸
縮シリンダ17の作動により、この刈取機3は昇降制御
される構成である。
【0034】前記穀粒貯留タンク13内に貯留した穀粒
を機外へ排出するこの穀粒貯留タンク13の後側には、
縦移送螺旋43aを内装した排出支持筒43を略垂直姿
勢で回動自在に装着して設け、この排出支持筒43の上
端部には、その全長がコンバイン1の前後長に亘る機外
へ穀粒を排出する排出螺旋29aを伸縮自在に内装した
排出オーガ29を伸縮自在、上下回動自在、及び左右旋
回自在に横方向へ配設した構成である。
【0035】請求項1に記載の発明の作用について、図
1で示すフローチャートに沿って説明すると、収穫作業
がスタートされ(S−101)、エンジン6の回転数
は、例えば、500r.p.m以上であるか検出され
(S−102)、YESであると検出されると、アクセ
ルレバー自動操作手段9は「ON」であるか検出され
(S−103)、YESであると検出されると、排出レ
バー27は「入」位置であるか検出され(S−10
4)、YESであると検出されると、主変速レバー24
は中立位置であるか検出され(S−105)、NOであ
ると検出されると、車速センサ23aで検出した検出車
速と、制御装置11へ設定して記憶させた設定の所定車
速とが比較され、検出車速が設定の所定車速以上である
か検出され(S−106)、YESと検出されると、ア
クセル用モータ8が始動され、アクセルレバー7は閉側
(低速側)へ変更制御され(S−107)、リターンされ
る構成である(S−108)。
【0036】(S−102)と、(S−103)と、
(S−104)とでNOと検出され、(S−105)で
YESと検出され、更に(S−106)でNOと検出さ
れ、これらの検出のときには、リターンされる構成であ
る(S−107)。請求項2に記載の発明の作用につい
て、図2で示すフローチャートに沿って説明すると、収
穫作業が開始され(S−201)、エンジン6の回転数
は、例えば、500r.p.m以上であるか検出され
(S−202)、YESであると検出されると、アクセ
ルレバー自動操作手段9は「ON」であるか検出され
(S−203)、YESであると検出されると、刈脱ワ
ンレバー28の操作で脱穀機4は「入」か検出され(S
−204)、YESであると検出されると、刈脱ワンレ
バー28は「切」で刈取スイッチ31bは「OFF」か
検出され(S−205)、YESであると検出される
と、前穀稈センサ22aで移送中の穀稈は検出されなく
なって「OFF」か検出され(S−206)、YESと
検出されると、後穀稈センサ22bで移送中の穀稈は検
出されなくなって「OFF」か検出され(S−20
7)、YESと検出されると、穀稈処理完了後の走行距
離がセットされ(S−208)、穀稈処理完了後に所定
距離走行したか検出され(S−209),(S−20
7)でNOと検出されると(S−209)へ進む。(S
−209)でYESと検出されると、主変速レバー24
の操作位置かから、エンジン6の回転数目標値が算出さ
れ(S−210)、エンジン6の回転数と、目標回転数
とが比較され、エンジン6の回転数は目標回転数−α以
下か検出され(S−211)、YESと検出されると、
アクセルレバー7は開側(高速側)へ制御され(S−2
12)、リターンされる構成である(S−213)。
【0037】(S−202)と、(S−203)とでN
Oと検出されると、リターンされる構成である(S−2
13)。(S−204)でNOと検出されると、(S−
210)へ進む構成である。(S−205)と、(S−
206),(S209)とでONと検出されると、前記
エンジン6の回転数と定格の回転数とが比較され、この
エンジン6の回転数は定格の回転数−α以下か検出され
(S−214)、YESと検出されると、アクセルレバ
ー7は開側(高速側)へ制御され(S−215)、リター
ンされる構成である(S−213)。
【0038】(S−214)でNOと検出されると、前
記エンジン6の回転数と定格の回転数とが比較され、こ
のエンジン6の回転数は定格の回転数+α以上であるか
検出され(S−216)、YESと検出されるとアクセ
ルレバー7は閉側(低速側)へ制御され(S−217)、
リターンされる構成である(S−213)。
【0039】(S−216)でNOと検出されると、リ
ターンされる構成である(213)。(S−211)で
NOと検出されると、前記エンジン6の回転数と目標回
転数とが比較され、このエンジン6の回転数は目標回転
数+α以上であるか検出され(S−218)、NOと検
出されると、リターンされる構成である(213)。Y
ESと検出されると、アクセルレバー7は閉側(低速側)
へ制御され(S−219)、リターンされる構成である
(S−213)。
【0040】請求項3に記載の発明の作用について、図
3で示すフローチャートに沿って説明すると、収穫作業
がスタートされ(S−301)、アクセルレバー自動操
作手段9の「ON」が検出され(S−302)、YES
と検出されると、エンジン6の回転数は、例えば、50
0r.p.m以上であるか検出され(S−303)、Y
ESと検出されると、排出レバー27は「ON」位置が
検出され(S−304)、YESと検出されると、脱穀
機4はOFFが検出され(S−305)、YESと検出
されると、主変速レバー24は中立位置が検出され(S
−306)、NOと検出されると、水温センサ21は水
温上昇中が検出され(S−307)、YESと検出され
ると、エンジン6の回転数は、例えば、2000r.
