JP4356142B2 - コンバインのアクセル制御装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、コンバインのような作業車のアクセル制御装置に関するもので、走行する移動用作業車の技術分野に属する。
【0002】
【従来の技術】
車高上下可能で、作業状態によりエンジン回転を設定すべくアクセル制御可能なコンバインにおいて、車体が停止し、各作業部が作業の中断若しくは終了して非作業状態にあるときは、自動的にエンジンの回転をスロ−に落し、アイドリング化することを課題としている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
コンバインが傾斜地での停車である場合には、車高を低くした方が安全であるが、この車高を低くする前にエンジンをアイドリング化すれば車高操作がスム−スに行い難い。本発明は、かかる問題点を解消することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上述した課題を解決するために、次の如き技術的手段を講じた。
すなわち、コンバインに設ける各作業部に、該各作業部が作業状態にあるか非作業状態にあるかを検出する検出装置を設け、該検出装置の検出結果に基づく制御装置からのアクセルレバー(14)の自動開閉操作出力によってエンジンの回転を制御する構成とし、刈取作業部(4)および脱穀装置(3)のクラッチを作動させる刈取脱穀クラッチレバー(17)がオペレータの手動操作によって切り操作された状態にあること、又はグレンタンク(10)内の穀粒を機外に取り出す排出オーガ(12)のクラッチを入り作動させる籾排出レバー(11)が手動操作によってクラッチ切り操作された状態にあること、又は油圧無段変速装置(HST)を変速作動して車体の走行制御を行う走行制御レバー(18)が手動操作によって中立位置に位置して車体が非作業状態となる停車状態にあることを前記検出装置で検出した場合に、エンジン回転を自動的にアイドリング状態とすべく制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、この各作業部でのエンジンアイドリング条件が成立した状態にあっても、車高が上げ状態にあるときには制御装置からの自動出力で車高を所定位置まで自動的に下げてからエンジン回転をアイドリング状態とすべくアクセルを制御し、このアイドリング状態のアクセル制御が行なわれている状態で車高上下スイッチ(8)の手動操作または車体傾斜スイッチ(19a,19b)の手動操作または刈取昇降レバー(7)による刈取作業部(4)の上げの手動操作があれば制御装置からの自動出力でエンジン回転を2000rpm以上にするようにアクセルを制御し、この車高上下スイッチ(8)の手動操作または車体傾斜スイッチ(19a,19b)の手動操作または刈取昇降レバー(7)による刈取作業部(4)の上げの手動操作の一度目の操作終了後2秒以内に、再度、該車高上下スイッチ(8)の手動操作または車体傾斜スイッチ(19a,19b)の手動操作または刈取昇降レバー(7)による刈取作業部(4)の上げの手動操作が無い場合に再びアイドリング状態とすべく制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、脱穀クラッチが入りとなった作業状態であっても、圃場の穀稈を検出する穀稈センサが穀稈を検出せずにOFFすることで刈取作業部(4)が非作業状態となる最上昇位置に自動的に上昇して回転停止し且つ穀稈センサがOFFすることで脱穀フィードチェン(20)が自動的に停止した状態で、刈取昇降レバー(7)による手動での車体の旋回操作が無い場合には、走行制御レバー(18)の手動操作量に従ってエンジン回転を設定するように制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、前記穀稈センサがOFFすることで刈取作業部(4)が自動的に回転停止するまで又は穀稈センサがOFFすることで脱穀フィードチェン(20)が自動的に停止するまでに刈取昇降レバー(7)による1回以上の手動での車体の旋回操作が検出された場合には、刈取脱穀クラッチレバー(17)が手動で入り操作されることで自動的に定格回転になったエンジン回転を維持するように制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、前記籾排出レバー(11)をクラッチ入り状態に手動操作することによって制御装置からの自動出力でエンジン回転を定格回転に設定した後、グレンタンク(10)内に貯留された穀粒を検出する最上位の籾センサーと中間位置の籾センサーと最下位の籾センサーとのうちの最下位の籾センサーが穀粒を検出せずにOFFしてから一定時間経過後に油圧無段変速装置(HST)が手動操作されていない場合に、エンジン回転をアイドリング状態とすべく制御装置からの自動出力でアクセルを制御する構成としたことを特徴とするコンバインのアクセル制御装置としたものである。