p.m以上か検出され、YESと検出されると、アクセ
ルレバー7は閉側(低速側)へ制御され(S−309)、
リターンされる構成である(S−301)。
【0041】(S−308)でNOと検出されると、前
記アクセルレバー7は閉側(低速側)への制御は停止され
(S−311)、リターンされる構成である(S−31
0)。(S−302)、(S−303)、(S−30
4)、(S−305)でNOと検出され、(S−30
6)でYESと検出され、更に(S−307)でNOと
検出され、これらの検出のときには、リターンされる構
成である(S−310)。
【0042】前記自動アクセル制御において、主変速レ
バー24を最高速位置へ操作したときに、アクセルレバ
ー7は手動で閉側(低速側)へ操作されたときには、エン
ジン6の回転数は制御装置11へ設定して記憶させた所
定の低回転以下を検出すると、手動追従出力を停止させ
る構成である。
【0043】これにより、前記主変速レバー24を最高
速位置へ操作のときに、極端にエンジン6の回転数を低
下させると、このエンジン6に負担がかかるが、この発
明により、手動操作中に、アクセルレバー7の操作は重
くなることにより、低回転位置に来たことを操縦作業者
に知らせることができ、このために、誤操作の防止がで
きる。
【0044】前記自動アクセル制御において、刈脱ワン
レバー28は「入」状態のときに、エンジン6の回転数が
定格回転数を検出すると、アクセルレバー7の手動操作
による手動追従出力を停止する構成である。これによ
り、前記刈脱ワンレバー28は「入」状態の時には、エ
ンジン6の回転数は定格回転数にすることが理想的であ
り、この発明により、手動操作中に、アクセルレバー7
の操作が重くなることにより、定格回転位置に来たこと
を操縦作業者に知らせることができる。
【0045】前記自動アクセル制御において、前・後穀
稈センサ22a,22bが穀稈を検出しなくなって「O
FF」となり、更に走行装置2が停車後に、制御装置1
1へ設定して記憶させた所定時間が経過するまでは、エ
ンジン6の回転数を制御するアクセルレバー7は、閉側
(低速側)へ制御する出力を行わない構成である。
【0046】これにより、前記走行装置2を停車直後
は、まだ脱穀機4内では、穀粒を処理中であることが多
く、この段階でエンジン6の回転数を低下させると、脱
穀処理能力が低下して、穀粒の処理が行えないことがあ
り、このために、所定時間が経過後でないと、閉側へ制
御しないと共に、水温上昇時のエンジン6の保護を目的
としたものである。
【0047】前記自動アクセル制御において、前・後穀
稈センサ22a,22bが穀稈を検出しなくなって「O
FF」となり、更に走行装置2の停止が検出されたとき
に、エンジン6の回転数は、制御装置11へ設定して記
憶させた所定回転数より、高回転数を検出したときに
は、低回転数にすべくアクセルレバー7は、閉側(低速
側)へ出力制御する構成である。
【0048】これにより、前記エンジン6の水温上昇時
は、そのまま高回転数を保って作業を継続すると、この
エンジン6は致命的な破損を招くことがあるが、これを
未然に防止することができる。前記自動アクセル制御な
おいて、自動アクセル制御中で、刈脱ワンレバー28は
「入」状態で、前・後穀稈センサ22a,22bは「O
N」状態で、走行装置2は走行中のときに、水温センサ
21が検出する水温は、水温上昇を検出のときは、エン
ジン6の回転数は、制御装置11へ設定して記憶させた
所定量低回数に変更すべくアクセルレバー7は、閉側
(低速側)へ出力制御する構成である。
【0049】これにより、前記エンジン6の水温上昇時
は、そのまま高回転数を保って作業を継続すると、この
エンジン6は致命的な破損を招くことがあるが、これを
未然に防止することができる。前記自動アクセル制御に
おいて、自動アクセル制御中で、排出レバーは「入」状
態で、穀粒排出作業中で、水温センサ21が検出する水
温は、水温上昇を検出のときには、エンジン6の回転数
は、制御装置11へ設定して記憶させた所定量低回転に
変更すべくアクセルレバー7は、閉側(低速側)へ出力す
る構成である。
【0050】これにより、前記エンジン6の水温上昇時
は、そのままの高回転数を保って作業を継続すると、こ
のエンジン6は致命的な破損を招くことがあるが、これ
を未然に防止することができる。前記コンバイン1の表
示装置44は、図8、および図9で示す如く箱形状の表
示枠体45の表面部には、液晶表示部46を設け、この
液晶表示部46の上側面には、等分割したタッチパネル
スイッチ47aによるタッチパネル47を設け、箱体の
一側面には、電源、及び通信用のラインコネクタ48を
設けると共に、箱体内には、マイクロコンピュータ49
を設けた構成であり、47bはタッチパネルスイッチ4
7a用の信号線である。
【0051】前記表示装置44のCPU50には、図9
で示す如くタッチパネル47のタッチパネルスイッチ4
7aの操作と、プログラムメモリ51aと、EEPRO
M51aと、通信、及び電源等が入力される構成であ
る。これらの入力により、CPU50で液晶表示部46
へ各種表示、及び操作装置10の制御装置11へ各種の
通信が入力される構成である。
【0052】前記表示装置44は、液晶表示モニタとし
て、内装したマイクロコンピュータ49による表示制
御、又、タッチパネル47のタッチスイッチ機能によ
り、画面のタッチパネルスイッチ47a上を表面から触
れることにより、入力信号制御、及び入出力情報の通信
伝達を可能とした構成である。
【0053】従来は、マルチイとして、排出装置26の
情報、各種スイッチ31a,31b,31c等の操作情
報、各種センサ21,22a,22b等の異情報を表示
する機能を持っていたが、これ以外に、この発明によ
り、プログラミングによる入出力機能の追加が可能とな
り、従来は操縦席19上で各種スイッチ類の統合、及び
それらに付随するハーネス類の削減、又は制御装置11
等をチェックするマイコンチェッカ等の外部装置機能が
不用となった。
【0054】前記表示装置44の液晶表示部46に設け
た切換スイッチ52の操作により、図10で示す如く標
準モードの表示と、図11で示す如くセンサチェックモ
ードの表示と、図12で示す如くセンサ調整モードの表
示との3種類のモード選択を可能とし、それぞれ表示
と、入力を可能とし、更に入力情報は信号化し、通信デ
ータとして、操作装置10の制御装置11へ送受信する
構成である。
【0055】前記標準モード表示は、図10で示す如く
表示エリア46a内へ表示する構成であり、センサチェ
ックモード表示と、センサ調整モード表示とは、図1
1、図12で示す如く表示窓46bへ表示する構成であ
る。これにより、プログラミングによる入出力機能の追
加により、従来の操縦席19上の各種スイッチ類の統
合、及びそれらに付随するハーネスの削減、又はマイコ
ンチェッカ等の外部装着機能が不用となって、コスト低
減、及び操作が簡単である。
【0056】前記表示装置44において、液晶表示部4
6の切換スイッチ52の操作により、標準モードの表示
を選択のときは、従来の操作装置10の表示装置33の
表示部33aへ表示しているエンジン6の回転数と、燃
料表示と、アワメータと、排出装置26の穀粒情報を表
示すると共に、従来の自動スイッチ類、及びダイヤル類
である、左右水平スイッチ53a、前後水平スイッチ5
3b、湿田スイッチ53c、扱深標準スイッチ53d、
畦際スイッチ54a、方向スイッチ54b、刈高スイッ
チ54c、アクセルスイッチ54d、オートリフトスイ
ッチ55a、唐箕ダイヤル55b、シーブダイヤル55
c、刈高調節ダイヤル55dを画面中にグラフィック表
示し、これら各スイッチ上を触れることにより、これら
各スイッチのON→OFF、及びOFF→ONを可能と
すると共に、これらの情報を内装したマイクロコンピュ
ータ49へ記憶し、信号化処理して、操作装置10の制
御装置11へ通信する構成である。