【0005】
【発明の効果】
本発明によれば、停車時の車高が上げ状態ならば、車高を必ず下げてからエンジンをアイドリング化するものであるから、傾斜地での停車時の安全確保が容易であると共に、オペレ−ターの乗降をし易くし、かつ、無駄な燃料消費を軽減することができる。
また、車高または車体傾斜の操作は油圧機器の操作も伴うため、動作時にはある程度エンジン回転がないとスム−スに作動しないが、一旦エンジン回転を上げてやることで、この問題点を解決することができる。
また、一般に、脱穀クラッチ入り時はエンジン回転を常に定格に設定するが、刈取停止中で、特に機体が旋回をしていなければその必要性はない。本発明によれば、機体が移動状態にあることを自動的に判断し、その移動に適したエンジンのアクセル制御が行なえる。
また、穀稈センサOFF後、刈取停止までに刈取昇降レバー(7)による旋回操作を1回以上検出した場合に、エンジン回転を定格回転に維持するように制御することによって、事前に旋回の可能性を察知して走行の支障をなくすことができる。
また、通常は、籾排出レバ−(11)がクラッチ切り操作されてからアイドリング化するが、排出作業時はオペレ−タが操作席を離れていることも見受けられるので、クラッチ切りまで、エンジン回転を定格状態に保つと、籾排出レバ−(11)が操作されるまで無駄な燃料消費が起こる。これに対し、本発明によれば、不要な燃料消費を軽減できるほか、負荷が軽くなって機体が走行してしまう等の危険も防止できる。
【0006】
【発明の実施の形態】
作業車の1実施態様としてコンバインの構成例について説明する。
走行車体1は、接地部にクロ−ラ2、2を巻回して走行装置を構成し、上部には脱穀装置3を搭載している。そして、走行車体1の前方には、穀稈を引起し刈取って前記脱穀装置3に搬送供給する刈取作業部4を昇降可能に装備している。
【0007】
この刈取作業部4は、車体1に対し上下回動自由に枢着された刈取支持フレ−ム5によって支持され、油圧によって伸縮する昇降シリンダ−6によって昇降する構成としている。昇降シリンダ−6は刈取昇降レバ−(パワステ)7の前後揺動操作により制御するよう連動構成している。このパワステ7の左右の揺動操作では機体の方向制御及び旋回制御を行なう構成である。
【0008】
このコンバインには、車体1に対して左右のクロ−ラ2,2を上下方向に昇降制御することにより車高調節が可能な車高制御装置を備えている。この車高上下制御は、車高上下スイッチ8の操作により制御する構成としている。
運転部9の後方には脱穀された穀粒を貯溜するグレンタンク10が搭載され、このタンク内に貯溜される穀粒が満杯になると、籾排出レバ−11の操作によりクラッチ入りとし、排出オ−ガ12を介して機外に取り出す構成としている。
【0009】
また、運転部9の下方にはエンジン13が搭載され、アクセルレバ−(スロットルレバ−14)の操作によりスロットルワイヤ−15を介してエンジンの回転が任意に制御される構成である。
各作業部には、各作業部が作業状態であるか非作業状態であるかを検出できる検出装置を設ける構成とし、そして、その検出装置の検出結果に基づき制御モ−タ16を介してアクセルレバ−14の自動開閉操作を行い、エンジンの回転制御が自動的に行われるよう関連構成する。すなわち、例えば、刈取脱穀クラッチレバ−17が切り操作状態にあるか、籾排出レバ−11がクラッチ切り操作状態にあるか、油圧無段変速装置(HST)の操作により車体を走行制御するHSTレバ−(走行制御レバー)18が中立位置にあって、車体が停車状態にあるかを検出装置により検出すると、自動的にエンジンをアイドリング状態に制御する制御装置を設ける。このように各作業部でのエンジンアイドリング条件が成立した状態にあっても、車高が上げ状態にある時には、アイドリング化は成り立たず、車高を所定位置まで下げれば、車高の下げ位置を検出することで始めてアイドリング状態に自動制御される構成である。
【0010】
なお、かかるアクセル制御回路中には、車高下げ前の車高ポジションを記憶する回路を設け、再度、HSTの操作があれば、エンジン回転上昇後、元の位置まで車高を上昇させる構成とする。したがって、オペレ−タの手を煩わせることなく車高を元位置に戻すことができ、また、アクセルとの連動により車高はスム−スに上昇する。