【0057】前記表示装置44の切換スイッチ52の操
作によって、標準モードの表示を選択したときの作用に
ついて、図13で示す如くフローチャートに沿って説明
すると、収穫作業がスタートされ(S−401)、(S
−402)へ進み、(S−402)〜(S−411)は
図示の如く制御され、通信が開始され(S−412)、
リターンする構成である(S−413)。
【0058】これにより、プログラミングによる入出力
機能の追加により、従来の前記操縦席9上の各スイッチ
類の統合を行い、現在のスイッチ類の廃止を行うと共
に、それに付随するハーネス等の削減も行うことができ
てコスト低減、及び操作が簡単である。
【0059】前記表示装置44において、液晶表示部4
6の切換スイッチ52の操作により、センサ調整モード
の表示を選択のときは、各センサ21,22a,22
b,23a等の調整情報を表示すると共に、画面上のタ
ッチパネルスイッチ47aで各調整用のセンサ21,2
2a,22b,23aの入力状況を操作装置10の制御
装置11からの通信データを介して表示すると共に、表
示装置44から調整実行入力により、調整信号、及び調
整データを通信データとして、操作装置10の制御装置
11へ送信し、この制御装置11内の調整データを更新
する構成である。
【0060】前記表示装置44の切換スイッチ52の操
作によって、センサ調整モードの表示を選択したときの
作用について、図14で示すフローチャートに沿って説
明すると、収穫作業がスタートされ(S−501),
(S−502)へ進み、(S−502)〜(S−51
4)は図示の如く制御され、リターンする構成である
(S−515)。
【0061】これにより、プログラミングによる入出力
機能を追加したことにより、従来のマイコンチェッカ等
の外部機器で行なっていた機能は、前記表示装置44で
行うことができる。又、マイコンチェッカは不用とな
り、コスト低減、及び操作が簡単である。
【0062】前記表示装置44において、液晶表示部4
6の切換スイッチ52の操作により、センサチェックモ
ードの表示を選択したときは、各センサ21,22a,
22b,23a等の異常情報を表示すると共に、画面上
のタッチパネルスイッチ47aの選択で各スイッチ、及
び各センサの入力チェック状況を操作装置10の制御装
置11から通信データを介して表示すると共に、モー
タ、及び油圧機器への出力チェックを制御装置11へ通
信信号にして指示する構成である。
【0063】前記表示装置44において、液晶表示部4
6の切換スイッチ52の操作により、センサチェックモ
ードの表示を選択したときの作用ついて、図15で示す
フローチャートに沿って説明すると、収穫作業がスター
トされ(S−601),(S−602)へ進み、(S−
602)〜(S−614)は図示の如く制御され、リタ
ーンする構成である(S−615)。
【0064】これにより、プログラミングによる入出力
機能を追加したことにより、従来のマイコンチェッカ等
の外部機器で行っていた機能は、前記表示装置44で行
うことができる。又、マイコンチェッカは不用となり、
コスト低減、及び操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 フローチャート図
【図2】 フローチャート図
【図3】 フローチャート図
【図4】 エンジンの回転数制御部の拡大側面図
【図5】 操作装置部の拡大平面図
【図6】 ブロック図
【図7】 コンバインの全体側面図
【図8】 他の実施例を示す図で、表示装置部の拡大
平面図
【図9】 他の実施例を示す図で、ブロック図
【図10】 他の実施例を示す図で、表示装置の作用図
【図11】 他の実施例を示す図で、表示装置の作用図
【図12】 他の実施例を示す図で、表示装置の作用図
【図13】 他の実施例を示す図で、フローチャート図
【図14】 他の実施例を示す図で、フローチャート図
【図15】 他の実施例を示す図で、フローチャート図
【符号の説明】