【0011】
次に図6に示す実施例につき説明する。
アクセル制御可能なコンバインにおいて、刈取脱穀クラッチレバ−17、籾排出レバ−11のクラッチ切り操作状態、HSTレバ−18の中立、停車中において、エンジン回転がアイドリングとなるようアクセル制御が行われている時、車高(車高上下スイッチ8)または車体傾斜(車体傾斜スイッチ19a,19b)の手動スイッチ操作があれば、エンジンを2000rpm以上に設定すべくアクセル制御を行い、各スイッチ操作後2秒間操作なければ、再びアイドリングにすべくアクセル制御する構成である。
【0012】
車高または車体傾斜の操作は油圧機器の操作も伴うため、動作時にはある程度エンジン回転がないと、スム−スに作動しない。そこで、上記のように一旦エンジン回転を上げてやることで、かかる問題点を解決することができる。
図7に示す実施例につき説明する。
アクセル制御可能なコンバインにおいて、刈取脱穀クラッチレバ−17、籾排出レバ−11のクラッチ切り操作状態、HSTレバ−18の中立、停車中において、エンジン回転がアイドリングとなるようアクセル制御が行われている時、刈取昇降レバ−7による刈取り上げ操作があれば、エンジンを2000rpm以上に設定すべくアクセル制御を行い、操作後2秒間操作なければ、再びアイドリングにすべくアクセル制御を行う構成である。
【0013】
刈取上げの操作は、上記の車高若しくは車体傾斜の操作と同様に油圧機器の操作も伴うため、動作時にはある程度のエンジン回転が必要である。そこで、上記と同様にエンジン回転を上げてやることで、昇降シリンダ−をスム−スに作動させることができる。
図8に示す実施例について説明する。
【0014】
刈取脱穀クラッチレバ−17の操作による脱穀クラッチ入りでエンジン回転定格を保持し、また、HSTの操作によってエンジン回転を設定してアクセルを制御し得るコンバインにおいて、脱穀クラッチ入りであっても、穀稈センサOFF後,刈取部が上昇して最上昇位置(この時刈取部の回転停止)にあり、かつ、脱穀フイ−ドチエン20が停止していてパワステ7による左右操作(旋回操作)がない時は、HSTの操作、つまり、HSTレバ−18の操作量に従ってエンジン回転を設定すべくアクセル制御を行なう構成である。
【0015】
一般に、脱穀クラッチ入り時はエンジンを常に定格に設定するが、刈取停止中で、特に機体が旋回をしていなければその必要性はない。かかる実施例では、機体が移動状態にあることを自動的に判断し、その移動に適したエンジンのアクセル制御が行なえる。
尚、上記アクセル制御可能なコンバインにおいて、穀稈センサOFF後、刈取停止またはフイ−ドチエン停止までにパワステによる旋回操作を1回以上検出時は、エンジンの定格回転を維持し続けるように制御すれば、事前に旋回の可能性を察知して走行の支障をなくすことができる。
【0016】
図9に示す実施例について説明する。
グレンタンク10内に貯溜される穀粒が満杯になると、籾排出レバ−11の操作によりクラッチ入りとし、排出オ−ガ12を介して機外に取り出すが、この籾排出作業時にはエンジンを定格回転に設定するが、排出オ−ガ12による排出時エンジン定格回転設定後、グレンタンク10内の籾センサ−の状態を検出し、最下位位置の籾センサ−がOFFしてから一定時間(籾排出完了の相当時間)経過後、HSTが操作されていなければ、エンジンをアイドリング状態とすべくアクセル制御を行なう構成である。
【0017】
通常は、籾排出レバ−11がクラッチ切り操作されてからアイドリング化するが、排出作業時はオペレ−タが操作席を離れていることも見受けられるので、クラッチ切りまで、エンジン定格状態を保つと、レバ−操作されるまで無駄な燃料消費が起こる。かかる実施例によれば、不要な燃料消費を軽減できるほか、負荷が軽くなって機体が走行してしまう等の危険も防止できる。
【0018】
図10及び図11に示す実施例について説明する。
アクセル制御回路中にエンジンの回転数を検出する検出装置21を設け、アクセルレバ−14及びHSTレバ−18によるレバ−位置ポジションセンサ14S,18Sの検出結果により、アクセルレバ−高低調節モ−タ14M,HSTレバ−増減調節モ−タ18Mを介してエンジン回転数制御を行うコンバインにおいて、刈取終了後の旋回時は、特に走行負荷によりエンジン回転数の変動が著しい。エンジン回転数が高ければアクセルレバ−を低側に調節してしまう(このため、旋回時の選別性能が低下する。)ので、この際にはアクセルレバ−低側への調節を抑制あるいは遅延させるよう構成する。
【0019】