2 走行装置 3 刈取機 4 脱穀機 6 エンジン 7 アクセルレバー 8 アクセル用モータ 9 アクセルレバー自動操作手段 11 制御装置 13 穀粒貯留タンク 21 水温センサ 22a 前穀粒センサ 22b 後穀粒センサ 23a 車速センサ 24 主変速レバー 26 排出装置 27 排出レバー 28 刈脱ワンレバー

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 走行装置2の前部に穀稈を刈取る刈取機
    3と、刈取り穀稈の供給を受けて脱穀する脱穀機4と、
    走行装置2の走行速度を切換する主変速レバー24と、
    穀粒貯留タンク13内の穀粒を排出装置26で排出のと
    きに操作する排出レバー27と、走行装置2等を回転駆
    動させるエンジン6の回転数を調節するアクセルレバー
    7を回動操作するアクセル用モータ8と、該アクセル用
    モータ8を出力してアクセルレバー7を自動調節制御に
    切換えてエンジン6の回転数制御を自動アクセル制御に
    切換えるアクセルレバー自動操作手段9等を設けたコン
    バインにおいて、該アクセルレバー自動操作手段9がO
    N状態で、排出レバー27は排出位置へ操作し、主変速
    レバー24は前進位置、又は後進位置であり、走行車速
    を検出する車速センサ23aが検出した検出車速が所定
    車速以上の検出に基づいてアクセルレバー7は自動閉側
    へ切換制御する制御装置11を設けたことを特徴とする
    コンバインのエンジン制御装置。
  2. 【請求項2】 前記刈取機3は始動及び停止操作可能に
    設け、刈取り走行中の刈取り停止操作後に該刈取機3の
    前後部設けて刈取り穀稈移送の有無を検出する前穀稈セ
    ンサ22aは「OFF」状態で、後穀稈センサ22bは
    「OFF」状態へ作動後に所定距離走行時は、脱穀機4
    が作動中か否かに関係なく走行装置2の走行速度を変速
    する主変速レバー24の操作量に基づいたエンジン6回
    転数にすべくアクセルレバー7を自動開閉へ切換制御す
    る制御装置11を設けたことを特徴とする請求項1に記
    載のコンバインのエンジン制御装置。
  3. 【請求項3】 前記エンジン6の水温を検出する水温セ
    ンサ21を設け、穀粒排出のときに操作する排出レバー
    27と、脱穀機4を始動、及び停止操作する刈脱ワンレ
    バー28とは「切」操作で走行中に、水温センサ21が
    水温上昇を検出のときは、エンジン6の回転数は所定の
    低回転数より高回転数のときには、所定の低回転数にす
    べくアクセルレバー7を自動閉側へ切換制御する制御装
    置11を設けたことを特徴とする請求項1、又は請求項
    2に記載のコンバインのエンジン制御装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108040579A (zh) * 2017-12-20 2018-05-18 广西柳工农业机械股份有限公司 一种智能收割控制系统
JP2020162426A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 井関農機株式会社 コンバイン
JP7421699B2 (ja) 2021-10-28 2024-01-25 井関農機株式会社 コンバイン

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN108040579A (zh) * 2017-12-20 2018-05-18 广西柳工农业机械股份有限公司 一种智能收割控制系统
JP2020162426A (ja) * 2019-03-28 2020-10-08 井関農機株式会社 コンバイン
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