刈取終了後の旋回作業では、走行負荷等によりエンジン回転数の変動が著しい。このため、アクセルレバ−高低の調節出力回数が多くなっており、選別性能及びモ−タ、調節装置の耐久性が悪くなり、オペレ−タにはエンジン回転数の変動による不快音となっている。かかる実施例によれば、上記課題を解決し、選別性能を高く維持すると共に、エンジンのふき上がり、エンジンストップをひきおこすこともなく、旋回時のアクセル制御性能の向上を図ることができる。
【0020】
以上のように、コンバインは、回転各部が伝動されると、走行車体を前進しながら圃場の穀稈の刈取脱穀作用を行う。すると、穀稈は、刈取作業部4によって引起され、株元が刈取られ、順次上方に搬送されて脱穀装置3に供給される。そして、穀稈は、フイ−ドチエン20により移送されながら脱穀装置3によって脱穀作用を受けて選別された穀粒がグレンタンク10内に貯溜される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施例であって、側面図である。
【図2】 本発明の実施例であって、正面図である。
【図3】 本発明の実施例であって、平面図である。
【図4】 本発明の実施例であって、斜面図である。
【図5】 本発明の実施例であって、フロ−チャ−トである。
【図6】 本発明の実施例であって、フロ−チャ−トである。
【図7】 本発明の実施例であって、フロ−チャ−トである。
【図8】 本発明の実施例であって、フロ−チャ−トである。
【図9】 本発明の実施例であって、フロ−チャ−トである。
【図10】 本発明の実施例であって、コントロ−ラブロック図である。
【図11】 本発明の実施例であって、フロ−チャ−トである。
【符号の説明】
1 走行車体
2 クロ−ラ
3 脱穀装置
4 刈取作業部
5 刈取支持フレ−ム
6 昇降シリンダ
7 刈取昇降レバ−(パワステ)
8 車高上下スイッチ
9 運転部
10 グレンタンク
11 籾排出レバ−
12 排出オ−ガ
13 エンジン
14 アクセルレバ−
15 スロットルワイヤ−
16 制御モ−タ
17 刈取脱穀クラッチレバ−
18 HSTレバ−(走行制御レバー)
19a 車体傾斜スイッチ
19b 車体傾斜スイッチ
20 脱穀フィードチェン
HST 油圧無段変速装置
Claims (1)
- コンバインに設ける各作業部に、該各作業部が作業状態にあるか非作業状態にあるかを検出する検出装置を設け、該検出装置の検出結果に基づく制御装置からのアクセルレバー(14)の自動開閉操作出力によってエンジンの回転を制御する構成とし、刈取作業部(4)および脱穀装置(3)のクラッチを作動させる刈取脱穀クラッチレバー(17)がオペレータの手動操作によって切り操作された状態にあること、又はグレンタンク(10)内の穀粒を機外に取り出す排出オーガ(12)のクラッチを入り作動させる籾排出レバー(11)が手動操作によってクラッチ切り操作された状態にあること、又は油圧無段変速装置(HST)を変速作動して車体の走行制御を行う走行制御レバー(18)が手動操作によって中立位置に位置して車体が非作業状態となる停車状態にあることを前記検出装置で検出した場合に、エンジン回転を自動的にアイドリング状態とすべく制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、この各作業部でのエンジンアイドリング条件が成立した状態にあっても、車高が上げ状態にあるときには制御装置からの自動出力で車高を所定位置まで自動的に下げてからエンジン回転をアイドリング状態とすべくアクセルを制御し、このアイドリング状態のアクセル制御が行なわれている状態で車高上下スイッチ(8)の手動操作または車体傾斜スイッチ(19a,19b)の手動操作または刈取昇降レバー(7)による刈取作業部(4)の上げの手動操作があれば制御装置からの自動出力でエンジン回転を2000rpm以上にするようにアクセルを制御し、この車高上下スイッチ(8)の手動操作または車体傾斜スイッチ(19a,19b)の手動操作または刈取昇降レバー(7)による刈取作業部(4)の上げの手動操作の一度目の操作終了後2秒以内に、再度、該車高上下スイッチ(8)の手動操作または車体傾斜スイッチ(19a,19b)の手動操作または刈取昇降レバー(7)による刈取作業部(4)の上げの手動操作が無い場合に再びアイドリング状態とすべく制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、脱穀クラッチが入りとなった作業状態であっても、圃場の穀稈を検出する穀稈センサが穀稈を検出せずにOFFすることで刈取作業部(4)が非作業状態となる最上昇位置に自動的に上昇して回転停止し且つ穀稈センサがOFFすることで脱穀フィードチェン(20)が自動的に停止した状態で、刈取昇降レバー(7)による手動での車体の旋回操作が無い場合には、走行制御レバー(18)の手動操作量に従ってエンジン回転を設定するように制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、前記穀稈センサがOFFすることで刈取作業部(4)が自動的に回転停止するまで又は穀稈センサがOFFすることで脱穀フィードチェン(20)が自動的に停止するまでに刈取昇降レバー(7)による1回以上の手動での車体の旋回操作が検出された場合には、刈取脱穀クラッチレバー(17)が手動で入り操作されることで自動的に定格回転になったエンジン回転を維持するように制御装置からの自動出力でアクセルを制御し、前記籾排出レバー(11)をクラッチ入り状態に手動操作することによって制御装置からの自動出力でエンジン回転を定格回転に設定した後、グレンタンク(10)内に貯留された穀粒を検出する最上位の籾センサーと中間位置の籾センサーと最下位の籾センサーとのうちの最下位の籾センサーが穀粒を検出せずにOFFしてから一定時間経過後に油圧無段変速装置(HST)が手動操作されていない場合に、エンジン回転をアイドリング状態とすべく制御装置からの自動出力でアクセルを制御する構成としたことを特徴とするコンバインのアクセル制御装置。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17864099A JP4356142B2 (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | コンバインのアクセル制御装置 |
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---|---|---|---|
JP17864099A JP4356142B2 (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | コンバインのアクセル制御装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2001012273A JP2001012273A (ja) | 2001-01-16 |
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Family
ID=16052004
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP17864099A Expired - Fee Related JP4356142B2 (ja) | 1999-06-24 | 1999-06-24 | コンバインのアクセル制御装置 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP4356142B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US9598079B2 (en) | 2014-06-11 | 2017-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control device |
US9790911B2 (en) | 2014-06-11 | 2017-10-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control device |
-
1999
- 1999-06-24 JP JP17864099A patent/JP4356142B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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US9598079B2 (en) | 2014-06-11 | 2017-03-21 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control device |
US9790911B2 (en) | 2014-06-11 | 2017-10-17 | Toyota Jidosha Kabushiki Kaisha | Engine control device |
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JP2001012273A (ja) | 2001-01-16 |
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